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JP4930416B2 - 排気浄化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の排気中に含まれる粒子状物質(Particulate Matter:PM)を捕集するために排気系へ装入されたPM捕集フィルタを備える排気浄化装置に関し、特に、そのPM捕集フィルタの再生制御に関する。
内燃機関の中でも特にディーゼルエンジンに設けられる排気浄化装置のPM捕集フィルタは、一般的に、多孔質のセラミックスから形成されたハニカム構造とされ、各セル(通路)の壁を排気が通過するときにPMを捕集するウォールフロー型のものが使用される。このウォールフロー型に代表されるPM捕集フィルタでは、PM堆積量が過剰になると、捕集能力が低下したり、排気の通気抵抗が増して排圧が上がるといった不具合につながるため、連続再生ができるように構成されている。通常は、白金等の酸化触媒をPM捕集フィルタに担持させ、フィルタ温度(例えば床温:bed temperature)の上昇でPMを燃焼させることにより、堆積したPMの除去を実現している。
このようなPM捕集フィルタの再生には、フィルタ温度が燃焼に必要な温度以上のときに未燃焼燃料を供給する方式が採用されている。ただし、この方式においては燃料を使用することから、燃費に影響しないように、内燃機関の運転状態に応じた単位時間堆積量の積算からPMの堆積量を演算して適正な再生時期を判断する制御が実行される(特許文献1)。
このPM堆積量演算制御においては、イグニッションオフ等で内燃機関が停止するときに、そのときのPM堆積量を不揮発性のメモリに記憶し、次の内燃機関の運転再開(イグニッションオン等)に際し、前の停止時にメモリに記憶したPM堆積量を始動時の初期値として読み込む制御が実行される(特許文献1の段落0059〜0060参照)。
特開2006−002672号公報
しかしながら、内燃機関の停止直後は、フィルタ温度がPM可燃温度よりも高くなっていることがあり、この場合、当該フィルタ温度がPM可燃温度以下へ冷めるまでの間に燃焼する堆積PMがある。従来のPM堆積量演算制御では、この停止中のPM燃焼分が始動時初期値に反映されないので、誤差が累積され、PM捕集フィルタ再生時期判断のずれにつながる。
本発明は、このような技術背景に基づいたもので、内燃機関の停止中PM燃焼分を考慮することのできる排気浄化装置を提案するものである。
本発明で提案する排気浄化装置は、内燃機関の排気系に装入され、排気中に含まれるPMを捕集するPM捕集フィルタと、前記内燃機関が運転を停止するときに得られる前記PM捕集フィルタの停止時フィルタ温度を少なくとも記憶する停止時PM燃焼情報記憶手段と、前記内燃機関が運転を再開するときに、前記停止時フィルタ温度と当該始動時に得られる前記PM捕集フィルタの始動時フィルタ温度とに基づいて、前記PM捕集フィルタ内で停止中に燃焼したPMの量である停止中PM燃焼量を推定する停止中PM燃焼量演算手段と、を含んだ構成とする。
上記提案に係る排気浄化装置によれば、内燃機関停止時のフィルタ温度に応じた停止中PM燃焼分が、停止中PM燃焼量演算手段によって推定される。したがって、この停止中PM燃焼量演算手段により推定された停止中PM燃焼量を、運転再開の始動時に、前の停止時までに演算してあるPM堆積量に反映させ、当該反映後のPM堆積量を始動時の初期値として用いるようにすれば、内燃機関の停止中PM燃焼分を考慮してより精度の高いPM堆積量演算制御を実行可能である。
本発明の実施形態に係る排気浄化装置の構成例を、図1に示す。内燃機関の一例として、排気ターボ過給器を備えたコモンレール式のディーゼルエンジンを図示している。
このディーゼルエンジン1の吸気系には、吸気上流から順に、エアフロセンサ2、ターボ過給器3のコンプレッサ3a、インタークーラ4、吸気スロットル5が備えられ、サージタンク6を有する吸気マニホールドを通して気筒へ吸入空気が流入する。また、燃料噴射系は、サプライポンプ7及びコモンレール8を備え、燃料を加圧して噴射ノズル9から気筒内へ噴射する。さらに、本例のディーゼルエンジン1は、排気マニホールドから吸気マニホールドへ排気を還流させる排気還流(EGR)装置として、EGRクーラ10及びEGRバルブ11を備えている。
そして、このディーゼルエンジン1の排気系には、排気上流から順に、ターボ過給器3のタービン3b及び選択触媒還元(SCR)用の酸化触媒12が配設され、この酸化触媒12の下流に、ウォールフロー型のPM捕集フィルタとしてDPF(Diesel Particulate Filter)20が装入されている。図示は省略するが、このDPF20よりも下流には、SCR用の還元剤噴射ノズル、選択還元触媒などが配設され、NOx及びPMを浄化する排気浄化装置が設けられている。
