JP4917665B1 - 工作機械の熱変位補正方法及び熱変位補正装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送り軸の位置を検出しメモリに格納する(SA01)。検出した位置に対応する区間(I)の、修正後の送り軸部熱変位量(LnI’)をメモリから読み出す(SA02)。修正後の送り軸部熱変位量(LnI’)を打ち消す量を熱変位補正量とし、補正手段に送る(SA03)。補正処理を行い、処理を終了する(SA04)。
【選択図】図4
Description
特許文献3には、ボールねじの熱変位補正装置に関し、ボールねじの熱変位による長さの変化量(ΔA)をセンサにより測定し、予め登録されているボールねじの長さ(A)と、ボールねじの全長(ストローク)を複数に区分した各区分のピッチ誤差補正値(Pn)と、前記各区分の位置(Dn)と、前記ΔAとから、予め登録されている前記各区分の各ピッチ誤差補正値に、前記各区分位置における前記ボールネジの長さの変化量(Dn*ΔA/A)を加算した各ピッチ誤差補正値(Pn’=Pn+Dn*ΔA/A)を演算し、このPn’を新たなピッチ誤差補正値としてNC装置(数値制御装置)に登録して、ピッチ誤差補正を行う技術が開示されている。
また、補正誤差を用いて熱変位量計算式の発熱係数を修正する方法が開示されているが、計算式には他にも係数(放熱係数や隣接区間からの熱伝導を算出する熱伝導係数)が含まれるため、補正の精度をさらに向上させるには、発熱係数を修正しただけでは不十分な場合があり、また、補正誤差を実測した位置での補正はより正確になるが、他の位置では必ずしも良くなるとは限らない。
請求項2に係る発明は、前記初期位置は加工開始前に予め記憶しておくことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法である。
請求項3に係る発明は、前記熱変位補正量の修正は、初期位置における熱変位補正量に対する補正誤差の割合から誤差補正率を求め、該誤差補正率を前記送り軸部熱変位量に乗算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位測定方法である。
請求項5に係る発明は、前記熱変位補正は、送り軸を複数の区間に分割し、各区間の送り軸部熱変位量を求めることによって行い、前記熱変位補正量の修正は、補正誤差と前記区間のうち初期位置が属する区間における熱変位補正量または前記区間のうち初期位置が属する区間と送り軸の位置が属する区間とにおける送り軸部熱変位量に応じて行うことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法である。
請求項6に係る発明は、前記位置検出センサは、加工プログラムによって前記可動部が移動する範囲内で位置を検出可能な箇所に設置し、加工プログラムの実行中に熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法である。
請求項8に係る発明は、前記初期位置記憶手段は、加工開始前に初期位置を予め記憶しておくことを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置である。
請求項9に係る発明は、前記熱変位補正量修正手段は、初期位置における熱変位補正量に対する補正誤差の割合から誤差補正率を求め、該誤差補正率を前記送り軸部熱変位量に乗算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置である。
請求項11に係る発明は、前記送り軸部熱変位量演算手段は、送り軸を複数の区間に分割し、各区間の送り軸部熱変位量を求めることによって送り軸部の熱変位量を演算し、前記熱変位補正量修正手段は、補正誤差と前記区間のうち初期位置が属する区間における熱変位補正量または前記区間のうち初期位置が属する区間と送り軸の位置が属する区間とにおける送り軸部熱変位量に応じて熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置である。
請求項12に係る発明は、前記位置検出手段は、加工プログラムによって前記可動部が移動する範囲内で位置を検出可能な箇所に設置し、前記熱変位補正量修正手段は、加工プログラム実行中に熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置である。
そして、請求項1〜5に係る発明は、送り軸の各位置における熱変位の分布を推定し、さらに位置検出センサで検出した位置に基づいて、推定した熱変位の分布を保ったまま補正する量を修正するため、送りねじの位置によらず、周囲環境の温度変化など機械の動作によらない熱変位も考慮した高精度な補正ができる。
