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JP4957378B2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードディスクなどの磁気記録媒体に対向するスライダに磁気機能部が設けられた磁気ヘッド装置に係り、特に、空気密度が変化したときに、記録媒体からの浮上距離の変動を抑制できるようにした磁気ヘッド装置に関する。
ハードディスクなどの磁気記録媒体に磁気信号を記録し、また磁気記録媒体に記録された磁気信号を読み取る磁気ヘッド装置として、磁気記録媒体に対向するスライダを有し、このスライダのトレーリング側端部に磁気機能部が設けられたものが使用されている。磁気機能部は、MR効果やGMR効果あるいはTMR効果を利用した再生機能部と、磁性材料のヨークおよびコイルなどが薄膜で形成された記録機能部とを有している。
磁気ヘッド装置のスライダは、ロードビームなどと称される弾性部材によって、磁気記録媒体の表面に押圧される。磁気記録媒体が回転すると、その表面とスライダとの間に流入する空気流(エアーベアリング)により、スライダが記録媒体から浮き上がり、その結果、磁気機能部と記録媒体との間に所定の浮上量が設定される。
特許文献1および特許文献2に記載された磁気ヘッド装置は、スライダの記録媒体との対向側に、リーディング側に位置して空気流により浮上圧力を発生させる前方正圧面と、トレーリング側に位置して同じく浮上圧力を発生させる後方正圧面と、前方正圧面よりもトレーリング側で且つ左右に離れて形成された一対の側方正圧面とが設けられている。
この磁気ヘッド装置は、前方正圧面と後方正圧面に作用する浮上圧力によって、スライダのリーディング側端面がトレーリング側端面よりも大きく持ち上がる所定のピッチ角の浮上姿勢を安定させ、左右両側の側方正圧面に作用する浮上圧力により、スライダのロール方向への姿勢を安定させようとしている。その結果、スライダのトレーリング側に設けられた磁気機能素子の記録媒体からの浮上距離を適正に設定しようというものである。
特開2004−55127号公報 特開2005−285218号公報
最近の磁気ヘッド装置では、磁気記録媒体への磁気記録密度の向上や、磁気信号の記録速度および再生速度の高速化を達成するために、磁気機能部の記録媒体からの浮上量が極力低くなるように設定されている。しかし、磁気記録媒体に対するスライダの浮上距離を低くすると、標高差に基づく空気密度の低下に応じて浮上量が低下しやすくなり、その結果、高地で使用しているときや航空機内で使用しているときに、スライダが記録媒体の表面に接触しやすくなる。
特許文献1や特許文献2に記載されている磁気ヘッド装置では、空気密度が低下すると、スライダの前方正圧面と後方正圧面および側方正圧面の全ての正圧面の作用する浮上圧力が低下するために、スライダの浮上距離が低下しすぎて、スライダが記録媒体に接触するなどの問題が発生しやすくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、磁気機能部の記録媒体からの低浮上を実現するとともに、使用環境の空気密度が変化したときの浮上量の変動を抑制できるようにした磁気ヘッド装置を提供することを目的としている。
発明は、記録媒体への対向側と、記録媒体へ向けての押圧力が作用する押圧側とを有するスライダと、スライダのトレーリング側に設けられて磁気記録と磁気再生の少なくとも一方の機能を発揮する磁気機能部とを有する磁気ヘッド装置において、
前記スライダの対向側には、前記押圧力の作用支点よりもリーディング側に位置する前方正圧面と、前記作用支点よりもトレーリング側に位置する後方正圧面と、前記前方正圧面と前記後方正圧面との間であって前記作用支点よりも前記トレーリング側に位置し前後方向に延びる中心線を挟んで左右両側に各々形成された一対の側方正圧面と、が設けられており、前記側方正圧面は、前記前方正圧面及び前記後方正圧面と分離して形成されており、
