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JP4941376B2 - 照明装置、液晶装置、電子機器 - Google Patents

照明装置、液晶装置、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、照明装置、液晶装置、電子機器に関するものである。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった各種の電子機器において、各種の情報を視覚的に表示するための表示部として液晶装置が用いられている。このような液晶装置の一例として、液晶パネルと、バックライトと、液晶パネルおよびバックライトを収容するためのフレーム(保持部材)とを備えた構造が知られている。液晶パネルは、第1基板と、第1基板よりも張り出した張り出し部を有する第2基板と、で液晶層を挟持してなる。
従来、バックライトのフレームは、強度をもたせるためにできるだけ肉厚に設計するようにしてきた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−302485号公報
しかしながら、逆にモジュール落下時の衝撃でフレームに撓みが生じた際に、フレームの重量が大きいとそれに比例して液晶パネルに加わる応力も大きくなるため、特に液晶パネルの一枚ガラスとされた第2基板の張り出し部に割れが生じる虞があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持部材の撓みを防止して耐衝撃性に優れた照明装置、液晶装置、電子機器を提供することにある。
本発明の照明装置は、上記課題を解決するために、光入射辺に複数の凸部を有し、光射出面から液晶パネルに向けて照明光を射出する導光板と、前記導光板の前記凸部間に配置され、当該導光板の前記光入射辺側に光を射出する光源と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持部材と、を有し、前記保持部材は、少なくとも前記導光板の前記光入射辺に隣接し互いに対向する2つの辺を保持する側壁部と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持面とを有してなり、前記保持面は、前記液晶パネルの角部とその近傍を除く周縁部を支持するパネル支持領域と、前記パネル支持領域よりも低い位置にあって前記液晶パネルを支持しないパネル非支持領域を有し、前記パネル非支持領域は、前記光入射辺に沿って設けられた係止部とを有してなり、前記導光板の前記凸部の少なくとも一部が、前記係止部の前記光射出面側に載置されている。
また、前記係止部の前記光射出面側の面に、前記凸部の少なくとも一部が係止される係止凹部が形成されていることが好ましい
本発明の照明装置は、光入射辺に複数の凸部を有し、光射出面から液晶パネルに向けて照明光を射出する導光板と、前記導光板の前記凸部間に配置され、当該導光板の前記光入射辺側に光を射出する光源と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持部材と、を有し、前記保持部材は、少なくとも前記導光板の前記光入射辺に隣接し互いに対向する2つの辺を保持する側壁部と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持面とを有してなり、前記保持面は、前記液晶パネルの角部とその近傍を除く周縁部を支持するパネル支持領域と、前記パネル支持領域よりも低い位置にあって前記液晶パネルを支持しないパネル非支持領域を有し、前記パネル非支持領域は、前記光入射辺に沿って設けられた係止部とを有してなり、前記係止部の内壁面に、前記導光板の前記凸部の少なくとも一部を嵌入させる嵌入凹部が形成されている。
また、前記凸部の突出する方向の先端側面に、前記凸部から外側に突出する突起部が形成されており、前記突起部が前記係止部に係止されていることが好ましい
また、前記保持面は、高低差のある前記パネル支持領域と前記パネル非支持領域を、傾斜面を介して接続することも好ましい
また、前記係止部は、少なくとも一部に前記側壁部よりも断面積が小さい領域を有することが好ましい
また、前記凸部と前記係止部とが接着剤により固定されていることも好ましい
また、前記導光板の前記凸部が、前記係止部両端の前記保持部材の角部近傍にそれぞれ設けられていることも好ましい
本発明の液晶装置は、上記のような照明装置と、該照明装置からの光を変調する液晶パネルとを備える。
本発明によれば、耐衝撃性に優れた液晶装置を備えていることから、高信頼性を確保した電子機器を得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の膜厚や寸法の比率などは適宜異ならせてある。
(第1の実施形態)
