JP4857532B2 - 包装用袋 - Google Patents
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Description
而して、一般に、包装用袋は、例えば、内容物を充填包装するメ−カ−等に原反フィルムあるいは包装用袋の状態で納入し、次いで、該原反フィルムあるいは包装用袋を内容物充填機に供給し、しかる後、包装用袋を製袋しながら、あるいは、包装用袋を供給しながら、その包装用袋の上端の開口部から内容物を充填し、次に、その開口部をヒ−トシ−ルして密閉して、内容物を充填包装した包装製品を製造している。
ところで、上記のような包装製品においては、通常、包装用袋の裏側下端部の外表面に、例えば、内容物の充填包装工程中あるいはその前後等において、製造管理、製品管理、あるいは、品質管理等の観点から、製造者・製造工場等の記号、ロット番号、賞味期限の日付、その他等が印字されるものである。
而して、上記のような情報の印字は、近年、その多くをインクジェップリント等により印字されて形成されている。
しかしながら、上記のようなインクジェット方式による印字等においては、例えば、包装製品の製造工程あるいは搬送工程等における包装製品の相互の接触、あるいは、作業員による接触、その他等により、インクジェップリントによる印字画像が、簡単に消失してしまったり、あるいは、磨耗や溶剤等の作用により容易に消去し、その画像の安定性、信頼性、偽造防止性等の観点において、非常に問題視されているものである。
更に、インクジェップリント方式は、印字の際に、インクを必要とし、インクの補充、インク代の負荷、インク切れによる印字ミスの発生、その他等の種々の問題点を抱えているものである。
ところで、近年、少なくとも透明プラスチックフィルム基材と回折格子パタ−ンと金属蒸着層と粘着剤層とからなるラベル材であって、該金属蒸着層が溶融された固有情報として印字パタ−ンを有することを特徴とする偽造防止ラベル材、および、前記金属蒸着層を、透明プラスチックフィルム基材面よりYAGもしくはCO2 等レ−ザ−ビ−ムの照射により非接触にて溶融し、前記印字パタ−ンとすることを特徴とする請求項1記載の偽造防止ラベル材の製造方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
本発明においては、その結果、表面に位置するプラスチック基材が保護層として作用し、外的影響を受けることがなく、更に、視認性、偽造防止性等に優れた極めて鮮明、かつ、明瞭なパタ−ン画像を形成し得ることができ、包装製品等において、例えば、製造年月日、ロット番号、製造者、販売者、使用者、消費期限、その他等の種々の情報を印字ないし記録することができ、視認性、偽造防止性等が要求される印字問題を解決することができるものである。
まず、本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体についてその層構成の二三例を例示して図面を用いて説明すると、図1、図2および図3は、本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体についてその二三例の層構成を示す概略的断面図であり、図4は、上記の図1に示す本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を使用し、これを製袋して製造した本発明に係る包装用袋についてその構成の一例を示す概略的斜視図であり、図5は、図4に示す本発明に係る包装用袋内に内容物を充填包装した包装製品についてその構成の一例を示す概略的斜視図であり、図6は、図5に示す包装製品にレ−ザ−光線を照射してレ−ザ−印字画像を形成した本発明に係る包装用袋を使用して製造した包装製品についてその構成の一例を示す概略的斜視図である。
上記の例示は、本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体についてその二三例を例示したものであり、本発明は、これに限定されるものではないものである。
なお、本発明においては、図示しないが、更に、その使用目的、用途等によって、他の基材を任意に積層して、種々の形態からなる本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を設計して製造することができるものである。
なお、図示しないが、上記の包装用袋においては、例えば、IノッチあるいはVノッチ等の開封用切れ目を設けることもできるものである。
上記の例示は、本発明に係る包装用袋、あるいは、包装製品についてその一例を例示したものであり、本発明は、これによって限定されるものではなく、例えば、本発明に係る包装用袋の形態としては、図示しないが、例えば、ピロ−包装形態、ガセット包装形態、スタンディング(自立性)パウチ包装形態、その他等の種々の形態からなる包装用袋を製造し得るものである。
また、本発明においては、図示しないが、上記の図2および図3に示す本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を使用し、上記と同様にして、上記と同様に、種々の形態からなる本発明に係る包装用袋を製造し得るものである。
上記の例示は、本発明に係る包装製品を使用してレ−ザ−印字するその一例を例示したものであり、本発明は、これに限定されるものではないものである。
