JP4975952B2 - Ss−ケトン化合物を含む開始剤系および該開始剤系により製造された接着用組成物 - Google Patents
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Description
R−(CHO)x
を有するアルデヒドを含むことが記載されている。式中、Rは炭素原子1〜10のアルキル基または炭素原子数6〜10のアリール基であり、xは1〜2である。例には、ベンズアルデヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、m−ニトロベンズアルデヒド、p−ニトロベンズアルデヒド、2,4−ジクロロベンズアルデヒド、p−トリルアルデヒドおよび3−メトキシ−4−ヒドロキシベンズアルデヒドが挙げられる。
R−COOH
を有する有機酸も含むことが記載されている。式中、Rは、H、炭素原子数1〜8のアルキル基またはアルケニル基である。例には、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸およびp−メトキシ安息香酸が挙げられる。
式中、R1およびR2は独立して脂肪族基、脂環式基または芳香族基であってもよく、R3は酸無水物基によって環式構造を完成させる二価有機基である。錯体分解剤−アミン反応生成物がアクリルモノマーと共有結合を形成できるとともに、重合された接着剤自体に導入されうるように、錯体分解剤がアクリルモノマーと共有結合を形成できる少なくとも一個のラジカル重合性基を含むことがさらに好ましい。
錯化開始剤と
式(1)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W2は、−O2C−、−(CO)−、−HN(CO)−および−NR3(CO)−(ここで、R3は有機基である)からなる群から選択された電子求引性基であり、
R4は原子価nを有する有機基であり、
nは0より大きい整数である。)
または式(2)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W1は、NC−およびH2N(CO)−からなる群から選択された電子求引性基である。)
によって表される構造を有するβ−ケトン化合物錯体分解剤と
を含む開始剤系を提供する。
アセトアセトアミド錯体分解剤は、式
式中、種々の置換基は上で記載された通りである。
(1)少なくとも一種の重合性モノマーおよび
式(1)または式(2)(上で記載したもの)によって表される構造を有するβ−ケトン化合物錯体分解剤
を含む重合性組成物と
(2)錯化開始剤(好ましくは、錯化オルガノボラン開始剤)と
を含む接着用組成物を提供する。
「錯体分解剤」という用語は、開始剤のコンプレクサ(例えばアミン)から開始剤(例えばオルガノボラン)を遊離させることができ、よって重合プロセスの開始を可能にする化合物を意味する。錯体分解剤は、時には「活性剤」または「遊離剤」とも呼ばれる。本明細書で用いられるこれらの用語の各々は同じ意味を有する。
R1は水素または有機基、好ましくは水素であり、
R2は有機基、好ましくは脂肪族基、より好ましくはメチル基であり、
W2は、−O2C−、−(CO)−、−HN(CO)−および−NR3(CO)−からなる群から選択された電子求引性基であり、好ましくは、W2は、−O2C−、−HN(CO)−および−NR3(CO)−からなる群から選択され、ここで、R3は有機基であり、
R4は原子価nを有する有機基であり、
nは0より大きい整数である。)
または式(2)
R1は水素または有機基、好ましくは水素であり、
R2は有機基、好ましくは脂肪族基、より好ましくはメチル基であり、
W1は、NC−およびH2N(CO)−からなる群から選択される電子求引性基である。)
によって表すことが可能である。
式中、種々の置換基は上で記載された通りである。
オルガノボランは、接着用組成物、例えば、アクリル接着剤として有用でありうるポリマーを形成するために重合性モノマーのラジカル重合を開始させる。オルガノボラン開始剤は、一般式
式中、R5は炭素原子数1〜約10のアルキル基であり、R6およびR7は同じかまたは異なってもよく、炭素原子数1〜約10のアルキル基およびアリール基から独立して選択される。好ましくは、R5、R6およびR7は炭素原子数1〜約5のアルキル基から独立して選択される。従って、R5、R6およびR7はすべて異なってもよく、また、R5、R6およびR7の2つ以上が同じであってもよい。R5、R6およびR7が結合される硼素原子Bに加えてR5、R6およびR7は合わせて開始剤を形成する。特定のオルガノボラン開始剤には、例えば、トリメチルボラン、トリエチルボラン、トリ−n−ポリボラン、トリイソプロピルボラン、トリ−n−ブチルボラン、トリイソブチルボランおよびトリ−s−ブチルボランが挙げられる。
