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JP4902954B2 - 電子カメラ - Google Patents

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JP4902954B2 JP2004321578A JP2004321578A JP4902954B2 JP 4902954 B2 JP4902954 B2 JP 4902954B2 JP 2004321578 A JP2004321578 A JP 2004321578A JP 2004321578 A JP2004321578 A JP 2004321578A JP 4902954 B2 JP4902954 B2 JP 4902954B2
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Description

本発明は、メモリカードなどの記録媒体を挿抜可能な電子カメラに関する。
画像の記録先がない場合にレリーズを禁止する電子カメラが知られている(特許文献1参照)。特許文献1には、電子カメラに記録媒体が装填されておらず、内蔵メモリにも空き容量がない場合に、メモリ空きなし警告表示を行うと共にレリーズを禁止する電子カメラが開示されている。
特開2003−8965号公報
電子カメラに画像の記録先がない場合でも、電子カメラの露出制御(シャッタの開閉駆動や絞りの駆動など)を確認するためにレリーズを許可したい場合がある。特許文献1に開示される電子カメラでは、画像の記録先がない状態では露出動作を確認することができない。画像の記録先がなくてもレリーズを許可するように構成する場合には、操作者は画像の記録先が存在するものと勘違いして、記録媒体が未装填にもかかわらずレリーズ操作(撮影指示)を行ってしまうおそれがある。
請求項1に記載の発明による電子カメラは、撮像素子と、シャッタおよび絞りの駆動によって撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出されている場合にこれを報知する報知手段と、データ記録媒体無しが検出されている場合の露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する設定手段と、露出制御手段の作動許可時と作動禁止時とで報知手段による報知態様を異ならせる報知制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明による電子カメラは、撮像素子と、シャッタおよび絞りの駆動によって撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出されている場合の露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する設定手段と、データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出され、かつ露出制御手段の作動が許可されている場合にデータ記録媒体無しが検出されていることを報知する報知手段とを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明による電子カメラは、撮像素子と、シャッタおよび絞りの駆動によって撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出されている場合の露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する第1の設定手段と、ファインダ装置による光学像に重ねて所定の情報をスーパーインポーズ表示するスーパーインポーズ表示装置と、スーパーインポーズ表示装置の作動許可および作動禁止を択一的に設定する第2の設定手段と、データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出され、かつ露出制御手段の作動が許可されている場合に、スーパーインポーズ表示装置の作動許可/作動禁止にかかわらずデータ記録媒体無しが検出されていることを示す表示をスーパーインポーズ表示装置に行わせる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明による電子カメラでは、記録媒体がなくても露出制御を許可するようにし、記録媒体無しを報知する場合には露出制御の作動が許可されているか否かで報知態様を異ならせるようにした。したがって、記録媒体無しを使用者に確実に報知することができ、使用者が記録媒体があるものと勘違いして撮影しようとすることを防止できる。
請求項2に記載の発明による電子カメラでは、記録媒体がなくても露出制御を許可するようにし、記録媒体無しを報知する場合には露出制御の作動が許可されている場合に報知を行うようにした。したがって、記録媒体無しを使用者に確実に報知することができ、使用者が記録媒体があるものと勘違いして撮影しようとすることを防止できる。
請求項4に記載の発明による電子カメラでは、記録媒体がなくても露出制御を許可するようにし、露出制御の作動が許可されている状態で記録媒体無しを報知する場合にはスーパーインポーズ表示装置の作動が禁止されていてもスーパーインポーズ表示装置で報知するようにした。したがって、記録媒体無しを使用者に確実に報知することができ、使用者が記録媒体があるものと勘違いして撮影しようとすることを防止できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(第一の実施形態)
図1は、本発明の第一の実施形態による電子カメラの上面図である。電子カメラ1は、カメラ本体2に交換レンズ3を装着して使用される。カメラ本体2には、メインスイッチ11と、レリーズボタン15と、外部表示装置12と、メインコマンドダイヤル13と、サブコマンドダイヤル14と、画質記録設定スイッチ16と、カスタム設定スイッチ17とが備えられている。
図2は、図1の電子カメラ1の構成を示すブロック図である。図2において、CCDなどの撮像素子102は、交換レンズ3を通過した被写体像を撮像して撮像信号を出力する。駆動回路103は、タイミング信号を発生して撮像素子102に駆動信号を供給する。撮像素子102から出力された撮像信号は、撮像信号処理回路104へ送られる。
撮像信号処理回路104は、不図示のA/D変換回路を含み、撮像素子102から入力されたアナログ撮像信号をデジタル信号に変換する。撮像信号処理回路104はさらに、デジタル撮像信号に対してホワイトバランス(WB)調整などの画像処理、画像処理後の画像データを所定の形式で圧縮する圧縮処理、圧縮されたデータを伸長する伸長処理などを行う。記録回路105は、画像データをフラッシュメモリなどのメモリカード106に記録する。メモリカード106は、画像処理後の画像データが記録されるカードタイプの記録媒体であり、カメラ本体2に対して着脱可能に構成されている。メモリカード106は、コントローラ107によってカメラ本体2に対する装填の有無やメモリカード106内の記録領域が管理される。
