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JP4899074B2 - 特に車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーン - Google Patents

特に車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーン Download PDF

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Description

本発明は、特に車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンであって、押圧部材を介してジョイント式に互いに結合された多数のチェーンリンクプレートが設けられており、押圧部材が、当該リンクプレートチェーンの長手方向に対して横方向で延びており、押圧部材とチェーンリンクプレートとに、湾曲されて形成された各当接面が形成されており、該当接面に沿って押圧部材とチェーンリンクプレートとが、力伝達のために互いに接触しており、各当接面が、当該リンクプレートチェーンの長手方向に対して横方向に延びる幅と、該幅に対して横方向に延びる、リンクプレートチェーンの長手方向における断面図で見て、所定の弧長とを有している。
ここで言及した形式のリンクプレートチェーンには、車両駆動装置における使用に応じて種々異なる構成がある。無段階の円錐形ディスクチェーン可変装置(CVT)において車両伝動装置の部材として使用する場合には、複数の押圧部材は特殊に成形された端面を有している。これらの端面を介して円錐形ディスクとチェーンとの間の張力が摩擦力として伝達される。車両駆動装置においてたいてい別に使用する場合には、リンクプレートチェーンは歯付きチェーンである。つまりチェーンリンクプレートは、少なくとも一方の側に歯を有していて、これらの歯を介して歯車とチェーンとの間の張力が伝達される。このような歯付きチェーンは、公知先行技術において、たとえばUS−PS4906224号明細書により公知である。このような公知の歯付きチェーンは、車両駆動装置の複数の個所、たとえば全輪分配伝動装置、またはディファレンシャルに対する軸距の橋渡しのためのフロント横置き伝動装置において使用され、または伝動装置組込み式の液圧的な補助装置の駆動チェーンとして、または内燃機関の弁駆動制御チェーンとして、または車両の別の補助装置(冷媒ポンプ、潤滑剤ポンプ、空調用コンプレッサ、点灯用発電機、スタートエンジン、ハイブリッド式の付加エンジン、ブレーキブースタおよびそのようなもの)の駆動チェーンとして使用される。
ここで言及した形式のリンクプレートチェーンは、複数のチェーンリンクプレートから構成されていて、これらのチェーンリンクプレートは、押圧部材を介してジョイント式に互いに結合されている。この場合、チェーンリンクプレートは、リンクプレートパッケージの形で配置されていてよい。リンクプレートパッケージは、複数のチェーンリンクプレートが互いに隣接して相並んで位置するようにして、押圧部材によって挿着されることにより形成され、これによって、テンションを掛けられた状態で大きな力を伝達することができるリンクプレートチェーンがもたらされる。
この場合、押圧部材とチェーンリンクプレートとの間の力伝達は、当接面において行われる。これらの当接面は押圧部材にもチェーンリンクプレートにも形成されていて、当接面に沿って押圧部材とチェーンリンクプレートは互いに接触している。押圧部材は、鋲またはピントとも呼称され、それぞれ対になってロッカージョイントとして2つのリンクプレート開口内に挿入されている。これらのリンクプレート開口は、円錐形ディスク式巻掛け伝動装置に用いられるチェーンでは、しばしば1つの大きな開口に合一される。
押圧部材には種々異なる機能面が形成されている。リンクプレートチェーンの1つの開口内で互いに相対する押圧部材対偶は、転動領域または転動面において互いに接触している。チェーンがキンクする場合には、この個所では、押圧部材のジオメトリに基づき設定されたキンク角を中心にして転動運動が生じる。
押圧部材の当接面とチェーンリンクプレートの当接面とが接触し、これにより、面加圧がチェーンリンクプレートの当接面と押圧部材の当接面との間に生じる。これらの当接面は、多数の要求を満たさなければならない。ひとつには当接面の形状付与に基づき生じる面圧が、大きくならないことが望まれ、もうひとつには当接面は、押圧部材がチェーンリンクプレートの開口内で回動しないように、回動防止手段としても役に立つことが望まれる。
