JP4953675B2 - 警報移報システム - Google Patents
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Description
そこで、かかる懸念を解消する従来の火災警報システムとしては、住宅内の各所、例えば台所、階段、寝室にそれぞれ火災警報器を設置し、且つ、このうちいくつかの例えば寝室に設置した火災警報器に移報入力回路を設置し、これら各火災警報器を移報配線を介してそれぞれ並列接続し、その移報配線を寝室の火災警報器が有する移報入力回路に接続している。そして、各火災警報器のうち、いずれかに火災の発生が検出された際には、その火災信号が移報配線を介して移報され、移報入力回路が設置されている火災警報器にて、火災の発生が検出されて報知されるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
また、移報配線の代わりに無線電波により送信しようとする案もある。
また、移報配線の代わりに無線電波で送信しようとする場合には、他の目的で使用されていない周波数を確保しなければならないという課題があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、住宅用の警報器の警報の発生の移報を無線でなく、新たに結線を行うこともなく、電源線を介してできるようにした警報移報システムを得ることを目的とする。
図1は本発明の実施の形態1に係る警報移報システムの構成を示すブロック図、図2は同警報移報システムの火災警報器の構成を示すブロック図、図3は同警報移報システムの火災警報発生器の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、外部から各住宅に配線された商用電源であるAC100Vの送電線1は住宅内に設けられたブレーカ2を経て住宅内にAC100Vの電源線3が配線されている。その電源線3に接続されたコンセント4が例えば台所5、寝室6、居室7に設けられている。
台所5や居室7には火災警報器8が設置され、寝室6には火災警報発生器9が設置されている。
火災警報器8は煙又は熱等から火災を検出する機能と、検出した火災を居住者に報知する機能を有しているものをいう。また、火災警報発生器9は火災があったことを居住者に報知する機能だけを有しているものをいう。
また、警報報知回路15には、火災や異常を警報音で報知する警報音発生器である例えばブザー20と、火災や異常の発生を表示する表示部21として、火災や異常の内容とそれがどこで発生したかが分かる火災警報器のアドレスを表示する表示部21とが接続されている。
また、警報報知回路15には、火災や異常を警報音で報知する警報音発生器である例えばブザー20と、火災や異常の発生を表示する表示部21として、火災や異常の内容とそれがどこで発生したかが分かる火災警報器8のアドレスを表示する表示部21とが接続されている。
例えば、台所5にある火災警報器8の火災検出回路14は煙又は熱等を検出した検知信号を制御回路18に出力している。制御回路18では火災検出回路14からの検出信号が火災レベルを示す所定の規定値以上か否かを判定し、規定値以上のときは火災と判定する。
そして、制御回路18が火災と判定したときには、火災信号を警報報知回路15に出力し、火災信号を受けた警報報知回路15は動作して火災である旨を報知するブザー20を鳴動させると共に表示部21が火災と火災を検出した火災警報器8のアドレスを表示する。なお、表示部21を火災表示灯として、点灯するなどして、火災表示するだけとしてもよい。
また、制御回路18が例えば火災検出回路14等に異常があると判定した場合、異常の移報信号を移報回路16に出力し、移報回路16は異常の移報信号に応じた周波数を発生させる指令を周波数発生器17に出力する。その指令の内容としては、例えば台所5の火災警報器8のアドレスを示す周波数(例えば30KHz)と、それに引き続き異常である旨を示す周波数(例えば20KHz)を発生させる。
周波数発生器17の周波数の信号が重畳されたAC100Vは電源線3、コンセント4及びプラグ11を経て例えば寝室6にある火災警報発生器9で受信される。
火災警報発生器9の信号分離回路12では、周波数発生器17の周波数が重畳されたAC100Vから周波数発生器17の周波数と50HzのAC100Vとに分離し、AC100Vは電源回路13に出力され、周波数発生器17の周波数の信号は制御回路22に出力される。電源回路13はAC100Vを直流電圧に変換して内部の各回路へ電源として供給する。
以上の説明は、火災警報器8が火災の発生を検出した場合であるが、異常の発生を検出した場合も同様に火災警報発生器9に移報される。
