JP4967860B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
本発明は、帯電部材に付着したトナー成分に起因する画質劣化を抑制する画像形成装置を提供することを目的とする。
ここで、無機粒子の体積平均粒径の測定方法については、後述する。
無機粒子によるトナー母粒子への含有量が0.5重量%未満であると、脱離した無機粒子の量が少ない為にブレードニップ部にトナーをせき止めることができず、トナー自体をすりぬけさせてしまう場合がある。一方、無機粒子によるトナー母粒子への含有量が2.5重量%を超えると、ブレードをすり抜ける無機粒子の量が多くなり、帯電ロールを汚染する速度が速くなり過ぎる場合がある。
この小径外添剤の体積平均粒径は、7nm以上60nm以下の範囲であることが好ましく、10nm以上50nm以下の範囲であることがより好ましい。
なお、小径外添剤の体積平均粒径の測定方法についても後述する。
小径外添剤の量が0.5重量%未満である場合、トナーの流動性が低くなり、また、3.0重量%を超えた場合には、トナーの流動性は良好であるが、トナー表面にほぼ均一に付着させることが難しくなり、むしろ凝集体が残り、場合によってはトナーの発色性を妨げることがある。
本実施の形態における上記無機粒子、及び小径外添剤は共に、レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置(HORIBA LA−910)を用いて測定した。なお、0.5%のアニオン界面活性剤(ニューレックスペーストH、日本油脂社製)水溶液中に0.1%のポリリン酸ナトリウムを添加したものの中に、測定する無機粒子または小径外添剤を添加し、これを1分間超音波で分散させたものを測定試料として用いた。
即ち、SiO2、TiO2、Al2O3、CuO、ZnO、SnO2、CeO2、Fe2O3、MgO、BaO、CaO、K2O、Na2O、ZrO2、CaO・SiO2、K2O・(TiO2)n、Al2O3・2SiO2、CaCO3、MgCO3、BaSO4、MgSO4等の無機粒子を使用することができる。これらのうち、特に、シリカ粒子、チタニア粒子の場合には、トナーの流動性が良好となるため好ましい。また、ポリスチレン粒子、ポリメチルメタクリレート粒子、ポリフッ化ビニリデン粒子、小径不定形樹脂粒子、酸化セリウム、ステアリン酸亜鉛等のクリ−ニング助剤又は転写助剤等も使用することが可能である。
疎水化処理剤の使用量は、無機粒子の種類等により異なり一概に規定することはできないが、通常無機粒子100重量部に対して、5重量%以上50重量部以下の範囲が適当である。
本発明における疎水化度は、水50ccに粒子を0.2g加え、スターラーで攪拌後、メタノールで滴定し、粒子が全て溶媒に懸濁したときのメタノール滴定量をTccとしたときに、以下の式で表される疎水化度(M)と定義する。
疎水化度(M)=[T/(50+T)]×100(vol.%)
球形化度は、WadeIIの真の球形化度(下記式)を採用した。
*実際の粒子と同じ体積を有する球の表面積…(a)
*実際の粒子の表面積…(b)
球形化度=(a)÷(b)
(a)は、レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置(HORIBA LA−910)を用いて測定される、平均粒径から計算により求めた。
(b)は、島津粉体比表面積測定装置SS−100型を用い、BET比表面積より代用させた。
−結着樹脂−
トナー母粒子に用いられる結着樹脂としては、公知のものを使用でき、優れた低温定着性が得られる点から、結晶性樹脂や、結晶性樹脂と非結晶性樹脂とを併用してもよい。
結着樹脂としては、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類;エチレン、プロピレン、ブチレン、イソプレン等のモノオレフィン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケトン類;等の単独重合体及び共重合体を例示することができる。
トナー母粒子を構成する着色剤としては、特に制限はなく、染料及び顔料のどちらでもかまわないが、耐光性や耐水性の観点から顔料が好ましい。
好ましい顔料としては、カーボンブラック、アニリンブラック、アニリンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウルトラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイエロー、メチレンブルークロライド、フタロシアンブルー、マラカイトグリーンオキサート、ランプブラック、ローズベンガル、キナクリドン、ベンジジンイエロー、C.I.ピグメント・レッド48:1、C.I.ピグメント・レッド57:1、C.I.ピグメント・レッド122、C.I.ピグメント・レッド185、C.I.ピグメント・イエロー12、C.I.ピグメント・イエロー17、C.I.ピグメント・イエロー180、C.I.ピグメント・イエロー97、C.I.ピグメント・イエロー74、C.I.ピグメント・ブルー15:1、C.I.ピグメント・ブルー15:3等の公知の顔料が使用できる。
