JP4929123B2 - 一体性の向上した二つの要素の相対位置の検出装置 - Google Patents

Description

本発明は、一体性の向上した二つの可動性構成要素の互いに関する位置を検出するための相対位置の検出装置に関するものであり、特に、アラーム・タイプの補助装置またはモニタ装置で実施されるセンサに関するものである。

既知のタイプの二つの要素における相対位置を検出または検知するための装置は、二つの要素の間に置かれ、例えばセンサ内の可動部分の移動に起因する環境パラメータの変化を検出するものである。
冷蔵庫の場合であれば、ドアの開放によって、冷蔵庫内に設置されたランプが点灯する。
この場合、センサは、スプリングによってドアとの接触を維持されている突起によって形成されている。
この突起の動きによって、ドアが閉められると、突起が押し込まれ、ランプの電源回路がオフになる。
ドアを開けたときには、押し込まれた突起が元に戻り、電気回路がオンとなり、ランプおよびその点灯のために電源供給が起こる。
電気回路は、冷蔵庫の構造に付けられている。

欧州特許出願公開第１０１４３２２号明細書では、開口部を閉めるロール・シャッター用の侵入警報装置としての検出装置が開示されている。
この装置は、シャッターの下方板にセンサを含んでいる。
該センサは、シャッターの下部フレームに対する下方板の位置を知らせるようになっている。
このセンサは、下方板に対して突き出た突起によって形成されている。
該下方板は、ロール・シャッターが閉められると、開口部の下部フレームと接触する。
このとき突起は、内部に押し込まれ、無線によって無線受信機に送信される情報はない。

侵入が起こると、つまり、ロール・シャッターが持ち上げられると、下方板が開口部の下方端部から離れ、突起が押し込まれた位置ではなくなる。
この突起の位置変化によって、無線信号が送信機によって無線受信機に送信され、例えばアラームが起動される。
送信機は、ロール・シャッターに付けられている。
欧州特許出願公開第１０１４３２２号明細書

これらの検出装置は、相対的な移動を検出しようとする要素の少なくとも一つに付けること、あるいは、該要素の近くに位置することを必要とするという欠点を有している。
この付加部分は、ときに複雑で美的ではなく、構造体の価格を高くする可能性がある。

したがって、本発明が解決しようとする課題は、システムの動作を阻害することなく、また大幅に外観を損なわずに、システムと一体化した検出装置を提供することである。

前述の目的は、二つの要素の相対位置を検出するための装置によって達成され、二つの要素の一方は機械的機能を十分に保証するものである。
装置は、要素のうち少なくとも一方を含んでいる。

換言すれば、二つの要素の接近または分離に関する情報を送信するために、他方の要素に対する位置の検出が望まれる少なくとも一方の要素を用いるのに対し、この要素が機械的機能を保証している。

このために、本発明によるセンサは電気回路を備えている。
該電気回路は、二つの要素の位置に応じてオンオフすることができ、要素のうち少なくとも一つは電気回路の一部を形成する導電部分であり、他方の要素の移動、すなわち、接近または分離によって電気回路がオンまたはオフされる。

本発明は、非常に堅牢な検出装置を提供するという利点を有している。
それは、本発明に係る検出装置が、動作を検出する物に対して、追加して取り付けるのではなく、相対位置を検出しようとする要素の一つと少なくとも部分的に一体化しているからである。

したがって、本発明は主として、主たる機械的機能を有する第１要素と、電気回路を含む第２要素の相対位置を検出するための装置を対象としている。
該電気回路のオフおよびオンは、それぞれ、第１要素および第２要素の互いに対応する第１位置および第２位置に対応し、少なくとも第１要素は、電気回路の一部を形成する。

本出願において、「主たる機械的機能を有する第１要素」とは、「なんらか」の機械的機能を保証する要素として理解される。
「なんらか」とは、例えば、ドア・フレームの場合には支持機能であり、ドア・ハンドルの場合には掴む機能である。
また、対象物を結合する手段の場合には、ぶら下げる機能または結合機能でありうる。
上述のリストは、本願発明の対象を全て網羅するものではなく、上述した以外にも、支持アーム、留具などの支持要素に関するものでもありうる。

本出願において、第１位置および第２位置もまた、相対的な配置と、そしてもう一つの相対的な配置として理解される。
これらの相対的配置は、それぞれ必ずしも同一のものではない。
例えば、ドアの場合には、第１位置は完全に閉じた位置に対応することが可能である。
この場合において、可動片がサッシ・フレームに対して平らになっており、そして、第２位置は開放位置に対応している。
この開放位置は、ドアのサッシ・フレームに対するドアの可動片のすべての位置、わずかに開いたところから大きく開いた位置まで含んでいる。
このとき、第２位置は、サッシ・フレームに対する複数の可動片の位置を実際に含んでいる。

また、例えばロール・シャッターの場合には、ドアの閉止位置が最小の閉止点に対応することも考えられる。
ロール・シャッターは、４分の３または５分の４の範囲で開口部を閉じているときには閉止位置にあると考えることができる。