有用な錯化剤(Cx)には、例えば、アミン、アミジン、ヒドロキシドおよび/またはアルコキシドが挙げられる。錯体中の硼素原子対錯化剤(Cx)の比は「v」によって表され、好ましくは、錯化剤と硼素原子の効果的な比をもたらすように選択される。錯体中の硼素原子対錯化剤の比は、好ましくは約1:1である。1:1より大きい硼素原子対錯化剤の比であるなら、発火性の傾向をもつ材料である遊離オルガノボランを残す可能性がある。
アミン錯化剤(Cx)は、異なるアミンのブレンドを含む、少なくとも一個のアミン基を有する様々な材料によって提供してもよい。アミン錯化剤はポリアミン(すなわち、2〜4個のアミン基などの、二個以上のアミン基を有する材料)であってもよい。
式中、R8およびR9は、水素および有機基、好ましくは炭素原子数1〜10のアルキル基、アミン基がアリール構造に直接結合されていないアルキルアリール基、およびポリオキシアルキレン基からなる群から独立して選択される。あるいは、R8およびR9は、R8およびR9が結合される窒素原子と合わせて結合され、4員〜7員複素環を形成することが可能である。これらのアミンの特定の例には、アンモニア、エチルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ベンジルアミン、モルホリン、ピペリジン、ピロリジンおよびポリオキシアルキレンモノアミン(例えば、M715およびM2005などの、ハンツマン・ケミカル・カンパニー(Huntsman Chemical Company)製の「ジェファーミンズ(JEFFAMINES)」)が挙げられる。
R9HN−R11−NHR9
によって表現されるものなどのポリアミンであってもよい。
式中、R9は上で定義された通りであり、R11は有機基、好ましくは、二価のアルキレン、アリーレンまたはアルキルアリーレン基である。分岐または直鎖であってもよく一般構造
式中、xは1以上、より好ましくは約2〜12の整数であり、各R12は独立して水素またはアルキル基である。アルカンジアミンの特に好ましい例には、1,2−エタンジアミン、1,3−プロパンジアミン、1,5−ペンタンジアミン、1,6−ヘキサンジアミン、1,12−ドデカンジアミン、2−メチル−1,5−ペンタンジアミン、3−メチル−1,5−ペンタンジアミンおよびこれらの材料の異性体が挙げられる。アルカンジアミンが好ましい一方で、トリエチレンテトラアミンおよびジエチレントリアミンなどの他のアルキルポリアミンを用いてもよい。
H2NR13(R14O)w−(R15O)x−(R14O)y−R13NH2
(すなわち、ポリアルキレンジアミン)または
[H2NR13−(R14O)w]z−R16
から選択してもよい。
式中、R13、R14およびR15は炭素原子数1〜10のアルキレン基であり、同じかまたは異なってもよい。好ましくは、R13は、エチレン、n−プロピレン、イソプロピレン、n−ブチレンまたはイソブチレンなどの炭素原子数2〜4のアルキレン基である。好ましくは、R14およびR15は、エチレン、n−プロピレンまたはイソプロピレンなどの、炭素原子数2または3のアルキレン基である。R16はポリオキシアルキレンポリアミンを調製するために用いられたポリオールの残基(すなわち、ヒドロキシル基が除去される場合に残る有機構造)である。R16は分岐または直鎖および置換または非置換であってもよい(但し、置換基はオキシアルキル化反応を妨げるべきではない)。
ヒドロキシドおよび/またはアルコキシド錯化剤(Cx)は国際公開第01/32716号パンフレット(モレン(Moren))で報告されている。この開示は本明細書に引用して援用する。好ましいヒドロキシドおよび/またはアルコキシド錯化剤は、式
((-)O−R17)nM(m+)
によって表すことが可能である。
式中、R17は、水素または有機基(例えば、アルキル基またはアルキレン基)から独立して選択され、
M(m+)は対イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、テトラアルキルアンモニウムまたはそれらの組み合わせ)を表し、
nは0より大きい整数であり、
mは0より大きい整数である。
