JP4902082B2 - 小袋入り組成物 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は成分を封入する非均一厚さの延伸物質から形成される区画を有する小袋入り組成物に関する。
【0002】
(発明の背景)
現今、顆粒、液体及び錠剤のような製品形態において、多くの洗浄性組成物が提供され、各々は長所と短所を有している。
【0003】
最近は、主に消費者にとって取扱い易く、適用が容易(適用単位)であることから、錠剤が再び興味を得ている。錠剤の保管を安定化し、取扱い中の錠剤の破損を防ぐために成分は強力に圧縮される必要があり、一般的には結合剤は錠剤が破損しないのを確実にする必要がある。このことは性能の観点及び機械又は布地における残渣の観点の両面で消費者が望まない錠剤の溶解性及び分散性を低減する。
【0004】
したがって、容易な取り扱い及び粉末状ではなく又は破損しないが、完全及び迅速に溶解する適用単位製品を提供する代わりの方法及びより良い方法が望まれる。
【0005】
発明者は現在、上述の問題に取り組み、上述の必要性を満たすような、特に固体製品中、特定の方法において(部分的に)水溶性又は分解性又は分散可能な小袋に1つの製品にまとめた製品を作製するための改善された方法を発見している。
【0006】
洗剤のための小袋において、このようなものは洗浄に使用されるための適用単位組成物を提供するのに有用であることは当該技術分野において既知である。それらは、通常、大まかに製品を含有する袋形状小袋として記載されている。これらの小袋は透水性又は水溶性物質から作られる。しかしながら、これらの小袋入り製品の溶解性は常に満足のいくものではない。
【0007】
発明者は現在、改善された溶解性を持つ改善された小袋入り組成物、すなわち、非均一厚さの延伸可能な水溶性、水分散性又は水分解性物質から形成される区画を有する小袋入り組成物を発見しており、この物質は区画の中で、(組成物の)粒子状成分の周囲に延伸されている。したがって、組成物の成分は、好ましくは組成物全体は、典型的には区画中にしっかりと封入されている。少なくとも1つの成分又は好ましくは全体の組成物は粒子であることが好ましい。この区画内への成分の導入方法(及び小袋内への組成物の導入方法)は、例えば、小袋入り組成物が保管安定性を有する一方で、例えばより迅速であり及び/又はより完全であり、時間に制御される水中での改善及び/又は制御された溶解性をもたらす。非均一厚さを有し、成分又は組成物全体がしっかりと圧縮される区画によって、保管中、区画の残りの物質は製品の湿度を保護するのに好適でありながら、水が迅速に区画物質、特にそれらの最も厚い部分を通り又は溶解すると考えられている。
【0008】
さらに、コンパクトな錠剤と同様に、成分が密に封入されるため、保管時の安定性が改善され、成分の相互作用が低減する。成分又は組成物全体が粒子であって、発明の方法によって導入される際、成分及び組成物も、錠剤と異なり自由な流動性を残し、そのため、洗浄水中への成分及び組成物の溶解性はよりよいものとなる。
【0009】
さらには、改善された工程は、組成物の成分は延伸、非均一区画物質によって封入されるように上述で記載される小袋入り組成物の形成を提供する。
【0010】
(発明の概要)
本発明は、小袋入り液体又は固体の組成物を提供し、その小袋は1つ以上の区画及び組成物は1つ以上の成分を含み、その区画は非均一な厚さの延伸可能な水分解性、水溶性又は水分散性の物質から形成される。
【0011】
好ましくは、粒子成分を含む組成物が区画中に導入されている。
【0012】
区画物質の非均一な厚さは小袋入り組成物又はそれらの成分の保管安定性を確実にする一方で、水中への成分の非常に迅速及び/又は制御された開放を提供する。
【0013】
特に、本発明の小袋入り組成物は以下の段階を含む工程によって得ることができる:
a)好ましくはフィルムである延伸可能物質を延伸し開放区画を形成し、好ましくは型に物質を導入し型中で物質を延伸して型の形状の開放区画を形成し;
b)開放区画中に開放区画の容積の少なくとも95%が成分で満たされるように好ましくは粒子成分である成分を導入し;
c)続いて、開放区画を閉鎖する。
【0014】
典型的には、b)段階において、開放区画は100%又はそれと同等の粒子成分によって過充填されており、開放区画を閉鎖する際、それらの物質は延伸されたままであるか、更に延伸される。
【0015】
成分は、小袋が除去される際になお自由流動性であることが示され得る一方で、典型的には粒子成分の密度が増加するよう、つまり、区画の閉鎖後の成分の密度が、区画内での導入前の成分のバルク密度より高くなるようしっかりと密閉される。これはより、多くの成分が小袋の容積中に含有され、小袋に消費者にとってより満足な美観的魅力を与え、小袋形状を失うことなく、消費者によってより容易に小袋が取り扱えることを可能とする。
【0016】
小袋入り組成物は、区画の閉鎖後の組成物のバルク密度が区画中への導入前の(粒子)成分の平均バルク密度より5%〜45%又はさらには〜35%高いのが好ましく又は5%〜30%又はさらには10%〜25%高いのが好ましい。
【0017】
好ましくは、小袋全体は水溶性である。好ましくは、組成物は洗浄性組成物であることが好ましい。
【0018】
発明は上述で記載される工程を包含する発明の小袋入り組成物の作製工程も提供する。
【0019】
(発明の詳細な説明)
小袋及びそれらの区画
本明細書の小袋は、組成物を含む容積空間を封入する閉鎖構造を含む。したがって、小袋は組成物を保持するのに好適な、例えば、小袋入り組成物が水と接触する以前に小袋から組成物が放出されることのない任意の形態、形状及び物質であることができる。正確な実行は、例えば、小袋の組成物の種類及び量、小袋の区画の数、組成物を保持、保護及び運搬又は放出するのに必要とされる特性に依存する。
