JP4922874B2 - ポリエステル系フィルム - Google Patents
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しかしながら、これらの方法では高濃度に添加された粒子が脱落することにより、後加工の工程を汚したり、サンドマット加工時に付着した砂が後加工の工程を汚すことがある。
−40℃<Tm1−Tm2<−5℃ ・・・(1)
全フィルム厚みに対する第1の層の層厚みの総計が90%以上95%以下であり、フィルムのヘーズが15%以上であるポリエステル系フィルムによって達成される。
[第1の層]
本発明における第1の層は、ポリエステル樹脂(以下、第1の層を構成するポリエステル樹脂としてポリエステル樹脂(A)と記載することがある)からなる。ポリエステル樹脂として、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート、ポリブチレンナフタレンジカルボキシレートなどが例示される。これらのポリエステル樹脂はホモポリマーであっても、20モル%以内の範囲内で共重合成分を含む共重合体のいずれであってもよい。
エチレンテレフタレートを主たる成分とするポリエステルは、ポリエチレンテレフタレート単独でもよく、小割合の他の種類のポリエステル樹脂とブレンドしたもの、又は他の共重合成分を共重合したものであってもよい。ここで小割合とは、ポリエステル樹脂(A)を構成する全酸成分を基準として0モル%以上20モル%以下の割合を指し、好ましい上限は15モル%以下である。
[第2の層]
本発明における第2の層は、第1の層と異なるポリエステル樹脂(以下、第2の層を構成するポリエステル樹脂としてポリエステル樹脂(B)と記載することがある)からなる。ポリエステル樹脂(B)として、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレンジカルボキシレート、ポリブチレンナフタレンジカルボキシレートなどが例示され、これらのうち、ポリエステル樹脂(A)として用いた樹脂以外の樹脂であって、かつ後述する融点差を満たす樹脂が用いられる。これらのポリエステル樹脂はホモポリマーであっても、20モル%以内の範囲内で共重合成分を含む共重合体のいずれであってもよい。
エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートを主たる成分とするポリエステルは、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート単独でもよく、小割合の他の種類のポリエステル樹脂とブレンドしたもの、又は他の共重合成分を共重合したものであってもよい。ここで小割合とは、ポリエステル樹脂(B)を構成する全酸成分を基準として0モル%以上20モル%以下の割合を指し、好ましい上限は15モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下である。
本発明のポリエステル樹脂(A)の融点(Tm1)と、ポリエステル樹脂(B)の融点(Tm2)との差は、下記式(1)を満足する必要がある
−40℃<Tm1−Tm2<−5℃ ・・・(1)
本発明のポリエステル系フィルムは、エチレンテレフタレートを主たる成分とするポリエステル(A)からなる第1の層と、エチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートを主たる成分とするポリエステル(B)からなる第2の層とを交互に積層してなるフィルムである。
第1の層の1層あたりの厚みの下限は、好ましくは0.1μm以上、より好ましくは0.2μm以上、さらに好ましくは0.3μm以上である。また第1の層の1層あたりの厚みの上限は、好ましくは4.0μm以下、より好ましくは3.0μm以下、さらに好ましくは1.0μm以下である。なお、第1の層の1層あたりの厚みは、層数の増加に応じて薄くなり、また層数の減少に応じて厚くなる関係にある。
また積層数が下限に満たない場合はすりガラス調外観が発現しない。積層数が上限を超える場合、各層の厚みが1層あたりの厚みの下限よりも薄くなり、製膜性が困難になる他、これ以上の積層数にすることによるすりガラス調外観のさらなる向上は認められない。
ポリエステル樹脂(A)からなる第1の層の層厚みの総計が全フィルム厚みに対して下限に満たない場合、フィルム表面近傍で局部的に積層構造の乱れが生じにくく、海島構造が発現しないためすりガラス調の外観を得ることができない。一方、ポリエステル樹脂(A)からなる第1の層の層厚みの総計が全フィルム厚みに対して上限を超える場合、均一な製膜が困難となる。
本発明のポリエステル系フィルムのヘーズ(曇り度)はJIS規格K7136に準じて測定され、15%以上である。フィルムのヘーズの好ましい下限は25%以上、より好ましくは50%以上である。本発明のフィルムのヘーズはより大きい方が好ましいが、その上限は高々80%である。フィルムのヘーズが下限に満たない場合、すりガラス調の外観性が得られないことがある。一方、フィルムのヘーズを上限より大きくすることは、本発明で使用するポリエステル系樹脂の性質上困難である。
