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JP4913580B2 - 自動車のアンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のアンテナ装置に関し、特に、アンテナ間の電波干渉を防止するための技術に関する。
現在、車両には、AMラジオ放送波、FMラジオ放送波、TV(UHF帯やVHF帯)放送波、VICS等の様々な放送波を受信するためのアンテナ装置が設けられている。
特許文献1には、車外に突出するロッドアンテナの採用による美観の低下や風切り騒音の増加を避けつつ良好な受信感度を確保するために、ウィンドガラスにアンテナ素子を印刷したり、柔軟性を有するフィルムにアンテナ素子を印刷したフィルムアンテナをウィンドガラスに貼り付けて、ラジオやテレビ放送を受信するようにした技術が開示されている。
また、特許文献2には、ドアパネルを構成する樹脂製のインナパネル及びアウタパネルの間に形成された空間部において、インナパネルの周縁部分に沿ってループアンテナを配設するようにした技術が開示されている。
特開2005−260659号公報 特開2006−295712号公報
しかしながら、従来のアンテナ装置では、TV放送波の1CH〜3CHやAM、FMラジオ放送波等の低VHF帯電波を受信するための低周波数帯域用アンテナと、TV放送波の4CH〜12CHやUHF帯電波等の高VHF帯電波を受信するための高VHF帯域用アンテナとを同じウィンドガラスやドアパネル内に配設しているため、両アンテナを十分に離間して配置することができず、両アンテナ間で電波干渉が発生して受信感度が悪くなるおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされるものであり、その目的とするところは、低周波数帯域用アンテナと高周波数帯域用アンテナとの間の電波干渉を防止することにある。
上述した目的を達成するため、本発明は、低周波数帯域用アンテナをバックドアの内部空間に配設し、高周波数帯域用アンテナをクオータウィンドに取り付けるようにしたことを特徴とする。
具体的に、本発明は、導電性線材で形成された低周波数帯域用アンテナと、前記低周波数帯域用アンテナよりも全長が短い導電材で形成された高周波数帯域用アンテナと、車体後部に開口されたテールゲート部と、リヤウィンド用の開口部がそれぞれ形成された樹脂製のインナパネル及びアウタパネルを、少なくとも該開口部の上縁側に車幅方向に延びる内部空間を有するように一体的に接合して構成され、前記テールゲート部を開閉するためのバックドアと、前記バックドアの前方に隣接し移動不能に前記車体の左右両側面に設けられたクオータウィンドとを備えた自動車のアンテナ装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、請求項1の発明は、前記バックドアは、ヒンジ部材を介して前記開口部の上端縁部に枢支されて上下方向に回動するように構成され、前記インナパネルの内部空間側の面には、上下方向に延びるように前記アウタパネル側に向けて突出した支持リブが、車幅方向に間隔をあけて複数配置され、前記バックドアの内部空間には、前記低周波数帯域用アンテナの線材が前記支持リブの先端に車幅方向に延び且つ前記アウタパネルの内部空間側の面に近接するように配設され、前記車体の左右両側面のクオータウィンドのうち少なくとも一方は電波透過性を有しており、該電波透過性を有するクオータウィンドの車内側には、前記高周波数帯域用アンテナが取り付けられ
前記低周波数帯域用アンテナは、VICS帯域用アンテナ及び低VHF帯域用アンテナの少なくとも1つで構成され、前記高周波数帯域用アンテナは、UHF帯域用アンテナ及び高VHF帯域用アンテナの少なくとも1つで構成されていることを特徴とするものである。
