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JP4885033B2 - ステアリング装置 - Google Patents

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JP4885033B2
JP4885033B2 JP2007091850A JP2007091850A JP4885033B2 JP 4885033 B2 JP4885033 B2 JP 4885033B2 JP 2007091850 A JP2007091850 A JP 2007091850A JP 2007091850 A JP2007091850 A JP 2007091850A JP 4885033 B2 JP4885033 B2 JP 4885033B2
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Description

本発明は、ステアリング装置に関し、特に前面衝突時にステアリングホイールを前方に移動させるステアリング装置に関する。
従来、車両の前面衝突時にステアリングシャフトを前方へ引き込むことで、ステアリングホイールが運転者側へ突出するのを回避する引き込み式ステアリング装置がある。
この種の引き込み式ステアリング装置としては例えば特許文献1がある。特許文献1のステアリング装置を図14及び図15を参照して説明する。
図14は引き込み式ステアリング装置を備えた車両の要部側面図、図15は図14に示す車両の前面衝突後の側面図である。
左右のサイドメンバ101の下面に、前後方向に延びかつ曲げ変形許容部102a、102bを有する一対のサブフレーム102を取り付け、左右のサブフレーム102の曲げ変形許容部102aと102bとの間の傾斜部102c間を車幅方向に延びるクロスメンバ103で連結し、このクロスメンバ103にステアリングギヤボックス110を取り付ける。ステアリングギヤボックス110から突出するピニオンシャフト111の上端部に、ユニバーサルジョイント111aを介して中間シャフト112の下端部を連結し、中間シャフト112の上端にユニバーサルジョイント112aを介して比較的大きく傾斜して前後方向に延在して上端にステアリングホイール114が設けられたステアリングシャフト113を揺動自在に連結し、中間シャフト112をトーボード104の開口穴104aに挿通させる。また、このステアリングホイール114が設けられたステアリングシャフト113はステアリングコラム115によって回転自在に挿通保持されており、このステアリングコラム115が車幅方向に延在する車体メンバ105に取り付けられたブラケット106a、106bによって支持されている。
そして、図15に示すように車両が前面衝突等により衝撃荷重Pがサイドメンバ101の前部に作用すると、サイドメンバ101が圧壊、即ちクラッシュすると共にサブフレーム102の曲げ許容部102a、102bが屈曲し、傾斜部102cが起立方向に角度変形する。これに伴い傾斜部102cに取り付けられたクロスメンバ103が下方へ変位すると共に矢印方向に回転する。この結果、クロスメンバ103に取り付けられたステアリングギヤボックス110も下方に変位すると共に矢印方向に回転してピニオンシャフト111の上端部が後方でかつ下方に変位することになる。
このピニオンシャフト111の変位に伴って、中間シャフト112の下端部が後方でかつ下方に変位して中間シャフト112がトーボード104の開口穴104aの下縁と干渉し、この干渉部Tを支点として中間シャフト112の上端部が前方に回転してステアリングシャフト113が軸方向に引き込まれ、ステアリングホイール114が相対的に前方に移動する。これにより、サイドメンバ101及びサブフレーム102がクラッシュしたとき、ステアリングホイール114が運転者側へ突出することを回避される。
特開平11−278286号公報
上記特許文献1のステアリング装置によると、車両が前面衝突等により衝撃荷重Pがサイドメンバ101の前部に作用すると、サイドメンバ101及びサブフレーム102がクラッシュすると共にステアリングギヤボックス110の回転により回転するピニオンシャフト111及びこのピニオンシャフト111に連結された中間シャフト112により、ステアリングシャフト113が軸方向に引き込まれ、ステアリングホイール114が相対的に前方移動してステアリングホイール114が運転者側へ突出することが回避できる。