フィルムの表面粗さSRaの下限は、より好ましくは150nm以上である。一方フィルムの表面粗さSRaの上限は、より好ましくは700nm未満である。かかる表面粗さは、第1の層と第2の層のポリエステル樹脂の融点差および第1の層と第2の層の厚みがそれぞれ特定範囲にある場合に層間の構造的な海島構造の発現によってフィルム表面近くの層構成を意図的に乱れさせることによりフィルム表面に凹凸が発現するものであり、粒子添加によるものではない。そのため、滑り性に問題がない場合はフィルム中に粒子を含有しないで、また滑り性付与を目的として粒子を添加する場合は0.1重量%のごく少量少量添加することにより、かかるフィルム表面粗さを達成するものである。
次に、本発明のポリエステル系フィルムの製造方法の一例について詳述する。
本発明のポリエステル系フィルムは、第1の押出機より供給された第1の層用ポリエステル(A)と、第2の押出機より供給された第2の層用ポリエステル(B)とを、多層フィードブロック装置を用いて溶融状態で交互に少なくとも31層以上重ね合わせた状態を形成し、ダイを用いてこれを回転するドラム上にキャストすることにより、多層未延伸フィルムとする。積層構造の最外層は特に規定されないが、第1の層を奇数層、第2の層を偶数層とすることが好ましい。本発明のすりガラス調の外観は、本発明の各層のポリエステル樹脂の種類、層比及び層数の範囲内において、多層未延伸フィルムとした段階で発現し、その後の延伸を施さない多層未延伸フィルム、また製膜方向またはその直交方向である幅方向の少なくとも1軸方向に延伸して得られる一軸延伸フィルム、または製膜方向および幅方向の2軸方向に延伸して得られる二軸延伸フィルムのいずれの形状にしても、すりガラス調外観は維持される。従って、すりガラス調外観以外の特性を付与する場合に、特性に応じた延伸形態を用いることができ、例えばシュリンク特性を付与する場合には一軸延伸フィルム、一方高温での熱収縮率の小さい耐熱寸法安定性の高いフィルム、機械的強度などの機械的特性の高いフィルムを得る場合には二軸延伸フィルム、などのように目的に応じた延伸状態のフィルムとすることができる。
なお、実施例および比較例において用いた特性の測定方法ならびに評価方法は、次のとおりである。
フィルムサンプルの断面を株式会社日立サイエンスシステムズ製の走査電子顕微鏡(S−4300SE/N形)で観察し、第1の層、第2の層について厚さ方向で略中心付近について各層の厚みをそれぞれ3層ずつn=3で測定し、それぞれ平均値より求めた。
また、層数についても同様にフィルムサンプルの断面を株式会社日立サイエンスシステムズ製の走査電子顕微鏡(S−4300SE/N形)で観察して求めた。
フィルムの全フィルム厚みは、電子マイクロメータ(アンリツ(株)製の商品名「K−312A型」)を用いて針圧30gにて10箇所測定し、それらの平均値より求めた。
(1)から求めた第1の層の厚みに第1の層数を乗じて第1の層厚みの総計を求めた。一方、全フィルム厚みは(2)の方法に準じて求め、全フィルム厚みに対する第1の層の層厚みの総計(%)を算出した。
JIS K7136に準じ、日本電色工業社製のヘーズ測定器(NDH−2000)を使用してフィルムのヘーズ値を測定した。
三次元粗さ測定機(小坂研究所製SE―3CK)を用いて、針径2μmR、針圧30mg、測定長1mm、サンプリングピッチ2μm、カットオフ0.25mm、縦方向拡大率2万倍、横方向拡大率200倍、走査本数100本の条件にてフィルム表面の三次元表面プロファイルをイメージさせる。得られたプロファイルから中心面上に面積SMの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心面上に直交座標軸、X軸、Y軸を置き中心面に直交する軸をZ軸として次式(2)により与えられる値をSRaとする。
フィルムサンプルの外観を目視で観察し、すりガラス調の意匠性を備えているものを○、その中でも黒印字された紙の上にフィルムサンプルを重ね合わせ、黒印字を全く認識できないものを特にすりガラス調の意匠性に優れるとして◎、すりガラス調の外観を持たないものを×とした。
20mm幅に切断したフィルムサンプルを用い、フィルム表面を直径10mmの円柱状ステンレス製固定バーにあてて200gの荷重を加えた状態で80m走行させた後、バーに付着した付着物を観察し、下記の基準で評価した。
〇:バーに付着物が見られない
×:バーに付着物が見られる
フィルムサンプル約10mgを測定用のアルミニウム製パンに封入して示差熱量計(デュポン社製・V4.OB2000型DSC)に装着し、25℃から20℃/分の速度で昇温させて融点(Tm:℃)を測定した。
フィルムサンプル約10mgを測定用のアルミニウム製パンに封入して示差熱量計(デュポン社製・V4.OB2000型DSC)に装着し、25℃から20℃/分の速度で300℃まで昇温させ、300℃で5分間保持した後取出し、直ちに氷の上に移して急冷する。このパンを再度示差熱量計に装着し、25℃から20℃/分の速度で昇温させてガラス転移温度(Tg:℃)を測定した。
固有粘度([η]dl/g)は、25℃のo−クロロフェノール溶液で測定した。
フィルムサンプルの各層について、1H−NMR測定よりポリエステルの成分および共重合成分及び各成分量を特定した。