請求項6に係る発明は、位置を検出するための特別な動作を行う必要がなく、加工時間に影響を与えることなく位置を検出し、補正を行うことができる。
請求項7〜11に係る発明は、請求項1〜5と同等の効果を有する。また、請求項12に係る発明は、請求項6と同等の効果を有する。
1.<位置検出センサ>(送り軸の位置を検出)
図1は、位置検出センサの設置位置の例を説明する図である。図1は、Z軸の熱変位を検出する場合の位置検出センサの設置例であり、工作機械(マシニングセンタ)のコラム1に検出ヘッド4を設置し、主軸頭3に発磁体5を設置することを示している。
送り軸の位置を検出するために、工作機械の機械本体の所定位置に位置検出センサを取り付ける。位置検出センサとして、例えば、非接触式で、検出ヘッド4と発磁体5とからなる磁気式近接スイッチ(以下、「近接スイッチ」という。)を用いる。
機械本体の固定部に検出ヘッド4を設置し、機械本体の可動部に発磁体5を取り付ける。検出ヘッド4を設置する固定部として、工作機械のベッド、コラム、サドル等、各送り軸に対して相対的に移動しない部分であればよい。また、発磁体5を取り付ける可動部としては、主軸頭、テーブル、サドル、送り軸に螺合するナット等、各送り軸方向に移動する部分であればよい。また、機械本体の固定部に発磁体5を設置し、機械本体の可動部に検出ヘッド4を取り付けるようにしてもよい。
少なくとも、加工動作において可動部が移動する範囲内の任意の位置に近接スイッチを設置すれば、検出のための特別な動作をしなくても、加工中に位置を検出でき、これによって、加工サイクルタイムに影響を与えることなく位置を検出し、補正を行うことができる。なお、加工動作において移動する範囲内に近接スイッチを設置した場合にも、検出のための特別な動作を行って位置を検出するようにしてもよい。また、近接スイッチの設置箇所が加工動作において移動する範囲外にある場合は、位置検出のための特別な動作を適宜なタイミングで行う。
不揮発性メモリに保存された初期位置と近接スイッチから検出される位置とが予め設定したしきい値より大きい場合は、近接スイッチの取り付け位置を変更した(または取り付け位置がずれた)と判断し、再度、初期位置の登録を行う必要がある旨の警告を発するようにしてもよい。
なお、位置検出センサとしては、前記の磁気式近接スイッチに限らず、誘導形近接スイッチ、静電容量形近接スイッチ等の非接触式の位置検出用スイッチや、リミットスイッチ、マイクロスイッチ等の接触式の位置検出用スイッチを用いてもよい。
SRAM14は図示しないバッテリでバックアップされ、数値制御装置10の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成され、初期位置を測定するプログラムや工作機械の熱変位補正を行うプログラム、インタフェース15を介して読み込まれた後述する加工プログラム、LCD/MDIユニット70を介して入力された加工プログラム等が記憶されるようになっている。また、ROM12には、加工プログラムの作成及び編集のために必要とされる編集モードの処理や自動運転のための処理を実施するための各種のシステムプログラムがあらかじめ書き込まれている。
インタフェース19は手動パルス発生器71に接続され、手動パルス発生器71は工作機械の操作盤に実装され、手動操作に基づく分配パルスによる各軸制御で工作機械の可動部を精密に位置決めするために使用される。
主軸モータ62には歯車あるいはベルト等でポジションコーダ63が結合され、ポジションコーダ63が主軸の回転に同期して帰還パルスを出力し、その帰還パルスはインタフェース20を経由してプロセッサ11によって読み取られる。65は現在時刻に同期するように調整された時計装置である。
2.<熱変位量の推定と補正>
2.1<区間の設定>
まず、熱変位量の算出と補正について説明する。送り軸の熱変位量の推定は、特許文献1(特許第3405965号、特開2002−18677号公報)に開示された方法と同様である。すなわち、まず、図3のように、送り軸を構成する送りねじ2の全長(ストローク)を、固定ベアリングの位置を基準位置7として、複数に分割した区間(区間0〜区間X)を設定する。ここで、送りねじ2の全長を、固定ベアリングのナット6側端面を基準位置とし、少なくともナット6の基準位置から遠い側の端面が移動可能な位置までとする。この送りねじ2の全長を有限個の複数の区間に分割し、基準位置に隣接する区間を区間0とし、基準位置から最も離れた区間を区間Xとしている。
送りねじ2の全長をX個の有限個の区間に分割したとき、送り軸の熱変位によって生じる位置Xにおける熱変位量(送り軸部熱変位量)(時刻nにおける区間Xでの送り軸部熱変位量)LnXは、(1)式のように区間毎の熱変位量を基準位置7から区間Xまで加算することによって求められる。なお、δnIは任意の区間Iにおける熱変位量である。