それぞれの側方正圧面の前記リーディング側、側方ステップ面が設けられ、前記側方ステップ面と連続して前記リーディング側に延びる内側案内堤部と外側案内堤部とが前記左右方向に間隔を空けて形成され、前記内側案内堤部と前記外側案内堤部との間に前記側方正圧面に空気を導く空気案内溝が形成されており、前記空気案内溝は、前記前方正圧面とスライダの側面との間を通過して前記リーディング側端面に向けて開口しており、
前記内側案内堤部の前端は、前記前方正圧面の後縁部と接続されており、前記前方正圧面の前記トレーリング側には前記空気案内溝と同じ高さの負圧面が形成されており、
前記前方正圧面、前記後方正圧面及び前記側方正圧面の各正圧面は同じ高さ位置で形成されており、
前記負圧面及び前記空気案内溝は、前記各正圧面よりも前記記録媒体から離れた位置に形成され、前記側方ステップ面、前記内側案内堤部及び前記外側案内堤部は、前記負圧面及び前記空気案内溝と、前記各正圧面との間の高さ位置に形成されていることを特徴とするものである。
発明は、例えば、前記空気案内溝は、前記スライダのリーディング側端面において前方に向けて開口しているものである。あるいは、前記空気案内溝が、スライダのリーディング側端面よりも後方であって、前方正圧面の側方の位置で前方に開口していてもよい。
本発明では、スライダが記録媒体に対向して記録媒体が回転しているときに、記録媒体の表面の空気流が、前方正圧面に遮られることなく、空気案内溝を通じて側方正圧面に集中でき、側方正圧面で常に安定した浮上圧力を発生させることができる。よって、空気密度が低くなっても、側方正圧面の部分の浮上距離が極端に低下するのを防止できる。そのため、空気密度が低いときに、スライダのピッチ角度が小さくなるが、トレーリング側端部の浮上距離の低下を抑えることができ、磁気機能部の浮上距離が大きく低下するのを防止できる。
図1(A)は、本発明の第1の実施の形態の磁気ヘッド装置に設けられるスライダを、記録媒体との対向側を手前に向けて示す平面図、図1(B)は、図1(A)のB矢視の側面図である。図2は本発明の第2の実施の形態の磁気ヘッド装置に設けられるスライダを、記録媒体との対向側を手前に向けて示す平面図である。図3は比較例の磁気ヘッド装置に設けられるスライダを、記録媒体との対向側を手前に向けて示す平面図である。図4は記録媒体と磁気ヘッド装置の対向状態を示す平面図、図5はスライダを支持する支持装置を示す側面図である。図6は実施の形態と比較例とでの浮上量の変動を説明する線図である。
図1(A)(B)には、本発明の実施の形態の磁気ヘッド装置1に設けられたスライダ10が示されている。スライダ10は、アルミナ・チタンカーバイトなどで立方体形状に形成されており、このスライダ10のトレーリング側端部に磁気機能部2が設けられている。
磁気機能部2は、磁気抵抗効果(MR効果)や巨大磁気抵抗効果(GMR効果)あるいはトンネル磁気抵抗効果(TMR効果)を利用して、記録媒体Dに記録された磁気信号を読み取る読み取り機能部と、磁性材料のヨークや、導電性材料のコイルが薄膜プロセスで形成されて、記録媒体Dに磁気信号を書き込む記録機能部とを有している。
図1(A)では、スライダ10の記録媒体Dと対向する対向側10aが手前に向けて示されている。図1(B)に示すように、記録媒体Dとの対向側10aと逆側が押圧側10bであり、この押圧側10bに、スライダ10を記録媒体Dへ押圧する押圧力Fが作用する。スライダ10は、記録媒体Dの表面に発生する空気流の流入側に向くリーディング側端面10cと、前記空気流が流出するトレーリング側端面10dとを有しており、前記磁気機能部2はトレーリング側端面10dに設けられている。
また、スライダ10は、図4に示すハードディスクなどの磁気記録方式の記録媒体Dの回転中心側に向けられる内周側(ID側)の側面10eと、記録媒体の外周に向けられる外周側(OD側)の側面10fとを有している。
本明細書では、リーディング側端面10cに向く方向を前方、またはリーディング側端面10cに向く端部を前端と呼び、トレーリング側端面10dに向く方向を後方、またはトレーリング側端面10dに向く端部を後端と呼ぶことがある。また、リーディング側端面10cおよびトレーリング側端面10dと平行な方向を左右方向と呼び、内周側の側面10eに向く側を左側、外周側の側面10fに向く側を右側と呼ぶことがある。