第1の層用ポリエステル(A)として、固有粘度0.70dl/g、ガラス転移温度(Tg)83℃、融点(Tm1)228℃のポリエチレンテレフタレート−ナフタレート共重合体(2,6−ナフタレンジカルボン酸含有量:12モル%)を用意し、第2の層用ポリエステル(B)として、固有粘度0.51dl/g、ガラス転移温度117℃、融点(Tm2)263℃のポリエチレンナフタレートホモポリマーを用意し、それぞれペレットを攪拌しながら110℃で10時間加熱し表面を結晶化させたものを用意した。
この多層未延伸フィルムを80℃の温度で連続製膜方向に3.5倍に延伸し、幅方向は未延伸とし、75℃で3秒間熱処理を行って厚さ60μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
ポリエステル(A)を固有粘度0.65dl/g、ガラス転移温度(Tg)79℃、融点(Tm1)256℃のポリエチレンテレフタレートホモポリマーとし、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を91%、第2の層用ポリエステル(B)を9%に変更し、連続製膜方向は未延伸、幅方向に80℃の温度で3.5倍で延伸を行った以外は、実施例1と同様にして、厚さ60μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
ポリエステル(A)を固有粘度0.71dl/g、ガラス転移温度(Tg)74℃、融点(Tm1)228℃のポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体(イソフタル酸含有量:12モル%)とし、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を92%、第2の層用ポリエステル(B)を8%に変更し、80℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、90℃の温度で幅方向に3.8倍延伸し、190℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ16μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
ポリエステル(B)の固有粘度を0.58dl/g、ガラス転移温度(Tg)109℃、融点(Tm2)252℃のポリエチレンナフタレート−テレフタレート共重合体(テレフタル酸含有量:8モル%)とし、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を91%、第2の層用ポリエステル(B)を9%に変更し、95℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、100℃の温度で幅方向に4.0倍延伸し、185℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ12μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
実施例1と同じポリエステル樹脂を用い、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を91%、第2の層用ポリエステル(B)を9%に変更し、延伸および熱処理を行わなかった以外は実施例1と同様にして、厚さ220μmの未延伸多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
ポリエステル(A)の固有粘度を0.71dl/g、ガラス転移温度(Tg)74℃、融点(Tm1)228℃のポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体(イソフタル酸含有量:12モル%)とし、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を87%、第2の層用ポリエステル(B)を13%とした以外は実施例1と同様にして、厚さ60μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
実施例1と同じポリエステル樹脂を用い、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を96%、第2の層用ポリエステル(B)を4%とした以外は実施例1と同様にして製膜したところ、第2の層用ポリエステル(B)の層をダイの幅方向に均一に押出すことができず、フィルムを製膜することができなかった。
第1の層用のポリエステル(A)を、固有粘度0.51dl/g、ガラス転移温度(Tg)117℃、融点(Tm1)263℃のポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートホモポリマーとし、第2の層用のポリエステル(B)を、固有粘度0.71dl/g、ガラス転移温度(Tg)74℃、融点(Tm2)228℃のポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体(イソフタル酸含有量:12モル%)とし、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を91%、第2の層用ポリエステル(B)を9%とした以外は実施例1と同様にして製膜したところ、第2の層用ポリエステル(B)の層をダイの幅方向に均一に押出すことができず、フィルムを製膜することができなかった。
