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JP4955581B2 - ロータリーソレノイド - Google Patents

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JP4955581B2
JP4955581B2 JP2008010094A JP2008010094A JP4955581B2 JP 4955581 B2 JP4955581 B2 JP 4955581B2 JP 2008010094 A JP2008010094 A JP 2008010094A JP 2008010094 A JP2008010094 A JP 2008010094A JP 4955581 B2 JP4955581 B2 JP 4955581B2
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Description

本発明は、車両の被駆動部に連結されるために搭載される車載形のロータリーソレノイドに関する。
アクチュエータを用いた回転機構は、自動変速機を搭載した車両(AT車)のシフトレバーロック装置をはじめ、ディスチャージ形前照灯のロー・ハイを配光制御するシェードの遮蔽板、照射方向を上下調節するレベライザー、照射方向を左右に調整するAFS等、ならびに各種のバルブの開閉を行うアクチュエータにも適用されている。
シフトレバーロック装置の施解錠機構や前照灯の遮蔽板等には、直線作動する電磁ソレノイド装置が組み込まれ、レベライザーやAFS等の制御には、ステップモータと減速ギアで構成された駆動装置が用いられている。電磁ソレノイド装置の駆動部は、リンク機構を介してロック装置や遮蔽板を駆動するようにしている。
近年では、例えば、磁石などを用いてプランジャーとヨークとの間に電磁吸引力を発生させてプランジャーにトルクを与えて、プランジャーの回転変位により、被駆動部を回転駆動するロータリーソレノイドが考えられている。
斯かるロータリーソレノイドの一例として、4極に着磁された円盤磁石を用いており、各着磁領域の間には無着磁領域が設けられたものがあり、各着磁領域は、円盤磁石の中心を見込む円周角が等しくなるように設定されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、磁極片の磁数が円盤磁石の極数よりも少なく設定しながらも、円盤磁石の正逆回転に関係なく同じ大きさのトルクが得られるようにしている。
特開平2−311158号公報
しかしながら、上記のロータリーソレノイドでは、特許文献1の図面に記載されたトルク曲線からも分かるように、円盤磁石の回転に伴い、トルクが大きく低下する上に、限られた狭い回転範囲内でしか十分なトルクが得られないといった不利な側面がある。
本願発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コイル体への無通電時の回動トルクを抑制しつつ、通電時には、プレート磁石に対する大きなトルクを維持でき、かつ所定の作動角範囲内でトルク低下やトルクむらの少ないロータリーソレノイドを提供することにある。
(請求項1について)
中空のコア軸は、中心部に回転軸回動可能に支持され、上端に径方向に指向する一対の突出部を有する。ヨークは、円弧状に湾曲する縦板部と当該縦板部の上端に形成された弧面状の鍔部とにより断面逆L字状を呈し、鍔部を突出部と僅かなクリアランスを介して周方向に交互に並ばせている。コイル体は、コア軸に巻回され、通電により突出部とヨークの鍔部とが互いに異極となるように着磁する。プレート磁石は、中央部が回転軸の上端部に嵌込まれて回転軸と一体的に回転するディスクプレートの裏面に同芯的に取り付けられ、磁極切替り部を境界にしてS、N極に着磁され、鍔部に微小空隙を余して対面する磁極面を有する。
