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JP4976109B2 - Sipメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置、通信装置およびsipメッセージ圧縮解凍方法 - Google Patents

Sipメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置、通信装置およびsipメッセージ圧縮解凍方法 Download PDF

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Description

本発明は、SIP(Session Initiation Protocol)シグナリングの圧縮技術に関するものであり、特に、通信装置へ実装するSIPメッセージを圧縮するためのモジュールおよびSIPメッセージを解凍するためのモジュールを生成する圧縮解凍モジュール生成装置およびSIPメッセージの圧縮および解凍を行う通信装置に関するものである。
SIP(Session Initiation Protocol)は音声や映像などマルチメディアのセションを確立するためのプロトコルであり、IETF(The Internet Engineering Task Force)RFC2543で規定されている。SIPで使用するメッセージはHTTPと同じくテキストで規定されているため、メッセージは一般的に大きなサイズになり、帯域の小さな通信環境での使用する場合、呼設定時間の増大や帯域の浪費などが問題となる。そのため、SIPシグナリングの圧縮技術である“Signaling Compression”(以下、SigCompと記載する)が規定されている(下記非特許文献1参照)。
図12は、SigCompのアーキテクチャを示す図であり、SIPアプリケーション(SIP Application)91、UDPやTCPなどのSIPメッセージのトランスポートレイヤ(Transport Layer)92、およびRFC3320で規定されたSigCompモジュール93により構成される。また、SigCompモジュール93は、送信メッセージの配送部(Dispatcher)94a、受信メッセージの配送部(Dispatcher)94、配送部94によってSIPセッションなどグループ単位で生成起動され、メッセージの圧縮を行なう圧縮部(Compressor)96、配送部(Dispatcher)95によってメッセージ毎に生成されUDVM(Universal Decompressor Virtual Machine)としてメッセージの解凍を行なう解凍部(Decompressor)97およびUDVMのコードや利用する辞書などをStateとして管理する状態管理部(State Handler)98を含んでいる。
また、SigCompでは圧縮解凍アルゴリズムは規定されていないが、暗黙的にはDeflateなどの圧縮アルゴリズムが利用される(例えば、下記非特許文献2参照)。SigCompにおいて、解凍はUDVM(いわゆる仮想マシン)で行われ、そのUDVMコードは、圧縮サイドが最初のSIPメッセージに乗せて相手側(解凍を行う側)へ送信する。または、解凍側で初期的にUDVMコードを状態として静的に持つ。
一方、SIPとは異なるが、同様のテキストとなるXMLデータの圧縮手法が下記特許文献1に記載されている。下記特許文献1に記載の技術においては、まず、XMLの構文を解析し、テキストデータ部と構造を示す構文部に分離する。そして、Deflateなどを使用してテキストデータ部を圧縮し、また、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)転送構文を使用して構文部を圧縮した後、両者をマージすることによりXMLデータを圧縮する。
特開2002−244894号公報 R.Price、C.Bormannほか著「RFC 3320:Signaling Compression(SigComp)」IETF,2003年1月、P5〜15 A.Surtees、M.West著「RFC 4464:Signaling Compression(SigComp) Users'Guide」IETF,2006年5月、P12〜31
従来のSigCompの標準ではDeflateなどSIPの構造を意識しない圧縮を行なうため、圧縮効率が良くないという問題があった。下記URLにおいてOpenSigcomプロジェクトが発行する「osc_characteristics_0-1.pdf」には、Deflate適用時のサイズが平均77%まで圧縮できると記載されている。しかしながら、圧縮時のメッセージサイズ、とりわけINVITEメッセージのサイズは100〜500バイトであり圧縮効率は十分ではない。
http://www.opensigcomp.org/osc_characteristics_0-1.pdf
また、テキストベースであるSIPメッセージの大きさの問題は、「http://www.tspt.net.et/documentation/VOIP/H_323versusSIP.htm」でも分析がなされている。ここでは、テキストベースであるSIPメッセージをDeflateで圧縮するのに対して、ASN.1転送構文のPERエンコードのプロトコルを定義すればよりサイズが小さくなることが示唆されている。
このように従来のSIPメッセージの圧縮手法は十分ではなく、とくに衛星通信など帯域の小さい通信システムにSIPを適用する場合に、帯域の効率的利用と呼設定時間の観点から問題になる。
また、上記特許文献1に記載の技術では、ASN.1転送構文のPERエンコーディングを圧縮のために使用しているため、XML構文に対して優れた圧縮効率が得られる。なお、ASN.1の規定は、「ITU-T X.680 Information technology Abstract Syntax Notation One(ASN.1):Specification of basic notation」で定められたものであり、PERについては「ITU-T X.691 Information technology-ASN.1 encoding rules:Specification of Packed Encoding Rules(PER)」によって定められたものである。