以下に、本発明に係る一実施形態として、本発明の照明装置を備えた液晶装置を例に挙げて説明する。図1は本実施形態における液晶装置の分解斜視図である。図2は本実施形態における液晶装置の要部を示す断面図であって、(a)は図1のA−Aで示す部分の液晶装置の断面図、(b)は図1のB−Bで示す部分の液晶装置の断面図である。図3は導光板の概略構成を説明するための(a)平面図、(b)斜視図であり、図4はフレームの概略構成を説明するための平面図であり、図5(a),(b)はフレームの要部を示す斜視図であり、図6は図2(b)におけるフレームと導光板との収容時の要部構成を示す断面図である。
図1に示すように、液晶装置1は、液晶パネル100と、当該液晶パネル100に接続された駆動用FPC(Flexible Printed Circuit)基板10と、液晶パネル100の裏面側に配置されるバックライト200(照明装置)と、液晶パネル100及びバックライト200を収容するフレーム300(保持部材)とを有する。さらに、本実施形態の液晶装置1は、液晶パネル100を駆動させる駆動用FPC基板10の他に、バックライト200の光源とされるLED12を複数備えた光源用FPC基板18を有している。
液晶パネル100は、図1,2に示されるように、第1基板3と、第1基板3から張り出した張り出し部2aを有する第2基板2と、これら第1基板3及び第2基板2を貼り合わせるための基板周縁部に設けられたシール材52と、第1基板3及び第2基板2とシール材52とにより形成された空間内に配置された電気光学材料としての液晶層50と、一対の基板2,3を挟むように設けられた第1偏光板8a及び第2偏光板8bとを有している。第1基板3及び第2基板2は、透光性を有するガラス、プラスチック等によって形成されている。
第2基板2の第1基板3と対向する面上には、ITO(Indium・Tin Oxide)膜からなる複数の画素電極9と、画素電極9を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜が形成されている。一方、第1基板3の第2基板2と対向する面上には、ITO膜からなる対向電極21が設けられ、この対向電極21を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜が形成されている。ここで、画素電極9、対向電極21及びこれらを覆う配向膜は公知の技術で形成されるもので、図2においてはいずれも図示を省略してある。
張り出し部2a上には、例えば液晶パネル100を駆動するために必要となる駆動用IC23及び入力用端子(不図示)が接続されている。この入力用端子に外部電源や種々の外部機器が接続されることにより、FPC基板10を介して液晶パネル100に駆動信号や電力を供給できるようになっている。このFPC基板10は、例えば、ポリイミドやポリエステル等からなるフィルムを基材とする可撓性に優れた例えばFPCからなるものである。
バックライト200は、液晶パネル100の第2基板2側に光射出面211aを向けるほぼ矩形の導光板210と、液晶装置1として組み立てた時に導光板210のLED配置部210bに収容される光源としてのLED12を備えた光源用FPC基板18と、液晶パネル100と導光板210との間に導光板210から液晶パネル100に向かって順に配置された矩形状のシート状光学部品としての拡散板222と2枚のプリズムシート220及び221と、導光板210の光射出面211aとは反対側の裏面211b上に積層配置される矩形状のシート状光学部品としての反射板223とを有して構成されている。
光源用FPC基板18には、接着シート24を介してプリズムシート220が貼り合わされている。接着シート24及びプリズムシート220には、光源用FPC基板18の各LED12に対応する複数の孔24a、220aがそれぞれ設けられており、貼り合せ時にはこれら孔24a,220a内にLED12をそれぞれ挿入させて裏面側(導光板210側)に露出させている。
図1に示すように、フレーム300は略枠状、具体的に本実施形態では矩形の中央部がくりぬかれた額縁状のもので、例えばポリカーボネートやフッ素樹脂、ABS等の樹脂から形成されている。フレーム300には、導光板210の複数の突出部210eに対応した凹部300aと、突出部210fに対応した凹部300bが設けられている。これら凹部300a,凹部300bに突出部210e,突出部210fがそれぞれ嵌め込まれることにより導光板210がフレーム300に固定されるようになっている。
フレーム300内には、導光板210の光射出面211a上に液晶パネル100がその第2基板2(第2偏光板8b)側を対向させた状態で保持されている。
本実施形態に係る液晶装置は、導光板210およびフレーム300に特徴を有している。以下、導光板210およびフレーム300の構成について図2〜図6を用いて詳細に説明する。
図3(a),(b)に示すように、本実施形態の導光板210は、LED12からの光を内部に入射させる光入射辺211c側に、複数のLED配置部210bと複数の凸部210aとが交互に存在している。各凸部210aには、その上端縁からさらに外方へ突出する爪部212(突起部)がそれぞれ設けられている。爪部212の上面は光射出面211aと面一となっていて、さらにその厚さT1は凸部210aの厚さT2の約半分以下の寸法に設計されている。また、爪部212の幅W1に関しては凸部210aの幅W2の約半分程度の幅に設計されている。但し、凸部210aの厚さT1や凸部210aの厚さT2、あるいは爪部212の幅W1や凸部の幅W2は、通常使用時における落下の衝撃などに耐え得る強度に設計されている。