コイル体の通電に伴って、突出部およびヨークの鍔部から発生する磁束による電磁力と磁極面の磁束による磁気力との相互作用により、プレート磁石を初期位置から停止位置に所定の円周角だけ回動させる。突出部および鍔部の一部をそれぞれ削減して形成した磁気飽和部を設け、磁気飽和部は、突出部の裏面の途中部位から初期位置側にかけて厚みが減少するように形成された薄肉部と、鍔部の裏面の途中部位から初期位置側にかけて厚みが減少するように形成された薄肉部とから成り、プレート磁石と突出部および鍔部との間の磁束が突出部の薄肉部および鍔部の薄肉部を避けて肉厚部に誘導されることにより、磁束をプレート磁石の回転方向に向かわせ、プレート磁石に対する停止位置側のトルクを増大させるようにしている。
上記構成では、コイル体の通電に伴い、プレート磁石と突出部およびヨークとの間に生じる磁束は、薄肉部では断面積不足によって飽和するため、薄肉部には一定以上の磁束を通すことができなくなる。この時、溢れた磁束は薄肉部周辺の磁束抵抗の低い方へ向かうため、肉厚部側に誘導されて磁束の向きがプレート磁石の回転方向に向くことになり、プレート磁石のトルクが増大する。
すなわち、プレート磁石の回動に伴い、薄肉部で磁気飽和が起こり、磁束が肉厚部側に向かうため、プレート磁石の回動トルクに寄与する磁束の成分が増えていくことになって停止位置側のトルクが増大する。
この機構を有さない場合、プレート磁石のトルクは、プレート磁石の回転に伴い、徐々に低下していく関係にあるため、停止位置側のトルクを増大させることにより、広い作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ない特性が得られるのである。
請求項1における突出部の薄肉部および鍔部の薄肉部は、他の厚い部分よりも先に磁気飽和が生じるため、薄肉部側の磁束が他の厚い部分に向かって流れ、磁束の向きがプレート磁石の回転方向に向くことで回動トルクの増大を図ることができる。
(請求項について)
突出部の薄肉部は、該突出部の裏面端部から初期位置側の中間部にかけて厚みが減少するように扇状に形成された弧状領域を有する。
(請求項3について)
鍔部の薄肉部は、該鍔部の裏面端部から初期位置側の中間部にかけて厚みが減少するように扇状に形成された弧状領域を有する。
請求項2、3において、突出部の薄肉部および鍔部の薄肉部は、他の厚い部分よりも先に磁気飽和が生じるため、薄肉部側の磁束が他の厚い部分に向かって流れ、磁束がプレート磁石の回転方向に向くことで回動トルクの増大を図ることができる。
(請求項4について)
コイル体の通電に伴い、プレート磁石から突出部およびヨークに向かう磁束と共に、突出部およびヨークからプレート磁石に向かう磁束が生じる。
初期位置側では、前者の磁束と後者の磁束がコア軸およびヨーク内で打ち消し合うことによって磁気飽和は起こりにくい。しかし、プレート磁石の回動によって突出部またはヨークと対向するプレート磁石の磁極(N、S)の面積比が逆転すると、前者の磁束が反転し、後者の磁束と同じ向きに流れることで磁束が増大して磁気飽和を起こし易くなる。
初期位置側の微小空隙が広がることで、初期位置側の磁束が減り、初期位置側の磁束と停止位置側の磁束との中立点が停止位置側にシフトし、磁気飽和を遅らせることができる。
これにより、プレート磁石に有効に働くトルクの作動角範囲が停止位置側に延びて広くなり、広い作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ないトルク特性が得られる。
請求項4における磁気飽和部は、突出部の外表面で初期位置側に、磁極面との微小空隙に広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部と、鍔部の外表面で初期位置側に、磁極面との微小空隙に広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部とから成る。
この場合、突出部および鍔部の肉厚減少部上には、他の部分と面一となる空気層が存在するので、空気層に起因する磁気抵抗により、肉厚減少部が受ける磁束量が減少し、磁束量の均衡する中立点が停止位置側にシフトするため、プレート磁石の停止位置側への回動に伴う突出部の磁気飽和を遅らせることができる。
(請求項について)