なお、本発明において、図示しないが、勿論、上記の図2および図3に示す本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を使用し、これを製袋した包装用袋を使用した包装製品等についても、上記と同様にしてレ−ザ−光線を照射して、上記と同様に、レ−ザ−印字画像を印字ないし記録し得るものである。
また、上記において、レ−ザ−光線としては、通常、レ−ザ−印字において多く用いられている炭酸ガス〔CO2 〕レ−ザ−(波長=10.6μm)を用いる場合には、炭酸ガス〔CO2 〕レ−ザ−光線を照射して表面を切削、炭化させることによりレ−ザ−印字を行うものであり、照射中に煙を発すること、あるいは、表面層あるいは裏面層への作業性に劣ること等から好ましくなく、更に、レ−ザ−印字画像の部分に穴開きが容易に発生すること等の問題点があるので好ましくないものである。
而して、本発明において、上記のYAGレ−ザ−光線は、透明体を透過してしまう性質を有し、その性質を利用し、更に、煙等の発生を抑え、また、プラスチック基材、金属箔または金属蒸着樹脂フィルム等の膜厚、その他等を制御して、レ−ザ−印字画像を形成しても穴開き等がない極めて鮮明なレ−ザ−印字画像を形成し得るものである。
具体的には、本発明において、プラスチック基材としては、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ塩化ビニル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリアミドイミド系樹脂、ポリアリ−ルフタレ−ト系樹脂、シリコ−ン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ポリエ−テルスルホン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
上記において、上記の樹脂のフィルムないしシートとしては、未延伸フィルム、あるいは、一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂フィルムないしシ−トの厚さとしては強度、耐突き刺し性、その他等について、必要最低限に保持され得る厚さであればよく、厚すぎると、コストを上昇するとい欠点もあり、逆に、薄すぎると、強度、耐突き刺し性、その他等が抵下して好ましくないものである。
本発明においては、上記のような理由から、約3μm〜100μm位、好ましくは、約5μm〜50μm位が最も望ましい。
而して、本発明において、上記のプラスチック基材としては、強度、その他等の観点から、厚さ5〜12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを使用することが望ましいものである。
上記の金属箔の膜厚としては、6μm〜20μm位、好ましくは、7μm〜10μm位が望ましいものである。
上記において、6μm未満であると、箔の穴明が懸念され、また、20μmを超えると、レ−ザ−の出力を高くしなければならないので好ましくないものである。
上記において、蒸着膜を構成する金属としては、例えば、アルミニウム、ニッケル、錫、ビスマス、インジウム、カドミウム、鉛、その他等の金属を使用することができる。
而して、本発明においては、汎用性、経済性、その他等を考慮すると、金属としては、アルミニウムを使用することが好ましいものである。
また、上記において、金属の蒸着膜の厚さとしては、200Å〜1000Å位、好ましくは、300Å〜800Å位が望ましいものである。
次にまた、上記において、樹脂フィルムとしては、前述のプラスチック基材を構成する樹脂のフィルムないしシ−トを同様に使用することができる。
具体的には、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、その他等の各種の樹脂の透明ないし半透明のフィルムないしシ−トを使用することができる。
その膜厚としては、約3μm〜50μm位、好ましくは、約5μm〜30μm位が最も望ましい。
而して、本発明において、上記のヒ−トシ−ル性樹脂層は、熱可塑性樹脂をビヒクルの主成分とする樹脂組成物による透明ないし半透明のフィルムないしシ−トあるいはコ−ティング膜等からなる樹脂膜から構成することができる。
上記の本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を形成する共押出多層積層フィルムについて説明すると、まず、例えば、熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上をビヒクルの主成分とし、これに、黒色顔料の1種ないし2種以上を0.1重量%〜25.0重量%からなる配合割合で添加し、更に、必要ならば、その製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等の1種ないし2種以上を任意に添加し、更に、要すれば、溶剤、希釈剤等を添加し、十分に混練して、本発明に係る黒色着色樹脂層を形成する樹脂組成物を調製する。
更に、上記と同様に、例えば、熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上をビヒクルの主成分とし、これに、更に必要ならば、その製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、耕燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等の1種ないし2種以上を任意に添加し、更に、要すれば、溶剤、希釈剤等を添加し、十分に混練して、本発明に係る透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層を形成する樹脂組成物を調整する。
