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JP4971927B2 - 風向調整装置 - Google Patents

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JP4971927B2 JP2007251616A JP2007251616A JP4971927B2 JP 4971927 B2 JP4971927 B2 JP 4971927B2 JP 2007251616 A JP2007251616 A JP 2007251616A JP 2007251616 A JP2007251616 A JP 2007251616A JP 4971927 B2 JP4971927 B2 JP 4971927B2
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Description

本発明は、インストルメントパネル等に配され、自動車の車内の換気や空調等を行うために車室内へ吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置に関する。
一般に、自動車のインストルメントパネル等には風向調整装置が装着されており、この風向調整装置を運転者等が操作することにより、車室内に吹き出す空気の風向を上下方向や左右方向に調整でき、また、空気吹出口を閉鎖して空気の吹き出しを停止させることができる。このような風向調整装置の一例が、特開2002−2144861号公報(特許文献1)や実公平6−28329号公報(特許文献2)などに開示されている。
特許文献1に記載されている風向調整装置61は、図5に示したように、その吹出口を車室側に向けたケース体62と、ケース体62の吹出口側の端部(以下、吹出口部)に配され、縦フィンとしても機能するガイド部材63と、ケース体62内のガイド部材63よりも上流側に回動自在に配された複数の風向調整用横フィン64と、ガイド部材63に摺動可能に取り付けられ、横フィン64の回動を操作する操作ノブ65と、複数の横フィン64の回動を互いに連動させるリンク部材66とを備えている。
なお一般に、リンク部材65によって回動が互いに連動する複数の横フィン64は、インストルメントパネルのデザインを損なわないように、吹出口部を閉鎖したときに車室側に向けて下り傾斜した状態となるように配されている。
また、ガイド部材63の上流面側には、操作ノブ65の可動範囲を規制する切欠き部67が設けられており、この切欠き部67には、操作ノブ65の移動を規制するために横フィン64へ向けて突出した係合部68が所定の位置に形成されている。
この場合、操作ノブ65は、同操作ノブ65をガイド部材63に取り付ける際に、ガイド部材63の上流面側に廻り込んでガイド部材63に嵌着する鉤状の爪部を有している。これにより、操作ノブ65をその可動範囲の下端位置まで移動させたときに、同操作ノブ65の爪部がガイド部材63の係合部68に係合するため、その下端位置にて操作ノブ65の移動を規制することができる。
このような特許文献1の風向調整装置61であれば、運転者等が操作ノブ65を操作して複数の横フィン64を連動させて回動させることにより、ケース体62の吹出口から吹き出される空気の風向を任意の方向に調整することが可能である。また、複数の横フィン64を回動させて、図5に示したように、隣接する横フィン64の一部が互いに重なり合った閉鎖状態(全閉状態)にすることによって、例えばケース体62内の送風路を開閉するための専用のシャットバルブ(ダンパープレート)等を横フィン64の上流側に設けなくても、風向調整装置61から車室内への空気の吹き出しを停止させることができる。
また、特許文献1の風向調整装置61は、横フィン64を閉鎖状態まで回動させたときに、操作ノブ65の爪部がガイド部材63の係合部68を乗り越えて同係合部68に係合する。これにより、横フィン64の閉鎖状態を安定して維持することが可能となり、横フィン64が、自動車の振動やケース体62内に供給された空気の風圧を受けても、閉鎖状態から回動して開いてしまうといった不具合を防止することができる。
一方、前記特許文献2に記載されている空調装置は、レジスタケースと、レジスタケース内の上流側端縁近傍に回動可能に配され、空気の風量を調整する調整板と、レジスタケースの下内壁面に立設され、閉鎖方向に回動する前記調整板の一方の端縁部を当接させて同調整板の回動を規制し、前記レジスタケース内を全閉状態にする突条と有している。また、前記レジスタケースの上流側端縁の内周部下辺には複数の切欠きが設けられて、同内周部下辺が凹凸状に形成されている。