光入射辺211cの両端部には、凸部210aが一つずつ配置されていることが好ましい。凸部210aが角部から離れた位置にある場合、落下時の衝撃でフレーム300の撓みが大きくなってしまう。そのため、光入射辺211cの両端、すなわち導光板210の角部あるいはその近傍に凸部210aを一つずつ配置しておくことが望ましい。
また、導光板210の長手方向に延在する側面211d、211dには、複数の突出部210e,210fが導光板210の厚さ方向に互いの位置を交互に異ならせて配置されている。
導光板210の光射出面211aあるいはその裏面には、射出光量を面方向で均一化する光射出領域Aが設けられている。この光射出領域Aは、液晶パネル100の少なくとも表示領域を覆う大きさとされており、微細な凸部(以下、微細凸部)が多数形成されている。微細凸部の集合密度(図3(a)のグラデーションで示す)は、光入射辺211cから遠くなるほど高まるよう構成されていて、これによって光入射辺211cから入射した光が光射出面211a内において均一な量で射出することになる。
図2,4に示すように、フレーム300は、上記した導光板210および液晶パネル100を保持する枠形状の保持部材であって、その中央には、放熱性、軽量化、薄型化の観点から開口302が設けられている。この開口302は導光板210の外形に沿う大きさで形成されたもので、内部に導光板210(図1)が嵌合されて収容される。
フレーム300は、外枠を構成する側壁部350と、側壁部350の内側に形成された段差部360とからなるもので、これら側壁部350および段差部360が射出成形により一体に形成されている。側壁部350の高さH(図2)は液晶パネル100の厚み方向を許容できる寸法となっているため、収容した液晶パネル100がフレーム300からはみ出るようなことはない。
フレーム300は、液晶パネル100の周縁部の少なくとも一部を支持する段差部360を有しており、液晶パネル100の4つの角部とその近傍を支持しない構成になっている。段差部360は、液晶パネル100の角部とその近傍を支持しないだけでなく、隣り合う2つの角部を含む張り出し部2aの周縁を支持しない構成とされていて、これら以外の箇所を支持することで液晶パネル100をフレーム300内に保持できるようになっている。
側壁部350の内側に突出するようにして設けられる段差部360は、側壁部350の内周面35aに対して略垂直をなすとともに側壁部350の上面35bとは高さ位置を異ならせた主面361を有している。主面361は、第1面36a,36a,36fからなるパネル支持領域と、第2面36e,36c,36c、第1傾斜面36b,36b、および第2傾斜面36d,36d,36g,36gからなるパネル非支持領域(図4中の模様を付して示す領域)とを有してなり、このパネル非支持領域は、パネル支持領域(液晶パネル100と接する領域)よりも低い領域とされている。
図4および図5(a)に示すように、フレーム300の長手方向に沿う第1面36a,36aはそれぞれ一方の端部側が第1傾斜面36b,36bを介して、第1面36a,36aよりも低い第2面36c,36cに接続され、第2面36c,36cがそれぞれの端部をフレーム300の短手方向に沿う第2面36eの端部に突き合わせるようにして接続されている。第1傾斜面36b,36bは、第1面36a,36aからフレーム300の角部の頂部、すなわち第2面36c,36cに向かって下り傾斜とされた傾斜面となっており、互いに高さ位置を異ならせた第1面36a,36aと第2面36eが第1傾斜面36b,36bおよび第2面36c,36cを介して接続されている。このように、液晶パネル100の張り出し部2aと平面的に重なるこれら第2面36c,36c,36eを低く形成することにより張り出し部2aを支持しない構成としてある。
一方、第1面36a,36aの他方の端部側は、図4および図5(b)に示すように、第2傾斜面36d,36dにそれぞれ接続されている。また、フレーム300の短手方向に沿うとともに第2面36eと対向する第1面36fの両端には第2傾斜面36g,36gがそれぞれ接続されている。そして、これら第2傾斜面36d,36dと第2傾斜面36g,36gとが、フレーム300の角部において互いの端部を突き合わせるようにして接続されている。第2傾斜面36d,36dは、第1面36a,36aから角部の頂部に向かって下り傾斜とされた傾斜面となっており、フレーム300の角部の頂部が最も低く(深く)なるように構成されている。そして、これら第2傾斜面36d,36d,36g,36gが、液晶パネル100の張り出し部2aと平面的に重なる領域以外に位置する角部とその近傍を支持しない構成としてある。