請求項の発明は、請求項1の発明において、前記車体の左右両側面のクオータウィンドは、両方とも電波透過性を有しており、前記低周波数帯域用アンテナは、前後方向及び上下方向のうち少なくとも一方向に離間して並設されたVICS帯域用アンテナ及び低VHF帯域用アンテナで構成され、前記高周波数帯域用アンテナは、UHF帯域用アンテナ及び高VHF帯域用アンテナで構成され、該両アンテナのうち一方が車体右側のクオータウィンドに、他方が車体左側のクオータウィンドにそれぞれ取り付けられていることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、低周波数帯域用アンテナをバックドアの内部空間に配設する一方、高周波数帯域用アンテナをバックドアの前方に隣接するクオータウィンドに取り付けたから、バックドアとクオータウィンドとを有効利用することにより低周波数帯域用アンテナと高周波数帯域用アンテナとを十分に離間して配置することができ、両アンテナ間の電波干渉を防止して受信性能を向上することができる。
また、使用周波数帯域の異なったアンテナをそれぞれ最適箇所に配置することができ、受信感度を向上する上で有利となる。
請求項の発明によれば、低周波数帯域用アンテナをなす低VHF帯域用アンテナとVICS帯域用アンテナとを前後方向及び上下方向のうち少なくとも一方向に離間してバックドアの内部空間に並設し、高周波数帯域用アンテナをなすUHF帯域用アンテナと高VHF帯域用アンテナとを車体左右側のクオータウィンドにそれぞれ取り付けるようにしたから、使用周波数帯域の異なった4本のアンテナをそれぞれ最適箇所に配置することができ、高い受信性能を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るバックドアAを備えた自動車Bを示し、図1では、前記バックドアAが左右一対のダンパステーCにより開作動している状態を示す。前記バックドアAは、図2及び図3に示すように、リヤウィンド用の開口部8がそれぞれ形成された樹脂製のアウタパネル1と樹脂製のインナパネル3とが開口部8の上縁側に車幅方向に延びる内部空間5を有するように一体的に接合されたバックドア本体7を備え、該バックドア本体7の上端部の車幅方向両端内寄り部分が左右一対のヒンジ部材9,9を介して自動車Bの車体b1後部の開口部b2(テールゲート部)上端縁部に枢支され、前記バックドアAが前記ヒンジ部材9,9を支点に上下方向に回動して開口部b2を開閉可能に構成されている。ここで、前記バックドアAをなすアウタパネル1とインナパネル3とを接合するための手段としては、接着剤を用いたり、熱板溶着、振動溶着、高周波溶着等により接合する。
前記ダンパステーCは、内部にガスが封入されたチューブ11と、該チューブ11に伸縮自在に挿入され前記ガス圧により常時突出する方向に付勢されたロッド13とからなり、このダンパステーCの一端であるチューブ11基端は、前記車体b1に開口部b2の外側で揺動自在に枢着されている。
前記バックドア本体7の車幅方向両側端縁及び上端縁におけるインナパネル3の内部空間5側の面には、金属製の板材からなる一対の略L字状の補強部材15が固定配設され、該補強部材15の上端は前記ヒンジ部材9に連結されているとともに、下端はインナパネル3の内部空間5側の面にボルトにより締結することで連結されている。また、補強部材15は下方に延びる長手方向の適数箇所がボルト21,21,・・・をインナパネル3の内部空間5側の面に突設されたボス部(図示せず)のネジ孔に螺合させて締結されている。
そして、左右一対の補強部材15,15の上端は、車幅方向に延び且つ上方が開口した断面凹状の連結部材16で連結されている。また、連結部材16は、車幅方向の適数箇所がリベット17,17,・・・によりインナパネル3の内部空間5側の面に締結されて、ドア補強部材として機能している。
前記ダンパステーCのロッド13先端は、インナパネル3外面に設けられたブラケット14に対して回動(揺動)自在に取り付けられており、ダンパステーCの下端が前記補強部材15の下端及びインナパネル3の車幅方向両側端縁の上下方向中程に連結され、前記バックドア本体7がダンパステーCにより常時開方向に付勢されている。
図3に示すように、前記アウタパネル1における開口部8よりも上方位置には車幅方向に延びる凹部1aが形成され、この凹部1aにはハイマウントストップランプ35が取り付けられている。また、アウタパネル1の開口部8の周縁にはリヤウィンドガラス36の周縁部が接着されて開口部8を閉塞している。