【0020】
本明細書の組成物のどの適用単位量も都合よく含有する寸法等からなる小袋は、所望の操作に好適である。例えば、組成物が洗浄性組成物である際、小袋中の量は1度の洗浄又は部分適用のみに好適であって、例えば小袋入り組成物が洗浄性組成物である際、洗浄するものの寸法及び/又は汚れの程度に応じて、使用する量を変えられる優れた柔軟性を消費者に与えることができる。
【0021】
1つの実施態様において、小袋入り組成物は明らかに区別できる側面と底面と裏を有する。好ましくは、小袋入り組成物は球状又は平坦な底面及び円形壁を有する型の中で形成される。したがって、好ましくは小袋入り組成物は球体、より好ましくは円筒形状である。
【0022】
小袋は1つ以上の区画を有し、好ましくはそれらのうちの少なくとも1つは粒子成分を含有する。1つの実行において、1つ以上の粒子成分が存在し、全ての粒子成分は、全く同一の小袋の区画中に存在する。
【0023】
液体成分の1つ以上の区画は、粒子成分を含む区画に加えて存在するのが好ましい。
【0024】
しかしながら、小袋中に1つの区画のみがあり、したがって、組成物全体を含有するのが好ましい。これは、物質が区画及び小袋を形成する必要性を削減する。
【0025】
本明細書の小袋の区画は、本明細書に記載の物質からなる閉鎖構造を有し、成分を保持する容積空間を封入する。したがって、区画は、例えば、小袋入り組成物が水と接触する前に区画から組成物が放出されることのないような、使用前に成分を保持するのに好適なように作製される。区画は区画の物質の特性、成分又は組成物の特性、使用の目的及び成分等の量に依存して任意の形態あるいは形状を有することができる。1つ以上の区画が存在する場合、例えばヒートシール又はウェットシールによるシール、任意の既知のグルー物質による接着、以下にも記載されるような任意の手段によって区画はお互いが結合又は接続される。
【0026】
区画は水分散性、水分解性又は好ましくは水溶性物質、好ましくは延伸可能なフィルム物質からなる。好ましくは小袋全体は延伸可能な物質からなる。この延伸可能な物質は容積で95%を超え、又はさらには100%又はさらには100%を超えて充填される開放区画形状を形成するために延伸される。さらには、密充填及び区画の閉鎖後に形成され得る(付加)ヘッドスペースがないことを確実とするために、物質は好ましくは弾性をもつ。
【0027】
好ましい延伸可能な物質は、少なくとも2ニュートン力が適用される際、延伸によって破断される直前の物質片の長さを有する原物質片の長さとの比較によって決定されるものとして少なくとも150%、好ましくは少なくとも200%、より好ましくは少なくとも400%の最大延伸度を有する。好ましくは、少なくとも1ニュートン又はさらには3ニュートン力が使用される際、物質は前述のように延伸度を有する。好ましくは、前述の下限力が使用される際この延伸度を有するが、20ニュートン又はさらには12ニュートン又はさらには8ニュートン以下である。
【0028】
例えば、長さ10cm、幅1cm及び厚さ40ミクロンを有するフィルム片は、例えば2.8ニュートン力によって縦に延伸され、したがって、破断する点まで圧力を増加する。破断の直前の伸張の程度は、長さを連続的に測定することから決定することができ、次に延伸度は計算することができる。例えば、10cmの原長さを有するフィルム片は、208ニュートン力によって52cm(破断直前)まで延伸されることができ、したがって、520%の最大延伸力(少なくとも2ニュートン力、すなわち2.8ニュートンにおいて)を有する。
【0029】
200%の度合いまでのフィルム片(10cm×1cm×40ミクロン)等を延伸するための力は、好ましくは少なくとも1ニュートン、好ましくは2ニュートン、より好ましくは2.5ニュートン又はさらには3ニュートンであって、好ましくは20ニュートン以下、好ましくは12ニュートン未満、最も好ましくは8ニュートン未満であるべきである。これは特に、形成後のフィルム中に残る弾性力が小袋中の粉末を不動化するのに十分なほど高いことを確実にするが、容易に小袋を成形及び形成するほどには高くない。
【0030】
本明細書で定義を形成するのが明らかであるものとして、延伸可能な物質は、閉鎖区画中に存在しない時は、延伸度によって定義される。しかしながら、前述のように、物質は区画を形成する際に延伸される。これは、延伸前に例えばフィルムのような物質上にグリッドを印刷することによって見られ、したがって、グリッドを有するこの物質から成分を有する区画を形成する。グリッドのマス目は伸張され、したがって延伸されることが見られる。
【0031】
区画の延伸可能な物質の弾性及び小袋全体は、好ましくは本明細書中では通常、「弾性回復」として定義される。これは、物質の延伸(例えば、上述のように200%の伸張)及び延伸力の開放後の物質の長さを測定によって決定される。例えば、長さ10cm、幅1cm及び厚さ40ミクロンのフィルム片は、20cm(200%伸張)まで、2.8ニュートン力(上述の通り)によって縦に延伸され、次に力が抜かれる。フィルムは80%弾性回復を意味する12cmの長さで跳ね返る。
【0032】
本明細書に関する小袋物質の弾性は、小袋を作製する時における弾性である。小袋の保管中に典型的に発生する延伸の延長は、塑性体のクリーピングによって小袋物質の弾性を減少させる。小袋又はそれらの区画の作製時に、区画物質は弾性回復が20%〜100%、より好ましくは50%又は60%又はさらに好ましくは75%〜、又はさらには80%〜100%であるような弾性を有することが好ましい。
【0033】
