JP4925602B2 - 映像の多色変換装置、映像の多色変換方法および記録媒体 - Google Patents
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Description
図1に示すように、あらゆる色は、RGBの3原色の組合わせで表示することができる。例えば、RとGとが結合すればイエロー(Y:Yellow)になり、GとBとが結合すれば、シアン(C:Cyan:青と緑の中間色)になり、BとRとが結合すれば、マゼンタ(M:Magenta:深紅色)になる。また、3原色をいずれも混合すれば、白色光(W:White)になる。
図2に示すように、波長の最も長い色成分はRであり、最も短い色成分はBである。Y色成分の波長は、GとR色成分に該当する波長の中間程度であり、C色成分の波長は、GとB色成分に該当する波長の中間程度であり、M色成分の波長は、BとR色成分に該当する波長の中間程度である。したがって、相異なる2種の原色成分を混合すれば、CMY色成分を得られる。
図3に示すように、色度座標は、RGB点を各頂点とするRGB三角形と、CMYを各頂点とするCMY三角形とが重畳された形に単純化されて表現することができる。この場合、RGB三角形内のあらゆる色度座標は、3つのRGB色成分の組合わせで表現することができる。また、CMY三角形内のあらゆる色度座標は、3つのCMY色成分の組合わせで表現することができる。しかし、各三角形の外部に位置する色度座標は、その頂点を構成する色成分の組合わせで表現することはできない。例えば、RGB三角形の外部に位置する色度座標(斜線を引いた部分)はRGBのみでは表示できない。このように、さらに多くの色範囲を表示するためには、さらに多数の光源を使用しなければならない。さらに鮮明かつ写実的な映像の表現のために、入力色成分をいろいろな色成分に変換する従来の多色変換方法が複数存在する。
従来の他の多色変換方法が、特許文献2に開示されている。特許文献2に開示された従来の多色変換方法は、ルックテーブルを計算する複雑な過程を有するという問題点がある。さらに、従来の多色変換方法によっては、映像を表示するディスプレイ装置で表現できる最大彩度および最大輝度値が変わって、出力映像の画質が劣化する恐れがある。
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、画質の劣化を最小限に抑えつつ、入力色成分を多様な色成分に簡単に変換できる映像の多色変換方法を提供することにある。
本発明が解決しようとするさらに他の技術的課題は、画質の劣化を最小化させつつ、入力色成分を多様な色成分に簡単に変換できる、コンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体を提供するところにある。
前記他の課題を解決するための本発明による映像の多色変換方法は、映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する段階と、前記第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれが前記映像の前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行い、調節した輝度レベルを持つ前記第1ないし第N中間色成分を、色補償した第1ないし第N中間色成分として決定する段階と、を備え、前記中間色成分として決定する段階は、一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する段階と、前記出力した判定結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する段階と、を備え、前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当することよりなることが望ましい。
図4は、本発明による映像の多色変換装置の一実施形態のブロック図である。本実施形態に係る多色変換装置は、中間色成分抽出部10、色成分補償部12および輝度成分補償部14で構成される。
図5は、本発明による映像の多色変換方法を説明するための一実施形態のフローチャートである。本実施形態に係る多色変換方法は、第1ないし第N中間色成分を抽出して色成分を補償する段階(第20および第22段階)、および色補償した第1ないし第N中間色成分の輝度成分を補償する段階(第24段階)からなる。
例えば、第1ないし第M入力色成分がそれぞれR、G、B色成分であり、第1ないし第N中間色成分がそれぞれR、G、B、C、MおよびY色成分である場合、中間色成分抽出部10は、第1ないし第M入力色成分であるRiGiBiを第1ないし第3中間色成分R1G1B1にそのまま決定する一方、第1ないし第3入力色成分RiGiBiから第4ないし第6中間色成分であるC1M1Y1を次の式(8)により抽出する。
この実施形態によれば、図6に図示したものとは違って、中間色成分抽出部10は、係数群決定部40および中間色成分生成部42だけで実現することができる。
この場合、係数群決定部40は、少なくとも一つの係数群を決定し、決定した係数群を中間色成分生成部42に出力する。このとき、中間色成分生成部42は、入力端子IN2を通じて入力した第1ないし第M入力色成分および係数決定部40で決定した係数群を利用して、第1ないし第N中間色成分を生成し、生成した第1ないし第N中間色成分を出力端子OUT2を通じて出力する。
