JP4929848B2 - 映像データの伝送システムとその方法、送信処理装置とその方法 - Google Patents
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Description
また、コンピュータグラフィックの記録、転送の負担を軽くするためにビット容量を減らす符号化および復号化の技術が知られている(たとえば特許文献2)
また、その請求項2には、顧客が撮影した対象物の実写ビデオ画像を記録した実写データを当該顧客用のコンピュータから通信回線を用いて建築会社のサーバコンピュータに送信し、建設会社が当該顧客の建築予定の建築物を表すCG画像中に上記対象物の実写ビデオ画像を嵌め込む合成処理を行って合成ビデオ画像を作成した後、上記合成ビデオ画像を記録した合成データを、通信回線を用いて上記サーバコンピュータから上記顧客用コンピュータに送信し、顧客用コンピュータ上で上記合成ビデオ画像を再生できる方法が記述されている。
したがって、インターネット等の通信回線を大容量の映像データが盛んに伝送される状況が生まれ、この傾向は今後、益々強まると予想されている。
また、伝送データ量を小さくするため映像圧縮技術を用いる方法では、映像全体が圧縮されてしまうため、多少なりとも映像表示品質が低下する。圧縮率は通常サイズの画面では原画像と表示時に見劣りしないように決められるが、大画面に高精細表示を行うと、映像品質の低下が視認されることがある。
また、特許文献2に記載されている技術は通信回線の伝送データ量を低減するが、その目的を符号化、複合化技術で解決するものである。ただし、3次元CGデータを2次元CGデータに変換するため画質の低下は避けられない。
図1に、本発明の実施形態に関わる映像データの伝送システムの全体構成を示す。
この伝送システムは、映像データを送る送信者側に、撮影装置1、3次元情報取得部2および送信処理装置3が配置され、映像データを受け取る受信者側に受信処理装置4と機器5とが配置されている。
送信処理装置3と受信処理装置4は、たとえばインターネットなどの有線または無線の通信回線100により接続されている。
なお、送信者は個人であってもよいが、映像ソース提供者、たとえば放送局を含む番組作成者やオンデマンド映像供給会社(以下、単に事業者という)であってもよい。また個人には、事業者に属する、または、フリーの取材カメラマンを含む。
本実施形態における送信処理装置3の特徴は、撮影装置1からの原映像データを画面ごとにコンピュータグラフィックス(CG)の対象領域と非対象領域とに分離して、対象領域の映像データをCG化(CGデータに変換する)機能を備えることである。CGデータと、非対象領域の映像データとは画面合成されて送信映像データとして通信回線100に送り出される。
3次元情報取得部2から出力される3次元情報I0は、対象物の表面形状を表すためのz座標(zアドレス)、対象物同士のz方向の位置関係を表すための情報のいずれでもよい。
また機器5は、合成後の映像を表示、記録または加工するための装置である。
機器5が映像表示機能を有する場合、受信処理装置4に、機器5の映像表示仕様にあわせて画面サイズを変更する機能を付加してもよい。
3次元情報取得部2が採用する手法は、対象物の形状、または、対象物同士の画面と垂直な方向の位置が得られるものであれば、任意である。
このような手法のうち実用的なものとして、光切断法(light sectioning method)、フォトメトリックステレオ法(photometric stereo method)、超音波計測法の何れを用いてもよい。
フォトメトリックステレオ法では、対象物に異なる(たとえば互いに直角な)3方向から、LEDなどを光源として対象物全体を照らす光を照射する。このとき3つの光源を順番に1つずつ発光させ、その発光の度にイメージセンサによって撮像を行う。得られた3つの撮影画面の輝度レベルを2画面の組み合わせを変えて差分をとる処理を行う。そして、この差分画面から、対象物の3次元情報を得る。
このフォトメトリックステレオ法を用いると、3次元対象物を含むシーンを3方向から照明することで現れる影の違いから三次元形状を推定することができる。このときシーン内の3次元対象物の画面領域からは、影の違いがはっきりとした3次元情報が得られる。ただし、背景などの遠すぎて光が届かない画面領域からは3次元情報が得られない。よって、シーン内の3次元対象物を特定することができる。