なお、本発明において、上記のプラスチック配合剤や添加剤等としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、補強剤、帯竜防止剤、難燃剤、耐炎剤、発泡剤、防カビ剤、顔料、染料、分散剤、界面活性剤、ブロッキング防止剤、その他等を使用することができ、更には、改質用樹脂等も使用することができ、更に、その添加量としては、極く微量から数十重量%まで、その目的に応じて、任意に添加することができる。
而して、本発明において、上記のような各樹脂組成物を使用し、共押出多層積層フィルムを製造する具体的方法について説明すると、本発明においては、まず、例えば、上記で調製した本発明に係る黒色着色樹脂層を形成する樹脂組成物と、本発明に係る透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層を形成する樹脂組成物とを使用し、次いで、これらを、例えば、Tダイ共押出機、インフレーション共押出機等を使用して2層共押出成形して、第1層が、黒色着色樹脂層、第2層が、透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層の順で2層共押出積層した構成からなる本発明に係る2種2層からなる共押出多層積層フィルムを製造することができる。
而して、上記の白色着色樹脂層は、前述と同様に、例えば、熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上をビヒクルの主成分とし、これに、白色顔料の1種ないし2種以上を添加し、要に、必要ならば、その製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐侯性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等の1種ないし2種以上を任意に添加し、更に、要すれば、溶剤、希釈剤等を添加し、十分に混練して、本発明に係る白色着色樹脂層を形成する樹脂組成物を調製して使用することができるものである。
本発明においては、各樹脂組成物を任意に選択し、それらを組み合わせて、任意の層構成からなる共押出多層積層フィルムを製造法し得るものである。
なお、一般的に、上記のような各樹脂組成物を使用して、本発明に係る共押出多層積層フィルムを押出製膜化する場合、フィルム製膜化にとって、例えば、製品替え(パージ)時に、押出機等の分解清掃等の作業が負荷されるので、樹脂組成物中に顔料等の着色剤を使用することは回避したいものであり、着色剤無添加フィルムの製膜化が望まれるものである。
そこで本発明においては、押出機の顔料等の着色剤による汚れを回避できないものの一番分解が困難であるダイスにおいて、顔料等の着色剤による汚れが生じない共押出多層積層フィルムを製膜化すべく、外層として、顔料等の着色剤を添加しない熱可塑性樹脂をビヒクルの主成分とする樹脂組成物を使用し、これにより、顔料等の着色剤無添加の樹脂膜を5μm〜100μmとし、これにより、ダイスの汚れ等を保護するという利点を有するものである。
また、本発明においては、本発明にかかる共押出多層積層フィルムを製造するに際して、更に、その使用目的、用途等によって、他の材料を使用し、これを任意に共押出積層して、種々の形態からなる共押出多層積層フィルムを設計して製造することができるものである。
而して、上記の共押出多層積層フィルムにおいて、該共押出多層積層フィルムを構成する各層の膜厚としては、まず、黒色着色樹脂層の膜厚としては、膜厚5μm〜40μm位、好ましくは、10μm〜30μm位の範囲からなることが望ましいものである。
更に、白色着色樹脂層の膜厚としては、膜厚5μm〜40μm位、好ましくは、10μm〜30μm位の範囲からなることが望ましいものである。
また、透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層の膜厚としては、膜厚5μm〜100μm位、好ましくは、10μm〜80μm位が望ましいものである。
具体的には、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン(マルチサイト触媒を使用して重合したポリマー、LLDPE)、メタロセン触媒(シングルサイト触媒)使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリプロピレン系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸共重合体、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、エチレンーメタクリル酸共重合体、エチレンーメタクリル酸メチル共重合体、エチレンープロピレン共合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテポリマー、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のポリオレフイン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマール酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフイン樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、熱可塑性ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリアミド系樹脂、その他等の熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上を使用することができる。