このような特許文献2の空調装置では、調整板を回動させてレジスタケース内を全閉状態にする直前の状態において、調整板と突条との間に微小な隙間が形成される。一般に、このような微小な隙間に空気が勢い良く流れ込むと、同隙間を空気が通過する際にカルマン渦が発生して高音の笛吹き音(渦流音)が生じてしまう。
これに対して、特許文献2の空調装置は、上流側端縁の内周部下辺が複数の切欠きにより凹凸状に形成されているため、空気が調整板と突条との間の微小な隙間に流れ込む前に、空気の流れが前記凹凸状の内周部下辺によって乱される。これにより、同隙間を空気が通過する際にカルマン渦の発生が抑えられるため、笛吹き音(渦流音)の発生を防止することができる。
特開2002−144861号公報 実公平6−28329号公報
前記特許文献1のような従来の風向調整装置61において、空気の吹き出しを停止させるために横フィン64を閉鎖状態に回動させた場合、同風向調整装置61を吹出口側(正面)から見たときにおける吹出口の中央部領域は、複数の横フィン64が互いに重なり合って完全に閉じた状態となる。このため、吹出口の中央部領域では、図5に示されているように、ケース内に供給された空気の流れを、閉鎖状態にある複数の横フィンによって容易に遮ることができる。
しかしながら、このような特許文献1の風向調整装置61は、一般にケース体62や横フィン64等がABS等の合成樹脂で成形されているため、横フィン64を回動させたときに同横フィン64とケース体62とが互いに干渉すると、その干渉部分が磨耗してしまう。したがって、従来では一般的に、横フィン64とケース体62とが干渉しないように、例えば閉鎖状態にある横フィン64全体の周縁部とケース体62の内壁面との間には、図6に示したような小さな隙間69が設けられている。
このため、運転者等が風向調整装置61からの空気の吹き出しを停止させるために横フィン64を閉鎖状態に回動させても、実際には横フィン全体の周縁部とケース体内壁面との間に形成される前記隙間69から空気が漏れ出してしまう。特に、特許文献1の風向調整装置64では、一般に横フィン64が前述のように吹出口部を閉鎖したときに車室側に向けて下り傾斜するように配されているため、ケース体62内を流れてきた空気は、閉鎖状態にある傾斜した複数の横フィン64によって、最も下方に配された横フィン64の下端縁側に案内され、同横フィン64の下端縁とケース体内壁面との間の隙間69から漏れ出す空気の流量が多くなるという不具合があった。
従って、特許文献1の風向調整装置61では、例えば運転者等が横フィン64を閉鎖状態に回動させたにも関わらず、前記隙間69から空気が強く漏れ出してしまうため、運転者等が隙間風を感じることや、異音(風切り音)が発生することがあった。その結果、運転者等に不快感を与えるといった問題や、風向調整装置の品質低下に繋がるといった問題が生じていた。
一方、前記特許文献2の空調装置は、空気の吹き出しを停止させる際に、調整板を閉鎖方向に回動させ、調整板の一方の端縁部をレジスタケースの下内壁面に立設した突条に当接させることによって、レジスタケース内を全閉状態にしている。
しかしながら、この特許文献2の空調装置においても、例えば調整板の開閉が繰り返されて調整板と突条との当接部分が磨耗することにより調整板と突条との間に隙間が形成された場合や、また、調整板を全閉状態に保持したときに調整板の他方の端縁部とレジスタケースの上内周面との間に隙間が設けられている場合などでは、前記特許文献1と同様に、調整板を全閉状態に回動させたにも関わらず、運転者等が隙間風を感じたり、異音(風切り音)が発生するという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題を解消するべくなされたものであり、その具体的な目的は、フィンを全閉状態に回動させることによって空気の吹き出しを停止させたときに、運転者等が隙間風を感じることや、異音(風切り音)が発生することを防いで、運転者等に不快感等を与えることがない高品質の風向調整装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供される風向調整装置は、基本的な構成として、ケース体と、同ケース体の吹出口部に回動自在に配された少なくとも1枚の風向調整用フィンとを備え、前記風向調整用フィンの回動操作により、前記吹出口部を介して吹き出す空気の風向を調整するとともに前記吹出口部を開閉することを可能にした風向調整装置であって、前記ケース