したがって、区画物質(及び好ましくは小袋全体)は、区画または小袋の形成及び/又は閉鎖中に延伸され、その結果小袋入り物質は少なくとも部分的に延伸された区画又は小袋を有するようになる。区画形成の際の区画物質の延伸は、任意で物質の加熱中の真空の使用を含む例えば物質に力を適用することのようないずれかの手段によって行われ得る。
【0034】
典型的及び好ましくは、形成及び閉鎖の工程によって、延伸度は区画又は小袋上において非均一である。例えば、フィルムが型中に配置され、開放区画が型の底部におけるフィルムの一部分の真空形成(及び次に成分によって充填され、次に閉鎖される)によって形成される際、閉鎖点において最も遠くで除去される形成は上部においてよりもより延伸される。区画の物質は、典型的には10%〜1000%、好ましくは20%〜600%又はさらには40%〜500%又はさらには60%〜400%の厚さ変量を有する。これは例えば適切なマイクロメーターの使用のような任意の方法によって測定できる。これは、ミツトヨUk社(Mitutoyo Uk Ltd)からCD−6’’CP番として入手可能であるようなカリパスによって測定される。
【0035】
そのため、第1に水に対して提供される成分は、区画の底層に含まれ、後の段階で水に対して提供される成分は、区画の上に近い次の相に含まれるのが好ましい。あるいは又は付加的に、最少湿度感受性成分は区画の底層に含まれ、より湿度感受性の高い成分は次の又は上層に含まれる。
【0036】
小袋物質及び区画物質
好ましくは、組成物は水に対して提供される組成物であり、したがって、小袋及びそれらの区画は少なくとも1つの成分が水への付加時又は極く直後に放出されるように指図される。したがって、区画、好ましくは小袋は水分散性又はより好ましくは水溶性の物質から形成される。
【0037】
1つの好ましい実施態様においては、成分は水と小袋入り組成物の接触後、3分以内、さらに好ましくは2分以内又はさらには1分以内に水中に放出される。
【0038】
本明細書で好ましい水分散性物質は、50ミクロンの最大孔径を有するガラス濾過器を使用する以下で記述する方法によって測定される、少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%又はさらには少なくとも95%の分散性を有する。
【0039】
より好ましくは、物質は水溶性であり、20ミクロンの最大孔径を有するガラス濾過器を使用する以下で記述する方法によって測定される、少なくとも50%、好ましくは少なくとも75%又はさらには少なくとも95%の溶解性を有し、すなわち:
区画及び/又は小袋の水溶性又は水分散度を決定する重量測定方法:
400mlビーカーに10グラム±0.1グラムの物質を導入し、その重量を決定し、そして245ml±1mlの蒸留水を加える。これを600rpmにセットした磁気攪拌器で30分間激しく攪拌する。その後、混合物を前記で定義した孔径(最大20あるいは50ミクロン)の固定定量ガラスフィルターで濾過する。回収した濾液から任意の従来の方法によって水を乾燥し、残ったポリマーの重量を測定する(それが溶解あるいは分散画分である)。その後、%溶解度あるいは分散度が計算できる。
【0040】
好ましい物質はポリマー物質、好ましくはフィルムあるいはシートに形成されるポリマーである。フィルム形態の物質は、当業界において既知の、例えば、ポリマー物質の注型、吹き込み成型、押し出しあるいは吹き込み押し出しによって得られる。
【0041】
好ましいポリマー、コポリマー又はそれらの誘導体は、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン、ポリアルキレンオキシド類、(修飾)セルロース、(修飾)セルロースエーテル類、セルロースエステル類又はセルロースアミド類、ポリアクリレートを包含するポリカルボン酸類及び塩、マレイン酸/アクリル酸のコポリマー類、ポリアミノ酸類又はペプチド類、ポリアクリルアミドを包含するポリアミド類、デンプン及びゼラチンを包含する多糖類及びキサンタン及びカラゴムなどの天然ゴム類から選択される。好ましくは、ポリマー類はポリメタクリレートを包含するポリアクリレート及びアクリレートコポリマー類、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、マルトデキストリン、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースから選択され;及び最も好ましくはポリビニルアルコール類、ポリビニルアルコールコポリマー類及び/又はヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)から選択される。
【0042】
ポリマーはいかなる重量平均分子量、好ましくは約1000〜1,000,000、あるいはさらに10,000〜300,000、あるいはさらに15,000〜200,000、あるいはさらに20,000〜150,000を有するものであることができる。
【0043】
ポリマー類の混合物もまた使用されることができる。これは、それらの適用及び要求されるニーズに依存して、区画又は小袋の機械的及び/又は溶解性の制御において特に有益であってもよい。例えば、ポリマー類の混合物が区画物質中に存在することが好ましく、それによって1つのポリマー物質がその他のポリマー物質より、より高い水溶性を有し、及び/又は1つのポリマー物質がその他のポリマー物質より高い機械的強度を有する。例えば、10,000〜40,000、好ましくはおよそ20,000の重量平均分子量を有するPVA(又はこれらのコポリマー)及び/又はHPMC、及び約100,000〜300,000、好ましくはおよそ150,000の重量平均分子量を有するPVA(又はこれらのコポリマー)及び/又はHPMCのような異なった重量平均分子量を有するポリマー類の混合物を使用するのが好ましい。