もし、映像を表示するディスプレイ装置(図示せず)の工程性能がなければ、(a1,b1,c1)=(1,0,0)、(d1,e1,f1)=(0,1,0)、(g1,h1,i1)=(0,0,1)となり、(a2,b2,c2)=(−1,1,1)、(d2,e2,f2)=(1,−1,1)、(g2,h2,i2)=(1,1,−1)となる。しかし、工程性能を考慮しなければ、(a2,b2,c2)=(0,1/2,1/2)、(d1,e1,f1)=(1/2,0,1/2)、(g1,h1,i1)=(1/2,1/2,0)となる。本発明による中間色成分抽出部10は、存在する工程性能を考慮して第1および第2係数群を決定できる。
図6に図示したスケーリング必要性判定部44は、ユーザーが第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングを要求するか否かを判定し、判定した結果を、スケーリング比率決定部46およびスケーリング部48にそれぞれ出力する。ここで、第1ないし第N中間色成分の輝度レベルのうち所望の輝度レベルではない輝度レベルがあるか、第1ないし第N中間色成分の彩度が適当でないとき、ユーザー(スケーリング必要判定部44)は、第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングを要求する。
は、階調度であり、次の式(14)のように表現することができる。
図7に図示したように、階調度mが[0,1]の範囲で増加する場合、スケーリング比率n’は、[1,1−p]の範囲で変動することが分かる。例えば、p=0.5の値を持
つ場合、スケーリング比率n’は、1から0.5まで線形的に減少する。
図6に図示したスケーリング部48は、スケーリング必要性判定部44で判定した結果を通じて、第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングがユーザー(スケーリング必要判定部44)により要求されると認識されれば、例えば、第1ないし第N中間色成分の輝度レベルのうち少なくとも一つが所望の輝度レベルでなくて、ユーザー(スケーリング必要判定部44)がスケーリングを要求した場合、スケーリング比率決定部46で決定したスケーリング比率を利用して、第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つをスケーリングし、スケーリングした結果を出力端子OUT3を通じて出力する。
このとき、図6に図示したスケーリング部48は、第1ないし第N中間色成分により表現される色(以下、単一色という)が無彩色である場合、第1ないし第N中間色成分、例えば、RGBCMY中間色成分をいずれもスケーリングする。しかし、第1ないし第N中間色成分により表現される単一色が有彩色である場合、スケーリング部48は、第1ないし第N中間色成分のうち該当する中間色成分、例えば、CMY中間色成分のみをスケーリングする。
図8に図示したスケーリング必要性判定部60は、第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングがユーザーにより要求されるか否かを判定し、判定した結果を、スケーリング比率決定部62および係数群決定部64にそれぞれ出力する。
図8に図示した中間色成分生成部66は、入力端子IN3を通じて入力した第1ないし第M入力色成分と、係数決定部64で決定した係数群とを利用して、第1ないし第N中間色成分を生成し、生成した第1ないし第N中間色成分を出力端子OUT4を通じて出力する。
本発明のさらに他の実施形態によれば、図6または図8に図示した中間色成分抽出部10Aまたは10Bは、図9に図示した限界輝度レベル判定部80および限界輝度レベル調整部82をさらに設けることもある。
限界輝度レベル判定部80は、入力端子IN4を通じて入力したスケーリングした第1ないし第N中間色成分の輝度レベルのうち、少なくとも一つが実質的な限界輝度レベル範囲を外れたか否かを判定し、判定した結果を限界輝度レベル調整部82に出力する。ここで、実質的な限界輝度レベル範囲とは、ディスプレイ装置で実質的に表することができる輝度レベルの範囲を意味する。例えば、第1ないし第N中間色成分の輝度レベルをスケーリングする結果は、負の輝度レベルを持つことがある。この場合、負の輝度レベルは、ディスプレイ装置で実質的に表することができる輝度レベルではなく、理論的な輝度レベルであるため、限界輝度レベルの範囲を外れる。
例えば、図9に図示した限界輝度レベル判定部80および限界輝度レベル調整部82は、図3に図示した斜線を引いた部分に該当する3原色で表現できない色領域を表現する役割を行う。
第1ないし第M中間色成分CM’1、CM’2、…CM’Mを求めるために、中間色成分
抽出部10は、第1ないし第M入力色成分CI1、CI2、…、CIMを、前記した式(8)または(9)のように線形的に組合わせることができる。例えば、第1ないし第3入力色成分CI1、CI2、CI3がRi、Gi、Biであり、抽出した第1ないし第3中間色成分CM’1、CM’2、CM’3がC1、M1、Y1である場合、中間色成分抽出
部10は、前記した式(8)または(10)のように、第1ないし第3入力色成分CI1、CI2、CI3を線形的に組合わせて、第1ないし第3中間色成分CM’1、CM’2
、CM’3を求めることができる。
、中間色成分抽出部10は、前記した式(10)のように、第1ないし第3入力色成分CI1、CI2、CI3を線形的に組合わせて、第1ないし第3中間色成分CM’1、CM
’2、CM’3を求めることができる。
中間色成分抽出部10は、第1ないし第M中間色成分CM’1、CM’2、…CM’M
を線形的に組合わせ、線形的に組合わせた結果を第1ないし第N中間色成分CM1、CM2、…CMNとして出力する。ここで、第1ないし第N中間色成分CM1、CM2、…CMNを求めるために、第1ないし第M中間色成分CM’1、CM’2、…CM’Mを線形
的に組合わせる過程は、第1ないし第N中間色成分CM1、CM2、…CMNを求めるために、第1ないし第M入力色成分CI1、CI2、…、CIMを線形的に組合わせる過程と同一であるので、これについての詳細な説明は省略する。