以上の着色剤は、単独で使用可能な他、2種類以上組み合わせて使用してもよい。
なお、着色剤の種類を選択することにより、イエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、ブラックトナー等の各色トナーが得られる。
本実施の形態におけるトナーには、必要に応じて、離型剤や帯電制御剤などのその他の成分が内添されてもよい。
離型剤は、一般に離型性を向上させる目的で使用される。離型剤の具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等の低分子量ポリオレフィン類;加熱により軟化点を有するシリコーン類;オレイン酸アミド、エルカ酸アミド、リシノール酸アミド、ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミド類;カルナウバワックス、ライスワックス、キャンデリラワックス、木ロウ、ホホバ油等の植物系ワックス;ミツロウ等の動物系ワックス;モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス等の鉱物・石油系ワックス;脂肪酸エステル、モンタン酸エステル、カルボン酸エステル等のエステル系ワックスなどが挙げられる。これらの離型剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
離型剤の融点としては50℃以上120℃以下が好ましく、60℃以上100℃以下がより好ましい。離型剤の融点が60℃未満では離型剤の変化温度が低すぎ、耐ブロッキング性が劣ったり、複写機内温度が高まった場合に現像性が悪化したりする場合がある。
湿式製法でトナーを製造する場合、イオン強度の制御と廃水汚染の低減の点で水に溶解しにくい素材を使用するのが好ましい。
また、上記方法で得られたトナー母粒子をコア粒子にして、更に樹脂粒子を付着させた後、加熱融合してコアシェル構造を有するトナー母粒子を製造することもできる。
更に、必要に応じて、振動篩分機、風力篩分機などを使って、得られたトナー中の粗大粒子を取り除いてもよい。
測定に際しては、分散剤として、界面活性剤(アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムが好ましい)の5%水溶液2ml中に測定試料を0.5mg以上50mg以下加える。これを電解液100ml以上150ml以下中に添加する。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1分間分散処理を行い、コールターマルチサイザーIIにより、アパーチャー径として100μmのアパーチャーを用いて2〜60μmの範囲の粒径の粒子の粒度分布を測定する。なお、サンプリングする粒子数は50000個である。
これらを用いて、体積平均粒度分布指標(GSDv)は(D84v/D16V)1/2、数平均粒度分布指標(GSDp)は(D84P/D16P)1/2として算出される。
本実施の形態の現像剤に含まれるキャリアは、磁性粉が樹脂中に分散された芯材と該芯材を被覆する樹脂被覆層とを含んで構成されている。
まず、本発明におけるキャリアの構成について説明する。
本発明におけるキャリアの芯材は、磁性粉が樹脂中に分散されてなる。
前記磁性粉としては、例えば、鉄、鋼、ニッケル、コバルト等の磁性金属、これらとマンガン、クロム、希土類元素等との合金(例えば、ニッケル−鉄合金、コバルト−鉄合金、アルミニウム−鉄合金等)、及びフェライト、マグネタイト等の磁性酸化物等が用いられる。これらの中でも、特性が安定しており、かつ毒性が少ない点で有利である点で、酸化鉄が好ましい。
これら磁性粉は、単種で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
その他の成分としては、例えば、帯電制御剤、フッ素含有粒子などが挙げられる。
上記の溶融混練法、懸濁重合法、及びスプレードライ法はいずれも、磁性粉をあらかじめ何らかの手段により調製しておき、この磁性粉と樹脂溶液とを混合し、樹脂溶液中に磁性粉を分散させる工程を含む。
また、鉄、コバルト、ニッケル等の金属、マグネタイト、ヘマタイト、フェライトなどの合金や化合物等を単独/複合で焼結させて得たものなども、公知のものとして使用できる。
本実施の形態のキャリアは、前述の芯材を被覆する樹脂被覆層を有する。
この樹脂被覆層は、キャリア用の樹脂被覆層の材料として用いられているものであれば公知のマトリックス樹脂が利用でき、二種類以上の樹脂をブレンドして用いてもよい。
樹脂被覆層を構成するマトリックス樹脂としては大別すると、トナーに帯電性を付与するための帯電付与樹脂と、トナー成分(外添剤等)のキャリアへの移行を防止するために用いられる表面エネルギーの低い樹脂とが挙げられる。