【0044】
また、有用なのは、例えば、もし物質が水分散性又は水溶性であるなら、典型的には1〜35重量%のポリラクチド及びおよそ65〜99重量%のポリビニルアルコールを含むポリラクチド及びポリビニルアルコールの混合によって達成されるポリラクチド及びポリビニルアルコールのような加水分解的に分解され、水溶性ポリマー混合物を含むポリマー混合組成物である。
【0045】
区画物質中に存在するポリマー類は、物質の溶解度を改善するために60%〜98%、好ましくは80%〜90%加水分解されていることが好ましい。
【0046】
最も好ましいのは、水溶性延伸可能物質及びクリス−クラフト・インダストリアル・プロダクツ・オブ・ガリー(Chris-Craft Industrial Products of Gary)(米国、インディアナ州)より登録商標M8630として販売されているPVAフィルム固体のような特性を有するPVAポリマーを含む弾性物質である。
【0047】
好ましくは、フィルム物質中のポリマー(例えば市販の混合物)の濃度の種類は、例えばPVAポリマーにおいては、物質又はフィルムの重量に対して少なくとも60%、又は少なくとも60%又はさらには少なくとも70%又はさらには少なくとも80%又は90%である。上限濃度は、重量で100%までであるが、典型的には99%又はさらには98%である。
【0048】
本明細書の物質は他の添加物成分、次にポリマー類又はポリマー物質を含んで良い。例えば、可塑剤、例えば、グリセロール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール及びそれらの混合物、付加的な水、分解補助剤を添加することが有益であってもよい。小袋入り組成物が洗剤組成物である際、小袋又は区画物質自体が洗浄水に分配されるべき洗剤添加物、例えば、有機ポリマー汚れ放出剤、分散剤、染料付着阻害物質を含むことが有用であっても良い。
【0049】
フィルム形態における物質は被覆されて良く、好ましくは本明細書の区画又は小袋又は組成物が、より保管安定性を有し及び/又はより湿度に感受性が少なく及び/又は改善された湿度バリアとして挙動するようにフィルムを被覆するのに有益であるような所望の特性によって、任意の被覆方法及び任意の被覆剤を片面に有する。
【0050】
非常に有益な形成は、物質又はフィルムの1つ側面が区画を形成する前、したがって物質又はフィルムの延伸前にフィルムの溶解を遅延化する被覆を施されることである。次に、物質又はフィルムの延伸によって、被覆は延伸され、その上、被覆におけるクラック及び/又は物質それに伴う区画上の被覆における不均一な分配をもたらす。これは次に、使用時に、クラック又は不均一な分配がなお所望の溶解を確実とする一方で、保管中の湿度に対する安定性をなお確実とする。したがって、側面を持つ際に濡れた指で取り扱われるのに耐えるが、最も厚い部分におけるフィルムの破断によって水中に浸潤される際に、なお迅速に製品を放出する小袋入り組成物を作製することは可能である。
【0051】
任意の被覆物質が使用でき、特に有用なのは疎水性被覆、又は本明細書ですでに定義したものより低水溶性のポリマー類である。
【0052】
区画物質は、表面積が物質の収縮によって開放区画を閉鎖する間又はその後に縮減され得るので収縮可能物質であって良い。
【0053】
好ましくは、開放区画は開放区画物質と同様の物質片によって閉鎖される。閉鎖物質及びそれと共に好ましくは開放区画又は形状物質もまた、好ましくはヒートシールによって閉鎖され得るような熱可塑性がよい。あるいは、熱可塑性被覆は物質全体若しくはシールが形成される部分のみに提供される。シーリングも溶媒溶接又はウェットシールによって作製することができる。好適なヒートシール可能物質にはポリビニルアルコール、ポリビニルアセテート、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、アクリル樹脂及びこれらの混合物、特にポリビニルアルコールが挙げられる。
【0054】
組成物及びそれらの成分
本発明の組成物は小袋中に存在し、及び本明細書においては小袋入り組成物のことも指す。組成物は、特に開放区画は次に粒子状成分によって過充填され、次に閉鎖されるため、フィルムの延伸及び密充填及び均一な密度上昇を増加するため、好ましくは1つの粒子成分を含む。一般的に、粒子成分は粉末、顆粒、押出物又はフレーク状成分である。好ましくは、組成物は自由流動性の粉末形態である。好ましくは、組成物又はそれらの成分は錠剤形態ではない。洗濯洗剤、食器洗い洗剤、並びにコンディショナー及び他のリンス添加物のような布地ケア組成物のような洗浄性組成物が好ましい。
【0055】
本明細書の小袋入り組成物は、前記開放区画の閉鎖前に、開放区画がほぼ完全に充填され、典型的には、開放区画(形状)の容積の少なくとも95%、好ましくは少なくとも98%又は(特に成分が粒子である際)さらには少なくとも開放区画(形状)の体積の100%であるように、成分が開放区画に導入される方法に(好ましい工程は以下で述べる)よって得ることができる。より好ましくは、開放区画(形状)は粒子成分によって過充填され、つまり成分の容積は形状の体積の100%を超え、好ましくは105%を超え又は好ましくは110%又はさらには115%を超える。
【0056】
本明細書の小袋入りの組成物は、例えば以下の工程を含む工程によって得ることができる:
a)好ましくはフィルムである延伸可能物質を延伸し、それによって開放区画を形成し、好ましくは型に物質を導入し型内で物質を延伸して型の形状の開放区画を形成し、;