このように、第１要素は、第１の機械的機能を保証することに加えて、第２要素に対するこの第１要素の相対位置を検出するための装置に、情報を送信する追加の機能を保証する。
この第２要素は、例えば第１要素および第２要素から形成されるハンドルの場合には、第１要素と同一の機械的機能を保証することができる。
また、例えば第１要素がドアのサッシ・フレームであり、第２要素がドアの可動片である場合には、第２要素は第１要素の機能を補完する機能を保証することもできる。

本発明によると、第１要素は、電気的に絶縁された二つの導電部分を含むことができる。

本発明による装置は、ドアまたは窓の開閉を検出するために用いることができる。
このとき、第１要素はドアまたは窓のサッシ・フレーム、第２要素は、それぞれ、ドアまたは窓の可動片とすることができる。

有利には、ドアのサッシ・フレームは導電性の外部フレームと導電性の内部フレームを含むことができる。
前記外部フレームおよび内部フレームは、前記導電部分を形成し、フレームのうち少なくとも一部は、電気回路をオンするため、可動性導電要素によって電気を通すようになる電気的な絶縁部分を含んでいる。
前記可動性導電要素は、可動片によって担持されているか、あるいは、絶縁部分に配置されており、可動片が接近または分離すると、絶縁部分の両側にある導電部分に接触するものである。

可動性導電要素は、例えば、Ｔ字形をしたＴ字具を採用できる。
該Ｔ字具は、Ｔの腕部とＴの脚部とから構成されている。
Ｔの腕部は、それぞれ絶縁部分の両側にある導電部分と接触するようになっている。
Ｔの脚部は、可動片と接触するようになった起動手段として作動し、ドアの閉止によって、Ｔの脚部が絶縁部分の両側にある導電部分から分離される。

また、導電性可動要素は、ノッチボルトで移動させるのに適した可動性の留具で形成することもできる。

また、電気回路がオンのときに点灯するダイオード・タイプの照明も設けることができる。
該照明は、内部フレームと外部フレームの間に取り付けられる。

また、本発明の一つの目的は、モニタ設備を提供することであり、該モニタ設備は、電気的に直列に接続された本発明による複数の検出装置を含んでいる。

このとき、各装置の第１要素は、台材によって電気的に接続することができる。

また、本発明の一つの目的は、対象物の存否を検出するための検出装置であり、第１要素が前記対象物のぶら下げアームを結合する支持体を形成する。

このとき、ぶら下げアームにかかる荷重によって可動となる可動性導電要素であるプランジャーで形成された第２要素によって電気回路をオンするために、二つの導電要素は、電気的に接続される。

荷重は、例えば、ぶら下げアームによってプランジャーに伝えられる。

二つの導電要素は、形鋼バーあるいはケーブルで形成することができる。
該形鋼バーまたはケーブルは、複数の対象物のぶら下げおよびモニタリングを可能にする。

導電要素が、形鋼バーで形成されているとき、第１の形鋼バーは、溝の一つの面に設けられた長方形の断面を備えた管を含み、第２の形鋼バーは、溝の一つの面に設けられた長方形の断面をした管を含む。
ここで、二つの溝が、互いの正面に配置される。
また、絶縁材が、溝を含んだ管の二つの面の間に配置される。
第２の管は、溝を含んだ面の反対の面に、荷重を伝える指部が通過するための孔を含む。
可動性伝導要素のプランジャーの一部であるプローブは、管の軸に対して直角に可動的にはめ込まれている。
プランジャーの基部は、第１要素の管の中に取り付けられている。
プランジャーのプローブは、第２要素の管の中に取り付けられている。
前記プローブは、指部に対する通路の正面に位置している。
プローブは、指部に対する通路に向かって弾性的に収納されている。

また、本発明の目的の一つは、提供するモニタ設備において、本発明による装置の第１要素が、壁の少なくとも一部に沿って伸びるコーニスを形成し、該コーニスによって、複数の対象物を互いに隣り合わせに固定し、該対象物をモニタすることが可能となっている。

第１および第２要素は、例えば可動片を開くためのハンドルの二つの部分であり、前記部分は導電性材料で作られ、ハンドルの起動によって第１要素および第２要素が電気的に接触させられ、開放補助手段が起動される。

ハンドルの二つの要素は、有利には中央部分に突き出した部分を備えた延長部分を含む。
ここで、二つの突き出した部分は、互いに向き合い、接触するようになっている。
弾性手段は、二つの突き出した部分を休止位置では互いに離れたところで維持する。
補助手段は、電気モータ・タイプとすることができる。