DPF20の排気入口には、排気の入口温度を計測するための入口温度センサ21が配設され、DPF20の排気出口には、排気の出口温度を計測するための出口温度センサ22が設けられている。また、DPF20の排気出口には、排気流量を計測するためのエアフロセンサ23が設けられ、さらに、排気入口と排気出口とにおける差圧を計測するための差圧センサ24も設けられている。
これらのセンサ及びエンジン1の冷却水温度を計測する水温センサ25の各計測信号は、ECU(電子制御ユニット)30に入力されて、該ECU30によってエンジン1の運転が制御される。
本実施形態のECU30は、入口温度センサ21、出口温度センサ22及びエアフロセンサ23の各出力値に基づいて、DPF20のフィルタ温度(ここでは床温)を演算するフィルタ温度演算手段として動作する。その機能ブロック図を図2に示している。
フィルタ温度演算手段は、応答遅れフィルタ処理部31、時定数算出部32、補正値演算部33、1/Z変換部34、加算部35を含む。応答遅れフィルタ処理部31は、入口温度センサ21の出力値を入力し、エアフロセンサ23による排気流量を基に時定数算出部32で算出される時定数と演算する。一方、出口温度センサ22の出力値は、補正値演算部33に入力され、1/Z変換部34を経て入力されるフィルタ温度値と演算される。そして、加算部35において、応答遅れフィルタ処理部31の出力値を補正値演算部33による補正値で補正し、フィルタ温度が出力される。すなわち、DPF20の入口温度及び出口温度を用いて、当該DPF20のフィルタ温度として床温を推定することができる。
このように推定されるフィルタ温度に対し、エンジン1が停止するときのPM燃焼分の関係について、図3を参照して説明する。図3は、横軸に時間をとって示した運転停止から再開までのタイムチャートである。
ECU30は、t1でイグニッションオフが検出されるとエンジン1の停止制御を実行し、その後にt2でイグニッションオンが検出されるとエンジン1の始動制御を実行する(図3A)。この運転停止から再開までの停止中t1〜t2の間に、フィルタ温度は、図3Bに示すごとく推移する。すなわち、フィルタ温度が、例えば500℃のPM可燃温度を上回っているときにt1となった場合、該フィルタ温度が停止後にPM可燃温度以下へ冷えるまでには、t1からt3までのタイムラグΔtが存在する。したがって、このΔtの間に、DPF20内に堆積しているPMが燃焼する停止中PM燃焼量ΔPMが存在する。
図3Cに示すように、従来技術では、エンジン1停止時t1に、該t1までに演算済みのPM堆積量を不揮発性のメモリに記憶する。そして、図中点線で示すように、運転再開時t2に際し、そのメモリに記憶したPM堆積量を始動時の初期値として読み込む制御を実行している。このとき読み込まれるPM堆積量は、図中実線で示す実際のPM堆積量に対して停止中PM燃焼量ΔPMだけずれているので、この後に累積されるPM堆積量は、実際の値に対しΔPM分の誤差を保って推移することになる。
本実施形態のECU30は、停止時PM燃焼情報記憶手段及び停止中PM燃焼量演算手段として動作することにより、停止中PM燃焼量ΔPMを推定し、運転再開後のPM堆積量誤差を抑制する。図4及び図5に、ECU30で実行される停止時PM燃焼情報記憶手段及び停止中PM燃焼量演算手段のフローチャートを例示して説明する。
図4Aに示すように、停止時PM燃焼情報記憶手段として動作するECU30は、イグニッションスイッチのオフが確認されてエンジン1の運転を停止するときに(S1)、上記フィルタ温度演算手段として取得しているDPF20のフィルタ温度を、停止時フィルタ温度として不揮発性のメモリ(EEPROM等)に記憶する(S2)。また、本例の場合はこのステップS2においてさらに、停止時冷却水温度、DPF20内に残存する停止時酸素濃度、そして、当該停止時にDPF20内に堆積している停止時PM堆積量を、同メモリに記憶する。
停止時冷却水温度は、図1に示す水温センサ25から取得される。また、停止時酸素濃度は、エアフロセンサ23により計測される排気流量に基づき取得される。本例の場合はさらに、そのエアフロセンサ23による酸素濃度を、停止時のエンジン回転速度(あるいは負荷)を基に補正して、より正確な残存酸素濃度を算出するようにしている。また、停止時PM堆積量は、ECU30が、エンジン1の停止までに演算していたPM堆積量である。
これら停止時PM燃焼情報を記憶した後、運転再開でイグニッションスイッチがオンされると、エンジン1の始動に伴いECU30は停止中PM燃焼量演算手段として動作する。