測光装置120は、被写体輝度を検出して検出信号を演算回路101に出力する。演算回路101は、輝度検出信号を用いて露出演算を行う他、電子カメラ1で必要な各種演算とカメラ動作のシーケンス制御とを行う。撮影シーケンス装置119は、演算回路101の指令によって不図示のシーケンスモータを駆動制御し、不図示のミラーのアップ/ダウン、不図示の絞りの駆動、および不図示のシャッタのチャージなど、撮影時のシーケンス制御を行う。外部表示装置12は、たとえば、カメラ本体2の筐体外部に配設される液晶表示器によって構成され、電子カメラ1の設定内容を示す情報などを文字やマークで表示する。駆動回路118は、演算回路101から出力される指令に応じて、外部表示装置12、ファインダー表示装置121、およびスーパーインポーズ表示装置122をそれぞれ駆動する。
ファインダー表示装置121は、ファインダー装置の接眼レンズ(不図示)から被写体像(光学像)を観察する際に、被写体像とともに表示内容を観察できるように配設した表示素子によって構成される。スーパーインポーズ表示装置122は、被写体像(光学像)に重ねて表示情報をオーバーレイ表示するように配設した表示素子によって構成される。
レリーズスイッチ114は、図1のレリーズボタン15に連動してレリーズ操作信号を演算回路101に出力する。オン操作スイッチ113は、図1のメインスイッチ11に連動して電源オン操作信号を演算回路101に出力する。画像記録設定スイッチ16は、メモリカード106へ画像データを記録する際の画像記録容量にかかわる操作信号を演算回路101に出力する。カスタム設定スイッチ17は、カスタム設定にかかわる操作信号を演算回路101に出力する。
なお、カスタム設定にかかわる操作とは、メモリカード106などの記録媒体が電子カメラ1(カメラ本体2)に装填されていない場合の撮影(露出制御)の許可および禁止を択一的に設定する操作である。
メインコマンドダイヤル13は、A相の操作信号を出力するスイッチ108と、B相の操作信号を出力するスイッチ109とで構成され、ダイヤル回転操作に応じて操作信号を出力する。演算回路101は、A相およびB相による両信号の位相差によってメインコマンドダイヤル13の回転方向を検出する。サブコマンドダイヤル14は、A相の操作信号を出力するスイッチ110と、B相の操作信号を出力するスイッチ111とで構成され、ダイヤル回転操作に応じて操作信号を出力する。演算回路101は、A相およびB相による両信号の位相差によってサブコマンドダイヤル14の回転方向を検出する。
演算回路101は、画像記録設定スイッチ16が操作された状態でメインコマンドダイヤル13が回転操作されると、回転操作に応じて撮像信号処理回路104に以下の指示を行う。すなわち、メモリカード106に画像データを記録する際の記録画質を変更するために、撮像信号処理回路104に画像処理の要否および圧縮処理時の圧縮率を指示する。記録画質は、たとえば、次の5通りに変更可能に構成されている。
画質[1]画像データに画像処理を施さずに記録する「RAW」
画質[2]画像処理後の画像データを非圧縮で記録する「TIFF」
画質[3]画像処理後の画像データを圧縮率約1/4で記録する「FINE」
画質[4]画像処理後の画像データを圧縮率約1/8で記録する「NORMAL」
画質[5]画像処理後の画像データを圧縮率約1/16で記録する「BASIC」
演算回路101は、画像記録設定スイッチ16が操作された状態でサブコマンドダイヤル14が回転操作されると、回転操作に応じて駆動回路103および撮像信号処理回路104に以下の指示を行う。すなわち、撮像素子102から読み出す1画面当たりの信号の数(1画像当たりの画素数)の変更を駆動回路103および撮像信号処理回路104に指示する。これにより、メモリカード106に画像データを記録する記録画素数が変更される。記録画素数は、たとえば、次の3段階に変更可能に構成されている。
画素数[1]1画面を構成する画素数が2048×1536ドットの「Lサイズ」
画素数[2]1画面を構成する画素数が1024×768ドットの「Mサイズ」
画素数[3]1画面を構成する画素数が640×480ドットの「Sサイズ」
演算回路101は、カスタム設定スイッチ17が操作された状態でサブコマンドダイヤル14が回転操作されると、回転操作に応じてメモリカード106が電子カメラ1に装填されていない場合の撮影(露出制御動作)の許可、禁止の選択を交互に変更する。
図3(a)は、外部表示装置12の表示セグメントを説明する図である。画素数用セグメント21は、記録画素数を示す表示に使用される。画素数用セグメント21を構成する「L」は、上記画素数[1]の場合に点灯される。画素数用セグメント21を構成する「M」は、上記画素数[2]の場合に点灯される。画素数用セグメント21を構成する「S」は、上記画素数[3]の場合に点灯される。
画質用セグメント22は、記録画質を示す表示に使用される。画質用セグメント22を構成する「RAW」は、上記画質[1]の場合に点灯される。画質用セグメント22を構成する「TIFF」は、上記画質[2]の場合に点灯される。画質用セグメント22を構成する「FINE」は、上記画質[3]の場合に点灯される。画質用セグメント22を構成する「NORM」は、上記画質[4]の場合に点灯される。画質用セグメント22を構成する「BASIC」は、上記画質[5]の場合に点灯される。
セグメント23は、撮影時のシャッター秒時(シャッター速度)などの表示に使用される。セグメント24は、撮影時の絞り値の表示に使用される。カスタム表示用セグメント25は、カスタム設定表示に使用される。ホワイトバランス表示用セグメント26は、ホワイトバランス表示に使用される。図3(a)において「A」の表示はオートのホワイトバランス(WB)を表し、「A」の表示の右のマークはそれぞれマニュアルWBを表す。「A」の表示の右のマークは順に、電球、蛍光灯、太陽、閃光装置、曇天、日陰による照明光を表す。数値用セグメント27は、残コマ数などのカウンタ表示に使用される。数値用セグメント27は、いわゆる7セグメントで構成される表示素子を3組備え、数値の場合に3桁まで表示するように構成されている。
外部表示装置12は、以上説明したセグメント以外にもセグメントを有するが、本発明の特徴的な構成と異なるセグメントについてはその説明を省略する。
図3(b)は、ファインダー表示装置121およびスーパーインポーズ表示装置122の表示例を示す図である。ファインダー表示装置121はシャッタ速度、絞り値、残コマ数を表示し、スーパーインポーズ表示装置122は、後述する条件によって「NO CARD」をファインダー像に重ねてスーパーインポーズ表示する。
電子カメラ1の演算回路101で行われるカメラ動作の処理について、図4〜図6のフローチャートを参照して説明する。図4〜図6によるプログラムは、電子カメラ1に不図示の電池が装填されると起動して繰り返される。図4のステップS1において、演算回路101は以下の初期設定を行う。すなわち、画質パラメータQに4を、画素数パラメータSに1を、カスタムフラグRに0を、それぞれセットしてステップS2へ進む。
