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JP4961988B2 - 記録制御装置、記録制御方法 - Google Patents

記録制御装置、記録制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、記憶媒体に記憶されているビデオ・オーディオデータなどのデータを編集元にして、これに新規なデータの追加記録を行っていくような態様の編集に好適とされる記録制御装置、及びその方法に関する。
例えば、放送関係などの業種で利用される業務用のビデオカメラ装置や、その周辺の編集機器(映像関連機器)などでは、撮像により得られた映像情報を扱うのにあたりテープ状記録媒体を使用することが主流であった。しかし、最近の光学ディスク状記憶媒体の記憶可能容量が、撮影業務の実用に足る程度に増加してきたことや、圧縮符号化技術の進歩などを背景として、光学ディスク状記憶媒体を利用した業務用映像関連機器が開発されてきている。これにより、記録データ品質の劣化がないことや、記憶媒体がコンパクトになるなどの、ディスク状記憶媒体の利点を業務用映像機器でも享受できることになる。
一般的なこととして、光学ディスク状記録媒体のようにしてランダムアクセスが可能な記憶媒体に記録した映像情報を編集する場合には、例えばコンピュータ装置のHDDなどに編集素材となるビデオデータをコピーするなどして記憶させて取り込んだうえで、編集用のアプリケーションソフトウェアを操作して、例えば、これらの記憶された映像情報から取り出した任意の区間(シーン)をつなぎ合わせるなどの作業を行うようにされる。このような態様の編集は、ノンリニア編集といわれる。ノンリニア編集は、上記もしているように、映像情報がデジタル化されてランダムアクセスが可能な記憶媒体に記憶されるような環境には適した編集の方式であり、また、一般ユーザにとっては、ノンリニア編集のほうがかえって作業をしやすく、編集の面白みも味わうことができる。また、結果的には、ノンリニア編集により、リニア編集と同じ編集結果を得ることも可能である。このために、例えば民生において映像情報を編集するアプリケーションソフトウェアなどは、このノンリニア編集を行うことを前提としてつくられている。
しかしながら映像を業務として扱う現場では、以前からリニア編集がしばしば行われてきた。これは、先ず、記憶媒体としてはテープ状記録媒体が主流であって、元来、リニア編集を行いやすい環境にあったことと、例えば番組の放送時間に間に合わせる必要などから、短時間のうちに編集を行う必要にせまられる状況が多いことがその理由として挙げられる。リニア編集作業は、熟練者にとっては実に感覚的であって、非常に早く編集結果を作成できることから、映像関連の現場ではいまでも重宝されている。
そして、このような事情を背景に、業務用の映像関連機器において編集に関連するものとしても、リニア編集を行うことを前提に構成されたものが既に広く普及している状況にある。
ちなみに、リニア編集としては、アセンブル編集がしばしば行われる。アセンブル編集は、元々は、別々のテープ状記録媒体(ビデオテープカセット)に記録されたに映像情報から必要なシーンを、1つのマスターテープといわれるテープカセットに対してまとめて記録する編集を指すものである。その手順としては、例えば或るテープカセットからマスターテープにダビングをするときには、実際に必要なシーンの終端から少し余分な時間だけ延長してダビングをし、次のテープカセットからマスターテープにダビングをするときには、先にダビングされた映像のシーンの終端までマスターテープを戻した上で、ここから次のシーンの映像のダビングをするようにされる。
特開2004−5895号公報
上記した背景によると、例えば業務用の映像関連機器の分野にあって、光学ディスク状記憶媒体に対応する映像関連機器、特に編集機器が使用されるようになってきた場合には、次のような問題を生じることになる。
つまり、光学ディスク状記憶媒体はランダムアクセスの記憶媒体であることから、元来はノンリニア編集に向くものであり、逆にリニア編集を行うことは難しい。このような事情から、現状において、光学ディスク状記憶媒体に記録される映像を扱う業務用機器として、アセンブル編集などをはじめとする厳密な意味でのリニア編集を行えるものはこれまでには存在していない。
すると、業務用の映像関連機器の分野では、光学ディスク状記憶媒体に対応する映像関連機器を購入して利用したとしても、これまでにおいて行っていたリニア編集が行えなくなってしまうという、不都合を生じることになる。もちろん、光学ディスク状記憶媒体に対応する映像関連機器を利用するときにはノンリニア編集を行うということが1つの解決策ではあるが、上記したように、業務用映像機器を使用する現場では、業務上の都合で、リニア編集を行うことが避けられないことがあるというのが現状であり、ノンリニア編集に完全に移行させることは現実的でない。
そこで本発明は上記した課題を考慮して、記録制御装置として次のように構成する。
つまり、
ランダムアクセスの記憶媒体に記憶済とされており、所定のデータサイズに応じた区分単位の連続から成り、データが少なくとも上記区分単位に従って分割されるようにして格納されるデータ本体部と、このデータ本体部に後続するようにして配置される管理情報部とにより少なくとも形成される単位データに対して、上記データ本体部の開始位置から終了位置までにおける任意の位置を追記開始位置として、新規データを追加記録する場合において、上記追記開始位置を含む区分単位の追記開始位置から終端位置までに対応する先頭追記領域に対して、この先頭追記領域のデータサイズに対応する上記新規データの先頭部分が追記される結果となるようにして記憶媒体へのデータ記録を実行する、第1のデータ記録実行手段と、
今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して、上記先頭部分に続く上記新規データを記録する第2のデータ記録実行手段と、
上記第1のデータ記録手段と第2のデータ記録実行手段による上記新規データの追加記録結果が反映された更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保する管理情報部確保手段と、上記第1のデータ記録手段と上記第2のデータ記録実行手段による上記新規データの追加記録が完了した後の単位データが、今回の追加記録前のデータ本体部の先頭から、追加記録された新規データの終端までから成る追記後データ本体部と、この追記後データ本体部に後続する更新管理情報とから成るようにするとともに、上記追記開始位置を含む区分単位以降の区分単位の領域、及び前記更新管理情報部としてのデータが記録されている領域を空き領域として、記憶媒体の記憶内容を管理する記憶媒体管理手段と、を備え、上記管理情報部確保手段は、上記更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保するために、この更新管理情報部の内容として生成されたデータを、今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して記録することとした。