図1及び図2に示すように、自動車Bには、ラジオ(FM、AM放送)、TV(UHF帯やVHF帯)放送電波、及びVICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)等を受信し、受信した信号をチューナ40(図6参照)を介して車室内のカーナビ、ラジオ、テレビ等の情報通信機器41(図6参照)に導くためのアンテナ装置が設けられている。
このアンテナ装置は、低周波数帯域の放送波を受信するための導電性線材で形成された低周波数帯域用アンテナと、高周波数帯域の放送波を受信するための低周波数帯域用アンテナよりも全長が短い導電材で形成された高周波数帯域用アンテナとを備えている。
具体的に、低周波数帯域用アンテナは、76MHz〜90MHzの周波数帯域であるラジオのFM波やVICS帯の電波を受信するためのVICS帯域用アンテナ31と、周波数帯域が30MHz〜300MHzであるVHF(Very High Frequency:超短波)帯の電波のうち、88MHz〜108MHzの周波数帯域であるTV放送波の1CH〜3CH等の低VHF帯電波を受信するための低VHF帯域用アンテナ32とで構成されている。
また、高周波数帯域用アンテナは、周波数帯域が300MHz〜3000MHzであるUHF(Ultra-High Frequency:極超短波)帯電波を受信するためのUHF帯域用アンテナ33と、VHF帯の電波のうち170MHz〜225MHzの周波数帯域であるTV放送波の4CH〜12CH等の高VHF帯電波を受信するための高VHF帯域用アンテナ34とで構成されている。
そして、これらのアンテナ31〜34は、受信対象メディアの周波数との関係でその寸法形状が設定されている。
図3に示すように、前記低周波数帯域用アンテナをなすVICS帯域用アンテナ31及び低VHF帯域用アンテナ32は、ステンレス製で線径約3mmの直線状の導電性線材からなり、略水平で車体b1の前後方向に離間して並設されて、バックドアAの内部空間5内に車幅方向に延びるように配置されている。
なお、両アンテナ31,32は、略水平に配置しているが、例えば、後側の低VHF帯域用アンテナ32が前側のVICS帯域用アンテナ31より上下方向で下方に位置するように配置してもよく、また、これとは逆に後側の低VHF帯域用アンテナ32が前側のVICS帯域用アンテナ31より上方になるように配置してもよい。要するに、両アンテナ31,32は、前後方向及び上下方向のうち少なくとも一方向に離間して並設すればよい。以下、両アンテナ31,32の配置について説明する。
図3及び図4に示すように、前記インナパネル3の内部空間5側の面には、上下方向に延びるようにアウタパネル1側に向けて突出した支持リブ3a,3a,・・・が、車幅方向に間隔をあけて複数配置されている。
前記複数の支持リブ3a,3a,・・・の間には上下方向に間隔をあけて車幅方向に延びる連結リブ3b,3bが並設されており、複数の支持リブ3a,3a,・・・と連結リブ3b,3b,・・・とがそれぞれ連結されている。ここで、支持リブ3a及び連結リブ3bはインナパネル3と一体成形されている。
図5に示すように、前記複数の支持リブ3a,3a,・・・の突出側端部には、連結リブ3bに沿って断面略U字状のアンテナ収容溝3c,3c,・・・がそれぞれ形成されている。
そして、前記支持リブ3aに形成されたアンテナ収容溝3c,3c,・・・のうち、前側のアンテナ収容溝3c,3c,・・・にはVICS帯域用アンテナ31が収容され、後側のアンテナ収容溝3c,3c,・・・には低VHF帯域用アンテナ32が収容されている。
これら両アンテナ31,32は、クリップ22によりアンテナ収容溝3c,3c,・・・から脱落しないように保持されている。このクリップ22は、バネ線材を折り曲げて形成したものであり、連結リブ3bを狭持するための狭持部22aと、VICS帯域用アンテナ31及び低VHF帯域用アンテナ32を保持するために両アンテナ31,32の外径と略同じ内径を有する円環状の保持部22bとを有している。なお、狭持部22a,22a間の隙間は、連結リブ3bの板厚よりも小さく形成されている。