ここで、画質パラメータQは、上述した記録画質[1]〜[5]に対応してそれぞれQ=1〜5がセットされるパラメータである。初期設定では、記録画質が「NORMAL」に設定される。画素数パラメータSは、上述した記録画素数[1]〜[3]に対応してそれぞれS=1〜3がセットされるパラメータである。初期設定では、記録画素数が「Lサイズ」に設定される。
カスタムフラグRは、上述したカスタム設定によってメモリカード106が電子カメラ1に装填されていないときに撮影(露出制御動作)を禁止するように設定された場合に0となり、メモリカード106が電子カメラ1に装填されていないときに撮影(露出制御動作)を許可するように設定された場合に1とされるフラグである。初期設定ではカスタムフラグRが0に設定され、メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない場合の撮影(露出制御動作)が禁止される。
ステップS2において、演算回路101は、電源スイッチがオンされているか否かを判定する。演算回路101は、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されている場合にステップS2を肯定判定してステップS3へ進み、電源オン操作信号が入力されていない場合にはステップS2を否定判定し、図5のステップS31へ進む。ステップS3へ進む場合は電子カメラ1のメインスイッチ11(図1)がオンされている場合であり、ステップS31へ進む場合は電子カメラ1のメインスイッチ11(図1)がオフされている場合である。
ステップS3において、演算回路101は、設定処理を行ってステップS4へ進む。設定処理の詳細については後述する。ステップS4において、演算回路101は、測光装置120から入力される検出信号によって被写体輝度を演算する測光を行い、ステップS5へ進む。ステップS5において、演算回路101は、所定の露出演算処理を行ってステップS6へ進む。
ステップS6において、演算回路101は、電源スイッチがオンされているか否かを判定する。演算回路101は、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されている場合にステップS6を肯定判定してステップS7へ進み、電源オン操作信号が入力されていない場合にはステップS6を否定判定し、図5のステップS31へ進む。
ステップS7において、演算回路101はコントローラ107に指令を出力し、メモリカード106に対するアクセスを行わせてステップS8へ進む。ステップS8において、演算回路101は、メモリカード106がカメラに装填されているか否かを判定する。演算回路101は、コントローラ107による上記アクセスによってメモリカード106の装填が検出されると、ステップS8を肯定判定してステップS9へ進み、メモリカード106の装填が検出されない場合には、ステップS8を否定判定してステップS17へ進む。
ステップS9において、演算回路101は、コントローラ107によって検出されるメモリカード106の未記録領域の記録容量(残容量)と、電子カメラ1に設定されている記録画素数と記録画質によって未記録領域に記録可能なコマ数、すなわち、残コマ数Nを算出してステップS10へ進む。残コマ数Nは、残容量を1画像当たりの画像記録容量で除算して求める。残コマ数Nは、記録画素数および記録画質のいずれを変更しても変化する。
ステップS10において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、残コマ数Nの値、シャッター秒時や絞り値の撮影情報、記録画質、および記録画素数を示す表示などを外部表示装置12に表示させるとともに、ファインダー表示装置121に残コマ数Nの値、シャッター秒時や絞り値の撮影情報を表示させてステップS11へ進む。図7は、外部表示装置12の表示例を示す図である。図7において、記録画素数が「Lサイズ」で記録画質が「RAW」であることが、セグメント21およびセグメント22によってそれぞれ点灯表示されている。また、セグメント26によってオートWBに設定されていることが点灯表示され、残コマ数Nが「10」であることが数値用セグメント27によって点灯表示されている。
ステップS11において、演算回路101は、電源スイッチがオンされているか否かを判定する。演算回路101は、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されている場合にステップS11を肯定判定してステップS12へ進み、電源オン操作信号が入力されていない場合にはステップS11を否定判定し、図5のステップS31へ進む。
ステップS12において、演算回路101はレリーズ操作されたか否かを判定する。演算回路101は、レリーズスイッチ114からレリーズ操作信号が入力された場合にステップS12を肯定判定してステップS13へ進み、レリーズ操作信号が入力されない場合にはステップS12を否定判定し、ステップS2へ戻る。
ステップS13において、演算回路101は、駆動回路103に撮像素子102の駆動を開始させるとともに、撮影シーケンス装置119に指令を出力し、不図示の絞り制御および不図示のシャッタ制御など露出制御を行わせてステップS14へ進む。これにより、撮像素子102が露光され、撮像素子102は撮像面に入射される被写体光の強さに応じて所定時間電荷を蓄積する。ステップS14において、演算回路101は、駆動回路103に指令を出力し、パラメータSに応じた画素数の撮像信号を撮像素子102から読み出させてステップS15へ進む。
ステップS15において、演算回路101は、撮像信号処理回路104に画像信号処理を指示してステップS16へ進む。なお、Q=1(記録画質が「RAW」)の場合はステップS15をスキップしてステップS16へ進む。ステップS16において、演算回路101は、パラメータQに応じた圧縮率で圧縮処理するように撮像信号処理回路104へ指示するとともに、圧縮処理後の画像データをメモリカード106に記録するように記録回路105へ指示する。なお、Q=1(記録画質が「RAW」)もしくはQ=2(記録画質が「TIFF」)の場合は、非圧縮データを記録するので圧縮処理を省略する。
演算回路101は、メモリカード106に画像データの記録が終了するとステップS2へ戻り、一連の撮影処理を終了する。撮影処理が終了すると図4による処理が繰り返されるので、1コマ記録するごとに残コマ数Nを示す表示が更新される。
上述したステップS8を否定判定して進むステップS17において、演算回路101は、カスタムフラグR=0か否かを判定する。演算回路101は、R=0(メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない状態での撮影(露出制御動作)が禁止されている)の場合にステップS17を肯定判定してステップS23へ進み、R=1(メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない状態での撮影(露出制御動作)が許可されている)の場合にはステップS17を否定判定し、ステップS18へ進む。