しかしながら、この上記特許文献1に記載の技術には二つの問題がある。一つはリアルタイム性の問題である。上記特許文献1に記載の技術はXMLデータをHDDに圧縮保存することを第一ターゲットにしており、「XML(テキスト)」→「ASN.1抽象構文(テキスト)」→「ASN.1転送構文(バイナリ)」というステップで圧縮する。このような、中間段階としてターゲットを「ASN.1抽象構文(テキスト)」に置き換える処理は、通信のようなリアルタイム処理にはマッチしない、という問題がある。
また、SIPとSigCompとの整合性の問題がある。すなわち、上記特許文献1に記載されたルーチンは、SigCompモジュールの圧縮・解凍アルゴリズムとして動作することができない、という問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、従来よりも高効率にSIPメッセージを圧縮することが可能、かつリアルタイム性を損なわずにSIPメッセージを圧縮および解凍することが可能なSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを生成するSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置を得ることを目的とする。
また、SIPメッセージの標準圧縮メカニズムであるSigCompに対して適用可能なSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを生成するSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、SIPシグナリングを行う通信装置が実装するSIPメッセージの圧縮モジュールおよび解凍モジュールを生成するSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置であって、SIPメッセージをASN.1(Abstract Syntax Notation One)抽象構文のテキストとして定義したSIPメッセージ定義情報に基づいて、ASN.1抽象構文に対応するSIPメッセージのバイナリ構造とASN.1転送構文に対応するSIPメッセージのバイナリ構造とを相互に変換するためのプログラムのソースコードを生成する第1のソースコード生成手段と、SIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応を示す対応定義情報に基づいて、テキストで定義されたSIPメッセージとASN.1抽象構文に対応するメッセージのバイナリ構造とを相互に変換するためのプログラムのソースコードを生成する第2のソースコード生成手段と、前記第1のソースコード生成手段および前記第2のソースコード生成手段が生成したソースコードに基づいて、テキストで定義されたSIPメッセージとASN.1転送構文に対応するメッセージのバイナリ構造とを相互に変換するためのSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを生成するモジュール生成手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、SIPメッセージをASN.1抽象構文のテキストとして定義した情報(SIPメッセージ定義情報)、およびテキストで表現されるSIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応情報(対応定義情報)に基づいて、SIPメッセージの圧縮効率を大きく向上させることが可能なASN.1転送構文を利用したSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを生成するので、リアルタイム性を損なうことなく通信装置におけるSIPメッセージの圧縮効率を向上させることが可能となる、という効果を奏する。
以下に、本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の実施の形態1の構成例を示す図である。このSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置は、第1のソースコード生成手段である標準変換プログラムソースコード生成部1と、第2のソースコード生成手段である独自変換プログラムソースコード生成部2と、モジュール生成手段である圧縮/解凍モジュール生成部3とを備える。そして、このSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置は、IETFにおいて規定されたSIP標準のテキストメッセージをASN.1転送構文のバイナリメッセージに圧縮するために必要なプログラムを生成する。また、逆にASN.1転送構文で送信されたSIPのバイナリメッセージを、SIP標準のテキストメッセージに解凍するためのプログラムを生成する。そして、これらのSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュール(プログラム)を、呼制御プロトコルとしてSIPを使用する無線通信システムを構成する通信装置へ実装することにより、帯域を効率的に利用することが可能となる。以下に、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の動作を説明する。
まず、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作を図1に基づいて説明する。図1において、11はSIPメッセージをASN.1抽象構文のテキストとして定義したもの(以下、「SIPメッセージ定義情報」と呼ぶ)である。SIPメッセージの定義例の一部を図2に示す。