上記構成では、ランダムアクセスの記憶媒体に対して記録済みとされている、所定サイズの区分単位の連続から成るデータ本体部と、管理情報部とから少なくとも成る単位データを編集元として扱い、データ本体部の中途位置を開始位置としてデータを追加記録(追記)するという編集を行うようにされる。そして、この追加記録のためには、先ず、追記開始位置を含む区分単位について、新規データの先頭部分が追記された内容となるようにしてのデータ記録を実行し、次に、今回の追記前の単位データが記録されている記憶媒体の物理的記憶領域以外の記憶領域に対して、残りの新規データを記録していくようにされる。また、このような新規データの記録と共に、新規データの追記結果が反映された管理情報部(更新管理情報部)を記憶媒体上において記録させた状態としておく。そして、記憶媒体上で、今回の追加記録前の単位データと同じデータ本体部の先頭から、追加記録された新規データの終端までから成るデータ本体部と、更新管理情報部とにより単位データが形成されるものとするとともに、上記追記開始位置を含む区分単位以降の区分単位の領域を空き領域として管理されるようにする。つまり、本願発明によっては、ランダムアクセスの記憶媒体において、記憶済とされているデータの中途位置から、新規なデータが上書きされるという記録結果を得ることができる。つまり、いわゆるアセンブル編集といわれるリニア編集に相当するデータ記録動作となっているものである。
このようにして、本願発明では、ランダムアクセスの記憶媒体に対応する場合には困難であるとされていたリニア編集(アセンブル編集)としてのデータ記録を可能としているものである。これにより、リニア編集が必要とされるような環境、現場において、ランダムアクセスの記憶媒体に対応する機器が積極的に使用されるようになり、これに伴って、ランダムアクセスの記憶媒体の利点の享受と、有効活用が期待されるものである。
図1は、本願発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)としてのディスク記録再生装置の構成例を示している。このディスク記録再生装置10が、本願発明としての記録制御装置の構成を含む。また、このディスク記録再生装置10は、例えば映像情報と、これに再生時間が同期した音声情報から成る映像・音声情報について編集を行うための編集機器としての機能を有するものである。
図1において、スピンドルモータ12は、サーボ制御部15から出力されるスピンドルモータ駆動信号に基づいて、光ディスク11をCLV(Constant Linear Velocity)またはCAV(Constant Angular Velocity)により回転駆動する。
ピックアップ部13は、信号処理部16から供給される記録信号に基づき、記録用のレーザ光を出力して、光ディスク11に信号記録を行う。また、ピックアップ部13は、光ディスク11に対してレーザ光を合焦させるようにして照射するとともに、光ディスク11からの反射光を光電変換して電流信号を生成し、RF(Radio Frequency)アンプ14に供給する。なお、レーザ光の照射位置は、サーボ制御部15からピックアップ部13に供給されるサーボ制御信号により所定の位置に制御される。
RFアンプ14は、ピックアップ部13からの電流信号に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、及び再生信号を生成する。トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号はサーボ制御部15に入力され、再生信号は信号処理部16に入力される。
サーボ制御部15は、フォーカスサーボ制御、及びトラッキングサーボ制御などのサーボ制御を実行する。例えばサーボ制御部15は、RFアンプ14から入力されるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号に基づいて、フォーカスサーボ制御信号、トラッキングサーボ制御信号を生成し、ピックアップ部13のアクチュエータ(図示せず)に出力する。またサーボ制御部15は、スピンドルモータ12を駆動するスピンドルモータ駆動信号を生成して、光ディスク11を所定の回転速度で回転させるスピンドルサーボ制御も実行するようにされる。
さらにサーボ制御部15は、ピックアップ部13自体を光ディスク11の径方向に移動させてレーザ光の照射位置を移動させるスレッド制御を行う。
なお、光ディスク11から信号(データ)を読み出すにあたっての信号読み出し位置(アドレス)の指定は、制御部20によって行われ、指定された読み出し位置から信号が読み出されるようにして上記スレッド制御を含む、光ディスク11に対するレーザ光の照射位置が制御される。
信号処理部16は、記録時においては、メモリコントローラ17から入力される記録用データについて記録変調を施して記録信号を生成し、ピックアップ部13に供給する。また、再生時の信号処理部16は、RFアンプ14からの再生信号について復調処理を実行して再生データを得てメモリコントローラ17に供給する。
メモリコントローラ17は、データ変換部19から出力されてくる記録データを、後述するように、適宜、メモリ18に書き込んで一時的に保持させるるとともに、これを読み出して信号処理部16に出力する。また、メモリコントローラ17は、信号処理部16から転送されてくる再生データを、適宜、メモリ18に書き込んで一時的に保持させるとともに、これを読み出してデータ変換部19に出力するする。
データ変換部19は、信号入出力装置31から入力される、ビデオカメラ(図示せず)で撮影記録したことによりビデオカメラ側の記憶媒体に記憶された、撮影画像と収音音声から成る映像・音声情報であるとか、他の映像機器などにより記憶媒体(図示せず)から再生された映像・音声情報を、必要に応じて、所定の圧縮符号化形式により圧縮符号化してメモリコントローラ17に転送する。
データ変換部19は、また、メモリコントローラ17から転送されてくる映像・音声の再生データについて、必要に応じて、圧縮符号化に対応する復号(伸長)処理を施して所定の信号形式による映像・音声信号に変換し、信号入出装置31に出力する。
制御部20は、サーボ制御部15、信号処理部16、メモリコントローラ17、およびデータ変換部19を制御し、記録再生動作を実行させる。
なお、制御部20は、例えば、マイクロコンピュータとしての構成を有して成り、従って、CPUと、ROM、RAM、フラッシュメモリなどの記憶装置を備える。
操作部21は、例えばディスク記録再生装置10の本体に設けられる各種操作子と、この操作子に対して行われた操作に応じた操作信号を発生して制御部20(CPU)に出力する操作信号出力部とを一括して示している。制御部20は、入力された操作信号に応答した動作が実行されるようにして、所要の制御処理を実行する。
上記構成において、例えば映像・音声の信号(データ)を記録する場合の、記録信号の流れとしては次のようになる。
この場合には、先ず、信号入出力装置31から記録用データを入力させるようにする。このようにして入力された記録用データとしての映像・音声信号は、データ変換部19において例えば圧縮符号化などの処理が施され、メモリコントローラ17によりメモリ18に一時保持された後に読み出しが行われて信号処理部16に出力される。信号処理部16に入力された記録用データは記録変調処理が施され、記録信号としてピックアップ部13に出力される。そして、ピックアップ部13により、入力される記録信号に応じたレーザ光照射が行われることで、光ディスク11に対してデータ記録が行われる。