b)開放成分の容積の少なくとも95%、好ましくは少なくとも100%が粒子成分で満たされるように(粒子)成分を開放成分内に導入し;
c)続いて、開放区画を閉鎖する。
【0057】
1つの好ましい工程においては、上述の工程のa)、又はb)及びc)段階は、好ましくは真空を適用することによる大気圧より低い低減された圧力下で、減圧又は真空のもとで充填及び閉鎖後、密充填区画が可能となるように実行されることができる。
【0058】
区画は、さらなる物質の延伸及び区画の閉鎖によって閉鎖され得るが、好ましくは開放区画は物質の同種の物質片の付加によって閉鎖される。好ましくは、開放区画及び閉鎖物質は双方とも延伸可能な物質のフィルムであって、好ましくは双方とも水溶性物質である。次にそれらは、いかなる方法によってシールされることができ、例えば湿溶接又はより好ましくはヒートシールによって区画の閉鎖を確実にする。
【0059】
典型的には、区画への粒子成分の導入は、区画の閉鎖後の成分のバルク密度が区画中への導入前の成分のバルク密度と比較して、5%〜45%、好ましくは〜35%、好ましくは5%又はさらには10%〜30%又はさらには〜25%又はさらには8%〜20%又はさらには〜15%増加するのが好ましい。
【0060】
小袋入り組成物の導入前の成分のバルク密度はISO3424−1975−Eに記載されているようなレポールカップ法(Repour Cup method)によって決定される。
【0061】
区画の閉鎖後の成分のバルク密度は容積排出法によって決定される。例えば、幅広のネック及び排出アームを有する容器は、既知の密度の溶媒によって、区画物質に決して影響しないように収集アームの位置まで充填される。試験される区画中の成分は正確に秤量され、次に例えば薄金属線片を使用して液体中に浸潤される。排出される液体量はアームを通して容器を離れる液体であって、収集され注意して秤量される。排出液体の置換容積はこの重量及び液体の既知の密度から容易に計算できる。次に、区画物質(本明細書中の成分ではなく)によって容積置換は測定又は計算され得る。容積置換は小袋を液体中に浸潤する5分以内に測定される。これは、実際の成分の容積置換を得るために、上述の試験における測定として容積置換から差し引かれる。次に閉鎖区画中での実際の成分の密度が次に計算される。(小袋を浸潤するのに使用する薄線に関連する誤りは、最少であって考慮に入れない。)区画物質によって、好適な液体が選択し得る。例えば、PVAのような水溶性物質のような好ましい液体はグリセロール又はネオドール(Neodol)23−5である。これは、区画が延伸の結果としてフィルムに微視的な孔を含むためである。グリセロールのような粘稠溶媒を使用することは、小袋中への液体の滴下による任意の誤りを最少化する。また、有用なのはネオドール(Neodol)23−5のような非イオン界面活性剤である。
【0062】
密充填は、充填効果を増加し、例えば、開放区画中の成分の振動によるような成分の粒子間の空間を削減し、一定時間成分粒子を安定化することを可能とし、例えば、任意の圧力が使用される場合、〜20MPa、好ましくは〜10MPa又はさらにはより好ましくは〜5MPa又はさらには〜2MPaの圧力の適用のように、成分及び典型的には組成物全体が自由流動性性を残す条件で適度に圧力を増加することでなされ得る。
【0063】
成分が粒子形態である場合、次に成分のバルク密度は圧縮段階によって達成できる。典型的に、粒子成分はまず開放区画中に配置され、次に、前記成分のバルク密度が、圧縮段階前の成分の原バルク密度に対して、5%〜50%、好ましくは10%〜又は15%〜又は20%〜、及び好ましくは〜45%又は〜40%又は〜35%又は〜30%の増加となる前記成分へ圧力がかけられる。
【0064】
典型的には、開放区画の開放部に適応することのできる寸法及び形状である固形物の形態に圧力を適用することができる。固形物は前記成分に圧力を加えることができる。好ましくは、固形物は〜20MPa、好ましくは〜10MPa又はさらに好ましくは〜5MPa又は〜2MPaまでもの圧力を粒子成分に適用する。
【0065】
本発明の好ましい実施態様において、好ましくは固形物と粒子成分との接触によって粒子成分にインデントが形成され、さらにより好ましくは、インデントは圧縮段階中に形成される。このインデントは、形成された小袋が複数区画小袋の形態で形成され、第1区画と第2区画を含む際に特に有益である。本明細書中で形成されるインデントを有する粒子成分は、典型的に第1区画中に含有される。第1区画のインデントは、より容易に第1区画と結合されるための第2区画を可能とし、複数区画小袋の形成における工程の複雑性及び困難性を低減し、及び複数区画小袋の安定性及び構造強度を増加する。
【0066】
小袋入り組成物は、例えば1つ以上の粒子成分又は液体成分、又はこれらの混合物のような異なる成分を含む。次に、本明細書中の成分の区画の制御又は連続的な開放のために、異なる成分は異なる区画中に含まれるのが好ましく、及び1つの区画物質の厚さはその他の区画とは異なことが好ましい。
【0067】
本明細書中で使用する時、「異なる」成分は、1つの成分は例えば少なくとも1つの異なる成分のような、他の成分又は成分と少なくとも1つの異なる化学的特性を有し、又は1つの成分はその他の成分又は成分と少なくとも1つの異なる物理的特性を有することを意味する。例については、後に述べる。
【0068】
本明細書の組成物及び成分は、特に水に配分され、水中で活性であるいずれの自由流動性の顆粒又は粉末組成物である、いかなる組成物であることができる。
【0069】
好ましい組成物は飲料、食用組成物、薬剤組成物、身体ケア組成物、洗浄性組成物、布地ケア又はコンディショニング組成物であって;最も好ましくは、本明細書中の組成物は、洗浄性組成物又は布地ケア組成物、好ましくは硬表面クリーナー、より好ましくは洗濯又は食器洗い組成物であって、洗剤、前処理又は漬浸組成物又は布地コンディショナー及び他のリンス添加物を包含する。