而して、本発明においては、上記の熱可塑性樹脂としては、メタロセン触媒(シングルサイト触媒)使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体をビヒクルの主成分として使用することが好ましいものである。
その使用量としては、熱可塑性樹脂に対し、黒色顔料、0.1重量%〜25.0重量%位、好ましくは、1.0重量%〜20.0重量%位添加して使用することが望ましいものである。
更に、上記において、上記の白色顔料としては、例えば、塩基性炭酸鉛、塩基性硫酸鉛、塩基性けい酸鉛、亜鉛華、硫化亜鉛、リトポン、三酸化アンチモン、アナタス形酸化チタン、ルチル形酸化チタン、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム、その他等の白色顔料の1種ないし2種以上を使用することができる。
その使用量としては、熱可塑性樹脂に対し、白色顔料、0.1重量%〜30.0重量%位、好ましくは、1.0重量%〜20.0重量%位添加して使用することが望ましいものである。
上記の接着剤の組成系は、水性型、溶液型、エマルジョン型、分散型等のいずれの組成物形態でもよく、また、その性状は、フィルム・シート状、粉末状、固形状等のいずれの形態でもよく、更に、接着機構については、化学反応型、溶剤揮発型、熱溶融型、熱圧型等のいずれの形態でもよいものである。
而して、上記の接着剤は、例えば、ロールコート法、グラビアロールコート法、キスコート法、その他等のコート法、あるいは、印刷法等によって施すことができ、そのコーティング量としては、0.1〜10.0g/m2 (乾爆状態)位が望ましい。
上記のアンカーコート剤は、例えば、ロールコート、グラビアロールコート、キスコート、その他等のコーティング法を用いてコーティングすることができ、そのコーティング量としては、0.1〜5.0g/m2 (乾爆状態)位が望ましい。
なお、上記の溶融押出ラミネート積層法において、より強固な接着強度を得るために、例えば、上記のアンカーコート剤等のアンカーコート剤層を介して、積層することができる。
なお、本発明において、上記のような積層を行う際に、必要ならば、例えば、積層する各基材等の表面に、例えば、コロナ放電処理、オゾン処理、フレーム処理、プラズマ処理、その他等の前処理を任意に施すことができる。
而して、その製袋方法としては、上記のような本発明に係る包装用袋を構成する多層積層体を、その内層の面を対向させて折り曲げるか、あるいはその二枚を重ね合わせ、更にその外周の周辺端部を、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態によりヒ−トシ−ルして、本発明にかかる種々の形態からなる包装用袋を製造することができる。
その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も製造することが可能でありる。
上記において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
なお、本発明においては、上記のような本発明に係る包装用袋には、例えば、ワンピ−スタイプ、ツウ−ピ−スタイプ、その他等の注出口、あるいは開閉用ジッパ−等を任意に取り付けることができる。
而して、本発明においては、上記のようにして製造した本発明に係る包装製品について、そのプラスチック基材の面から、例えば、YAG等のレ−ザ−ビ−ムを照射して、そのレ−ザ−ビ−ムは、プラスチック基材等を破壊することなく透過し、金属箔または金属蒸着膜等に到達し、更に、該金属箔または金属蒸着膜等を溶融してその部分に溶融開口部を形成し、その結果、黒色着色樹脂層が表面に露出し、例えば、文字、記号、図柄、その他等の所望の画像を形成することができ、これにより、上記のプラスチック基材が保護層として作用し、外的影響を受けることがなく、更に、視認性、偽造防止性等に優れた極めて鮮明、かつ、明瞭なパタ−ン画像を形成し得ることができるものである。
次に、上記の本発明について以下に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
まず、下記の(イ)〜(ハ)の樹脂組成物を調製した。
(イ).(第一層)にシングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体〔三井住友化学株式会社製、商品名、エボリユーSP2020、密度、0.916g/m3 、メルトフローレト(MFR)、1.5g/10分〕100.0重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部と、合成シリカ0.2重量部とを十分に混練して、第1層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ロ).(第二層)に第一層と同様のエチレンーα・オレフイン共重合体95.0重量部と、黒色顔料としてカーボンブラック5.0重量部とを十分に混練して、第2層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ハ).(第三層)に上記の第一層と同様のエチレン−α・オレフイン共重合体100.0重量部を十分に混練して、第3層を形成する樹脂組成物を調製した。