LnX=δn0+δn1+・・・+δnI+・・・+δnX (1)
LnX:時刻nにおける区間Xでの送り軸部熱変位量
次に、熱変位の補正について説明する。熱変位の補正は、短い所定周期毎(例えば4ms毎)に図4に示すフローチャートのように行う。まず、送り軸の位置を検出し、メモリに格納する。検出した送り軸の位置に対応する区間(「I」とする。)の「修正後の送り軸部熱変位量LnI’」をメモリから読み出し、それらを打ち消す量を熱変位補正量とする。つまり、熱変位補正量=−修正後の送り軸部熱変位量LnI’である。したがって、送り軸の位置指令に対して熱変位補正量を加えることによって補正を行う。
図4に示すフローチャートをステップに従って説明する。
●[ステップSA01]送り軸の位置を検出し、メモリに格納する。
●[ステップSA02]検出した位置に対応する区間Iの、修正後の送り軸部熱変位量LnI'をメモリから読み出す。なお、修正後の送り軸部熱変位量LnI'は後述して説明する。
●[ステップSA03]修正後の送り軸部熱変位量LnI'を打ち消す量を熱変位補正量とし、補正手段に送る。
●[ステップSA04]補正処理を行い、処理を終了する。
熱変位量の算出は、所定周期毎(例えば1秒毎)に図5に示すフローチャートのように行う。図5に示すフローチャートを各ステップに従って説明する。
●[ステップSB01]図4の処理でメモリに格納した送り軸の位置を過去1秒間分についてメモリから読み出す。
●[ステップSB02]メモリから読み出した送り軸の位置に基づいて各区間における平均移動速度を求める。
●[ステップSB03]各区間の平均移動速度に基づいて各区間における熱変位量を求め、不揮発性メモリに格納する。
●[ステップSB04](1)式を用いて、基準位置から各区間までの熱変位量を加算し、各区間における送り軸部熱変位量LnIを求め、メモリに格納する。例えば、区間0の送り軸部熱変位量はLn0=δn0、区間1の送り軸部熱変位量はLn1=δn0+δn1、区間2の送り軸部熱変位量はLn2=δn0+δn1+δn2というようにメモリに格納する。
●[ステップSB05]各区間における送り軸部熱変位量LnIと誤差補正率Eをメモリから読み出す。
●[ステップSB06]各区間について、送り軸部熱変位量LnIと誤差補正率Eとを用いて、送り軸部熱変位量を(2)式によって修正した各々の修正後の送り軸部熱変位量LnI'をメモリに格納し、処理を終了する。
LnI'=LnI*E (2)
次に、誤差補正率Eの算出方法について説明する。誤差補正率Eの算出は、短い所定周期毎(例えば、図4と同じ4ms毎)に図6に示すフローチャートに基づいて行う。図6に示すフローチャートを各ステップに従って説明する。
●[ステップSC01]位置検出センサからの信号出力があるか否か判断し、位置検出センサからの信号出力がある場合にはステップSC02に移行し、信号出力がない場合には処理を終了する。
●[ステップSC02]送り軸の移動時に位置検出センサからの出力信号を受信した場合は、位置検出センサからの信号に基づいて実位置を検出する。なお、この実位置は、熱変位補正が行われた状態での検出位置である。
●[ステップSC03]予め記憶してある初期位置とステップSC02で検出した実位置との差から初期位置における誤差(ε)を求める。この誤差(ε)は、予め記憶してある初期位置と加工中の熱変位補正後の検出位置との差、すなわち、補正誤差である。
●[ステップSC04]初期位置が属する区間(Sとする)における修正後の送り軸部熱変位量LnS'をメモリから読み出す。
●[ステップSC05]誤差補正率Eを不揮発性メモリから読み出す。
●[ステップSC06]初期位置が属する区間(Sとする)における修正後の送り軸部熱変位量LnS'と補正誤差εと誤差補正率Eとから、修正後の誤差補正率E’を(3)式により求める。
E’=E*(1+(ε/LnS')) (3)
●[ステップSC07]ステップSC06で求めた修正後の誤差補正率E’を新たな誤差補正率Eとし、不揮発性メモリに格納し、処理を終了する。
工作機械の電源を切断後、電源を再投入した場合は、誤差補正率Eは不揮発性メモリに格納されているため、電源切断直前の誤差補正率Eの値を使用して補正を再開することができる。そのため、工場出荷時に設定された誤差補正率Eより、工作機械が設置された環境に応じて修正された誤差補正率Eを用いることができる。なお、誤差補正率Eは工作機械の工場出荷時に1.0として初期化され、前記メモリに格納される。
2.5<熱変位量の算出>
<熱変位量の算出(その2)>
熱変位量の算出は、所定周期毎(例えば1秒後)に図7に示すフローチャートのように行う。図7に示すフローチャートを各ステップに従って説明する。