この目的のために、明らかに異なる2つの曲率半径をセグメントごとに備えたセグメント化された当接面を有するリンクプレートチェーンが既に公知である。したがってUS6277046号明細書には、異なる2つの曲率半径を備えた押圧部材に、2つの当接面を有するリンクプレートチェーンが開示してある。これらの異なる曲率半径により、今や回動防止手段が獲得され、これにより、押圧部材は、チェーンリンクプレートの開口内では回動しない。公知な別のリンクプレートチェーンがUS52369399号明細書に記載されている。このリンクプレートチェーンは、再び異なる2つの曲率半径がそれぞれ当接面に設けられているか、または曲率半径中心点がずらされていることにより、1つの回動防止策を講じる。
この回動防止手策の他に、当接面は抗張力がありかつ耐疲労性のリンクプレートチェーンという要求も満たさなければならない。この目的のために、押圧部材とチェーンリンクプレートとの間にある接触区域における面圧は、設定値を超えてはならない。これまでの理解によれば、ここには僅かな曲率ひいては大きな曲率半径を有する当接面が必要であった。したがって、前記公知のリンクプレートチェーンは、当接面における接触圧を減じるために曲率半径の拡大が必要である。
驚くべきことに、今や、押圧部材とリンクプレートチェーンとの当接面の接触領域における圧縮応力ピークの発生は、小さな曲率半径(ひいては大きな曲率)の存在が担っているのではなく、局地的な応力ピークが、異なる曲率半径間の移行領域に顕著になって発生するということが分かった。今やこのことは、公知のリンクプレートチェーンでは、明らかな応力ピークは、一方の曲率半径から他方の曲率半径への移行領域に存在し、しかもこの移行がキンクなしで接線状に延びていても移行領域に存在するという認識に至った。
このことに対応する図が図1である。図1には、符号Kで示した小さな曲率半径と、符号Gで示した大きな曲率半径との間の移行領域に圧縮応力ピークが生じているが、小さな曲率半径の領域における圧縮応力は、大きな曲率半径の領域における圧縮応力よりも著しく高くない。つまりこの認識は、小さな曲率半径が、局地的に高い圧縮応力ピークの発生を担っているのではなく、一方の曲率半径から他方の曲率半径への移行領域が欠陥個所であるということである。
つまり、押圧部材の転動面は、リンクプレートチェーンのキンク時の回動のために設けられているにもかかわらず、押圧部材の回動は当接面で起こり、つまり回動防止手段を備えたリンクプレートチェーンにおいても、リンクプレートチェーンのチェーンリンクプレートと押圧部材の接触面領域において相対回動が生じ、つまり押圧部材とチェーンリンクプレートとの間で当接面において剪断運動が起こり、このことが一方の曲率半径から他方の曲率半径への移行部において当接面のミスマッチ対偶に繋がり、つまりチェーンリンクプレートの曲率は押圧部材の曲率ともはや一致しないということが分かった。
この剪断は、今や押圧部材とチェーンリンクプレートとの間の接触区域における面支持から、押圧部材の幅にわたって見て線支持への移行、ひいてはこの接触区域における高められた接触圧への移行に繋がり、これにより図1に示した最大加圧が起こる。これまでこの状況は考慮されなかった。何故ならば、普通の理解によれば、押圧部材とチェーンリンクプレートの間の接触面領域における負荷を軽減するために、可能な限り大きな曲率半径が考慮されたからである。
つまり、当接面領域では、1つには、許容可能な面圧の要求が考慮されなければならず、もう1つに、押圧部材の、チェーンリンクプレートに対する相対的な回動も阻止されなければならないという目的対立が存在する。今や本発明の課題は、特にCVTチェーンまたは歯付きチェーンとして車両駆動装置に用いられる、この目的対立を解消するリンクプレートチェーンを提供することである。
今や本発明は、この課題を解決するために車両駆動装置に用いられる、押圧部材を介してジョイント式に互いに結合された複数のチェーンリンクプレートが設けられているリンクプレートチェーンを提供する。この場合、押圧部材は、リンクプレートチェーンの長手方向に対して横方向に延びていて、押圧部材とチェーンリンクプレートとには、湾曲されて形成された各当接面が形成されている。これらの当接面に沿って押圧部材とチェーンリンクプレートとは、力伝達のために互いに接触していて、各当接面は、リンクプレートチェーンの長手方向に対して横方向に延びている幅と、この幅に対して横方向に延びている、リンクプレートチェーンの長手方向において断面図で見て、所定の弧長とを有していて、当接面が、弧長に沿って種々異なる曲率を備えた少なくとも3つの領域を有している。
