JP4951681B2 - 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
この現像剤は、トナーとキャリアとからなり、それらを現像装置の現像剤槽内で撹拌することによりトナーとキャリアとが摩擦し、この摩擦によって適正に帯電したトナーが得られる。
現像装置において、帯電したトナーは、現像ローラの表面に供給され、静電的吸引力によって現像ローラから感光体ドラムの表面に形成された静電潜像に移動する。
これにより、感光体ドラム上に静電潜像に基づいたトナー像が形成される。
そのため、従来技術1として、現像槽内に設けられた仕切り板によって区画された第1および第2現像剤搬送路と、第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路とを両端側で連通させる第1および第2連通路と、第1および第2現像剤搬送路内に配置されて相互に逆方向に現像剤を搬送する第1および第2オーガスクリューとを備えた循環方式の現像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
現像剤は、長期間このようなストレスを受けると、トナー外添剤である流動性向上剤がトナー表面に埋没するため、現像剤の流動性が低下し、現像剤の搬送が困難になる現象が発生する。その結果、十分な量の現像剤が現像ローラを介して感光体ドラムに供給され難くなり、記録媒体に印刷された画像の濃度が低下するという問題が生じる。
トナーとキャリアとを含む現像剤が収容される現像剤槽と、
該現像剤槽内にトナーを補給するためのトナー補給口と、
該現像剤槽内に設けられ現像剤を担持した状態で回転しながら静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを供給するための現像ローラと、
前記現像剤槽内のトナーが補給される位置と前記現像ローラとの間に設けられた現像剤搬送路と、
前記現像剤搬送路内に回転可能に設けられて現像剤搬送路内の現像剤を撹拌しながら前記現像ローラへ搬送する現像剤搬送螺旋部材および現像剤掻出部材とを備え、
前記現像剤搬送路が、前記現像ローラの軸心方向と平行な仕切り板によって区画された前記トナー補給口側の第1現像剤搬送路と現像ローラ側の第2現像剤搬送路、および第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路とを前記軸心方向の両側で連通させる第1連通路と第2連通路を有してなり、
前記現像剤搬送螺旋部材が、前記第1現像剤搬送路内に配置された第1現像剤搬送螺旋部材と、前記第2現像剤搬送路内に配置された第2現像剤搬送螺旋部材とを有してなり、
前記現像剤掻出部材が、前記第1連通路近傍に配置されて前記第1現像剤搬送路内の現像剤を前記第2現像剤搬送路内へ送る第1現像剤掻出部材と、前記第2連通路近傍に配置されて前記第2現像剤搬送路内の現像剤を前記第1現像剤搬送路内へ送る第2現像剤掻出部材とを有してなり、
前記第1現像剤搬送螺旋部材と前記第2現像剤搬送螺旋部材とが相互に逆方向に現像剤を搬送し、かつ前記第1現像剤掻出部材と前記第2現像剤掻出部材とが相互に逆方向に現像剤を搬送して、現像剤を第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路の間で循環させるように構成され、
前記第1現像剤搬送螺旋部材が、第1現像剤搬送路内に回転可能に設けられた第1回転軸と、第1回転軸に固定された第1螺旋羽根とを有してなり、
前記第2現像剤搬送螺旋部材が、第2現像剤搬送路内に回転可能に設けられた第2回転軸と、第2回転軸に固定された第2螺旋羽根とを有してなり、
前記第1現像剤掻出部材が、第1連通路近傍に回転可能に設けられた第3回転軸と、第1および第2螺旋羽根と接触しないように第3回転軸に固定された第1掻出羽根とを有してなり、
前記第2現像剤掻出部材が、第2連通路近傍に回転可能に設けられた第4回転軸と、第1および第2螺旋羽根と接触しないように第4回転軸に固定された第2掻出羽根とを有してなり、
前記第3回転軸が前記第1現像剤搬送路側に配置され、前記第4回転軸が前記第2現像剤搬送路側に配置されている現像装置が提供される。
そのため、第1および第2現像剤搬送路の下流側で現像剤が受ける圧力によるストレスを低減することができ、現像剤の流動性の低下を防止できる。
また、第1および第2現像剤搬送部材を第1および第2現像剤搬送路の上流から下流に亘る両端部まで設けることができるため、第1および第2現像剤搬送路の両端部で現像剤が滞留するのを防止できる。