すなわち、本発明の課題を解決するための手段は、添付の図面中の符号を参照すると、次のとおりである。
第１に、
主たる機械的機能を有する第１要素（１２、１４）と第２要素（１０）の相対位置を検出するための検出装置であり、
該装置は、一方では、オフおよびオンが、それぞれ、第１要素および第２要素の互いに対する第１位置と第２位置に対応して動作する電気回路（４）を含み、
他方では、二つの電気的に絶縁された導電部分を含む、少なくとも電気回路（４）の一部となっている第１要素を含み、
そしてさらには、対象物であるドア（２）または窓の開放または閉止を検出するための手段を含み、
これにおいて、第１要素は、ドアまたは窓のサッシ・フレーム（６）であるのに対し、第２要素が、ドアまたは窓の可動片（１０）である、検出装置。
第２に、
ドアまたは窓のサッシ・フレーム（６）が、導電性の外部フレーム（１２）と導電性の内部フレーム（１４）を含み、
前記外部フレーム（１２）および内部フレーム（１４）が、前記導電部分を形成し、
フレーム（１２、１４）の少なくとも一方が、電気的な絶縁部分（１５）を含み、
該絶縁部分が、電気回路をオンにするために、可動性の導電要素（１８、２２）によって埋めることに適しており、
前記可動性の導電要素（１８、２２）が、可動片（１０）に担持される、あるいは、絶縁部分（１５）の中に配置されており、
可動片（１０）が、接近または分離したときに、絶縁部分（１５）の両側にある導電部分を接触させるようになっている、前記第１に記載の装置。
第３に、
可動性の導電要素（２２）が、Ｔ字形のＴ字具であり、Ｔの腕部（２２．１、２２．２）とＴの脚部（２２．３）とから構成され、
Ｔの腕部（２２．１、２２．２）が、それぞれ、絶縁部分の両側にある部分（１２．１、１２．２）と接触するようになっており、
Ｔの脚部（２２．３）が、可動片（１０）と接触するようにする起動手段として動作し、
ドアの閉止によって、Ｔの脚部（２２．１、２２．２）が、絶縁部分（１５）の両側にある部分（１２．１、１２．２）から離されるようになっている、前記第２に記載の装置。
第４に、
可動性の導電要素が、ノッチボルトによって移動させるのに適した可動性の留具で形成される、前記第２に記載の装置。
第５に、
ドアまたは窓のサッシ・フレーム（６）が、導電性の外部フレーム（１２）と導電性の内部フレーム（１４）を含む、前記第１に記載の装置であって、
該装置が、外部フレームと内部フレームを電気的に接触させるのに適した可動性部分を含み、
前記可動性部分が、可動片によって移動させられる、前記第１に記載の装置。
第６に、
電気回路（４）がオンのときに点灯するダイオード・タイプの照明（２４）が、内部フレーム（１４）と外部フレーム（１２）の間に取り付けられている、前記第２〜前記第５のいずれか一つに記載の装置。
第７に、
モニタ設備であり、一方では、前記第１〜前記第６のいずれか一つに記載されており、他方では、電気的に直列に接続されている複数の検出装置を含んだモニタ設備。
第８に、
それぞれの装置の第１要素が、台材によって電気的に接続されている、前記第７に記載の設備。

本発明は以下の説明および添付図面によってより良く理解される。
図１は、ドアの閉止制御に適用された、本発明による検出装置の第１の実施態様の概略図である。
図２Ａは、ドアが閉止位置にあるときの、水平面にしたがった断面図である。
図２Ｂは、ドアが閉止位置にあり、ドアの可動片が省略されているときの、ドアの中央部分およびドアのサッシ・フレームの部位における詳細図である。
図３は、ドアに適用された検出装置のもう一つの実施例の概略図である。
図４Ａおよび図４Ｂは、二つの異なった位置における本発明による検出装置のもう一つの典型的な実施態様を示す斜視図である。
図５は、本発明によるセンサを備えた装置の変形例の詳細図である。
図６は、家のドアおよび窓用のアラーム・システムの概略図である。
図７Ａおよび図７Ｂは、本発明による検出装置のもう一つの実施態様の側面概略図である。
図８Ａ〜図８Ｃは、本発明による検出装置の第３の実施態様における第１の典型的な実施態様の概略図である。
図９Ａ〜図９Ｃは、第３の実施態様の第２の典型的な実施態様による検出装置からなるさまざまな要素の斜視図である。
図１０Ａ〜図１０Ｃは、図９Ａ〜図９Ｃの検出装置の断面図である。

図１では、ドア２の開放および閉止の検出を可能にするための、本発明による検出装置の第１の典型的な実施態様を確認することができる。

本発明によると、検出装置は、ドア２の閉止時にはオンとし、ドア２の開放時にはオフすることのできる電気回路４を含む。
電気回路４のオフおよびオンは、データ処理ユニット５によって処理される。
該データ処理ユニット５は、電流の通過または不通に応じて、ドアの開放または閉止に関する情報信号を発信する。

ドア２は、開口部８に対する第２要素である可動片１０と、該可動片１０を画定する第１要素であるフレーム６を含む。
該可動片１０は、開口部８を閉じるために、フレーム６に押し当てられるようになっている。

本発明によると、フレーム６は、導電性材料で作られた外部フレーム１２と、やはり導電性材料で作られた内部フレーム１４を含んでいる。
外部フレーム１２および内部フレーム１４は、電気的に通じ、電源１６に接続されており、電気回路４を形成している。