また、トナーに正帯電性を付与するための帯電付与樹脂としては、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル等のハロゲン化オレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂等が挙げられる。
樹脂被覆層における導電性粒子の含有量は、樹脂被覆層の強度を保ち、またキャリアの抵抗を調整する観点から、1重量%以上50重量%以下であることが好ましく、3重量%以上20重量%以下であることがより好ましい。
熱可塑性樹脂の場合、ポリオレフィン系樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン;ポリビニル及びポリビニリデン系樹脂、例えば、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリビニルカルバゾール、ポリビニルエーテル及びポリビニルケトン;塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体;スチレン−アクリル酸共重合体;オルガノシロキサン結合から構成されるストレートシリコン樹脂又はその変性品;フッ素樹脂、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリクロロトリフルオロエチレン;ポリエステル;ポリカーボネート等が挙げられる。
キャリアの製造方法は特に限定されず、従来公知のキャリア製造方法が利用できるが、以下の製造方法が好ましい。
即ち、樹脂被覆層形成用溶液(溶剤中に、樹脂被覆層を形成するマトリックス樹脂の他に、必要に応じて、導電性粒子、帯電制御の樹脂粒子等を含む溶液)を調製し、この樹脂被覆層形成用溶液中に芯材を浸漬する浸漬法、樹脂被覆層形成用溶液を芯材の表面に噴霧するスプレー法、芯材を流動エアーにより浮遊させた状態で樹脂被覆層形成用溶液を噴霧する流動床法、ニーダーコーター中で芯材と樹脂被覆層形成用溶液とを混合し、次いで、溶剤を除去するニーダーコーター法等が挙げられるが、特に、溶液を用いたものに限定されるものではない。例えば、キャリアの芯材の種類によっては、芯材と樹脂粉末とを共に加熱混合するパウダーコート法などを採用することもできる。更に、樹脂被覆層を形成した後に、電気炉やキルンなどの装置により加熱処理することもできる。
キャリアの磁力が170emu/cm3未満の場合、現像ロール46上での磁気的ストレスは低減し画像白抜け等の画質欠陥には効果が見られるが、現像ロール46との磁気的拘束力が弱くなるために、現像ロール46からのトナーやキャリアの飛散が生じ他の部材を汚染することに起因する画質欠陥や感光体上へのキャリア付着に起因する画質欠陥を招く恐れがある。また、キャリアの磁力が250emu/cm3を超える場合、現像ロール46との磁気的束縛力が大きくなるため、トナーに対するストレスが大きくなりトナー母粒子表面に外添剤が埋没し外添剤の緩衝的機能を発現できなくなり、画像白抜けの等の画質欠陥を招く場合がある。
ここで、キャリアの磁力は、振動試料型磁力計BHV−525(理研電子(株)製)を用い、VSM用常温サンプルケース粉末用(H−2902−151)に一定量サンプルを採り、正秤した後に1kOeの磁場中にて、測定した。
キャリアの球形度が0.980未満の場合、キャリアとしての流動性が悪くなり、現像剤としての流動性が不足することで、結果的に、磁気ブラシの均一性を得ることができない。
測定サンプルとして、キャリア200mgをエチレングリコール水溶液30mlに添加・攪拌し、上澄み液を除去した残渣中のキャリアを用いて、以下の方法で測定した。測定は、FPIA−3000(シスメックス社製)を使用し、撮影された少なくとも5000個以上各々のキャリア粒子に対して画像解析を行い、統計処理することによって、平均円形度を求めた。ここで、個々の円形度は下記式(1)に基づいて求めた。
式(1): 円形度=円相当径周囲長/周囲長=[2×(A×π)1/2]/PM
(上記式(1)において、Aはキャリア粒子の投影面積、PMはキャリア粒子の周囲長を表す。)
なお、測定はLPFモード(低分解能モード)、希釈倍率10倍で行った。また、データの解析に当たっては、測定ノイズ除去の目的で、個数粒径解析範囲を3μm以上80μm以下の範囲、円形度解析範囲を0.850以上1.000以下の範囲で実施した。
キャリアの体積平均粒径が25μm未満の場合、キャリア粒子1個当たりの磁力が弱まり、現像ロール46(詳細後述)への磁気的拘束力が弱まり、像保持体12へのキャリアの付着が生じる。また、キャリアの体積平均粒径が100μmを超える場合、粒子形状が球状から歪み、細線再現性が悪くなる。