突出部の両角部および鍔部の両角部それぞれ切り欠いて形成した面取部を磁気力低減部として設け、プレート磁石に対する磁気力低減部からの距離を増やし、プレート磁石の初期位置におけるコイル体の無通電時にプレート磁石の磁束によって発生してしまう回動トルクを低減させたことを特徴とする。
この場合、プレート磁石の磁極切替り部に対する磁気力低減部の磁束量が減少し、コイル体の無通電時における回動トルクを小さく抑えることができる。しかも、面取部を磁気力低減部として設けるだけの簡素な構成のため、コスト的に有利である。
本発明では、無通電時にプレート磁石の磁束によって発生してしまうトルクを抑えつつ、磁気飽和部による磁束の誘導によって、停止位置側のトルクを増大させてプレート磁石に有効に働くトルクの作動角範囲を停止位置側に拡張し、広い作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ないトルク特性を確保する。
図1は本発明の実施例1を示す。本発明において、図1(a)に示すロータリーソレノイド1は、自動変速機を搭載した車両(AT車)のシフトレバーロック装置をはじめ、ディスチャージ形前照灯のロー・ハイを配光制御するシェードの遮蔽板、照射方向を上下に調節するレベライザー、照射方向を左右に調整するAFS等などの被駆動部、ならびに各種のバルブの開閉を行うアクチュエータに用いられるものである。
ロータリーソレノイド1における取付プレート2の中央には、磁性体製により中空に形成されたコア軸3が直立状態に取付けられている。コア軸3の外周部には、図1(c)に示すようにコイル体4が巻回され、コア軸3の中空部3a内には回転軸5が上下の軸受(図示せず)を介して回転可能に支持されている。回転軸5の上端部5aはコア軸3の上端から外部に突き出ており、下端部5bは取付プレート2を貫通して下方に延びている。
コア軸3の上端には、図1(b)に示すように、径方向に指向する扇状の一対の突出部6が取付プレート2と平行状態に延出されている。コア軸3の外部には、取付プレート2に直立状態に取付けられた一対のヨーク7が突出部6の間で左右に隣接するように設けられている。
ヨーク7は、円弧状に湾曲する立板部7aと立板部7aの上端に一体形成された弧面状の鍔部7bとから成り、全体として断面略逆L字状を呈している。鍔部7bは、コア軸3の突出部6と面一で、僅かなクリアランス8を介して周方向に交互に並んでいる。
回転軸5の上端部5aには、円盤状のディスクプレート9の中央部が嵌込まれて回転軸5と一体的に回転するようになっている。ディスクプレート9は、例えばリターンスプリング(図示せず)により停止位置Lから初期位置Hへの方向に回動付勢されている。
ディスクプレート9の裏面には、環状のプレート磁石10が同芯的に取付けられている。このプレート磁石10は、例えばネオジウム磁石から成り、90度の角度間隔で4極に着磁された磁極面10a〜10dを有しており、磁極N、Sの境界を磁極切替り部Mとしている。プレート磁石10は、磁極面10a〜10dをヨーク7の鍔部7bに微小空隙Gを余して対面させている{図1(c)参照)}。
突出部6およびヨーク7の鍔部7bには、これらの一部をそれぞれ削減することにより磁気飽和部を設け、磁束をプレート磁石10の回転方向に誘導することで停止位置L側のトルクを増大させるようにしている。
この場合、突出部6の磁気飽和部は、突出部6の裏面の端部6Aから初期位置H側の中間部6Fにかけて厚みt1が減少するように形成された薄肉部11である{図1(b)参照)}。この薄肉部11は、端部6Aから中間部6Fにかけての弧状領域を有し、円周角θ1、弧長Dおよび径長Rとする扇状を成している。
ヨーク7の磁気飽和部は、鍔部7bの裏面の端部7Aから初期位置H側の中間部7Fにかけて厚みt2が減少するように形成された薄肉部12である。この薄肉部12は、端部7Aから中間部7Fにかけての弧状領域を有し、円周角θ2、弧長D1および径長R1とする扇状を成している。
上記構成では、円盤状のディスクプレート9のプレート磁石10を取付けて、ヨーク7の鍔部7bに微小空隙Gを介して対面させている。コイル体4の通電に伴って、突出部6およびヨーク7の鍔部7bから発生する磁束による電磁力と磁極面10a〜10dの磁束による磁気力との相互作用により、プレート磁石10をリターンスプリングの付勢力に抗して初期位置Hから停止位置Lに所定の円周角θ(例えば、40〜60度)だけ矢印W方向に回動し、その回動を被駆動部に伝達する{図1(a)参照}。