本発明に係る車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンは、有利には、最小の曲率に対する最大の曲率の比が、少なくとも2である。
本発明に係る車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンは、有利には、少なくとも3つの領域における曲率が、個々の領域の内部で弧長に沿ってそれぞれ不変である。
本発明に係る車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンは、有利には、少なくとも3つの領域における曲率が、個々の領域の内部で弧長に沿ってそれぞれ変化している。
本発明に係る車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンは、有利には、当接面が、弧長に沿ってカーブセグメントを有しており、該カーブセグメントの2次導関数が連続的である。
本発明に係る車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンは、有利には、当接面が、弧長に沿ってカーブセグメントを有しており、該カーブセグメントの、弧長に沿った最小の曲率半径が、弧長のほぼ中間に位置している。
これによって、本発明は言い換えればリンクプレートチェーンを提供するのであって、このリンクプレートチェーンが当接面を有していて、この当接面が、そのカーブ長さに沿って、リンクプレートチェーンの長手方向に沿った断面で見て、種々異なる曲率を有する少なくとも3つの領域を有していて、これにより、曲率における大きな変化は回避されるが、それにもかかわらず、押圧部材の、チェーンリンクプレートに対する相対的な回動を阻止するために、小さな曲率半径と大きな曲率半径とを有する領域が設けられている。
これによって、本発明は公知の認識とは違い、大きな曲率半径を有する可能な限り小さな曲率を当接面領域に提供するということが重要なのではなく、十分な数の種々異なる曲率が、押圧部材の当接面とチェーンリンクプレートの当接面とに設けられているものの、高い応力ピークに繋がる急激な曲率変化が回避されるという認識を利用する。
この場合、本発明の有利な構成によれば、最小の曲率に対する最大の曲率の比が、少なくとも2であることが提案されている。この構成によって、押圧部材の、チェーンリンクプレートに対する相対的な回動防止手段が十分に存在していて、当接面が、その弧長またはカーブ長さに沿って少なくとも種々異なる3つの曲率を備えているという特徴と共に、小さな曲率変化も十分に存在していることになり、これによって曲率変化の領域の当接面に許容不可能な高い圧縮応力が生じることはない。
この場合、本発明によれば、少なくとも3つの領域における曲率は、個々の領域の内部で弧長に沿ってそれぞれ不変であっていてよく、つまりリンクプレートチェーンの軸長手方向に沿った断面で見て、カーブ長さまたは弧長は、少なくとも3つの円弧セグメントにより構成することができるということも提案されている。これによって、弧セグメントの種々異なる曲率間の変化は小さくなり、車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンの押圧部材における曲率半径に関して考察すると、高い応力ピークに繋がる1mmから5mmへの大きな曲率半径変化に比べて、個々の曲率半径の変化は、まず1mmから3mmに、次いで5mmへと行うことができるようになる。
本発明によれば、少なくとも3つの領域における曲率は、個々の領域の内部で弧長に沿ってそれぞれ変化しているということも提案されている。このことは言い換えれば、種々異なる3つの領域には一定の曲率が設けられているのではなく、曲率が、たとえば連続的に個々の領域の内部で変化し得るということを意味する。これによって、リンクプレートチェーンの軸長手方向断面で見て、螺旋セグメントから構成されている当接面が可能であり、螺旋セグメントの曲率ひいては曲率半径も、弧長に沿って連続的に変化する。この螺旋セグメントの他に、軸長手方向断面図で見て、楕円セグメントから構成されている当接面形状も可能である。楕円形セグメントの曲率は、最小値と最大値との間を連続的に変化している。この形状の他にカーブ長さのセグメントとして、双曲線または放物線から成るセグメントも可能であるか、または最も一般的には弧長に沿って、2次導関数が連続的であるカーブセグメントを有している当接面が可能である。
さらに本発明による構成によれば、当接面が、弧長に沿ってカーブセグメントを有しており、このカーブセグメントの、弧長に沿った最小の曲率半径が、弧長のほぼ中間に位置していることが提案されている。