【0070】
洗浄性組成物中で使用される際、成分は任意の活性洗浄性成分を含有することができる。特に好ましいのは、界面活性剤、キレート剤、賦形剤、酵素、香料、漂白剤、漂白活性化剤、布地柔軟材、布地コンディショナー、抗菌剤、発泡源、増白剤、光漂白剤のような活性成分である。
【0071】
布地ケア組成物又はリンス添加剤は、好ましくは第四級アンモニウム化合物及び/又は軟化クレイのような少なくとも1つ以上の柔軟剤、及び好ましくは、抗しわ補助剤、香料、キレート剤、布地結合ポリマーのような添加剤を含む。
【0072】
一般的に、水は成分中に〜10%の濃度で存在し;特に成分が粒子の場合、水の濃度は好ましくは成分の重量に対して0.2%〜5%又さらには0.2%〜3%又はさらには0.5%〜2%である。
【0073】
小袋入り組成物の性質は水に迅速に溶解又は分散できるものであるが、特に酸及びカルボネート源を基剤とした発泡源である発泡源、水膨潤ポリマー又はクレイのような分解剤が本明細書中の小袋又は区画物質自体、及び/又は組成物中に存在するのが好ましい。好適な酸にはフマル酸、マレイン酸、クエン酸のような有機カルボン酸が挙げられ;好適なカーボネート源にはカーボネート、重炭酸、過炭酸のナトリウム塩が挙げられる。分解補助剤又は発泡源又はその両方の好ましい濃度は、小袋入り組成物の重量に対して0.05%〜15%又はさらには0.2%〜10%である。
【0074】
粒子成分は、好ましくは少なくとも1つの粒子化合物を含むが、典型的には成分は、好ましくは成分を形成するのに完全に混合される少なくとも2つの粒子化合物を含む。小袋の区画の成分は密に充填されるので異なる成分間の相互作用は削減される。これは、必要であれば、均一な不適合成分の成分における導入を可能とする。したがって、成分は1つ以上の酵素及び過酸素漂白のような漂白剤、過炭酸の塩等を含む。しかしながら、特に過酸素漂白、酵素及び/又はアルミノケイ酸塩、無水塩又は無水酸のような過乾燥物質を包含する他の吸湿性物質又は無水物質又は水和可能物質とは異なる成分において漂白剤を包含することは有益である。
【0075】
小袋組成物が、明らかに上面と底面を有し及び層形態中に異なる成分が存在するような場合、底層に例えばクエン酸等のカーボネート塩及び有機カルボン酸のような発泡性塩及び酸を包含する非ゲル化洗剤成分を包含し、及び上層又は最上層にアニオン系及び非イオン界面活性剤のような潜在的ゲル化成分を包含するのも有益である。底部分において、区画物質は典型的には小袋組成物の上域より前に溶解されるために底域に導かれるようにより長く延伸される。
【0076】
粒子成分中の部分的又は全成分は、区画への導入前に凝集化、スプレー乾燥、押出しのような前顆粒化はされず、成分は乾燥混合粉末成分又はさらには原材料の混合物であることが可能である。好ましくは、例えば成分の60%未満又はさらには40%未満、又はさらには20%未満が自由流動性の前顆粒化顆粒である。
【0077】
また、本明細書の洗浄性組成物又は区画物質又は小袋物質、好ましくは組成物及び前記物質の双方が、特にEDDSまたはEDTAまたはHEDPのようなキレート剤を含有するホスホネート及び/又はカルボキシレート剤である1つ以上のキレート剤を含む際、洗浄機能において有益であることが分かっている。
【0078】
特定の洗浄条件において、洗浄水中に、クレイ汚れの除去において負の効果を有する遊離ヒドロキシ基を有する高濃度の特定の溶解性区画物質又は小袋物質の存在も分かっている。したがって、できるだけ少ない区画を使用し、したがって、好ましくは1つのみの区画を有する小袋を使用するのに有益なだけでなく、組成物又は小袋物質中に好ましくは11〜24、好ましくは12〜20又はさらには14〜18の平均アルコール炭素鎖長、及び少なくとも20又はさらには少なくとも40又はさらには少なくとも70のアルコキシル化度を有する、好ましくはポリアルコキシル化アルコールであるポリアルコキシル化化合物を導入するのに有益であることが分かっている。著しく好ましいのは、化合物のような小袋組成物の重量に対して0.1%〜8%、又はさらには0.5〜5%であって;著しく好ましいのはTAE80である。
【0079】
その他の好ましい成分は、過炭酸の塩であって、特にナトリウム塩であるような過水和漂白剤である。小袋又は区画が、PVAのような遊離ヒドロキシ基を有する物質を含む際、好ましい漂白剤は過炭酸塩を含み、好ましくは任意の過ホウ酸塩及びホウ酸塩をも含まない。ホウ酸及び過ホウ酸とこれらのヒドロキシ含有物質との相互作用は、物質の溶解を低減し、機能低下をもたらす。
【0080】
アルキレン基は1〜6個の炭素原子を含み、特にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(イソ−NOBS)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、アセトキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(ABS)及びペンタアセチルグルコースのような1、2及び6に炭素原子を含有するアルキレン基の化合物であるN−,N,N1N1テトラアセチル化アルキレンジアミンを包含するイミド型アルキル過カルボン酸前駆体化合物のような有機過オキシ酸漂白前駆体又は活性化剤化合物が好ましいが、アミド置換アルキル過オキシ酸前駆体化合物も好ましい。
【0081】