図4Bに示すように、ECU30は、イグニッションオンが確認されると(S3)、前記ステップS2で記憶した停止時PM燃焼情報、すなわち停止時フィルタ温度、停止時冷却水温度、停止時酸素濃度、停止時PM堆積量を読み出す(S4)。続いてECU30は、停止中PM燃焼量を演算するために必要な始動時情報として、水温センサ25で計測される始動時冷却水温度を取得する(S5)。
停止時PM燃焼情報及び始動時情報が得られると、ECU30は、まず、停止時フィルタ温度に基づいて、停止中にPM燃焼が発生しているか否か判断する(S6)。すなわち、停止時フィルタ温度がしきい値、例えば500℃のPM可燃温度以上か否か判断することで、これ以降の停止中PM燃焼量演算を実行するか否かを決定する。停止時フィルタ温度がPM可燃温度に達していなければ、ECU30は、停止中PM燃焼量演算を実行せずに終了する。
一方、ECU30は、ステップS6の結果、停止中PM燃焼有りと判断されれば、続けて停止中PM燃焼量演算を実行する(S7)。この停止中PM燃焼量演算ステップS7のフローを図5に示している。
停止中PM燃焼量演算を実行するECU30は、まず、停止時冷却水温度及び始動時冷却水温度に基づき停止時フィルタ温度を補正して、始動時フィルタ温度を推定する(S10)。始動時フィルタ温度が推定できれば、停止から始動までの停止時間を推測することができる。
図3Bに示すように、エンジン1の停止後に冷却水温度は徐々に下がっていく。そこで、停止時冷却水温度に比べて始動時冷却水温度がどれだけ下がったか、その差分を求めれば、図3Bのフィルタ温度プロファイルから、始動時フィルタ温度を推定することができる。図3Bに示すフィルタ温度プロファイルは、シミュレーションで求められた温度推移で、停止時フィルタ温度ごとに決まっている。したがって、停止時フィルタ温度が分かればフィルタ温度プロファイルは決まり、停止時冷却水温度と始動時冷却水温度との差が求まれば、この差分が停止からの時間に相当するので、プロファイル上で該当するフィルタ温度を始動時フィルタ温度として推定することができる。すなわち、停止時冷却水温度及び始動時冷却水温度と停止時フィルタ温度とのマップを記憶してあれば、停止時冷却水温度及び始動時冷却水温度に基づいて停止時フィルタ温度を補正することで、始動時フィルタ温度を推定することができる。
このようにして停止時フィルタ温度と始動時フィルタ温度(停止からの始動までの時間)とが決まると、停止時フィルタ温度から始動時フィルタ温度までの間で、フィルタ温度プロファイルの曲線とPM可燃温度とで囲まれた面積を、停止中PM燃焼量として演算することができる。
この後、ECU30は、上記の停止時酸素濃度及び停止時PM堆積量を読み出し(S11)、停止時フィルタ温度、始動時フィルタ温度、停止時酸素濃度及び停止時PM堆積量に基づいて、停止中PM燃焼量を演算する(S12)。具体的には、停止時フィルタ温度及び始動時フィルタ温度から停止中PM燃焼量の基本値を算出する。そしてこの基本値に対し、停止時の運転状態により変化する停止時酸素濃度によって補正をかける。たとえば、停止時のエンジン回転速度が高ければ停止時酸素濃度は濃くなって燃焼速度が速くなり、反対にエンジン回転数が低ければ停止時酸素濃度は薄くなって燃焼速度が遅くなる。したがって、停止時酸素濃度に応じて前記基本値を増減させる。また、堆積しているPMの量によっても燃焼速度が変わるので、停止時PM堆積量に応じた変数によって、前記基本値を補正する。
停止中PM燃焼量の演算と共に、ECU30はPM堆積量演算手段として動作し、例えば図6のフローチャートを実行して、エンジン1が始動した後のDPF20におけるPM堆積量を停止中PM燃焼量に基づき演算する。
イグニッションスイッチのオンを確認したECU30は(S20)、PM排出量演算S21)とPM燃焼量演算(S22)とを実行する。PM排出量はつまりDPF20への流入量であり、エアフロセンサ23による排気流量に排気中PM濃度を乗算することで算出され、初期値はゼロである。排気中PM濃度はエンジン運転状態、例えば回転速度と負荷の関数として算出可能である。PM燃焼量は、運転中にDPF20において燃焼するPM燃焼分であり、上述したフィルタ温度演算手段によって得られるフィルタ温度と、現在のPM堆積量と、排気中の酸素濃度とから算出することができる。排気中酸素濃度は、エアフロセンサ23による排気流量及びエンジン運転状態(回転速度、負荷)から求められる。ECU30は、このPM燃焼量の初期値として、ステップS7の停止中PM燃焼量を使用する。
ECU30は、これらPM排出量とPM燃焼量とにより、DPF20内のPM堆積量を演算する(S23)。このステップS23では、DPF20のフィルタ温度に応じた変数をPM排出量に乗算することで、運転状態に応じた堆積量増加分を算出する。そして、現在のPM堆積量に、堆積量増加分を加算すると共にPM燃焼量を減算して、PM堆積量を積算していく。始動時の初期値では、PM排出量がゼロであり、PM燃焼量は停止中PM燃焼量とし、PM堆積量には停止時PM堆積量を用いる。したがって、始動時最初に、停止時PM堆積量から停止中PM燃焼量を減算した始動時PM堆積量が提供され、該始動時PM堆積量を初期値としてその後の積算が実行される。