次に、上記で調製した(イ)〜(ハ)の樹脂組成物を使用し、これらを、上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による第1層を20μm、(ロ)の樹脂組成物による第2層を20μm、(ハ)の樹脂組成物による第3層を20μmにそれぞれ共押出して、3層からなる総厚60μmの本発明に係る共押出多層積層フイルムを製造した。
(2).次に、上記で製造した本発明に係る共押出多層積層フイルムの第3層の表面にコロナ放電処理を施し、次いで、そのコロナ処理面の面に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層面に、厚さ7μmのアルミニウム箔を重ね合わせて、その両者をドライラミネ−ト積層し、更に、上記でドライラミネ−ト積層したアルミニウム箔の面に、上記と同様に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層の面に、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、そのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層して、本発明に係る多層積層体を製造した。
(3).次に、上記で製造した多層積層体を2枚用意し、その多層積層体を構成する本発明に係る共押出多層積層フイルムの第1層の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部を形成すると共に、上方に開口部を有する三方シ−ル型の軟包装用袋からなる包装用袋を形成した。
次に、上記で製造した包装用袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム箔層が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
まず、下記の(イ)〜(ハ)の樹脂組成物を調製した。
(イ).(第一層)にシングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体〔三井住友化学株式会社製、商品名、エボリユーSP2020、密度、0.916g/m3 、メルトフローレト(MFR)、1.5g/10分〕100.0重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部と、合成シリカ0.2重量部とを十分に混練して、第1層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ロ).(第二層)に第一層と同様のエチレンーα・オレフイン共重合体95.0重量部と、黒色顔料としてカーボンブラック5.0重量部とを十分に混練して、第2層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ハ).(第三層)に上記の第一層と同様のエチレン−α・オレフイン共重合体100.0重量部を十分に混練して、第3層を形成する樹脂組成物を調製した。
次に、上記で調製した(イ)〜(ハ)の樹脂組成物を使用し、これらを、上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による第1層を20μm、(ロ)の樹脂組成物による第2層を20μm、(ハ)の樹脂組成物による第3層を20μmにそれぞれ共押出して、3層からなる総厚60μmの本発明に係る共押出多層積層フイルムを製造した。
(2).次に、上記で製造した本発明に係る共押出多層積層フイルムの第3層の表面にコロナ放電処理を施し、次いで、そのコロナ処理面の面に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層面に、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルム[東洋メタライジング株式会社製、商品名、アルミ蒸着PET(VM−PET1310)、12μm]を、そのアルミニウム蒸着膜の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層し、更に、上記でドライラミネ−ト積層したアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのポリエチレンテレフタレ−トフィルムのコロナ放電処理面の面に、上記と同様に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層の面に、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、そのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層して、本発明に係る多層積層体を製造した。
(3).次に、上記で製造した多層積層体を2枚用意し、その多層積層体を構成する本発明に係る共押出多層積層フイルムの第1層の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部を形成すると共に、上方に開口部を有する三方シ−ル型の軟包装用袋からなる包装用袋を形成した。
次に、上記で製造した包装用袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、そのヒ−トシ−ル部に、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着膜が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
