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JP4857402B1 - カードホルダ - Google Patents

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JP4857402B1
JP4857402B1 JP2011168903A JP2011168903A JP4857402B1 JP 4857402 B1 JP4857402 B1 JP 4857402B1 JP 2011168903 A JP2011168903 A JP 2011168903A JP 2011168903 A JP2011168903 A JP 2011168903A JP 4857402 B1 JP4857402 B1 JP 4857402B1
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Abstract

【課題】起立可能であり、且つ、カードホルダに保持したままのカードにユーザーが文字等を容易に記入できるカードホルダを提供すること。
【解決手段】略一枚板状の展開体が折り返しされてなるカードホルダ1を、開口30を持つ背板部3と、背板部3における開口30の周縁部33と一体に形成されている第1脚部4と、背板部3と一体に形成されている第2脚部5と、第2脚部5と一体に形成されている脚支持部6と、で構成する。このうち第1脚部4を背板部3に対して揺動可能にし、第1脚部4に開口状の係合凹部42を設ける。第2脚部5は背板部3に対して曲げ伸ばし可能に折り返す。脚支持部6は第2脚部5に対して折り返すとともに、脚支持部6に係合凸部62を設ける。第2脚部5を背板部3に対して面一に伸ばし、脚支持部6を折り返したままの状態で、脚支持部6の係止部64が、係合凹部42の端面49よりも第1脚端部40側に配置されるようにする。
【選択図】図4

Description

本発明はカード類を保持するカードホルダに関する。
カレンダー、メモ用紙、付箋等に代表される種々のカード類を保持するカードホルダとして、机等にカードホルダを起立させるための脚部を持つものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。カード類には、予定やメッセージ等の文字や絵を描き込む場合がある。しかしカードホルダを起立させたままでは、カードホルダに保持されているカード類に文字等を書き込むのは困難である。一方、この種のカードホルダを机等に仰臥させると、カードホルダを起立させるための脚部が机等に干渉し、カードホルダが安定しない。このためカードホルダを仰臥させても、カードホルダに保持されているカードに文字等を書き込むのは困難である。このためユーザーは、文字等を書き込む際にカードを一旦カードホルダから取り外し、記入後にカードをカードホルダに再度保持させる必要があった。特に、カード類がカレンダーやメモ用紙、付箋等の文字等を記入するためのものであれば、この種のカードホルダはユーザーに煩雑な作業を強いる問題があった。
特開2006−205370号公報 特開2000−127650号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、起立可能であり、且つ、カードホルダに保持したままのカードにユーザーが文字等を容易に記入できるカードホルダを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のカードホルダは、略一枚板状の展開体が折り返されてなり起立可能なカードホルダであって、開口と、起立時に上端となる第1端部と、該起立時に下端となる第2端部と、を持つ背板部と、開口状の係合凹部を持ち、一端部である第1脚基部が該背板部における該開口の該第1端部側の周縁部と一体に形成され、他端部である第1脚端部が該周縁部から該開口の内部に突出し、該背板部に対して揺動可能である第1脚部と、該第2端部と一体に形成され、該第2端部との境界部分を中心に曲げ伸ばし可能に折り返されている第2脚部と、該第2脚部における該第2端部とは逆側の端部と一体に形成され、該第2脚部との境界部分を中心に折り返されている脚支持部と、を持ち、該脚支持部は、該第2脚部に連続する基部と、該基部に連続し該起立時に該係合凹部に挿入される係合凸部と、該起立時に該係合凹部の周縁部と係止する係止部と、を持ち、該第2脚部を該背板部に対して面一に伸ばし、該脚支持部を折り返したままの状態で、該係止部は該係合凹部の該第1脚基部側の端面よりも該第1脚端部側に配置されていることを特徴とする。
本発明のカードホルダは、下記の(1)〜(5)の何れかを備えるのが好ましく、(1)〜(5)の複数を備えるのがより好ましい。
(1)前記第1脚部は、前記係合凹部の周縁部に突起状の抜け止め凸部を持ち、前記係合凸部は、開口状の抜け止め凹部を持ち、前記起立時に該抜け止め凸部と該抜け止め凹部とは係合する。