そして、図1に示したように、標準変換プログラムソースコード生成部1は、SIPメッセージ定義情報11を入力とし、この入力された情報に基づいて、ASN.1抽象構文に対応するメッセージのバイナリ構造とASN.1転送構文に対応するメッセージのバイナリ構造とを変換するプログラムのソースコードを生成出力する。図1に示した13および14は上記標準変換プログラムソースコード生成部1によって自動生成された、「SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのヘッダ」および「SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのソースコード」である。標準変換プログラムソースコード生成部1は、たとえば、「http://www.oss.com/products/products.html」において提供されるツールを利用して実現できる。このようなツールでは、ASN.1抽象構文に対応するメッセージのバイナリ構造がCやC++の構造体の形で独自に規定されている。また、ASN.1転送構文に対応するメッセージのバイナリ構造は、例えばPERエンコーディングであれば「TU-T X.691」で規定されている。
また、図1に示した12はテキストで表現されるSIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応を示すもの(以下、「対応定義情報」と呼ぶ)である。対応定義例の一部を図3に示す。
この対応定義情報12は、SIPメッセージ構文とASN.1抽象構文を変換するプログラムを自動生成し易いように、各パラメータのマッピングを各々定義したものである。
そして、独自変換プログラムソースコード生成部2は、対応定義情報12を入力とし、この入力された情報に基づいて、テキストで定義されたSIPメッセージとASN.1抽象構文に対応するメッセージのバイナリ構造とを変換するプログラムのソースコードを生成出力する。また、独自変換プログラムソースコード生成部2は、必要に応じてSIPメッセージ定義情報11を読み込む。15および16は独自変換プログラムソースコード生成部2によって自動生成された、「SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのヘッダ」および「SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのソースコード」である。なお、SIPテキスト構文とはRFC2543で規定されたものであり、またASN.1抽象構文に対応するメッセージのバイナリ構造とは前述のものと同一である。
18は、圧縮/解凍モジュール生成部3が、標準変換プログラムソースコード生成部1および独自変換プログラムソースコード生成部2が生成したソースコード群(SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのヘッダ13,SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのソースコード14,SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのヘッダ15,SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのソースコード16)と、予め生成され保持しておいた共通部17とを対象に、コンパイルを実行して生成される圧縮モジュール(Compressor)であり、また19は、同様の方法で生成される解凍モジュール(Decompressor)である。圧縮モジュール18は、テキストで定義されたSIPメッセージをASN.1転送構文に対応するメッセージのバイナリ構造に変換する機能を持ち、解凍モジュール19は、ASN.1転送構文に対応するメッセージのバイナリ構造をテキストで定義されたSIPメッセージに変換する機能を持つ。なお、共通部17は上位および下位とのインタフェース、SIPの構文を理解するパーサなどに関するソースコードを含む。
図4は、圧縮モジュール18の構成概念図を示し、また図5は、解凍モジュール19の構成概念図を示す。なお、図4および図5中に記載された、テキストで表現されるSIPメッセージをバイナリで表現されるASN.1抽象構文へ変換する変換モジュール22(SIPテキストメッセージ→ASN.1抽象構文変換モジュール22)、およびバイナリで表現されるASN.1抽象構文をテキストで表現されるSIPメッセージへ変換する変換モジュール24(ASN.1抽象構文→SIPテキストメッセージ変換モジュール24)は、図6−1および図6−2に示すように、中間にSIPメッセージ構文とASN.1ではない独自のバイナリ表現との変換段(SIPテキスト-独自バイナリ変換部)25,26を設けて実現してもよい。一般にSIPアプリケーションは、パーサ(テキストで表現されるSIPメッセージを独自のバイナリ表現で置き換える機構)を持っている。そのため、このパーサを流用することにより図6−1および図6−2に示す変換段25,26を実現できる。
つづいて、通信装置がSIPメッセージを送受信する場合のSIPメッセージ圧縮動作および解凍動作について説明する。図7は、上記生成した圧縮モジュール18および解凍モジュール19を使用して行うSIPメッセージの送受信動作例を示す図である。図7において、31は圧縮モジュール18および解凍モジュール19を介してSIPメッセージを送受信するSIPアプリケーション(SIP Application)、32はSIPメッセージのトランスポートレイヤ(Transport Layer)である。SIPメッセージを送信する場合、SIPアプリケーション31は、圧縮モジュール18を起動して(利用して)メッセージをASN.1転送構文に変換し、変換処理の結果得られたSIPメッセージ(圧縮されたSIPメッセージ)を、トランスポートレイヤ32を使用して送信する。また、SIPアプリケーション31は、トランスポートレイヤ32から圧縮されたSIPメッセージを受信した場合、解凍モジュール19を利用して受信したSIPメッセージを解凍し、解凍の結果得られたSIPメッセージを使用する。