また、再生時においては、ピックアップ部13により光ディスク11に記憶されている信号が電流信号として読み出される。この電流信号は、RFアンプ14により二値化された再生信号に変換され、信号処理部16にて記録変調に対する復調処理が施されて、映像・音声の再生信号データとしてメモリコントローラ17に転送される。メモリコントローラ17によっては、転送されてきた再生信号データをメモリ18経由でデータ変換部19に出力する。データ変換部19に入力された再生信号データは、例えば必要に応じて圧縮符号化に対する伸長処理が施されて、所定形式の映像・音声信号とされて、信号入出力装置31に対して出力される。
また、上記のようにして光ディスク11に記録され、再生されるデータは、所定方式によるファイルシステムにより管理されるようになっている。制御部20は、プログラムに従ってファイルシステム制御を実行するようにされる。
また、このディスク記録再生装置10に対しては、編集指示装置32を接続可能とされている。
業務用映像機器の分野では、本実施の形態のディスク記録再生装置10のような編集機器についてはレコーダなどといわれるが、編集指示装置32は、例えばレコーダの周辺機器の1種として、エディタなどといわれるものである。
この編集指示装置32は、例えば、本実施の形態のディスク記録再生装置10より前の、例えば磁気テープ状記録媒体に対応するレコーダなどに本来は対応するもので、レコーダにより、アセンブル編集などのリニア編集をはじめとする、所定の編集手法に応じた記録再生動作を実行させるための操作と、これに応じたレコーダへの命令(コマンド)出力が行えるように構成されたものである。
例えば制御部20は、編集指示装置32から出力された命令を受信すると、この受信した命令に応答した動作が実行されるようにして、制御処理を実行するようにされる。
続いて、図2〜図5を参照して、光ディスク11に記録されるデータフォーマット(ファイルフォーマット)について説明しておく。
光ディスク11には、コンテンツとして映像と、これに同期して再生される音声からなる映像・音声情報(ビデオ・オーディオデータ)が記憶される。本実施の形態では、この映像・音声情報について、MXF(Material Exchange Format)に準拠した方式により記録再生を行うようにされる。
図2(a)は、MXFの下で規定される単独ファイル(シングルエッセンス)として、映像の単独ファイル(単独ビデオファイル)の構造例を示している。単独ビデオファイルとしては、先頭から、ヘッダ、ボディ、フッタが連結されて成るものとされる。ビデオデータは、ボディに格納されるのであるが、このボディは、一定データ量による単位データ区間により区分される構造を有する。1つの単位データ区間は、図示するようにして、KL(UL key及びLength)、1フレーム分のビデオデータ、KL、fillerから成るものとされる。MXFは、周知のようにしてKLV構造といわれる、UL key、Length、Valueの順が配列される構造を有するが、単位データ区間における先頭のKLは、続くビデオデータをValueとするUL key及びLengthの領域となる。同様にして、fillerの直前のKLは、このfillerをValueとするUL key及びLengthの領域となる。fillerは、単位データ区間を規定のサイズとするための不足分を埋めるための領域とされる。上記もしているように、この場合の単位データ区間内のビデオデータは1フレーム分とされているので、この場合の単位データ区間としても1フレームに対応して区分されたものとなる。
図2(b)は、MXFの下で規定される単独ファイル(シングルエッセンス)として、音声の単独ファイル(単独オーディオファイル)の構造例を示している。
この単独オーディオファイルもまた、先頭から、ヘッダ、ボディ、フッタの連結により形成されるのであるが、オーディオデータについては、例えばビデオデータのようなフレーム単位の区切りの概念は無いことから、図示するようにして、ボディにおいて1つの連続する構造により格納される。なお、KLについては、図2(a)の単位データ区間に準じて、オーディオデータをValueとしてボディ先頭に置かれるものと、fillerをValueとしてその直前に置かれるものがあることとして規定される。
そして、例えば図2(a)に示す構造の単独ビデオファイルを、実際に光ディスク11に対して記録しようとする場合には、図2(c)に示す記録用データの構造に変換するようにされる。つまり、先ず先頭にボディを配置し、この後ろに順次、フッタ、ヘッダを配置して1ファイルを形成するものである。このようにしてヘッダを最後尾に配置するのは次のような理由による。ヘッダは、ファイルの記録結果が反映されるようにしてその内容が変更される。従って、記録時においてはヘッダを記録するタイミングは、ボディとしてのデータ記録完了後ということになる。そこで、図2(c)に示す構造とすれば、ボディを記録してさらにフッタを記録した後に、そのままヘッダを記録することが可能となり、データ書き込み処理としてはそれだけ効率のよいものとなる。逆に、再生時においては、ファイルの先頭にヘッダがないために、通常の再生手順ではヘッダを読み込むことが困難になる。しかしながら、本実施の形態が対応するファイルフォーマットの実際にあっては、ファイルが記録されているのとは別の領域にIndex.htmなどといわれるディスク内のファイルについての管理情報を記録することが規定されている。このような管理情報には、ファイルごとに関連した情報が記述されているので、これを参照することで、ファイル再生は問題なく行えるようにされている。
また、図2(a)の場合の単位データ区間のサイズは、ここに格納される1フレーム分のビデオデータのサイズを基に設定されるものであったが、図2(c)の場合の単位データ区間は、光ディスク11に対するデータ書込単位であるRUB(Recording Unit Block)と同じサイズ(例えば64KB)が設定される。これにより、1単位データ区間に格納されるビデオデータとしては、1フレーム単位となるのではなく、所定の再生時間長に対応するデータサイズが格納されることになる。すると、ファイル終端の単位データ区間においては、規定のサイズを満たさないビデオデータを格納しなければならない場合があることになるが、この場合には、例えば図2(c)においても示しているように、残った領域には、その分のデータサイズのfiller(及び対応するKL)を埋め込むようにして、RUBに対応するサイズを設定するようにされる。
次に、実際に光ディスク11に記録されるデータ構造例を、図3に示す。
実際に光ディスク11に記録されるデータ系列としては複数が規定されており、先ずは、ビデオデータと、これと同期した再生時間により再生されるべきオーディオデータとされる。さらに、プロキシデータとメタデータが、それぞれ、光ディスク11に記録されるべきデータ系列として規定される。