また、この現像剤を備えた画像形成装置によれば、現像剤を第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路の間でスムースに循環させることにより、十分な量の現像剤が現像ローラを介して感光体ドラムに供給されるため、十分な画像濃度で記録媒体に画像を印刷することができる。
また、第1現像剤搬送螺旋部材と第1現像剤掻出部材とを同期回転し、かつ第2現像剤搬送螺旋部材と第2現像剤掻出部材とを同期回転させる回転機構部を簡素な構造で作製することができる。
また、第1および第2現像剤搬送路の下流側に送られてくる現像剤を、より一層ストレスを低減して効率よく第2および第1現像剤搬送路の上流側に掻き出すことができる。
また、この現像装置は次のように構成されてもよく、各構成が組み合わされてもよい。
前記第1掻出羽根は第3回転軸に放射状に配置された複数の第1掻出板部からなり、
前記第2掻出羽根は第4回転軸に放射状に配置された複数の第2掻出板部からなり、
前記第1掻出板部は、第3回転軸の軸心方向に延び、かつ第1および第3回転軸の同期回転時に前記第1螺旋羽根との接触を避けるための複数の隙間または溝を有する形状に形成され、
前記第2掻出板部は、第4回転軸の軸心方向に延び、かつ第2および第4回転軸の同期回転時に前記第2螺旋羽根との接触を避けるための複数の隙間または溝を有する形状に形成されている。
このようにすれば、第1および第2掻出羽根を第1および第2螺旋羽根により接近して配置させることができるため、第1および第2現像剤搬送路の下流側に送られてくる現像剤を、さらにストレスを低減して効率よく第2および第1現像剤搬送路の上流側に掻き出すことができる。
前記第1掻出板部の複数の隙間または溝の間隔が第1螺旋羽根の螺旋間隔と同じであると共に、前記第2掻出板部の複数の隙間または溝の間隔が第2螺旋羽根の螺旋間隔と同じである。
このようにすれば、第1および第2掻出板部の各隙間または各溝の幅を最小限に小さくして現像剤との接触面積を大きくすることができるため、第1および第2螺旋羽根の隙間から効率的に現像剤を掻き出すことができる。
このようにすれば、適度な中心角度を保って第1および第2掻出板部が第3および第4回転軸に配置されるため、第1および第2現像剤掻出部材による1回転当たりの現像剤の掻出量を多くすることができる。
なお、前記中心角度が30°未満の場合には、隣接する2つの第1掻出板部の間および隣接する2つの第2掻出板部の間に現像剤が入り込みにくくなり、現像剤の掻出量が少なくなる。逆に、前記中心角度が90°を超える場合には、第1および第2現像剤掻出部材の1回転当たりに第1および第2掻出板部が現像剤を掻き出す回数が低下するため、現像剤の掻出量が少なくなる。
前記第2現像剤掻出部材の第4回転軸は、この第4回転軸の下方に位置する部分の第2掻出羽根が、第2現像剤搬送路から第1現像剤搬送路へ移動する現像剤の移動方向と同じ方向に移動するよう回転する。
このようにすれば、第1掻出羽根と現像槽底面との間で生じる圧力および第2掻出羽根と現像槽底面との間で生じる圧力を小さくすることができるため、現像剤が受けるストレスをより小さくすることができる。
図1は本発明に係る現像装置(実施形態1)を備えた画像形成装置の全体の構成を示す説明図である。
この画像形成装置100は、複数の現像装置2a〜2dがケーシング内に収容された現像装置収容部100Aと、定着装置12がケーシング内の現像装置収容部100Aの上方に収容された定着装置収容部100Bと、それらの間に設けられて定着装置12の熱が現像装置側に伝わらないように断熱するための隔壁30とを備え、外部から伝達される画像データに応じてシート状の記録媒体(記録用紙)に多色または単色の画像を形成することができるプリンターである。
なお、定着装置収容部100Bの横に位置する現像装置収容部100Aの上面は排紙トレイ15とされている。
現像装置収容部100Aには、図1に示すように、4つの感光体ドラム3a、3b、3c、3dと、各感光体ドラム3a〜3dの表面を帯電させる4つの帯電器(帯電装置)5a、5b、5c、5dと、各感光体ドラム3a〜3dの表面に静電潜像を形成する露光ユニット(露光装置)1と、黒、シアン、マゼンタおよびイエローのトナーを個別に収容して各感光体ドラム3a〜3dの表面の静電潜像を現像してトナー像を形成する4つの現像装置2a、2b、2c、2dと、現像および画像転写後の各感光体ドラム3a〜3dの表面に残存する残留トナーを除去するクリーナユニット4a、4b、4c、4dと、各現像装置2a〜2dに前記4色のトナーを個別に補給する4つのトナー補給装置22a、22b、22c、22dと、各感光体ドラム3a〜3dの表面のトナー像を記録媒体に転写する中間転写ベルトユニット(転写装置)8と、中間転写ベルトクリーニングユニット9等が収容されている。