なお本実施の形態では、RFC2543において規定されているSIPに関するメッセージの圧縮・解凍の手法について説明を行ったが、同様の手法が、RFC2327において規定されているSDP(session description protocol)に対しても適用可能である。
このように、本実施の形態においては、SIPメッセージをASN.1抽象構文のテキストとして定義した情報(SIPメッセージ定義情報)、およびテキストで表現されるSIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応情報(対応定義情報)に基づいて、SIPメッセージの圧縮効率を大きく向上させることが可能なASN.1転送構文を利用したSIPメッセージの圧縮モジュールおよび解凍モジュールを生成することとした。これにより、リアルタイム性を損なうことなく通信装置におけるSIPメッセージの圧縮効率を向上させることが可能となる。
また、圧縮、解凍モジュールは、予め生成しておいた二つの定義ファイルに基づいて生成するため、たとえば、SIPが拡張された場合、定義ファイルの更新することによりSIPの拡張内容に柔軟に対応でき、SIPの構造を意識しないDeflateなどと同等のメンテナンス性(メンテナンスのしやすさ)を保証することができる。すなわち、SIPが拡張された場合であっても。圧縮、解凍モジュールを大きく改造する必要がない。
実施の形態2.
つづいて、実施の形態2について説明する。本実施の形態では、既存のSigComp対応のSIPプリケーションを備えた通信装置が、実施の形態1で示したSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを利用してSIPメッセージを送受信する場合について説明する。なお、通信装置自身のハードウエア構成自体は従来から存在する一般的なSIP対応の通信装置と同様である。図8は、通信装置におけるSIPテキストメッセージの標準圧縮メカニズムであるSigCompの中で、圧縮アルゴリズムとしてASN.1転送構文を使用する場合の概念図を示したものである。図8において、18aは、実施の形態1で説明したASN.1転送構文を圧縮アルゴリズムとしてとらえ、この処理をSigCompの圧縮部(Compressor)として取り込んだものである。19aは、同様のコンセプトの解凍部(Decompressor)である。また、41はSIPアプリケーション(SIP Application)、42はトランスポートレイヤ(Transport Layer)、43はSigCompモジュールである。また、SigCompモジュール43は、圧縮部18a,解凍部19aの他に、配送部(Dispatcher)44および45,状態管理部(State Handler)46を含んでいる。なお、配送部44および45,状態管理部46は、上述した図12の配送部94および95,状態管理部98と同じものである。
既存のSigComp対応のSIPプリケーションである上位のSIPアプリケーション41にとって、圧縮および解凍メカニズムが標準のメカニズム(SigComp標準)に見えることが、既存のSIP対応通信装置へASN.1転送構文を利用したSIPメッセージの圧縮モジュールおよび解凍解凍モジュールを適用するために重要である。そのため本実施の形態においては、SigCompモジュール43とSIPアプリケーション41との間のAPI(Application Program Interface)をSigComp互換とする。これを実現するため、たとえば以下のように送信APIを規定する。
SigComp_MessageSend(int compartment_id, char *sip_message, int length)
ここで、compartment_idはSigComp上、圧縮部18aインスタンスを指定するIDであり、仮にSIPメッセージが全て本発明の内容で圧縮されるのであれば固定値でよい。sip_messageはテキストで記述されたSIP送信メッセージ、lengthはそのメッセージバイト数である。
一方、受信APIは一例として以下のコールバックルーチンで定義する。
SigComp_MessageRecv(char *sip_message, int length, int *compartment_id)
このルーチンが予めシステムに登録されると、メッセージ受信時このAPIがシステムから起動される。ここで、sip_messageはテキストで記述されたSIP受信メッセージ、lengthはそのメッセージバイト数、compartment_idはこのコールバックの中で更新されるIDである。compartment_idは圧縮サイドと解凍サイドでUDVMコードなどの状態を共有するためのものであり、SIPメッセージが全て本発明にかかる方式を用いて解凍されるのであれば送信時に指定した値であればよい。
なお、SigCompでは対向SigComp間でのメッセージを定義しているが、圧縮サイドと解凍サイドが本発明にかかる方式のみに従うならメッセージは独自でも良い。また、SigCompで規定されたメッセージを使用する場合、このメッセージで規定されている「Returned feed back itemパラメータ」はヌルになり、「partial state identifierパラメータ」はASN.1転送構文を使用した圧縮を示す固定値とすればよい。
以上のような手法を用いてSigCompにASN.1転送構文を利用した圧縮モジュールおよび解凍モジュールを適用することにより、上位のSIPプリケーションにとってあたかも、SigComp標準が動作しているようにみせることができる。すなわち、SigCompにASN.1転送構文を利用した圧縮モジュールおよび解凍モジュールを既存のSigCompに対応したSIPプリケーションに対して適用することができる。
実施の形態3.