図1(A)では、リーディング側端面10cおよびトレーリング側端面10dをそれぞれ二分して前後方向へ延びる中心線をO−Oで示している。前記磁気機能部2の中心は、この中心線O−O上に位置している。
図5に示すように、磁気ヘッド装置1では、スライダ10の押圧側10bの背面が支持装置によって支持されている。この支持装置には、弾性支持部材であるロードビーム5が設けられている。このロードビーム5の基部には弾性変形部が設けられており、この弾性変形部の弾性力によって、スライダ10に対して記録媒体D方向への押圧力Fが与えられる。ロードビーム5の先部には、ロードビーム5よりも薄く且つばね性を発揮する弾性板で形成されたフレキシャ6が固定されており、このフレキシャ6に折り曲げられた支持片6aに、スライダ10の押圧側10bに向く背面が接着固定されている。
ロードビーム5の先部には下向きに突出したピボット7が一体に形成されており、このピボット7が、スライダ10の押圧側10bの背面に当接し、または前記支持片6aに当接している。前記ロードビーム5で発揮される弾性押圧力は、ピボット7とスライダ10の押圧側10bの面との当接点である作用支点7aに集中して作用する。
前記フレキシャ6の支持片6aは各方向へ変形可能であり、支持片6aに固定されているスライダ10は、前記ピボット7との当接点である作用支点7aを支点として、姿勢が変化できるように支持されている。この姿勢変化の主な方向は、前記中心線O−Oが傾くピッチ方向、および中心線O−O回りに左右へ傾くロール方向である。図5には、リーディング側端面10cが持ち上げられた浮上姿勢において、スライダ10の中心線O−Oと記録媒体Dの表面とが成す角度をピッチ角θpで示している。
図1(A)には、ピボット7とスライダ10との当接点である作用支点7aが投影されて示されている。この作用支点7aは、前記中心線O−O上に位置し、且つリーディング側端面10cとトレーリング側端面10dとのほぼ中点に位置している。
図1(A)(B)に示すように、スライダ10の対向側10aでは、前記作用支点7aよりも前方に、前方正圧面21が形成されている。前方正圧面21は、記録媒体Dに対面する平面であり、前後方向の長さ寸法よりも左右方向の幅寸法が広く形成されている。前方正圧面21の前縁部21aは、スライダ10のリーディング側端面10cと平行であり、前縁部21aはリーディング側端面10cよりも後方に離れて位置している。前縁部21aの左右両側部には、左右方向に向かうにしたがって後方へ徐々に後退する傾斜縁21c,21cが形成されている。また前方正圧面21の左右両側縁部21d,21dは、スライダ10のそれぞれの側面10e,10fよりも中心線O−Oに接近した位置にある。前方正圧面21の後縁部21eは、前縁部21aと平行であり、この後縁部21eは、前記作用支点7aよりも前方に位置している。
スライダ10のリーディング側端面10cと、前方正圧面21の前縁部21aおよび傾斜縁21c,21cとの間には、前方ステップ面22が形成されている。図1(B)に示すように、前方ステップ面22は、前方正圧面21よりも、記録媒体Dから離れるように段差を介して形成されている。前方ステップ面22と前方正圧面21との段差は0.1μm程度である。
前方正圧面21の後縁部21eよりも後方には、負圧面25が形成されている。この負圧面25は、前方ステップ面22よりも、さらに記録媒体Dから後退して形成されている平面であり、この負圧面25は、スライダ10のトレーリング側端面10dおよび両側面10e,10fまで延びている。前方ステップ面22と負圧面25との間の高さの差は1〜3μm程度である。
スライダ10の対向側10aでは、作用支点7aよりもさらに後方で、トレーリング側端面10dに直近した位置に後方正圧面31が設けられている。後方正圧面31は、前方正圧面21と同じ高さ位置の平面であり、後方正圧面31の面積は、前方正圧面21の面積よりも十分に小さい。また、後方正圧面31の前方には後方ステップ面32が形成されている。この後方ステップ面32は、前方ステップ面22と同じ高さ位置に形成されており、後方ステップ面32は後方正圧面31よりも記録媒体Dから離れる位置に形成された平面である。また、後方ステップ面32の内部は溝状に除去されて、前方に延びる後方空気案内溝33が形成されており、この後方空気案内溝33は、前方に向けて開口している。後方空気案内溝33の底面は、前記負圧面25と同一面である。