プロキシデータは、上記のビデオデータと同じ再生内容を有するが、より少ない解像度が設定された、上記ビデオデータとは異なるビデオ信号形式のデータである。このプロキシデータは、例えば編集時などにおいて記録画像をチェックするようなときに利用される。また、メタデータは、対応する区間のビデオ・オーディオデータについての付加情報である。
先ず、光ディスク11に実際に記録されるファイル相当の単位データとしては、図3(a)に示すようにしてクリップと呼ばれる。このクリップは、図2(c)の構造に準じて、先頭にボディが置かれ、これに続けて、順次、フッタ、ヘッダが置かれる。
また、この場合のボディは、単位区間であるユニット年輪データの連結として形成される。1つのユニット年輪データの各々は、ボディの最後に配置される最終ユニット年輪データを除いて、所定の再生時間Tpに対応するビデオ・オーディオデータと、これに対応するプロキシデータ、及びメタデータを格納するものとされている。そして、その構造としては、図3(b)に示すようにして、先頭から順次、年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータ、年輪単位オーディオデータ、年輪単位ビデオデータが配列されて形成される。なお、これらのデータ区間のそれぞれについて「年輪単位」とされていることの由来については、後に説明する。
先ず、ユニット年輪データの最後方に配置される年輪単位ビデオデータは、例えば、図2(c)に示す単独ビデオファイルの記録用データの単位データ区間ごとから、再生時間Tpに対応するだけのサイズのビデオデータを取り出して時系列に従って連結して形成されたデータとされる。
また、図示はしていないが、オーディオデータとしても、記録用データとして単独オーディオファイルが用意される。単独オーディオファイルは、例えば2(b)の単独オーディオファイルについて、先頭からボディ、フッタ、ヘッダの順で配列させたものとなる。
そのうえで、年輪単位ビデオデータの直前に置かれる年輪単位オーディオデータとしては、年輪単位ビデオデータと同期して再生されるべき再生時間Tpに対応するオーディオデータ区間を、単独オーディオファイルのボディから取り出してくることで得られるものとなる。
年輪単位プロキシデータは、同じユニット年輪データにおける年輪単位ビデオデータと同じ内容を有する低解像度のビデオデータとして、例えば、上記年輪単位ビデオデータを基に生成されたものが格納される。
年輪単位メタデータには、同じユニット年輪データにおける、年輪単位ビデオデータ及び年輪単位オーディオデータについて生成したメタデータが格納される。
また、上記のようにして1ユニット年輪データを形成する年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータ、年輪単位オーディオデータ、年輪単位ビデオデータの各年輪単位データは、それぞれ、セクタ数a、セクタ数b、セクタ数c、セクタ数dに対応するサイズを有するようにされている。これらのセクタ数を表す変数a、b、c、dは、何れも自然数である。従って、各年輪単位データは、光ディスク11のセクタ先頭から記録を開始すれば、その終端は、セクタの途中に位置することなく、セクタ境界(セクタの終端)に対応して位置するようにされる。
続いて、図4により、光ディスク11に対してデータを物理的に書き込む場合の基本概念を示す。
この図には、光ディスク11の物理構造として、内周側から外周側にかけて第1セクタ〜第7セクタまでのセクタが連続して形成されるトラック部分が示されている。
ここでは、光ディスク11に記録すべきデータとして、ビデオデータと、これに同期して再生出力されるオーディオデータとを記録するものとして考える。
光ディスク11に対しては、ビデオデータとオーディオデータの各自系列データを、それぞれ、同じ再生時間により区分して分割することとし、このときに、区分されるビデオデータとオーディオデータは、それぞれ、光ディスク11に形成されるセクタの整数倍のサイズであることとする。従って、これらの区分されたビデオデータとオーディオデータは、その構造としては、図3(b)に示した年輪単位データであることになる。つまり、光ディスク11に対しては、年輪単位データを基にして記録を行っていくようにされる。
ここでは、説明を分かりやすいものとすることの便宜上、同じ再生時間Tpに対応する年輪単位ビデオデータと年輪単位オーディオデータのサイズは、それぞれ、2セクタ、1セクタであるものとしている。
そして、図4においては、先ず第1セクタに年輪単位オーディオデータDA−Aを記録し、これに続く第2、第3セクタの連続する2セクタについて、年輪単位ビデオデータDA−Vを記録している。ここでは、プロキシデータ及びメタデータは省略することとしているので、この第1〜第3セクタの3セクタに記録される年輪単位オーディオデータDA−A、年輪単位ビデオデータDA−Vにより、1つのユニット年輪データを形成しているものとしてみることができる。そして、以降は、これを周期的に繰り返すようにして、第4セクタに年輪単位オーディオデータDA−A、第5、第6セクタに年輪単位ビデオデータDA−Vを記録してユニット年輪データを形成し、さらに第7セクタ以降においても、同様の記録を行っていくようにされる。ここで留意すべきことは、先にも述べたように、年輪単位ビデオデータDA−Vと年輪単位オーディオデータDA−Aは、何れも整数倍のセクタ数によるサイズとされていることで、セクタ先頭から記録を開始することで、そのデータ終端がセクタの境界(終端)に位置するようにして記録される結果が得られることである。
そして、実際においては、年輪単位オーディオデータDA−Aと年輪単位ビデオデータDA−Vの各年輪単位データが占めるものとされるセクタ数はより多いものとなる。そこで、光ディスク11に対して、年輪単位オーディオデータDA−Aと年輪単位ビデオデータDA−Vのみから成るとされるユニット年輪データから成るクリップのデータを記録したとする場合の、より実際に近いイメージを図5に示す。
この図5に示されるイメージによると、年輪単位オーディオデータDA−Aと年輪単位ビデオデータDA−Vは、木の年輪を形成するようにしてトラックに対する記録が行われているものとしてみることができる。このことに由来して、光ディスク11に記録する系列(データ種別)ごとの単位記録データについて、年輪単位データといっているものである。
そして、実際にあっては、図3(b)に示されているように、年輪単位オーディオデータ、年輪単位ビデオデータの前に、年輪単位データとして、年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータを、図4及び図5に示したのと同様の要領で記録し、これらの4つの年輪単位データにより1ユニット年輪データとしての記録データを形成するようにされ、このようなユニット年輪データ単位によるデータ記録を繰り返すようにされる。
そして、本実施の形態としては、上記のようにして光ディスク11に対するデータ記録を実行するディスク記録再生装置10について、以降説明するようにして、アセンブル編集としての記録動作が可能なように構成する。アセンブル編集は、リニア編集における代表的な編集手法の1つであり、先にも説明したように、本来はテープ状記録媒体の使用を前提に、マスターテープに映像をダビング、即ち追加記録をしていきながら、後から新規にダビングする映像により、既に記録されている映像の不要部分を上書き消去するようにして、編集結果を時系列に従って作成していくものである。