実施例1と同じポリエステル樹脂を用い、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を91%、第2の層用ポリエステル(B)を9%とし、ポリエステル(A)を第1の層として11層に、ポリエステル(B)を第2の層として10層に分岐させ、95℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、100℃の温度で幅方向に3.8倍延伸し、190℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ20μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
実施例1と同じポリエステル樹脂を用い、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を85%、第2の層用ポリエステル(B)を15%とし、90℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、100℃の温度で幅方向に4.0倍延伸し、190℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ16μmのフィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
実施例1と同じポリエステル樹脂を用い、押出量の比を第1の層用ポリエステル(A)を85%、第2の層用ポリエステル(B)を15%とし、延伸および熱処理を行わなかった以外は実施例1と同様にして、厚さ200μmの未延伸多層積層フィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
第1の層用のポリエステル(A)を固有粘度0.71dl/g、ガラス転移温度(Tg)74℃、融点(Tm1)228℃のポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体(イソフタル酸含有量:12モル%)とし、一方、第2の層は形成せずに単層構成とし、90℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、105度の温度で幅方向に3.8倍延伸し、195℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ50μmの単層フィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
第1の層用のポリエステル(A)を固有粘度0.51dl/g、ガラス転移温度(Tg)117℃、融点(Tm1)263℃のポリエチレンナフタレートホモポリマーとし、一方、第2の層は形成せずに単層構成とし、130℃の温度で連続製膜方向に3.2倍、145度の温度で幅方向に3.8倍延伸し、200℃で3秒間熱固定処理を行った以外は実施例1と同様にして、厚さ50μmの単層フィルムを得た。得られたフィルムの特性を表2に示す。
Claims (7)
- ポリエステル樹脂(A)からなる厚み0.05〜4.5μmの第1の層と、第1の層と異なるポリエステル樹脂(B)からなる厚み0.005〜1.0μmの第2の層とを交互に31層以上1001層以下の範囲で積層してなるフィルムであり、ポリエステル樹脂(A)の融点(Tm1)とポリエステル樹脂(B)の融点(Tm2)とが下記式(1)の関係を満たし、
−40℃<Tm1−Tm2<−5℃ ・・・(1)
全フィルム厚みに対する第1の層の層厚みの総計が90%以上95%以下であり、フィルムのヘーズが15%以上であることを特徴とするポリエステル系フィルム。 - ポリエステル樹脂(A)がエチレンテレフタレートを主たる成分とするポリエステルである請求項1に記載のポリエステル系フィルム。
- ポリエステル樹脂(B)がエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートを主たる成分とするポリエステルである請求項1または2に記載のポリエステル系フィルム。
- ポリエステル樹脂(A)のガラス転移温度(Tg1)が70℃を超え100℃以下の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載のポリエステル系フィルム。
- フィルムの表面粗さSRaが100nm以上800nm以下である請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステル系フィルム。
- 第1の層、第2の層の少なくともいずれか一方が粒子を0〜0.1重量%含有する請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステル系フィルム。
- 第1の層および第2の層のみから構成される、請求項1〜6のいずれかに記載のポリエステル系フィルム。
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