しかし、キャブオーバ車のように運転席から車体前端までの距離が短く、ステアリングシャフトの傾斜角が比較的小さく略起立した状態で配設される車両にあっては、前面衝突等の衝撃で相対的に前方に移動する運転者の胸部とステアリングホイールとの干渉が懸念される。一方、前面衝突等の衝撃で移動する運転者の移動距離を少なくするためにシートベルト等によって運転者を強固に拘束すると、その拘束によって運転者に大きな負荷が作用して運転者に影響を及ぼすおそれがある。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、ステアリングシャフトの傾斜角が小さく起立状態の車両にあっても、衝突時のステアリングホイールと運転者との間隔が確保できると共に、運転者にかかる負荷が軽減できて運転者の安全性が確保できるステアリング装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に記載のステアリング装置の発明は、フロアパネルの下面に配設されて車幅方向に延在するギヤボックス本体からピニオンシャフトが上方に突出するステアリングギヤボックスと、該ピニオンシャフトの上端に下端が揺動自在に連結された中間シャフトと、該中間シャフトの上端に下端が揺動自在に連結され上端にステアリングホイールが設けられたステアリングシャフトとを備え、該ステアリングシャフトを回転自在に挿通保持するステアリングコラムがステアリング支持部材を介して車幅方向に延在する車体メンバに支持されたステアリング装置において、上記フロアパネルに車体前後方向に延在して形成された誘導部に上記ステアリングギヤボックスを取付支持すると共に、上記ステアリング支持部材及び上記ステアリングコラムを介して上記ステアリングシャフトを上記車体メンバを支点として回転可能に支持し、前方からの衝撃荷重により誘導部に誘導されて後方に移動する上記ステアリングギヤボックスの変位に伴い、上記中間シャフトを介して上記ステアリングシャフトが上記車体メンバを支点として回転することで上記ステアリングホイールが前方に移動するように構成したことを特徴とする。
この発明によると、前面衝突等による車体前部がクラッシュして前方からステアリングギヤボックスに衝撃荷重が入力されると、衝撃荷重によりステアリングギヤボックスがフロアパネルの誘導部に誘導されて後方に移動する。この後方移動に伴い車体メンバにステアリング支持部材を介在して支持されたステアリングコラムに貫通支持されたステアリングシャフトが、中間シャフトを介して車体メンバを支点にして回転したステアリングホイールが前方に移動し、ステアリングホイールと運転者の胸部との間に積極的に隙間が確保できる。これにより、前面衝突等の衝撃で前方に移動する運転者の許容移動距離が確保でき、運転者への負荷が大幅に低減されて運転者の胸部損傷値が改善される。
請求項2に記載の発明は、請求項1のステアリング装置において、上記誘導部は、上記フロアパネルに形成されて前後方向に延在して上記ステアリングギヤボックスを移動可能に取付支持する長穴であり、前面部が上記ステアリングギヤボックスに当接可能で車幅方向に延在する荷重吸収部材を備えたことを特徴とする。
この発明によると、誘導部がフロアパネルに形成された長穴によって形成され、衝撃荷重によるステアリングギヤボックスの後方移動に伴いステアリングギヤボックスが荷重吸収部材を押圧し、この荷重吸収部材の押曲変形に伴う抗力によって衝撃荷重を減衰することができる。また、このときの荷重吸収部材の変形によるステアリングギヤボックスの後方移動等の移動特性は荷重吸収部材の曲げ剛性に依存し、ステアリングホイールの前方移動特性を荷重吸収部材により容易に調整できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1のステアリング装置において、上記誘導部は、上記フロアパネルに形成されて前後方向に延在して上記ステアリングギヤボックスを移動可能に取付支持する取付穴と、該取付穴の後方に配置された長穴を備えたことを特徴とする。