ステップS18において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12、ファインダー表示装置121およびスーパーインポーズ表示装置122にメモリカード106が未装填であることを示す表示をさせてステップS19へ進む。カスタムフラグR=1の場合にメモリカード106の未装填を示す表示は以下のように行われる。外部表示装置12には、数値用セグメント27によって「−E−」が点滅表示され、ファインダー表示装置121にも「−E−」が点滅表示される。スーパーインポーズ表示装置122には、「NO CARD」が点滅表示される。
ステップS19において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12およびファインダー表示装置121にシャッター秒時や絞り値の撮影情報を表示させるとともに、さらに外部表示装置12には記録画質および記録画素数を示す表示などを表示させてステップS20へ進む。図8は、外部表示装置12の表示例を示す図である。図8において、メモリカード106が未装填であることを示す「−E−」が数値用セグメント27によって点滅表示されている。
ステップS20において、演算回路101は、電源スイッチがオンされているか否かを判定する。演算回路101は、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されている場合にステップS20を肯定判定してステップS21へ進み、電源オン操作信号が入力されていない場合にはステップS20を否定判定し、図5のステップS31へ進む。
ステップS21において、演算回路101はレリーズ操作されたか否かを判定する。演算回路101は、レリーズスイッチ114からレリーズ操作信号が入力された場合にステップS21を肯定判定してステップS22へ進み、レリーズ操作信号が入力されない場合にはステップS21を否定判定し、ステップS2へ戻る。
ステップS22において、演算回路101は撮影シーケンス装置119に指令を出力し、不図示の絞り制御および不図示のシャッタ制御など露出制御を行わせてステップS2へ戻る。なお、メモリカード106が未装填の場合には撮像素子102の駆動および画像データの記録は行わないように構成されている。
上述したステップS17を肯定判定して進むステップS23において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12、ファインダー表示装置121およびスーパーインポーズ表示装置122にメモリカード106が未装填であることを示す表示をさせてステップS2へ戻る。カスタムフラグR=0の場合にメモリカード106の未装填を示す表示は以下のように行われる。外部表示装置12には、数値用セグメント27によって「−E−」が点灯表示され、ファインダー表示装置121にも「−E−」が点灯表示される。スーパーインポーズ表示装置122には、「NO CARD」が点灯表示される。この場合の外部表示装置12の表示例を図示すると図8と同様であるが、「−E−」が数値用セグメント27によって点灯表示される点がステップS18の場合と異なる。
図5による処理は、電源スイッチがオフ時に行われる処理である。本実施の形態による電子カメラは、メインスイッチ11(図1)がオフされている状態でも、演算回路101、コントローラ107、メモリカード106、駆動回路118および外部表示装置12に、不図示の電池からそれぞれ電源供給されるように構成されている。
図5のステップS31において、演算回路101は、コントローラ107に指令を出力し、メモリカード106に対するアクセスを行わせてステップS32へ進む。ステップS32において、演算回路101は、メモリカード106が電子カメラ1に装填されているか否かを判定する。演算回路101は、コントローラ107による上記アクセスによってメモリカード106の装填が検出されるとステップS32を肯定判定してステップS33へ進み、メモリカード106の装填が検出されない場合には、ステップS32を否定判定してステップS36へ進む。
ステップS33において、演算回路101は、コントローラ107によって検出されるメモリカード106の未記録領域の記録容量(残容量)と、電子カメラ1に設定されている記録画素数と記録画質によって未記録領域に記録可能な残コマ数Nを算出してステップS34へ進む。
ステップS34において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、残コマ数Nの値を外部表示装置12に表示させてステップS35へ進む。
ステップS35において、演算回路101は、電源スイッチがオンされているか否かを判定する。演算回路101は、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されている場合にステップS35を肯定判定して図3のステップS3へ進み、オン操作スイッチ113から電源オン操作信号が入力されていない場合にはステップS35を否定判定し、ステップS31へ戻る。
一方、ステップS32を否定判定して進むステップS36において、演算回路101は、駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12にメモリカード106が未装填であることを示す表示をさせてステップS35へ進む。これにより外部表示装置12には数値用セグメント27によって「−E−」が点灯表示される。
設定処理の詳細について、図6のフローチャートを参照して説明する。ステップS101において、演算回路101は、画像記録設定スイッチ16が押下操作されたか否かを判定する。演算回路101は、画像記録設定スイッチ16から操作信号が入力されている場合にステップS101を肯定判定してステップS102へ進み、画像記録設定スイッチ16から操作信号が入力されていない場合にはステップS101を否定判定し、ステップS126へ進む。
ステップS102において、演算回路101は、メインコマンドダイヤル13が反時計方向に回転されたか否かを判定する。演算回路101は、メインコマンドダイヤル13のスイッチ108,109から反時計回転を示す操作信号が入力された場合にステップS102を肯定判定してステップS103へ進み、反時計回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS102を否定判定し、ステップS106へ進む。
ステップS103において、演算回路101は、パラメータQ=5か否かを判定する。演算回路101は、Q=5(記録画質がBASIC)の場合にステップS103を肯定判定してステップS105へ進み、Q≠5の場合にステップS103を否定判定してステップS104へ進む。ステップS104において、演算回路101は、Qに1を加えてステップS118へ進む。ステップS105において、演算回路101は、Qに1をセットしてステップS118へ進む。反時計回転時にQ=5の次にQ=1をセットするので、Qの値が1→2→3→4→5→1→2…のようにサイクリックに設定される。