’2、…CM’Mを線形的に組合わせて、第1ないし第N中間色成分CM1、CM2、…
CMNを求める。
一方、第20段階(図5)後に、図4に図示した色成分補償部12は、中間色成分抽出部10から入力した第1ないし第N中間色成分が単一色を表現するとき、第1ないし第N中間色成分それぞれが単一色の表現に寄与する程度によって、第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行い、調節した輝度レベルを持つ第1ないし第N中間色成分を、色補償した第1ないし第N中間色成分として出力する(図5の第22段階)。
本発明の一実施形態によれば、色成分補償部12は、図10に図示したものとは違って、第1輝度レベル判定部102および第1輝度レベル調整部104のみで実現することができる。
図10に図示した第1輝度レベル判定部102は、入力端子IN5を通じて入力した一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、入力端子IN6を通じて入力した単一色の輝度レベルが第1所定レベルより大きいかを判定し、判定した結果を第1輝度レベル調整部104に出力する。ここで、一次寄与色成分とは、第1ないし第N中間色成分のうち単一色を表現するときに、最も多く寄与する中間色成分を意味する。このとき、本発明によれば、第1所定レベルは一次寄与色成分の最大輝度レベルとして設定することができる。
レベル生成部100は、入力端子IN5を通じて入力した一次寄与色成分の輝度レベル、入力端子IN6を通じて入力した単一色の輝度レベルおよび入力端子IN7を通じて入力した加重値を利用して第1所定レベルを生成し、生成した第1所定レベルを第1輝度レベル判定部102および第1輝度レベル調整部104にそれぞれ出力する。ここで、加重値とは、単一色の表現に第1ないし第N中間色成分それぞれが寄与した程度を表し、図10に図示したように、外部から入力端子IN7を通じて入力されることもあり、レベル生成部100が第1ないし第N中間色成分を利用して求めることもある。例えば、レベル生成部100は、次の式(15)のように第1所定レベルを生成できる。
図10に図示した過大色成分補償部110は、第1輝度レベル判定部102で判定した結果を通じて、入力端子IN5を通じて入力した一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、入力端子IN6を通じて入力した単一色の輝度レベルが第1所定レベルより高いと認識されたとき、一次寄与色成分の輝度レベルを増加させて第1所定レベルにする一方、一次寄与色成分の輝度レベルが増加した量の分、入力端子IN8を通じて入力した残りの寄与色成分の輝度レベルを減少させる。このように、過大色成分補償部110で調整した輝度レベルを持つ一次および残りの寄与色成分は、出力端子OUT6を通じて出力される。
例えば、過大色成分補償部110は、一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、単一色の輝度レベルが第1所定レベルより高いと認識されたとき、次の式(16)のように、一次寄与色成分および残りの寄与色成分の輝度レベルを調整できる。
例えば、過小色成分補償部112は、一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、単一色の輝度レベルが第1所定レベル以下であると認識されたとき、次のように動作する。すなわち、一次寄与色成分の輝度レベルを増加させて単一色の輝度レベルにする一方、一次寄与色成分の輝度レベルが増加した量の分、または一次寄与色成分の輝度レベルが増加した量に比例して、残りの寄与色成分の輝度レベルを減少させる。または、一次寄与色成分の輝度レベルを減少させて単一色の輝度レベルにする一方、一次寄与色成分の輝度レベルが減少した量の分、または一次寄与色成分の輝度レベルが減少した量に比例して、残りの寄与色成分の輝度レベルを増加させる。
例えば、過小色成分補償部112は、一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、単一色の輝度レベルが第1所定レベル以下であると認識されたとき、次の式(17)のように、一次寄与色成分および残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する。
本発明の一実施形態によれば、本発明による映像の多色変換装置は、図4に図示したものとは違って、中間色成分抽出部10および色成分補償部12のみで実現することができる。この場合、図5に図示した映像の多色変換方法は、第20および第22段階のみで実現することができる。
本発明の他の実施形態によれば、本発明による映像の多色変換装置は、図4に図示したように、中間色成分抽出部10、色成分補償部12および輝度成分補償部14でも実現することができる。この場合、本発明による映像の多色変換方法は、図5に図示したように、第20、第22および第24段階で実現することができる。
図11は、図4に図示した輝度成分補償部14の本発明による実施形態の輝度成分補償部14Aのブロック図である。輝度成分補償部14Aは、第2輝度レベル判定部130および第2輝度レベル調整部132で構成される。
また、式(18)で、sx[i]は、第i入力色成分の輝度レベルを表し、dY_x[i]は、第i入力色成分の輝度レベルと、第i入力色成分に該当する色補償した中間色成分の輝度レベルとの差を表す。
