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JP4941357B2 - エンジン制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はエンジン制御装置に関し、特に、クラッチを解放して変速する際にエンジンの回転速度を変速機の入力回転速度に同期させるエンジン制御装置に関する。
手動変速機搭載車両において変速時にクラッチが解放されると、クラッチの入力回転速度はエンジンの回転速度に応じて変化し、クラッチの出力回転速度、すなわち変速機の入力回転速度は車速、変速機のギヤ位置に応じて変化する。このため、変速機のギヤ位置を変更した後にそのままクラッチを締結すると回転速度差により変速ショックが生じる。
変速ショックを低減するにはエンジンの回転速度を変速機の入力回転速度と同期させる必要があり、特許文献1では、変速時にエンジンの回転速度を変速後のギヤ位置に対応する回転速度となるように回転速度同期制御を行うことで変速ショックを抑えている。
回転速度同期制御はクラッチが締結されるまで継続され、クラッチが締結されているか解放されているかは、クラッチペダルに設けられているクラッチペダルスイッチで検出される。
特開昭58−200052号公報
クラッチペダルスイッチはクラッチペダルの踏込み量が所定踏込み量よりも大きくなるとONになるスイッチであり、通常、所定踏込み量は、クラッチが確実に解放されていることを検出するために、クラッチの切れ位置に対応する踏込み量より大きな踏込み量に設定される。
しかしながら、所定踏込み量をこのように設定すると、クラッチが解放されているのにクラッチペダルスイッチがONとならない領域が存在する。この領域では、クラッチペダルの踏込み量が十分でないものの、クラッチが解放されているので変速操作が可能であるが、クラッチペダルスイッチがONになっていないので変速操作を行っても回転速度同期制御が行われず、変速ショックが生じてしまう。
本発明は、このような従来技術の技術的課題を鑑みてなされたもので、変速時のクラッチペダルの踏込み量が十分でない場合であっても回転速度同期制御が行われるようにし、これによって変速ショックを抑えることを目的とする。
本発明に係るエンジン制御装置は、シフト検出手段によって運転者のダウンシフト操作による目標ギア位置を実際のギア位置になるタイミングよりも早いタイミングで検出し、クラッチ踏込み量検出手段が、変速時のクラッチペダルの踏込み量が第1の所定踏込み量に等しいかまたは大きいことを検出した場合は、シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度を目標回転速度としてエンジンを制御し、クラッチ踏込み量検出手段が、変速時のクラッチペダルの踏込み量が第1の所定踏込み量よりも小さく、かつ、第2の所定踏込み量よりも大きいことを検出した場合は、シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度と、変速機入力側回転速度の検出値とのうち、小さい方を目標回転速度としてエンジンの回転速度を制御する。
本発明によれば、変速時のクラッチペダルの踏込み量が十分でない場合であっても、エンジン回転速度と、変速機側の回転速度との同期制御を速やかに行いつつ、変速ショックをより確実に抑えることができる。
さらに、第2の回転速度同期制御では、目標回転速度が前記シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度と変速機の入力回転速度の検出値のうち小さい方に設定されるので、運転者が意図しない加減速が生じてしまうこともない。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係るエンジン制御装置(エンジンコントローラ1)を備えた車両の概略構成を示している。
エンジン2の吸気通路3にはスロットル弁4が設けられている。スロットル弁4はアクセルペダル5の位置から独立して開度を制御することができる電子制御式のスロットル弁である。スロットル弁4には開度を制御するためのスロットルアクチュエータ6が取り付けられている。
