JP4926344B2 - 埋土種子による植物導入方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば切土法面や崩壊した裸地法面などに対する埋土種子による植物導入方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
切土法面や裸地法面などでの自然にまかせた植生の遷移は、長期間を経てもなかなか進み難いことから、近年では、シードバンクと称される埋土種子を含んだ森林表層土を活用して、これを積極的に法面に導入し、植生の遷移を促進させる工夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この森林表層土の法面への導入に際しては、森林表層土そのものを法面に播き 出したり、適宜に植生基材を混合して法面に吹き付けたりする施工形態が取られているが、広大な範囲の法面全面にわたって森林表層土を施工するためには、大量の森林表層土を必要とし、そのための森林表層土の採取作業が大変であるだけでなく、多大の労力と時間とを必要とする点で問題があった。
【0004】
また、降雨の際に森林表層土が流れ易くて、法面上での森林表層土の疎密が生じたり幼苗が倒れたりし、法面全面での埋土種子の生育に偏りが生じて、法面の全面を万遍なく緑化させることも困難であった。
【0005】
本発明は、かゝる実情に鑑みて成されたものであって、その目的は、森林表層土の小量の導入でありながら、法面の全面にわたって万遍なく、植生の遷移促進が合理的に達成される植物導入方法を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明による植物導入方法は、植物種子の発根・発芽を許容するシートを、上下の辺部を重ねるように三つ折りにし、かつ、この三つ折りシートの左右の辺部を接合して作製された袋体内に、上下の辺部によって形成される収容口から植物導入基材としての埋土種子を含む森林表層土を収容して構成した植生袋を、法面上に張設され埋土種子の通芽を可能とするマットまたはネットに適宜の間隔で形成された植生袋の挿入用スリットを通して法面上に配置して、この植生袋を法面に固定することを特徴としている(請求項1)。
【0007】
上記の方法によれば、法面上にマットまたはネットを張設することで、降雨による法面表層土の流亡防止を期することができる。これに加えて、埋土種子を含む森林表層土を収容した植生袋が、法面の全面にわたって適宜の間隔で配置されて、これが固定されることから、降雨による植生袋の移動も確実に防止されるようになる。
【0008】
そして、この安定した森林表層土を植生基盤にして、埋土種子が生育するのであって、これによって埋土種子による法面の緑化が、適宜の間隔を隔てて万遍なく開始されるようになり、この植生がやがては土壌を生成することを繰り返すことで、植生による土壌が法面の全面にわたって生成されるのであって、法面の全面に対する森林化の緑化が、数年を経て達成されるようになる。
【0009】
即ち、本発明の植物導入方法によれば、小量の森林表層土を導入するだけで、法面の全面にわたって万遍なく、植生の遷移促進が合理的に達成されるのであって、森林表層土の導入量が少なくて済むことから、森林表層土の採取作業が楽になることは勿論のこと、植生袋の設置にしても、これを少ない人手によって短時間で楽に行うことができる。
【0010】
上記のマットまたはネットに、例えばトールフェスク、クリーピングレッドフェスク、ベントグラス、よもぎ、すすき、めどはぎ、イタチチハギ等の外来草本や、在来草本、在来木本などの一種または二種以上の法面緑化用植物種子を添付もしくは吹き付けさせておけば、これらは初期生長が早いことから、法面の早期の緑化を図る上で好適である(請求項2)。
【0011】
このように法面の早期の緑化を図る上で、上記の一種または二種以上の法面緑化用の植物種子を、例えば土壌改良材、保水剤、有機堆肥、化学肥料、植物性繊維などを適宜に混合した植生基材に含ませて、これを法面に吹き付ける導入形態をとることも好適である。
【0012】
この法面緑化用の植物種子を含む植生基材を、植生袋の設置後に吹き付ける場合は、埋土種子による植生が、初期生長の早い植生によって被圧を受けないようにするために、植生袋の上面に植生基材の受け止めシートに敷いて、植生基材の吹き付け完了後にシートを取り外すことが望ましく、逆に、法面緑化用の植物種子を含む植生基材を、植生袋の設置前に吹き付ける場合は、植生袋の設置部に相当する面部にシートを敷いて、植生基材の吹き付け完了後にシートを取り外し、そこに植生袋を設置して、埋土種子による植生が、初期生長の早い植生によって被圧されないようにすればよい。