CG化の目的は、前述したようにデータ伝送量を小さくすることである。詳細は後述するが、CGデータは、原映像データに比べると、そのデータ量を格段に小さくでき、その結果、CGデータ化した領域の画面内の占有率が高ければ高いほど当該画面のデータ伝送量も低減される。
人物等を含め3次元情報が得られるCG化の対象物は、映像を鑑賞する際に、着目されやすく、より高精度な画面領域としておきたい場合も存在する。言い換えると、人物や物が画面の被写体(より着目される画面領域)となる場合に、この被写体をCG化すると、映像品質が低い印象を鑑賞者に与えてしまう。
とくに人物の場合は映像品質を落とさないことが重要である。
以下、この肌色検出機能、動き検出機能、前述した3次元情報取得機能の何れか一の機能、または、複数の機能を組み合わせて実行する場合を例として、送信処理装置3と受信処理装置4のより詳細な構成例を説明する。
なお、機能の組み合わせは任意であるが、ここでは3次元情報取得機能と、他の機能の一または二とを組み合わせる場合を主に説明する。
図解した送信処理装置3は、分離処理部31、CGデータ変換部32、映像データ処理部33、および、送信部34を有する。
分離処理部31は、原映像データD0に対して画面ごとにCG化の対象領域と非対象領域を分離する。このとき、分離を行う手法を、3次元情報I0に基づく方法(第1分離法)、動き検出部31Aの動き検出結果に基づく方法(第2分離法)、肌色検出部31Bの肌色検出結果に基づく方法(第3分離法)の何れか一の分離法または複数の分離法を組み合わせて実行する。この分離法の選択は、不図示の制御部からの分離制御信号S0に基づいて制御される。このため分離処理部31には、分離制御信号S0が入力可能となっている。
ただし、後述するが、3次元情報I0が得られてもあえて非対象領域とする場合、逆に、3次元情報I0が得られなくても対象領域とする場合がある。この後者の方法は、詳細は後述するが、テクスチャと称される部分的な映像データをポリゴンに貼り付ける手法であり、本実施形態では、この手法もCG化の一手法としている。
第3分離法では、色成分の違いから肌色検出を行う。
CGデータ変換部32は、ポリゴン生成部32A、データ変換部32B、データ変更部32C、および、データ抽出部32Dを有する。
データ変換部32Bは、ポリゴンごとの座標データ、法線データおよび色データを含むポリゴンデータを求めることによって、CG化対象データD1をCGデータ(ポリゴンデータの別名)D2に変換するブロックである。
ポリゴン生成部32Aが求める座標データとは、三角形ポリゴン35の頂点座標P1=(x1,y1,z1)、P2=(x2,y2,z2)、P3=(x3,y3,z3)である。ポリゴン生成部32Aは、これらの座標データを三角形ポリゴン35ごとに求める。
ポリゴン生成部32Aが求める法線データとは、三角形ポリゴン35の平面に垂直な単位ベクトル(法線ベクトルn(v))を表すデータである。ここで添え字(suffix)の“(v)”はベクトルであることの表示である。3次元対象物が局面を有する場合、法線ベクトルn(v)の向きが異なる三角形ポリゴン35が細かく生成される。
ポリゴン生成部32Aが求める色データは、たとえばRGBの原色データまたは色差データである。このポリゴンの色は特定の1色が原則であるが、後述するテクスチャ貼り付けの場合は、その貼り付ける部分映像データの色であり、通常多数の色を有する。
この「変化分を考慮する」とは、図2の動き検出部31Aの機能を用いて画面の動きを常に監視して、鑑賞者に視認されるほどの動きが検出された場合にCGデータの再作成、テクスチャの再抽出、または、その両方を行うことを意味する。人物に動きがなく背景のみ、その内部で動きがあった場合には、CGデータの再作成は不要で、テクスチャを再抽出して、今あるテクスチャを抽出後の新たなテクスチャで貼り替えればよい。一方、人物に動きがあった場合は背景の形状も異なるため、CGデータの再作成まで必要となる。ただし、人物の動きがある範囲を1つの画像貼り付け用ポリゴンとしている場合は、そのポリゴンデータ(CGデータ)の再作成のみでよい。
本例では、伝送データ量低減の意味で、図示のようにMPEGエンコーダ33Aを映像データ処理部33に含むことが望ましい。ただし、高精細大画面表示を前提とした場合、それに対応する動画圧縮ができなければMPEGエンコーダ33Aを省略することもできる。CG化技術の適用によって画面としては伝送データ量の低減が可能であるため、画質との兼ね合いで動画圧縮を行うか否かを決めるとよい。