(2)前記背板部の前記第1端部と一体に形成され、前記第1端部との境界部分を中心に折り返されて前記背板部の前側に配置されているカード支持部を持つ。
(3)略一枚板状に展開可能である。
(4)前記第2脚部および前記脚支持部を巻き折り状に折り返し、前記脚支持部に意匠を表示する。
(5)前記第2脚部および前記脚支持部を蛇腹折り状に折り返し、前記第2脚部に意匠を表示する。
本発明のカードホルダは第1脚部、第2脚部および脚支持部によって支持されることで起立可能である。また、本発明のカードホルダにおける第1脚部、第2脚部および脚支持部は、カードホルダを仰臥させると揺動するため、机等に干渉し難い。よって本発明のカードホルダは、起立可能であり、且つ、カードホルダに保持したままのカードにユーザーが文字等を容易に記入できる。
実施例1のカードホルダを模式的に表す展開図である。 実施例1のカードホルダを前側(正面側)から見た様子を模式的に表す斜視図である。 実施例1のカードホルダを後側(背面側)から見た様子を模式的に表す斜視図である。 仰臥時における実施例1のカードホルダを模式的に表す正面図である。 実施例2のカードホルダを模式的に表す展開図である。 仰臥時における実施例2のカードホルダを模式的に表す正面図である。
本発明のカードホルダは、上述したように、カレンダー、メモ用紙、付箋等に代表される種々のカード類を保持するカードホルダとして使用できる。カード類の厚さ、材質、形状等は特に限定されず、カードホルダはカード類に応じた種々の形状をとり得る。
本発明のカードホルダの材料としては、紙、樹脂、金属等の種々の材料を用いることができる。
本発明のカードホルダは、展開体の状態(すなわち、折り返されていない状態)で一枚板状であり、折り返されて形成されている。このため、本発明のカードホルダは、多数の部品を必要とせず、容易かつ安価に製造できる。本発明のカードホルダは、展開体の状態において一枚板状であれば良く、折り返した状態で固着しても良いし、折り返した状態から、再度、展開体にまで展開できても良い。折り返した状態から、再度、展開体にまで展開できる場合には、カードホルダの製造時に接着等の固着工程を必要とせず、カードホルダをより容易かつ安価に製造できる利点がある。なお、本明細書でいう板状とは、折り返し可能な程度の厚さをもつ形状を指し、例えば、シート状やフィルム状、紙状等を含む概念である。また、展開体の肉厚は、略一定であっても良いし、部分的に厚肉および/または薄肉であっても良い。また、本明細書でいう一枚板状とは、切断等しないそのままの状態で分離しない一枚の板状をなすことを指し、その外形は特に問わない。例えば、展開体には切り目や切り欠き等が形成されていても良い。
本発明のカードホルダは、背板部、第1脚部、第2脚部、脚支持部を持つ。背板部は直接的または間接的にカードを保持する部分である。第1脚部および第2脚部は起立状態においてカードホルダの脚となり、背板部を支持する部分である。背板部は、起立時において上側に配置される部分(第1端部)と下側に配置される部分(第2端部)とを持つ。第1脚部および第2脚部は、背板部に一体に形成されている。
具体的には、第1脚部は背板部における開口の周縁部のなかで第1端部側の部分と一体に形成され、背板部に対して揺動可能である。言い換えると、背板部には開口が形成され、開口の内部には第1脚部が配置されている。第1脚部の一端は背板部における開口の周縁部のなかで第1端部側の部分と一体化されている。第1脚部の他端部は自由端部である。第1脚部は背板部に対して揺動可能である。展開体の状態、すなわち、第1脚部と背板部とが略面一となったときに、背板部における開口の周縁部と第1脚部との間には、スリット状または溝状の間隙が存在する。ここでいう揺動可能とは、第1脚部のなかで少なくとも背板部との境界部分が、曲げ伸ばし可能または弾性変形可能であることを指す。第1脚部は、背板部に対して折り返されていても良いし、折り返されていなくても良い。第1脚部には、後述する脚支持部の係合凸部が挿入される係合凹部が形成されている。
第2脚部は、背板部の第2端部と一体に形成され、第2端部との境界部分を中心に曲げ伸ばし可能に折り返されている。起立時においては、第2脚部は背板部に対して折り返され、第1脚部とともに背板部を支持する。後述する仰臥時においては、第2脚部は背板部と略面一に伸ばされる。
脚支持部は、起立時において、第1脚部および第2脚部を支持固定し、第1脚部および第2脚部を位置決めする部分である。脚支持部は第2脚部(具体的には、第2脚部のなかで第2端部と逆側の端部)と一体に形成され、第2脚部との境界部分を中心に折り返されている。つまり、本発明のカードホルダにおいて、脚支持部は曲げ伸ばし可能でなくても良く、例えば第2脚部に固着されていても良い。脚支持部の一部である係合凸部は、起立時に、第1脚部の係合凹部に挿入される。このとき、脚支持部の他の一部である係止部は、第1脚部における係合凹部の周縁部と係止する。このため、起立時において、第1脚部は、背板部に対して揺動した状態(略面一でない状態)で固定され、カードホルダの脚として機能する。