そして、前記クリップ22の狭持部22a,22a間の隙間を弾性力に抗して広げて、アンテナ収容溝3c,3c,・・・に収容されている両アンテナ31,32側に押し込むことで、両アンテナ31,32が保持部22bに嵌り込むようになっている。そして、クリップ22の保持部22bで両アンテナ31,32を保持しつつ連結リブ3bを狭持部22aで狭持することで、両アンテナ31,32がアンテナ収容溝3c,3c,・・・から脱落しないようになっている。
このクリップ22は、VICS帯域用アンテナ31に対しては車幅方向に間隔をあけて3つ取り付けられている。同様に、低VHF帯域用アンテナ32に対しても車幅方向に間隔をあけて3つ取り付けられている。
ここで、前記支持リブ3aのインナパネル3表面からの突出高さは、アウタパネル1とインナパネル3とを接合した状態で、アウタパネル1の内部空間5側の面に両アンテナ31,32が干渉(当接)しない位置まで近接するように設定されている。このようにすれば、バックドアAの内部空間5内で最も高い位置に両アンテナ31,32を配設することができ、受信感度を向上させる上で有利となる。
図4に示すように、前記VICS帯域用アンテナ31及び低VHF帯域用アンテナ32の一端(図4では右側)には、受信した信号をチューナ40を介して車室内のカーナビ、ラジオ、テレビ等の情報通信機器41に導くシールド線25が取り付けられている。
前記シールド線25は、被覆付きの内部導線25aの周りを細い金属導線からなる外部導線25bで包み、さらに外側被覆を設けた同軸ケーブルで構成されている。この外部導線25bによって外部からの電磁的・静電気的なノイズが内部導線25aに入り込むことが防止される。また、外部導線25bをなす金属導線の一部を引き出して車体b1に接地するためのアース線として用いることで、アンテナ31,32をアースすることができる。前記シールド線25のアンテナ側の先端部は、外部導線25bが剥離されて内部導線25aが剥き出しとなっており、この内部導線25aとアンテナ31,32の一端部とがロー付けされることでアンテナ31,32に接続されている。
そして、前記VICS帯域用アンテナ31及び低VHF帯域用アンテナ32からそれぞれ配線されたシールド線25,25は、チューナ40に接続する接続配線として1本に束ねられた後、車室内に配線されている。
次に、高周波数帯域用アンテナをなすUHF帯域用アンテナ33と高VHF帯域用アンテナ34との配置について説明する。
図1に示すように、自動車Bは、前記バックドアAの前方に隣接し移動不能に前記車体b1の左右両側面に設けられたサイドパネル10,10(クオータウィンド)を備えている。このサイドパネル10,10は電波透過性を有するガラス製で、その車内側には上述した高周波数帯域用アンテナが車両前後方向に延びるように取り付けられている。具体的に、両アンテナ33,34のうち一方が車体右側のサイドパネル10に、他方が車体左側のサイドパネル10にそれぞれ取り付けられている。
すなわち、前記UHF帯域用アンテナ33及び高VHF帯域用アンテナ34は、フィルムに印刷され、車体b1の左右両側面にそれぞれ離間した状態で貼り付けられる。このUHF帯域用アンテナ33及び高VHF帯域用アンテナ34は、バックドアAに取り付けられたVICS帯域用アンテナ31及び低VHF帯域用アンテナ32とも離間していることから、電波干渉を防止する上で有利となる。
なお、前記UHF帯域用アンテナ33及び高VHF帯域用アンテナ34は、受信性能を向上させるために、車体b1の金属製の上部フレームによるノイズの影響を受けない範囲内で且つできる限りサイドパネル10の上方位置に配置するのが好ましい。
以上のように、本実施形態に係る自動車のアンテナ装置によれば、低周波数帯域用アンテナをなすVICS帯域用アンテナ31と低VHF帯域用アンテナ32とを上下方向に離間してバックドアAの内部空間5に並設する一方、高周波数帯域用アンテナをなすUHF帯域用アンテナ33と高VHF帯域用アンテナ34とを車体b1左右側のサイドパネル10,10にそれぞれ取り付けるようにしたから、バックドアAとサイドパネル10,10とを有効利用することにより低周波数帯域用アンテナと高周波数帯域用アンテナとを十分に離間して、使用周波数帯域の異なった4本のアンテナ31〜34を最適箇所に配置することができ、高い受信性能を得ることができる。