体の内壁面は、送風方向に直交する方向の前記ケース体の対向する内壁面間の間隔を吹出口側に拡大する段差部を有し、当該段差部は、前記風向調整用フィンよる閉鎖時に当該風向調整用フィンの先端部が重なる位置に設けられ、前記風向調整用フィンの回動時における風向調整用フィンとの干渉を回避する位置で、且つ、前記段差部の下流側の前記ケース体の内壁面と前記風向調整用フィンとの間に形成される隙間から離間するともに当該隙間に相対する位置に立設され、前記隙間から漏れ出す空気流を衝突させる突条部を有してなることを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明に係る風向調整装置は、前記ケース体の吹出口部に配された少なくとも1枚の第1フィンと、前記第1フィンに摺動可能に嵌着し、前記風向調整用フィンの回動を操作する操作ノブとを更に備え、前記風向調整用フィンは、前記第1フィンの上流側にあって同第1フィンに対して交差する方向に第2フィンとして配され、前記突条部は、前記ケース体内壁面の前記第1フィンと前記第2フィンとの間の位置にあって、前記第2フィンと平行に、連続的に延在していることが好ましい。
このような本発明に係る風向調整装置において、前記ケース体は、本体部と、同本体部内の吹出口側に取着され、前記第1フィンを嵌着するスペーサとを有し、前記突条部は、前記スペーサに立設されていることが好ましい。
また本発明において、前記風向調整用フィンは、前記ケース体の送風方向に対して所定の角度で傾斜した状態で前記ケース体吹出口部を閉鎖するように前記ケース体に取着され、前記突条部は、前記閉鎖状態時に前記ケース体に供給された空気の流れが前記風向調整用フィンの傾斜によって案内される側となる前記風向調整用フィンの第1端縁に沿った位置に配されていることが好ましい。この場合、前記突条部は、前記閉鎖状態時における前記風向調整用フィン全体の前記第1端縁に対して対辺側となる第2端縁に沿った位置にも配されていることが特に好ましい。
更に、前記突条部の立設高さは、1mm以上3mm以下に設定されていることが好ましい。
本発明の風向調整装置は、ケース体と、ケース体の吹出口部に回動自在に配された少なくとも1枚の風向調整用フィンとを備えている。また、風向調整装置には、回動する風向調整用フィンとケース体内壁面とが互いに干渉することを防ぐため、ケース体吹出口部を風向調整用フィンにより閉鎖した状態のときにケース体内壁面と風向調整用フィンとの間には所定の隙間が設けられている。更に、本発明では、前記ケース体の内壁面の前記隙間に相対する下流側の位置に突条部が立設されている。
このような本発明の風向調整装置によれば、閉鎖状態時に風向調整用フィンとケース体内壁面との間の前記隙間を介して空気が漏れ出したとしても、その漏れ出した空気流をケース体内壁面から立設した突条部に衝突させて拡散させることができる。このように突条部が漏れ出した空気流を拡散させることによって、運転者等が隙間風を感じることや、風切り音が発生することを効果的に防止できるため、運転者等に不快感等を与えることがなく、風向調整装置の品質を向上させることができる。
特に、本発明の風向調整装置は、前記ケース体の吹出口部に配された少なくとも1枚の第1フィンと、この第1フィンに摺動可能に嵌着し、前記風向調整用フィンの回動を操作する操作ノブとを更に備えている。また、前記風向調整用フィンは、第1フィンの上流側にあって同第1フィンに対して交差する方向に第2フィンとして配されている。更に、前記突条部は、ケース体内壁面の第1フィンと第2フィンとの間の位置にあって、且つ、第2フィンと平行に、連続的に延在している。
このような風向調整装置によれば、操作ノブを操作することにより、風向調整用の第2フィンを回動させて空気の風向や吹出口部の開閉を容易に行うことが可能となる。またこの場合に、突条部が、第1フィンと第2フィンとの間の位置にあって、第2フィンと平行に、連続的に延在しているため、前記隙間から漏れ出した空気流を逃がすことなく突条部に衝突させて、効果的に拡散させることができる。
このような本発明の風向調整装置において、前記ケース体は、本体部と、同本体部内の吹出口側に取着され、前記第1フィンを嵌着するスペーサとを有している。また、前記突条部はスペーサに立設されている。これにより、風向調整装置を組み立てる際に、ケース体本体部に、突条部を有するスペーサと第1フィンとを容易に組み付けることができるため、風向調整装置の組み立てを簡単に行うことが可能となる。