また、係合凹部に係合凸部を挿入した状態で、第2脚部を背板部に対して所定角以上に折り返そうとすると、係合凹部に挿入された係合凸部が係合凹部の周縁部と係止する。このため、第2脚部は所定角に折り返された状態で固定される。したがって、起立時においては、脚支持部が第1脚部を揺動した状態(背板部と非面一の状態)で保持するとともに第2脚部を所定角に折り返された状態(背板部と非面一の状態)で保持する。そして、背板部と非面一の状態にある第1脚部と、背板部と非面一の状態にある第2脚部とによって、背板部を支持する。
ところで、上述したように第2脚部は、第2端部との境界部分を中心に背板部に対して曲げ伸ばし可能に折り返されている。このため、第2脚部は背板部に対して面一に伸ばすことが可能である。第2脚部を背板部に対して略面一に伸ばすと、第2脚部に一体化されている係合凸部が、第1脚部の係合凹部内をスライドし、係合凹部の周縁部のなかで第1端部側の部分に移動する。本発明のカードホルダにおける第2脚部を背板部に対して面一に伸ばし、脚支持部を折り返したままの状態にすると、係止部は係合凹部の第1脚基部側の端面よりも第1脚端部側に配置されている。つまり、このとき係止部は係合凹部の周縁部に干渉しない。このため、第1脚部および脚支持部は、背板部と略平行に配置される。上述したようにこのとき第2脚部は背板部に対して面一であるため、第1脚部、第2脚部および脚支持部は、何れも背板部の背面側に大きく出っ張らない。したがって、このとき、第1脚部、第2脚部および脚支持部の机等への干渉を回避しつつ、カードホルダを机等に仰臥させることができる。よってこのときユーザーは、カードホルダを机等に仰臥させつつ、カードホルダに保持したままのカードに文字等を記入できる。
本発明のカードホルダにおいて、少なくとも背板部と第2脚部との境界部分には、曲げ伸ばし可能な程度の強度が要求される。また、背板部と第1脚部との境界部分は、第1脚部の揺動を許容できる程度の強度が要求される。さらに、背板部には起立時においてカードを保持できる程度の強度が要求され、第1脚部、第2脚部および脚支持部には起立時において背板部を保持できる程度の強度が要求される。これらを考慮すると、本発明のカードホルダの材料としては、比較的強度に優れ、かつ、疲労破壊し難い材料を選択するのが好ましい。具体的には、紙、樹脂等である。
以下、本発明のカードホルダを具体的に説明する。
(実施例1)
実施例1のカードホルダを模式的に表す展開図を図1に示す。実施例1のカードホルダを前側(正面側)から見た様子を模式的に表す斜視図を図2に示す。実施例1のカードホルダを後側(背面側)から見た様子を模式的に表す斜視図を図3に示す。仰臥時における実施例1のカードホルダを模式的に表す正面図を図4に示す。以下、本明細書において、前とは図4の紙面手前側を指し、後とは図4の紙面奥側を指す。延び方向、幅方向とは、それぞれ図1に示す展開図における延び方向、幅方向を指す。
実施例1のカードホルダ1は、厚さ0.4mmのボール紙製であり、図1に示す一枚板状の展開体2が折り返されてなる。展開体2における各部分の厚さは略均一である。実施例1のカードホルダ1は、背板部3と、第1脚部4と、第1接続部70と、枠部71と、第2接続部72と、カード支持部73と、第2脚部5と、脚支持部6と、一対の第1整形部74と、一対の第2整形部75とを持つ。
背板部3は、略中央部に略矩形の開口30を持つ略矩形の板状をなす。背板部3の延び方向における一端部である第1端部31は、後述する起立時において上側に配置される。背板部3の延び方向における他端部である第2端部32は、起立時において下側に配置される。開口30は第2端部32側に形成され、背板部3は、全体として、第2端部32側に開口する略コ字状をなす。背板部3における開口30の周縁部のなかで第1端部31側の部分を第1周縁部33と呼ぶ。開口30の幅方向の両脇には、それぞれ、スリット状をなす整形固定部34が一つずつ設けられている。各整形固定部34は、第1端部31と第2端部32とをむすぶ方向(延び方向、起立時における上下方向)に延びる。
第1脚部4は、略短冊状をなす。図1に示す展開体2の状態において、第1脚部4は開口30の内部に配置されている。第1脚部4の一端(第1脚基部40)は、背板部3における第1周縁部33に一体化されている。第1脚部4の他端(第1脚端部41)は、第2端部32側に配置されている。なお、第1脚端部41は自由端である。
第1脚部4は、略矩形の開口状をなす係合凹部42を持つ。係合凹部42は第1脚部4のなかで第1脚端部41寄りの位置に配置されている。係合凹部42の周縁部(具体的には係合凸部42における第1脚端部41側の端面)には、突起状の抜け止め凸部43が形成されている。抜け止め凸部43は、係合凹部42の内部に向けて突起している。より具体的には、係合凹部42は第1脚基部40に向けて突起している
