JP4929997B2 - 運転支援装置 - Google Patents
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例えば、車両周囲の画像を撮像する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像に基づいて検出対象物体の位置を検出する物体検出手段と、車両を運転する運転者の視線方向を検出する視線検出手段と、物体検出手段により検出された検出対象物体の位置と、視線検出手段により検出された運転者の視線方向とに基づいて、運転者が検出対象物体を認識しているか否かを判断する判断手段と、判断手段により運転者が認識していないと判断された検出対象物体の位置が、所定の警告領域内にある場合に、運転者に警告を促す警告手段とから構成された運転支援装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
そして、予測残余時間が所定第1時間より長いときには、運転者が進行方向前方の地物を認識していないと判定され、且つ、該運転者が警告対象物を認識していないと判定された場合に、運転者に対して警告が行われる。また、予測残余時間が所定第1時間以下で、且つ、所定第1時間よりも短い所定第2時間よりも長いときには、運転者が警告対象物を認識していないと判定された場合に、該運転者による進行方向前方の地物の認識の有・無に関わらず、運転者に対して警告が行われる。また、予測残余時間が所定第2時間以下のときには、運転者が進行方向前方の地物を認識していないと判定された場合、又は、該運転者が警告対象物を認識していないと判定された場合に、運転者に対して警告が行われる。更に、予測残余時間が所定第1時間より長いときと、該予測残余時間が所定第1時間以下で、且つ、所定第1時間よりも短い所定第2時間よりも長いときと、該予測残余時間が所定第2時間以下のときとのそれぞれにおいて、警告内容が選択されて警告が行われる。
これにより、予測残余時間が所定第1時間(例えば、約5秒である。)より長いときには、交差点付近において、運転者がこの交差点における地物(例えば、信号機、一旦停止標識、一旦停止線等である。)又は警告対象物(歩行者、自転車、左右から接近する他車両等である。)のいずれか一方を認識している場合には、運転者に対して警告を行う必要が無いことから、警告を運転者に対して行う必要が無いことを正確に判断して、交差点付近での確認の警告が必要な場合にのみ警告を行って運転者の運転を支援することが可能となる。
また、予測残余時間が所定第1時間(例えば、約5秒である。)以下で、且つ、所定第1時間よりも短い所定第2時間(例えば、約2秒である。)よりも長いときには、該運転者が警告対象物(歩行者、自転車、左右から接近する他車両等である。)を認識していないと判定された場合に、運転者に対して警告を行うことによって、この警告対象物の手前で一旦停止する必要があることを正確に判断して、警告することが可能となり、運転者がより安全な運転をするように支援することが可能となる。
また、予測残余時間が所定第2時間(例えば、約2秒である。)以下のときには、運転者が進行方向前方の地物(例えば、信号機、一旦停止標識、一旦停止線等である。)を認識していないと判定された場合、又は、該運転者が警告対象物(歩行者、自転車、左右から接近する他車両等である。)を認識していないと判定された場合に、警告を行うことによって、運転者が警告対象物の手前で確実に一旦停止するか否かを正確に判断して警告することが可能となり、該運転者が警告対象物の手前で確実に一旦停止して、更に安全な運転をするように支援することが可能となる。
更に、運転者は、警告内容に基づいて警告対象物の手前で一旦停止する緊急度を容易に認識することが可能となり、運転者がより安全な運転をするように支援することが可能となる。
これにより、運転者が歩行者や左右から接近する他車両等、及び信号機等の地物を認識していなくても、前方を走行する他車両を認識している場合には、この他車両が一端停止する場合には、運転者は他車両の後方で一旦停止するため、運転者に対して警告を行う必要が無いことから、歩行者等の確認の警告が必要な場合にのみ警告を行って運転者の運転を支援することが可能となる。
また、ナビゲーション制御部13には、ミリ波レーダ等を駆動制御するレーダECU(Electronic Control Unit)61が電気的に接続されている。また、車両2の先端部中央位置と後端部中央位置には、各ミリ波レーダ62が設置されている。
また、レーダECU61は、ナビゲーション装置1から受信した制御信号に基づいて、ミリ波レーダ62の検出信号に基づいて前後の車両との距離や相対速度を計測する電子制御ユニットで、ミリ波レーダ62が接続されている。
また、通信装置17は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、イントラネット、携帯電話回線網、電話回線網、公衆通信回線網、専用通信回線網、インターネット等の通信回線網等の通信系に接続して使用することができる。
図2に示すように、現在地検出処理部21は、GPS31、方位センサ32、距離センサ33、高度計(図示せず)等からなり、現在の自車の位置、方位、目標物(例えば、交差点)までの距離等を検出することが可能となっている。
ここで、前記RAM42、ROM43、フラッシュメモリ44等としては半導体メモリ、磁気コア等が使用される。そして、演算装置及び制御装置としては、CPU41に代えてMPU等を使用することも可能である。
