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JP4884931B2 - 局部洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は局部洗浄装置に関する。
特許文献1の図1に従来の局部洗浄装置が開示されている。この局部洗浄装置は、便器本体の後部上面に設けられ、前面中央部に開口を有した本体ケースを備えている。本体ケースは、開口に吹出口が望む温風ダクトと、温風ダクトを介して局部に温風を供給可能な温風発生器とを内蔵している。また、本体ケースは、温風ダクトの隣に位置し、開口を通って前方に突出可能な局部洗浄ノズルを内蔵している。開口には、上部を中心に回動自在に設けられて開口を開閉可能なシャッターが設けられている。
このような構成である従来の局部洗浄装置において、男子が便器本体の前方に立って小便をする場合、又は男子若しくは女子が便座上に座って大便をする場合、本体ケースの開口はシャッターで閉鎖されている。このため、飛散した尿又は汚物は、そのシャッターに遮断され、温風ダクトの吹出口及び局部洗浄ノズルまで届かない。このため、温風ダクトの吹出口及び局部洗浄ノズルが尿又は汚物の付着及び固着により汚れることを防止している。
特開平6−193115号公報
しかし、上記従来の局部洗浄装置は、局部洗浄ノズルが前方へ突出し、洗浄水を噴出して局部を洗浄する場合、シャッターが前方上方に回動した位置に移動するため、温風ダクトの吹出口が開放状態となる。一方、局部洗浄ノズルから噴出した洗浄水は、局部を洗浄した後、汚物と共に飛散する汚水となっている。このため、飛散する汚水は、温風ダクトの吹出口が開放状態であると、吹出口の周囲に付着するとともに、吹出口から温風ダクトの内部に入り込んでしまう。この結果、この局部洗浄装置では、吹出口の周辺が汚れるおそれがあるとともに、温風ダクトの内部の汚れは拭き取り清掃がしづらく、汚れの残留によって悪臭も生じるおそれがあった。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、温風ダクトの吹出口及び局部洗浄ノズルが汚れることを防止し、かつ悪臭の発生も防止することができる局部洗浄装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の局部洗浄装置は、便器本体の後部上面に設けられ、前面中央部に開口を有した本体ケースと、
該本体ケースに内蔵され、該開口に吹出口が臨む温風ダクトと、
該本体ケースに内蔵され、該温風ダクトを介して局部に温風を供給可能である温風発生機と、
該温風ダクトの隣に位置して該本体ケースに内蔵され、該開口を通って前方に突出可能である局部洗浄ノズルと、
該吹出口の上部を中心に回動自在に設けられ、該吹出口を開閉可能な第1シャッターと、
該開口の上部を中心に回動自在に設けられ、該第1シャッターの前方に位置して該開口を開閉可能な第2シャッターとを備えていることを特徴とする。
このような構成である本発明の局部洗浄装置は、温風発生器により温風ダクトの吹出口から局部に向けて温風を送風する「温風乾燥」の場合のみ、第1シャッターが前方上方に回動して温風ダクトの吹出口を開放する。つまり、局部洗浄ノズルが前方へ突出し、洗浄水を噴出して局部を洗浄する「局部洗浄」の場合、第2シャッターのみが前方上方に回動し、温風ダクトの吹出口は第1シャッターにより閉鎖している。このため、飛散する局部洗浄後の汚水により温風ダクトの吹出口周辺が汚れることを防止し、かつ汚水が吹出口から温風ダクトの内部に入り込むことも防止している。
また、本発明の局部洗浄装置は、「温風乾燥」及び「局部洗浄」の場合を除き、本体ケースの前面中央部の開口を第2シャッターにより閉鎖する。その際、第1シャッターは第2シャッターに覆われている。このため、男子が便器本体の前方に立って小便をする場合、又は男子若しくは女子が便座上に座って大便をする場合、飛散する尿又は汚物は第2シャッターに遮断され、尿又は汚物の飛散により局部洗浄ノズル及び第1シャッターが汚れることを防止している。特に、温風ダクトの吹出口の前面には第1シャッター及び第2シャッターが位置しているため、飛散する尿又は汚物は第1シャッター及び第2シャッターにより遮断され、温風ダクトの吹出口の周辺が汚れることをより効果的に防止している。一方、尿又は汚物の飛散による汚れは、第2シャッターを掃除するのみで除去することができる。