つづいて、実施の形態3について説明する。図9は、本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置は、上述した実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置と同様に、標準変換プログラムソースコード生成部1と、独自変換プログラムソースコード生成部2と、圧縮/解凍モジュール生成部3とを備える。本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置は、SIP標準のテキストメッセージをASN.1転送構文のバイナリメッセージに圧縮するために必要なSigComp対応プログラムを生成する。また、逆にASN.1転送構文で送信されたSIPのバイナリメッセージを解凍し、SIP標準のテキストメッセージを得るためのSigComp対応プログラムを生成する。
上記SIPメッセージを圧縮および解凍するSigComp対応プログラムを生成する場合、実施の形態1の場合と同様に、標準変換プログラムソースコード生成部1は、入力情報であるSIPメッセージ定義情報11に基づいて、「SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのヘッダ13」および「SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのソースコード14」を生成する。また、独自変換プログラムソースコード生成部2は、入力情報である対応定義情報12に基づいて、「SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのヘッダ15」および「SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのソースコード16」を生成する。
また、共通部17aがSigComp特有の機能(例えば「compartment_id」、「Returned feed back item」、「partial state identifier」の処理など)を実現する。そして、圧縮/解凍モジュール生成部3は、共通部17aおよび上記ソースコード群を使用して、SigCompに対応した圧縮モジュール(Compressor)18a,解凍モジュール(Decompressor)19aを生成する。なお、共通部17aは生成するSIPメッセージ圧縮モジュールおよび解凍モジュールに対応させて予め生成され、圧縮/解凍モジュール生成部3が保持しているものとする。
このように、本実施の形態においては、生成したい圧縮解凍モジュール(SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュール)に対応した共通部を予め準備しておき、この共通部を使用して所望の圧縮解凍モジュールを生成するようにした。これにより、たとえばSigComp対応の圧縮解凍モジュールを、共通部を変更するだけで生成できる。また、SIPの拡張に対して2つの定義ファイルの更新のみで対応でき、実施の形態1の場合と同様に、SIPの構造を意識しないDeflateなどと同様のメンテ性を保証することができる。
実施の形態4.
つづいて、実施の形態4について説明する。なお、本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の構成は上述した実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作において使用する対応定義情報12をSIPメッセージのテキスト構文の性質に着目して生成することにより圧縮効率をさらに向上させる方法について説明する。
SIPメッセージのテキスト構文中には特定の文字列が多く設定される。例えば、「From:<sip:alice@home1.net>」のURIアドレス表現があった場合、一般的には“sip:"と“@home1.net"は半固定的になる。すなわち、異なる相手とSIPメッセージの送受信を行う場合であってもこれらの文字列は同様に使用される。そのため、URIフォーマットをASN.1抽象構文で定義する場合、それを構成するパーツ(半固定的な部分であって、特定の意味(情報)を示す文字列)に分解し、それらを図10に示したように定義する。この場合、対応定義情報12における定義文をたとえば図11のように変更する。
このように変数を分解して、パーツのとりうる値を選択的に定義すると(半固定的な文字列を、それを一意に示す数値情報に置き換えると)、ASN.1転送構文の特性から圧縮効率を向上させることができる。
また、SIPメッセージのテキスト構文中に現れるパラメータには整数、文字列などがある。しかしながら、各パラメータの範囲(整数の範囲や文字列の長さ)は冗長に確保されている場合がある。そのため、パラメータの範囲や文字数をたとえば必要最小限の範囲や文字数となるように強制的に制限して、ASN.1抽象構文(対応定義情報12)を定義する。
このような範囲を制限する手法により、BER(Basic Encoding Rules)など転送構文の種類によってはSIPメッセージがASN.1転送構文に変換されたときのサイズが小さくなり、圧縮効率を向上させることができる。
なお、上記2つの手法(パーツのとりうる値を選択的に定義する手法、範囲を制限する手法)を同時に適用してもよい。また、本実施の形態においては、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して上記2つの手法を適用する場合について説明を行ったが、これらの手法を実施の形態2および3のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して適用することも可能である。
実施の形態5.