アミジン錯化剤(Cx)は国際公開第01/32717号パンフレット(モレン(Moren))で報告されている。この開示は本明細書に引用して援用する。好ましいアミジン錯化剤は、式
式中、R18は、水素または有機基、好ましくは水素またはアルキル基あるいはアルキレン基であり、
R19およびR20は独立して一価有機基または環式構造の一部であり、
w、xおよびyは整数を構成し、好ましくは、wは1であり、xは約3以下である。
(組成物中のオルガノボランの重量)×(オルガノボラン中の硼素の重量%)/(組成物の全重量から非反応性成分を除いたもの)
によって計算してもよい。
開始剤成分は、アジリジン官能性材料(例えば、国際公開第98/17694号パンフレット参照)、1,4−ジオキソ−2−ブテン官能性材料(例えば、米国特許第6,252,023号参照)またはビニル芳香族化合物(例えば、国際公開第01/68783号パンフレット参照)などの適するいずれかの希釈剤または希釈剤の組み合わせも含有してよい。
前述したように、本発明の開始剤系は、適するあらゆるモノマーの重合を開始させるために用いることが可能である。広くは、重合性組成物は、ラジカル重合ができる少なくとも一種のエチレン系不飽和モノマーを含む。エチレン系不飽和を含む多くの化合物を重合性組成物中で用いることが可能である。好ましくは、組成物は、少なくとも一種の(メタ)アクリルモノマー、最も好ましくはメタアクリルモノマーを含む。本明細書で用いられる用語「(メタ)アクリレート」および「(メタ)アクリル」およびそれらの複数形態は、指定化合物のアクリレート化学種とメタクリレート化学種の両方を含むことを意味する。例えば、「エチル(メタ)アクリレート」という用語は、エチルアクリレートおよびエチルメタクリレートを包含することを意味する。エステルおよび/または(メタ)アクリルアミドを含む誘導体などの(メタ)アクリル酸誘導体は特に好ましい。例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートおよびエチルヘキシル(メタ)アクリレートなどの、一価アルコール、特に炭素原子数1〜12のアルカノールの(メタ)アクリル酸エステル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコールおよびトリメチロールプロパンなどの、多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル、グリセリンのジ(メタ)アクリル酸エステルおよびモノ(メタ)アクリル酸エステル、トリエチレングリコールおよびテトラエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、テトラプロピレングリコールおよびペンタプロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ならびにエトキシル化ジフェニロールプロパンまたはプロポキシル化ジフェノールプロパンのジ(メタ)アクリル酸エステルは適する。
本発明の接着用組成物は任意の添加剤も含んでよい。こうした添加剤は、キットの重合性組成物中または開始剤成分中に存在してもよい。かくして、重合性組成物および開始剤成分は種々の任意の添加剤をさらに含んでもよい。
[Ma+Ln][X-m]a/m
に適合する金属塩が挙げられる。
式中、
Mは二つの化学的接近性酸化状態および正電荷aを有する金属カチオンであり、aは1〜6の範囲の整数であり、
Xは電荷−mを有する対イオンであり、mは1〜3の範囲の整数であり、
Lは、共有結合された配位子であり、
nは、金属カチオンに共有結合された配位子の数を表す0〜10の範囲の整数である。
キットの部分(すなわち、重合性組成物および開始剤成分)は、こうした材料により作業する時に通常は行われるようにブレンドされる。開始剤成分は、接着用組成物を使用することが必要になる直前に重合性組成物に添加される。
重なり剪断接着強度試験方法
各接着用組成物を2.5cm×10cm×0.3cm(1インチ×4インチ×0.125インチ)の未処理試験パネル上に直接被着させ、重なり部分が1.3cm×2.5cm(0.5インチ×1インチ)になるように第2の未処理パネルを第1の試験パネル上の接着用組成物に向けて直ちに置いた。クランプを重なり部分に被着させた。試験パネルは高密度ポリエチレン(HDPE)(ミネソタ州ミネアポリスのミネソタ・プラスチックス(Minnesota Plastics(Minneapolis,MN)))であった。接着用組成物の少量を重なり部分から押し出し、残ることを可能にした。