そして、後方正圧面31の後方に磁気機能部2が配置されている。
前方正圧面21と後方正圧面31との間には、側方正圧面41,41が設けられている。側方正圧面41,41は、中心線O−Oを挟んで左右に離れる位置で、且つそれぞれの側面10e,10fに接近した位置に形成されている。左右両側の側方正圧面41,41は、作用支点7aよりも後方に離れて位置している。側方正圧面41,41は、前方正圧面21および後方正圧面31と同じ高さ位置に形成された平面である。また、2つの側方正圧面41,41の面積の合計は、前方正圧面21の面積よりも小さい。
それぞれの側方正圧面41の前方には、側方ステップ面42が形成されている。側方ステップ面42は、前方ステップ面22および後方ステップ面32と同じ高さ位置に形成された平面である。
それぞれの側方正圧面41の前方では、中心線O−Oに近い側に内側案内堤部43aが形成されている。また、スライダ10の側面10e,10fのすぐ内側には外側案内堤部43bが形成されている。内側案内堤部43aと外側案内堤部43bは、側方ステップ面42と同じ高さ位置にある平面であり、側方ステップ面42と連続して形成されている。
内側案内堤部43aは、中心線O−Oと平行に延びており、その前端は前方正圧面21の後縁部21eに接続されている。外側案内堤部43bは、中心線O−Oと平行で内側案内堤部43aと左右方向に間隔を空けて形成されている。一方の外側案内堤部43bは、前方正圧面21の側縁部21dとスライダ10の内周側の側面10eとの間を通過してリーディング側端面10cまで延びている。他方の外側案内堤部43bは、前方正圧面21の側縁部21dとスライダ10の外周側の側面10fとの間を通過してリーディング側端面10cまで延びている。
それぞれの側方ステップ面42の前方には、側方空気案内溝44が形成されている。前方正圧面21の後縁部21eよりも後方では、側方空気案内溝44が、内側案内堤部43aと外側案内堤部43bとの間に形成され、前記後縁部21eよりも前方では、側方空気案内溝44が、前方正圧面21の側縁部21dと外側案内堤部43bとの間、および前方ステップ面22の側縁部22aと外側案内堤部43bとの間に形成されている。すなわち、側方空気案内溝44,44は、側方ステップ面42から前方へ連続して延び、前方正圧面21の側方と前方ステップ面22の側方を通過してリーディング側端面10cまで延びている。そして、側方空気案内溝44の開口端44aは、リーディング側端面10cと一致している。なお、側方空気案内溝44の底面は、前記負圧面25と同じ高さの平面である。
なお、各正圧面とステップ面および負圧面などの各面は平面であるが、ここでの平面とは、曲率半径が無限大の純粋な平面はもとより、曲率半径が非常に大きい曲面をも含む概念である。
図4および図5に示すように、スライダ10の対向側10aが記録媒体Dに対向した状態で、記録媒体Dが回転すると、記録媒体Dの表面に形成される空気流(エアーベアリング)が、リーディング側端面10cから、記録媒体Dとスライダ10との間に入る。
スライダ10の対向側10aでは、空気流が、前方ステップ面22から前方正圧面21に導かれ、前方正圧面21と記録媒体Dとの間に流れる空気流により、前方正圧面21を記録媒体Dから離れる方向へ持ち上げようとする浮上圧力が作用する。また、前方正圧面21の後縁部21eの後方では、前方正圧面21と負圧面25との段差が大きくなっており、この段差部分の左右両側部には、内側案内堤部43a,43aが位置している。よって、後縁部21eよりも後方で内側案内堤部43a,43aで囲まれている領域が負圧発生領域23となる。前方正圧面21の表面を流れた空気流が負圧発生領域23内に流れ込むことで、負圧発生領域23では、記録媒体Dとの間を接近させようとする負圧が発生する。前方正圧面21に作用する正圧と、負圧発生領域23に作用する負圧とで、スライダ10のリーディング側端面10cの、記録媒体Dの表面からの浮上距離が調整される。