最小の曲率半径が弧長のほぼ中間に配置されていることで、最大の曲率は、当接面の各端部領域の外側に位置することになり有利である。これによって、押圧部材において、この配置は、最小の曲率半径が当接面の各端部の領域に位置する配置と比較して、より剛性的になり、これによってより僅かにしか撓まなくなる。押圧部材が僅かに撓む場合には、張力はすなわち相並んで配置されている全てのチェーンリンクプレートに均一に分配され、チェーンリンクプレートはより高い耐久性を獲得し、リンクプレートチェーンは、全体的により高い張力を伝達することができる。
つまり本発明によるリンクプレートチェーンによって、著しい接触加圧跳躍は、当接面の種々異なる曲率半径間の伝達領域においてもはや生じることはない。チェーンリンクプレートの開口内での押圧部材の回動防止も、公知のリンクプレートチェーンと比較して高められる。
以下に、本発明を図面につき詳細に説明する。
既に説明したように、図1には、公知のリンクプレートチェーンの押圧部材とチェーンリンクプレートとの間にある当接面領域における面圧の経過が示してある。符号Kで示した小さな曲率半径と、符号Gで示した大きな曲率半径との間の移行領域には、押圧部材とチェーンリンクプレートとの間に接触圧の顕著な最大量が生じる。この場合、これに関しては、小さな曲率半径Kと大きな曲率半径Gとの間の曲率半径のジャンプ、つまり曲率半径の急激な変化が原因である。
図2には、公知のCVTリンクプレートチェーン1の一部分が示してある。CVTリンクプレートチェーン1は、複数の押圧部材2,3とチェーンリンクプレート4とから構成される。図2において符号Aで示した領域が、図1において拡大して示してあり、これにより、図1には押圧部材2とチェーンリンクプレート4とが表してある。
今や図3には、本発明による第1の実施例の、リンクプレートチェーン7の押圧部材5とチェーンリンクプレート6との拡大図が示してある。
容易に見て取ることができるように、押圧部材5とチェーンリンクプレート6との間には、2つの当接面領域8,11が形成されている。この場合、当接面領域8は、押圧部材5における当接面9と、チェーンリンクプレート6に相補的に形成された当接面10とによって形成される。同じようにして当接面領域11は、押圧部材5の当接面と、チェーンリンクプレート6の当接面とから構成される。
押圧部材5とチェーンリンクプレート6とは、当接面9もしくは当接面10において力伝達のために互いに接触している。チェーンリンクプレート6は、図3の図平面に対して直交する横方向である程度の幅を有していて、多数のチェーンリンクプレートが、相並んで位置して同じ押圧部材5に接触しているので、リンクプレートチェーン7で伝達される張力は、押圧部材とチェーンリンクプレートとの間の個々の当接面領域に分配される。リンクプレートチェーン7の幅に対して横方向で延びている軸方向縦断面図では、各当接面9,10は、所定の弧長またはカーブ長さを有している。この弧長またはカーブ長さは、図ではそれぞれ中括弧12により表される。
今や図3には、本発明のリンクプレートチェーンの第1の実施例が示してある。第1の実施例では、押圧部材5の当接面9と、このこれに対して相補的にチェーンリンクプレート6の当接面10とが、種々異なる曲率を有する領域を伴って形成されている。今やこれらの曲率を図によって示すことができるようにするために、図3には、相応に種々異なる曲率半径13,14,15,16を備えた種々異なる曲率を有する領域が、それぞれ破線で示してある。この場合、各曲率半径13,14,15,16は、種々異なる曲率を有する領域に対して垂直に示されていて、これによって、人間の目では視覚的に容易に把握できない、当接面9,10の種々異なる曲率を図によって示すことができる。
しかし図3から、曲率半径13の領域の曲率が曲率半径14の領域の曲率よりも小さく、領域13の曲率半径が領域14の曲率半径よりも大きいということが容易に明らかになる。相応に、領域15の曲率半径は領域14の曲率半径よりも小さく、それに応じて領域15の曲率は領域14の曲率よりも大きい。これによって、当接面領域8における押圧部材5の当接面9と、これに対して相補的にチェーンリンクプレート6の当接面10とは、既に種々異なる3つの曲率を当接面9,10の弧長またはカーブ長さに沿って有している。さらに図3には、曲率半径領域13,14,15とは異なる曲率半径16を有するさらに別の第4の領域16が、弧長に沿って当接面9,10に形成されていることも示してある。相応に、当接面領域11も種々異なる曲率を備えた領域を有している。この場合、ここでは種々異なる曲率を有する3つの領域しか設けられていない。