この試験は、接着層形成の前に接着剤空気暴露時間の関数として重なり剪断接着強度を測定する。剥き出しの第2の試験パネルを接着剤付きの第1の試験パネルに直ちに押し付けず、そうでなく各接着用組成物を未処理試験パネル上に直接被着させ、アセンブリを放置して実施例において指定されたオープン時間にわたって空気中に静置し、その後、未処理の第2の試験パネルを第1の試験パネル上で空気で熟成された接着用組成物に向けて置いて、重なり部分を形成したことを除き、上の「重なり剪断接着強度試験方法」に従った。1)接着層破壊のない基材降伏または2)接着剤の100%凝集破壊を示す接着層破壊のいずれかをもたらすとともに、上の「重なり剪断接着強度試験方法」により測定された重なり剪断値の少なくとも95%である重なり剪断値をもたらすオープン時間は接着剤の作用寿命(「WL」とも呼ぶ)を定義する。重なり剪断値は2回の反復試験の平均を表す。
この試験は、硬化時間の関数として、部分的に硬化した接着用組成物の重なり剪断接着強度を測定する。接着層を放置して22℃で少なくとも48時間にわたり硬化させずに、そうでなく接着層を放置して22℃で実施例において規定された時間にわたり硬化させたことを除き、上の「重なり剪断接着強度試験方法」に従った。その後、クランプを取り除いた。重なり接着層の剪断を試験した。50psi(0.34MPa)の重なり剪断強度に達する時間をグラフで推定し、「T50」として記録した。重なり剪断値は2回の反復試験の平均を表す。
この試験は熱水浸漬後の重なり剪断接着強度を測定する。接着層を22℃で少なくとも48時間にわたり硬化させた直後に試験しなかったことを除き、上の「重なり剪断接着強度試験方法」に従った。そうでなく接着層を放置して22℃で少なくとも48時間にわたり硬化させ、クランプを取り除き、接着層を70℃の水に6日にわたり浸漬し、その後、重なり接着層の剪断を試験した。
各接着用組成物を厚さ0.8mm(30ミル)の未処理高密度ポリエチレン(HDPE)フィルム(ミネソタ州ミネアポリスのカディラック・プラスチックス(Cadillac Plastics(Minneapolis,MN)))上に直接被着させた。第2の未処理HDPEフィルムを接着用組成物に押し付け、重さ1.2kg(2.7lb)のガラス板を用いて接触して保持した。幅2.5cm(1インチ)×長さ5cm(2インチ)の最小接着層寸法をもたらすのに十分な接着用組成物を第1のフィルムに被着させた。
合成実施例S1−ポリ(スチレン−co−アリルアセトアセテート)の合成
ARCAL SAA100(57.80グラム、0.20当量OH)およびt−ブチルアセトアセテート(31.60グラム、0.20モル)を組み合わせ、200℃エンドポイントに加熱した。t−ブチルアルコールを蒸留し、集めた(14.35グラム、理論の97%)。ポリ(スチレン−co−アリルアセトアセテート)製品は、透明硬質ガラスに対して冷えた。この付加体を以後「p(Sty−AAcAc)」と呼ぶ。
表1に示したようにARCAL SAA100の代わりに種々のポリオールを用いたことを除き、合成実施例S1を繰り返した。t−ブチルアルコールの回収は各場合に理論の95%を上回った。合成実施例S2〜S5アセトアセテート官能性オリゴマー製品は中程度に粘性の液体であった。
合成実施例S6
TMI(120.60グラム、0.60モル)およびJeffamine D2000(600.00グラム、0.60当量NH2)を組み合わせ、放置して外部温度制御なしで反応させた。室温で一晩静置後、赤外線分光分析によると、2265cm-1イソシアネート帯域の消失によって完全な反応が示された。α−メチルスチレン官能性オリゴマー製品を以後「AMSPU2400」と呼ぶ。
合成実施例S7
2,4−トリレンジイソシアネート末端ポリプロピレングリコール(493.00グラム、1.00イソシアネート当量)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(143.14グラム、1.10モル)、2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール(0.06グラム)およびジブチル錫ジラウレート(0.30グラム)を逐次組み合わせ、放置して外部温度制御なしで1時間にわたり反応させ、その後、4時間にわたり70℃に加熱した。赤外線分光分析によると、2265cm-1イソシアネート帯域の消失によって完全な反応が示された。メタクリレート末端ポリウレタン製品を以後「PUMA1250」と呼ぶ。