そこで、先ず、ディスク記録再生装置10が実行するとされる、アセンブル編集のための記録処理例を図6に示す。
図6(a)は、マスターディスクとしてディスク記録再生装置10に装填されている光ディスク11に記録されている編集元のクリップを示している。先の説明のようにして、1クリップはボディと、これに続くフッタ、ヘッダから成る。ここでは、ボディをユニット年輪データの単位で区分して示しており、先頭から終端のユニット年輪データについて、それぞれDAU1〜DAUnとして示している。
そして、ここではアセンブル編集による、新規記録データの追加記録(追記)開始位置を、図6(a)のユニット年輪データDAUn-1において、再生時間Tpの60%程度を経過したタイミングに対応するデータ位置として決めたとする。
実際にアセンブル編集として追記を行うときには、先ず、テープ状記録媒体を使用してアセンブル編集を行うときと同様に、マスターディスクに記録されている編集元のクリップについて、決定された追記開始位置に対して所定時間前となるデータ位置まで戻し、ここからの再生(助走再生)を開始させる。そして、これとともに、新規記録すべきデータ(新規記録データ)も、例えば外部にて編集元クリップの再生に合わせたタイミングで再生させ、信号入力装置31経由でディスク記録再生装置10に入力させておくようにされる。そして、編集元のクリップの助走再生による再生位置が追記開始位置まで到達したタイミングで、入力されている新規記録データを光ディスク11に記録する編集記録モードに切り換えるようにされる。これにより以降、追記開始位置から新規記録データが追加記録されていくことになる。
追記開始位置より新規記録データの記録が行われていくことにより、先ず、図6(a)に示されるユニット年輪データDAUn-1は、論理的構造としてみれば、図6(b)において模式的に示されるようにして、追記開始位置以降において、新規記録データにより、以前の記録データが上書きされた内容に変化することになる。
ここで、図8により、上記ユニット年輪データDAUn-1のようにして、再生時間Tpの中途位置からデータ記録を行うための記録処理概念の一例を説明しておく。
図8(a)には、図6(a)に示される新規データ追記前のユニット年輪データDAUn-1の内容が示される。つまり、先頭から、年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータ、年輪単位オーディオデータ、年輪単位ビデオデータが配列されている。
図8(b)には、新規記録データとして、この追加記録位置を含むユニット年輪データDAUn-1への記録に使用する先頭部分のデータを示している。この先頭部分データは、オーディオデータとビデオデータから成り、それぞれ、ユニット年輪データにおける追加記録位置としての再生経過時間(Tpaとする)から再生時間Tpが満了するまでの時間(Tp−Tpa)に対応する再生時間に対応するサイズを有する。
先に図6(a)に示すようにして設定された追記開始位置は、実際のユニット年輪データにおいては、図8(a)に示されるようにして、年輪単位オーディオデータにおける再生時間Tpaを経過した位置と、同様に、年輪単位ビデオデータにおける再生時間Tpaを経過した位置との、2つの位置として設定される。そして、年輪単位オーディオデータにおける追記開始位置からは、新規記録データのオーディオデータを上書きするようにして格納し、年輪単位ビデオデータにおける追記開始位置からは、新規記録データビデオデータを上書きするようにして格納する。また、この記録結果に応じて、図8(a)から図8(c)への遷移として示すように、年輪単位プロキシデータと年輪単位メタデータについての更新を行う。
このようにして、追記開始位置を含むユニット年輪データについての書き換えが行われることで、図8(c)に示す記録内容が得られることになるが、これが、図6(b)におけるユニット年輪データDAUn-1となる。つまり、追加開始位置から終端までの部分のみが新規記録データにより上書きされ、それより前の部分は、編集元の内容が残るようにされたデータ内容のユニット年輪データが得られる。

上記のようにして、追記開始位置を含むユニット年輪データの追記が完了した後は、残る新規記録データを追加記録していくようにされる。このときには、編集元のクリップにおいて追記開始位置が設定されたユニット年輪データに続くユニット年輪データを記録している光ディスク11の物理的なセクタ範囲の領域については、記録可能領域として設定せずに、このセクタ範囲の領域を除いた領域から、新規記録データを追記するための空きセクタを確保するようにされる。そして、この確保した空きセクタに対して、新規記録データを記録していくようにされる。そして、この空きセクタに対して新規記録データを記録していくときには、例えば制御部20の制御に応じた信号処理部16の信号処理により、図3(b)に示す構造のユニット年輪データの構造による記録用データを生成し、このユニット年輪データを論理的に連続するセクタに記録していくようにされる。図6では、このユニット年輪データ単位による新規記録データの記録結果を、図6(c)のユニット年輪データDAUm、DAUm+1・・・・DAUp-1、DAUp(m<p)として示している。この場合には、ユニット年輪データDAUpが最後の記録データ単位となり、その終端位置が、今回の追記終了位置ともなる。この図6(c)におけるユニット年輪データDAUpは、新規記録データの最後の再生時間Tpに満たないビデオ・オーディオデータを格納するものとなっている。
このようにして、新規記録データの追記を完了した段階では、未だ、編集元のクリップを形成していたデータとして、追加記録位置が設定されたユニット年輪データDAUn-1に続く、データであるユニット年輪データDAUnと、フッタ、ヘッダが上書き消去されることなく、物理的に書き込まれて保存されたままの状態となっている。
続いては、上記のようにして消去されずに残っているヘッダの内容について、今回の新規記録データの記録結果に応じて更新を行うようにされる。なお、フッタの内容についても書き換える必要があれば更新するようにされる。そして、このようにして更新したヘッダ、フッタの内容を、元と同じヘッダ、フッタに上書きするようにして記録する。つまり、光ディスク11上で、更新されたヘッダ、フッタを実際に書き込んで記録させる。この段階で、今回の新規記録データの記録結果の反映された管理情報部(ヘッダ及び/又はフッタ)のデータが光ディスク11において物理的に書き込み(記録)された状態が確保されたことになる。
そして、続いては、光ディスク11に記録されるクリップの構造として、下記のようなシーケンスにより形成されるようにしてファイルシステムが使用するファイル管理情報の更新を行うようにされる。つまり、先ず、ユニット年輪データDAU1を先頭として、中途で上書き記録されたユニット年輪データDAUn-1までが連続し、さらにこのユニット年輪データDAUn-1に続けては、図6(c)に示す一連のユニット年輪データDAUm、DAUm+1・・・・DAUp-1、DAUpが連結され、これに続けて、先ほど更新したフッタ、ヘッダの順で連結を行うようにされる。EOF(End Of File)は、ヘッダの終端とする。また、これとともに、追加記録前のクリップのボディを形成していたユニット年輪データDAUnについては、空き領域として管理されるようにする。