また、液晶ディスプレイ15には、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの誘導経路、誘導経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
また、レーダECU61は、ナビゲーション制御部13から送信された制御情報を受信するデータ受信部61Aを備えると共に、この受信した制御情報に基づきミリ波レーダ62を制御すると共に、前後の他車両との距離と相対速度の検出を行う制御部61Bを備えている。
図3に示すように、警告判定テーブル65は、交差点を横断する歩行者等(警告対象物)に衝突するまでの予測残余時間を表す衝突残余時間65Aと、運転者の歩行者等(警告対象物)の認識の有・無を表す(○印は、認識していることを表す。また、×印は未認識を表す。)認識65Bと、スピーカ16等を介した警告の内容を表す警告内容65Cとから構成されている。
図4は実施例1に係るナビゲーション装置1のCPU41が実行する交差点での歩行者等の確認の警告を行う警告処理を示すフローチャートである。図5は運転者が交差点における信号機等の地物を認識する状態の一例を説明する図である。
尚、図4にフローチャートで示されるプログラムはナビゲーション装置1のナビゲーション制御部13が備えているROM43に記憶されており、CPU41により一定時間毎(例えば、10msec〜100msec毎)に実行される。
続いて、S12において、CPU41は、地図情報DB25に格納される地図情報と自車位置データとから、自車両2が走行している道路の進行方向前方に、該自車両2から所定距離以内(例えば、約200m〜300m以内である。)の位置に交差点が存在するか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、自車両2が走行している道路の進行方向前方に、該自車両2から所定距離以内(例えば、約200m〜300m以内である。)の位置に交差点が存在する場合には(S12:YES)、CPU41は、当該交差点の座標データ(例えば、緯度と経度のデータである。)を取得して、RAM42に記憶後、S13の処理に移行する。
そして、交差点を横断する歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)が存在しない場合には(S14:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
S15において、CPU41は、自車両2の先端部中央位置に取り付けられたミリ波レーダ62によって、自車両2の前方に他車両が存在するか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、自車両2の前方に他車両が存在しない場合には(S15:NO)、CPU41は、S16の処理に移行する。
そして、上記S13で当該交差点における信号機等の各種地物に関する地物情報を記憶していない場合には(S16:NO)、CPU41は、当該交差点には、信号機や一時停止線等の各種地物が無いと判定して、S17の処理に移行する。
S17において、CPU41は、自車両2の先端上端部左側と先端上端部右側に設けられた各車外カメラ53を介して検出した交差点を横断する歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)を、運転者が認識しているか否かを判定する認識対象物として設定して、それぞれをRAM42に記憶する。また、CPU41は、RAM42から歩行者フラグを読み出し、該歩行者フラグを「ON」に設定した後、再度RAM42に記憶後、S21の処理に移行する。
尚、ナビゲーション装置1の起動時には、歩行者フラグはOFFに設定されてRAM42に記憶されている。
S18において、CPU41は、自車両2の先端上端部左側と先端上端部右側に設けられた各車外カメラ53を介して検出した交差点を横断する歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)を、運転者が認識しているか否かを判定する認識対象物として設定すると共に、当該交差点における進行方向前方の信号機等の各種地物を運転者が認識しているか否かを判定する認識対象物として設定して、それぞれをRAM42に記憶する。また、CPU41は、RAM42から地物フラグを読み出し、該地物フラグを「ON」に設定した後、再度RAM42に記憶後、S21の処理に移行する。
尚、ナビゲーション装置1の起動時には、地物フラグはOFFに設定されてRAM42に記憶されている。
S19において、CPU41は、前方を走行する他車両との距離及び相対走行速度を自車両2の先端部中央位置に取り付けられたミリ波レーダ62によって計測する。また同時に、CPU41は、カメラECU51を介して各車外カメラ53の映像信号を画像処理して前方を走行する他車両の位置情報や進行方向を取得する。そして、CPU41は、上記S14でRAM42に記憶した歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)の位置情報等を読み出し、前方を走行する当該他車両が交差点を横断する歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)と接触する可能性があるか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、前方を走行する当該他車両が交差点を横断する歩行者(警告対象物)や自転車(警告対象物)、また、この交差点の左右から進行してくる他車両等(警告対象物)と接触する可能性が有る場合には(S19:YES)、CPU41は、S20の処理に移行する。