ここで、キャリアの体積平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(LS Particle Size Analyzer:LS13 320、BECKMAN COULTER社製)を用いて測定された値をいう。得られた粒度分布を分割された粒度範囲(チャンネル)に対し、小粒径側から体積累積分布を引いて、全核体に対して累積50%となる粒径を体積平均粒径D50vとする。
密度が2.0g/cm3よりも小さい場合には、トナーの流動性の状態に近づくため、帯電付与能力が減少し、密度が5.0g/cm3よりも大きい場合には、キャリアの流動性の低下が発生し、トータルエネルギー量が上限値を超えて大きくなる傾向にあるため好ましくない。
ここで、キャリアの密度の測定方法は、「物理化学実験法(東京化学同人社、第3版)」の密度の項に記載の方法に準じて測定する。測定には、電気抵抗が17MΩ以上の水を用い、測定温度は25℃で行う。
キャリアの体積電気抵抗が1×1015Ωcmを超える場合、抵抗が高くなり、現像のときに現像電極として働きにくくなるため、特にベタ画像部でエッジ効果が出るなど、ソリッド再現性が低下する。一方、1×107Ωcm未満の場合、抵抗が低くなるため、現像剤中のトナー濃度が低下したときに現像ロールからキャリアへ電荷が注入し、キャリア自体が現像されてしまう不具合が発生しやすい。
20cm2の電極板を配した円形の治具の表面に、測定対象となるキャリアを1〜3mm程度の厚さになるように平坦に載せ、キャリア層を形成する。この上に前記同様の20cm2の電極板を載せキャリア層を挟み込む。キャリア間の空隙をなくすため、キャリア層上に載せた電極板の上に4kgの荷重をかけてからキャリア層の厚み(cm)を測定する。キャリア層上下の両電極には、エレクトロメーター及び高圧電源発生装置に接続されている。両電極に電界が103.8V/cmとなるように高電圧を印加し、このとき流れた電流値(A)を読み取ることにより、キャリアの体積電気抵抗(Ω・cm)を計算する。キャリアの体積電気抵抗(Ω・cm)の計算式は、下記式(2)に示す通りである。
[式2]
式(2): R=E×20/(I−I0)/L
抵抗層及び保護層としては、結着樹脂に導電性粒子あるいは半導電性粒子を分散し、その抵抗を制御したもので、体積抵抗率として103Ωcm以上1014Ωcm以下、望ましくは105Ωcm以上1012Ωcm以下さらに望ましくは107Ωcm以上1012Ωcm以下がよい。抵抗層及び保護層の膜厚としては0.01μm以上1000μm以下、望ましくは0.1μm以上500μm以下、さらに望ましくは0.5μm以上100μm以下がよい。
なお、本実施の形態において、無機粒子を凝集させた「凝集体」とは、上記説明した現像剤のトナーに含まれる無機粒子がトナーから脱離し、脱離した無機粒子同士が凝集し、目視で確認できる大きさに成長した状態にあることを表している。
芯体16Aの両端部には、図示しないスプリングが設けられており、このスプリングによってクリーニングロール16が帯電ロール14に所定の圧力で押圧されている。すなわち、クリーニングロール16が帯電ロール14の外周に押圧された状態で配置されることで、多孔質層16Bには帯電ロール14の周面に沿って弾性変形して接触領域が形成されている。
クリーニングロール16の外周が、本実施の形態の多孔質層16Bで形成されていることによって、クリーニングロール16は、帯電ロール14上に付着した無機粒子を含む付着物を帯電ロール14から除去すると共に、除去した無機粒子を凝集させた凝集体を形成する。
また、多孔質層16Bは、多孔質層16Bの帯電ロール14への食い込み量が、0.2mm以上1.5mm以下である。
また、多孔質層16Bの表面のセル(孔)の平均孔径が、上記現像剤に含まれる無機粒子の体積平均粒径の1000倍以上8000倍以下の範囲内である。
また、本実施の形態において「硬度」は、以下の方法で測定した。多孔質層16Bを構成する素材を縦400mm×横400mm×厚さ50mmでスライスし、スライスしたシートの中央部をφ200mm圧縮冶具により荷重をかけ、厚さを25%圧縮する際に必要な力(N)を本発明における「硬さ」と定義する。圧縮に必要な力(N)を測定するために、AIKOH社製荷重測定器(MODEL−1311)を用いた。
一方、硬度が500Nより大きいと、帯電ロール表面を早期にキズ付け、画像に微小なスジ状の不具合を発生させる場合があると共に、無機粒子の凝集体を形成することが困難となる場合がある。
一方、気泡数が80個/25mmより多いと、微細な気泡で構成された網目状が有する発泡体の骨格部分の強度が低下し、クリーニングロール16自体のちぎれや剥れを生じ易くなってしまうことがあり、さらには反発弾性率の低下を招き、クリーニング性能が損なわれる問題が生じることがある。気泡数は、炭酸ガス、フッ素系化合物などの公知の発泡剤の添加量によって制御可能である。