なお、a〜dを有する符号で示された各部材において、aは黒画像形成用の部材、bはシアン画像形成用の部材、cはマゼンタ画像形成用の部材、dはイエロー画像形成用の部材である。
各色に対応する感光体ドラム3a〜3dは同じ構成であるため、それらの構成の説明では符号を3に統一し、これと同様に、現像装置は符号を2、帯電器は符号を5、クリーナユニットは符号を4、トナー補給装置は符号を22に統一して説明する。
感光体ドラム3は、導電性基体およびその表面に形成される感光層から構成され、帯電と露光による潜像形成を担う円筒状部材であり、光の照射によって導電性を示し、その表面に静電潜像とよばれる電気的な画像が形成される。
感光体ドラム3は、軸線回りに回転駆動が可能となるよう図示しない駆動手段により支持されている。
露光ユニット1は、画像データに応じた光を、帯電器5と現像装置2との間を通過させて、帯電された感光体ドラム3の表面に照射して露光することにより、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
本実施形態においては、露光ユニット1として、レーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を使用した場合を例示しているが、発光素子をアレイ状に並べたEL(エレクトロルミネッセンス)またはLED書込みヘッドを用いることもできる。
図2は図1で示した現像装置の概略拡大断面図であり、図3は図2のA−A線断面矢視図であり、図4は図2のB−B線断面矢視図であり、図5は図3のC−C線断面矢視図であり、図6は図3のD−D線断面矢視図である。なお、これらの図において、現像剤槽111内に収容されている現像剤は図示省略している。
さらに、第1現像剤搬送路Pと第2現像剤搬送路Qとは前記軸心方向の両側の第1連通路aと第2連通路bによって連通している。
よって、第1および第2現像剤搬送路P、Qと第1および第2連通路a、bが1つの環状現像剤搬送路となっている。
この現像剤槽カバー115には、第1現像剤搬送路Pにおける現像剤搬送方向(矢印X方向)の上流側に未使用のトナーを補給するためのトナー補給口115aが形成されている。
また、現像剤槽111は、第2現像剤搬送路Q側の側壁と現像剤槽カバー115の下端縁との間に開口部を有しており、その開口部の位置に現像ローラ114が回転可能にかつ感光体ドラム3との間に所定の現像ニップ部Nをもって配置されている。
ドクターブレード116は、現像ローラ114の軸線方向に平行に延びる長方形の板状部材であって、その下端116bは現像剤槽111の開口部の下端縁に固定され、かつその上端116aは現像ローラ114の表面に対して所定の間隙をもって離間している。
ドクターブレード116の材料としては、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、合成樹脂等が挙げられる。
第1現像剤搬送螺旋部材(以下、「第1螺旋部材」という場合がある)112は、第1現像剤搬送路P内に平行かつ回転可能に設けられた第1回転軸112bと、第1回転軸112bの外周面に固定された螺旋羽根(オーガスクリュー)112aと、第1回転軸112bの一端に設けられた第1ギア112cとから構成されている。
第1回転軸112bの一端は、現像剤槽111の長手方向側の一側壁を貫通しており、現像剤槽111の外部へ突出した前記一端に第1ギア112cが固定されている。
なお、第1螺旋部材112の螺旋羽根112aと第2螺旋部材113の螺旋羽根113aの螺旋の巻回方向は同じである。
よって、第1螺旋部材112の螺旋羽根112aと第2螺旋部材113の螺旋羽根113aとは相対的に逆回転するため、図3に示すように、第1現像剤搬送路P内の現像剤は回転方向に撹拌されながら矢印X方向に搬送され、第2現像剤搬送路Q内の現像剤は回転方向に撹拌されながら矢印Y方向に搬送される。
あるいは、第1螺旋部材112の螺旋羽根112aと第2螺旋部材113の螺旋羽根113aの螺旋の巻回方向を相対的に逆向きとし、第1および第2ギア112c、113cを同じ駆動ギアに噛合させて同じ方向に回転させることによっても、現像剤は第1現像剤搬送路Pと第2現像剤搬送路Qで逆方向に搬送されるため、現像装置2をこのように構成してもよい。
図7は実施形態1の現像装置における第1現像剤掻出部材を示す正面図である。
図3〜図7に示すように、第1現像剤掻出部材118Aは、第1連通路aの近傍の第1現像剤搬送路P側であって第1回転軸112bの斜め上方位置で平行かつ回転可能に設けられた第3回転軸118Abと、第3回転軸118Abに固定された第1掻出羽根118Aaと、第3回転軸118Abの一端に設けられた第3ギア118Acとから構成されている。