この発明によると、誘導部がフロアパネルに形成された取付穴及び長穴によって形成され、衝撃荷重によるステアリングギヤボックスの後方移動に伴い締結具により取付穴を変形破断して衝撃荷重を減衰する。このときの取付穴の変形破断によるステアリングギヤボックスの後方移動速度等の移動特性が取付穴の形状等によって容易に調整でき、ステアリングホイールの前方移動特性を取付穴により容易に調整できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項のステアリング装置において、上記ステアリング支持部材は、上記車体メンバの外周面に嵌合して車幅方向に延在する筒状で上記車体メンバに固定される固定部と該固定部に脆弱部を介して連結される可動部とを備えた筒部と、上記可動部に設けられて上記ステアリングコラムが固設されるステアリング取付部とを備えたことを特徴とする。
この発明によると、車体メンバに嵌合する筒部の可動部が脆弱部の変形及び破壊を伴ってステアリングシャフトがステアリングサポートビームを中心に回転してステアリングホイールが前方移動することから、ステアリングホイールの前方移動特性を筒部の脆弱部によって容易に調整することができる。
本発明によると、前面衝突等による衝撃荷重によりステアリングギヤボックスが後方に移動すると、この後方移動に伴いステアリングシャフトが車体メンバを支点として回転してステアリングホイールが前方に移動して運転者側から離れ、ステアリングホイールと運転者の胸部との間に積極的に隙間が確保させる。これにより、前面衝突等の衝撃で移動する運転者の許容移動距離が確保でき運転者への負荷が大幅に低減できる。
以下、本発明のステアリング装置の実施の形態を図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明に係るステアリング装置10を備えたキャブオーバ型自動車の車体前部の要部斜視図であり、図2はステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す平面図、図3は図2のI−I線断面図、図4は図2のII−II線断面図、図5はステアリングシャフトの支持構造を示す斜視図、図6は図5のIII−III線断面図である。なお、各図において矢印Fは車体前方方向を示し、矢印Wは車幅方向を示している。
図1に示すように車体前部の両サイドに車体前後方向に延在する左右のフロントサイドメンバ1、1が配設され、左右のフロントサイドメンバ1、1の上面間にフロアパネル2が架設されている。
ステアリング装置10は、運転席が配置される側のフロントサイドメン1、本実施の形態では右側のフロントサイドメンバ1の前端近傍においてフロアパネル2の下面に配設されるステアリングギヤボックス11と、ステアリングギヤボックス11から上方に突出するピニオンシャフト15に、弾性軸継手18を介して中間シャフト19の下端部が連結し、中間シャフト19の上端部にユニバーサルジョイント20を介してステアリングホイール22を有するステアリングシャフト21が揺動自在に連結し、ステアリングシャフト21は比較的傾斜角が小さく略起立した状態でステアリングコラム23によって回転自在に挿通保持されており、このステアリングコラム23が左右のピラー間に架設された車体メンバであるステアリングサポートビーム5にステアリング支持部材45を介して支持されている。
ステアリングギヤボックス11は、図2及び図3に示すようにフロアパネル2の下方において車幅方向に延在するギヤボックス本体12と、ギヤボックス本体12の中央部から上方に突出するボス部13を有し、ボス部13の上端に外周にネジ部が形成された軸部14が突設されている。ギヤボックス本体12の両端部に端部固定手段30が設けられる。この端部固定手段30については詳細に後述する。このボス部13にピニオンシャフト15が回転自在に支持されている。またギヤボックス本体12の中央部から頂端16aが車体前方に向かって突出する棒状の衝撃荷重入力部材16が設けられている。
一方、フロアパネル2には、ステアリングギヤボックス11に形成された軸部14が挿通可能で前後方向に延在する第1長穴3によって形成された第1誘導部及び、この第1長穴3を隔てて両側にそれぞれ前後方向に延在する一対の第2長穴4によって形成された第2誘導部を有している。
この第1長穴3の前部に下方からステアリングギヤボックス11のボス部13に突設された軸部14が挿入し、ボス部13の頂端13aを第1長穴3の縁部に当接すると共に第1長穴3から突出する軸部14の外周に形成されたネジ部に固定用ナット17を螺合して、ボス部13の頂端13aと固定用ナット17によってフロアパネル2を挟持することによってステアリングギヤボックス11のボス部13がフロアパネル2に固定される。