食い込み量が0.2mm以上であれば、帯電ロール14に従動回転せずに空回りしてクリーニング機能が低下することを抑制することができる。また、食い込み量が1.5mm以下であれば、多孔質層16B上に、帯電ロール14から除去した無機粒子を保持し、この保持した無機粒子に更に帯電ロール14から除去された無機粒子が供給されることにより、無機粒子の凝集体を形成することができる。
多孔質層16Bの表面のセルの平均孔径が、上記現像剤に含まれる無機粒子の体積平均粒径の1000倍以上8000倍以下であれば、帯電ロール14表面から無機粒子を効果的に除去してセル内に一時的に保持するとともに、さらに帯電ロール14表面から除去された無機粒子が保持されることによって、クリーニングロール16(多孔質層16B)上に保持された無機粒子を成長させて無機粒子の凝集体を形成することができる。
露光装置18としては、例えば、レーザー光学系やLEDレンズアレイなどを用いる。
さらに、この像保持体12の回転によって、この像保持体12のトナー像の形成された領域が、像保持体12と転写装置22との向かい合う領域に達すると、像保持体12上のトナー像は転写装置22によって記録媒体24に転写される。
さらに、像保持体12上の、転写装置22によって記録媒体24にトナー像の転写された領域が、像保持体12の回転によってクリーニングブレード28Aの設置位置に達すると、像保持体12上の転写に関与しなかった残留トナー等の付着物が、クリーニングブレード28Aによって除去されて、この付着物の除去された領域が像保持体12の回転によって帯電ロール14の設置位置に到ると、帯電ロール14によって帯電された上記処理が繰り返される。
すなわち、クリーニングロール16によって帯電ロール14表面の付着物を除去することによって、クリーニングロール16表面には、帯電ロール14から除去された無機粒子の凝集体が保持された状態となる。
このため、従来技術のキャリアでは、無機粒子の凝集体は現像ロール46と像保持体12との間で生じるスキャベンジ現象によりその凝集状態を解除され、現像装置20内に取り込まれると考えられる。
このため、クリーニングロール16から帯電ロール14を介して像保持体12上に保持された無機粒子の凝集体は、像保持体12の回転によって像保持体12と現像装置20との向かい合う領域に達しても、凝集状態を解除されることがない。このため、凝集体のまま像保持体12の回転に伴って、現像装置20との対向領域を通過して、転写装置22との対向領域を更に通過し、クリーニングブレード28Aの設置領域に達することで、像保持体12から除去される。
まず、実施例、比較例で用いたトナー等の物性測定方法について説明する。
粒子等の体積平均粒子径は、レーザー回折・散乱式粒度分布測定装置(HORIBA LA−910)を用いて測定した。なお、0.5%のアニオン界面活性剤(ニューレックスペーストH、日本油脂社製)水溶液中に0.1%のポリリン酸ナトリウムを添加したものの中に、測定する無機粒子または小径外添剤を添加し、これを1分間超音波で分散させたものを測定試料として用いた。
形状係数(ML2/A)は、下式(3)で規定される係数である。
式(3) (ML2/A)=(トナー粒子の絶対最大長)2/(粒子の投影面積)×(π/4)×100
トナーAの作製
<樹脂微粒子分散液の調製>
・スチレン・・・・・・・・・・・・・・・296部
・アクリル酸n−ブチル・・・・・・・・・104部
・アクリル酸・・・・・・・・・・・・・・・・6部
・ドデカンチオール・・・・・・・・・・・・10部
・アジピン酸ジビニル・・・・・・・・・・1.6部
(以上、和光純薬(株)製)
C.I.ピグメントブルー15:3(フタロシアニン系顔料:大日精化社製:シアニンブルー4937) ・・・・・・・100部
(大日精化社製:セイカファーストイエロー2054)
アニオン性界面活性剤(ネオゲンRK:第一工業製薬社製)・・・・・10部
イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・490部
以上の成分を混合溶解し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックス)を用いて10分間分散し、着色剤分散剤(Y)を調製した。
・パラフィンワックス(日本精蝋社製:HNP−9)・・・・・・・・・100部
・アニオン界面活性剤(ライオン(株)社製:リパール860K)・・・・10部
・イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・390部
上記成分を混合して溶解した後、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックス)を用いて分散し、圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理して、平均粒径が220nmである離型剤粒子(パラフィンワックス)を分散してなる離型剤粒子分散液を調製した。
・樹脂粒子分散液・・・・・・・・・・・・・・・・320部
・着色剤分散液 ・・・・・・・・・・・・・・・80部