ステップS106において、演算回路101は、メインコマンドダイヤル13が時計方向に回転されたか否かを判定する。演算回路101は、メインコマンドダイヤル13のスイッチ108,109から時計回転を示す操作信号が入力された場合にステップS106を肯定判定してステップS107へ進み、時計回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS106を否定判定し、ステップS110へ進む。
ステップS107において、演算回路101は、パラメータQ=1か否かを判定する。演算回路101は、Q=1(記録画質がRAW)の場合にステップS107を肯定判定してステップS109へ進み、Q≠1の場合にステップS107を否定判定してステップS108へ進む。ステップS108において、演算回路101は、Qから1を減算してステップS118へ進む。ステップS109において、演算回路101は、Qに5をセットしてステップS118へ進む。時計回転時にQ=1の次にQ=5をセットするので、Qの値が5→4→3→2→1→5→4…のようにサイクリックに設定される。
ステップS110において、演算回路101は、サブコマンドダイヤル14が時計方向に回転されたか否かを判定する。演算回路101は、サブコマンドダイヤル14のスイッチ110,111から時計回転を示す操作信号が入力された場合にステップS110を肯定判定してステップS111へ進み、時計回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS110を否定判定し、ステップS114へ進む。
ステップS111において、演算回路101は、パラメータS=3か否かを判定する。演算回路101は、S=3(記録画素数がLサイズ)の場合にステップS111を肯定判定してステップS113へ進み、S≠3の場合にステップS111を否定判定してステップS112へ進む。ステップS112において、演算回路101は、Sに1を加えてステップS118へ進む。ステップS113において、演算回路101は、Sに1をセットしてステップS118へ進む。時計回転時にS=3の次にS=1をセットするので、Sの値が1→2→3→1→2…のようにサイクリックに設定される。
ステップS114において、演算回路101は、サブコマンドダイヤル14が反時計方向に回転されたか否かを判定する。演算回路101は、サブコマンドダイヤル14のスイッチ110,111から反時計回転を示す操作信号が入力された場合にステップS114を肯定判定してステップS115へ進み、反時計回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS114を否定判定し、ステップS118へ進む。
ステップS115において、演算回路101は、パラメータS=1か否かを判定する。演算回路101は、S=1(記録画素数がSサイズ)の場合にステップS115を肯定判定してステップS117へ進み、S≠1の場合にステップS115を否定判定してステップS116へ進む。ステップS116において、演算回路101は、Sから1を減算してステップS118へ進む。ステップS117において、演算回路101は、Sに3をセットしてステップS118へ進む。反時計回転時にS=1の次にS=3をセットするので、Sの値が3→2→1→3→2…のようにサイクリックに設定される。
ステップS118において、演算回路101は、コントローラ107に指令を出力し、メモリカード106に対するアクセスを行わせてステップS119へ進む。ステップS119において、演算回路101は、メモリカード106が電子カメラ1に装填されているか否かを判定する。演算回路101は、コントローラ107による上記アクセスによってメモリカード106の装填が検出されるとステップS119を肯定判定してステップS120へ進み、メモリカード106の装填が検出されない場合には、ステップS119を否定判定してステップS125へ進む。
ステップS120において、演算回路101は、コントローラ107によって検出されるメモリカード106の未記録領域の記録容量(残容量)と、電子カメラ1に設定されている記録画素数と記録画質によって未記録領域に記録可能な残コマ数Nを算出してステップS121へ進む。
ステップS121において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、残コマ数Nの値を外部表示装置12に表示させてステップS122へ進む。ステップS122において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、記録画質、および記録画素数を示す表示を外部表示装置12に表示させてステップS123へ進む。
ステップS123において、演算回路101は画像記録設定スイッチ16が押下操作されているか否かを判定する。演算回路101は、画像記録設定スイッチ16から操作信号が入力されている場合にステップS123を肯定判定してステップS102へ戻り、画像記録設定スイッチ16から操作信号が入力されていない場合にはステップS123を否定判定し、図6による処理を終了して図4のステップS4へ進む。
上述したステップS119を否定判定して進むステップS125において、演算回路101は、駆動回路118に指令を出力し、メモリカード106が未装填であることを外部表示装置12に表示させてステップS122へ進む。これにより、外部表示装置12には数値用セグメント27によって「−E−」が点灯表示される。
上述したステップS101を否定判定して進むステップS126において、演算回路101は、カスタム設定スイッチ17が押下操作されているか否かを判定する。演算回路101は、カスタム設定スイッチ17から操作信号が入力された場合にステップS126を肯定判定してステップS127へ進み、カスタム設定スイッチ17から操作信号が入力されていない場合にはステップS126を否定判定し、図6による処理を終了して図4のステップS4へ進む。
ステップS127において、演算回路101は、サブコマンドダイヤル14が回転操作されたか否かを判定する。演算回路101は、サブコマンドダイヤル14のスイッチ110,111から操作信号が入力された場合にステップS127を肯定判定してステップS128へ進み、回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS127を否定判定し、ステップS131へ進む。
ステップS128において、演算回路101は、カスタムフラグR=0か否かを判定する。演算回路101は、R=0(メモリカード106未装填における撮影(露出制御動作)が禁止されている)の場合にステップS128を肯定判定してステップS129へ進み、R=1(メモリカード106未装填における撮影(露出制御動作)が許可されている)の場合にはステップS128を否定判定し、ステップS130へ進む。