本明細書中において使用するのに、著しく好ましいのは1つ以上の酵素である。好ましい酵素物質としては、市販のリパーゼ、クチナーゼ、アミラーゼ、中性及びアルカリ性プロテアーゼ、セルラーゼ、エンドラーゼ、エステラーゼ、ぺクチナーゼ、ラクターゼ及び洗剤組成物に従来から導入されるぺルオキシダーゼが挙げられる。好適な酵素は米国特許3,519,570号及び3,533,139号に記載されている。好ましい市販のプロテアーゼ酵素としては、ノボインダストリー(Novo Industries)A/S(デンマーク)より商標名アルカラーゼ(Alcalase)、サビナーゼ(Savinase)、プリマ−ゼ(Primase)、デュラジン(Durazym)及びエスペラーゼ(Esperase)として販売されているもの、ジネンコーインターナショナル(Genencor International)、ギスト−ブロケード(Gist-Brocades)より商品名マクサターゼ(Maxatase)、マクサカール(Maxacal)及びマクサペン(Maxapem)として販売されているもの、ソルベイ・エンザイム(Solvay Enzymes)より商品名オプティクリーン(Opticlean)及びオプティマーゼ(Optimase)として販売されているものが挙げられる。好ましいアミラーゼは、例えば、英国公開特許第1,269,839号(ノボ)(Novo)により詳細に記載されているBリケニフォルミス(licheniformis)の特種株より得られるα−アミラーゼが挙げられる。市販されている好ましいアミラーゼとしては、例えばギスト−ブロケード(Gist-Brocades)により商品名ラピダーゼとして販売されているもの、及びノヴォインダストリー(Novo Industries)A/Sより商標名ターマミル(Termamyl)、デュラミル(Duramyl)及びバン(BAN)として販売されているものが挙げられる。著しく好ましいアミラーゼは、PCT/米国特許第9703635号、国際特許第95/26397号及び国際特許第96/23873号に記載のものがある。リパーゼは、例えば、シュードモナス(Pseudomonas)シュードアルカリジーンズ(pseudoalcaligenes)又はシュードフルオレセンス(Pseudomas fluorescens)を包含するヒューミコラ(Humicola)種、サーモマイセス(Thermomyces)種又はシュードモナス(Pseudomonas)種の株生成リパーゼから得られるカビ又は細菌起源であって良い。化学的又は遺伝子的に修飾されたこれらの株の変種からのリパーゼも本明細書において有用である。好ましいリパーゼはシュードモナス(Pseudomonas)シュードアルカリジーンズ(pseudoalcaligenes)から誘導されたもので、欧州公開特許第0218272号に記載されている。
【0082】
本明細書において好適な他のリパーゼは欧州公開特許第0258,068号に記載されているように、ヒューミコラ(Humicola)ラヌギノーサ(lanuginosa)からの遺伝子のクローニング及びホストとしてのアスペルギルス(Aspergillus)オリザ(oryza)における遺伝子の発現によって得られ、ノボインダストリー(Novo Industries)A/S、デンマーク、バグスバードより商標名リポラーゼとして市販されている。このリパーゼはまた、米国公開特許第4,810,414号(ヒュージ−ジェンセン(Huge-Jensen)ら、1989年、3月7日出願)に記載されている。
【0083】
好ましくは直鎖又は分岐鎖アルキルベンゼンスルホネート、アルキルサルフェート及びアルキルエトキシルサルフェート、イセチオネート、N−アシルタウレート、メチルタウライドの脂肪酸アミド、アルキルサクシネート及びスルホサクシネート、スルホサクシネートのモノエステル(特に置換及び非置換C12〜C18モノエステル)、スルホサクシネートのジエステル(特に置換及び非置換C6〜C14ジエステル)、N−アシルサルコシネートであるアニオン系サルフェート、スルホネート、カルボキシレート及びサルコシネート界面活性剤の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びモノ−、ジ−及びトリ−エタノールアミン塩のような置換アンモニウム塩を包含する)を包含するアニオン系界面活性剤である。著しく好ましいのは、アニオン系界面活性剤が存在する際、少なくとも1つのアルキルサルフェート界面活性剤が存在し、好ましくは分岐鎖アルキルサルフェート界面活性剤が、好ましくは成分又は組成物の重量に対して1%〜20%又はさらには〜15%の濃度である。
【0084】
アルキルフェノール類の非イオン縮合物、非イオンエトキシル化アルコール類、非イオンエトキシル化/プロポキシル化脂肪族アルコール類、プロピレングリコールと非イオンエトキシレート/プロポキシレートとの縮合物、及びプロピレンオキシド/エチレンジアミン添加物と非イオンエトキシレートとの縮合生成物の部類から選択される非イオン界面活性剤のような非イオン界面活性剤も好ましい。
【0085】
本明細書中のカチオン系界面活性剤及び柔軟剤には、例えば、第四級アンモニウム界面活性剤及び柔軟剤、並びにコリンエステル界面活性剤も包含される。
【0086】
酸化鉄及び水酸化物、アゾ染料、天然染料のような着色剤も組成物中又は好ましくは区画中又は小袋物質中にも存在し、好ましくは小袋入り組成物の重量に対して0.001%〜10%又はさらには0.01〜5%又はさらには0.05%〜1%の濃度で存在しても良い。
【0087】
(実施例)
実施例1
38ミクロン厚さのクリスクラフト(Chris-Craft)M−8630フィルム片を型の上部に配置し、配置を固定する。型は直径45mm及び深さ25mmの円筒状形状である。1mm厚さのゴム層を型の縁周に存在させる。真空にするために、型は型物質中にいくつかの孔を有する。
【0088】