・離型剤粒子分散液・・・・・・・・・・・・・・・96部
・硫酸アルミニウム(和光純薬(株)製)・・・・・1.5部
・イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・・・・1270部
上記トナー母粒子A(体積平均粒径6μm、ML2/A:135、Cyan色)100重量部に、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部、アナタース型酸化チタン(体積平均粒径20nm)1重量部を加え、ヘンシェルミキサーを用い周速32m/sで10分間ブレンドをおこなった後、目開き106μmのシーブを用いて粗大粒子を除去し、無機粒子の外添されたトナーAを得た。
なお、上記単分散球形シリカが、上記実施の形態で説明したトナー母粒子に外添される無機粒子に相当し、アナタース型酸化チタンは上記実施の形態で説明した小径外添剤に相当する。
フェノール40重量部、ホルマリン60重量部、マグネタイト(平均粒径0.20μm,球形、2重量%、メチルトリメトキシシラン処理品)400重量部、アンモニア水12重量部、イオン交換水60重量部を加え、混合攪拌しながら、85℃まで徐々に昇温させ、4時間反応、硬化させた後、冷却、ろ過、洗浄、乾燥し、粒径37.3μmの球状コア粒子Aを得た。
・コア粒子A 100部
・被覆層形成用溶液A
・トルエン 120部
・スチレン−メチルメタクリレート共重合体(質量比60:40、重量平均分子量8万) 2.0部
・カーボンブラック(Regal330;キャボット社製) 0.4部
このキャリアAの体積平均粒径は、39.1μmであり、球形度は0.989であった。
上記調整したキャリアAを100重量部、トナーAを8重量部、をVブレンダーで混合し、500μm網目で篩分して現像剤Aを作成した。
上記調整した現像剤Aを現像装置に、更にトナーカートリッジにトナーAを充填し、富士ゼロックス(株)製のDocuCentre−II C4300から帯電器に設置されているブラシクリーナを取り除き、下記構成のクリーニングロール16を本発明の画像形成装置の凝集体形成手段として設けた。
また、多孔質層16Bの硬度は、300Nであり、連続気泡構造における気泡数(発泡セル数)が60個/25mmであった。
なお、この評価の判断基準は低温低湿下でのプリント50枚中、白抜けが合計20個以下であれば「良好」であり、高温高湿下でのプリント10枚中、10個以下であれば「良好」であると評価する。
(トナーAの調整)
実施例1で調整したトナーAを用いた。
スチレン/n−ブチルメタクリレート共重合体を30重量部と、磁性粉(MG−Z、三井金属社製)を70重量部と、を加圧ニーダーにより混練し、ジェットミルにより粉砕、風力分級機により分級し、体積平均粒径48μmキャリアBを得た。
このキャリアBの球形度は0.974であった。
上記調整したキャリアBを100重量部、トナーAを8重量部、Vブレンダーで混合し、500μm網目で篩分して現像剤Bを作成した。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、本実施例2で調整した現像剤Bを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下においては白抜けは確認できず、高温高湿環境下において、10枚中、3箇所だけ白抜けを確認した。
(トナーCの調整)
上記実施例1におけるトナーAの調整において、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部の代わりに単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径80nm)を0.6重量部用いる以外はトナーAの調整と全く同じようにしてトナーCを得た。
上記トナーAの代わりにトナーCを用いる以外は実施例1と全く同じようにして現像剤Cを作成した。
実施例1で用いた現像剤A,トナーAに換えて、本実施例3で調整した現像剤C、トナーCを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下における白抜け発生数は、50枚中、2個、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中5個確認された。
(トナーDの調整)
実施例1におけるトナーAの調整において、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部の代わりに単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径200nm)を2.1重量部用いる以外はトナーAの調整と全く同じようにしてトナーDを得た。
上記実施例1におけるトナーAの代わりにトナーDを用いる以外は実施例1と全く同じようにして現像剤Dを作製した。