また、本発明の風向調整装置において、前記風向調整用フィンは、ケース体の送風方向に対して所定の角度で傾斜した状態(例えば、下り傾斜した状態)でケース体吹出口部を閉鎖するように取着されている。更に前記突条部は、吹出口部の閉鎖状態時にケース体に供給された空気が風向調整用フィンの傾斜によって案内される側となる風向調整用フィンの第1端縁に沿った位置に配されている。
これにより、ケース体内を流れてきた空気は、閉鎖状態にある風向調整用フィンの傾斜に沿って風向調整用フィン全体の第1端縁側に向けて案内され、更に、その風向調整用フィン全体の第1端縁とケース内壁面との間に形成された隙間から強く漏れ出すことになるが、本発明では、その漏れ出した空気流を、前記第1端縁に沿って配された突条部によって効果的に拡散させることができる。
この場合、前記突条部は、風向調整用フィンの閉鎖状態時において風向調整用フィン全体の前記第2端縁に沿った位置にも配されていることが好ましい。これにより、風向調整用フィン全体の第2端縁とケース内壁面との間から漏れ出した空気流も当該突条部によって容易に拡散させることができるため、運転者等が隙間風を感じることや、風切り音が発生することを一層効果的に防止することができる。
更に、本発明における前記突条部の立設高さは、1mm以上3mm以下に設定されている。突条部の立設高さが1mm以上に設定されていることにより、閉鎖状態にある風向調整用フィンとケース体内壁面との間から漏れ出した空気流を突条部に確実に衝突させて、効率的に拡散させることができる。
また突条部は、風向調整用フィンが回動しても同風向調整用フィンと干渉しない位置に設けなければならないが、突条部の立設高さが3mm以下に設定されていることにより、突条部を風向調整用フィンに干渉させることなく、風向調整用フィンの閉鎖状態時に形成される前記隙間の近くに配設することが可能となり、上述の空気流の拡散を確実に行うことができる。しかも、突条部の立設高さが3mm以下であれば、同突条部を風向調整装の吹出口側(正面側)から見たときに突条部を目立たなくすることができるため、風向調整装置の見栄えを低下させることもない。
以下、本発明に係る風向調整装置の好適な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図1は、本実施形態に係る風向調整装置を吹出口側から見たときの斜視図である。また、図2は、同風向調整装置における風向調整用第2フィンの回動を示した概略断面図であり、図3は、同風向調整装置における第2フィンの下端縁近傍を拡大して示した拡大断面図である。
本実施形態の風向調整装置1は、自動車のインストルメントパネルに形成された略矩形状の開口部に取り付けられるものであり、送風方向の前後両端部が開口したケース体2と、ケース体2内の空気吹出口側の端部21a(以下、空気吹出口部21aと記す)に取り付けられた車室側(下流側)の第1ルーバー3と、第1ルーバー3の上流側に取り付けられた第2ルーバー4と、第2ルーバー4の回動を操作する操作ノブ5とを備えている。
前記ケース体2の上流側開口は、ダクトを介して空調装置が接続される(ダクトも空調装置も図示せず)。また、下流側開口は、空調装置から供給された空気を車室内へ吹き出すための空気吹出口を形成している。このケース体2は、略角筒状のケース本体部21と、ケース本体部21の空気吹出口側に取着したスペーサ22と、ケース本体部21の上流側外周面に固着したシール材23とを有している。
前記ケース本体部21は、空気吹出口部21aに段差21bを有しており、この段差21bを介して車室側に向けて上下方向(高さ方向)に広くなるように形成されている。また、ケース本体部21の空気吹出口側の外周面には、図示しない額縁状のフィニッシャーを係着させるための複数の係着部25が設けられている。
前記スペーサ22は、ケース本体部21における空気吹出口部21aの上下内壁面に嵌着する上及び下スペーサ部22a,22bを有しており、これら上及び下スペーサ部22a,22bには、それぞれ第1ルーバー3の後述する各縦フィン31a〜31cを所定の間隔をもって嵌着可能な複数の嵌着孔が形成されている。
前記第1ルーバー3は、上及び下スペーサ部22a,22b間に枢着した左右に回動可能な3枚の縦フィン(第1フィン)31a,31b,31cと、これら3枚の縦フィン31a〜31cの回動を互いに連動させる第1リンク部材32とを有している。第1ルーバー3は、縦フィン31a〜31cを回動させることにより、車室内へ吹き出される空気の風向を左右方向に調整することが可能である。