PM堆積量演算後は、イグニッションスイッチのオフを確認して(S24)、オフにならないうちはPM排出量及びPM燃焼量演算から繰り返し、イグニッションオフで図4のフローを開始する。
ECU30は、このようにPM堆積量演算手段として演算したPM堆積量に基づいて、該PM堆積量が所定値に達すると、再生制御手段としてDPF20の再生処理を実行する。この再生処理については、例えば前述の特許文献1等の文献に説明されているので、ここでは省略する。
排気浄化装置の構成例を示したディーゼルエンジンの概略図。 フィルタ温度演算手段を説明する機能ブロック図。 停止中におけるフィルタ温度及び冷却水温度の推移を説明するチャート。 停止時PM燃焼情報記憶手段(A)及び停止中PM燃焼量演算手段(B)を説明するフローチャート。 図5の停止中PM燃焼量演算ステップの詳細を説明するフローチャート。 PM堆積量演算手段を説明するフローチャート。
符号の説明
1 内燃機関(ディーゼルエンジン)
20 PM捕集フィルタ(DPF)
21 入口温度センサ
22 出口温度センサ
23 エアフロセンサ
24 差圧センサ
25 水温センサ
30 ECU

Claims (8)

  1. 内燃機関の排気系に装入され、排気中に含まれる粒子状物質を捕集するPM捕集フィルタと、
    前記内燃機関が運転を停止するときに得られる前記PM捕集フィルタの停止時フィルタ温度を少なくとも記憶する停止時PM燃焼情報記憶手段と、
    前記内燃機関が運転を再開するときに、前記停止時フィルタ温度と当該始動時に得られる前記PM捕集フィルタの始動時フィルタ温度とに基づいて、前記PM捕集フィルタ内で停止中に燃焼した粒子状物質の量である停止中PM燃焼量を推定する停止中PM燃焼量演算手段と、
    を含んで構成されることを特徴とする排気浄化装置。
  2. 前記停止時PM燃焼情報記憶手段は、前記内燃機関が運転を停止するときに計測される停止時冷却水温度も記憶し、
    前記停止中PM燃焼量演算手段は、前記停止時冷却水温度と始動時に計測される始動時冷却水温度とによって前記停止時フィルタ温度を補正して、前記始動時フィルタ温度を推定することを特徴とする請求項1記載の排気浄化装置。
  3. 前記停止時PM燃焼情報記憶手段は、前記内燃機関が運転を停止するときに得られる前記PM捕集フィルタ内の停止時酸素濃度も記憶し、
    前記停止中PM燃焼量演算手段は、前記停止時酸素濃度によって前記停止中PM燃焼量を補正することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の排気浄化装置。
  4. 前記停止中PM燃焼量演算手段は、前記内燃機関が運転を停止するまでに演算された前記PM捕集フィルタ内の粒子状物質堆積量を停止時PM堆積量として、当該停止時PM堆積量により前記停止中PM燃焼量を補正することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の排気浄化装置。
  5. 前記停止中PM燃焼量演算手段は、前記停止時フィルタ温度が所定のしきい値以上のときに前記停止中PM燃焼量の推定を実行することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の排気浄化装置。
  6. 前記停止中PM燃焼量に基づいて、前記内燃機関が始動した後の前記PM捕集フィルタにおける粒子状物質の堆積量を演算するPM堆積量演算手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の排気浄化装置。
  7. 前記PM堆積量演算手段は、
    前記内燃機関が運転を停止するまでに演算された前記PM捕集フィルタ内の粒子状物質堆積量から前記停止中PM燃焼量を減算して始動時PM堆積量を算出し、
    該始動時PM堆積量を初期値として、前記内燃機関が始動した後の運転状態に応じた増加分を加算して、前記始動後の粒子状物質堆積量を算出することを特徴とする請求項6記載の排気浄化装置。
  8. 前記PM堆積量演算手段により演算される粒子状物質の堆積量に基づいて、前記PM捕集フィルタの再生処理を実行する再生制御手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項6又は請求項7記載の排気浄化装置。
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