なお、初期位置Hおよび停止位置Lでは、当接によりプレート磁石10あるいはディスクプレート9を位置保持するストッパー(図示せず)を設けてもよい。
ところで、図2(c)に比較例として示すように、ロータリーソレノイド1において、突出部6の薄肉部11および鍔部7bの薄肉部12がいずれも存在しないとすると、コイル体4の通電に伴い、図2(a)のプレート磁石10の磁極面10a〜10dを図2(b)の鍔部7bおよび突出部6に対して回動させた時、プレート磁石10による磁束およびコイル体4による磁束の分布は、図2(d)〜(g)のようになる。図中、プレート磁石10の磁束は、細い矢印で示し、コイル体4の磁束は太い矢印で示している。
すなわち、コイル体4に通電してプレート磁石10を回動させる際、その回動角が0〜45度の範囲内では、プレート磁石10から突出部6およびヨーク7に向かう磁束とともに、突出部6およびヨーク7からプレート磁石10に向かう磁束が生じる{図2(d)、(e)参照}。図2(f)に示すように、プレート磁石10の回動角が45度になると、この回動角を境にして前者の磁束が反転し、前者の磁束と後者の磁束の向きが同一方向となり、両者の磁束が足合わされて磁束量が増えていく。このため、プレート磁石10の回動に伴ってコア軸3およびヨーク7を通る磁束量が徐々に増加していき磁気飽和が生じる{図2(g)参照}。
この過程で、プレート磁石10の回動角(ω)が増加するにつれて、プレート磁石10に発生するトルク(T)と回動角(ω)との関係を示すと、図3に二点鎖線で示すように、トルク特性が略一次直線の関係となる。すなわち、プレート磁石10の回動角(ω)が増加するに伴い、プレート磁石10のトルク(T)は、略直線的に低下することが分かる。
上記構成では、突出部6の薄肉部11は、他の厚い部分よりも先に磁気飽和が生じるため、薄肉部11側の磁束が他の厚い部分に向かって流れ、磁束がプレート磁石10の回転方向を向くことでトルクが増大する。
鍔部7bの薄肉部12は、他の厚い部分よりも先に磁気飽和が生じるため、薄肉部12側の磁束が他の厚い部分に向かって流れ、磁束がプレート磁石10の回転方向を向くことでトルクが増大する。
すなわち、プレート磁石10の回動に伴い、薄肉部11で磁気飽和が起こり、磁束が肉厚部側に向かうため、プレート磁石10の回動トルクに寄与する磁束の成分が増えていくことで、図3のトルク特性に実線で示すように、停止位置L側のトルクが増大する。
この構成(薄肉部11)を有さない場合、プレート磁石10のトルクは、プレート磁石10の回転に伴い、徐々に低下していくが、上記構成では停止位置L側のトルクを増大させることにより、広い作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ない特性が得られるものである。
なお、図2では、主に磁束の分布を示す便宜上、ロータリーソレノイド1における構成部材を簡略化して示している。
図4は本発明の実施例2を示す。実施例2では、薄肉部11の円周角θ3および弧長D2を実施例1の場合よりも大に設定し、薄肉部12の円周角θ4および弧長D3を実施例1の場合よりも大に設定している。これにより、トルクが増大する回動角位置が停止位置L側に移動し、プレート磁石10に有効に働くトルクの作動角範囲が停止位置L側に更に延びて一層広くなる。
これら薄肉部11の円周角θ3および弧長D2、ならびに薄肉部12の円周角θ4および弧長D3を実施例1の場合よりも小さくすることもできるため、プレート磁石10のトルク特性を必要に応じて適宜に調整することができる。
図5(a)は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、突出部6の磁気飽和部として、突出部6の外表面で初期位置H側に、プレート磁石10との微小空隙Gに広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部13を設けたことである。この肉厚減少部13は、突出部6における停止位置L側の端部6Bから初期位置H側に向かって漸次幅狭なV字状となるように所定長Eだけ溝状に切込み形成したものである。