第3回転軸118Abは、第1回転軸112bの斜め上方近傍位置に配置されるよう、現像剤槽111の長手方向の一側壁に回転可能に支持されており、その一端は、現像剤槽111の長手方向の前記一側壁を貫通している。
なお、現像剤槽111内に突出した部分の第3回転軸118Abの長さは、第1連通路aの開口幅よりも短い。
この第3ギア118Acは、第1螺旋部材112の第1ギア112cと噛合しており、第1ギア112cの回転方向と逆方向に同期して回転する。
さらに詳しくは、第1ギア112cと第3ギア118Acは同じギアからなり、同じ回転数で回転する。
すなわち、第1ギア112cと第3ギア118Acとから、第1回転軸112bと第3回転軸118Abとを同期して同じ回転数で回転させる回転機構部が構成されている。
第1掻出板部118Aa1は、第3回転軸118Abの軸心方向に延び、かつ第1および第3回転軸112b、118Abの同期回転時に螺旋羽根112aとの接触を避けるための複数の隙間118Apを有する形状に形成されている。
同期的に回転する第1螺旋部材112の螺旋羽根112aとの接触を避けるために、中心角度90°で隣接する2組の第1掻出板部118Aa1は、それらの隙間118Ap、118Apが軸心方向にずれた間隔L11が前記間隔L1の1/4となるように第3回転軸118Ab上に配置されている。
無論、各隙間118Apの幅Wおよび板片118a11の長さL3は、回転する第1螺旋部材112の螺旋羽根112aに接触しない寸法に設定されている。
このとき、図5に示すように、第1現像剤掻出部材118Aの第3回転軸118Abは、この第3回転軸118Abの下方に位置する部分の第1掻出羽根118Aaが、第1現像剤搬送路Pから第2現像剤搬送路Qへ移動する現像剤の移動方向(矢印J方向)と同じ方向に移動するよう回転する。
なお、第1現像剤掻出部材118Aの回転速度を第1螺旋部材112より速くしても、あるいは遅くしてもよく、その場合は、第1現像剤掻出部材118Aが第1螺旋部材112に当たらないよう、第1現像剤掻出部材118Aの回転速度と第1螺旋部材112の回転速度の比率に応じて各組の第1掻出板部118Aa1の隙間118Apの間隔(ずれ寸法)L11および幅Wを調整すればよい。
第2現像剤掻出部材118Bは、図7で示した第1現像剤掻出部材118Aと同一部品であり、4回転軸118Bbと、第4回転軸118Bbに固定された第2掻出羽根118Baと、第4回転軸118Bbの一端に設けられた第4ギア118Bcとから構成されている。
すなわち、第2掻出羽根118Baは、第4回転軸118Bbに中心角度90°で放射状に配置された4組の複数の第2掻出板部118Ba1からなる。
また、第2掻出板部118Ba1は、第4回転軸118Bbの軸心方向に延び、かつ第2および第4回転軸113b、118Bbの同期回転時に螺旋羽根113aとの接触を避けるための複数の隙間を有する形状に形成されている。
第4回転軸118Bbは、第2回転軸113bの斜め上方近傍位置に配置されるよう、現像剤槽111の長手方向の他側壁に回転可能に支持されており、その一端は、現像剤槽111の長手方向の前記他側壁を貫通している。
なお、現像剤槽111内に突出した部分の第4回転軸118Bbの長さは、第2連通路bの開口幅よりも短い。
さらに詳しくは、第2ギア113dと第4ギア118Bcは同じギアからなり、同じ回転数で回転する。
すなわち、第2ギア113dと第4ギア118Bcとから、第2回転軸113bと第4回転軸118Bbとを同期して同じ回転数で回転させる回転機構部が構成されている。
このとき、図6に示すように、第2現像剤掻出部材118Bの第4回転軸118Bbは、この第4回転軸118Bbの下方に位置する部分の第2掻出羽根118Baが、第2現像剤搬送路Qから第1現像剤搬送路Pへ移動する現像剤の移動方向(矢印K方向)と同じ方向に移動するよう回転する。
なお、第2現像剤掻出部材118Bの回転速度を第2螺旋部材113より速くしても、あるいは遅くしてもよく、その場合は、第1現像剤掻出部材118Aと同様に、第2現像剤掻出部材118Bが第2螺旋部材113に当たらないよう、第2現像剤掻出部材118Bの回転速度と第2螺旋部材113の回転速度の比率に応じて各組の第2掻出板部118Ba1の隙間の間隔(ずれ寸法)および幅を調整すればよい。
トナー濃度検知センサ119は、図示しないトナー濃度制御手段に電気的に接続されている。
トナー濃度制御手段は、トナー濃度検知センサ119が検知するトナー濃度測定値に応じて、後述するトナー補給装置22(図8参照)のトナー排出部材122を回転駆動させ、トナーをトナー排出口123から排出して現像装置2の第1現像剤搬送路P内に供給するように制御する。