したがって、本発明の局部洗浄装置は、温風ダクトの吹出口及び局部洗浄ノズルが汚れることを防止し、かつ悪臭の発生も防止することができる。
第2シャッターは、開口から取り外し可能であることが好ましい。この場合、第2シャッターを取り外して第2シャッターに付着した尿又は汚物等を洗い落とすことができる。
第2シャッターは、温風発生機により局部に温風を送風する際、局部洗浄ノズルが前方に突出することにより押し上げられて、前方上方に回動した開放位置となることが好ましい。
この場合、温風ダクトの吹出口から送風される温風は、第2シャッターに干渉しないため、適切な箇所に温風を効率的に送風することができる。また、局部洗浄ノズルが第2シャッターを押し上げて開放位置にするため、第2シャッターを開放位置にするための機構を別に設ける必要がない。このため、第2シャッター等の構造を簡易にすることができる。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図5に示すように、実施例の局部洗浄装置は、便器本体1の後部上面に前面中央部に開口11を有した本体ケース10を有している。本体ケース10は、吹出口21が開口11に望む温風ダクト20と、温風ダクト20に接続され、局部に温風を供給可能である温風発生器22とを内蔵している。また、本体ケース10は、温風ダクト20の隣に肛門洗浄用ノズル31及びビデ用ノズル32を有するノズルユニット30を内蔵している。肛門洗浄用ノズル31及びビデ用ノズル32は、本体ケース10の開口11を通って前方に突出可能である。
温風ダクト20の吹出口21は、吹出口21の上部を中心に回動自在であり、吹出口21を開閉可能な第1シャッター40を備えている。本体ケース10の開口11は、開口11の上部を中心に回動自在であり、開口11を開閉可能な第2シャッター50を備えている。第2シャッター50は左右側面の上部に回転軸51を有している。第2シャッター50は樹脂製であり可撓性を有している。このため、第2シャッター50を左右に湾曲させて開口11の左右内面の上部に設けられた軸受け穴に回転軸51を挿通することにより、開口11に第2シャッター50を取り付けることができる。また、第2シャッター50を左右に湾曲させるようにして回転軸51を軸受け穴から抜き出すことにより、第2シャッター50を取り外すことができる。
図1に示すように、便座2を垂直位置に回動し、男子が便器本体1の前方に立って小便をする場合、本体ケース10の開口11が第2シャッター50により閉鎖している。また、図示しないが、男子又は女子が水平位置に回動した便座2上に座って大便をする場合も本体ケース10の開口11が第2シャッター50により閉鎖している。この際、第1シャッター40は第2シャッターに覆われている。
図2及び図3に示すように、肛門洗浄用ノズル31が前方へ突出し、洗浄水を噴出して肛門を洗浄する「肛門洗浄」の場合、第2シャッター50は、肛門洗浄用ノズル31により押し上げられて前方上方に回動した開放位置になる。図2に示す第2シャッター50は、中央部分を破断して示したものである。肛門洗浄用ノズル31は、肛門洗浄位置まで突出して洗浄水を上方へ向けて噴出する。この際、温風ダクト20の吹出口21が第1シャッター40により閉鎖している。図示しないが、ビデ用ノズル32が突出し、洗浄水を噴出する「ビデ洗浄」の場合も同様に、第2シャッター50は、ビデ用ノズル32により押し上げられて前方上方に回動した開放位置になり、温風ダクト20の吹出口21が第1シャッター40により閉鎖している。