型にフィルムを引き寄せ、型の内表面とのフィルムフラッシュを引き寄せえるため真空を適用する。典型的には、炭酸塩、クエン酸及び/又はシトレート、酵素、漂白活性化剤及び界面活性剤である過炭酸塩及び水溶性塩及び有機酸を含む洗剤粉末混合物40グラムを型に注入する。この粉末混合物は型注入前に860g/lのバルク密度を有する。これは若干の振れがある。型を105%〜115%の間で充填する。
【0089】
次に、同様のM−8630フィルムシートを粉末を有する型上に配置し、2つのフィルム片をヒートシールするために、内径46mmの平環状金属片を適用し、型の縁のゴムリングに適度な圧力が加わる金属片を加熱することによって第1層をシールする。金属環を典型的には、140〜146℃まで加熱し、5秒間までの時間を適用する。本実施例において、フィルム上にグリッドを有するフィルム物質を使用することによって目に見える状態でこの工程中、フィルムを延伸する。フィルム厚さの変量は、20及び40ミクロン間であって、底部は20ミクロンであり、上部は40ミクロン及び側部は20及び40ミクロン間を変動する。
【0090】
次に、小袋入り組成物のバルク密度を上述の方法によって試験したところ1020g/lであった。
【0091】
上述の方法で作製した小袋によって、10℃、5リットルの水中の浸漬下に10秒以下の時間で製品を放出した。
【0092】
10cm×1cm×40ミクロンのフィルム物質片自体は、上述のように2.8ニュートン力を使用して、弾性及び延伸性を試験した。最大延伸度は520であって、弾性回復率は85%であった。
【0093】
実施例2
型中の開放小袋に、まず、8グラムの過炭酸ナトリウム及び4グラムのクエン酸及び5.5グラムの炭酸ナトリウムを含む17.5グラムの洗剤組成物を充填し、次に、0.1グラムの酵素、5グラムのアニオン系界面活性剤及び10グラムのゼオライト、2.4グラムの香料、漂白活性化剤(TAED)、増白剤、及び他の微量の添加物を含む17.5グラムの洗剤成分を充填し、実施例1を繰り返す。
【0094】
実施例3
型中の開放小袋に、まず、実施例2にあるような過炭酸ナトリウム、クエン酸、炭酸ナトリウム、酵素、アニオン系界面活性剤、ゼオライト、香料、漂白活性化剤(TAED)、増白剤及び他の少量の添加物、バランスとして硫酸ナトリウムの充填塩を含む30グラムの洗剤成分を充填し、次に、5グラムの布地柔軟クレイの第2層を加え、実施例1を繰り返す。
【0095】
以下は、本発明の小袋において導入されるのに好適である洗剤組成物である:
【表1】
Claims (12)
- 液体または固体組成物を含む小袋の製造方法であって、
前記小袋は、1つ以上の区画を含み、少なくとも1つの該区画が粒状成分を含み、前記区画は非均一な厚さの、延伸可能な水分解性、水溶性又は水分散性の材料から形成されてなり、前記製造方法が、下記の、
a)前記延伸可能材料を延伸して開放区画を形成し、
b)前記粒状成分を前記開放区画中に導入するに際し、前記開放区画の容積の少なくとも100%が前記粒状成分で満たされるように導入し、
c)続いて、前記開放区画を閉鎖する、
工程を含んでなることを特徴とする、小袋の製造方法。 - 前記工程が、前記粒状成分のかさ密度を5%〜45%増加させる圧縮工程を含む、請求項1に記載の方法。
- 前記工程a)またはb)およびc)が、大気圧より低い減圧下で実施される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記工程b)において、前記粒状成分が、前記開放区画の容積の少なくとも105%が前記粒状成分で満たされるように導入される、請求項1または2に記載の方法。
- 前記区画が、弾性材料から形成されたものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記区画が、延伸可能及び収縮可能材料から形成され、工程c)において、前記区画の表面域は前記開放区画の閉鎖中または閉鎖に続いて、前記開放区画および/または前記区画の収縮によって縮減される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記区画は、少なくとも40%までの厚さ変量を有する非均一な厚さの材料から形成されたものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 前記延伸材料は少なくとも200%の最大延伸度(ただし、該最大延伸度は、延伸前の延伸材料の試料片の長さと少なくとも1ニュートンの力で延伸し破断寸前の該試料片の長さを比較することによって測定された値である)を有し、かつ、50%〜100%の弾性回復(ただし、該弾性回復は、該延伸材料の試料片を延伸しそして延伸力を開放したあとの試料片の長さを測定することによって得られた値である)を有する 請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記区画及び小袋は水溶性である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
- 前記区画はポリビニルアルコールポリマーを含むフィルムから形成されたものである、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
- 小袋に洗浄性組成物を充填する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
- 前記工程a)が、さらに前記延伸可能材料を型に導入し、前記延伸可能材料を前記型の中へ延伸させて前記開放区画を前記型の形状に形成する工程を含む、請求項1に記載の方法。
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