フレーム300の4つの角部における頂部と、角部近傍の第2面36c,36c、第2面36eはいずれも同じ高さ(深さ)とされていて、液晶パネル100の角部およびその近傍からパネル厚さ方向で最も離れて配置されるようになっている。なお、一枚基板となる張り出し部2aのの角部にそれぞれ対応するフレーム300の角部を他の角部よりも低めに形成するようにしてもよい。
このように、複数の第1傾斜面36b,36bおよび第2傾斜面36d,36d,36g,36gが存在することによって周方向において高低差のある主面361となっている。
本実施形態のフレーム300には、図4および図5(a)に示すように、導光板210(図3)の光入射辺211cに対応するとともにフレーム300の短手方向に延在する段差部360A(係止部)に、導光板210の凸部210aの爪部212を係止させる係止凹部300cが凸部210aの数に応じて複数設けられている。係止凹部300cは、第1面36eから段差部360Aの厚さ方向に凹むようにして形成されている。このような係止凹部300c内に導光板210の凸部210aの爪部212を係止させるだけでフレーム300に対する導光板210の位置決めがなされることになる。
上述したフレーム300に導光板210を収容した状態、つまりフレーム300の係止凹部300cに導光板210の爪部212が嵌合した状態においては、図6に示すように、係止凹部300cの内面6eに爪部212の内面212Aが対向するようになっている。本実施形態では、導光板210の光入射辺211c側に関しては各凸部210aの爪部212が光射出面211a側から係止凹部300cに係合することによって、フレーム300の上方向(光射出面221a方向)への移動が規制されている。
また、上述したように、導光板210の側面211d,211d(図1)に関しては各突出部210e,210fが対応するフレーム300の凹部300a,300bにそれぞれ嵌め込まれることによって上下方向(厚み方向)の移動が規制されている。このようにして、フレーム300に導光板210が取り付けられる。
図2に戻り、本実施形態では、フレーム300の第1傾斜面36bに接続する第2面36cに弾性を有した衝撃緩和部材355がそれぞれ配置されている。収容する液晶パネル100の角部近傍に対応する領域に衝撃緩和部材355を介在させておくことで、液晶パネル100とフレーム300との間の隙間を部分的に埋めることができるので液晶パネル100を良好に収容することが可能となる。また、第2面36c,36c,36eが形成された段差部360の板厚は他の領域に比べて薄くなっているため撓みやすいが、液晶パネル100との間に衝撃緩和部材355などを介在させておくことで落下時などにおけるフレーム300の撓みを抑制できる。
以上述べたように、フレーム300に保持される導光板210は、その光入射辺211cに設けられた複数の凸部210aの爪部212がフレーム300の各係止凹部300c内にそれぞれ嵌め込まれてフレーム300内に保持されている。そのため、例えば液晶装置1の落下時に、フレーム300が主面361側(導光板210の光射出面211a側)へ撓もうとするのを導光板210の爪部212(凸部210a)によって押さえることができる。導光板210によってフレーム300の撓みを抑制することによって、フレーム300に保持される液晶パネル100に衝撃の応力がかかることを抑制することができるので、液晶パネル100が破損するのを防止することが可能になる。
本実施形態では、液晶パネル100の張り出し部2aに対応するフレーム300の短手方向一方の辺(段差部360A)の肉厚が薄く形成されていて、フレーム300の軽量化を実現した構成となっている。従来は、フレーム300の強度を確保するためにできるだけ肉厚な構造設計がなされていた。ところが、逆にモジュール落下時の衝撃によってフレーム300に撓みが生じた際に、フレーム300の重量が大きいとそれだけ液晶パネル100に加わる応力が大きくなってしまい、液晶パネル100の弱い部分(一枚基板とされた液晶パネル100の張り出し部2a)が破損する虞があった。
これに対して本実施形態では、フレーム300の、特に液晶パネル100の張り出し部2aに対応する段差部360Aの肉厚を薄くするなど、フレーム300全体の軽量化を図るとともに、導光板210によって落下時の衝撃に伴うフレーム300の慣性力を抑えてフレーム300の動きを抑制し、液晶パネル100側へ撓むことを防止することが可能である。つまり、導光板210に設けられた複数の凸部210aを光射出面211a側からフレーム300の各係止凹部300cに嵌合させることによって、落下時の衝撃でフレーム300が光射出面211a側へ撓むのを導光板210によって押さえることができる。仮に、落下時の衝撃によってフレーム300が若干撓むことがあったとしても、液晶パネル100に過度の応力がかかることはないことから、液晶パネル100が破損するまでには至らない。
また、本実施形態においては、導光板210の光入射辺211cの両端側に凸部210a,210aがそれぞれ配置されているので、これら凸部210a,210aによってフレーム300の角部およびその近傍の撓みを押さえることがより可能になる。また、フレーム300の係止凹部300c内に凸部210aが嵌合する構成とすることで、フレーム300に対する導光板210の面方向のズレを防止できる。