トナー濃度検知センサ119としては、例えば、透過光検知センサ、反射光検知センサ、透磁率検知センサ等の一般的なトナー濃度検知センサを使用することができ、これらの中でも、透磁率検知センサが好ましい。
この電源は、透磁率検知センサを駆動させるための駆動電圧およびトナー濃度の検知結果を制御手段に出力するための制御電圧を、透磁率検知センサに印加する。
電源による透磁率検知センサへの電圧の印加は、制御手段によって制御される。
透磁率検知センサは、制御電圧の印加を受けてトナー濃度の検知結果を出力電圧値として出力する型式のセンサであり、基本的に出力電圧の中央値近傍の感度がよいため、その付近の出力電圧が得られるような制御電圧を印加して用いられる。
このような型式の透磁率検知センサは市販されており、例えば、TDK社製の商品名TS−L、TS−A、TS−Kなどが挙げられる。
図8は実施形態1の現像装置におけるトナー補給装置を示す概略断面図であり、図9は図8のE−E線断面矢視図である。
図8と図9に示すように、トナー補給装置22は、トナー排出口123を有するトナー収容容器121と、トナー攪拌部材125と、トナー排出部材122とを備え、その内部に未使用のトナーが収容される。
トナー補給装置22は、現像剤槽111の上方に配置されており(図1参照)、そのトナー排出口123と、現像装置2のトナー補給口115a(図2参照)とが、トナー搬送パイプ102にて接続されている。
トナー攪拌部材125はトナー収容容器121の半円筒状部分の略中央位置に回転可能に配置されており、トナー排出部材122はトナー排出口123の上方近傍位置に回転可能に配置されている。
このとき、トナー汲み上げ部材125bは、その可撓性によって、トナー収容容器121の内壁に沿って摺動して変形しつつ回転し、トナーをトナー排出部材122側に供給する。
なお、トナー排出部材122とトナー攪拌部材125との間には、トナー攪拌部材125によって汲み上げられたトナーがトナー排出部材122の周辺に適量のトナーを保持できるように、トナー排出部材隔壁124が設けられている。
ギア122cは、図示しない駆動手段の駆動ギアと噛合している。
第1螺旋羽根122a1と第2螺旋羽根122a2の螺旋の巻回方向は相対的に逆向きであり、それらの間にトナー排出口123が配置されている。
トナー排出部材122が回転することにより、トナー排出部材122側に供給されたトナーは、第1螺旋羽根122a1と第2螺旋羽根122a2によってトナー排出部材122の軸方向両端からトナー排出口123側に向けて搬送され、トナー排出口123からトナー搬送パイプ102を介して現像剤槽111内へ供給される。
画像形成装置の現像工程においては、図3〜図6に示すように、現像装置2の現像ローラ114、第1・第2螺旋部材112、113および第1・第2現像剤掻出部材118A、118Bがそれぞれ矢印方向に回転する。
このとき、第1現像剤搬送路P内の現像剤が第1螺旋部材112によってその回転周方向に撹拌されながら矢印X方向(図3、図4参照)に搬送されて下流側の第1現像剤掻出部材118Aへ送られると共に、第2現像剤搬送路Q内の現像剤が第2螺旋部材113によってその回転周方向に撹拌されながら矢印Y方向(図3参照)に搬送されて下流側の第2現像剤掻出部材118Bへ送られる。
これと同時に、第1現像剤搬送路P内の下流側の現像剤が第1現像剤掻出部材118Aによって矢印X方向に対して直角方向に掻き出されてスムースに第2現像剤搬送路Qへ送られると共に、第2現像剤搬送路Q内の下流側の現像剤が第2現像剤掻出部材118Bによって矢印Y方向に対して直角方向に掻き出されてスムースに第1現像剤搬送路Pへ送られる。
このように、現像剤槽111内の現像剤は第1現像剤搬送路Pと第2現像剤搬送路Qの間で循環し、現像剤のトナーはキャリアーとの摩擦により十分に帯電する。
現像ローラ114に供給される現像剤は、ドクターブレード116によって現像ローラ114の外周面に均一な所定厚みの現像剤層となって感光体ドラム3(図2参照)へ送られ、現像剤層から一部のトナーが感光体ドラム3へ供給され、その後、トナー濃度が低下した現像剤が現像ローラ114から第2現像剤搬送路Q内の現像剤と混合する。
したがって、第2現像剤搬送路Q内の現像剤のトナー濃度は徐々に低下していく。
図1に示すように、各感光体ドラム3の上方に配置された中間転写ベルトユニット8は、中間転写ベルト7と、中間転写ベルト7を張架して図1の矢印B方向に回転駆動させるための中間転写ローラ6a、6b、6c、6d(以下、符号を6に統一して説明する)、駆動ローラ71、従動ローラ72およびベルトテンション機構(図示省略)と、駆動ローラ71の横に近接して配置された転写ローラ11とを備える。なお、各中間転写ローラ6は、ベルトテンション機構におけるローラ取付部に回転可能に支持されている。