まず、下記の(イ)〜(ニ)の樹脂組成物を調製した。
(イ).(第一層)にシングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体〔三井住友化学株式会社製、商品名、エボリユーSP2020、密度、0.916g/m3 、メルトフローレト(MFR)、1.5g/10分〕100.0重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部と、合成シリカ0.2重量部とを十分に混練して、第1層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ロ).(第二層)に第一層と同様のエチレンーα・オレフイン共重合体95.0重量部と、黒色顔料としてカーボンブラック5.0重量部とを十分に混練して、第2層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ハ).(第三層)に第一層と同様のエチレンーα・オレフイン共重合体80.0重量部と、白色顔料として酸化チタン20.0重量部とを十分に混練して、第3層を形成する樹脂組成物を調製した。
(ニ).(第四層)に上記の第一層と同様のエチレン−α・オレフイン共重合体100.0重量部を十分に混練して、第4層を形成する樹脂組成物を調製した。
次に、上記で調製した(イ)〜(ニ)の樹脂組成物を使用し、これらを、上吹き空冷インフレーション共押出製膜機を用いて、(イ)の樹脂組成物による第1層を10μm、(ロ)の樹脂組成物による第2層を20μm、(ハ)の樹脂組成物による第3層を20μm、(ニ)の樹脂組成物による第4層を10μmにそれぞれ共押出して、4層からなる総厚60μmの本発明に係る共押出多層積層フイルムを製造した。
(2).次に、上記で製造した本発明に係る共押出多層積層フイルムの第1層の表面にコロナ放電処理を施し、次いで、そのコロナ処理面の面に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層面に、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルム[東洋メタライジング株式会社製、商品名、アルミ蒸着PET(VM−PET1310)、12μm]を、そのアルミニウム蒸着膜の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層し、更に、上記でドライラミネ−ト積層したアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのポリエチレンテレフタレ−トフィルムのコロナ放電処理面の面に、上記と同様に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層の面に、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、そのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層して、本発明に係る多層積層体を製造した。
(3).次に、上記で製造した多層積層体を2枚用意し、その多層積層体を構成する本発明に係る共押出多層積層フイルムの第1層の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部を形成すると共に、上方に開口部を有する三方シ−ル型の軟包装用袋からなる包装用袋を形成した。
次に、上記で製造した包装用袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、そのヒ−トシ−ル部に、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着膜が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
上記で製造した包装製品を使用し、そのピロ−袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着膜が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
次に、上記で製造した自立型袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、そのヒ−トシ−ル部に、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着膜が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
次に、上記で製造したガゼット型袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、そのヒ−トシ−ル部に、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着膜が消失し、コントラストの明瞭な黒色文字が浮き出できて、印字画像を確認できた。
印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかった。
(1).シングルサイト系触媒(メタロセン触媒)を使用して重合したエチレンーα・オレフイン共重合体〔三井住友化学株式会社製、商品名、エボリユーSP2020、密度、0.916g/m3 、メルトフローレト(MFR)、1.5g/10分〕100.0重量部と、エルカ酸アミド0.1重量部と、合成シリカ0.2重量部とを十分に混練して、樹脂組成物を調製し、次いで、該樹脂組成物を使用し、単層のインフレーション押出製膜機を用いて製膜化し、厚さ60μmの押出樹脂フイルムを製造した。