S20において、CPU41は、自車両2の前方を走行する他車両を運転者が認識しているか否かを判定する認識対象物として設定して、RAM42に記憶する。また、CPU41は、RAM42から前方車両フラグを読み出し、該前方車両フラグを「ON」に設定した後、再度RAM42に記憶後、S21の処理に移行する。
尚、ナビゲーション装置1の起動時には、前方車両フラグはOFFに設定されてRAM42に記憶されている。
また、この歩行者フラグがOFFの場合には、CPU41は、RAM42から地物フラグを読み出し、該地物フラグがONの場合には、上記S18で認識対象物として設定された歩行者等(警告対象物)や信号機等の各種地物の認識対象物を読み出し、この認識対象物を運転者が認識しているか否かを判定する判定処理を実行する。
更に、この地物フラグがOFFの場合には、CPU41は、上記S19で認識対象物として設定された自車両2の前方を走行する他車両を読み出し、この認識対象物を運転者が認識しているか否かを判定する判定処理を実行する。
一方、運転者がこれら歩行者等(警告対象物)を見ていない場合には、CPU41は、運転者が当該交差点における歩行者等(警告対象物)を認識していないと判定し、RAM42から歩行者認識フラグを読み出し、該歩行者認識フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。
一方、運転者がこれら歩行者等(警告対象物)を見ていない場合には、CPU41は、運転者が当該交差点における歩行者等(警告対象物)を認識していないと判定し、RAM42から歩行者認識フラグを読み出し、該歩行者認識フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。また、運転者が当該交差点における進行方向前方の各種地物を見ていない場合には、CPU41は、運転者が当該交差点における進行方向前方の各種地物を認識していないと判定し、RAM42から地物認識フラグを読み出し、該地物認識フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。
一方、運転者が自車両2の前方を走行する他車両を見ていない場合には、CPU41は、運転者が当該他車両を認識していないと判定し、RAM42から前方車両認識フラグを読み出し、該前方車両認識フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。
そして、CPU41は、カメラECU51を介してドライバカメラ52の映像信号を画像処理して取得した運転者の顔向き及び視線方向の検出信号と、前方を走行する他車両76の位置情報等とに基づいて、運転手が正面の当該他車両76を見る視線方向93を検出する。そして、CPU41は、視線方向93を検出した場合には、この視線方向93に対応する他車両76を運転者が認識したと判定し、RAM42から前方車両認識フラグを読み出し、該前方車両認識フラグをONに設定して再度、RAM42に記憶する。
一方、CPU41は、この視線方向93を検出しない場合には、この視線方向93に対応する他車両76を、運転者が認識していないと判定し、RAM42から前方車両認識フラグを読み出し、該前方車両認識フラグをOFFに設定して再度、RAM42に記憶する。
続いて、CPU41は、警告判定DB26から警告判定テーブル65を読み出す。
そして、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が警告判定テーブル65の衝突残余時間65Aの「7秒」より長い場合には、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行う必要がないと判定して(S23:NO)、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
そして、いずれかのフラグがONの場合には、CPU41は、警告判定テーブル65から衝突残余時間が5秒より長く、且つ7秒以下の場合には、衝突残余時間65Aの「7秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出し、また、衝突残余時間が2秒より長く、且つ5秒以下の場合には、衝突残余時間65Aの「5秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出し、また、衝突残余時間が2秒以下の場合には、衝突残余時間65Aの「2秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出して、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行わないと判定し(S23:NO)、スピーカ16の出力をOFFに設定する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。従って、スピーカ16を介して警告音を出力報知していた場合には、CPU41は、当該警告音を停止して、当該処理を終了する。