端部固定手段30は、図4に示すようにギヤボックス本体12の各端部12aに嵌合すると共に端部12aを挟持する円弧状で両端にボルト挿通孔が形成された一対のブラケット31、32と、ブラケット31、32の各ボルト挿通孔に挿通してロックナット33によって下端がブラケット31、32に固定される締結具である取付ボルト35、35と、取付ボルト35、35に嵌合して上端が第2長穴3の縁部に当接する管筒36、36と、第2長穴4を貫通する取付ボルト35、35の上部が貫通する貫通孔を備えたプレート37と、取付ボルト35、35の上端に嵌合するナット38、38とを備え、管筒36、36の上端とプレート37によってフロアパネル2を挟持することによってギヤボックス本体12の両端部12a、12aがフロアパネル2に固定される。
更に、フロアパネル2の下面に、第1長穴3を横切って車幅方向に延在してステアリングギヤボックス11のボス部13に後方から中央部が当接可能な荷重吸収部材41が配設されている。この荷重吸収部材41は、両端部41a、41aがそれぞれブラケット42、42によってフロアパネル2に取付支持されている。ボス部13に対応する中央部に切欠部41bが形成されて比較的剛性が低い脆弱部41Aを形成している。
一方、ステアリングシャフト21を回転自在に保持するステアリングコラム23をステアリングサポートビーム5に支持するステアリング支持部材45は、図5に概要を示すように車幅方向に延在する円筒状のステアリングサポートビーム5の外周面に嵌合して車幅方向に延在する円筒状の筒部46及び筒部46に結合された一対のステアリング取付部47を備えている。
筒部46の固定部となる車幅方向の中央部分46Aと両側部46Bとの間に図6に断面を示すように周方向に沿って穿設された複数の開口部46cによって比較的剛性の低い脆弱部46Cが形成されている。この筒部46の中央部分46Aが固定ボルト48、或いは溶接等によってステアリングサポートビーム5に固設される一方、各側部46Bにそれぞれステアリングコラム取付部47が設けられる。
ステアリング支持部材45の各ステアリングコラム取付部47に、ステアリングコラム23がステアリングサポートビーム5と交叉する方向に延在してボルト49によって取り付けられる。
次に図7及び図8に示す作用説明図を参照して作用を説明する。図7は通常状態のステアリング装置10の概要を示し、図8は衝突後のステアリング装置10の概要を示している。
図7に示す通常状態においては、ステアリングギヤボックス11は、そのギヤボックス本体12から上方に突出するボス部13の頂端13aがフロアパネル2の第1長穴3の縁部に当接して第1長穴3から突出する軸部14に固定用ナット17を螺合することによって、ボス部13がフロアパネル2に固定され、かつギヤボックス本体12の両端部12a、12aが端部固定手段30によってフロアパネル2に固定され、更に、ボス部13の後方からフロアパネル2に取り付けられた荷重吸収部材41が当接してギヤボックス本体12の移動を規制することによってフロアパネル2に十分な結合剛性を有して固設される。
一方、ステリングシャフトシャフト21を回転自在に保持するステアリングコラム23が、ピラー間に架設されたステアリングサポートビーム5にステアリング支持部材45によって安定した状態に支持される。
この通常状態では図7に示すように、ステアリングギヤボックス11のギヤボックス本体12から衝撃荷重入力部材16が前方に向けて突出すると共に、ステアリングギヤボックス11のボス部13から上方に突出するピニオンシャフト15とこのピニオンシャフト15に弾性軸継手18を介して連結された中間シャフト19がほぼ直線状に傾斜角が小さく略起立状態に保持され、中間シャフト19の上端にユニバーサルジョイント20を介して連結されたステアリングシャフト21が比較的傾斜角が小さく略起立した状態でステアリングコラム23及びステアリング支持部材45等を介してステアリングサポートビーム5に支持されている。この状態ではステアリングシャフト21の上端に設けられたステアリングホイール22と図示しない運転席に着座した運転者Mの胸部との間に十分な隙間が保持されている。
また、軽前面衝突時には、ステアリングギヤボックス11に車体前方に向けて突出された衝撃荷重入力部材16が影響を受けることがないが、車両が壁等の障害物に前面衝突を起こし車体が大きくクラッシュした場合には、衝突物によって衝撃荷重入力部材16が相対的に後方に押しやられると、後方への変位に伴ってステアリングギヤボックス11が後方に押しやられる。