実施例1で用いた現像剤A,及びトナーAに換えて、本実施例4で調整した現像剤D、及びトナーDを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下における白抜け発生数は、50枚中、3個、また高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中、5個確認された。
(トナーEの調整)
上記実施例1におけるトナーAの調整において、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部の代わりに単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径300nm)を2.2重量部用いる以外はトナーAの調整と全く同じようにしてトナーEを得た。
実施例1で調整したトナーAの代わりにトナーEを用いる以外は実施例1と全く同様にして現像剤Eを作成した。
実施例1で用いた現像剤A、トナーAに換えて、本実施例5で調整した現像剤E、トナーEを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下における1枚当りの白抜け発生数は、50枚中5個、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中、7個確認された。
実施例1で用いたクリーニングロール16に換えて、下記構成のクリーニングロール16−2を用いた以外は、実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行った。
また、多孔質層16-2Bの硬度は、400Nであり、連続気泡構造における気泡数(発泡セル数)が80個/25mmである。
実施例1で用いたクリーニングロール16に換えて、本実施例6で作製した上記クリーニングロール16−2を用いた以外は実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行なったところ、低温低湿環境下における1枚当りの白抜け発生数は、50枚中6個、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中4個確認された。
実施例1で用いたクリーニングロールに換えて、下記構成のクリーニングロール16−3を用いた以外は、実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行った。
また、多孔質層16-3Bの硬度は、200Nであり、連続気泡構造における気泡数(発泡セル数)が40個/25mmであった。
実施例1で用いたクリーニングロール16に換えて、本実施例7で作製した上記クリーニングロール16−3を用いた以外は実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行なったところ、低温低湿環境下における白抜けは、確認できず、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中7個確認された。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、下記構成の現像剤Fを用いた以外は、実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行った。
・Cu-Znフェライト粒子F(体積平均粒径35μm) 100重量部
・被覆層形成用溶液F
・トルエン 40重量部
・スチレン−メタクリレート共重合体(質量比60:40) 3重量部
・カーボンブラック(Regal330;キャボット社製) 0.4重量部
キャリアAに換えて、キャリアFを用いた以外は実施例1と全く同じようにして現像剤Fを作成した。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、本比較例1で調整した現像剤Fを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下における白抜け発生数は、50枚中、28個、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中、28個確認された。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、下記構成の現像剤G、及びトナー粒子Gを用いた以外は、実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行った。
上記実施例1で調整したトナー母粒子A100重量部に、気相法シリカ(体積平均粒径40nm)を2重量部、アナタース型酸化チタン(体積平均粒径20nm)を1重量部、を加え、ヘンシェルミキサーを用いて周速32m/sで10分間ブレンドをおこなった後、106μm網目のシーブを用いて粗大粒子を除去し、トナーGを得た。