スライダ10の後方では、空気流が後方空気案内溝33で集束させられて案内され、後方ステップ面32から、後方正圧面31と記録媒体Dとの間に導かれ、この空気流によって後方正圧面31にも正圧が作用する。その結果、図5に示すように、スライダ10の対向側10aに当たる空気の圧力を受けて、スライダ10は、リーディング側端面10cが上向きに持ち上げられて、記録媒体Dの表面に対してピッチ各θpを有する傾斜姿勢で浮上する。また、後方正圧面31に作用する浮上力を受けて、トレーリング側端面10dが記録媒体Dの表面から所定の寸法で浮き上がり、トレーリング側端面10dに設けられた磁気機能部2と記録媒体Dとの間のスペーシングが保たれる。
スライダ10の内周側と外周側の側方部分では、記録媒体Dの表面の空気流が、前方ステップ面22や前方正圧面21に遮られることなく、開口端44aから側方空気案内溝44内に流入する。この側方部分の空気流は、側方空気案内溝44で後方に向けて案内され、さらに側方ステップ面42を通過して側方正圧面41の表面に導かれる。そのため、側方正圧面41には常に空気流が集中して与えられ、左右それぞれの側方正圧面41には常に安定した正圧が発生する。
この両側方正圧面41,41に作用する正圧により、浮上姿勢のスライダ10はロール方向への揺れが生じにくくなり、スライダ10の浮上姿勢が安定させられる。
また、側方正圧面41に常に安定した浮上圧力が作用し、この側方正圧面41,41が記録媒体Dに向けて下降するのが抑制されるため、トレーリング側端面10dと記録媒体Dとの距離を常に安定させることができる。よって、記録媒体Dの表面からの磁気機能部2の浮上距離を安定させることができる。
この磁気ヘッド装置1が高地で使用され、または飛行機内で使用されると、使用環境の空気密度が低下し、その結果、前方正圧面21に作用する正圧と、後方正圧面31に作用する正圧が低下して、スライダ10全体が記録媒体Dの表面に向かって下降しようとする。ただし、空気密度が低下しても、空気流が側方空気案内溝44で案内されて側方正圧面41に集中し安定して与えられるために、両側の側方正圧面41の正圧は常に安定し、側方正圧面41が記録媒体Dに向けて大きく下降することがない。
図5に示すように、前方正圧面21および作用支点7aは側方正圧面41よりも前方に位置し、側方正圧面41は正圧により記録媒体Dに向けて大きく下降することがない。そのため、空気密度が低下して前方正圧面21に作用する浮上圧力が低下すると、図5に示すように、スライダ10には、側方正圧面41と記録媒体Dとの対向部を支点としてリーディング側端面10cが下降しようとするモーメントMが作用する。このモーメントMにより、トレーリング側端面10dは、側方正圧面41を支点として、むしろ記録媒体Dから離れる方向へ持ち上げられようとする。よって、空気密度が低下したときに、ピッチ角θpは低下するが、磁気機能部2の浮上距離は低下せずに安定したものとなる。
なお、図1に示す第1の実施の形態では、外側案内堤部43bが、必ずしもリーディング側端面10cまで延びている必要はなく、外側案内堤部43bの前端が、前方ステップ面22の側方や前方正圧面21の側方に位置しているものであって、その結果、側方空気案内溝44の開口端44aが、前方ステップ面22の側方や前方正圧面21の側方に位置しているものであってもよい。
また、側方空気案内溝44の幅寸法は、前後を通じて同じであってもよいし、リーディング側端面10cに向けて徐々に広がるものであってもよい。あるいは、内側案内堤部43aと外側案内堤部43bとの間に形成されている側方空気案内溝44の幅寸法W1と、前方正圧面21の側縁部21dまたは前方ステップ面22に側縁部22aと、外側案内堤部43bとの間に形成されている側方空気案内溝44の幅寸法W2とが、必ずしも同じである必要はなく、W2>W1であってもよいし、W2<W1であってもよい。
図2は本発明の第2の実施の形態の磁気ヘッド装置のスライダ110を、記録媒体Dとの対向側10aを手前に向けて示している。図2に示すスライダ110では、図1(A)に示すスライダ10と同じ形状の部分に、図1(A)と同じ符号を付して詳しい説明は省略する。