この第1ルーバー3は、例えば3枚の縦フィン31a〜31cを第1リンク部材32が連結された状態で上及び下スペーサ部22a,22bに枢着させ、更に、その上及び下スペーサ部22a,22bをケース本体部21に嵌着させることによって、ケース体2に容易に組み付けられる。なお、後述する第2ルーバー4は、第1ルーバー3がケース体2に組み付けられる前に、予めケース体2に組み付けられる。
また、第1ルーバー3において、3枚の縦フィン31a〜31のうちの中央に配された1枚の縦フィン31bは、操作ノブ5が嵌着される摺動操作ガイド部材としても機能する。このガイド部材となる縦フィン31bには、一方の表面(左側表面)に隆起部35が上下方向に沿って所定の範囲で設けられている。この縦フィン31bに操作ノブ5を取り付けたときに同隆起部35が操作ノブ5の内面と摺接することにより、操作ノブ5にがたつきが生じることを防止できる。更に、縦フィン31bの他方の表面(右側表面)には、操作ノブ5の可動範囲を規制するための図示しない規制部が設けられている。
この縦フィン31bに嵌着する操作ノブ5は、縦フィン31bが挿通可能な内部空間を有するノブ本体5aと、ノブ本体5a内に嵌着した弾性部材5bと、ノブ本体5aから上流側の第2ルーバー4に向けて突設した二股のアーム5cとを有している。前記弾性部材5bは、シリコンゴムで構成されており、ノブ本体5aの内壁に設けた突部5dに嵌着するとともに、縦フィン31bの下流側端縁に当接して同縦フィン31bを適度に押圧している。これにより、操作ノブ5のがたつきを更に防ぐことができるとともに、操作ノブ5の操作時には適度な摺動抵抗が発生するため良好な操作性が得られ、更に、摺動操作を終了させた位置で操作ノブ5を確実に停止させて、その位置を安定して維持することができる。
前記第2ルーバー4は、ケース本体部21の左右内壁面に枢着し、上下に回動可能な6枚の風向調整用横フィン(第2フィン)41a,41b,41c,41d,41e,41fと、これらの横フィン41a〜41fの回動を互いに連動させる第2リンク部材42とを有している。このとき、各横フィン41a〜41fの回動軸は、第1ルーバー3の縦フィン31a〜31cの回動軸に対して直交する方向に配されている。
また、複数の横フィン41a〜41fの中で、中段部に配され、断面形状が最も小さく形成された横フィン41dには、操作ノブ5の二股のアーム5cに挟持される軸部45と、同軸部45及び横フィン41d間を連結する連結部46とが設けられている。これにより、操作ノブ5が縦フィン31bに沿って上下方向に操作されたときに、その操作ノブ5の移動に従って横フィン41dが回動するとともに、第2リンク部材42により連結されたその他の横フィン41a〜41c,41e,41fも横フィン41dの回動に伴って回動する。
この場合、操作ノブ5をその可動範囲内で操作することにより、各横フィン41a〜41fを、送風方向に平行となる全開状態(図2の実線)と、互いに隣接する横フィンの一部が互いに重なり合って空気吹出口部21aを塞ぐ閉鎖状態(図2の二点差線)との間で回動させることができるため、車室内へ吹き出される空気の風向を上下方向に調整すること、及び、ケース体2の空気吹出口部21aを開閉することが可能となる。
更に、第2ルーバー4の横フィン41a〜41fは、インストルメントパネルのデザインを損なわないように、空気吹出口部21aの閉鎖状態時に互いに重なり合った複数の横フィン41a〜41fが空気吹出口に向けて所定の角度で下り傾斜するように配されている。このため、横フィン41a〜41fが閉鎖状態のときに図示しない空調装置からケース体2に空気が供給されると、同空気はケース体2内を流れて閉鎖状態にある横フィン41a〜41fに衝突し、更に、下り傾斜している横フィン41a〜41fの上流側面(裏面)に沿って、最も下方に配されている横フィン42fの下端縁に向けて案内されることになる。
このような本実施形態の風向調整装置1では、第2ルーバー4の横フィン41a〜41fを回動させて閉鎖状態に保持したときに、最も下方に配されている横フィン41fの下端縁から空気をなるべく漏れ難くするため、閉鎖状態時に同横フィン41fの一部が重なり合う段差部26が下スペーサ部22bに設けられている。
また、段差部26の下流側にあって横フィン41a〜41fと縦フィン31a〜31cとの間には、下スペーサ部22bの表面から立設した突条部27が配されており、この突条部27は、最も下方に配されている横フィン41fの下端縁と平行に連続的に延設されている。この場合、突条部27は、図3に示したように、送風方向の上流側に向けて僅かに傾斜して立設されており、また、突条部27の下部スペーサ部表面からの立設高さは、1mm以上3mm以下に設定されている。