今や図4には、本発明による第2の実施例のリンクプレートチェーンの押圧部材が示してある。この場合、この押圧部材はやはり、円錐形ディスク式巻掛け伝動装置に用いられるリンクプレートチェーンの押圧部材である。
この押圧部材5では、転動面は符号17で示されていて、この転動面17で、押圧部材5は、相対する側の押圧部材(押圧部材対偶のことである)において転動する。この場合、基本的な構成を図2に基づき見て取ることができる。押圧部材5は、やはり2つの当接面18,19を有していて、これらの当接面18,19は、チェーンリンクプレート(図示せず)の相補的に形成された当接面に配置されている。上側の当接面18は、符号Bで示した点を有していて、この点Bに最大曲率が位置している、つまり、説明のために当接面18に対してやはり垂直に示した曲率半径がその最小値を有している。この点Bから曲率半径は両方向で増大するので、曲率は点Bから両方向で当接面18において連続的に縮小する。この場合、点Bから曲率半径は矢印20の方向で楕円のセグメントに相応して増大して、矢印21の方向で螺線のセグメントに相応して増大する。
図4には、下側の当接面19における、最大曲率を有する点Cからの同様の特性が示してある。この場合、曲率半径は、矢印22の方向で双曲線セグメントに相応して増大し、矢印23の方向で放物線のカーブから成るセグメントに相応して増大する。
図5は図4に似せて示した。この場合、図5に示した押圧部材24は、歯付きチェーンの押圧部材である。歯付きチェーンは、たとえば駆動装置用の歯付きチェーンとしてか、またはコンベヤ装置における歯付きチェーンとして使用され得る。押圧部材24も転動面25を有していて、この転動面25で押圧部材24は、押圧部材対偶の対応配置された押圧部材において転動することができる。押圧部材24も、上側の当接面26と下側の当接面27とを有している。この場合、当接面26の構成は、曲率半径(曲率半径はやはり、当接面の輪郭に対して垂直に破線で示した)が点Bから、やはり中括弧12にわたって示されている弧長に沿って、当接面26の両方向で増大するように選択されている。相応に、当接面27の曲率半径は、符号Cで示した最大の曲率(最小の曲率半径に相応)を有する点から両方向で増大する。
さらに見て取ることができるように、当接面の最大の曲率ひいては最小の曲率半径が、当接面の弧長もしくはカーブ長さにわたって見た当接面のほぼ中間で延びていると、押圧部材の圧力剛性のある1つの設計が可能である。
今や図6がこの関係の説明に役立つ。符号Bもしくは符号Cによって、上側の当接面もしくは下側の当接面の点がやはり示されている。これらの点は、最大の曲率ひいては最小の曲率半径を各当接面の内に有している。図面に基づき容易に見て取ることができるように、点B;Cは、弧長28のほぼ中間に位置していて、この弧長28の下方には破線で示した曲率半径を有する領域も延びている。最大の曲率を有する点は、弧長に沿って(弧長28にわたって測定して)当接面のほぼ中間に位置するということを先に言及したが、点B;Cが、弧長28の40%〜60%の領域D内に位置していると、同様に有利な効果が達成されるということが分かった。この領域は、押圧部材の下側の当接面との接線の30°〜60°の角度領域に一致する。この場合、30°〜60°の角度は接線29とチェーン延在方向30との間で測定される。今や、各当接面の最大の曲率を有する点が、弧長28の全長の40%〜60%以内、もしくはチェーン延在方向30に対する接線29の30°〜60°以内に位置すると、剛性的なひいてはほとんど撓むことのない押圧部材がもたらされる。このことはやはり、リンクプレートチェーンまたは歯付きチェーンで伝達可能な高められた張力に繋がる。
今や図7には、本発明により形成されたリンクプレートチェーン(この場合、本発明の専門用語によればリンクプレートチェーンの概念は、歯付きチェーンも含む)の押圧部材5とチェーンリンクプレート6との間の、図面において選択された下側の当接面での接触圧経過がさらに示してある。図1の公知のリンクプレートチェーンの接触圧経過と、本発明によるリンクプレートチェーンの図7による接触圧経過との比較により、図1に示した顕著な最大接触圧が消滅していることが即座に明らかになる。当接面における接触圧経過を示すために、両図面では互いに規格化された図が選択されたので、各矢印の長さは、当接面の各観察点における接触圧の高さも表している。これによって、視覚的な点検に基づき、図1の著しい最大接触圧は消滅し、ひいては本発明によるリンクプレートチェーンが、冒頭で述べた課題をクリアしていることが容易に見て取ることができる。