内部フレーム１４は、電気的な絶縁部分であるギャップ１５を含んでいる。
本実施例では、該内部フレーム１４は、絶縁部分であるギャップ１５によって電気的に絶縁された二つの導電部分としての第１部分１４．１および第２部分１４．２を含んでいる。
すなわち、第１部分１４．１と第２部分１４．２は、ギャップ１５によって隔てられている。
ギャップ１５は、空間を設けることで形成できる他に、該空間に固体の絶縁材料を埋め込むことでも形成することもできる。

本実施例では、可動片１０は、フレーム６に対して、円弧状に開閉するように取り付けられている。
なお、図示は省略するが、該フレーム６に対して、可動片１０をスライドするように取り付けることもできる。

可動片１０は、導電性材料で作られた少なくとも一つの可動性導電要素としてのプレート１８を含んでいる。
該プレート１８は、可動片１０がフレーム６に対して押し当てられたときに、内部フレーム１４の第１部分１４．１および第２部分１４．２と接触するように配置されている。

図２Ａでは、形鋼バーで形成された外部フレーム１２および内部フレーム１４を確認することができる。
本実施例では、外部フレーム１２は角形の横方向断面を有し、内部フレーム１４は長方形の横方向断面を有している。
絶縁材１７が、外部フレーム１２と内部フレーム１４の間に挿入されている。

本実施例では、プレート１８は、フレーム６と接触するように、可動片１０の表面に取り付けられている。

図２Ｂでは、内部フレーム１４の第１部分１４．１および第２部分１４．２を電気的に接続するプレート１８を確認することができる。
この構造では、電流は電気回路４の中を流れ、データ処理ユニット５が、ドア２の閉止を検出する。

図１の構造では、プレート１８は、内部フレーム１４の第１部分１４．１および第２部分１４．２を電気的に接続していない。
この構造では、電流は電気回路４の中を流れず、データ処理ユニット５が、ドア２の開放を検出する。

また、本発明は複数の可動片を備えた窓にも適用される。
特に、二つの可動片がある窓の場合、可動片のうち、一方および／または他方の開放を検出することも考えられる。
例えば、各可動片に担持され、可動片が閉じているときには電気回路をオフすることのできる要素は、ちょうつがいを担持している窓の側部に配置される。
また、この要素は、窓のサッシ・フレームの他の部分のうちの一つに配置することもできる。

したがって、図６に概略的に示しているように、家の開口部の全体または一部のモニタリングを行うことができる。
図６において、ドアＰの内部フレーム１４および外部フレーム１２、第１の窓Ｆ１の内部フレーム２８および外部フレーム３０、第２の窓Ｆ２の内部フレーム３２および外部フレーム３４は、導電性の台材３６、台材３８を通じて電気的に直列に接続されている。
該台材３６、台材３８は、内部フレーム１４、内部フレーム２８、内部フレーム３２および外部フレーム１２、外部フレーム３０、外部フレーム３４について、それぞれの延長部を形成するものである。
この構造では、単一の開放した可動片が、家のすべての開口部を接続している電気回路をオンし、例えば、アラームを発信させる。
可動片の開放が電気回路をオフにする逆の構造も、図１の装置と類似した手段で考えることができる。

導電性のものは、例えば単純な導電性材料で作ることができ、あるいは、導電性材料の芯または層を含むことができる。

図３では、ドアのもう一つの実施例を確認することがでる。
該実施例において、プレート１８は、可動片１０のエッジに配置されている。
この場合、内部フレーム１４は、可動片１０の面に直角に配置される。

また、電気回路４をオフする手段として、ドアのノッチボルトを使うことも考えられる。

ドア２を閉じたときに電気回路４をオンするのではなく、オフすることも考えられる。
このような場合、可動部分を備えた留具を設けることができる。
この可動部分は、留具の可動部分に対するノッチボルトの圧力によって、ドアを開放するときには電気回路をオンし、ドアを閉止したときには電気回路をオフする。

説明している典型的な実施態様では、電気回路４のオンは実質的にドア・ハンドル（図示せず）の部位で起こるのだが、プレート１８ならびに内部フレーム１４の絶縁部分であるギャップ１５を、さまざまな位置、例えばドアのより高い位置あるいはちょうつがいの側部に設けることで、ドアの美観をさらに高めるようにすることもできる。

図４Ａおよび図４Ｂでは、ドアに適用された検出装置のもう一つの典型的な実施態様を確認することができる。
この場合、電気回路のオフまたはオンは、サッシ・フレームにおける導電性の可動部分を通じて達成され、該可動部分の移動はドアの可動片によって制御される。

図１〜図３で用いたものと同じ符号を、図４Ａおよび図４ｂの説明にも用いることとする。

示した実施例においては、外部フレーム１２は不連続でおり、非導電性のギャップ１５で隔てられた二つの導電部分としての第１部分１２．１と第２部分１２．２を含んでいる。
第１部分１２．１および第２部分１２．２は、例えば可動性導電要素としてのＴ字形のＴ字具２２によってギャップ１５を埋めること、あるいは、ギャップ１５をブリッジすることで電気的に接触するようになっている。