さらに、中間転写ベルトユニット8の従動ローラ72側には中間転写ベルトクリーニングユニット9が配置されている。
中間転写ベルト7は、厚さが例えば100〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されており、その外側の面上に、各感光体ドラム3に形成された各色成分のトナー像が順次重ねて転写されてカラートナー像(多色トナー像)が形成される。
中間転写ローラ6は、直径が例えば8〜10mmの金属軸(例えばステンレス製)と、金属軸の外周面を覆う導電性の弾性材層によって覆われている。
この導電性の弾性材層の材料としては、例えば、カーボンブラックなどの導電剤を含むエチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体(EPDM)、発泡ウレタン等が挙げられる。
中間転写ローラ6の金属軸には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加され、これによって中間転写ローラ6は中間転写ベルト7に対して均一に高電圧を印加することができる。
本実施の形態では、転写電極として中間転写ローラ6を使用しているが、これ以外にブラシなども用いることが可能である。
一方、記録媒体もシート搬送路Sを通って転写部に搬送され、転写ローラ11によって記録媒体が中間転写ベルト7側へ押し付けられることにより、中間転写ベルト7上のトナー像が記録媒体上に転写される。
この場合、中間転写ベルト7と転写ローラ11とは所定ニップで互いに圧接されると共に、転写ローラ11にはトナー像を記録媒体に転写させるためのトナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧が印加される。
また、中間転写ベルト7と転写ローラ11との前記ニップが定常的に得られるよう、転写ローラ11と駆動ローラ71の何れか一方は金属といった硬質材料から形成され、他方はゴムや発泡樹脂等の軟質材料から形成される。
中間転写ベルトクリーニングユニット9は、中間転写ベルト7に接触して残留トナーを除去するクリーニングブレードと、除去されたトナーを回収するトナー回収部とを備えている。なお、中間転写ベルト7におけるクリーニングブレードに接触している部分は、従動ローラ72にて支持されている。
図1に示すように、シート搬送路Sは、給紙トレイ10および手差しトレイ20から後述する定着装置12を通って排紙トレイ15に通じており、その周辺には、ピックアップローラ16a,16b、搬送ローラ25a〜25f(以下、符号を25に統一して説明する)、レジストローラ14、転写ローラ11、定着装置12等が配置されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進および補助するための小型ローラであり、シート搬送路Sに沿って複数対設けられている。
ピックアップローラ16aは、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10からシート状の記録媒体(記録用紙)を1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
ピックアップローラ16bは、手差しトレイ20の近傍に備えられ、手差しトレイ20から記録媒体を1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
レジストローラ14は、シート搬送路Sを搬送されている記録媒体を一旦保持し、中間転写ベルト7上のトナー像の先端と記録媒体の先端とを合わせるタイミングで、記録媒体を転写部に搬送するものである。
図1に示すように、定着装置収容部100Bに収容された定着装置12は、トナー画像が転写された記録媒体を挟んで相互に逆方向に回転するヒートローラ81および加圧ローラ82と、搬送ローラ25bと、排紙ローラ25cとを備えている。
ヒートローラ81は、所定の定着温度となるように図示しない制御部によって制御される。なお、この制御部は、図示しない温度検出器からの検出信号に基づいてヒートローラ81の温度を制御する。
定着温度に昇温したヒートローラ81と加圧ローラ82は、記録媒体に圧接してトナーを溶融することにより、記録媒体上にトナー画像を定着させる。
トナー像が定着された記録媒体は、搬送ローラ25bと排紙ローラ25cによってシート搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態(トナー像を下側に向けた状態)で排紙トレイ15上に排出される。
図10は本発明に係る現像装置の実施形態2における第1現像剤搬送螺旋部材(第1螺旋部材)を示す斜視図である。