以上説明したように、本発明は、低周波数帯域用アンテナと高周波数帯域用アンテナとの間の電波干渉を防止することができるという実用性の高い効果が得られることから、きわめて有用で産業上の利用可能性は高い。
本発明の実施形態に係る自動車のバックドアを開作動させた状態の車体後部の側面図である。 図1のバックドアを開作動させて背面側から見上げた状態の図面である。 図2のIII −III 線における断面図で、バックドアを閉じた状態を示す図面である。 内部空間におけるアンテナの配置を説明するための平面図である。 インナパネルの支持リブにアンテナを取り付ける手順を説明する斜視図である。 アンテナを情報通信機器に接続した状態を示す模式図である。
1 アウタパネル
3 インナパネル
3a 支持リブ
5 内部空間
8 開口部
9 ヒンジ部材
10 サイドパネル(クオータウィンド)
31 VICS帯域用アンテナ(低周波数帯域用アンテナ)
32 低VHF帯域用アンテナ(低周波数帯域用アンテナ)
33 UHF帯域用アンテナ(高周波数帯域用アンテナ)
34 高VHF帯域用アンテナ(高周波数帯域用アンテナ)
36 リヤウィンドガラス(リヤウィンド)
A バックドア
B 自動車
b1 車体
b2 開口部(テールゲート部)

Claims (2)

  1. 導電性線材で形成された低周波数帯域用アンテナ(31,32)と、
    前記低周波数帯域用アンテナ(31,32)よりも全長が短い導電材で形成された高周波数帯域用アンテナ(33,34)と、
    車体(b1)後部に開口されたテールゲート部(b2)と、
    リヤウィンド(36)用の開口部(8)がそれぞれ形成された樹脂製のインナパネル(3)及びアウタパネル(1)を、少なくとも該開口部(8)の上縁側に車幅方向に延びる内部空間(5)を有するように一体的に接合して構成され、前記テールゲート部(b2)を開閉するためのバックドア(A)と、
    前記バックドア(A)の前方に隣接し移動不能に前記車体(b1)の左右両側面に設けられたクオータウィンド(10)とを備えた自動車のアンテナ装置であって、
    前記バックドア(A)は、ヒンジ部材(9)を介して前記開口部(8)の上端縁部に枢支されて上下方向に回動するように構成され、
    前記インナパネル(3)の内部空間(5)側の面には、上下方向に延びるように前記アウタパネル(1)側に向けて突出した支持リブ(3a)が、車幅方向に間隔をあけて複数配置され、
    前記バックドア(A)の内部空間(5)には、前記低周波数帯域用アンテナ(31,32)の線材が前記支持リブ(3a)の先端に車幅方向に延び且つ前記アウタパネル(1)の内部空間(5)側の面に近接するように配設され、
    前記車体(b1)の左右両側面のクオータウィンド(10)のうち少なくとも一方は電波透過性を有しており、該電波透過性を有するクオータウィンド(10)の車内側には、前記高周波数帯域用アンテナ(33,34)が取り付けられ
    前記低周波数帯域用アンテナ(31,32)は、VICS帯域用アンテナ(31)及び低VHF帯域用アンテナ(32)の少なくとも1つで構成され、
    前記高周波数帯域用アンテナ(33,34)は、UHF帯域用アンテナ(33)及び高VHF帯域用アンテナ(34)の少なくとも1つで構成されていることを特徴とする自動車のアンテナ装置。
  2. 請求項1において、
    前記車体(b1)の左右両側面のクオータウィンド(10)は、両方とも電波透過性を有しており、
    前記低周波数帯域用アンテナ(31,32)は、前後方向及び上下方向のうち少なくとも一方向に離間して並設されたVICS帯域用アンテナ(31)及び低VHF帯域用アンテナ(32)で構成され、
    前記高周波数帯域用アンテナ(33,34)は、UHF帯域用アンテナ(33)及び高VHF帯域用アンテナ(34)で構成され、該両アンテナ(33,34)のうち一方が車体右側のクオータウィンド(10)に、他方が車体左側のクオータウィンド(10)にそれぞれ取り付けられていることを特徴とする自動車のアンテナ装置。
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