Ｔ字具２２は、可動的にギャップ１５に取り付けられている。
該Ｔ字具２２は、Ｔの腕部（２２．１、２２．２）とＴの脚部（２２．３）とから構成されている。
Ｔ字形の二つの腕部２２．１、腕部２２．２は、それぞれ、第１部分１２．１、第２部分１２．２と接触するようになっており、電流の通過を可能にする。

Ｔ字具２２の脚部２２．３は、ギャップ１５の中に位置し、可動片１０と接触するようになっている。
Ｔ字具２２は、可動片１０の方向に向けて、外部フレーム１２の外側に向かって弾性的に収納されている。

したがって、ドアが開放されたとき（図４Ｂ）、外部フレーム１２の第１部分１２．１と第２部分１２．２を電気的に接続するＴ字具２２によって電流が電気回路を通過するようになり、データ処理ユニットがドアの開放を検出する。

ドアが閉止されると（図４Ａ）、可動片１０はＴ字具２２の脚部２２．３を押し込んだままであり、分岐する腕部２２．１と腕部２２．２を、それぞれ、外部フレーム１２の第１部分１２．１と第２部分１２．２から離す。
このことで、電気回路４がオフになり、データ処理ユニットがドアの閉止を検出する。

図４Ａおよび図４Ｂに示す例では、ドアが開放されたときに電流が回路を流れる。

検出装置は、例えば、ドアによって閉じられた部屋または空間内部での照明の起動を可能にすることができる。

図５では、ＬＥＤタイプの照明としてのランプ２４を確認することができる。
該ランプ２４は、図５に示されているように、内部フレーム１４と外部フレーム１２に並列で配線されている。

そして、電流が電気回路４を流れるとき、ダイオードのランプ２４が光る。

したがって、図４Ｂの実施例において、ドアが開放されたときには、ダイオードが空間内部を照明する。

このように、本発明による検出装置は、導電性材料、例えばアルミニウムでできた家具の一部に組み込むことで、使用者がドアを開けたとき、家具の一部の中を照明するようにすることができる。
可動片を開放したとき、可動部分であるＴ字具２２への圧迫が緩められる。
このことによって、電流が、内部フレーム１４、外部フレーム１２およびダイオードのランプ２４に流れる。

図５にしたがって作られたサッシ・フレームの場合、非常口を点灯させることが可能である。

本発明による複数の装置を含んだ家用のモニタ設備を得ることも考えられる。
該モニタ設備において、検出装置は、すべて同一またはさまざまな構造を有することができる。
例えば、一つのドアまたは複数のドアに第２の典型的な実施態様による検出装置を備えることができ、また、窓に、第１の典型的な実施態様による検出装置を備えることができる。

図７Ａおよび図７Ｂでは、本発明にしたがった検出装置のもう一つの実施態様、Ｖｅｌｕｘ（登録商標）タイプの屋根にある窓に適用された実施態様を確認することができる。

この種の窓は、該窓のほぼ中心部分の部位を通過する軸の周りに回転するように取り付けられた可動片を備えている。

この種の窓の開放は、可動片の配置位置に沿って配置されたハンドルを引くことで起こり、このハンドルの移動によって、留具に対してノッチボルトが移動させられ、サッシ・フレームに対して可動片がロック解除される。

この種の窓は操作が難しくなることがあり、それはとりわけ、大きなサイズの窓である場合である。
実際、可動片の重みのために、該可動片は、人によって保持するのが難しくなることがあり、開放する移動によって引かれることが多い。
さらに、この種の窓の閉止には、可動片を持ち上げることが必要となるのが、このことも問題となりうる。

したがって、電動モータによってＶｅｌｕｘ（登録商標）の開放および閉止を補助することが考えられている。
該電動モータは、ハンドルを起動すると、窓を開放または閉止する方向での回転を補助し始める。
このとき、モータは、軸の部位で可動片にトルクをかけるか、あるいは、可動片の末端に取り付けられた切歯ラックのスクリュー・システムによって可動片に押す力または引く力を加えることができる。

通常、可動片に押し込まれた移動を検出するための装置は、可動片に対するハンドルの移動を検出する。

本発明により、この検出装置は直接ハンドルに組み込まれ、いかなる外部検出装置も必要としない。

ここでは、導電部分で形成された複合的なハンドルを製造することも考えられる。
該導電部分は、休止位置では互いに隔てられ、ハンドルを起動すると接触し、データ処理ユニットに接続された電気回路をオンにする。
そして、データ処理ユニットが、起動信号を電動モータに送信することになる。

図７Ａおよび図７Ｂでは、このようなハンドル４０の典型的な実施態様を確認することができる。
該ハンドル４０は、ほぼ平行で互いに可動的な第１部分４２と第２部分４４を含んでいる。
第１部分４２は、可動片のフレーム（図示せず）に固定されている。
第２部分４４は、例えば窓の第１部分またはサッシ・フレームに連結するように取り付けられている。

第１部分４２、第２部分４４は、延長した形状を有し、ほぼその中央部分で、他方の第１部分４４、第２部分４２の突き出した突出部分４８、突出部分４６の正面に突き出す、突出部分４６、突出部分４８を含んでいる。