●[ステップSD01]図4の処理でメモリに格納した送り軸の位置を過去1秒間分についてメモリから読み出す。
●[ステップSD02]メモリから読み出した送り軸の位置に基づいて各区間における平均移動速度を求める。
●[ステップSD03]この各区間の平均移動速度に基づいて各区間における熱変位量を求め、不揮発性メモリに格納する。
●[ステップSD04]式(1)を用いて、基準位置から各区間までの熱変位量を加算し、各区間における送り軸部熱変位量LnIを求め、メモリに格納する。例えば、区間0の送り軸部熱変位量はLn0=δn0、区間1の送り軸部熱変位量はLn1=δn0+δn1、区間2の送り軸部熱変位量はLn2=δn0+δn1+δn2というようにメモリに格納する。
●[ステップSD05]初期位置が属する区間Sの送り軸部熱変位量LnSに対する各区間の送り軸部熱変位量LnIの割合(以下、「送り軸部熱変位量の分布」という)を算出し(DnI=LnI/LnS)、メモリに格納する。
●[ステップSD06]各区間における送り軸部熱変位量LnIと、送り軸部熱変位量の分布DnIと、補正誤差εをメモリから読み出す。
●[ステップSD07]各区間について、送り軸部熱変位量LnI’と送り軸部熱変位量の分布DnIと補正誤差εを用いて、送り軸部熱変位量を(4)式によって修正した各々の修正後の送り軸部熱変位量LnI’をメモリに格納し、処理を終了する。
LnI'=LnI+(DnI*ε) (4)
なお、(4)式中の(DnI*ε)が誤差補正量である。
補正誤差εの算出について説明する。補正誤差εの算出は、短い所定周期毎(例えば、図4と同じ4ms毎)に図8に示すフローチャートのように行う。
●[ステップSE01]位置検出センサからの信号出力があるか否か判断し、信号出力がある場合にはステップSE02に移行し、信号出力がない場合には処理を終了する。
●[ステップSE02]送り軸の移動時に位置検出センサからの出力信号を受信した場合は、位置検出センサからの信号に基づいて実位置を検出する。この実位置は熱変位補正が行われた状態での検出位置である。
●[ステップSE03]予め記憶してある初期位置とステップSE02で求めた実位置との差から初期位置における誤差εを求める。この誤差εは、予め記憶してある初期位置と加工中の熱変位補正後の検出位置との差、すなわち補正誤差である。
●[ステップSE04]初期位置が属する区間(Sとする)における送り軸部熱変位量LnSと修正後の送り軸部熱変位量LnS’をメモリから読み出す。
●[ステップSE05]初期位置が属する区間(Sとする)における送り軸部熱変位量LnSと修正後の送り軸部熱変位量LnS’と補正誤差εとから、修正後の補正誤差ε’を(5)式により求める。
ε’=ε+(LnS’−LnS) (5)
●[ステップSE06]ステップSE05で求めた修正後の補正誤差ε’を新たな補正誤差εとし、不揮発性メモリに格納し、処理を終了する。
上述した各実施形態では、送り軸部の熱変位量の演算について、送り軸の全長を複数の区間に分割し、各区間の熱変位量を求めることによって送り軸部熱変位量を演算するものについて説明した。
本発明は、上記第1および第2の実施形態で説明した方法に限定されるわけではなく、第3の実施形態として説明するように、送り軸を区間に分割せずに送り軸部の熱変位量を求めるものにも適用できる。第3の実施形態は、上述の第1と第2の実施形態と同様に、予め記憶してある初期位置と実位置との差から初期位置における補正誤差を求める。
また、上述の熱変位量の算出は、上述した送り軸の平均移動速度によらず、モータの回転速度、モータの温度、モータの負荷、モータの電流値、モータの消費電力、モータが発生したエネルギーのうちのいずれか一つ以上に基づいて行われるものであってもよい。また、所定の個所に設置した温度センサからの温度情報に基づくものであってもよい。
2 送りねじ
3 主軸頭
4 検出ヘッド
5 発磁体
6 ナット
7 基準位置
δnI 区間Iにおける熱変位量
LnI' 修正後の送り軸部熱変位量
ε 補正誤差
E 誤差補正率
E’ 修正後の誤差補正率
Claims (12)
- 送り軸部熱変位量を求め、該送り軸部熱変位量を打ち消す量を熱変位補正量とし、送り軸の位置指令に対して該熱変位補正量を加えることによって補正を行う工作機械の熱変位補正方法において、
工作機械の可動部の位置を検出可能な位置に設置され該検出可能な位置に該可動部が到達した時に信号を出力する位置検出センサにより、該信号が最初に出力された位置を初期位置として予め記憶しておき、
前記位置検出センサにより前記信号が出力された位置を実位置として検出し、
前記初期位置と前記実位置との差を前記初期位置における補正誤差として算出し、