されれば、色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルを調整し、輝度レベルが調整した結果を、出力端子OUT8を通じて出力する。このとき、色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルを調整するとき、色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の表現に寄与する程度によって、すなわち、色補償した第1ないし第N中間色成分のうち、寄与する程度の高い成分から順に輝度レベルを調整できる。例えば、第2輝度レベル調整部132は、dY_x[i]が‘0’になるまで、次の式(19)により算出される値を、第i入力色成分に
該当する色補償した中間色成分の輝度レベルに加える。
図13は、本発明による映像の多色変換方法を説明するための他の実施形態のフローチャートであり、第1ないし第N中間色成分を抽出して輝度レベルを補償する段階(第160および第162段階)、および輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分の輝度レベルに対して相対的に異なった調整を行う段階(第164段階)からなる。
図12に図示した映像の多色変換装置の中間色成分抽出部140は、図4に図示した中間色成分抽出部10に該当し、同じ機能を有するので、これについての詳細な説明は省略する。また、図13に図示した第160段階は、図5に図示した第20段階に該当し、同じ動作であるので、これについての詳細な説明は省略する。
この場合、第160段階(図13)後に、図12に図示した輝度成分補償部142は、中間色成分抽出部140から入力した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分、第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを補償し、補償した結果を出力する(図13の第162段階)。
色成分に該当する中間色成分の輝度レベルを表す。例えば、第1入力色成分がRiであると仮定するとき、dy’[i]は、R1G1B1C1M1Y1のうちRiに該当するR1
、M1およびY1に対する輝度レベルを表す。また、式(20)で、dY_x’[i]は
、第i入力色成分の輝度レベルと、第i入力色成分に該当する中間色成分の輝度レベルとの差を表す。
1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルを調整し、輝度レベルが調整した結果を出力端子OUT8を通じて出力する。このとき、第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルを調整するとき、第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の表現に寄与する程度によって、すなわち、第1ないし第N中間色成分のうち、寄与する程度の高い成分から順に輝度レベルを調整できる。例えば、第2輝度レベル調整部132は、dY_x’[i]が‘0’になるまで、次の式(21)により算出
される値を、第i入力色成分に該当する中間色成分の輝度レベルに加える。
間色成分が、第1ないし第N中間色成分により表現される単一色で寄与する程度を表す。
この場合、第162段階後に、図12に図示した色成分補償部144は、輝度成分補償部142から入力した、輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分が単一色を表現するとき、輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれが単一色の表現に寄与する程度によって、輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行い、調節した輝度レベルを持つ第1ないし第N中間色成分を出力端子OUT9を通じて出力する(第164段階)。
すなわち、図12に図示した色成分補償部144の入力は、輝度成分補償部142から提供され、図4に図示した色成分補償部12の入力は、中間色成分抽出部10から提供されることを除外すれば、図12に図示した色成分補償部144と、図4に図示した色成分補償部12とは、同じ原理により同じ役割を行う。したがって、図4に図示した色成分補償部12に対する図10に図示した色成分補償部12Aは、図12に図示した色成分補償部144のためにも適用できる。
12 色成分補償部
14 輝度成分補償部
Claims (34)
- 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する中間色成分抽出部と、
前記第1ないし第N中間色成分によって前記映像を現す単一色が表現される時、前記第1ないし第N中間色成分それぞれが前記映像の前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行い、調節した輝度レベルを持つ前記第1ないし第N中間色成分を、色補償した第1ないし第N中間色成分として出力する色成分補償部と、を備え、
前記色成分補償部は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する第1輝度レベル判定部と、
前記第1輝度レベル判定部で判定した結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する第1輝度レベル調整部と、を具備し、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当することを特徴とする映像の多色変換装置。 - 前記中間色成分抽出部は、
前記第1ないし第M入力色成分を線形的に組合わせて第1ないし第M中間色成分を抽出し、抽出した前記第1ないし第M中間色成分を線形的に組合わせて前記第1ないし第N中間色成分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の映像の多色変換装置。 - 前記中間色成分抽出部は、