開始剤成分A
モル比2:1のトリエチルボランと1,6−ヘキサンジアミンの錯体(32.00グラム)をAMSPU2400(168.00グラム)に溶解させた。開始剤成分中で気泡を放置して上昇させ、逃がした。この開始剤成分を以後「開始剤成分A」と呼ぶ。
Blendex360(187.50グラム)、THFMA(442.50グラム)、DBI(56.25グラム)およびAMSPU2400(37.50グラム)を含有するスラリーを放置して70℃で2時間にわたり静置した。得られた不透明分散液を放置して冷却し、その後、ペンシルバニア州リーディングのプレミア・ミル・コーポレーション(Premier Mill Corporation(Reading,PA))によって販売されている実験室分散機の鋸歯型羽根で激しく剪断した。Z−Light W1600(15.00グラム)を温分散液に添加し、よく混合した。この重合性組成物を以後「モノマーブレンドA」と呼ぶ。
各重合性組成物および開始剤成分Aを体積比10:1の二重シリンジアプリケータ(MixPac System50、キット番号MP−050−10−09、ニューハンプシャー州セーレムのコンプロテック(ConProTec(Salem,NH))によって販売されている)中で包装し、より大きいシリンダーは重合性組成物を入れ、より小さいシリンダーは開始剤成分を入れた。長さ10cm(4インチ)の17段静的混合ノズル(製品番号MX4−0−17−5、コンプロテック(ConProTec))を通した同時押出によって、二部分を組み合わせた。試験片を調製し、上で概説した「試験方法」により試験した。結果を表3にまとめている。表4において、50psi(0.34MPa)HDPE OLSまでの時間(T50)、作用寿命(WL)およびT50/WL比を実施例1〜15について推定した。
Blendex360(187.50グラム)、THFMA(442.50グラム)、DBI(56.25グラム)およびPUMA1250(37.50グラム)を含有するスラリーを放置して70℃で2時間にわたり静置した。得られた不透明分散液を放置して冷却し、その後、実験室分散機の鋸歯型羽根で激しく剪断した。その後、Z−Light W1600(15.00グラム)を温分散液に添加し、よく混合した。この重合性組成物を以後「モノマーブレンドB」と呼ぶ。
実施例1および実施例18の接着剤を「熱水浸漬重なり剪断接着強度保持試験方法」に記載されたように試験した。結果を表8にまとめている。
重合性組成物
Blendex360(202.50グラム)、THFMA(511.50グラム)およびAMSPU2400(19.50グラム)を含有するスラリーを放置して70℃で2時間にわたり静置した。得られた不透明分散液を放置して冷却し、その後、ペンシルバニア州リーディングのプレミア・ミル・コーポレーション(Premier Mill Corporation(Reading,PA))によって販売されている実験室分散機の鋸歯型羽根で激しく剪断した。Z−Light W1600(16.50グラム)を温分散液に添加し、よく混合した。この重合性組成物を以後「モノマーブレンドC」と呼ぶ。
各重合性組成物および開始剤成分Aを10:1体積比の二重シリンジアプリケータ(MixPac System50、キット番号MP−050−10−09、ニューハンプシャー州セーレムのコンプロテック(ConProTec(Salem,NH))によって販売されている)中で包装し、より大きいシリンダーは重合性組成物を入れ、より小さいシリンダーは開始剤成分を入れた。長さ10cm(4インチ)の17段静的混合ノズル(製品番号MX4−0−17−5、コンプロテック(ConProTec))を通した同時押出によって、二部分を組み合わせた。試験片を調製し、上で概説した「試験方法」により試験した。結果を表10〜12に提示している。表13において、0.34MPa HDPE OLSまでの時間(T50)、作用寿命(WL)およびT50/WL比を実施例19〜28について推定した。
上の実施例19〜28に提示された金属塩溶液調製の説明により表14に記載されたように異なる金属塩溶液を調製した。すべての金属塩は、マサチューセッツ州ニューベリーポートのストレム・ケミカル・カンパニー(Strem Chemical Company(Newburyport,MA))によって販売されている。