【0013】
植物導入基材として、埋土種子を含む森林表層土そのもの、若しくは、上記の土壌改良材などによる植生基材に、埋土種子を含む森林表層土を含ませたものを選択し、この植物導入基材を収容してなる植生袋として、植物種子の発根・発芽を許容するシート、例えば、水解性の紙や不織布、水溶性のポリビニールアルコールのシート、その他、木綿製のネットを張り付けたボンリック紙などを用いて、植物導入基材の収容口を備えた例えば筒状や方形の袋体を形成し、この袋体に植物導入基材を収容し、かつ、収容口をスティプラーなどによって閉じてなるものを選択できる。
【0014】
或いは、植物導入基材を収容してなる植生袋として、植物種子の発根・発芽を許容するシートを、上下の辺部を重ねるように三つ折りにし、かつ、この三つ折りシートの左右の辺部を接合して、上下の辺部によって植物導入基材の収容口を形成し、この収容口を備えた三つ折りシートの袋体に植物導入基材を収容してなるものを選択できる(請求項1)。
【0015】
この三つ折りのシート構成による植生袋によれば、重なり合った上下の辺部を拡げることで、植物導入基材の収容口が形成されるのであって、この収容口を通して袋体に植物導入基材を収容し、かつ、上下の辺部を元に戻すように、この上下の辺部を重ね合わせることで、収容口が閉じられるのであって、この構成によれば、収容口の閉じ手段を要しないことに加えて、三つ折りのシートの左右の辺部を接合するだけであることから、植生袋がコスト的に安価に提供される。
【0016】
植物導入基材に含まれる種子の植生が被圧を受けないようにする上で、袋体の周部に防草シートを備えることが望ましい(請求項3)。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、例えば切土法面Nの緑化初期の施工状況を示し、具体的には、埋土種子による植物導入の施工状況を示しており、この施工に際して、シードバンクと称される埋土種子を含んだ森林表層土1を採取して、この森林表層土1を収容した植生袋2を多数用意する。
【0018】
即ち、図3に示すように、種子の発根・発芽を許容するシートとして、例えば木綿製のネットを張り付けたボンリック紙を選択して、このシートの上下の辺部3a,3bを重ねるように三つ折りにし、かつ、この三つ折りにしたシートの左右の辺部3c,3cを縫合などの手段4によって接合して、森林表層土1を収容するための袋体3を作製する。
【0019】
そして、重ね合わせた上下の辺部3a,3bを拡げて、ここに形成された収容口5を通して、三つ折りシートの袋体3に森林表層土1を収容し、この後、上下の辺部3a,3bを元に戻すように、この上下の辺部3a,3bを重ね合わせて、収容口5を閉じるのであり、このようにして構成した植生袋2の多数を用意するのである。
【0020】
種子の発根・発芽を許容するシートとして、この実施の形態では、ボンリック紙を選択しているが、その他に、例えば水解性の紙や不織布、水溶性のポリビニールアルコールのシートなどが選択され、また、袋体3として、三つ折りのシート構成のものを示しているが、図4(A),(B)に示すように、ボンリック紙や水解性の紙、不織布などのシートを用いて、袋体3を、収容口5を備えた例えば筒状や方形などの形状に構成してもよいのであり、この袋体3に森林表層土1を収容し、かつ、収容口5をスティプラーなどで閉じることで、植生袋2が作製される。
【0021】
植生袋2に収容する森林表層土1としては、これを緑化すべき法面N周辺の埋土種子を含むものを選択することが望ましく、この森林表層土1の採取に際しては、図5に示すように、例えば小灌木やカヤ、笹などの下層植生を下刈りして排除し、落葉が溜まったA00層と、分解しかけた落葉の腐植が溜まったA0 層と、腐植と土とが混ざったA1 層と、養分の抜けたA2 層とを対象にして、これらを例えば耕運爪6などを用いて解し、これを採取すればよいのである。
【0022】
しかし、森林表層土1の採取域は、緑化すべき法面Nの周辺に限られるものではなく、例えば大規模な土地造成を行うニュータウンの開発域や道路等の建設域なども採取対象とされる。
【0023】
このようにして採取した森林表層土1を植物導入基材として、これをそのまま袋体3に収容して、植生袋2を構成してもよいのであるが、例えば土壌改良材、保水剤、有機堆肥、化学肥料、植物性繊維などを適宜に混合した植生基材に、埋土種子を含む森林表層土1を含ませたものを植物導入基材として、これを袋体3に収容して植生袋2を構成してもよいのであり、以下、埋土種子を含む森林表層土1もしくは埋土種子を含む森林表層土1を植生基材に含ませたものを植物導入基材と称するが、適宜に森林表層土1と称することもある。