このCGの対象化領域の処理においても、変化分を考慮したデータ伝送仕様、すなわち人物等の被写体に動きが実質的にないとみなされる場合は、動きがあるまでフレームデータの出力を省くことが可能である。
処理後のCG化非対象データD5は、送信部34に出力される。
図解した受信処理装置4は、受信部41、レンダリング処理部42、映像データ処理部43および合成処理部44を有する。
本例では、伝送データ量低減の意味で、図示のようにMPEGエンコーダ33Aにより動画圧縮がされている場合は、その解除のためのMPEGデコーダ43Aを有する。
つぎに、レンダリング処理について簡単に説明する。
このときCG化対象領域をCGデータとして扱うことにより、受信側の環境に合わせた調整処理が実現可能である。
計算機やレンダリングエンジンの性能が不足している場合は、CGデータからレンダリング対象となるポリゴン数を減らしたり、テクスチャを貼るポリゴン数を減らしたりすることにより、計算コストを低減することも可能である。
なお、これらの調整処理は、画像合成後にも可能であるが、レンダリング時の調整で行うと効率がよい。
つぎに、以上の構成を前提として送信側処理手順を説明する。この説明では図1、図2および図4を参照する。
送信者は、図1の撮影装置1の撮像部を用いて、高品質な映像を撮影する(ステップST1)。これにより原映像データD0が撮影装置1から送信処理装置3に送られる。
また並行して、3次元情報取得部2によって3次元情報I0が取得され(ステップST2)、原映像データD0と関連付けられて送信処理装置3に入力される。
また、シーン中にほぼ静止している部分と動いている部分がある場合は、シーン間の微分をとることで動いている部分をCG化非対象領域として抽出することが可能である。
さらに、背景に3次元対象物、たとえば家などがある場合は、3次元対象物をCG化の対象領域に含ませることができる。
背景領域にテクスチャ貼り付け用ポリゴンを生成し、テクスチャを貼り付ける手法は既に述べたが、そのために前もってテクスチャを貼り付ける領域を分離処理でCG化の対象領域とする必要がある。
そのz座標データ分布に分離可能な孤立した纏まりが複数ある場合、そのシーンの手前にあるものと奥側の背景を分離することができる。具体的には、分布における纏まり間のz座標範囲にz座標データの閾値を設け、その閾値よりz座標が小さい手前にあると推測できる画面領域をCG化の非対象領域とし、閾値以上のz座標が大きく画面領域を背景と判定して、これをCG化の対象領域とする。
このようにして得られた背景領域にテクスチャを貼り付けることが可能なことは、前述した通りである。
これらの処理内容はテクスチャ貼り付けを含め既に述べたので、ここでの重複説明は行わない。
これらのデータに対し必要な送信処理を、図2の送信部34が行う(ステップST6)。この処理後のデータは送信データとして通信回線100に出力される。
続いて受信側処理手順を説明するが、ここでは図1、図2および図5を参照する。
ステップST11にて、図2の受信部41が受信データを受信処理する。処理後の受信データが受信部41からレンダリング処理部42と映像データ処理部43に送られる。
レンダリング処理部42は、受信部41からのCGデータを元に、受信側の環境に適したレイトレーシングなどのレンダリング処理を行う(ステップST12)。
映像データ処理部43は、レンダリング処理と並行して、受信部41からのCG化の非対象データに受信側の所定の映像処理を施す(ステップST13)。この映像処理には、MPEGデコード処理を含む。
CG化非対象領域は原映像あるいは適切な処理が施された映像として扱われるため、品質を劣化させることはない。残りのCG化対象領域はCGデータとして扱われるため、原映像よりも容量が小さく、送受信や処理のコストが少なくて済む。そのため本手法のような、低容量で高品質な映像の送受信を実現する手段が必要とされているが、本実施形態では第1〜第3分離法を必要に応じて組み合わせで用いることで適切な領域分離が可能である。
そして本実施形態では、CGデータにより送信データの一部(または全部)を生成し、これによって原映像データD0に対する送信データの圧縮率が高く、送信データ量を低減することができる。