S24において、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が5秒より長く、且つ7秒以下の場合には、警告判定テーブル65から衝突残余時間65Aの「7秒」に対応する認識65Bが「×」の警告内容65C「ポン」を読み出し、スピーカ16を介して、警告音「ポン」を出力報知する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
また、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が2秒以下の場合には、警告判定テーブル65から衝突残余時間65Aの「2秒」に対応する認識65Bが「×」の警告内容65C「ピー(連続音)」を読み出し、スピーカ16を介して、警告音として連続音「ピー」を出力報知する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
これにより、衝突残余時間が5秒以下と2秒以下とでは、警告音が異なるため、運転者は、警告内容に基づいて警告対象物の手前で一旦停止する緊急度を容易に認識することが可能となり、運転者がより安全な運転をするように支援することが可能となる。
尚、以下の説明において上記図1乃至図5の実施例1に係るナビゲーション装置1の構成等と同一符号は、該実施例1にナビゲーション装置1の構成等と同一あるいは相当部分を示すものである。
図6は実施例2に係るナビゲーション装置111のCPU41が実行する交差点での歩行者等の確認の警告を行う警告処理を示すフローチャートである。図7は実施例2に係るナビゲーション装置111の警告判定DB26に格納される地物警告判定テーブル121の一例を示す図である。
但し、実施例2に係るナビゲーション装置111は、図7に示す地物警告判定テーブル121と上記警告判定テーブル65とが警告判定DB26に格納され、図6に示すように、CPU41は、上記S23及びS24の処理に替えて、S123及びS124の処理を実行する点で、実施例1に係るナビゲーション装置1と異なっている。
S123において、CPU41は、警告判定DB26に格納される警告判定テーブル65と警告判定テーブル121とに基づいて、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行うか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、地物フラグがOFFの場合には、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が警告判定テーブル65の衝突残余時間65Aの「7秒」より長い場合には、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行う必要がないと判定して(S123:NO)、当該処理を終了する。
そして、いずれかのフラグがONのときには、CPU41は、衝突残余時間が5秒より長く、且つ7秒以下の場合には、警告判定テーブル65から衝突残余時間65Aの「7秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出し、また、衝突残余時間が2秒より長く、且つ5秒以下の場合には、衝突残余時間65Aの「5秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出し、また、衝突残余時間が2秒以下の場合には、衝突残余時間65Aの「2秒」に対応する認識65Bが「○」の警告内容65C「無し」を読み出して、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行わないと判定し(S123:NO)、スピーカ16の出力をOFFに設定する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。従って、スピーカ16を介して警告音を出力報知していた場合には、CPU41は、当該警告音を停止して、当該処理を終了する。
S124において、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が5秒より長く、且つ7秒以下の場合には、警告判定テーブル65から衝突残余時間65Aの「7秒」に対応する認識65Bが「×」の警告内容65C「ポン」を読み出し、スピーカ16を介して、警告音「ポン」を出力報知する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
また、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が2秒以下の場合には、警告判定テーブル65から衝突残余時間65Aの「2秒」に対応する認識65Bが「×」の警告内容65C「ピー(連続音)」を読み出し、スピーカ16を介して、警告音として連続音「ピー」を出力報知する。そして、CPU41は、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
そして、地物フラグがONの場合には、CPU41は、衝突残余時間をRAM42から読み出し、該衝突残余時間が地物警告判定テーブル121の衝突残余時間121Aの「7秒」より長い場合には、運転者に対して交差点での歩行者等の確認の警告を行う必要がないと判定して(S123:NO)、RAM42から前方車両フラグ、歩行者フラグ、地物フラグ、歩行者認識フラグ、地物認識フラグ、及び前方車両認識フラグを読み出し、各フラグをOFFに設定してRAM42に再度記憶後、当該処理を終了する。