本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の構成は上述した実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作において使用する対応定義情報12をSIPメッセージのテキスト構文およびSIPシグナリングを行う通信装置の性質に着目して生成することにより圧縮効率をさらに向上させる方法について説明する。
テキストで定義されたSIPメッセージ中にはSIP標準およびSIPメッセージ圧縮モジュール、SIPメッセージ解凍モジュールを使用する通信システムにおいて一意に規定される文字列が多く含まれる。例えば、SIPメッセージに含まれるヘッダに「Via:SIP/2.0/UDP scscf1.home1.net;branch=z9hG4bKs1pp0」の表現があった場合、パラメータとして含まれる文字列中の“SIP”および“z9hG4bK”はSIP標準で一意に決められた文字列である。同様に、“SIP/2.0/UDP”はSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置を使用する通信システムにおいて一意に決められた文字列である。すなわち、SIP標準や通信システムで一意に規定される文字列は圧縮時に取り除き、解凍時に復元させることができる。そのため、SIPメッセージを構成するパーツに分解し、かつ分解した結果が上述した一意に規定される文字列であった場合、圧縮モジュール(Compressor)18または解凍モジュール(Decompressor)19に含まれる「SIPテキスト→ASN.1抽象構文変換モジュール22」および、「ASN.1抽象構文→SIPテキスト変換モジュール24」において削除および復元を行う。
このように変数を分解して、パーツのとりうる値に対してASN.1転送構文への必要性を分析し復元可能な情報を対応定義情報から削除することで、圧縮率を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して上記の手法を適用する場合について説明を行ったが、これらの手法を実施の形態2〜4のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して適用することも可能である。
実施の形態6.
本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の構成は上述した実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作において使用する対応定義情報12をSIPメッセージのテキスト構文およびSIPメッセージ圧縮解凍モジュールを実装する通信装置の性質に着目して生成することにより圧縮効率をさらに向上させる方法について説明する。
テキストで定義されたSIPメッセージ中にはSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを使用する通信システムにおいて、SIPメッセージ圧縮モジュールを使用する特定の通信装置に固有の情報であって、かつSIPメッセージ解凍モジュールを使用する特定の通信装置にあらかじめ通知されている情報が含まれる。例えば、SIPメッセージに含まれるヘッダに「Allow:INVITE,ACK,CANCEL,BYE,PRACK,UPDATE,REFER,MESSAGE」の情報があった場合、ここで示されるような端末能力を表す情報は3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定される移動体通信システムを仮定した場合には、RRC(Radio Resource Control)コネクションの設定により、あらかじめシステム側へ登録されていると考えることができる。そのため、SIPメッセージを構成するパーツに分解し、かつ分解した結果が上述したあらかじめSIPシグナリングを受信する装置へ通知されている文字列であった場合、(圧縮モジュール)Compressor18または(解凍モジュール)Decompressor19に含まれる「SIPテキスト→ASN.1抽象構文変換モジュール22」および「ASN.1抽象構文→SIPテキスト変換モジュール24」において削除および復元を行う。
このように変数を分解して、パーツのとりうる値に対してASN.1転送構文への必要性を分析し復元可能な情報を対応定義情報から削除することで、圧縮率を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して上記の手法を適用する場合について説明を行ったが、これらの手法を実施の形態2〜5のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して適用することも可能である。
実施の形態7.