図2に示すスライダ110は、側方正圧面41よりも前方に形成された側方ステップ面42と内側案内堤部43aが、図1(A)に示すスライダ10と同じである。ただし、側方ステップ面42と一体に形成されている外側案内堤部43cは、図1(A)に示す外側案内堤部43bよりも短く、外側案内堤部43cの前端は、前方正圧面21の後縁部21eよりもさらに後方に位置している。
側方ステップ面42の前方には、内側案内堤部43aと外側案内堤部43cとの間に、側方空気案内溝144が形成されているが、この側方空気案内溝144の開口端144aは、前方正圧面21の後縁部21eよりも後方に位置している。ただし、側方空気案内溝144の開口端144aとリーディング側端面10cとの間には、前方ステップ面22や前方正圧面21が存在しておらず、前方ステップ面22の側縁部22aとそれぞれの側面10e,10fとの間、および前方正圧面21の側縁部21dとそれぞれの側面10e,10fとの間が、空気案内部25aとなっている。この空気案内部25aは、前記負圧面25と同じ高さ位置またはほぼ同じ高さに形成された平面であり、この平面は、側面10e,10fまで延びている。
図2に示すスライダ110では、側方空気案内溝144の開口端144aの前方が、前方ステップ面22や前方正圧面21で遮られておらず、前方には負圧面25と同じ高さまたはほぼ同じ高さの空気案内部25aが設けられている。そのため、記録媒体Dと対向して記録媒体Dの表面に空気流が形成されたときに、スライダ10のリーディング側端面10cから入る空気流は、空気案内部25aを通過して遮られることなく側方空気案内溝144内に直接的に流れ込む。さらに、側方空気案内溝144内で案内された空気流が、側方ステップ面42から側方正圧面41に集中して導かれる。
よって、空気密度が低くなっても、側方正圧面41に常に安定した浮上圧力が作用するようになり、磁気機能部2の浮上距離が極端に低下するのを防止できる。
なお、図2に示す実施の形態では、側方空気案内溝144の幅寸法Waの全幅にわたって、その前方に前方ステップ面22や前方正圧面21が存在していない。つまり、前方ステップ面22の側縁部22aと前方正圧面21の側縁部21dが、内側案内堤部43aの外側面43a1と同一面である。ただし、前記側縁部21dと側縁部22aの少なくとも一方が、前記外側面43a1よりもやや側面10e,10fに近づく位置に形成されて、側方空気案内溝144の幅寸法Waの一部分が前方ステップ面22や前方正圧面21で遮られていてもよい。ただし、側方空気案内溝144の幅寸法Waの半分以上の幅において、その前方が前方ステップ面22や前方正圧面21で遮られていないことが好ましい。
(実施例)
図1(A)(B)に示すスライダ10を用いた磁気ヘッド装置を実施例とした。
(比較例)
図3に示すスライダ210を用いた磁気ヘッド装置を比較例とした。比較例のスライダ210は、図2に示す第2の実施の形態のスライダ110を変形したものである。図3に示すスライダ210は、前方正圧面221の側縁部221d、および前方ステップ面222の側縁部222aが、スライダ10の側面10e,10fに接近した位置まで延びている。
よって、それぞれの側方空気案内溝144の開口端144aの前方には、その幅寸法Waの全域において、前方正圧面221の後縁部221eが対向している。よって、リーディング側端面10cから流れ込む空気流は、前方ステップ面222と前方正圧面221とで遮られ、側方空気案内溝144に直接に流れ込みにくい。よって、本発明の実施の形態のスライダ10,110に比べて、側方正圧面41に発生する正圧が安定しにくい。
(評価)
実施例の磁気ヘッド装置および比較例の磁気ヘッド装置と同じ構造のスライダを想定したコンピュータ解析によるシミュレーションを行った。このシミュレーションでは、磁気ヘッド装置1のスライダ10の長辺を1.24mm、短辺を0.70mmとし、前方正圧面21と前方ステップ面22との段差を0.10μm、前方正圧面21と負圧面25との段差を1.53μmとした。作用支点7aに作用する記録媒体D方向への押圧力(ロード圧)Fを、24.5mNとし、記録媒体Dの回転数を5400rpmとした。