少なくとも一つの係数群を決定する係数群決定部と、
前記決定した係数群を利用して、前記第1ないし第M入力色成分から、前記第1ないし第N中間色成分を生成する中間色成分生成部と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の映像の多色変換装置。 - 前記中間色成分抽出部は、
前記第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングを、ユーザーが要求するかを判定し、判定した結果を発生させるスケーリング必要性判定部と、
前記スケーリング必要性判定部で判定した結果に応答して、スケーリング比率を決定するスケーリング比率決定部と、
前記スケーリング必要性判定部で判定した結果に応答して、前記決定したスケーリング比率を利用して、前記第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つをスケーリングするスケーリング部と、をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の映像の多色変換装置。 - 前記スケーリング比率決定部は、
前記スケーリング必要性判定部で判定した結果に応答して、前記第1ないし第M入力色成分の階調度と相補的に前記スケーリング比率を決定することを特徴とする請求項6に記載の映像の多色変換装置。 - 前記中間色成分抽出部は、
前記第1ないし第N中間色成分のうち少なくとも一つのスケーリングを、ユーザーが要求するかを判定し、判定した結果を発生させるスケーリング必要性判定部と、
前記スケーリング必要性判定部で判定した結果に応答して、スケーリング比率を決定するスケーリング比率決定部と、をさらに具備し、
前記係数群決定部は、前記スケーリング必要性判定部で判定した結果に応答して、前記スケーリング比率を利用して前記少なくとも一つの係数群を決定することを特徴とする請求項3に記載の映像の多色変換装置。 - 前記中間色成分抽出部は、
前記スケーリングした第1ないし第N中間色成分の輝度レベルのうち少なくとも一つが、限界輝度レベル範囲を外れたか否かを判定する限界輝度レベル判定部と、
前記限界輝度レベル判定部で判定した結果に応答して、前記限界輝度レベル範囲を外れた前記スケーリングした第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを、前記限界輝度レベル範囲内に調整する限界輝度レベル調整部と、をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第1所定レベルは、一次寄与色成分の最大輝度レベルに該当することを特徴とする請求項1に記載の映像の多色変換装置。
- 前記色成分補償部は、
前記一次寄与色成分の輝度レベル、前記単一色の輝度レベルおよび加重値を利用して前記第1所定レベルを生成し、生成した第1所定レベルを前記第1輝度レベル判定部に出力するレベル生成部をさらに具備し、
前記加重値は、前記単一色の表現に前記第1ないし第N中間色成分それぞれが寄与した程度を表すことを特徴とする請求項1に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第1輝度レベル調整部は、
前記第1輝度レベル判定部で判定した結果を通じて、前記一次寄与色成分の輝度レベルが前記第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いと認識されたとき、前記一次寄与色成分の輝度レベルを増加させて前記第1所定レベルにし、前記一次寄与色成分の輝度レベルが増加した量の分前記残りの寄与色成分の輝度レベルを減少させる過大色成分補償部と、
前記第1輝度レベル判定部で判定した結果を通じて、前記一次寄与色成分の輝度レベルが前記第1所定レベルより低く、前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベル以下であると認識されたとき、前記一次寄与色成分の輝度レベルを増減させて前記単一色の輝度レベルにし、前記一次寄与色成分の輝度レベルが増減した量の分、前記残りの寄与色成分の輝度レベルを増減させる過小色成分補償部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第1輝度レベル調整部は、
前記単一色が表現される時、前記残りの寄与色成分の寄与度が高い順に前記残りの寄与色成分の輝度レベルを調整することを特徴とする請求項11に記載の映像の多色変換装置。 - 前記過大色成分補償部は、
前記一次寄与色成分の輝度レベルが前記第1所定レベルより低く、前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いと認識されたとき、式(4)により、前記一次寄与色成分および前記残りの寄与色成分の輝度レベルを調整することを特徴とする請求項13に記載の映像の多色変換装置。
なお、x2は、前記一次寄与色成分の調整された輝度レベルを表し、x1は、前記一次寄与色成分の調整される前の輝度レベルを表し、y2は、前記残りの寄与色成分の調整された輝度レベルを表し、y1は、前記残りの寄与色成分の調整される前の輝度レベルを表し、xthは、前記第1所定レベルであり、DYxは、前記一次寄与色成分の輝度レベルを表し、DYtは、前記単一色の輝度レベルを表し、maxは、各中間色成分が持ちうる最大輝度レベルを表し、Regionは加重値を表す。 - 前記過小色成分補償部は、