なお、フレーム300の係止凹部300cに導光板210の爪部212が固定されていてもよい。これにより、より効果的にフレーム300の撓みを抑制することができる。
さらに、凸部210aに設けられた爪部212は、通常の使用時における落下の衝撃に伴うフレーム300の撓みを十分に抑えられる強度を有した形状をなしている。同時に凸部210aの構成についても同じことが云える。
このように、落下時の衝撃によってフレーム300が撓むことを導光板210によって効果的に押さえることができるので、液晶パネル100に応力が加わることが抑制される。そのため、液晶パネル100の割れなどの破損を阻止できる耐衝撃性に優れた液晶装置を得ることができる。したがって、製品信頼性を確保することが可能である。
また、フレーム300のパネル非支持領域が薄く形成されているのでフレーム300を軽量化することができた。
なお、側壁部350には、上記した駆動用FPC基板10を通すための開口320が形成されているが、側壁部350にはこれら開口320,330以外にも側壁部350にフレーム300の放熱化、軽量化のための開口をいくつか設けるようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態のフレームの要部を示す斜視図である。
図7に示すように、本実施形態におけるフレーム400は、段差部360Aの内面360a側に嵌入凹部400cが、導光板210の各凸部210aに対応して複数設けられている。そして、導光板210の各凸部210aを上記各嵌入凹部400c内にそれぞれ挿入させることによって、フレーム400に導光板210が保持される。
このような構成によれば、上記実施形態同様、落下時に、フレーム400が導光板210の光射出面211a側へ撓むことを導光板210の凸部220aによって防止できる。また、導光板210の凸部220aがフレーム300の嵌入凹部400c内に嵌入されることにより、フレーム400に対する導光板210の厚さ方向の移動が規制されるため、フレーム400が、導光板210の光射出面211aとは反対側へ撓むことも押さえることができる。このように、フレーム400の撓みを押さえることで液晶パネル100に応力がかかるのを防止できるので、落下時の衝撃でパネル割れが生じることをなくすことが可能となる。したがって、耐衝撃性に優れた液晶装置を得ることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもなく、上記各実施形態を組み合わせても良い。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、導光板210の凸部210aおよび爪部212の形状は、フレーム300の液晶パネル100側への撓みを抑えて動きを抑制することができれば特に問わない。例えば、爪部212がなく、凸部210aが係止部に係止される構成とすることも可能である。但し、凸部210aや爪部212の形状が大きいと、これに対応するフレーム300の係止凹部300cも大きく形成しなければならず段差部360Aの厚さが薄くなる領域が増えるのでフレーム300の強度の面からすると好ましくない。そのため、凸部210aの先端に設けられた爪部212をフレーム300に係止させる方が、凸部210a全体をフレーム300に係止させる場合に比べて少ない領域でフレーム300の撓みを押さえることができる。また、凸部210aの幅W2を狭くしてフレーム300に係止する領域を小さくする場合、凸部210aの延在長さ(突出量)によっては落下時の衝撃が凸部210aの基部にかかる虞があるため、このことを考慮した上で凸部210aの形状を選択することが好ましい。
(電子機器)
次に、上述した電気光学装置を備える電子機器の具体例について説明する。
図8(a)は携帯電話の一例を示した斜視図である。図8(a)において、符号600は携帯電話本体を示し、符号601は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。図8(b)はワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図8(b)において、符号700は情報処理装置、702はキーボードなどの入力部、703は情報処理本体、702は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。図8(c)は腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図8(c)において、符号800は腕時計本体を示し、801は上記実施形態の液晶表示装置を備えた液晶表示部を示している。なお、本実施形態の電子機器は液晶表示装置を備えるものとしたが、有機EL表示装置、PDP等、他の電気光学装置を備えても良い。また、電子機器はこれらに限定されず、表示機能を有する各種の電子機器に適用可能である。
例えばこれらの他に、表示機能付きファックス装置、デジタルカメラのファインダ、携帯型TV、電子手帳、電光掲示盤、宣伝公告用ディスプレイなども含まれる。