ステップS129において、演算回路101は、カスタムフラグRを1にセットしてステップS131へ進む。ステップS130において、演算回路101は、カスタムフラグRを0にセットしてステップS131へ進む。
ステップS131において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12にカスタム設定表示およびカスタムフラグRの値を表示をさせてステップS126へ戻る。これにより、外部表示装置12にはセグメント24によってフラグRの値(0もしくは1)が、セグメント25によって「CSM」が点灯表示される。
以上説明した第一の実施形態による電子カメラでは、次の作用効果が得られる。
(1)電子カメラ1に対してメモリカード106が未装填の場合に、電子カメラ1の撮影(露出制御動作)を許可する動作モードと、撮影(露出制御動作)を禁止する動作モードとを選択可能に構成した。撮影を許可する動作モード(カスタムフラグR=1)では、メモリカード106が未装填であってもレリーズ操作に応じて絞り制御およびシャッタ制御などの露出制御(ステップS22)を行うことにより、操作者がシャッタの開閉駆動や絞りの駆動の状態などを確認できる。撮影を禁止する動作モード(カスタムフラグR=0)では、メモリカード106が未装填であるとレリーズ操作の有無を判定する処理へ進まないので、シャッタや絞りなどの不要な駆動を行うことがない。
(2)メモリカード106が未装填の状態で撮影を許可する動作モード(カスタムフラグR=1)では、外部表示装置12およびファインダー表示装置121にそれぞれ「−E−」を点滅表示させるとともに、スーパーインポーズ表示装置122には「NO CARD」を点滅表示させて(ステップS18)メモリカード106の未装填を操作者に報知するようにした。したがって、撮影が許可される状態でメモリカード106の未装填が確実に報知されるので、画像の記録先であるメモリカード106が存在するものと操作者が勘違いし、メモリカード106が未装填であるにもかかわらず操作者がレリーズ操作(撮影指示)を続けてしまうことを防止できる。
(3)メモリカード106が未装填の状態で撮影を禁止する動作モード(カスタムフラグR=0)では、外部表示装置12およびファインダー表示装置121にそれぞれ「−E−」を点灯表示させるとともに、スーパーインポーズ表示装置122には「NO CARD」を点灯表示させて(ステップS23)メモリカード106の未装填を操作者に報知するようにした。したがって、メモリカード106が未装填であるために撮影できない(レリーズ操作無効)ことが操作者に報知され、操作者が電子カメラ1の故障と勘違いすることを防止できる。
(4)上記(2)および(3)で表示態様を異ならせたので、メモリカード106が未装填であることを、撮影を許可する動作モードと撮影を禁止する動作モードとで区別して操作者に報知できる。とくに撮影を許可する動作モードにおいて点滅表示したので、表示を目立たせて確実に使用者に報知することができる。
(第一の変形例)
上述したステップS23において、スーパーインポーズ表示装置122による「NO CARD」の点灯表示を省略してもよい。この場合には、メモリカード106が未装填の状態で撮影を禁止する動作モード(カスタムフラグR=0)ではスーパーインポーズ表示装置122による表示を行わず、メモリカード106が未装填の状態で撮影を許可する動作モード(カスタムフラグR=1)ではスーパーインポーズ表示装置122に「NO CARD」を点滅表示させるので、撮影を許可する動作モードと撮影を禁止する動作モードとの報知態様の差異が操作者にとってわかりやすくなる。とくに撮影を許可する動作モードにおいて点滅表示したので、表示を目立たせて確実に使用者に報知することができる。
(第二の変形例)
上記第一の変形例に加えて、ステップS18においてスーパーインポーズ表示装置122により「NO CARD」を点灯表示させてもよい。この場合には、メモリカード106が未装填の状態で撮影を禁止する動作モード(カスタムフラグR=0)ではスーパーインポーズ表示装置122による表示を行わず、メモリカード106が未装填の状態で撮影を許可する動作モード(カスタムフラグR=1)ではスーパーインポーズ表示装置122に「NO CARD」を点灯表示させるので、撮影を許可する動作モードと撮影を禁止する動作モードとの報知態様の差異が操作者にとってわかりやすくなる。とくに撮影を許可する動作モードにおいて点灯表示したので、表示を目立たせて確実に使用者に報知することができる。
(第三の変形例)
上記第一の変形例に加えて、ステップS18においてスーパーインポーズ表示装置122により「NO CARD」の点灯表示させるとともに、外部表示装置12およびファインダー表示装置121にそれぞれ「−E−」を点灯表示させるようにしてもよい。この場合にも、メモリカード106が未装填の状態で撮影を禁止する動作モード(カスタムフラグR=0)ではスーパーインポーズ表示装置122による表示を行わず、メモリカード106が未装填の状態で撮影を許可する動作モード(カスタムフラグR=1)ではスーパーインポーズ表示装置122に「NO CARD」を点灯表示させるので、撮影を許可する動作モードと撮影を禁止する動作モードとの報知態様の差異が操作者にとってわかりやすくなる。とくに撮影を許可する動作モードにおいて点灯表示したので、表示を目立たせて確実に使用者に報知することができる。
上述した説明では、メモリカード106の未装填を示す表示を外部表示装置12、ファインダー表示装置121およびスーパーインポーズ表示装置122にそれぞれ行うようにしたが、3つの表示装置の全てに表示しなくてもよく、少なくとも1つで表示するように構成してもよい。
(第二の実施の形態)
第二の実施形態では、スーパーインポーズ表示装置122についての表示のオン/オフが切換え可能に構成される。第一の実施形態に比べて、ステップS1(図4)の初期設定、ステップS17(図4)を肯定判定した後の処理、および図6による設定処理が異なるので、これら相違点を中心に説明する。
演算回路101は、ステップS1に代えて以下のように初期設定を行う。すなわち、画質パラメータQに4を、画素数パラメータSに1を、カスタムフラグRに0を、スーパーインポーズ設定表示フラグTに0を、カスタムパラメータCに1を、それぞれセットしてステップS2へ進む。画質パラメータQ、画素数パラメータS、およびカスタムフラグRは第一の実施形態と同様である。
スーパーインポーズ設定表示フラグTは、カスタム設定によってスーパーインポーズ表示装置122による表示を行うようにオン設定された場合に0となり、スーパーインポーズ表示装置122による表示を行わないようにオフ設定された場合に1となるフラグである。
カスタムパラメータCは、カスタム設定の番号を表すパラメータである。メモリカード106が未装填の状態における撮影の禁止/許可を切換え設定する場合のパラメータCの値は1である。また、スーパーインポーズ表示装置122による表示のオン/オフを切換え設定する場合のパラメータCの値は2である。