前記一次寄与色成分の輝度レベルが前記第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベル以下であると認識されたとき、式(5)により、前記一次寄与色成分および前記残りの寄与色成分の輝度レベルを調整することを特徴とする請求項13に記載の映像の多色変換装置。
なお、x2は、前記一次寄与色成分の調整された輝度レベルを表し、x1は、前記一次寄与色成分の調整される前の輝度レベルを表し、y2は、前記残りの寄与色成分の調整された輝度レベルを表し、y1は、前記残りの寄与色成分の調整される前の輝度レベルを表し、xthは、前記第1所定レベルであり、DYxは、前記一次寄与色成分の輝度レベルを表し、DYtは、前記単一色の輝度レベルを表し、Regionは、加重値を表す。 - 前記映像の多色変換装置は、
前記色補償した第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを、前記色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分補償する輝度成分補償部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の映像の多色変換装置。 - 前記輝度成分補償部は、
前記色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと、前記第2所定レベルとの間に差が存在するかを判定する第2輝度レベル判定部と、
前記第2輝度レベル判定部で判定した結果に応答して、前記色補償した第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを調整する第2輝度レベル調整部と、を備えることを特徴とする請求項17に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第2所定レベルは、
前記第1ないし第M入力色成分が表現する色の輝度レベルであることを特徴とする請求項18に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第2所定レベルは、
ユーザーの所望する輝度レベルであって、あらかじめ決定されていることを特徴とする請求項18に記載の映像の多色変換装置。 - 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する段階と、
前記第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれが前記映像の前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行う、調節した輝度レベルを持つ前記第1ないし第N中間色成分を色補償した第1ないし第N中間色成分として決定する段階と、を備え、
前記中間色成分として決定する段階は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する段階と、
前記出力した判定結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する段階と、を備え、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当することを特徴とする映像の多色変換方法。 - 前記中間色成分を抽出する段階は、
前記第1ないし第M入力色成分を線形的に組合わせて第1ないし第M中間色成分を抽出し、抽出した前記第1ないし第M中間色成分を線形的に組合わせて、前記第1ないし第N中間色成分を抽出することを特徴とする請求項22に記載の映像の多色変換方法。 - 前記映像の多色変換方法は、
前記色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分、前記色補償した第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを補償する段階をさらに備えることを特徴とする請求項22または23に記載の映像の多色変換方法。 - 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する中間色成分抽出部と、
前記第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを、前記第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分補償する輝度成分補償部と、を備え、
前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれが前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行う色成分補償部を、さらに備え、
前記色成分補償部は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する第1輝度レベル判定部と、
前記第1輝度レベル判定部で判定した結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する第1輝度レベル調整部と、を具備し、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当することを特徴とする映像の多色変換装置。 - 前記輝度成分補償部は、
前記第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと前記第2所定レベルとの間に差が存在するかを判定する第2輝度レベル判定部と、
前記第2輝度レベル判定部で判定した結果に応答して、前記第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを調整する第2輝度レベル調整部と、を備えることを特徴とする請求項25に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第2所定レベルは、