第１部分４２及び第２部分４４は、データ処理ユニット５に接続されている。

ハンドルの第１部分４２及び第２部分４４は、弾性手段５０によって互いに弾性的に隔てられている。
このように、第１部分４２及び第２部分４４は、互いに隔てられ、弾性手段５０によってかけられる応力に対するいかなる応力もなく、電気回路はオフになる。

ハンドル４０を起動すると、第１部分４２及び第２部分４４が互いに近接する。
そして、突出部分４６、突出部分４８が、図７Ｂに示しているように接触する。
このことによって、電気回路がオンになり、電流の通過がデータ処理ユニット５によって検出される。
データ処理ユニット５は、電気回路のオンを窓を開放する意志とみなし、適切な信号を電動モータまたはモータ用の電源に送信する。

このように、ハンドルの起動は、外部検出装置を使用せずに検出され、ハンドル自体が検出装置の一部である。
したがって、システムは単純化され、より美的である。

また、本発明は、手動での移動が困難なものとなりうる、大きなサイズのドアの開口部、あるいは、自動車のカバー・プレートまたはトランクの開口部にも適用することができる。

第１部分４２及び第２部分４４の形状は、説明した形状に限定されるものではなく、例えば突き出した部分を延長したボディの各端部に設けることもできる。

Ｖｅｌｕｘ（登録商標）の場合におけるハンドルは、塗装等による絶縁皮膜で覆われている。
さらに、電気回路は低電圧で動作する。
したがって、使用者が感電することは起こりにくい。

このような感電からの保護は、使用者および／または外部環境の電気からの保護が必要とされる本発明のあらゆる実施に適用される。

図８Ａ〜図８Ｃでは、対象物のモニタ、とりわけ絵画に適用された本発明の検出装置による移動を検出するための第３の実施態様における第１の実施例の概略図を確認することができる。

絵画５６は、例えば壁に沿って伸びたケーブルについたロッド５８によって固定することができる。
このケーブルは、部屋全体にわたって伸び、複数の絵画を支持することができる。

本発明によると、本例の検出装置は、二つの平行な導電要素としてのケーブル５２、ケーブル５４を含む。
該ケーブル５２及びケーブル５４は、少なくとも一つの絵画５６を支持する。
これらのケーブル５２及びケーブル５４は、電気回路の一部であって、データ処理ユニット（図示せず）に接続されている。

絵画５６は、ロッド５８を介してケーブル５２及びケーブル５４に結合されている。
該ロッド５８は、第１端部６０で絵画５６に固定され、第２端部であるフック６２でケーブル５２及びケーブル５４に固定されている。

また、本発明による検出装置は、ロッド５８とケーブル５２及びケーブル５４の間に挿入された接触器６４も含んでいる。
この接触器６４は、ケーブル５２及びケーブル５４に対して可動的である。

接触器６４は、ボディ６５を含む。
該ボディ６５は、一方の側面に、それぞれケーブル５２、ケーブル５４を収納する溝６６、溝６８と、ボディ６５の中で可動的な突起７０および二つのケーブル５２、ケーブル５４を電気的に接続するようになっている金属製の可動性導電要素としてのＨ字具７２を備えている。

該Ｈ字具７２は、スプリング７４によって突起７０と接触した状態に維持される。

図８Ｃでは、突起７０は休止位置にあり、スプリング７４の作用でボディ６５から飛び出している。

図８Ｂでは、絵画５６は、ケーブル５２、ケーブル５４に結合されることで、取り付けられた状態を示している。
ここで、フック６２は、突起７０を押し込む。
突起７０が押し込まれて移動すると、突起７０の移動がＨ字具７２の移動という結果となり、該Ｈ字具７２がケーブル５２、ケーブル５４から離れる。
この状態における電気回路は、オフである。

絵画５６が取り除かれると、突起７０は、スプリング７４によって加えられる力のために、ボディ６５の外に向かって移動する。
すると、Ｈ字具７２が二つのケーブル５２、ケーブル５４と電気的に接触する。
この状態における電気回路は、オンである。
このとき、電流が流れ、データ処理ユニットが絵画の不在を知らせる信号を送信する。

ケーブル５２、ケーブル５４に結合されたすべての絵画５６は、このような検出装置を備えることができる。

図９Ａ〜図９Ｃおよび図１０Ａ〜図１０Ｃでは、本発明による検出装置の第３の実施態様における第２の典型的な実施態様を確認することができる。
該実施態様において、ケーブル５２、ケーブル５４は、導電性材料で作られた二つの絶縁された形鋼バーからなるコーニスに置き換えられている。