異なる重合性組成物および開始剤成分を用いたことを除き、実施例19〜28のように実施例52〜55を調製し、評価した。
ポリ(ブチルメタクリレート−co−メチルアクリレート)(アルドリッチ(Aldrich)#47,403−7、分子量150,000)(4.00グラム)およびマレイン酸ジブチル(6.00グラム)を組み合わせ、加熱して溶液を生じさせた。モル比2:1のトリエチルボランと1,6−ヘキサンジアミンの錯体(1.90グラム)を冷却したポリマー溶液に添加し、その後、窒素雰囲気下で穏やかに加熱して、均質溶液を生じさせた。気泡を放置して上昇させ、逃がした。この溶液を以後「開始剤成分B」と呼ぶ。
Blendex360(18.05グラム)およびマレイン酸ジブチル(33.51グラム)を含有するスラリーを放置して70℃で2時間にわたり静置した。得られた不透明分散液を放置して冷却し、その後、ペンシルバニア州リーディングのプレミア・ミル・コーポレーション(Premier Mill Corporation(Reading,PA))によって販売されている実験室分散機の鋸歯型羽根で激しく剪断した。モル比2:1のトリエチルボランと1,6−ヘキサンジアミンの錯体(1.90グラム)およびこの分散液の一部(10.00グラム)を組み合わせ、窒素雰囲気下で穏やかに加熱して、均質溶液を生じさせた。気泡を放置して上昇させ、逃がした。この溶液を以後「開始剤成分C」と呼ぶ。
Blendex360(58.41グラム)およびTHFMA(161.59グラム)を含有するスラリーを放置して70℃で2時間にわたり静置した。得られた不透明分散液を放置して冷却し、その後、ペンシルバニア州リーディングのプレミア・ミル・コーポレーション(Premier Mill Corporation(Reading,PA))によって販売されている実験室分散機の鋸歯型羽根で激しく剪断した。このモノマーブレンドを以後「モノマーブレンドD」と呼ぶ。表20に示した成分を用いて実施例19〜28のように二種の重合性組成物を調製した。
表25に示した種々の錯体分解剤を用いたことを除き、実施例19〜28のように重合性組成物を調製した。各重合性組成物を実施例19〜28のように開始剤成分Aに向き合わせて包装した。試験片を調製し、上で概説した「試験方法」により試験した。結果を表27〜29に示している。表30において、0.34MPa HDPE OLSまでの時間(T50)、作用寿命(WL)およびT50/WL比を実施例38〜44について推定した。
ジメチルアクリルアミド(15.00グラム)中の臭化銅(II)(5.00グラム)のスラリーを加熱して、均質黒色溶液を生じさせた。この臭化銅(II)溶液を以後「金属塩溶液T」と呼ぶ。
Claims (3)
- (1)少なくとも一種の重合性モノマーおよび式(1)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W2は、−O2C−、−(CO)−、−HN(CO)−および−NR3(CO)−(ここで、R3は有機基である)からなる群から選択された電子求引性基であり、
R4は原子価nを有する有機基であり、
nは0より大きい整数である。)
または式(2)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W1は、NC−およびH2N(CO)−からなる群から選択された電子求引性基である。)
によって表される構造を有するβ−ケトン化合物錯体分解剤を含む重合性組成物と、
(2)オルガノボラン錯体である錯化開始剤を含む開始剤成分と、
を含むキット。 - (1)少なくとも一種の重合性モノマーおよび式(1)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W2は、−O2C−、−(CO)−、−HN(CO)−および−NR3(CO)−(ここで、R3は有機基である)からなる群から選択された電子求引性基であり、
R4は原子価nを有する有機基であり、
nは0より大きい整数である。)
または式(2)
R1は水素または有機基であり、
R2は有機基であり、
W1は、NC−およびH2N(CO)−からなる群から選択された電子求引性基である。)
によって表される構造を有するβ−ケトン化合物錯体分解剤を含む重合性組成物と、
(2)オルガノボラン錯体である錯化開始剤と、
を含む接着用組成物。
Applications Claiming Priority (3)
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