よって、さらに効率よく伝送データ量の低減が可能である。
(1)映像の全体的な品質を維持しながら、伝送データ量を小さくすることが可能である。
(2)領域分離の柔軟性が高く、このため、より効率的な伝送データ量の低減が可能である。
(3)人物と背景の再描画分だけを送受信することができ、より効率的な伝送データ量の低減が可能である。
高品質な映像を送受信する際のコストを小さくすることが可能である。
(4)受信者の環境に応じた最適な映像再現が可能である。
(5)CG化対象領域を他のデータと差し替えたシミュレーションが可能である。
すなわち、たとえばインターネット放送などの分野では、多チャンネルの放送データをHD(high definition)規格等に適合する高品質映像として配信する必要があり、現在数[Mbps]を実現している光ファイバー伝送を用いても帯域が不足すると考えられる。
よって、本実施形態のデータ伝送システム、その送信処理装置、受信処理装置、およびこれらのデータ伝送方法を用いると、この通信回線の容量不足を解決することが可能となる。
Claims (10)
- 撮影装置と、
前記撮影装置からの映像データをコンピュータグラフィックス(CG)の対象領域と非対象領域とに分離する分離処理部、前記対象領域の映像データをCGデータに変換するCGデータ変換部、および、前記対象領域のCGデータと前記非対象領域の映像データを通信回線に送信する送信部を備える送信処理装置と、
受信部、当該受信部が受信した前記対象領域のCGデータから前記CGデータ変換部が変換する前の映像データを復元するデータ復元部、および、復元された前記対象領域の映像データを前記受信部が受信した前記非対象領域の映像データと画面ごとに合成する合成処理部を備える受信処理装置と、
を有し、
前記送信処理装置は、前記撮影装置からの前記映像データに関連付けられた3次元情報を取得し、取得した3次元情報を前記分離処理部に出力する情報取得部を有し、
前記分離処理部は、
前記撮影装置からの前記映像データの動き検出を行い、動きがある画面領域を前記非対象領域とし、動きがない又は動きが比較的小さいその他の画面領域を前記対象領域とする第1の分離法と、
前記撮影装置からの前記映像データから肌色を検出し、肌色の画面領域または肌色部分を包括する画面領域を前記非対象領域とし、その他の画面領域を前記対象領域とする第2の分離法と
の少なくとも一方の分離法を、
前記3次元情報が取得できた対象物を映像内で区別し、当該対象物の画面領域を前記対象領域とし、その他の画面領域を前記非対象領域とする第3の分離法と組み合わせることにより、前記対象領域と前記非対象領域の分離を実行し、かつ、
外部からの制御信号に応じて分離法の切り換えが可能に
構成されている
映像データの伝送システム。 - 前記分離処理部は、前記3次元情報が得られたことにより前記対象領域とすべき前記対象物の画面領域内に、前記第1の分離法と前記第2の分離法の少なくとも一方を適用したときに非対象領域とすべき領域が存在する場合、当該領域を非対象領域として扱う
請求項1に記載の映像データの伝送システム。 - 前記CGデータ変換部は、
前記対象領域の映像データからポリゴンを生成するポリゴン生成部と、
前記ポリゴンごとの座標データ、法線データおよび色データを含むポリゴンデータを求めることによって、前記対象領域の映像データを前記CGデータに変換するデータ変換部と、
前記法線データと前記色データの各々が近似する隣接ポリゴンが複数ある場合、当該複数の隣接ポリゴンのデータから1つのポリゴンデータを生成するデータ変更部と、
を含む請求項1または2に記載の映像データの伝送システム。 - 前記CGデータ変換部は、前記対象領域の全部または一部を、画像を貼り付け可能なポリゴンにすることができ、単一または複数の画像貼り付け用ポリゴンを生成したときは、当該画像貼り付け用ポリゴンごとに、その座標データを求め、当該座標データに対応する画像部分であるテクスチャを前記分離処理部または前記撮影装置から得た映像データから抽出するデータ抽出部を含む
請求項3に記載の映像データの伝送システム。 - 前記データ抽出部は、前記対象領域の全部から単一の画像貼り付け用ポリゴンを生成したときは、1回限りまたは数画面ごとに1回の割合で、前記画像貼り付け用ポリゴンの生成と、その座標データおよび前記テクスチャの抽出とを実行する
請求項4に記載の映像データの伝送システム。 - 前記データ復元部は、映像に質感を持たせるレンダリング処理部内に設けられ、