前記第1ないし第M入力色成分が表現する色の輝度レベルであることを特徴とする請求項26に記載の映像の多色変換装置。 - 前記第2所定レベルは、
ユーザーの所望する輝度レベルであって、あらかじめ決定されていることを特徴とする請求項26に記載の映像の多色変換装置。 - 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する段階と、
前記第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを、前記第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分補償する段階と、
前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれが、前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行う段階とを備え、
前記調節を行う段階は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する段階と、
前記出力した判定結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する段階と、を備え、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当することを特徴とする映像の多色変換方法。 - 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出する段階と、
前記第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれが前記映像の前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記第1ないし前記第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行い、調節した輝度レベルを持つ前記第1ないし第N中間色成分を、色補償した第1ないし第N中間色成分として決定する段階と、を行い、
前記中間色成分として決定する段階は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する段階と、
前記出力した判定結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する段階と、を備え、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当するコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 前記中間色成分を抽出する段階は、
前記第1ないし第M入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第M中間色成分を抽出し、抽出した前記第1ないし第M中間色成分を線形的に組合わせて、前記第1ないし第N中間色成分を抽出することを特徴とする請求項31に記載のコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 前記コンピュータプログラムは、
前記色補償した第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分、前記色補償した第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを補償する段階をさらに行うことを特徴とする請求項31または32に記載のコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。 - 映像をなす画素それぞれの色を表現する第1ないし第M(Mは3以上の正の整数)入力色成分を線形的に組合わせて、第1ないし第N(NはM以上の整数)中間色成分を抽出させる段階と、
前記第1ないし第N中間色成分の輝度レベルを、前記第1ないし第N中間色成分により表現される単一色の輝度レベルと第2所定レベルとの差の分補償する段階と、
前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分によって前記映像を表す単一色が表現される時、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれが、前記単一色の表現に寄与する程度によって、前記輝度レベルが補償した第1ないし第N中間色成分それぞれの輝度レベルに対して相対的に異なった調節を行う段階とを行い、
前記調節を行う段階は、
一次寄与色成分の輝度レベルが第1所定レベルより低く、かつ前記単一色の輝度レベルが前記第1所定レベルより高いかを判定し、判定した結果を出力する段階と、
前記出力した判定結果に応答して、前記一次寄与色成分の輝度レベルを調整し、前記調整した結果を反映して残りの寄与色成分の輝度レベルを調整する段階と、を行い、
前記一次寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記単一色の表現に最も多く寄与する中間色成分に該当し、前記残りの寄与色成分は、前記第1ないし第N中間色成分のうち、前記一次寄与色成分を除外した中間色成分に該当するコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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