本実施形態の電子機器によれば、上述したように耐衝撃性に優れた液晶装置1を表示部として備えているので、信頼性の高いものとなる。
なお、本発明の電子機器としては、携帯電話以外にも、例えば電子ノート、パーソナルコンピュータ、電子ブック、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等などを挙げることができる。
本発明の実施形態に係る液晶装置の分解斜視図。 本発明の実施形態に係る液晶装置の概略構成を示す断面図であって、(a)は図1のA−A断面図、(b)は図1のB−B断面図。 フレームの概略構成を示す平面図。 フレームの要部を示す斜視図。 フレームの角部およびその近傍(傾斜面)における構成を示す斜視図。 図2(b)の要部拡大断面図。 フレームの他の実施形態。 本発明の実施形態に係る電子機器。
符号の説明
1…液晶装置、2…第2基板、2a…張り出し部、3…第1基板、36b,36b…第1傾斜面、36d,36d,36g,36g…第2傾斜面、52…シール材、100…液晶パネル、200…バックライト(照明装置)、210a…凸部、210b…LED配置部、211c…光入射辺、211a…光射出面、212…爪部(突起部)、300…フレーム(保持部材)、300c…係止凹部、360A…段差部(係止部)、360…段差部、350…側壁部、361…主面、355…衝撃緩和部材、400…第2実施形態のフレーム、400c…嵌入凹部

Claims (10)

  1. 光入射辺に複数の凸部を有し、光射出面から液晶パネルに向けて照明光を射出する導光板と、
    前記導光板の前記部間に配置され、当該導光板の前記光入射辺側に光を射出する光源と、
    前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持部材と、を有し、
    前記保持部材は、少なくとも前記導光板の前記光入射辺に隣接し互いに対向する2つの辺を保持する側壁部と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持面とを有してなり、
    前記保持面は、前記液晶パネルの角部とその近傍を除く周縁部を支持するパネル支持領域と、前記パネル支持領域よりも低い位置にあって前記液晶パネルを支持しないパネル非支持領域を有し、
    前記パネル非支持領域は、前記光入射辺に沿って設けられた係止部とを有してなり、
    前記導光板の前記凸部の少なくとも一部が、前記係止部の前記光射出面側に載置されている照明装置。
  2. 前記係止部の前記光射出面側の面に、前記凸部の少なくとも一部が係止される係止凹部が形成されている請求項1記載の照明装置。
  3. 光入射辺に複数の凸部を有し、光射出面から液晶パネルに向けて照明光を射出する導光板と、
    前記導光板の前記凸部間に配置され、当該導光板の前記光入射辺側に光を射出する光源と、
    前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持部材と、を有し、
    前記保持部材は、少なくとも前記導光板の前記光入射辺に隣接し互いに対向する2つの辺を保持する側壁部と、前記液晶パネルおよび前記導光板を保持する保持面とを有してなり、
    前記保持面は、前記液晶パネルの角部とその近傍を除く周縁部を支持するパネル支持領域と、前記パネル支持領域よりも低い位置にあって前記液晶パネルを支持しないパネル非支持領域を有し、
    前記パネル非支持領域は、前記光入射辺に沿って設けられた係止部とを有してなり、
    前記係止部の内壁面に、前記導光板の前記凸部の少なくとも一部を嵌入させる嵌入凹部が形成されている照明装置。
  4. 前記凸部の突出する方向の先端側面に、前記凸部から外側に突出する突起部が形成されており、前記突起部が前記係止部に係止されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記保持面は、高低差のある前記パネル支持領域と前記パネル非支持領域を、傾斜面を介して接続する請求項1ないし4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記係止部は、少なくとも一部に前記側壁部よりも断面積が小さい領域を有する請求項1ないし5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記凸部と前記係止部とが接着剤により固定されている請求項1ないし6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記導光板の前記凸部が、前記係止部両端の前記保持部材の角部近傍にそれぞれ設けられている請求項1ないし7のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の照明装置と、該照明装置からの光を変調する液晶パネルとを備えた液晶装置。
  10. 請求項9記載の液晶装置を備えた電子機器。
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