このような追加記録の手順を完了して得られるクリップの内容は、先頭から追記開始位置までは編集元のクリップの映像・音声で、追記開始位置の再生時間に至ると、新規に追加記録した映像・音声の内容に切り換わるものとなる。つまり、アセンブル編集の結果としての内容が得られるものである。このようにして、本実施の形態は、ランダムアクセスの記憶媒体に対応するディスク記録再生装置10により、これまでと同様の作業手順によるアセンブル編集が行えるようにされているものである。
また、本実施の形態としてのアセンブル編集のための、他の記録処理例を、図7に示す。
図7(a)には、図6(a)と同じ編集元のクリップが示されている。また、追記開始位置についても図6の場合と同様の位置が設定されている。
そして、この図7の場合において新規記録データを追記していく手順として、追記開始位置を含むユニット年輪データDAUn-1において新規記録データの先頭部分のデータを、図8の手順により記録することと、ユニット年輪データDAUn-1以降から終端までの編集元のクリップのデータが記録されるセクタ以外を対象として空きセクタを確保した上で、残る新規記録データを、ユニット年輪データDAUm、DAUm+1・・・・DAUp-1、DAUpとして書き込んで記録していくまでは、図6の場合と同様となる。
図7の場合には、上記のようにして、新規記録データの書き込みを完了すると、これまでの追記の結果が反映されたヘッダ、(及びフッタ)を再生成して、これらのフッタ、ヘッダを、さらに確保された空きセクタに対して書き込んで記録し、更新後の内容の管理情報部が光ディスク11に物理的に書き込まれた状態を確保する。
そして、この場合には、ファイルシステム管理情報について、先ず、ユニット年輪データDAU1からユニット年輪データDAUpまでが連結されるようにしたうえで(ここまでは図6と同様となる)、これに続けて、先に新規に空きセクタに対して書き込みを行ったフッタ、ヘッダの順で連結されるように書き換えを行う。
また、この場合には、追加記録前のクリップのボディを形成していたユニット年輪データDAUnと、さらにフッタ及びヘッダのデータを記録していたセクタ領域については、空き領域として管理する。
このような記録処理手順を採ることとしても、追記が完了した段階においては、図6と同じ記録結果が得られることになる。つまり、アセンブル編集としての結果が得られているものである。
次に、図9及び図10のフローチャートを参照して、上記図6、図7(及び図8)により説明したアセンブル編集としての記録処理を実現するためのアルゴリズム(処理手順)の例について説明する。
なお、これらの図に示す処理は、制御部20を構成するとされるマイクロコンピュータのCPUが、同じマイクロコンピュータを形成するフラッシュメモリ或いはROMなどの記憶装置に記憶されたプログラムをロードして実行することにより実現されるものとしてみることができる。
また、このようなプログラムは、上記のようにして、例えばマイクロコンピュータの記憶装置内に対して製造時などに書き込んで記憶させるようにされる。あるいは、ネットワーク上に、プログラムをアップロードするサーバを設置させるとともに、ディスク記録再生装置10にはネットワーク通信機能を与え、このネットワーク通信機能によりディスク記録再生装置10がサーバからプログラムをダウンロードしてインストール(アップデートも含まれる)するように構成することもできる。また、プログラムをリムーバブルの記憶媒体に記憶させておいたうえで、ディスク記録装置10の内部あるいは外部装置により、上記の記憶媒体から読み出したプログラムのデータを、ディスク記録装置10の制御部20が取り込んでインストールするように構成することも考えられる。
先ず、図9のフローチャートにより、図6に対応する処理手順例について説明する。
先の説明のように、アセンブル編集にあっては、助走再生としてマスターディスクとしての光ディスク11について、を追記開始位置より以前のデータ位置から再生するようにされる。そして、再生位置が追記開始位置にまで至ったとされて、編集記録モードに切換を行ったとされると、制御部20は、ステップS101以降の手順を実行するものとされる。
ステップS101〜ステップS104までは、追記開始位置を含むユニット年輪データ(ここでは追記開始ユニット年輪データということにする)を対象とする追記処理のシーケンスとなるものであり、図8により説明した追記開始ユニット年輪データについての処理に対応する。
ステップS101の開始タイミングにおいては、信号入出力装置31側からは、編集元のクリップの記録開始位置のタイミングに、追加記録すべき内容の先頭が位置するようにして外部機器からの出力タイミングの調整がされた新規記録データとしてのビデオ・オーディオデータが入力され、データ変換部19を経由してメモリコントローラ17側に転送されてきている。そこで、ステップS101では、追記開始ユニット年輪データ内に追記すべき、新規記録データの先頭部分となるビデオ・オーディオデータ(ここでは先頭追記ビデオ・オーディオデータという)を取得するようにされる。つまり、例えばメモリコントローラ17により先頭追記ビデオ・オーディオデータをメモリ18から読み出させる。
次に、制御部20は、ステップS102により、先頭追記ビデオ・オーディオデータのうちのビデオデータ(先頭追記ビデオデータ)を、光ディスク11における追記開始ユニット年輪データ内の年輪単位ビデオデータの追記開始位置から書き込むようにされる。また、続いては、ステップS103により、先頭追記ビデオ・オーディオデータのうちのオーディオデータ(先頭追記オーディオデータ)を、光ディスク11における追記開始ユニット年輪データ内の年輪単位ビデオデータの追記開始位置から書き込むようにされる。
なお、ステップS102により年輪単位オーディオデータを書き込み、ステップS103により年輪単位ビデオデータを書き込むようにしてもよい。
次のステップS104では、制御部20は、上記ステップS102、S103による先頭追記ビデオ・オーディオデータの記録結果が反映された、年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータを生成する。そして、この生成した年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータを、光ディスク11における追記開始ユニット年輪データ内の年輪単位プロキシデータ、年輪単位メタデータのデータ書込領域に対して上書きするようにされる。
ここまでの手順により、先ず、光ディスク11に対する、追記内容の反映された追記開始ユニット年輪データの書き込みが完了したことになる。
ステップS105では、ファイルシステム管理情報を参照して、追記前の編集元クリップのデータの記録に使用されているセクタを除くセクタから、後続追記データのための空きセクタを確保する。ここでいう後続追記データとは、新規記録データとして、先頭追記ビデオ・オーディオデータに続けて光ディスク11に書き込むべきデータをいうものであり、図8(c)にも示されるようにユニット年輪データ単位のシーケンスの構造を有する。信号入出力装置31側から入力されてくる記録用データを、ユニット年輪データ単位のシーケンスに変換する処理は、例えば制御部20が信号処理部16を制御することにより行われる。