演算回路101は、ステップS17(図4)を肯定判定した後に図9に示すフローチャートによる処理を行う。図9のステップS17において、演算回路101は、カスタムフラグR=0(メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない状態での撮影(露出制御動作)が禁止されている)の場合にステップS17を肯定判定してステップS202へ進む。R=1(メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない状態での撮影(露出制御動作)が許可されている)の場合にはステップS17を否定判定し、ステップS18(図4)へ進む。
ステップS202において、演算回路101は、スーパーインポーズ設定表示フラグT=0か否かを判定する。演算回路101は、T=0(スーパーインポーズ表示装置122による表示がオン設定)の場合にステップS202を肯定判定してステップS23(図4)へ進み、T=1(スーパーインポーズ表示装置122による表示がオフ設定)の場合にステップS202を否定判定してステップS203へ進む。
ステップS203において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12およびファインダー表示装置121にメモリカード106が未装填であることを示す表示をさせてステップS2(図4)へ戻る。カスタムフラグR=0の場合のメモリカード106の未装填を示す表示は以下のように行われる。外部表示装置12には、数値用セグメント27によって「−E−」が点灯表示され、ファインダー表示装置121にも「−E−」が点灯表示される。なお、スーパーインポーズ表示装置122による表示は行わない。
ステップS17を否定判定した場合にはステップS18(図4)へ進むので、スーパーインポーズ設定表示フラグTの値にかかわらず(スーパーインポーズ表示装置122による表示のオン/オフ設定にかかわらず)、外部表示装置12、ファインダー表示装置121およびスーパーインポーズ表示装置122にメモリカード106が未装填であることを示す表示が行われる。すなわち、スーパーインポーズ表示装置122には、表示オフの設定がされている場合でも「NO CARD」が点滅表示される。
演算回路101は、ステップS101(図6)を否定判定した後に図10に示すフローチャートの処理を行う。図10のステップS126において、演算回路101は、カスタム設定スイッチ17が押下操作されているか否かを判定する。演算回路101は、カスタム設定スイッチ17から操作信号が入力された場合にステップS126を肯定判定してステップS301へ進み、カスタム設定スイッチ17から操作信号が入力されていない場合にはステップS126を否定判定し、図10による処理を終了して図4のステップS4へ進む。
ステップS301において、演算回路101は、カスタムパラメータC=1か否かを判定する。演算回路101は、C=1(メモリカード106が未装填の状態における撮影の禁止/許可を切換え設定する)の場合にステップS301を肯定判定してステップS302へ進み、C≠1(スーパーインポーズ表示装置122による表示のオン/オフを切換え設定する)の場合にはステップS301を否定判定し、ステップS303へ進む。
ステップS302において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12にカスタム設定表示、カスタムパラメータCの値およびカスタムフラグRの値を表示をさせてステップS304へ進む。これにより、外部表示装置12にはセグメント24によってフラグRの値(0もしくは1)が、セグメント23によってパラメータCの値(この場合は1)が、セグメント25によって「CSM」がそれぞれ点灯表示される。
ステップS303において、演算回路101は駆動回路118に指令を出力し、外部表示装置12にカスタム設定表示、カスタムパラメータCの値およびスーパーインポーズ設定表示フラグTの値を表示をさせてステップS304へ進む。これにより、外部表示装置12にはセグメント24によってフラグTの値(0もしくは1)が、セグメント23によってパラメータCの値(この場合は2)が、セグメント25によって「CSM」がそれぞれ点灯表示される。
ステップS304において、メインコマンドダイヤル13が回転操作されたか否かを判定する。演算回路101は、メインコマンドダイヤル13のスイッチ108,109から操作信号が入力された場合にステップS304を肯定判定してステップS305へ進み、回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS304を否定判定し、ステップS308へ進む。
ステップS305において、演算回路101は、カスタムパラメータC=1か否かを判定する。演算回路101は、C=1の場合にステップS305を肯定判定してステップS306へ進み、C≠1の場合にはステップS305を否定判定し、ステップS307へ進む。
ステップS306において、演算回路101はカスタムパラメータCに2をセットしてステップS126へ戻る。ステップS307において、演算回路101はカスタムパラメータCに1をセットしてステップS126へ戻る。
ステップS308において、演算回路101は、サブコマンドダイヤル14が回転操作されたか否かを判定する。演算回路101は、サブコマンドダイヤル14のスイッチ110,111から操作信号が入力された場合にステップS308を肯定判定してステップS309へ進み、回転を示す操作信号が入力されない場合にはステップS308を否定判定し、ステップS126へ戻る。
ステップS309において、演算回路101は、カスタムパラメータC=1か否かを判定する。演算回路101は、C=1の場合にステップS309を肯定判定してステップS310へ進み、C≠1の場合にはステップS309を否定判定し、ステップS313へ進む。
ステップS310において、演算回路101は、カスタムフラグR=0か否かを判定する。演算回路101は、R=0(メモリカード106未装填における撮影(露出制御動作)が禁止されている)の場合にステップS310を肯定判定してステップS311へ進み、R=1(メモリカード106未装填における撮影(露出制御動作)が許可されている)の場合にはステップS310を否定判定し、ステップS312へ進む。
ステップS311において、演算回路101は、カスタムフラグRを1にセットしてステップS126へ戻る。ステップS312において、演算回路101は、カスタムフラグRを0にセットしてステップS126へ戻る。
ステップS313において、演算回路101は、スーパーインポーズ設定表示フラグT=0か否かを判定する。演算回路101は、T=0(スーパーインポーズ表示装置122による表示がオン設定されている)の場合にステップS313を肯定判定してステップS314へ進み、T=1(スーパーインポーズ表示装置122による表示がオフ設定されている)の場合にはステップS313を否定判定し、ステップS315へ進む。
ステップS314において、演算回路101は、スーパーインポーズ設定表示フラグTを1にセットしてステップS126へ戻る。ステップS315において、演算回路101は、スーパーインポーズ設定表示フラグTを0にセットしてステップS126へ戻る。