本実施態様における本発明による検出装置は、壁７８に沿ってコーニスを形成する支持体７６を含んでいる。
該支持体７６は、絵画５６を結合するためのものである。

前記支持体７６は、互いに上下となるように配置された金属製の形鋼バーで形成した導電性の下部要素８０と上部要素８２からなり、壁７８に固定されるようになっている。

下部要素８０は、長方形の断面を有する、軸Ｘ１を備えた管８４を含み、管８４の片側の側面９０に軸方向の溝８６を含んでいる。

溝８６を含んだ側面９０に直角な側面９２は、ベアリング・プレート９４によって伸びていることで、壁７８と平面に接触する基底プレートを形成するようになっている。

上部要素８２は、下部要素８０とほぼ同じ形状を有している。
下部要素８０の部分を指示する符号を、上部要素８２の類似部分を指示するために「’」を加えて用いることとする。

上部要素８２は、下部要素８０の上に配置され、溝８６’が溝８６の正面にくるようになっている。

上部要素８２は、ベアリング・プレート９４’と平行なプレート９６’を含む。
該プレート９６’は、側面９２’に平行な側面１００’に伸びている。

孔１０２’が溝８６’を含む側面９０’に相対する側面１０４’に設けられていることで、指部２００の通過が可能となっている。

ベアリング・プレート９４、ベアリング・プレート９４’は、壁７８に上部要素８２および下部要素８０を固定するための、孔１０６、孔１０６’を含んでいる。

可動性導電要素としてのプランジャー２０２は、管８４の中において、該管８４の軸に対して直角に可動となるように取り付けられており、溝８６、溝８６’を通って管８４’の中に突き出ている。

電流を通すプランジャー２０２は、下方端部では管８４に位置する基底プレート２０４を、上方端部では管８４’の中において孔１０２’の正面に位置するプローブ２０６を含んでいる。
プローブ２０６は、絵画の結合ロッド先端側に位置する指部２００と接触するようになっている。

プランジャー２０２は、らせん形スプリングタイプの弾性手段２０８によって、孔１０２’の方向に弾性的に収納されている。
該弾性手段２０８は、プランジャー２０２の基底プレート２０４に設けられた孔と側面１０４の間で反応するように取り付けられている。

指部２００は、絵画の結合ロッドの端部を形成している。

絶縁性材料の二つの細板２１０が、溝８６、溝８６’に沿って配置されることで、上部要素８２と下部要素８０という二つの要素を絶縁するようになっている。

ここから、検出装置の動作を説明する。

形鋼バーで形成した下部要素８０、上部要素８２の両方ならびにプランジャー２０２は、データ処理ユニット（図示せず）に通じる電気回路の一部である。

指部２００によって下への力がプランジャー２０２に加えられると、結合された絵画５６によって結合ロッドに荷重がかけられていることを意味する図１０Ａに示されているように、プランジャー２０２の上端が低い位置となり、したがって電気回路がオフとなる。
このときデータ処理ユニットは、絵画の存在を検出する。

他方、図１０Ｂに示されているように、絵画５６がない場合には、弾性手段２０８としてのスプリングに抵抗してプランジャー２０２に加えられる力がなく、プランジャー２０２の上端は上の位置にある。
ここで、該プランジャー２０２の基底プレートが、形鋼バーである下部要素８０の溝８６のエッジと接触し、プローブ２０６が孔１０２’の周囲と接触する。
このとき電気回路がオンとなり、データ処理ユニットは絵画の不在を読み取り、したがってアラームが発せられる。

形鋼バーである下部要素８０、上部要素８２が、部屋の一つの壁または複数の壁に沿って伸びるようになっていることで、複数の絵画を支持するようになっている。
上部の形鋼バーである上部要素８２において、開口部は絵画を結合させようと望む場所に設けられる。

また、単一の絵画用に支持体７６を用いることも考えられる。

絵画の存否を検出するための装置は、電気的に直列に接続されている。
したがって、絵画のない場合には、処理ユニットはアラームを送信するのに対し、この不在はその場所に絵画を結合させない意志に起因する可能性もある。
そこで、有利には、プランジャーを低い位置に維持するために、該プランジャーに力を加えるための装置が設けられており、その典型的な実施態様が図１０Ｃに示されている。

該装置は、本実施例では、突き出た突起２１４および結合ロッドの指部２００に類似した形状とサイズを備えたボディ２１２と、ボディ２１２の中に設けられている穴２１８に差し込むようになったピン２１６、および、プレート９６’に設けられた通路２２０からなる。