また、寝室6の火災警報発生器9が台所5の火災警報器8の周波数発生器17からの周波数の信号が重畳されたAC100Vを受信した場合の説明であるが、居室7の火災警報器8が台所5の火災警報器8の周波数発生器17からの周波数の信号が重畳されたAC100Vを受信した場合にも、居室7の火災警報器8は寝室6の火災警報発生器9と同様に移報される。
図4は本発明の実施の形態2に係る警報移報システムの火災警報器の構成を示すブロック図、図5は同警報移報システムの火災警報発生器の構成を示すブロック図である。なお、火災警報器と火災警報発生器の設置場所は図1に示す実施の形態1と同様である。
この実施の形態2の火災警報器28と火災警報発生器29は、実施の形態1と同様にプラグ11を有しており、台所5と居室7に火災警報器28が設置され、寝室6に火災警報発生器29が設置されているものとする。
また、警報報知回路41には、火災や異常を警報音として報知する警報音発生器である例えばブザー44と火災や異常を警報として表示する表示部45とが接続されている。
また、警報報知回路41には、警報を警報音で報知する警報音発生器である例えばブザー44と警報を表示する表示部45とが接続されている。
例えば台所5にある火災警報器28の火災検出回路40は煙又は熱等を検出した検知信号を制御回路43に出力している。制御回路43では火災検出回路40からの検出信号が火災レベルを示す所定の規定値以上か否かを判定し、規定値以上のときは火災と判定する。
そして、制御回路43が火災と判定したときには、火災信号を警報報知回路41に出力し、火災信号を受けた警報報知回路41は動作して警報を報知するブザー44を鳴動させると共に表示部21が警報表示を行う。
例えば、寝室6の火災警報発生器29では、その電圧検出回路35が停電による電圧の低下を検出して検出信号を制御回路46に送る。このとき、電池36を電源とする電源回路37によって動作する制御回路46では、いずれかの火災警報器28で警報の検出があったと判断し、警報であることを示す信号を警報報知回路41に出力し、その信号を受けた警報報知回路41は動作して警報である旨を報知するブザー44を鳴動させると共に表示部45が警報表示を行う。
また、寝室6の火災警報発生器9がいずれかの火災警報器28の火災又は異常検出に伴う停電の発生に基づいた移報により警報を報知する場合の説明であるが、台所5の火災警報器28が居室7の火災警報器28に移報することについても、寝室6の火災警報発生器9と同様に停電によって移報される。
なお、火災警報器28及び火災警報発生器29は常時商用電源で稼動しているので、電源回路37の電池36は警報の場合にのみ使用され、電池容量を有効に利用できる。この電池36は充電池で常時充電として用いることができ。ここで、例えばスーパーキャパシタ(電気2重層キャパシタ)を採用することもできる。このキャパシタは、コンデンサによって電気を蓄えるものであるが、一般のコンデンサに比べて体積当り、1000倍以上の静電容量を持つ。そして、通常の充電池と比べて、薄型、何度充放電してもほとんど劣化しない、過酷な環境でも変わらず動作することが可能であるなどの特徴がある。
上記実施の形態1、2では火災警報器8、28が台所5と居室7に、火災警報発生器9、29が寝室6に設置されている例を示したが、火災警報器8、28や火災警報発生器9、29の数はやこれらの設置場所は上記実施の形態1、2に限定されるものではなく、自由に設計できるはいうまでもない。
また、上記実施の形態1、2では火災警報器、火災警報発生器を例に挙げて説明したが、他の警報器、警報発生器についても本発明を適用できることはいうまでもない。
Claims (2)
- 電源線に接続された複数の警報器を備え、該警報器が火災または異常を検出したときに、前記複数の警報器で警報報知する警報移報システムであって、
前記警報器は、
火災または異常を検出する検出手段と、
該検出手段が火災または異常を検出すると、警報信号を出力する警報信号出力手段と、
該警報信号出力手段からの警報信号を受けて電源線のブレーカを動作させて停電状態を創出し、その停電状態を移報信号として電源線に送出する送信手段と、
該送信手段からの移報信号としての停電状態を検知する停電検出手段と、
該停電検出手段の検知信号、または前記検出手段が火災または異常を検出したことに基づいて警報報知する報知手段と、を備えた
ことを特徴とする警報移報システム。 - 常時は、電源線からの商用電源を直流電圧に変換して、内部の各回路に供給するとともに、電池に供給して充電を行い、
停電のときは、前記電池から前記内部の各回路へ電源を供給する電源手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の警報移報システム。
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