以上説明した第二の実施形態によれば、メモリカード106が電子カメラ1に装填されていない状態での撮影(露出制御動作)が許可されている場合(図9のステップS17において否定判定)には、スーパーインポーズ表示装置122による表示のオン/オフ設定にかかわらず、スーパーインポーズ表示装置122に「NO CARD」が点滅表示される。したがって、撮影が許可される状態においてメモリカード106の未装填をスーパーインポーズ表示装置122によって操作者に必ず報知するので、画像の記録先であるメモリカード106が存在するものと操作者が勘違いし、メモリカード106が未装填であるにもかかわらず操作者がレリーズ操作(撮影指示)を続けてしまうことを防止できる。
以上の説明では、メモリカード106の未装填を視覚的に報知する例を説明した。各表示装置の表示内容「−E−」、「NO CARD」は表示例であり、他の文字やマーク、あるいはランプなどを点灯させたり点滅させたり、もしくは表示色を変えたりして報知態様を変えるとよい。
表示装置を用いて視覚的に表示する代わりに、音を発して聴覚的な報知を行うようにしてもよい。この場合には、連続音、断続音、音の周波数、あるいはメロディを変えたりして報知態様を変えるとよい。
視覚的な報知と聴覚的な報知とを組み合わせてもよい。
特許請求の範囲における各構成要素と、発明を実施するための最良の形態における各構成要素との対応について説明する。露出制御手段は、たとえば、撮影シーケンス装置119によって構成される。データ記録媒体は、たとえば、メモリカード106によって構成される。データ記録媒体検出手段、設定手段、報知制御手段、第1の設定手段、第2の設定手段、および表示制御手段は、たとえば、演算回路101によって構成される。報知手段は、たとえば、外部表示装置12、ファインダー表示装置121、スーパーインポーズ表示装置122によって構成される。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する上で、上記の実施形態の構成要素と本発明の構成要素との対応関係に何ら限定されるものではない。
本発明の第一の実施形態による電子カメラの上面図である。 図1の電子カメラの構成を示すブロック図である。 (a)は外部表示装置の表示セグメントを説明する図であり、(b)はファインダー表示装置およびスーパーインポーズ表示装置の表示例を示す図である。 演算回路で行われるカメラ動作の処理について説明するフローチャートである。 演算回路で行われるカメラ動作の処理について説明するフローチャートである。 設定処理の詳細を説明するフローチャートである。 外部表示装置の表示例を示す図である。 外部表示装置の表示例を示す図である。 第二の実施形態によるカメラ動作の処理について説明するフローチャートである。 第二の実施形態による設定処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1…電子カメラ
12…外部表示装置
13(108,109)…メインコマンドダイヤル
14(109,110)…サブコマンドダイヤル
16…画像記録設定スイッチ
17…カスタム設定スイッチ
21〜27…表示セグメント
101…演算回路
102…撮像素子
105…記録回路、
106…メモリカード
113…オン操作スイッチ
114…レリーズスイッチ、
118…駆動回路
119…撮影シーケンス装置
121…ファインダー表示装置
122…スーパーインポーズ表示装置

Claims (4)

  1. 撮像素子と、
    シャッタおよび絞りの駆動によって前記撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、
    前記撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、
    前記データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出されている場合にこれを報知する報知手段と、
    前記データ記録媒体無しが検出されている場合の前記露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する設定手段と、
    前記露出制御手段の作動許可時と作動禁止時とで前記報知手段による報知態様を異ならせる報知制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 撮像素子と、
    シャッタおよび絞りの駆動によって前記撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、
    前記撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、
    前記データ記録媒体検出手段により前記データ記録媒体無しが検出されている場合の前記露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する設定手段と、
    前記データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出され、かつ前記露出制御手段の作動が許可されている場合にデータ記録媒体無しが検出されていることを報知する報知手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または2に記載の電子カメラにおいて、
    前記報知手段は、筐体に配設される表示装置、ファインダー内に配設される表示装置、およびファインダー光学像に重ねてスーパーインポーズ表示するスーパーインポーズ表示装置の少なくとも1つによって構成されることを特徴とする電子カメラ。
  4. 撮像素子と、
    シャッタおよび絞りの駆動によって前記撮像素子に対する露出制御を行う露出制御手段と、
    前記撮像素子から出力された撮像信号による画像データを記録するデータ記録媒体の有無を検出するデータ記録媒体検出手段と、
    前記データ記録媒体検出手段により前記データ記録媒体無しが検出されている場合の前記露出制御手段の作動許可および作動禁止を択一的に設定する第1の設定手段と、
    ファインダ装置による光学像に重ねて所定の情報をスーパーインポーズ表示するスーパーインポーズ表示装置と、
    前記スーパーインポーズ表示装置の作動許可および作動禁止を択一的に設定する第2の設定手段と、
    前記データ記録媒体検出手段によりデータ記録媒体無しが検出され、かつ前記露出制御手段の作動が許可されている場合に、前記スーパーインポーズ表示装置の作動許可/作動禁止にかかわらずデータ記録媒体無しが検出されていることを示す表示を前記スーパーインポーズ表示装置に行わせる表示制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
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