また、ヨーク7の磁気飽和部として、鍔部7bの外表面で初期位置H側に、プレート磁石10との微小空隙Gに広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部14を薄肉部12に代わって設けている。この肉厚減少部14は、鍔部7bにおける停止位置L側の端部から初期位置H側に向かって内側に抜けて幅狭となるように所定長E1だけ切込み形成したものである。
実施例3では、突出部6およびヨーク7の顎部7bにおける外表面の初期位置H側を肉取り形成することにより、初期位置H側の肉厚減少部13、14に対応する微小空隙Gが広がり磁束量が減少する。
すなわち、突出部の肉厚減少部13、14上には、他の部分と面一となる空気層が存在するので、空気層に起因する磁気抵抗により、肉厚減少部13、14が受ける磁束量が減少し、磁束量の均衡する中立点が停止位置L側にシフトするため、プレート磁石10の停止位置L側への回動に伴う突出部6の磁気飽和を遅らせることができる。これにより、プレート磁石10に有効に働くトルクの作動角範囲が停止位置L側に延びて広くなり、広い作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ないトルク特性が得られる。
図5(b)は本発明の実施例4を示す。実施例4では、突出部6の肉厚減少部13およびヨーク7の肉厚減少部14を停止位置L側の端部6Bから初期位置H側に向かって幅狭となるデルタ状に形成している。このように構成しても、実施例3と同様な効果が得られる。
図5(c)は本発明の実施例5を示す。実施例5では、実施例4の肉厚減少部13、14に代わって、突出部6および鍔部7bに切残し部15、16を形成している。突出部6の切残し部15は、突出部6における停止位置L側の端部6Bの一点から略直交状態で初期位置H側に向かって所定長Eにわたって切除することにより設けている。
鍔部7bの切残し部16は、初期位置H側に設けられたもので、鍔部7bの内周側7Eから停止位置L側の端部7Bに向かって漸次幅狭となるように所定長E1にわたって切除することにより設けている。
実施例5では、プレート磁石10から切残し部15、16が受ける磁束量は、突出部6および鍔部7bの他の部分に比較して少なくなり、磁束量の均衡する中立点が停止位置L側にシフトするため、プレート磁石10の停止位置L側への回動に伴う突出部6およびヨーク7の磁気飽和を遅らせることができる。
磁気飽和部は、切残し部15、16として、突出部6および鍔部7bの初期位置H側を切除して設けたので、プレート磁石の磁極切替り部に対する磁気飽和部からの磁束量が減少し、コイル体への無通電時の回動トルクを小さく抑えることもでき、併せて軽量化およびコストの低減にも繋がる。
図6(a)、(b)は本発明の実施例6を示す。実施例6では、突出部6および鍔部7bの一部を切除する代わりに、突出部6の両角部および鍔部7bの両角部に、これらの角部を切り欠いて形成した面取部17(17a)、18(18a)を磁気力低減部として設けている。
すなわち、突出部6の停止位置L端の角部には、図6(a)に示すように、初期位置H側に向かって上り傾斜の面取部17を所定の周長Vだけ形成し、突出部6の初期位置H端の角部には、停止位置L側に向かって上り傾斜の面取部17aを所定の周長Vだけ形成している。
鍔部7bの停止位置L端の角部には、初期位置H側に向かって上り傾斜の面取部18を所定の周長Uだけ形成し、鍔部7bの初期位置H端の角部には、停止位置L側に向かって上り傾斜の面取部18aを所定の周長Uだけ形成している。
実施例6では、プレート磁石10の磁極切替り部M{図1(b)参照}に対する面取部17、17a、18、18aからの磁束量が減少し、コイル体4への無通電時の回動トルクを抑制して小さくさせることができる。
ちなみに、突出部6の面取部17、17aおよび鍔部7bの面取部18、18aを設けない場合{図2(c)参照}、コイル体の無通電時にプレート磁石10に生じる回転トルクは、図6(b)に二点鎖線で示すトルク特性を示し、プレート磁石10の回動角(ω)が増えるにつれて直線的に減少する。このため、無通電時、停止位置Lにおけるプレート磁石10の回転トルクが大きくなる不都合がある。