本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の構成は上述した実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作において使用する対応定義情報12をSIPメッセージのテキスト構文の性質に着目して生成することにより圧縮効率をさらに向上させる方法について説明する。
テキストで定義されたSIPメッセージ中には複数回使用される文字列が多く設定される。例えば、SIPメッセージに含まれるヘッダに「From:<sip:alice@home1.net>」と「Route:<sip:scscf1.home1.net>」の表現があった場合、“home1.net”は複数回使用されている。そのため、SIPメッセージをASN.1抽象構文で定義する場合、SIPメッセージを構成するパーツに分解し、かつ分解した結果が同一の文字列であった場合、2度目以降に使用される文字列を解凍モジュールにて解凍する段階において復元可能な情報(例えば、それを一意に示す数値情報)に置き換えることで、ASN.1転送構文の特性から圧縮率を向上させることができる。
このように変数を分解して、パーツのとりうる値に対してASN.1転送構文への必要性を分析し復元可能な情報を対応定義情報から削除することで、圧縮率を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して上記の手法を適用する場合について説明を行ったが、これらの手法を実施の形態2〜6のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して適用することも可能である。
実施の形態8.
本実施の形態のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の構成は上述した実施の形態1と同様である。本実施の形態においては、SIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成動作において使用する対応定義情報12をSIPメッセージのテキスト構文およびSIPメッセージ圧縮解凍モジュールを実装する通信装置が接続するネットワークシステムの性質に着目して生成することにより圧縮効率をさらに向上させる方法について説明する。
テキストで定義されたSIPメッセージ中にはSIP圧縮解凍モジュールを使用する通信システムにおいて、ネットワークアクセスを行う段階で一意に付与される情報が含まれる。例えば、RFC3455にて規定されるようにSIPメッセージに含まれるヘッダに「P-Access-Network-Info:3GPP-UTRAN-TDD;utran-cell-id-3gpp=C359A3913B20E」の表現があった場合、パラメータとして含まれる文字列中の“C359A3913B20E”は通信装置が接続するセルを識別するための情報、つまりアクセス網によって付与された情報である。そのため、SIPメッセージを構成するパーツに分解し、かつ分解した結果が上述したSIPシグナリングを中継する装置から与えられた情報であった場合、圧縮モジュール(Compressor)18または解凍モジュール(Decompressor)19に含まれる「SIPテキスト→ASN.1抽象構文変換モジュール22」および「ASN.1抽象構文→SIPテキスト変換モジュール24」において削除および復元を行う。
このように変数を分解して、パーツのとりうる値に対してASN.1転送構文への必要性を分析し復元可能な情報を対応定義情報から削除することで、圧縮率を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して上記の手法を適用する場合について説明を行ったが、これらの手法を実施の形態2〜7のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置に対して適用することも可能である。
以上のように、本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置は、通信装置において使用される、SIPなどのテキストベースのメッセージの圧縮および解凍を行うモジュールの生成に有用であり、特に、リアルタイム性を損なわずにSIPメッセージを高効率に圧縮することが可能なSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールの生成に適している。
本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の実施の形態1の構成例を示す図である。 SIPメッセージをASN.1抽象構文のテキストとして定義する場合の一例を示す図である。 テキストで表現されるSIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応例を示す図である。 圧縮モジュールの構成概念を示す図である。 解凍モジュールの構成概念を示す図である。 テキストで表現されるSIPメッセージをバイナリで表現されるASN.1抽象構文へ変換する変換モジュールの構成例を示す図である。 バイナリで表現されるASN.1抽象構文をテキストで表現されるSIPメッセージへ変換する変換モジュールの構成例を示す図である。 圧縮モジュールおよび解凍モジュールを使用して行うSIPメッセージの送受信動作例を示す図である。 SigCompの中で、圧縮アルゴリズムとしてASN.1転送構文を使用する場合の概念を示す図である。 本発明にかかるSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置の実施の形態3の構成例を示す図である。 テキストで表現されたURIアドレスをASN.1抽象構文のテキストとして定義する場合の一例を示す図である。 テキストで表現されるSIPメッセージ構文とASN.1抽象構文との対応例を示す図である。 従来技術を説明するための図である。
符号の説明
1 標準変換プログラムソースコード生成部
2 独自変換プログラムソースコード生成部
3 圧縮/解凍モジュール生成部
11 SIPメッセージ定義情報
12 対応定義情報
13 SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのヘッダ
14 SIP ASN.1抽象構文-転送構文変換のためのソースコード
15 SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのヘッダ
16 SIPテキスト構文とASN.1抽象構文変換のためのソースコード
17 共通部
18、18a 圧縮モジュール
19、19a 解凍モジュール
21 ASN.1抽象構文→ASN.1転送構文変換モジュール
22 SIPテキストメッセージ→ASN.1抽象構文変換モジュール
23 ASN.1転送構文→ASN.1抽象構文変換モジュール
24 ASN.1抽象構文→SIPテキストメッセージ変換モジュール
25、26 SIPテキスト-独自バイナリ変換部
31、41、91 SIPアプリケーション(SIP Application)
32、42、92 トランスポートレイヤ(Transport Layer)
43、93 SigCompモジュール
44、45、94、95 配送部(Dispatcher)
96 圧縮部(Compressor)
97 解凍部(Decompressor)
46、98 状態管理部(State Handler)

Claims (10)

  1. SIP(Session Initiation Protocol)シグナリングを行う通信装置が実装するSIPメッセージの圧縮モジュールおよび解凍モジュールを生成するSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置であって、
    SIPメッセージの構造をASN.1(Abstract Syntax Notation One)抽象構文のテキストで記述したSIPメッセージ定義情報に基づいて、ASN.1抽象構文で記述されたバイナリ構造のSIPメッセージとASN.1転送構文で記述されたバイナリ構造のSIPメッセージとを相互に変換するためのプログラムのソースコードを生成する第1のソースコード生成手段と、
    SIPメッセージ構文に含まれているパラメータとANS.1抽象構文に含まれているパラメータの対応関係を示す対応定義情報に基づいて、テキストで記述されたSIPメッセージとASN.1抽象構文で記述されたバイナリ構造のSIPメッセージとを相互に変換するプログラムのソースコードを生成する第2のソースコード生成手段と、
    前記第1のソースコード生成手段および前記第2のソースコード生成手段が生成したソースコードに基づいて、テキストで記述されたSIPメッセージASN.1転送構文で記述されたSIPメッセージに変換するSIPメッセージ圧縮モジュール、および、ASN.1転送構文で記述されたSIPメッセージをテキストで記述されたSIPメッセージに変換するSIPメッセージ解凍モジュールを生成するモジュール生成手段と、
    を備えることを特徴とするSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  2. 前記モジュール生成手段が、
    上位アプリケーションとのインタフェースがIETF(The Internet Engineering Task Force)において規定されたSigComp(Signaling Compression)標準に従ったSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを生成することを特徴とする請求項1に記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  3. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成する文字列の中で半固定的に使用される文字列と、より情報量の少ないASN.1抽象構文で示された情報と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  4. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成するパラメータと、当該パラメータの範囲を強制的に制限するASN.1抽象構文で示された情報と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1、2または3に記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  5. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成するパラメータと、IETFにおいて規定されるSIP標準および前記SIPシグナリングを行う通信装置において一意に規定される文字列と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  6. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成するパラメータと、前記通信装置に固有の情報であって、かつSIPシグナリングを受信する装置にあらかじめ通知されている情報と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  7. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成する文字列の中で複数回使用される文字列と、より情報量の少ないASN.1抽象構文で示された情報と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  8. 前記第2のソースコード生成手段が、
    SIPメッセージ構文を構成するパラメータと、前記通信装置が接続するアクセス網によって付与された情報と、を対応付けた対応定義情報を使用してソースコードを生成することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュール生成装置。
  9. SIPアプリケーションと、SIPメッセージを送受信するトランスポート機能と、SIPメッセージの圧縮および解凍を行うモジュールと、を備えた通信装置であって、
    前記SIPメッセージの圧縮および解凍を行うモジュールとして、請求項2〜8のいずれか一つに記載のSIPメッセージ圧縮解凍モジュールが生成したSIPメッセージ圧縮モジュールおよびSIPメッセージ解凍モジュールを使用することを特徴とする通信装置。
  10. 請求項3〜8のいずれか一つに記載の対応定義情報を使用してSIPメッセージの圧縮および解凍を行うことを特徴とするSIPメッセージ圧縮解凍方法。
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