【0024】
保水材としては、パーライト、バーミキュライト、高吸水性ポリマーなどが選択され、土壌改良材としては、ピートモス、バーク堆肥、ベントナイトが選択される。
【0025】
図1及び図2に戻って、法面Nの緑化の施工に際して、埋土種子の通芽を可能としたマット(例えばヤシ繊維を主体とした植物繊維を不織布状に混紡したシート状のもの等。)を用意し、このマット9に、植生袋2を挿入するための横方向のスリット8を適宜の間隔で形成し、かつ、このマット9を法面N上に張設して、スリット8を通して法面Nに植生袋2を配置するのであり、そして、アンカーピン10などを用いて、この植生袋2を法面Nに固定し、必要に応じて、合成樹脂製や金属製などの補強用のネット7によってマット9を被覆するのである。
【0026】
上記の植物導入工法によれば、法面上に張設したマット9が、法面Nの表層土ならびに植生袋2に収容の植物導入基材1の乾燥を防止し、降雨による法面表層土の流亡も防止する。
【0027】
また、スリット8を通して法面Nに配置された植生袋2は、マット9で覆われることに加えて、アンカーピン10などによって法面Nに固定されることで、降雨による植生袋2の移動はもとより、袋体3が腐食した後の植物導入基材1の流亡も確実に防止されるのである。
【0028】
そして、植物導入基材1が含む先駆性の埋土種子は、土壌の少ない又は土壌のない法面Nであっても、植物導入基材1を植生基盤にして発芽し、よく生育するのであって、これによって埋土種子による法面Nの緑化が、適宜の間隔を隔てて万遍なく開始されることになる。
【0029】
この植生は、やがては植生袋2のまわりに土壌を生成し、かつ、これを繰り返すことで、土壌の生成域が広まって、遂には法面の全面にわたって土壌が生成されるのであって、数年を経ることで、法面の全面にわたる緑化が達成されることになる。
【0030】
即ち、上記の植物導入工法によれば、小量の森林表層土1を導入するだけで、法面Nの全面にわたって万遍なく植生の遷移が促進されて、景観の保全が早期に達成されるのであって、森林表層土1の導入量が少なくて済むことから、森林表層土1の採取作業が楽になることは勿論のこと、植生袋2の設置にしても、これを少ない人手によって短時間で楽に行うことができる。
【0031】
ところで、陽樹であるコナラの場合、これを日当たりのよい圃場で単木的に実生させると、成立年で茎長が15cm、1年で114cm、2年で290cm、3年で458cm、4年では521cmにまで達し、胸高直径(DBH)は4.4cmで、地際では8.5cmにまで生育し、群落状態では、3000本/haの植栽密度の下で、10年で樹高が平均8m、DBHが平均8cm(大きいものでは16cm)に達するとの報告がある。
【0032】
また、コナラは繁殖を始める年齢が低く、樹高50〜90cmの2年生の幼齢木が花を付けたとの報告もあり、このことから、森林表層土1に別途、コナラの種子を含ませることが好ましく、その他、シラカシやアラカシ、クヌギなでのドングリ類の種子を含ませることも好適であって、これらは早い時期に結実して種子を法面上に供給することから、植生の遷移が早期に実現される利点がある。
【0033】
マット9を法面N上に設置することに代えて、図6に示すように、ネット7にスリット8を形成して、このネット7を法面N上に設置し、かつ、スリット8を通して植生袋2を法面Nに配置して、これをアンカーピン10などで法面Nに固定する施工の手段をとっても、上記と同様の埋土種子による植物導入を実現することができる。
【0034】
ここで、図2に示す実施の形態では、スリット8を横方向に向けて形成し、図6に示す実施の形態では、スリット8を縦方向に向けて形成しているが、スリット8を斜め方向に向けて形成してもよく、これらを複合させてもよいのである。
【0035】
スリット8を横方向に向けて形成した場合は、植生袋2の挿通が容易で、作業性が優れる点で好適であり、スリット8を縦方向に向けて形成した場合は、縦方向における引っ張り強度の低下が生じないことから、特にネット7を対象とする場合に好適である。
【0036】
上記のネット7またはマット9に、例えばトールフェスク、クリーピングレッドフェスク、ベントグラス、よもぎ、すすき、めどはぎ、イタチチハギ等の外来草本や、在来草本、在来木本などの一種または二種以上の法面緑化用植物種子を添付もしくは吹き付けさせておけば、これらは初期生長が早いことから、法面Nの早期の緑化を図る上で好適である。