これに対して、実施例6では、図6(b)に実線で示す回転トルク特性のように、正領域から負領域にかけて緩慢な波形曲線となり、無通電時、停止位置Lにおけるプレート磁石10の回転トルクが効果的に抑制されることが分かる。
しかも、突出部6に面取部17、17aおよび鍔部7bに面取部18、18aをそれぞれ設けるといった簡素な構成で済み、コスト的に有利である。
図6(c)は本発明の実施例7を示す。実施例7では、実施例6における突出部6の面取部17の周長V1を面取部17aの周長V2よりも大きく設定し、鍔部7bの面取部18の周長U1を面取部18aの周長U2よりも大きく設定している。
実施例7では、実施例6と同様な効果を奏する上に、突出部6の面取部17からプレート磁石10に向かう磁束量が少なくなり、プレート磁石10から突出部6およびヨーク7に向かう磁束と突出部6およびヨーク7からプレート磁石10に向かう磁束とが等量になって均衡する中立点が停止位置L側にシフトするため、プレート磁石10の停止位置L側への回動に伴う突出部6の磁気飽和を遅らせることもできる。
実施例3〜5においても、肉厚減少部13、14および切残し部15、16が実施例6の面取部17、18と同様な機能を果たすため、無通電時の回転トルクを抑制する効果が副次的に得られるものである。
(使用例)
図7は、本発明のロータリーソレノイド1を車両のディスチャージ形前照灯20に適用した例を示す。この場合、ロータリーソレノイド1は、支持部材(図示せず)に設置されており、ディスチャージ形前照灯20の配光調節としてシェードの放電バルブ21をハイとローの高低2位置に切り替えるように機能する。ロータリーソレノイド1の回転軸5は、矩形の遮蔽板23の支軸22に同軸上で連結されている。遮蔽板23は、放電バルブ21の直前であるロー位置で、枢支部23aを介して支軸22に固定されている。
支軸22には、遮蔽板23を回動付勢する捩りコイルスプリング25が巻装されている。捩りコイルスプリング25の一端部25aは、遮蔽板23の内側に当接し、他端部25bは、放電バルブ21の下面部に支持部材からの延出部(図示せず)を介して当接している。これにより、遮蔽板23は、捩りコイルスプリング25によりロー位置の方向に付勢される。
ロータリーソレノイド1のコイル体4(図1参照)に通電すると、回転軸5が捩りコイルスプリング25の付勢力に抗して支軸22と一緒に矢印W方向に回動し、ロー位置からハイ位置に切り替わる。
この使用例の場合、回転軸5と支軸22との連結には、簡素な連結構造を設けることで済むので、直線作動を回転に変換するリンク機構が要らず、コスト的に有利で省スペース化にも寄与する。
なお、ディスチャージ形前照灯20の放電バルブ21は光源の一例であるので、放電バルブ21の代わりに、放電発光部やハロゲンバルブなどの白熱バルブのフィラメントなどの光源を用いてもよい。
使用例の捩りコイルスプリング25は、遮蔽板23の支軸22に設けたので、回転軸5を配したロータリーソレノイド1側には、同様のリターンスプリングを設けなくてもよい。すなわち、捩りコイルスプリング25やリターンスプリングなどの付勢部材は、ロータリーソレノイド1側あるいは遮蔽板23の支軸22側のどちらか一方にあればよい。
(a)実施例1〜6では、プレート磁石10としてネオジウム磁石を用いたが、ネオジウム磁石に代わって、KS鋼、MK鋼、アルニコ磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、ゴムをバインダーとしてフェライト粉末を配合分散させたゴム磁石、あるいは磁石と磁性体とを組み合わせた磁石を用いてもよい。
(b)突出部6に薄肉部11を形成した場合、鍔部7bには薄肉部12に限らず、肉厚減少部14や切残し部16を形成するようにしてもよい。
(c)突出部6に肉厚減少部13を形成した場合、鍔部7bには肉厚減少部14に限らず、薄肉部12や切残し部16を設けるようにしてもよい。