更に、これらの段差部26及び突条部27は、複数の横フィン41a〜41fが互いに連動して回動したときに最も下方に配されている横フィン41fとの干渉を防ぐため、図3に示したように、段差部26と横フィン41fとの間には間隔が0.5mm程度の隙間48が設けられ、また、突条部27と横フィン41fの回動軌跡47との間にも間隔が0.5mm程度となる隙間49が設けられている。
このため、風向調整装置1は、横フィン41a〜41fを閉鎖状態まで回動させて空気吹出口部21aを閉鎖したときでも、段差部26と横フィン41fとの間に形成された隙間48を介して空気が車室内に漏れ出てしまう。特に本実施形態では、横フィン41a〜41fを閉鎖状態にしたときに、ケース体2内に供給された空気が上述のように下方に配された横フィン41fの下端縁に向けて案内されて集中するため、当該隙間48から漏れ出す空気の流量が多くなり、流速も高められる。
しかしながら、風向調整装置1では、下スペーサ部22bに立設された突条部27が、段差部26と横フィン41fとの間の隙間48に相対する下流側の位置に配されている。このため、当該隙間48を介して強く漏れ出した空気流10はそのまま突条部27に衝突し、更に、衝突した同突条部27によって上方に向けて拡散することになる。このとき、突条部27は上流側に僅かに傾斜しているとともに、その立設高さが1mm以上と隙間48の間隔よりも大きく設定されているため、漏れ出した空気流10を突条部27に確実に衝突させ、同空気流10の拡散を効果的に行うことができる。
なお、突条部27の立設高さを3mmよりも大きく設定した場合、回動する横フィン41fと突条部27との干渉を防ぐためには、突条部27をより下流側に配置する必要がある。しかし、突条部27をあまり下流側に配置してしまうと、漏れ出した空気流10が突条部27に衝突せずに車室内に吹き出してしまう虞があるため、本実施形態における突条部27の立設高さは、前述のように3mm以下に設定されている。
以上のように、本実施形態の風向調整装置1によれば、横フィン41a〜41fの閉鎖状態時に実際に段差部26と横フィン41fとの間の隙間48から空気が漏れ出しても、その漏れ出した空気流10を効果的に拡散することができるため、運転者等が隙間風を感じることや、風切り音が発生することを防ぐことができる。従って、本実施形態の風向調整装置1は、運転者等に不快感等を与えることがなく、従来の欠点が解消された高品質の製品として提供される。
なお、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。例えば、上記実施形態の風向調整装置1では、ケース体2の下内壁面側に取着された下スペーサ部22bのみに突条部27が立設されている。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば図4に示したように、横フィン41a〜41fよりも下流側のケース体2の下内壁面(下部スペース部22b)と上内壁面(ケース本体部21の上面)とに突条部27をそれぞれ設けることも可能である。
これにより、横フィン41a〜41fの閉鎖状態時に、段差部26と横フィン41fとの間の隙間48から漏れ出した空気流10を下側の突条部27により拡散させるとともに、ケース体2の上内壁面と横フィン41a〜41f全体の上端縁(即ち、最も上方に配されている横フィン41aの上端縁)との間に形成された隙間から漏れ出した空気流も上側の突条部27に衝突させて拡散させることができる。このため、運転者等が隙間風を感じることや、風切り音が発生することを一層効果的に防止することができる。
また、上記実施形態の風向調整装置1は、下流側(車室側)の第1ルーバー3に複数の縦フィン31a〜31cが嵌着され、上流側の第2ルーバー4に複数の横フィン41a〜41fが嵌着されて構成されている。しかし、本発明では、例えば下流側の第1ルーバーに複数の横フィンが嵌着されるとともに、上流側の第2ルーバーに複数の縦フィンが嵌着され、第2ルーバーの縦フィンによって空気吹出口部を閉鎖するように風向調整装置を構成することも可能である。
この場合、漏れ出した空気流を拡散させる突条部は、ケース体の左側又は右側内壁面に立設される。更に本発明において、下流側の第1ルーバーに取着するフィンは、一枚であっても良く、また、回動せずにスペーサ等に固定されていても良い。
更に、本発明では、風向調整装置の構造をより簡単にするために、例えば上記実施形態の風向調整装置1から第1ルーバー3及び操作ノブ5を省略して風向調整装置を構成することも可能である。この場合、第2ルーバー4に配した風向調整用横フィン41a〜41fの操作は、横フィン41a〜41fを指等で直接動かすこと等によって容易に行うことができる。