ステップS106では、上記ステップS105により確保した空きセクタに対して、後続追記データを書き込んで記録していくための処理を開始し、ステップS107により、この後続追記データの記録が完了するのを待機する。そして、記録が完了したとされると、ステップS108に進む。
ステップS108では、これまでの新規記録データの追加記録結果に応じて、ヘッダを更新する処理を実行する。なお、フッタを更新する必要のある場合には、フッタの更新処理も実行するようにされる。ここでは、ヘッダとフッタを共に更新するものとして説明しておく。
このためには、先ず、光ディスク11から、追記前の編集元クリップを形成していたヘッダとフッタのデータを読み出し、この読み出したデータを内部メモリに取り込むようにされる。次に、この取り込まれたヘッダ、フッタの内容を、今回の新規記録データの記録結果が反映されるようにして書き換える。そして、この書き換えた内容のヘッダ、フッタのデータを、追記前の編集元クリップにおいてヘッダ、フッタが記録されていたのと同じセクタ領域の範囲に対して上書きするようにして書き込みを行うようにされる。
続くステップS109は、今回の新規記録データの追記内容が反映された新規のクリップが形成されるように、光ディスク11に記憶されるファイルシステム管理情報を更新する処理を実行する。
このために更新されるファイルシステム管理情報(リンク情報テーブル)の内容としては、例えば図6によっても説明したように、先ずは、追記開始ユニット年輪データの終端セクタと、後続追記データの先頭セクタとをリンクさせるようにしてファイルシステム管理情報を書き換える。また、後続追記データの終端セクタと、追記前と同じフッタの先頭セクタとをリンクさせる。EOFは、追記前と同じヘッダの終端セクタとする。これにより、例えば図6(b)(c)により示されるように、新規のクリップとしては、編集元クリップの先頭(ユニット年輪データDAU1)から追記開始ユニット年輪データまでと、後続追記データと、追記前のセクタ領域に書き込まれている更新後のフッタ、ヘッダが連結される構造を有することになる。
そして、追記前の編集元クリップにおいて、追記開始ユニット年輪データの後ろに続いていたユニット年輪データ単位については空き領域として管理されるようにする。
次に、図10のフローチャートにより、図7に対応する処理手順例について説明する。
図10においてステップS201〜S207までの手順は、上記図9により説明したステップS101〜S107までの手順と同様となる。
そして、ステップS208によるヘッダ、フッタの更新処理として、今回の新規記録データの記録結果が反映されるようにして書き換えた内容のヘッダ、フッタのデータを、光ディスク11における、後続追記データに続くものとして確保された空きのセクタ領域に書き込むようにされる。
また、ステップS209によるファイルシステム管理情報の更新処理であるが、先ず、追記開始ユニット年輪データの終端セクタと、後続追記データの先頭セクタとをリンクさせる書き換えを行う。この点はステップS109と同じになるが、他の書き換え内容がステップS109と異なってくる。つまり、ステップS209では、後続追記データの終端セクタを、ステップS208により新規に記録したフッタ先頭セクタとリンクさせ、EOFは、同じくステップS208により新規に記録したヘッダの終端セクタとする。
また、この場合には、追記前の編集元クリップにおいて、追記開始ユニット年輪データの後ろに続いていたユニット年輪データ単位と、元のフッタ、ヘッダのデータが記録されていた領域を空き領域として設定する。
これにより、例えば図7(b)(c)により示した新規のクリップの構造が得られることになる。
ところで、これまでに説明した本実施の形態におけるアセンブル編集のための記録処理手順によっては、例えば何らかの原因により電源供給が停止されるなどして、新規記録データの記録が中断されたとしても、マスターディスク(光ディスク11)に記憶されている編集元のクリップについて、ほぼ新規記録データの記録前(編集記録の実行前)と同じ内容が維持されたものを再生することが可能とされている。つまり、記録中断に対するデータ保護を図ることができるようにされている。
例えば、図6又は図7に示す記録手順による光ディスク11へのデータ書き込みを実行している途中のタイミングとして、追記開始ユニット年輪データの追記が終了した後の、後続追記データ(図6(c)、図7(c))を書き込んでいるタイミングで記録が中断されたものとする。図9,図10との対応では、ステップS107、S207による手順を実行している途中で記録が中断されることになる。
この中断タイミングにおける光ディスク11の書き込み状態としては、先ず、追記開始ユニット年輪データDAUnについては、先頭追記ビデオ・オーディオデータが上書きされた内容となってしまっている。しかし、編集前のクリップにおける、追記開始ユニット年輪データDAUnより後ろのユニット年輪データ、及びフッタ、ヘッダは、上書きされることなく、編集記録前と同じ内容が書き込まれた状態を維持している。これは、例えば図9、図10のステップS105、S205として示したように、編集前のクリップを形成するデータが記録されたセクタにつては上書きがされないように、これ以外のセクタを後続追記データのための空きセクタとして確保しているからである。そして、この段階では、未だステップS109、S209の処理手順に至っていないのであるから、ファイルシステム管理情報は、編集前の内容のままとなっている。
すると、この後にディスク記録再生装置10を起動させたときの編集元クリップとしては、例えば図11に示すものとなる。つまり、編集元クリップを形成するユニット年輪データ、及びフッタ、ヘッダに関しては、編集記録前と同じセクタに書き込まれているデータにより形成されることになる。また、その記録内容としては、追記開始ユニット年輪データDAUnが先頭追記ビデオ・オーディオデータが上書きされて編集前と異なっているのみで、他のユニット年輪データ、及びフッタ、ヘッダについては、編集前の内容を維持しているものである。つまり、記録が中断されたとしても、ほぼ編集前のクリップ内容が復元されているようにしてデータ保護が図られているものである。
なお、図11にも示されるように、復元された編集元クリップにおいては、追記開始ユニット年輪データについてのみ、新規記録データの追記結果が反映されてしまうことになるのであるが、これは、実際の使用を考慮した場合には、ほとんど問題にならない。
つまり、この場合としては、アセンブル編集作業を行っているときに不意の電源停止などで記録が中断されてしまったわけであるから、編集作業者は、また同じ追記開始位置から編集をやりなおす場合がほとんどであり、最終的には、例えば図6(b)(c)、図7(b)(c)に示すような編集結果を得ようとするからである。