エンジン2には回転速度Neを検出するエンジン回転速度センサ10、冷却水温Twを検出する冷却水温センサ11が取り付けられている。アクセルペダル5にはアクセルペダル位置APPを検出するアクセルペダル位置センサ12、スロットル弁4にはスロットル開度TVOを検出するスロットル開度センサ13が取り付けられている。
エンジン2の出力回転は変速機15で変速されて変速機出力軸に伝達され、図示しない駆動輪へと伝達される。エンジン出力軸と変速機入力軸との間には、クラッチペダル17の操作に応じて締結、解放するクラッチ18が介装されている。変速機15は、運転者によるシフトレバー19の操作に応じてギヤ位置を切り換えることができる有段の手動変速機、例えば、前進6速、後進1速の手動変速機である。
変速機15には変速機出力回転速度から車速VSPを検出する車速センサ20及び変速機入力回転速度を検出する変速機入力回転速度センサ25(変速機入力側回転速度検出手段)が取り付けられている。また、クラッチペダル17には運転者によるクラッチ操作を検出する第1及び第2のクラッチペダルスイッチ21、22、シフトレバー19には運転者によるシフトレバー19の操作方向(シフト操作)を検出するシフト操作センサ24(シフト検出手段)がそれぞれ取り付けられている。このシフト操作センサは、例えば、現在のシフト位置と、運転者によるシフトの操作方向を検知することで、運転者がどのシフト段へのシフト変更操作を行うかを検出することができ、実際の変速機の変速段が、シフトレバーの変更操作後の位置に対応する実際の変速段になるタイミングとは異なるタイミングで検出することが可能となるシフト検出手段である。
図2はクラッチ18の締結解放状態と第1、第2のクラッチペダルスイッチ21、22(クラッチ踏込み量検出手段)の出力信号の関係を示した図である。「クラッチ切れ位置」は、クラッチ18を踏み込んでいった場合にクラッチ18が締結状態から解放状態に切り換わるところのクラッチペダル17の踏込み量である。ここでは、クラッチペダルスイッチを用いているが、他にも、クラッチ踏込み量に応じた、リニアな出力が可能なセンサでも良い。
第1のクラッチペダルスイッチ21は、クラッチ切れ位置に対応する踏込み量Dcrよりも大きいかまたは等しい第1の所定踏込み量D1よりもクラッチペダル17の踏込み量Dが大きいときにON、小さいときにOFFとなるスイッチである。第1の所定踏込み量D1は、クラッチ18が解放されたことを確実に判断できるようにするためのものであるので、クラッチ切れ位置に対応する踏込み量Dcrよりも大きな値に設定されることでより確実に、クラッチ18が解放されたことを判断できる。
第2のクラッチペダルスイッチ22は、クラッチ切れ位置に対応する踏込み量Dcrよりも小さな第2の所定踏込み量D2よりもクラッチペダル17の踏込み量Dが大きいときにON、小さいときにOFFとなるスイッチである。第2の所定踏込み量D2がクラッチ切れ位置に対応する踏込み量Dcrよりも小さな値に設定されるのは、第2のクラッチペダルスイッチ22がOFFになったことをもってクラッチ18が締結されたことを確実に判断できるようにするためである。また、第2のクラッチペダルスイッチ22の信号によって、運転者が変速する可能性があるのとの判断を第1のクラッチスイッチの信号を待たずに検出することができる。
各種センサの検出値はエンジンコントローラ1に入力される。エンジンコントローラ1は入力された検出値に基づいてエンジン2の燃料噴射制御、点火時期制御を行う。
また、エンジンコントローラ1は、変速時にクラッチペダル17が踏み込まれると、エンジン2の回転速度Neを目標回転速度tNeに同期させる回転速度同期制御を行う。回転速度同期制御は第1及び第2の回転速度同期制御からなり、クラッチペダル17の踏込み量Dが十分で第1のクラッチペダルスイッチ21がONになっているときは第1の回転速度同期制御を行い、踏込み量Dが十分でなく第1のクラッチペダルスイッチ21がOFFになっているが第2のクラッチペダルスイッチ22がONになっているときは第2の回転速度同期制御を行う。
図3はエンジンコントローラ1の回転速度同期制御に関する部分の制御ブロック図である。
エンジンコントローラ1は、運転者のシフト操作から次の変速比のギヤ位置(目標ギヤ位置)を算出する(B1)。変速機15の現在のギヤ位置を目標ギヤ位置に変更した場合の変速機15の入力回転速度(以下、「変速後の変速機入力回転速度」)Nin*を、検出されたシフト位置に基づく変速比のギア位置(目標ギア位置)と車速に応じて算出する(B2)。(変速機回転速度演算)