明らかに異なる2つの曲率半径を有する公知の構成における、押圧部材とチェーンリンクプレートとの当接面の接触面領域での面加圧の経過を示した図である。 CVT伝動装置において使用するための公知のリンクプレートチェーンの概略図であり、この場合、図1は、符号Aで示した領域の拡大図である。 本発明による、第1の実施例のチェーンリンクプレートと押圧部材との拡大図である。 本発明による、第2の実施例の押圧部材の拡大図である。 本発明による、第3の実施例の押圧部材の拡大図であり、かつこれらの押圧部材から構成された、本発明による歯付きチェーンを示した図である。 個々の符号を説明するために、1つの押圧部材を拡大した図である。 本発明のリンクプレートチェーンの押圧部材とチェーンリンクプレートとの間の接触面領域における面加圧経過を説明するための、図1に類似した図である。
符号の説明
1 リンクプレートチェーン、 2,3 押圧部材、 4 チェーンリンクプレート、 5 押圧部材、 6 チェーンリンクプレート、 7 リンクプレートチェーン、 8 当接面領域、 9 押圧部材の当接面、 10 チェーンリンクプレートの当接面、 11 当接面領域、 12 中括弧、 13,14,15,16 曲率半径、 17 転動面、 18,19 当接面、 20,21,22,23 矢印、 24 押圧部材、 25 転動面、 26 上側の当接面、 27 下側の当接面、 28 弧長、 29 接線、 30 チェーン延在方向、 B,C 最大曲率を有する点、 D 弧長の40〜60%の領域、 K 小さな曲率半径、 G 大きな曲率半径

Claims (6)

  1. 両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーンであって、押圧部材(5)を介してジョイント式に互いに結合された多数のチェーンリンクプレート(6)が設けられており、押圧部材(5)が、当該リンクプレートチェーン(1)の長手方向に対して横方向で延びており、押圧部材(5)とチェーンリンクプレート(6)とに、湾曲されて形成された上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)が形成されており、該上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)に沿って押圧部材(5)とチェーンリンクプレート(6)とが、力伝達のために互いに接触しており、各上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)が、当該リンクプレートチェーン(1)の長手方向に対して横方向に延びる幅と、該幅に対して横方向に延びる、リンクプレートチェーン(1)の長手方向における断面図で見て、所定の弧長(28)とを有している形式のものにおいて、上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)が夫々、弧長(28)に沿って、種々異なる曲率を備えた少なくとも3つの領域を有していることを特徴とする、車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーン。
  2. 最小の曲率に対する最大の曲率の比が、少なくとも2である、請求項1記載のリンクプレートチェーン。
  3. 少なくとも3つの領域における曲率が、個々の領域の内部で弧長(28)に沿ってそれぞれ不変である、請求項1または2記載のリンクプレートチェーン。
  4. 少なくとも3つの領域における曲率が、個々の領域の内部で弧長(28)に沿ってそれぞれ変化している、請求項1または2記載のリンクプレートチェーン。
  5. 上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)が、弧長(28)に沿ってカーブセグメントを有しており、該カーブセグメントの2次導関数が連続的である、請求項1から4までのいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
  6. 上側及び下側の当接面(9,10,18,19,26,27)が、弧長(28)に沿ってカーブセグメントを有しており、該カーブセグメントの、弧長(28)に沿った最小の曲率半径が、弧長(28)の中間に位置している、請求項1から5までのいずれか1項記載のリンクプレートチェーン。
JP2007543698A 2004-12-02 2005-12-01 特に車両駆動装置に用いられるリンクプレートチェーン Expired - Fee Related JP4899074B2 (ja)

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