図4及び図5に示すように、温風発生器22により温風ダクト20の吹出口21から局部に向けて温風を送風する「温風乾燥」の場合、第2シャッター50は、肛門洗浄用ノズル31が前方へ突出することにより押し上げられて前方上方に回動した開放位置になる。図4に示す第2シャッター50は、中央部分を破断して示したものである。なお、肛門洗浄用ノズル31は肛門洗浄位置までは突出しない。第1シャッター40は、吹出口21から噴出する温風の風力により押し上げられて前方上方に回動した開放位置になる。
このような構成である実施例の局部洗浄装置において、「肛門洗浄」及び「ビデ洗浄」の場合、第2シャッター50のみが前方上方に回動した開放位置になり、温風ダクト20の吹出口21は第1シャッター40により閉鎖している。このため、飛散する局部洗浄後の汚水により吹出口21周辺が汚れることを防止し、かつ汚水が吹出口21から温風ダクト20の内部に入り込むことも防止している。
また、男子が便器本体1の前方に立って小便をする場合、又は男子若しくは女子が便座2上に座って大便をする場合、飛散する尿又は汚物は第2シャッター50に遮断され、尿又は汚物の飛散により肛門洗浄用ノズル31、ビデ用ノズル32及び第1シャッター40が汚れることを防止している。特に、温風ダクト20の吹出口21の前面には第1シャッター40及び第2シャッター50が位置しているため、飛散する尿又は汚物は第1シャッター40及び第2シャッター50により遮断され、吹出口21の周辺が汚れることをより効果的に防止している。一方、尿又は汚物の飛散による汚れは、第2シャッター50を掃除するのみで除去することができる。
したがって、実施例の局部洗浄装置は、温風ダクト20の吹出口21、肛門洗浄用ノズル31及びビデ用ノズル32が汚れることを防止し、かつ悪臭の発生も防止することができる。
また、第2シャッター50を取り外して第2シャッター50に付着した尿又は汚物等を洗い落とすことができる。
また、温風ダクト20の吹出口21から送風される温風は、第2シャッター50に干渉しないため、適切な箇所に温風を送風することができる。また、肛門用洗浄ノズル31が第2シャッター50を押し上げて開放位置にするため、第2シャッター50を開放位置にするための機構を別に設けておらず、第2シャッター50等の構造を簡易にしている。
本発明は局部洗浄装置に利用可能である。
実施例の局部洗浄装置を便器本体に取り付けた全体斜視図である。 実施例の局部洗浄装置の「肛門洗浄」時の要部を示す斜視図である。 実施例の局部洗浄装置の「肛門洗浄」時の要部を示す正面図である。 実施例の局部洗浄装置の「温風乾燥」時の要部を示す斜視図である。 実施例の局部洗浄装置の「温風乾燥」時の要部を示す正面図である。
符号の説明
1…便器本体
10…本体ケース
11…開口
20…温風ダクト
21…吹出口
22…温風発生器
30…ノズルユニット
31…肛門洗浄用ノズル
32…ビデ用ノズル
40…第1シャッター
50…第2シャッター

Claims (3)

  1. 便器本体の後部上面に設けられ、前面中央部に開口を有した本体ケースと、
    該本体ケースに内蔵され、該開口に吹出口が臨む温風ダクトと、
    該本体ケースに内蔵され、該温風ダクトを介して局部に温風を供給可能である温風発生機と、
    該温風ダクトの隣に位置して該本体ケースに内蔵され、該開口を通って前方に突出可能である局部洗浄ノズルと、
    該吹出口の上部を中心に回動自在に設けられ、該吹出口を開閉可能な第1シャッターと、
    該開口の上部を中心に回動自在に設けられ、該第1シャッターの前方に位置して該開口を開閉可能な第2シャッターとを備えていることを特徴とする局部洗浄装置。
  2. 前記第2シャッターは、前記開口から取り外し可能である請求項1記載の局部洗浄装置。
  3. 前記第2シャッターは、前記温風発生機により前記局部に温風を送風する際、前記局部洗浄ノズルが前方に突出することにより押し上げられて、前方上方に回動した開放位置となる請求項1又は2記載の局部洗浄装置。
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