前記受信処理装置は、前記合成処理部により合成された画面の拡大または縮小が可能なスケーリング部を備える
請求項1から3の何れか一項に記載の映像データの伝送システム。 - 撮影装置からの映像データに関連付けられた3次元情報を取得する情報取得部と、
前記撮影装置からの映像データを、前記3次元情報を用いてコンピュータグラフィックス(CG)の対象領域と非対象領域とに分離する分離処理部と、
前記対象領域の映像データをCGデータに変換するCGデータ変換部と、
前記対象領域のCGデータと前記非対象領域の映像データを通信回線に送信する送信部と、
を備え、
前記分離処理部は、
前記撮影装置からの前記映像データの動き検出を行い、動きがある画面領域を前記非対象領域とし、動きがない又は動きが比較的小さいその他の画面領域を前記対象領域とする第1の分離法と、
前記撮影装置からの前記映像データから肌色を検出し、肌色の画面領域または肌色部分を包括する画面領域を前記非対象領域とし、その他の画面領域を前記対象領域とする第2の分離法と
の少なくとも一方の分離法を、
前記3次元情報が取得できた対象物を映像内で区別し、当該対象物の画面領域を前記対象領域とし、その他の画面領域を前記非対象領域とする第3の分離法と組み合わせることにより、前記対象領域と前記非対象領域の分離を実行し、かつ、
外部からの制御信号に応じて分離法の切り換えが可能に
構成されている
映像データの送信処理装置。 - 映像データに関連付けられた3次元情報を取得するステップと、
前記映像データをコンピュータグラフィックス(CG)の対象領域と非対象領域とに分離する際に、前記映像データの動き検出を行い、動きがある画面領域を前記非対象領域とし、動きがない又は動きが比較的小さいその他の画面領域を前記対象領域とする第1の分離法と、前記映像データから肌色を検出し、肌色の画面領域または肌色部分を包括する画面領域を前記非対象領域とし、その他の画面領域を前記対象領域とする第2の分離法との少なくとも一方の分離法を、前記3次元情報が取得できた対象物を映像内で区別し、当該対象物の画面領域を前記対象領域とし、その他の画面領域を前記非対象領域とする第3の分離法と組み合わせることにより、前記対象領域と前記非対象領域の分離を実行し、かつ、外部からの制御信号に応じて分離法の切り換えが可能な分離ステップと、
前記対象領域の映像データをCGデータに変換するCG変換ステップと、
前記対象領域のCGデータと前記非対象領域の映像データを通信回線に送る送信ステップと、
前記CGデータおよび前記非対象領域の映像データを前記通信回線から受信する受信ステップと、
受信した前記対象領域のCGデータから当該CGデータに変換される前の映像データを復元する復元ステップと、
復元された前記対象領域の映像データを、受信した前記非対象領域の映像データと画面ごとに合成する合成ステップと、
を含む映像データの伝送方法。 - 前記復元ステップは、映像データに質感を持たせるレンダリング処理にて実行され、
前記合成ステップにて合成された画面の拡大または縮小が可能なスケーリングステップを含む
請求項8に記載の映像データの伝送方法。 - 映像データに関連付けられた3次元情報を取得するステップと、
前記映像データをコンピュータグラフィックス(CG)の対象領域と非対象領域とに分離する際に、前記映像データの動き検出を行い、動きがある画面領域を前記非対象領域とし、動きがない又は動きが比較的小さいその他の画面領域を前記対象領域とする第1の分離法と、前記映像データから肌色を検出し、肌色の画面領域または肌色部分を包括する画面領域を前記非対象領域とし、その他の画面領域を前記対象領域とする第2の分離法との少なくとも一方の分離法を、前記3次元情報が取得できた対象物を映像内で区別し、当該対象物の画面領域を前記対象領域とし、その他の画面領域を前記非対象領域とする第3の分離法と組み合わせることにより、前記対象領域と前記非対象領域の分離を実行し、かつ、外部からの制御信号に応じて分離法の切り換えが可能な分離ステップと、
前記対象領域の映像データをCGデータに変換するCG変換ステップと、
前記対象領域のCGデータと前記非対象領域の映像データを通信回線に送る送信ステップと、
を含む映像データの送信処理方法。
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