(d)突出部6に切残し部15を形成した場合、鍔部7bには切残し部16に限らず、薄肉部12や肉厚減少部14を付与するようにしてもよい。
本発明のロータリーソレノイドでは、コイル体の通電時、コア軸およびヨークへの磁化により、プレート磁石に対する大きなトルクを維持できるとともに、所定の作動角範囲でトルク低下やトルクむらの少ないトルク特性を確保できることから、車両に搭載するロータリーソレノイドとして好適となり、車両関連事業の需要を喚起して部品の流通を介して機械産業に貢献することができる。
(a)はロータリーソレノイドの斜視図、(b)はプレート磁石を取り外した状態のロータリーソレノイドの斜視図、(c)は(a)のQ−Q線に沿うロータリーソレノイドの縦断面図である(実施例1)。 (a)はプレート磁石を模式的に示す上面図、(b)は突出部および鍔部を模式的に示す上面図、(c)はロータリーソレノイドの斜視図、(d)〜(g)はプレート磁石の磁束およびコア軸の磁束の分布を模式的に示す説明図である(比較例)。 プレート磁石に生じるトルク特性を示すグラフである(実施例1)。 コア軸とヨークとを示す分解斜視図である(実施例2)。 (a)はロータリーソレノイドの斜視図(実施例3)、(b)はロータリーソレノイドの斜視図(実施例4)、(c)はロータリーソレノイドの斜視図である(実施例5)。 (a)はロータリーソレノイドの斜視図(実施例6)、(b)は無通電時のプレート磁石に生じる回転トルク特性を示すグラフ(実施例6)、(c)はロータリーソレノイドの斜視図(実施例7) ロータリーソレノイドを車両のディスチャージ形前照灯に適用した使用例を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 ロータリーソレノイド
3 コア軸
3a 中空部
4 コイル体
5 回転軸
6 突出部
6A、7A 端部(途中部位)
7 ヨーク
7b 鍔部
8 クリアランス
10 プレート磁石
10a〜10d 磁極面
11、12 薄肉部(磁気飽和部)
13、14 肉厚減少部(磁気飽和部)
15、16 切残し部(磁気飽和部)
17a、17 突出部の面取部(磁気力低減部)
18a、18 鍔部の面取部(磁気力低減部)
U1、U2、V1、V2 周長(周方向の面取り部長さ)
23 シェードの遮蔽板(被駆動部)
t1、t2 薄肉部の厚み
G 微小空隙
L 停止位置
H 初期位置
M 磁極切替り部

Claims (5)

  1. 中心部に回転軸回動可能に支持され、上端に径方向に指向する一対の突出部を有する中空のコア軸と、
    円弧状に湾曲する縦板部と当該縦板部の上端に形成された弧面状の鍔部とにより断面逆L字状を呈し、前記鍔部を前記突出部と僅かなクリアランスを介して周方向に交互に並ばせたヨークと、
    前記コア軸に巻回され、通電により前記突出部と前記ヨークの前記鍔部とが互いに異極となるように着磁するコイル体と、
    中央部が前記回転軸の上端部に嵌込まれて前記回転軸と一体的に回転するディスクプレートの裏面に同芯的に取り付けられ、磁極切替り部を境界にしてS、N極に着磁され、前記鍔部に微小空隙を余して対面する磁極面を有するプレート磁石とを備え、
    前記コイル体の通電に伴って、前記突出部および前記ヨークの前記鍔部から発生する磁束による電磁力と前記磁極面の磁束による磁気力との相互作用により、前記プレート磁石を初期位置から停止位置に所定の円周角だけ回動させるようになっており、
    前記突出部および前記鍔部の一部をそれぞれ削減して形成した磁気飽和部を設け、前記磁気飽和部は、前記突出部の裏面の途中部位から前記初期位置側にかけて厚みが減少するように形成された薄肉部と、前記鍔部の裏面の途中部位から前記初期位置側にかけて厚みが減少するように形成された薄肉部とから成り、前記プレート磁石と前記突出部および前記鍔部との間の磁束が前記突出部の前記薄肉部および前記鍔部の前記薄肉部を避けて肉厚部に誘導されることにより、磁束を前記プレート磁石の回転方向に向かわせ、前記プレート磁石に対する前記停止位置側のトルクを増大させたことを特徴とするロータリーソレノイド。
  2. 前記突出部の前記薄肉部は、該突出部の裏面端部から前記初期位置側の中間部にかけて厚みが減少するように扇状に形成された弧状領域を有することを特徴とする請求項1に記載のロータリーソレノイド。