この実施形態2は、第1現像剤掻出部材518Aおよび図示しない第2現像剤掻出部材が異なること以外は実施形態1と同様であるため、ここでは主に実施形態1と異なる点を図10を参照しながら説明する。
なお、第2現像剤掻出部材は、第1現像剤掻出部材518Aと同じ構成であるため、その説明は省略する。
第1掻出羽根518Aaは、第3回転軸518Abの外周面に中心角度90°で固定された4枚の第1掻出板部518Aa1からなる。
この溝518Apは、例えば、矩形、U字形、V字形等とすることができ、現像剤との接触面積をできるだけ大きくして掻出効率を上げる観点から、U字形またはV字形が好ましい。
同期的に回転する第1螺旋部材112の螺旋羽根112aとの接触を避けるために、中心角度90°で隣接する2枚の第1掻出板部518Aa1は、それらの溝518Ap、518Apが軸心方向にずれた間隔L11が前記間隔L1の1/4となるように第3回転軸518Ab上に配置されている。
無論、各溝518Apの幅Wおよび前記長さL3は、回転する第1螺旋部材112の螺旋羽根112aに第1掻出板部518Aa1が接触しない寸法に設定されている。
なお、第1現像剤掻出部材518Aaの回転速度を第1螺旋部材112より速くしても、あるいは遅くしてもよく、その場合は、第1現像剤掻出部材518Aaが第1螺旋部材112に当たらないよう、第1現像剤掻出部材518Aaの回転速度と第1螺旋部材112の回転速度の比率に応じて各第1掻出板部518Aa1の隙間518Apの間隔L11および幅Wを調整すればよい。
これらのことは、第2現像剤掻出部材についても同様である。
図11は本発明に係る現像装置の実施形態3における第1現像剤搬送螺旋部材(第1螺旋部材)を示す斜視図である。
この実施形態3は、第1現像剤掻出部材618Aおよび図示しない第2現像剤掻出部材が異なること以外は実施形態1と同様であるため、ここでは主に実施形態1と異なる点を図11を参照しながら説明する。
なお、第2現像剤掻出部材は、第1現像剤掻出部材618Aと同じ構成であるため、その説明は省略する。
第1掻出羽根618Aaは、第3回転軸618Abに中心角度30°で放射状に配置された12組の第1掻出板部618Aa1からなる。
第1掻出板部618Aa1は、第3回転軸618Abの軸心方向に延び、かつ第1および第3回転軸112b、618Abの同期回転時に螺旋羽根112aとの接触を避けるための隙間618Apを有する形状に形成されている。
換言すると、実施形態3の第1現像剤掻出部材618Aは、第3回転軸618Ab上で第1螺旋羽根112aの螺旋の巻回方向とは逆方向に隙間618Apが螺旋状に配置されるように、複数枚の板片618Aa11が中心角度30°で配置されている。
つまり、中心角度30°で隣接する2組の第1掻出板部618Aa1は、それらの隙間618Ap、618Apが軸心方向にずれた間隔(ずれ寸法)L11(図7参照)が螺旋間隔L2の1/12となるように第3回転軸118Ab上に配置されている。
無論、各隙間618Apの幅Wおよび板片618Aa11の長さは、第1掻出板部618Aa1が回転する螺旋羽根112aに接触しない寸法に設定されている。
これらのことは、第2現像剤掻出部材についても同様である。
2、2a〜2d 現像装置
3、3a〜3d 感光体ドラム
5、5a〜5d 帯電器(帯電装置)
8 中間転写ベルトユニット(転写装置)
12 定着ユニット(定着装置)
22 トナー補給装置
100 画像形成装置
100A 現像装置収容部
100B 定着装置収容部
111 現像剤槽
112 第1現像剤搬送螺旋部材(第1螺旋部材)
112a 螺旋羽根
113 第2現像剤搬送螺旋部材(第2螺旋部材)
113a 螺旋羽根
114 現像ローラ
115a トナー補給口
118A、518A、618A 第1現像剤掻出部材
118Aa、518Aa、618Aa 第1掻出羽根
118Aa1、518Aa1、618Aa1 第1掻出板部
118Aa11、618Aa11 板片
118Ap、618Ap 隙間
118B 第2現像剤掻出部材
118Ba 第2掻出羽根
518Ap 溝
P 第1現像剤搬送路
Q 第2現像剤搬送路
Claims (6)
- 表面に静電潜像が形成される感光体ドラムを備えた電子写真方式の画像形成装置に装着される現像装置であって、
トナーとキャリアとを含む現像剤が収容される現像剤槽と、
該現像剤槽内にトナーを補給するためのトナー補給口と、
該現像剤槽内に設けられ現像剤を担持した状態で回転しながら静電潜像が形成された感光体ドラムの表面にトナーを供給するための現像ローラと、
前記現像剤槽内のトナーが補給される位置と前記現像ローラとの間に設けられた現像剤搬送路と、