図6はその評価結果を示している。横軸のODは、図4に示すようにスライダが、記録媒体Dの記録領域の最も外周側に位置しているとき、IDは最も内周側に位置しているとき、Dはその中間に位置しているときである。IDは、記録媒体の回転中心からスライダの中心線O−Oまでの距離が14.2mmであり、MDは22.3mm、ODは30.2mmである。
図6の縦軸は、空気密度の変化による浮上量の率を示している。これは1気圧のときの、記録媒体Dから磁気機能部2の浮上距離を「1」としたときの、0.7気圧のときの浮上距離を示している。
図6によれば、実施例(i)では、浮上量の低下が比較例(ii)に比べて小さく、むしろ実施例(i)では、0.7気圧のときの浮上距離が、1気圧のときの浮上距離よりも高くなることもある。これは、空気密度が低下し前方正圧面21に作用する浮上圧力が低下したときであっても、側方正圧面41に作用する正圧が安定しているため、スライダ10は、側方正圧面41と記録媒体Dとの対向部を支点として、リーディング側端面10cが下降しピッチ角θpが小さくなる。このとき、むしろトレーリング側端面10dが持ち上げられるからであると予測できる。
(A)は、本発明の第1の実施の形態の磁気ヘッド装置に用いられているスライダを対向側を手前に向けて示す平面図、(B)は(A)のB矢視の側面図、 本発明の第2の実施の形態の磁気ヘッド装置に用いられているスライダを対向側を手前に向けて示す平面図、 比較例の磁気ヘッド装置に用いられているスライダを対向側を手前に向けて示す平面図、 記録媒体と磁気ヘッドとの対向位置を示す平面図、 磁気ヘッド装置を支持する支持装置の側面図、 実施例と比較例の評価結果を示す線図、
符号の説明
1 磁気ヘッド装置
2 磁気機能部
7a 作用支点
10 スライダ
10a 対向側
10b 押圧側
10c リーディング側端面
10d トレーリング側端面
10e 内周側の側面
10f 外周側の側面
21 前方正圧面
22 前方ステップ面
25 負圧面
25a 空気案内部
31 後方正圧面
41 側方正圧面
42 側方ステップ面
43a 内側案内堤部
43b,43c 外側案内堤部
44,144 側方空気案内溝

Claims (2)

  1. 記録媒体への対向側と、記録媒体へ向けての押圧力が作用する押圧側とを有するスライダと、スライダのトレーリング側に設けられて磁気記録と磁気再生の少なくとも一方の機能を発揮する磁気機能部とを有する磁気ヘッド装置において、
    前記スライダの対向側には、前記押圧力の作用支点よりもリーディング側に位置する前方正圧面と、前記作用支点よりもトレーリング側に位置する後方正圧面と、前記前方正圧面と前記後方正圧面との間であって前記作用支点よりも前記トレーリング側に位置し前後方向に延びる中心線を挟んで左右両側に各々形成された一対の側方正圧面と、が設けられており、前記側方正圧面は、前記前方正圧面及び前記後方正圧面と分離して形成されており、
    それぞれの側方正圧面の前記リーディング側、側方ステップ面が設けられ、前記側方ステップ面と連続して前記リーディング側に延びる内側案内堤部と外側案内堤部とが前記左右方向に間隔を空けて形成され、前記内側案内堤部と前記外側案内堤部との間に前記側方正圧面に空気を導く空気案内溝が形成されており、前記空気案内溝は、前記前方正圧面とスライダの側面との間を通過して前記リーディング側端面に向けて開口しており、
    前記内側案内堤部の前端は、前記前方正圧面の後縁部と接続されており、前記前方正圧面の前記トレーリング側には前記空気案内溝と同じ高さの負圧面が形成されており、
    前記前方正圧面、前記後方正圧面及び前記側方正圧面の各正圧面は同じ高さ位置で形成されており、
    前記負圧面及び前記空気案内溝は、前記各正圧面よりも前記記録媒体から離れた位置に形成され、前記側方ステップ面、前記内側案内堤部及び前記外側案内堤部は、前記負圧面及び前記空気案内溝と、前記各正圧面との間の高さ位置に形成されていることを特徴とする磁気ヘッド装置。
  2. 前記空気案内溝は、前記スライダのリーディング側端面において前方に向けて開口している請求項1記載の磁気ヘッド装置。
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