第1または第2の回転速度同期制御が許可されている場合は、エンジン2の回転速度Neが目標回転速度tNeになるようにスロットル開度TVO、点火時期リタード量を制御する回転速度フィードバック制御を行う(B3)。
目標回転速度tNeの設定方法は、第1と第2の回転速度同期制御のいずれが許可されているかによって異なり、第1の回転速度同期制御が許可されている場合は変速後の変速機入力回転速度Nin*が目標回転速度tNeに設定され、第2の回転速度同期制御が許可されている場合は、変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方が目標回転速度tNeに設定される。
第2の回転速度同期制御において目標回転速度tNeをこのように設定するのは、第1のクラッチペダルスイッチ21がOFFかつ第2のクラッチペダルスイッチ22がONの状態ではクラッチ18が締結している可能性もあり(図2参照)、クラッチ18が締結している場合に変速後の変速機入力回転速度Nin*を目標回転速度tNeとして回転速度同期制御を行うと、運転者が意図しない加減速が生じてしまうからである。
第1の回転速度同期制御は第1のクラッチペダルスイッチ21がONの間許可される。第2の回転速度同期制御は第1のクラッチペダルスイッチ21がOFFで、かつ、第2のクラッチペダルスイッチ22がONの間許可される(B4)。
図4はエンジンコントローラ1が行う回転速度同期制御の詳細を示したフローチャートである。これを参照しながら、回転速度同期制御についてさらに説明する。
ステップS11では第1のクラッチペダルスイッチ21がONになっているか判断し、ONになっている場合はステップS12に進んで第1の回転速度同期制御を実行する。
第1のクラッチペダルスイッチ21がOFFであっても、第2のクラッチペダルスイッチ22がONになっている場合は、ステップS13からステップS14に進んで第2の回転速度同期制御を実行する。
第1及び第2のクラッチペダルスイッチ21、22がいずれもOFFの場合はステップS15に進んで第1、第2の回転速度同期制御を終了する。第2のクラッチペダルスイッチ22がOFFになっている場合はクラッチ18が既に締結しているので、このような条件で回転速度同期制御を終了するようにすれば、クラッチ18の締結前に回転速度同期制御が終了してしまうことによる変速ショックを抑えることができる。なお、第1、第2の回転速度同期制御を終了する条件はこれに限らず、いずれか一方のスイッチがOFFになったら実行中の第1あるいは第2の回転速度同期制御を終了するようにしても構わない。
図5、図6は上記回転速度同期制御が行われるときの様子を示したタイムチャートである。
図5はクラッチペダル17の踏込み量Dが十分な状態(D>D1)で変速操作が行われた場合を示す。
時刻t11で第2のクラッチペダルスイッチ22がONになると第2の回転速度同期制御が許可されるが、クラッチペダル17がさらに踏み込まれ、時刻t12で第1のクラッチペダルスイッチ21がONになると、第2の回転速度同期制御に代えて、第1の回転速度同期制御が許可される。ただし、この時点ではシフトレバー19が操作されておらず目標ギヤ位置に変化がないので、エンジン2の回転速度Neに変化はない。
その後、時刻t13でシフトレバー19が操作され、目標ギヤ位置が3速から2速に変化すると目標回転速度tNeが増大し、エンジン2の回転速度Neが目標回転速度tNeとなるようにエンジントルクが増大する。このとき、第1の回転速度同期制御が許可されているので目標回転速度tNeは変速後の変速機入力回転速度Nin*に設定される。
時刻t14で第1のクラッチペダルスイッチ21がOFFになり、時刻t15で第2のクラッチペダルスイッチ22がOFFになると、第1、第2の回転速度同期制御が終了する。このときエンジン2の回転速度Neと変速機15の入力回転速度は一致しており、クラッチ18を締結しても変速ショックが生じることはない。
これに対し、図6はクラッチペダル17の踏込み量Dが不十分な状態(D1>D>D2)で変速操作が行われた場合を示す。
時刻t21で第2のクラッチペダルスイッチ22がONになるが、クラッチペダル17の踏込み量Dが十分でないため第1のクラッチペダルスイッチ21がONにはなっていない。ただし、このような状況であってもクラッチ18が解放されている可能性があり、クラッチ18が解放されている場合は変速操作が可能である。第2のクラッチペダルスイッチ22がONになると第2の回転速度同期制御が許可されるが、目標ギヤ位置に変化がないためエンジン2の回転速度Neは変化しない。