前記現像剤搬送路内に回転可能に設けられて現像剤搬送路内の現像剤を撹拌しながら前記現像ローラへ搬送する現像剤搬送螺旋部材および現像剤掻出部材とを備え、
前記現像剤搬送路が、前記現像ローラの軸心方向と平行な仕切り板によって区画された前記トナー補給口側の第1現像剤搬送路と現像ローラ側の第2現像剤搬送路、および第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路とを前記軸心方向の両側で連通させる第1連通路と第2連通路を有してなり、
前記現像剤搬送螺旋部材が、前記第1現像剤搬送路内に配置された第1現像剤搬送螺旋部材と、前記第2現像剤搬送路内に配置された第2現像剤搬送螺旋部材とを有してなり、
前記現像剤掻出部材が、前記第1連通路近傍に配置されて前記第1現像剤搬送路内の現像剤を前記第2現像剤搬送路内へ送る第1現像剤掻出部材と、前記第2連通路近傍に配置されて前記第2現像剤搬送路内の現像剤を前記第1現像剤搬送路内へ送る第2現像剤掻出部材とを有してなり、
前記第1現像剤搬送螺旋部材と前記第2現像剤搬送螺旋部材とが相互に逆方向に現像剤を搬送し、かつ前記第1現像剤掻出部材と前記第2現像剤掻出部材とが相互に逆方向に現像剤を搬送して、現像剤を第1現像剤搬送路と第2現像剤搬送路の間で循環させるように構成され、
前記第1現像剤搬送螺旋部材が、第1現像剤搬送路内に回転可能に設けられた第1回転軸と、第1回転軸に固定された第1螺旋羽根とを有してなり、
前記第2現像剤搬送螺旋部材が、第2現像剤搬送路内に回転可能に設けられた第2回転軸と、第2回転軸に固定された第2螺旋羽根とを有してなり、
前記第1現像剤掻出部材が、第1連通路近傍に回転可能に設けられた第3回転軸と、第1および第2螺旋羽根と接触しないように第3回転軸に固定された第1掻出羽根とを有してなり、
前記第2現像剤掻出部材が、第2連通路近傍に回転可能に設けられた第4回転軸と、第1および第2螺旋羽根と接触しないように第4回転軸に固定された第2掻出羽根とを有してなり、
前記第3回転軸が前記第1現像剤搬送路側に配置され、前記第4回転軸が前記第2現像剤搬送路側に配置されていることを特徴とする現像装置。 - 前記第1回転軸と前記第3回転軸とを同期して回転させる第1回転機構部と、前記第2回転軸と前記第4回転軸とを同期して回転させる第2回転機構部とをさらに備え、
前記第1掻出羽根は第3回転軸に放射状に配置された複数の第1掻出板部からなり、
前記第2掻出羽根は第4回転軸に放射状に配置された複数の第2掻出板部からなり、
前記第1掻出板部は、第3回転軸の軸心方向に延び、かつ第1および第3回転軸の同期回転時に前記第1螺旋羽根との接触を避けるための複数の隙間または溝を有する形状に形成され、
前記第2掻出板部は、第4回転軸の軸心方向に延び、かつ第2および第4回転軸の同期回転時に前記第2螺旋羽根との接触を避けるための複数の隙間または溝を有する形状に形成されている請求項1に記載の現像装置。 - 前記第1回転機構部は第1回転軸と第3回転軸を同じ回転数で回転させるよう構成されると共に、前記第2回転機構部は第2回転軸と第4回転軸を同じ回転数で回転させるよう構成されており、
前記第1掻出板部の複数の隙間または溝の間隔が第1螺旋羽根の螺旋間隔と同じであると共に、前記第2掻出板部の複数の隙間または溝の間隔が第2螺旋羽根の螺旋間隔と同じである請求項2に記載の現像装置。 - 周方向に隣接する2つの第1掻出板部の間および周方向に隣接する2つの第2掻出板部の間の中心角度が、30〜90°である請求項2または3に記載の現像装置。
- 前記第1現像剤掻出部材の第3回転軸は、この第3回転軸の下方に位置する部分の第1掻出羽根が、第1現像剤搬送路から第2現像剤搬送路へ移動する現像剤の移動方向と同じ方向に移動するよう回転し、
前記第2現像剤掻出部材の第4回転軸は、この第4回転軸の下方に位置する部分の第2掻出羽根が、第2現像剤搬送路から第1現像剤搬送路へ移動する現像剤の移動方向と同じ方向に移動するよう回転する請求項1〜4のいずれか1つに記載の現像装置。 - 表面に静電潜像が形成される感光体ドラムと、該感光体ドラムの表面を帯電させる帯電装置と、前記感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する露光装置と、前記感光体ドラムの表面の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する請求項1〜5のいずれか1つに記載の現像装置と、該現像装置にトナーを補給するトナー補給装置と、前記感光体ドラムの表面のトナー像を記録媒体に転写する転写装置と、トナー像を記録媒体に定着させる定着装置とを備えた画像形成装置。
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