次に、上記構成のステアリング装置の衝突時の作用について説明する。いま、図8のように車両が壁等の障害物に前面衝突を起こすと、衝撃荷重がサイドメンバ1の前部に作用しサイドメンバ1がクラッシュすると共に、障害物からの衝撃荷重Pがステアリングギヤボックス11に突設された衝撃荷重入力部材16の頂端16aに作用し、衝撃荷重入力部材16と一体形成されたギヤボックス本体12に衝撃荷重Pが荷重伝達される。
この衝撃荷重Pによりステアリングギヤボックス11が、そのボス部13の頂端13aに形成された軸部14が挿通して固定された第1長穴3及びギヤボックス本体12の両端部12a、12aを支持する各端部固定手段30、30の取付ボルト35、35が挿通する各第2長穴4に誘導されて後方に移動する。この後方移動に伴いボス部13が荷重吸収部材41を押圧して荷重吸収部材41を押曲変形し、この荷重吸収部材41の変形に伴う抗力によって衝撃荷重Pを減衰しつつ車体後方に変位する。このときの荷重吸収部材41の変形によりステアリングギヤボックス11の後方移動速度等の後方移動特性は荷重吸収部材41の曲げ剛性に依存し、荷重吸収部材41の曲げ剛性は脆弱部41Aに形成される切欠部41bの形状によって容易に調整できる。
ステアリングギヤボックス11の後方移動に伴って後方移動するピニオンシャフト15の上端に弾性軸継手18を介して連結された中間シャフト19の下端が後方移動し、中間シャフト19を介して中間シャフト19の上端にユニバーサルジョイント20によって連結されたステアリングシャフト21の下端を後方に付勢する。
これにより、ステアリングサポートビーム5にステアリング支持部材45を介在してステアリングコラム23に回転自在に貫通支持されたステアリングシャフト21には、ステアリングサポートビーム5を支点とする矢印R方向の回転力が付与される。ステアリングシャフト21の回転力によりステアリングシャフト21を保持するステアリングコラム23を介してステアリング支持部材45のステアリングコラム取付部47に回転力が伝達され、筒部46の側部46Bが脆弱部46Cの変形及び破壊を伴ってステアリングサポートビーム5の回りを回転してステアリングコラム23を介してステアリングシャフト21がステアリングサポートビーム5を支点として回転し、ステアリングシャフト21の上端に設けられたステアリングホイール22が前方移動する。
このステアリングホイール22の前方移動に伴ってステアリングホイール22が運転者M側から離れ、ステアリングホイール22と運転者Mの胸部との間に積極的に隙間を確保する。これにより、前面衝突等の衝撃で移動する運転者Mの許容移動距離が確保でき、運転者Mへの負荷が大幅に低減され、運転者Mの胸部損傷値が改善される。また、ステアリングシャフト21の回転に伴うステアリングホイール22の前方移動速度等の移動特性は、荷重吸収部材41の脆弱部41Aを構成する切欠部41bの形状等によって設定される荷重吸収部材41の曲げ剛性及びステアリング支持部材45の筒部46に形成される脆弱部46Cに開口する開口47cの大きさや数を調整することによって容易に調整できる。
(第2実施の形態)
本発明に係るステアリング装置の第2実施の形態を図9及び図10を参照して説明する。なお、本実施の形態はステアリングギヤボックスの取付構造が第1実施の形態と異なり、他の構成は第1実施の形態と同様の構成でありステアリングギヤボックスの取り付け構造についてのみ説明する。
図9はステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す第1実施の形態の図2に対応する平面図であり、図10は図9のIV−IV線断面図である。図9及び図10に図2乃至図4と対応する部分に同一符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
フロアパネル2には、ステアリングギヤボックス11に形成された軸部14が挿通可能で前後方向に延在する第1長穴3によって形成された第1誘導部及び前後方向に延在する一対の第2長穴4によって形成された第2誘導部を有している。
この第1長穴3の前部に下方からステアリングギヤボックス11のボス部13に突設された軸部14を挿入し、ボス部13の頂端13aを第1長穴3の縁部に当接すると共に第1長穴3から突出する軸部14に固定用ナット17を螺合して、ボス部13の頂端13aと固定用ナット17によってフロアパネル2を挟持することによってステアリングギヤボックス11のボス部13がフロアパネル2に固定される。また、ギヤボックス本体12の各端部12a、12aが第1実施の形態と同様に端部固定手段30によってフロアパネル2に結合されている。