これにより、交差点付近において、歩行者等(警告対象物)に衝突するまでの衝突残余時間が、2秒以下のときには、運転者がこの交差点における地物(例えば、信号機、一旦停止標識、一端停止線等である。)と歩行者等(警告対象物)の両方を認識した場合にのみ警告を行わない。このため、運転者が歩行者等(警告対象物)の手前で確実に一旦停止するか否かを正確に判断して警告することが可能となり、該運転者が更に安全な運転をするように支援することが可能となる。
これにより、衝突残余時間が5秒以下の場合には、運転者が進行方向前方の地物を認識していても、運転者が歩行者等の警告対象物の手前で一旦停止するように警告することが可能となり、運転者がより安全な運転をするように支援することが可能となる。また、衝突残余時間が5秒以下と2秒以下とでは、警告音が異なるため、運転者は、警告内容に基づいて警告対象物の手前で一旦停止する緊急度を容易に認識することが可能となり、運転者がより安全な運転をするように支援することが可能となる。
2 車両(自車両)
11 現在地検出処理部
13 ナビゲーション制御部
16 スピーカ
21 車速センサ
25 地図情報DB
26 警告判定DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 カメラECU
52 ドライバカメラ
53 車外カメラ
61 レーダECU
62 ミリ波レーダ
65 警告判定テーブル
68、69 道路
70 交差点
71A〜71D 信号機
72A〜72D 一時停止線
73A〜73D 横断歩道
75、76 他車両
81〜83 歩行者
91〜93、101〜103 視線方向
121 地物警告判定テーブル
Claims (3)
- 警告対象物を検出して運転者に対して警告を行う運転支援装置において、
地物についての地物情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
車両の自車位置を検出する自車位置検出手段と、
車両を運転する運転者の視線方向を検出する視線検出手段と、
前記地図情報に基づいて前記自車位置の進行方向前方の交差点における地物についての地物情報を取得する地物情報取得手段と、
前記地物情報取得手段によって取得された地物情報と、前記視線検出手段によって検出された前記運転者の視線方向とに基づいて、該運転者が前記進行方向前方の交差点における地物を認識しているか否かを判定する地物認識判定手段と、
前記自車位置の進行方向前方の交差点における前記警告対象物の位置情報を含む警告対象物情報を取得する警告対象物情報取得手段と、
前記警告対象物情報取得手段によって取得された警告対象物情報と、前記視線検出手段によって検出された前記運転者の視線方向とに基づいて、該運転者が前記進行方向前方の交差点における前記警告対象物を認識しているか否かを判定する警告対象物認識判定手段と、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記自車位置から進行方向前方の交差点までの距離を算出する距離算出手段と、
前記車速検出手段によって検出した車速と、前記距離算出手段によって算出した距離とに基づいて該自車位置から前記交差点に達するまでの予測残余時間を算出する衝突残余時間算出手段と、
前記衝突残余時間算出手段によって算出された予測残余時間が所定第1時間より長いときには、前記運転者が前記進行方向前方の地物を認識していないと判定され、且つ、該運転者が前記警告対象物を認識していないと判定された場合に、運転者に対して警告を行うように制御し、
前記衝突残余時間算出手段によって算出された予測残余時間が前記所定第1時間以下で、且つ、前記所定第1時間よりも短い所定第2時間よりも長いときには、前記運転者が前記警告対象物を認識していないと判定された場合に、該運転者による前記進行方向前方の地物の認識の有・無に関わらず、運転者に対して警告を行うように制御し、
前記衝突残余時間算出手段によって算出された予測残余時間が前記所定第2時間以下のときには、前記運転者が前記進行方向前方の地物を認識していないと判定された場合、又は、該運転者が前記警告対象物を認識していないと判定された場合に、運転者に対して警告を行うように制御する警告制御手段と、
を備え、
前記警告制御手段は、前記予測残余時間が前記所定第1時間より長いときと、該予測残余時間が前記所定第1時間以下で、且つ、前記所定第1時間よりも短い所定第2時間よりも長いときと、該予測残余時間が前記所定第2時間以下のときとのそれぞれにおいて、警告内容を選択することを特徴とする運転支援装置。 - 前記車両の前方を走行する他車両の位置情報を含む他車両情報を取得する他車両情報取得手段と、
前記他車両情報取得手段によって取得された他車両情報と、前記視線検出手段によって検出された前記運転者の視線方向とに基づいて、該運転者が前記他車両を認識しているか否かを判定する他車両認識判定手段と、
を備え、
前記警告制御手段は、前記運転者が前記他車両を認識していると判定された場合には、運転者に対して行う警告を抑制するように制御することを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。 - 前記地物は、道路の路面に設けられたペイント表示と、道路に沿って設けられた立体物とを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運転支援装置。
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