【0037】
この際、植生袋2から発芽・生育した埋土種子の植生が、上記の初期生長の早い植生によって被圧を受けないようにする上で、図7(A),(B)に示すように、平面視での大きさが植生袋2よりもやゝ小さな発根用の開口部11を形成した防草シート(材質は特定されるものではないが、例えば厚手のビニールシート材など)12を植生袋2に備えて、植生袋2の周部での植物種子の発芽あるいは生育を阻害させることが望ましい。尚、図7(A),(B)には、図3に示した植生袋2を表示しているが、図4(A),(B)に示した植生袋2も同様に防草シートを備えることもできる。
【0038】
法面緑化用の植物種子をネット7またはマット9に添付もしくは吹き付けさせることに代えて、上記の一種または二種以上の法面緑化用の植物種子を、例えば土壌改良材、保水剤、有機堆肥、化学肥料、植物性繊維などを適宜に混合した植生基材に含ませて、これを法面Nに吹き付ける導入形態をとっても、法面Nの早期緑化を図ることができる。
【0039】
この際、植物種子を含む植生基材を植生袋2の設置後に吹き付ける場合は、埋土種子による植生が、初期生長の早い植生によって被圧を受けないようにするために、植生袋2の上面に植生基材の受け止めシートに敷いて、植生基材の吹き付け完了後にシートを取り外すことが望ましく、逆に、法面緑化用の植物種子を含む植生基材を、植生袋2の設置前に吹き付ける場合は、植生袋2の設置部に相当する面部にシートを敷いて、植生基材の吹き付け完了後にシートを取り外し、そこに植生袋2を設置して、埋土種子による植生が、初期生長の早い植生によって被圧されないようにすればよい。
【0040】
尚、本発明による植生袋2は、埋土種子を含む植物導入基材1を収容して、これをスリット8を通して法面N上に配置することに限られるものではなく、その他の植物種子を含む植物導入基材を収容して、かつ、ネット7またはマット9を用いずして、これを法面Nに直接的に配置するような法面Nの緑化に用いることも可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、小量の森林表層土を導入するだけで、法面の全面にわたって万遍なく、植生の遷移促進が合理的に達成される植物導入方法が提供されるのであって、この方法によれば、森林表層土の導入量が少なくて済むことから、森林表層土の採取作業が楽になることは勿論のこと、植生袋の設置にしても、これを少ない人手によって短時間で楽に行うことができる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、収容口の閉じ手段を必要としない植生袋がコスト的に安価に提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 切土法面に対する緑化の初期段階の状況を示す断面図である。
【図2】 植生袋の配置説明図である。
【図3】 森林表層土の収容途中と収容完了の状態を示す植生袋の斜視図である。
【図4】 (A),(B)はそれぞれ別の実施の形態による植生袋の説明図である。
【図5】 森林表層土の採取状況を示す説明図である。
【図6】 別の実施の形態による植生袋の配置説明図である。
【図7】 (A)は防草シート取り付け前の状態を示す植生袋の斜視図、(B)は防草シートを取り付けた植生袋の斜視図である。
【符号の説明】
1…森林表層土、2…植生袋、3…袋体、3a〜3c…シートの辺部、5…収容口、7…ネット、8…スリット、9…マット、12…防草シート。
Claims (3)
- 植物種子の発根・発芽を許容するシートを、上下の辺部を重ねるように三つ折りにし、かつ、この三つ折りシートの左右の辺部を接合して作製された袋体内に、上下の辺部によって形成される収容口から植物導入基材としての埋土種子を含む森林表層土を収容して構成した植生袋を、法面上に張設され埋土種子の通芽を可能とするマットまたはネットに適宜の間隔で形成された植生袋の挿入用スリットを通して法面上に配置して、この植生袋を法面に固定することを特徴とする埋土種子による植物導入方法。
- マットまたはネットに法面緑化用の植物種子を添付もしくは吹き付けしてある請求項1に記載された埋土種子による植物導入方法。
- 袋体の周部に防草シートを備えてある請求項1または2に記載された埋土種子による植物導入方法。
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