更に、フロアパネル2の下面に、第1長穴3を横切って車幅方向に延在してステアリングギヤボックス11のボス部13に後方から当接可能な荷重吸収部材が複数、例えば2本の荷重吸収部材51、52が平行配置されている。この各荷重吸収部材51、52は、両端部51a、51a、52a、52aがそれぞれブラケット53、53によってフロアパネル2に取り付けられ、各荷重吸収部材51、52にはボス部13に対応して切欠部51b、52bが形成されて該部にそれぞれ脆弱部52A、52Bを形成している。
この構成により、通常状態においては、ステアリングギヤボックス11は、そのギヤボックス本体12から上方に突出するボス部13の頂端13aがフロアパネル2の第1長穴3の縁部に当接して第1長穴3から突出するボックス固定ネジ部14に固定用ナット17を螺合することによって、ボス部13がフロアパネル2に固定され、かつギヤボックス本体12の両端部12a、12aが端部固定手段30、30によってフロアパネル2に固定され、更に、ボス部13の後方からフロアパネル2に取り付けられた荷重吸収部材51、52が当接してギヤボックス本体12の移動を規制することによってフロアパネル2に十分な結合剛性を有して固設される。
一方、車両が壁等の障害物に前面衝突を起こし車体が大きくクラッシュした場合には、衝撃荷重がサイドメンバ1の前部に作用しサイドメンバ1がクラッシュすると共に、障害物からの衝撃荷重Pがステアリングギヤボックス11に突設された衝撃荷重入力部材16の頂端16aに作用し、衝撃荷重入力部材16と一体形成されたギヤボックス本体12に衝撃荷重Pが荷重伝達される。
この衝撃荷重Pによりステアリングギヤボックス11が、そのボス部13の頂端13aに形成されたギヤボックス固定ネジ部14が挿通して固定された第1長穴3及びギヤボックス本体12の両端部12aを支持する各端部固定手段30の取付ボルト35が挿通する各第2長穴4に誘導されてボス部13が荷重吸収部材51、52に押圧による荷重吸収部材51、52の変形に伴う抗力によって衝撃荷重Pを減衰しつつ車体後方に変位する。このときの荷重吸収部材51、52の変形によりステアリングギヤボックス11が後方移動等の後方移動特性は荷重吸収部材51、52の曲げ剛性に依存する。
このように構成された本実施の形態によると、上記第1実施の形態に加え、荷重吸収部材51、52を備えることから、種々の曲げ剛性の異なる荷重吸収部材51及び52を種々用いることにより、荷重吸収部材51、52の変形によるステアリングギヤボックス11の種々の後方移動特性が得られ、車両の仕様等による衝撃荷重Pに対するステアリングホイール22の要求移動特性に対応することができる。なお、本実施の形態では2本の荷重吸収部材51、52を使用したが、3本以上の他の複数の荷重吸収部材を用いることもできる。
(第3実施の形態)
本発明に係るステアリング装置の第3実施の形態を図11乃至図13を参照して説明する。なお、本実施の形態はステアリングギヤボックスの取付構造が第1実施の形態と異なり、他の構成は第1実施の形態と同様の構成でありステアリングギヤボックスの取付構造についてのみ説明する。
図11はステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す第1実施の形態の図2に対応する平面図、図12は図11のV−V線断面図、図13は図11のVI−VI線断面図である。なお、各図において図2乃至図5に対応する部分に同一符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
フロアパネル2には、ステアリングギヤボックス11に形成された軸部14が挿通可能で前後方向に延在する第1長穴3によって形成された第1誘導部及び前後方向に延在する一対の第2長穴54によって形成された第2誘導部を有している。第2長穴54は、第1取付穴55、この第1取付穴55の後方に隣接して形成された第1誘導穴56、第1誘導穴56の後方に隣接して形成された第2取付穴57、第2取付穴57の後方に隣接して形成された第2誘導穴58によって構成されている。