突起２１４は、穴２１８と通路２２０の中にピン２１６を取り付けることによって、プローブ２０６に押し当てられたまま維持される。

この装置は、検出装置のダミーとなる。

有利には、ロッド５８が絵画５６と一体であることを想定される。

本発明を実施する装置は、有利には低い電圧で、例えば５Ｖより低く、１μＡから数アンペアの範囲の電流強度で動作する。

ドアの閉止制御に適用された、本発明による検出装置の第１の実施態様の概略図 ドアが閉止位置にあるときの、水平面にしたがった断面図 ドアが閉止位置にあり、ドアの可動片が省略されているときの、ドアの中央部分およびドアのサッシ・フレームの部位における詳細図 ドアに適用された検出装置のもう一つの実施例の概略図 二つの異なった位置における本発明による検出装置のもう一つの典型的な実施態様を示す斜視図 二つの異なった位置における本発明による検出装置のもう一つの典型的な実施態様を示す斜視図 本発明によるセンサを備えた装置の変形例の詳細図 家のドアおよび窓用のアラーム・システムの概略図 本発明による検出装置のもう一つの実施態様の側面概略図 本発明による検出装置のもう一つの実施態様の側面概略図 本発明による検出装置の第３の実施態様の概略図 本発明による検出装置の第３の実施態様の概略図 本発明による検出装置の第３の実施態様の概略図 第３の実施態様の第２の典型的な実施態様による検出装置からなるさまざまな要素の斜視図である。 第３の実施態様の第２の典型的な実施態様による検出装置からなるさまざまな要素の斜視図 第３の実施態様の第２の典型的な実施態様による検出装置からなるさまざまな要素の斜視図 図９Ａ〜図９Ｃの検出装置の断面図 図９Ａ〜図９Ｃの検出装置の断面図 図９Ａ〜図９Ｃの検出装置の断面図

符号の説明

２ ドア
４ 電気回路
５ データ処理ユニット
６ フレーム（第１要素）
８ 開口部
１０ 可動片（第２要素）
１２ 外部フレーム（第１要素）
１２．１ 第１部分（導電部分）
１２．２ 第２部分（導電部分）
１４ 内部フレーム（第１要素）
１４．１ 第１部分（導電部分）
１４．２ 第２部分（導電部分）
１５ ギャップ（絶縁部分）
１６ 電源
１７ 絶縁材
１８ プレート（可動性導電要素）
２２ Ｔ字具（可動性導電要素）
２２．１ 腕部
２２．２ 腕部
２２．３ 脚部
２４ ランプ（照明）
２８ 内部フレーム
３０ 外部フレーム
３２ 内部フレーム
３４ 外部フレーム
３６ 台材
３８ 台材
４０ ハンドル
４２ 第１部分
４４ 第２部分
４６ 突出部分
４８ 突出部分
５０ 弾性手段
５２ ケーブル（導電要素）
５４ ケーブル（導電要素）
５６ 絵画
５８ ロッド
６０ 第１端部
６２ フック（第２端部）
６４ 接触器
６５ ボディ
６６ 溝
６８ 溝
７０ 突起
７２ Ｈ字具（可動性導電要素）
７４ スプリング
７６ 支持体
７８ 壁
８０ 下部要素
８２ 上部要素
８４ 管
８６ 溝
９０ 側面
９２ 側面
９４ ベアリング・プレート
１００ 側面
１０４ 側面
１０６ 孔
２００ 指部
２０２ プランジャー（可動性導電要素）
２０４ 基底プレート
２０６ プローブ
２０８ 弾性手段
２１０ 細板
２１２ ボディ
２１４ 突起
２１６ ピン
２１８ 穴
２２０ 通路

Claims (6)

1. 第１要素（１２、１４）と、第２要素（１０）の相対位置を検出するための検出装置であり、
   該検出装置は、オフおよびオンが、それぞれ、第１要素および第２要素の互いに対する第１位置と第２位置に対応することで動作する電気回路（４）を含み、
   前記第１要素は、電気的に絶縁された二つの導電部分を含み、電気回路（４）の一部となるものであり、
   第１要素が、ドアまたは窓のサッシのフレーム（６）であり、
   第２要素が、可動片（１０）であって、
   さらに、対象物の開放または閉止を検出するための手段を含み、
   前記フレーム（６）が、導電性の外部フレーム（１２）と導電性の内部フレーム（１４）であり、
   フレーム（１２、１４）の一方が、電気的な絶縁部分（１５）を含み、
   可動性導電要素（１８、２２）が、可動片（１０）によって移動させられ、絶縁部分（１５）の両側にある導電部分に接触し、電気回路をオンにすることを特徴とする、検出装置。
2. 可動性導電要素（２２）が、Ｔ字具であり、Ｔの腕部（２２．１、２２．２）とＴの脚部（２２．３）とから構成され、
   Ｔの腕部（２２．１、２２．２）が、それぞれ、絶縁部分（１５）の両側にある導電部分（１２．１、１２．２）と接触するようになっており、
   Ｔの脚部（２２．３）が、可動片（１０）と接触するようにする起動手段として動作し、
   ドアの閉止によって、Ｔの腕部（２２．１、２２．２）が、絶縁部分（１５）の両側にある導電部分（１２．１、１２．２）から離れるようになっていることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 可動性導電要素が、ノッチボルトによって移動させるのに適した可動性の留具で形成されることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
4. 電気回路（４）がオンのときに点灯するダイオードの照明（２４）が、内部フレーム（１４）と外部フレーム（１２）の間に取り付けられていることを特徴とする、請求項１〜請求項３のいずれか一つに記載の装置。
5. 請求項１〜請求項４のいずれか一つに記載の検出装置によるものであり、電気的に直列に接続されている複数の検出装置を含んだ、モニタ設備。
6. それぞれの装置の第１要素の内部フレームおよび外部フレームが、台材によって延長上にある内部フレームおよび外部フレームに電気的に接続されている、請求項５に記載のモニタ設備。
   

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