(2).次に、上記で製造した押出樹脂フイルムの一方の表面にコロナ放電処理を施し、次いで、そのコロナ処理面の面に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層面に、アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルム[東洋メタライジング株式会社製、商品名、アルミ蒸着PET(VM−PET1310)、12μm]を、そのアルミニウム蒸着膜の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層し、更に、上記でドライラミネ−ト積層したアルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのポリエチレンテレフタレ−トフィルムのコロナ放電処理面の面に、上記と同様に、2液硬化型ウレタン系接着剤(主剤:ポリエステルポリオール、硬化剤:脂肪族シソシアネート)を使用し、これをグラビアロールコ−ト法を用いて、厚さ4.0g/m2 (乾燥状態)にコーティングしてラミネート用接着剤層を形成し、しかる後、該ラミネート用接着剤層の面に、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムを、そのコロナ処理面を対向させて重ね合わせ、しかる後、その両者をドライラミネ−ト積層して、多層積層体を製造した。
(3).次に、上記で製造した多層積層体を2枚用意し、その多層積層体を構成する共押出多層積層フイルムの第1層の面を対向して重ね合わせ、しかる後、その外周周辺の端部を三方ヒートシールしてシール部を形成すると共に、上方に開口部を有する三方シ−ル型の軟包装用袋からなる包装用袋を形成した。
次に、上記で製造した包装用袋の開口部から、水を充填し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、包装製品を製造した。
上記で製造した包装製品を使用し、そのヒ−トシ−ル部に、その包装用袋を構成する二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムの表面からYAGレ−ザ−を照射したところ、アルミニウム蒸着層が消失し、透明な文字が発生したが、コントラストが不明瞭で、印字画像の視認が困難であった。
また、印字において、煙等は、発生せず、また、貫通の穴明きも認められなかったが、文字、絵柄印字としては適さないと判断した。
(1).膜厚:ソニ−(SONY)株式会社製の機種名、μ−メ−タ−にて測定した。 (2).YAGレ−ザ−印字:富士電機株式会社製、機種名、YAGレ−ザ−システム、DW5200にて、16.5A、6kHzにてレ−ザ−照射した。
1 プラスチック基材
2、2b 金属箔または金属蒸着樹脂フィルム
3 黒色着色樹脂層
4、4a、4b ヒ−トシ−ル性樹脂層
5 印刷模様
6、6a 接着剤層
7、7b 共押出多層積層フィルム
8 金属蒸着膜
9 樹脂フィルム
10 白色着色樹脂層
11 シ−ル部
12 開口部
13 内容物
14 上方シ−ル部
21 レ−ザ−光線
22 溶融開口部
22a レ−ザ−印字画像
Claims (2)
- 少なくとも、プラスチック基材と、
金属箔または金属蒸着樹脂フィルムと、
樹脂をビヒクルの主成分とする樹脂組成物と、樹脂をビヒクルの主成分とし、これに、黒色顔料を含む樹脂組成物とを使用し、透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層と黒色着色樹脂層と透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層との順で3層共押出積層した共押出多層積層フィルム、または、
樹脂をビヒクルの主成分とする樹脂組成物と、樹脂をビヒクルの主成分とし、これに、黒色顔料を含む樹脂組成物と、樹脂をビヒクルの主成分とし、これに、白色顔料を含む樹脂組成物とを使用し、透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層と黒色着色樹脂層と白色着色樹脂層と透明ないし半透明のヒ−トシ−ル性樹脂層との順で4層共押出積層した共押出多層積層フィルムからなる黒色着色樹脂層とヒ−トシ−ル性樹脂層とを含む共押出多層積層フィルムとを順次に積層した多層積層体からなり、
更に、該多層積層体を構成する共押出多層積層フィルムのヒ−トシ−ル性樹脂層の面を対向させて重ね合わせ、その外周周辺の端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設け、
そして、上記のプラスチック基材の面に、レ−ザ−光線を照射し、該レ−ザ−光線が、上記のプラスチック基材を透過し、その下に位置している金属箔または金属蒸着樹脂フィルムに到達し、その部分の金属箔または金属蒸着樹脂フィルムで、そのレ−ザ−光線によるエネルギ−を吸収し、そのレ−ザ−光線照射部分において、その金属箔または金属蒸着膜を溶融し、その部分において溶融開口部を形成し、その溶融開口部に黒色着色樹脂層の面が露出し、これにより、レ−ザ−印字画像を形成してレ−ザ−印字ないし記録を行うことができること
を特徴とする包装用袋。 - プラスチック基材が、所望の印刷模様を有することを特徴とする上記の請求項1に記載する包装用袋。
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