この第1長穴3の前部に下方からステアリングギヤボックス11のボス部13に突設された軸部14を挿入し、ボス部13の頂端13aを第1長穴3の縁部に当接すると共に第1長穴3から突出する軸部14に固定用ナット17を螺合して、ボス部13の頂端13aと固定用ナット15によってフロアパネル2を挟持することによってステアリングギヤボックス11のボス部13がフロアパネル2に固定される。
端部固定手段30、30は、第1実施の形態と同様にギヤボックス本体12の各端部12aに嵌合すると共に端部12aを挟持する円弧状で両端にとボルト挿通孔が形成された一対のブラケット31、32と、ブラケット31、32の各ボルト挿通孔に挿通してロックナット33、33によって下端がブラケット31、32に固定される締結具となる一対の取付ボルト35、35と、各取付ボルト35、35に嵌合して上端が第1取付穴55及び第2取付穴57の縁部に当接する管筒36、36と、第1取付穴55及び第2取付穴57を貫通する各取付ボルト35、35の上部が貫通する貫通孔を備えたプレート37と、取付ボルト35、35の上端に嵌合するナット38、38とを備え、管筒36、36の上端とプレート37によってフロアパネル2を挟持することによってギヤボックス本体12の両端部がフロアパネル2に固定される。
この構成により、通常状態においては、ステアリングギヤボックス11は、そのギヤボックス本体12から上方に突出するボス部13の頂端13aがフロアパネル2の第1長穴3の縁部に当接して第1長穴3から突出する軸部14に固定用ナット17を螺合することによって、ボス部13がフロアパネル2に固定され、かつギヤボックス本体12の両端部12a、12aが端部固定手段30によってフロアパネル2に固設されている。
一方、車両が壁等の障害物に前面衝突を起こし車体が大きくクラッシュした場合には、衝撃荷重がサイドメンバ1の前部に作用しサイドメンバ1がクラッシュすると共に、障害物からの衝撃荷重Pがステアリングギヤボックス11の突設された衝撃荷重入力部材16の前端16aに作用し、衝撃荷重入力部材16と一体形成されたギヤボックス本体12に衝撃荷重Pが荷重伝達される。
この衝撃荷重Pによりステアリングギヤボックス11が、そのボス部13の頂端13aに形成された軸部14が挿通して固定された第1長穴3によって後方に誘導され、かつギヤボックス本体12の両端部12aを支持する各端部固定手段30の取付ボルト35、35が挿通する第1取付穴55及び第2取付穴57を変形破断して第1誘導穴56及び第2誘導58に誘導されて車体後方に変位する。このときの第1取付穴55及び第2取付穴57の変形破断によりステアリングギヤボックス11の後方移動特性は第1取付穴55及び第2取付穴57の形状等によって容易に調整できる。
このように構成された本実施の形態によると、上記第1実施の形態における荷重吸収部材の省略が可能になり、構成の簡素化及び重量の低減が得られる。
なお、図11に仮想線で示すように、第1長穴3を、前方から後方に順に配列されたステアリングギヤボックス11のギヤボックス固定ネジ部14が貫通する取付穴61と長穴62によって形成することもできる。
この場合、衝撃荷重Pによりステアリングギヤボックス11が後方に移動する際に、ボス部13の頂端13aに形成されたギヤボックス固定ネジ部14が挿通して固定された取付穴61が変形破断して長穴62に誘導されて車体後方に変位する。このときの取付穴61の変形破断に衝撃荷重Pに対するステアリングギヤボックス11の後方移動特性に依存する。
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記各実施の形態ではステアリングギヤボックス11のギヤボックス本体12から前方に突出する衝撃荷重入力部材16を設けたが、ステアリングギヤボックス11の前方に配設され、かつ前面衝突の際に車体後方に変位する車体部材、例えばエンジン等にステアリングギヤボックス11に対向して突出する衝撃荷重入力部材を配設することも可能である。この場合にはステアリングギヤボックス11に設けられた衝撃荷重入力部材16の省略が可能になり、ステアリングギヤボックス16の形状が簡素化される。
上記実施の形態ではフロアパネル1に形成される第1誘導部及び第2誘導部を車体前後方向に延在する長穴によって形成したが、フロアパネルの板厚を前後方向に亘って薄くした破断可能な脆性部によって形成することもできる。また、ステアリング支持部45の筒部46に形成される脆弱部46Cは、開口47cに代えて薄肉部によって形成することもできる。