前記補正誤差に応じて前記熱変位補正量を修正することを特徴とする工作機械の熱変位補正方法。 - 前記初期位置は加工開始前に予め記憶しておくことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法。
- 前記熱変位補正量の修正は、
初期位置における熱変位補正量に対する補正誤差の割合から誤差補正率を求め、
該誤差補正率を前記送り軸部熱変位量に乗算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法。 - 前記熱変位補正は、
送り軸の位置に応じて送り軸部熱変位量を求めることによって行い、
前記熱変位補正量の修正は、
初期位置における送り軸部熱変位量に対する送り軸の位置における送り軸部熱変位量の割合と補正誤差とから誤差補正量を求め、
前記誤差補正量を前記送り軸部熱変位量に加算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法。 - 前記熱変位補正は、
送り軸を複数の区間に分割し、各区間の送り軸部熱変位量を求めることによって行い、
前記熱変位補正量の修正は、
補正誤差と前記区間のうち初期位置が属する区間における熱変位補正量または前記区間のうち初期位置が属する区間と送り軸の位置が属する区間とにおける送り軸部熱変位量に応じて行うことを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法。 - 前記位置検出センサは、
加工プログラムによって前記可動部が移動する範囲内で位置を検出可能な箇所に設置し、加工プログラムの実行中に熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項1に記載の工作機械の熱変位補正方法。 - 送り軸部の熱変位量を演算する送り軸部熱変位量演算手段と、
前記送り軸部熱変位量演算手段によって演算した送り軸部熱変位量を打ち消す量を熱変位補正量とする熱変位補正量演算手段と、
送り軸の位置指令に対して該熱変位補正量を加えることによって補正を行う補正手段とを有する工作機械の熱変位補正装置において、
工作機械の可動部の位置を検出可能な位置に設置され、該検出可能な位置に可動部が到達した時に信号を出力する位置検出センサを用いた位置検出手段と、
前記位置検出手段により前記信号が最初に出力された位置を初期位置として予め記憶しておく初期位置記憶手段と、
前記位置検出手段により前記信号が出力された位置を実位置として検出する実位置検出手段と、
前記初期位置記憶手段に記憶してある初期位置と前記実位置検出手段により検出した実位置との差を前記初期位置における補正誤差として演算する補正誤差演算手段と、
前記補正誤差に応じて前記熱変位補正量を修正する熱変位補正量修正手段と、
を備えたことを特徴とする工作機械の熱変位補正装置。 - 前記初期位置記憶手段は、加工開始前に初期位置を予め記憶しておくことを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置。
- 前記熱変位補正量修正手段は、
初期位置における熱変位補正量に対する補正誤差の割合から誤差補正率を求め、
該誤差補正率を前記送り軸部熱変位量に乗算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置。 - 前記送り軸部熱変位量演算手段は、
送り軸の位置に応じて送り軸部の熱変位量を演算し、
前記熱変位補正量修正手段は、
初期位置における送り軸部熱変位量に対する送り軸の位置における送り軸部熱変位量の割合と補正誤差とから誤差補正量を求め、
該誤差補正量を前記送り軸部熱変位量に加算して前記送り軸部熱変位量を増加または減少させることを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置。 - 前記送り軸部熱変位量演算手段は、
送り軸を複数の区間に分割し、各区間の送り軸部熱変位量を求めることによって送り軸部の熱変位量を演算し、
前記熱変位補正量修正手段は、
補正誤差と前記区間のうち初期位置が属する区間における熱変位補正量または前記区間のうち初期位置が属する区間と送り軸の位置が属する区間とにおける送り軸部熱変位量に応じて熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置。 - 前記位置検出手段は、
加工プログラムによって前記可動部が移動する範囲内で位置を検出可能な箇所に設置し、
前記熱変位補正量修正手段は、
加工プログラム実行中に熱変位補正量を修正することを特徴とする請求項7に記載の工作機械の熱変位補正装置。
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