トナーAに換えて、トナーGを用いた以外は実施例1と同じようにして現像剤Gを調整した。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、本比較例2で調整したトナーG、及び現像剤Gを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下において、色スジが発生したため42kPVで画像形成を停止した。この状態で、帯電ロール、クリーニングロールを目視にて確認したところ、トナーの付着が見られた。
(トナーHの調整)
上記実施例1のトナーAの調整において、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部の代わりに単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径70nm)を0.8重量部用いる以外はトナーAの調整と全く同じようにしてトナーHを得た。
トナーAの代わりにトナーHを用いる以外は実施例1と全く同様にして現像剤Hを作成した。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、本比較例3で調整したトナーH、現像剤Hを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下において、色スジが発生したため48kPVで画像形成を停止した。この状態で、帯電ロール、クリーニングロールを目視にて確認したところ、トナーの付着が見られた。
(トナーIの調整)
上記実施例1のトナーAの調整において、単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径120nm)を1.5重量部の代わりに単分散球形シリカ(ゾルゲル法:平均粒径320nm)を0.8重量部用いる以外はトナーAの調整と全く同じようにしてトナーIを得た。
上記実施例1のトナーAの代わりにトナーIを用いる以外は実施例1と全く同様にして現像剤Iを作成した。
実施例1で用いた現像剤Aに換えて、本比較例4で調整した現像剤I、トナーIを用いた以外は、実施例1と同じようにして画質評価を行ったところ、低温低湿環境下における白抜け発生数は50枚中、65個、また、高温高湿環境下における白抜け発生数は、10枚中、32個確認された。
実施例1で用いたクリーニングロールに換えて、下記構成のクリーニングパッドを用いた以外は、実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行った。
実施例1で用いたクリーニングロールに換えて、本比較例5で作製した上記クリーニングパッドを用いた以外は実施例1と同じようにして画像形成装置による画質評価を行なったところ、低温低湿環境下において、色スジが発生したため35kPVで画像形成を停止した。この状態で、帯電ロールを目視にて確認したところ、無機粒子の多量な付着が見られた。
12 像保持体
14 帯電ロール
16 クリーニングロール
16A 芯体
16B 多孔質層
18 露光装置
20 現像装置
22 転写装置
28A クリーニングブレード
28 クリーニング装置
Claims (4)
- 回転駆動される像保持体と、
前記像保持体表面に接触して該像保持体の回転に伴って回転することにより該像保持体を接触帯電させる帯電部材と
前記帯電部材によって帯電した前記像保持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体上に形成された静電潜像を、体積平均粒径が80nm以上300nm以下の無機粒子を外添したトナーと、磁性粉が樹脂中に分散された芯材及び該芯材を被覆する樹脂被覆層を含んで構成されるキャリアと、を含んで構成される現像剤によって現像して該静電潜像に応じたトナー像を現像する現像手段と、
前記トナー像を被転写部材に転写する転写手段と、
前記像保持体上の付着物を除去する除去手段と、
前記帯電部材表面に接触して該帯電部材の回転に伴って回転することにより該帯電部材表面に付着した前記無機粒子を含む付着物を該帯電部材表面から除去すると共に、除去した該無機粒子を凝集させた凝集体を形成する凝集体形成手段と、
を備えた画像形成装置。 - 前記凝集体形成手段は、芯体と、該芯体の外周に形成され多孔質層と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記多孔質層は、発泡ウレタンである請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記トナーは、トナー母粒子に前記無機粒子が外添され、該無機粒子の該トナー母粒子表面に対する含有量が0.5重量%以上2.5重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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