また、例えば可能性としては、追記開始ユニット年輪データの書き込み途中で記録が中断する場合もある。つまり、図9、図10のステップS102〜S104またはS202〜S204のシーケンスの実行途中において記録が中断された場合である。この場合には、その中断タイミングまで新規に記録されたデータが上書きされた状態で残るが、上記のようにして、同じ追記開始位置からのアセンブル編集記録のやり直しが行われることが想定され、編集記録が完了した後は、例えば図8に示した記録結果となるから、これも問題にはならない。
なお、本願発明としては、これまでに説明した実施の形態に限定されるものではない。
例えば、実施の形態では、動画としてのビデオデータと、これに再生時間が同期するオーディオデータとを編集対象としているが、例えばビデオデータのみ、あるいはオーディオデータのみの編集にも適用できる。
また、この場合においては、光学ディスク状記憶媒体を例にしているが、例えばハードディスク装置やフラッシュメモリなどの半導体記憶装置などの、他のランダムアクセスの記憶媒体を使用して編集を行うような装置にも適用することができる。
また、これまでの説明では、業務用の編集機器を想定したものとなっているが、民生のビデオ編集機器などにも本発明に基づいた構成が採用されることについて、特に妨げはない。
本発明の実施の形態としてのディスク記録再生装置の構成例を示す図である。 実施の形態のディスク記録再生装置が対応するファイル(クリップ)フォーマットを説明するためのデータ構造図である。 実施の形態のディスク記録再生装置が対応するファイルフォーマットとして、光ディスクに書き込まれる場合のファイル(クリップ)の構造例を示す図である。 実施の形態に対応する光ディスクにデータを物理的に書き込む場合の基本概念を示す図である。 実施の形態に対応する光ディスクにデータを物理的に書き込んだ結果が年輪状となることを模式的に示す図である。 実施の形態のアセンブル編集としての新規記録データの記録手順例を説明するための図である。 実施の形態のアセンブル編集としての、他の新規記録データの記録手順例を説明するための図である。 図6又は図7における追記開始ユニット年輪データにおける追記処理例を説明する図である。 図6の記録手順に対応して制御部が実行するものとされる処理手順例を示すフローチャートである。 図7の記録手順に対応して制御部が実行するものとされる処理手順例を示すフローチャートである。 アセンブル編集の新規記録データの記録の中断に対して保護された編集元クリップの内容例を示す図である。
符号の説明
10 ディスク記録再生装置、11 光ディスク、12 スピンドルモータ、13 ピックアップ部、14 RFアンプ、15 サーボ制御部、16 信号処理部、17 メモリコントローラ、18 メモリ、19 データ変換部、20 制御部、21 操作部、31 信号入出力装置、32 編集指示装置

Claims (2)

  1. ランダムアクセスの記憶媒体に記憶済とされており、所定のデータサイズに応じた区分単位の連続から成り、データが少なくとも上記区分単位に従って分割されるようにして格納されるデータ本体部と、このデータ本体部に後続するようにして配置される管理情報部とにより少なくとも形成される単位データに対して、上記データ本体部の開始位置から終了位置までにおける任意の位置を追記開始位置として、新規データを追加記録する場合において、上記追記開始位置を含む区分単位の追記開始位置から終端位置までに対応する先頭追記領域に対して、この先頭追記領域のデータサイズに対応する上記新規データの先頭部分が追記される結果となるようにして記憶媒体へのデータ記録を実行する、第1のデータ記録実行手段と、
    今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して、上記先頭部分に続く上記新規データを記録する第2のデータ記録実行手段と、
    上記第1のデータ記録手段と第2のデータ記録実行手段による上記新規データの追加記録結果が反映された更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保する管理情報部確保手段と、
    上記第1のデータ記録手段と上記第2のデータ記録実行手段による上記新規データの追加記録が完了した後の単位データが、今回の追加記録前のデータ本体部の先頭から、追加記録された新規データの終端までから成る追記後データ本体部と、この追記後データ本体部に後続する更新管理情報とから成るようにするとともに、上記追記開始位置を含む区分単位以降の区分単位の領域、及び前記更新管理情報部としてのデータが記録されている領域を空き領域として、記憶媒体の記憶内容を管理する記憶媒体管理手段と、
    を備え、
    上記管理情報部確保手段は、
    上記更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保するために、この更新管理情報部の内容として生成されたデータを、今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して記録する、
    記録制御装置。
  2. ランダムアクセスの記憶媒体に記憶済とされており、所定のデータサイズに応じた区分単位の連続から成り、データが少なくとも上記区分単位に従って分割されるようにして格納されるデータ本体部と、このデータ本体部に後続するようにして配置される管理情報部とにより少なくとも形成される単位データに対して、上記データ本体部の開始位置から終了位置までにおける任意の位置を追記開始位置として、新規データを追加記録する場合において、上記追記開始位置を含む区分単位の追記開始位置から終端位置までに対応する先頭追記領域に対して、この先頭追記領域のデータサイズに対応する上記新規データの先頭部分が追記される結果となるようにして記憶媒体へのデータ記録を実行する、第1のデータ記録実行手順と、
    今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して、上記先頭部分に続く上記新規データを記録する第2のデータ記録実行手順と、
    上記第1のデータ記録手順と第2のデータ記録実行手順による上記新規データの追加記録結果が反映された更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保する管理情報部確保手順と、
    上記第1のデータ記録手順と第2のデータ記録実行手順による上記新規データの追加記録が完了した後の単位データが、今回の追加記録前のデータ本体部の先頭から、追加記録された新規データの終端までから成る追記後データ本体部と、この追記後データ本体部に後続する更新管理情報とから成るようにするとともに、上記追記開始位置を含む区分単位以降の区分単位の領域、及び前記更新管理情報部としてのデータが記録されている領域を空き領域として、記憶媒体の記憶内容を管理する記憶媒体管理手順と、
    を実行し、
    上記管理情報部確保手順においては、
    上記更新管理情報部としてのデータが上記記憶媒体に物理的に記録された状態を確保するために、この更新管理情報部の内容として生成されたデータを、今回の新規データの追加記録が実行される前の上記単位データが記録されている、記憶媒体上の物理的記憶領域以外の物理的記憶領域に対して記録する、
    記録制御方法。
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