本発明に係る風向調整装置を吹出口側から見た斜視図である。 同風向調整装置の概略断面図である。 同風向調整装置における第2フィンの下端縁近傍を拡大して示した拡大断面図である。 本発明に係る風向調整装置の変形例を示した概略断面図である。 従来の風向調整装置を示す概略断面図である。 従来の風向調整装置における第2フィンの下端縁近傍を拡大して示した拡大断面図である。
符号の説明
1 風向調整装置
2 ケース体
3 第1ルーバー
4 第2ルーバー
5 操作ノブ
5a ノブ本体
5b 弾性部材
5c アーム
5d 突部
10 空気流
21 ケース本体部
21a 空気吹出口部
21b 段差
22 スペーサ
22a 上スペーサ部
22b 下スペーサ部
23 シール材
25 係着部
26 段差部
27 突条部
31a〜31c 縦フィン(第1フィン)
32 第1リンク部材
35 隆起部
41a〜41f 横フィン(第2フィン)
42 第2リンク部材
45 軸部
46 連結部
47 回動軌跡
48,49 隙間

Claims (6)

  1. ケース体(2) と、同ケース体(2) の吹出口部(21a) に回動自在に配された少なくとも1枚の風向調整用フィン(41a〜41f)とを備え、前記風向調整用フィン(41a〜41f)の回動操作により、前記吹出口部(21a) を介して吹き出す空気の風向を調整するとともに前記吹出口部(21a) を開閉することを可能にした風向調整装置(1) であって、
    前記ケース体(2) の内壁面は、送風方向に直交する方向の前記ケース体(2) の対向する内壁面間の間隔を吹出口側に拡大する段差部(26)を有し、
    当該段差部(26)は、前記風向調整用フィン(41a〜41f)よる閉鎖時に当該風向調整用フィン(41a〜41f)の先端部が重なる位置に設けられ、
    前記風向調整用フィン(41a〜41f)の回動時における風向調整用フィン(41a〜41f)との干渉を回避する位置で、且つ、前記段差部(26)の下流側の前記ケース体(2) の内壁面と前記風向調整用フィン(41a〜41f)との間に形成される隙間(48)から離間するともに当該隙間に相対する位置に立設され、前記隙間(48)から漏れ出す空気流(10)を衝突させる突条部(27)を有してなる、
    ことを特徴とする風向調整装置。
  2. 前記ケース体(2) の吹出口部に配された少なくとも1枚の第1フィン(31a〜31c)と、前記第1フィン(31b)に摺動可能に嵌着し、前記風向調整用フィン(41a〜41f)の回動を操作する操作ノブ(5) とを更に備え、
    前記風向調整用フィン(41a〜41f)は、前記第1フィン(31a〜31c)の上流側にあって同第1フィン(31a〜31c)に対して交差する方向に第2フィンとして配され、
    前記突条部(27)は、前記ケース体(2) 内壁面の前記第1フィン(31a〜31c)と前記第2フィン(41a〜41f)との間の位置にあって、前記第2フィン(41f) と平行に、連続的に延在してなる、
    請求項1記載の風向調整装置。
  3. 前記ケース体(2) は、本体部(21)と、同本体部(21)内の吹出口側に取着され、前記第1フィン(31a〜31c)を嵌着するスペーサ(22)とを有し、前記突条部(27)は、前記スペーサ(22)に立設されてなる請求項2記載の風向調整装置。
  4. 前記風向調整用フィン(41a〜41f)は、前記ケース体(2) の送風方向に対して所定の角度で傾斜した状態で前記ケース体吹出口部を閉鎖するように前記ケース体(2) に取着され、
    前記突条部(27)は、前記閉鎖状態時に前記ケース体(2) に供給された空気の流れが前記風向調整用フィン(41a〜41f)の傾斜によって案内される側となる前記風向調整用フィン(41a〜41f)の第1端縁に沿った位置に配されてなる、
    請求項1〜3のいずれかに記載の風向調整装置。
  5. 前記突条部(27)は、前記閉鎖状態時における前記風向調整用フィン(41a〜41f)全体の前記第1端縁に対して対辺側となる第2端縁に沿った位置にも配されてなる請求項4記載の風向調整装置。
  6. 前記突条部(27)の立設高さは、1mm以上3mm以下に設定されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の風向調整装置。
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