第1実施の形態に係るステアリング装置を備えたキャブオーバ型自動車の車体前部の要部斜視図である。 ステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す平面図である。 図2のI−I線断面図である。 図2のII−II線断面図である。 ステアリングシャフトの支持構造を示す斜視図である。 図5のIII−III線断面図である。 通常状態のステアリング装置の概要を示す作用説明図である。 衝突後のステアリング装置の概要を示す作用説明図である。 第2実施の形態に係るステアリング装置のステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す平面図である。 図9のIV−IV線断面図である。 第3実施の形態に係るステアリング装置のステアリングギヤボックスの取付構造を模式的に示す平面図である。 図11のV−V線断面図である。 図11のVI−VI線断面図である。 従来のステアリング装置を備えた車両の要部側面図である。 図14に示す車両の前面衝突後の側面図である。
符号の説明
1 フロントサイドメンバ
2 フロアパネル
3 第1長穴(第1誘導部)
4 第2長穴(第2誘導部)
5 ステアリングサポートビーム(車体メンバ)
10 ステアリング装置
11 ステアリングギヤボックス
12 ギヤボックス本体
13 ボス部
13a 頂端
14 軸部
15 ピニオンシャフト
16 衝撃荷重入力部材
17 固定用ナット
19 中間シャフト
21 ステアリングシャフト
22 ステアリングホイール
23 ステアリングコラム
30 端部固定手段
35 取付ボルト(締結具)
41 荷重吸収部材
41a 端部
42 ブラケット
45 ステアリング支持部材
46 筒部
46A 中央部分(固定部)
46B 側部(可動部)
46C 脆弱部
47 ステアリングコラム取付部
51、52 荷重吸収部材
51a、52a 端部
53 ブラケット
54 第2長穴(第2誘導部)
55 第1取付穴
56 前部長穴
57 第2取付穴
58 後部長穴
61 取付穴
62 長穴

Claims (4)

  1. フロアパネルの下面に配設されて車幅方向に延在するギヤボックス本体からピニオンシャフトが上方に突出するステアリングギヤボックスと、該ピニオンシャフトの上端に下端が揺動自在に連結された中間シャフトと、該中間シャフトの上端に下端が揺動自在に連結され上端にステアリングホイールが設けられたステアリングシャフトとを備え、該ステアリングシャフトを回転自在に挿通保持するステアリングコラムがステアリング支持部材を介して車幅方向に延在する車体メンバに支持されたステアリング装置において、
    上記フロアパネルに車体前後方向に延在して形成された誘導部に上記ステアリングギヤボックスを取付支持すると共に、上記ステアリング支持部材及び上記ステアリングコラムを介して上記ステアリングシャフトを上記車体メンバを支点として回転可能に支持し、
    前方からの衝撃荷重により誘導部に誘導されて後方に移動する上記ステアリングギヤボックスの変位に伴い、上記中間シャフトを介して上記ステアリングシャフトが上記車体メンバを支点として回転することで上記ステアリングホイールが前方に移動するように構成したことを特徴とするステアリング装置。
  2. 上記誘導部は、
    上記フロアパネルに形成されて前後方向に延在して上記ステアリングギヤボックスを移動可能に取付支持する長穴であり、
    前面部が上記ステアリングギヤボックスに当接可能で車幅方向に延在する荷重吸収部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 上記誘導部は、
    上記フロアパネルに形成されて前後方向に延在して上記ステアリングギヤボックスを取付支持する取付穴と、該取付穴の後方に配置された長穴を備えたことを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  4. 上記ステアリング支持部材は、
    上記車体メンバの外周面に嵌合して車幅方向に延在する筒状で上記車体メンバに固定される固定部と該固定部に脆弱部を介して連結される可動部とを備えた筒部と、
    上記可動部に設けられて上記ステアリングコラムが固設されるステアリング取付部とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリング装置。
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