  3. 前記鍔部の前記薄肉部は、該鍔部の裏面端部から前記初期位置側の中間部にかけて厚みが減少するように扇状に形成された弧状領域を有することを特徴とする請求項1に記載のロータリーソレノイド。
  4. 中心部に回転軸回動可能に支持され、上端に径方向に指向する一対の突出部を有する中空のコア軸と、
    円弧状に湾曲する縦板部と当該縦板部の上端に形成された弧面状の鍔部とにより断面逆L字状を呈し、前記鍔部を前記突出部と僅かなクリアランスを介して周方向に交互に並ばせたヨークと、
    前記コア軸に巻回され、通電により前記突出部と前記ヨークの前記鍔部とが互いに異極となるように着磁するコイル体と、
    中央部が前記回転軸の上端部に嵌込まれて前記回転軸と一体的に回転するディスクプレートの裏面に同芯的に取り付けられ、磁極切替り部を境界にしてS、N極に着磁され、前記鍔部に微小空隙を余して対面する磁極面を有するプレート磁石とを備え、
    前記コイル体の通電に伴って、前記突出部および前記ヨークの前記鍔部から発生する磁束による電磁力と前記磁極面の磁束による磁気力との相互作用により、前記プレート磁石を初期位置から停止位置に所定の円周角だけ回動させるようになっており、
    前記突出部および前記ヨークの前記鍔部をそれぞれ肉取り形成した磁気飽和部を設け、前記磁気飽和部は、前記突出部の外表面で前記初期位置側に、前記磁極面との前記微小空隙に広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部と、前記鍔部の外表面で前記初期位置側に、前記磁極面との前記微小空隙に広狭差が生じるように肉取り形成した肉厚減少部とから成り、前記突出部および前記ヨークにおける前記初期位置側の磁束を減少させることにより、前記突出部および前記ヨークの磁気飽和を遅らせるようにしたことを特徴とするロータリーソレノイド。
  5. 中心部に回転軸が回動可能に支持され、上端に径方向に指向する一対の突出部を有する中空のコア軸と、
    円弧状に湾曲する縦板部と当該縦板部の上端に形成された弧面状の鍔部とにより断面逆L字状を呈し、前記鍔部を前記突出部と僅かなクリアランスを介して周方向に交互に並ばせたヨークと、
    前記コア軸に巻回され、通電により前記突出部と前記ヨークの前記鍔部とが互いに異極となるように着磁するコイル体と、
    中央部が前記回転軸の上端部に嵌込まれて前記回転軸と一体的に回転するディスクプレートの裏面に同芯的に取り付けられ、磁極切替り部を境界にしてS、N極に着磁され、前記鍔部に微小空隙を余して対面する磁極面を有するプレート磁石とを備え、
    前記コイル体の通電に伴って、前記突出部および前記ヨークの前記鍔部から発生する磁束による電磁力と前記磁極面の磁束による磁気力との相互作用により、前記プレート磁石を初期位置から停止位置に所定の円周角だけ回動させるようになっており、
    前記突出部の両角部および前記鍔部の両角部をそれぞれ切り欠いて形成した面取状の磁気力低減部を設け、
    前記突出部の前記停止位置における端部の角部には、前記初期位置側に向かって上り傾斜の面取部を前記磁気力低減部として所定の周長だけ形成し、前記突出部の前記初期位置における端部の角部には、前記停止位置側に向かって上り傾斜の面取部を前記磁気力低減部として所定の周長だけ形成するとともに、
    前記鍔部の前記停止位置における端部の角部には、前記初期位置側に向かって上り傾斜の面取部を前記磁気力低減部として所定の周長だけ形成し、前記鍔部の前記初期位置における端部の角部には、前記停止位置側に向かって上り傾斜の面取部を前記磁気力低減部として所定の周長だけ形成することにより、
    前記プレート磁石に対する前記磁気力低減部からの距離を増やし、前記プレート磁石の前記初期位置における前記コイル体の無通電時に、前記プレート磁石の磁束によって発生してしまう回動トルクを低減させたことを特徴とするロータリーソレノイド。
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