その後、時刻t22でシフトレバー19が操作され、目標ギヤ位置が3速から2速に変化しても、エンジン2の回転速度は直ちには増大しない。これは、エンジン2の目標回転速度tNeが、変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方の回転速度である、変速機入力回転速度の検出値Ninに設定されており、また、変速機入力回転速度の検出値Ninは変速機15のギヤ位置が実際に変更されるまで増大しないからである。
時刻t23で変速機15のギヤ位置が実際に変更されると変速機入力回転速度の検出値Ninが増大するため目標回転速度tNeも増大し、エンジン2の回転速度Neが目標回転速度tNeとなるようにエンジントルクが増大する。
時刻t24で第2のクラッチペダルスイッチ22がOFFになると、第2の回転速度同期制御が終了する。このときエンジン2の回転速度Neと変速機15の入力回転速度は一致しており、クラッチ18を締結しても変速ショックが生じることはない。
なお、このタイミングチャートのように、ダウンシフトの変速をする場合においては、目標回転速度tNeの設定方法は、第2の回転速度同期制御が許可されている場合に、変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうちエンジン2の回転速度Neとの偏差が小さい方を目標回転速度tNeに設定してもよい。
続いて本発明の作用効果について説明する。
本発明に係るエンジンコントローラ1は、変速時のクラッチペダル17の踏込み量Dが第1の所定踏込み量D1よりも大きいことが第1のクラッチペダルスイッチ21により検出された場合は、変速後のギヤ位置と車速に応じて決まる変速後の変速機入力回転速度Nin*を目標回転速度tNeとして、エンジン2の回転速度Neが目標回転速度tNeとなるように制御する(第1の回転速度同期制御)。
また、エンジンコントローラ1は、変速時のクラッチペダル17の踏込み量Dが第1の所定踏込み量D1よりも小さいことが第1のクラッチペダルスイッチ21により検出された場合であっても、変速時のクラッチペダル17の踏込み量Dが第2の所定踏込み量D2よりも大きいことが第2のクラッチペダルスイッチ22により検出された場合には、変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方を目標回転速度tNeとして、エンジン2の回転速度Neが目標回転速度tNeとなるように制御する(第2の回転速度同期制御)。
本発明によれば、変速時のクラッチペダル17の踏込み量Dが十分でない場合であっても、運転者の変速可能性を想定して、第2の回転速度同期制御が行われるので、エンジン回転速度と変速機との回転同期制御を可能な限り開始することができるとともに、クラッチ締結時における変速ショックをより確実に抑えることができる。
さらに、第2の回転速度同期制御では、目標回転速度tNeが変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方に設定されるので、クラッチ切断位置よりも手前でのクラッチ踏込み量に基づいて設定された第2のクラッチペダルスイッチの信号に基づいて、エンジン回転速度の回転同期制御を開始した場合において実際のクラッチが締結されたままの場合であっても運転者が意図しない加減速が生じてしまうこともない。
また、図6のタイミングチャートでは、減速時のダウンシフトを用いて説明したが、加速時のアップシフトの場面においても同様の効果が得られる。アップシフトの場面では、第2の回転速度同期制御では、エンジン回転速度は、高回転側から低回転側へとなるように同期制御を行うこととなる。このとき、エンジンの目標回転速度tNeが変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方に設定されるので、クラッチ切断位置よりも手前でのクラッチ踏込み量に基づいて設定された第2のクラッチペダルスイッチの信号に基づいて、エンジン回転速度の回転同期制御を開始した場合において実際のクラッチが締結されたままの場合であっても、変速後の変速機入力回転速度Nin*と変速機入力回転速度の検出値Ninのうち小さい方に設定される。したがって、エンジン回転速度の低下を速やかに行うことができるので、クラッチ締結時において、変速機入力回転速度との回転速度差を抑えることができ、変速ショックをより確実に抑えることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本発明に係るエンジン制御装置(エンジンコントローラ)を備えた車両の概略構成図である。 クラッチの締結解放状態と第1、第2のクラッチペダルスイッチの出力信号の関係を示した図である。 エンジンコントローラの回転速度同期制御に関する部分の制御ブロック図である。 エンジンコントローラが行う回転速度同期制御の内容を示したフローチャートである。 回転速度同期制御が行われるときの様子を示したタイムチャートであり、クラッチペダルの踏込み量が十分な状態で変速操作が行われた場合を示す。 回転速度同期制御が行われるときの様子を示したタイムチャートであり、クラッチペダルの踏込み量が不十分な状態で変速操作が行われた場合を示す。
符号の説明
1 エンジンコントローラ(エンジン制御装置)
2 エンジン
4 スロットル弁
5 アクセルペダル
6 スロットルアクチュエータ
10 エンジン回転速度センサ
12 アクセルペダル位置センサ
13 スロットル開度センサ
15 変速機
17 クラッチペダル
18 クラッチ
19 シフトレバー
20 車速センサ
21 第1のクラッチペダルスイッチ
22 第2のクラッチペダルスイッチ
24 シフト操作センサ
25 変速機入力回転速度センサ

Claims (2)

  1. エンジンと、前記エンジンに接続される手動変速機と、前記エンジンと前記手動変速機の間に設けられ、前記手動変速機の変速時に解放されて前記エンジンから入力される回転を遮断可能なクラッチとを備えた車両のエンジン制御装置において、
    前記エンジン制御装置はさらに、運転者のダウンシフト操作による目標ギア位置を実際のギア位置になるタイミングよりも早いタイミングで検出するシフト検出手段と、
    車両速度を検出する車速検出手段と、
    前記シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度を演算する手段と、
    前記変速機の入力軸側回転速度を検出する変速機入力側回転速度検出手段と、
    クラッチペダルの踏込み量を検出するクラッチ踏込み量検出手段とを備え、
    該クラッチ踏込み量検出手段は、前記クラッチペダルの踏込み量が前記クラッチの切れ位置に対応する踏込み量以上である第1の所定踏込み量よりも大きいか否かを検出可能であって、かつ、前記クラッチペダルの踏込み量が前記クラッチの切れ位置に対応する踏込み量よりも小さい第2の所定踏込み量よりも大きいか否かを検出可能であって、
    前記クラッチ踏込み量検出手段が、変速時の前記クラッチペダルの踏込み量が前記第1の所定踏込み量に等しいかまたは大きいことを検出した場合は、前記シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度を目標回転速度として前記エンジンを制御し、
    前記クラッチ踏込み量検出手段が、変速時の前記クラッチペダルの踏込み量が前記第1の所定踏込み量よりも小さく、かつ、前記第2の所定踏込み量よりも大きいことを検出した場合は、前記シフト検出手段によって検出された目標ギア位置に基づく変速比と車速に応じて決まる変速機回転速度と、前記変速機入力側回転速度の検出値とのうち、小さい方を目標回転速度として前記エンジンの回転速度を制御すること、
    を特徴とするエンジン制御装置。
  2. 前記クラッチ踏込み量検出手段は、
    クラッチペダルの踏込み量が前記クラッチの切れ位置に対応する踏込み量よりも大きいかまたは等しい第1の所定踏込み量よりも大きいか否かを検出する第1のクラッチペダルスイッチと、
    前記クラッチペダルの踏込み量が前記クラッチの切れ位置に対応する踏込み量よりも小さな第2の所定踏込み量よりも大きいか否かを検出する第2のクラッチペダルスイッチと、
    からなることを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。
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