第1接続部70は、略矩形の板状をなす。第1接続部70の一端部は背板部3の第1端部31に一体に形成されている。第1接続部70の延び方向の長さは、第2接続部72の幅方向の長さよりも遙かに短い。第1接続部70は、後述する第2接続部72とともに、実施例1のカードホルダ1の側壁(カードホルダ1の厚さ方向の壁)を構成する。
枠部71は、略矩形の枠状をなす。枠部71の一端部は、第1接続部70に一体に形成されている。枠部71の他端部は、第1接続部70と略同形の板状をなす第2接続部72に一体に形成されている。第2接続部72の一端部は、枠部71と一体に形成されている。第2接続部72の他端部は、略矩形の板状をなすカード支持部73と一体に形成されている。カード支持部73の幅方向の2端部には、それぞれ、略板状をなす第1整形部74が一体に形成されている。第1整形部74はカード支持部73から幅方向に突出している。
背板部3の第2端部32には、略矩形の板状をなす第2脚部5の一端が一体に形成されている。第2脚部5の他端には、略板状をなす脚支持部6が一体に形成されている。脚支持部6は、第2脚部5と略同形の支持基部60、支持基部60の略中央部から突出する略台形状の橋架け部61、および、橋架け部61の先端に一体に形成されている係合凸部62を持つ。係合凸部62は突起状をなし、橋架け部61の端面よりも更に延び方向の先側に突出している。係合凸部62のなかで橋架け部61側の位置には、開口状の抜け止め凹部63が形成されている。支持基部60および橋架け部61は本発明のカードホルダ1における基部に相当する。係合凸部62は、橋架け部61の幅方向の略中央部に形成されている。橋架け部61のなかで係合凸部62の幅方向の両脇には、平坦面が形成されている。実施例1のカードホルダ1において、この平坦面は係止部64を構成している。支持基部60のなかで、橋架け部61の幅方向の両脇には、それぞれ、略短冊状の第2整形部75が一体に形成されている。橋架け部61および第2整形部75は、図1に示す展開体2の状態で、同方向に突出している。
図2および図3に示すように、実施例1のカードホルダ1における第2脚部5は、背板部3に対して谷折りされている。脚支持部6は第2脚部5に対して谷折りされている。したがって、第2脚部5および脚支持部6は巻き折り状に折り返されている。なお、図示しないが、脚支持部6の表示面65(展開体2から折り返した状態で表面に露出する面)には、図略の意匠(企業名、標章、住所、電話番号等)が印刷されている。第2整形部75は、脚支持部6に対して谷折りされている。
第1接続部70は、背板部3に対して谷折りされている。枠部71は第1接続部70に対して谷折りされている。第2接続部72は枠部71に対して谷折りされている。カード支持部73は第2接続部72に対して谷折りされている。したがって、背板部3、第1接続部70、枠部71、第2接続部72、およびカード支持部73は巻き折り状に折り返されている。第1整形部74は、カード支持部73に対して山折りされ、背板部3の整形固定部34に挿入されている。このため、背板部3、第1接続部70、枠部71、第2接続部72、およびカード支持部73は巻き折り状に折り返された状態で、固定されている。また、第2整形部75は、折り返された状態で、背板部3とカード支持部73との間に介在している。枠部71とカード支持部73とは前後方向に離間している。このため、枠部71とカード支持部73との間にカレンダー等のカード類を保持できる。なお、枠部71には開口状の窓部79が設けられているため、カードはこの窓部79内に配置され、窓部79を通して前側に露出している。
図2および図3に示すように、カードホルダ1の起立時には、第2脚部5および脚支持部6は背板部3に対して略直交する方向に折り返されている。第2脚部5および支持基部60は背板部3の前側に配置される。橋架け部61および係合凸部62は、背板部3の後側に配置される。第1脚部4は背板部3の後側に揺動し、第1脚部4の係合凹部42には、前側から後側に向けて、係合凸部62が挿入される。脚支持部6の係止部64は、係合凹部42の幅方向の周縁部に係止する。このため、第1脚部4の前側への揺動は阻害され、第1脚部4の少なくとも第1脚端部41は背板部3の後側に配置される。したがって、第1脚部4の第1脚端部41と第2脚部5とによって背板部3、カード支持部73および枠部71が支持され、カードホルダ1が起立する。なお、このとき係合凸部62の抜け止め凹部63には、抜け止め凸部43が挿入される。このため、係合凸部62は係合凹部42から抜け難く、カードホルダ1は安定に起立する。
起立しているカードホルダ1を後側に倒すか、または、第2脚部5を背板部3と略平行になるように伸ばすと、第2脚部5および支持基部60が背板部3と略平行になる方向に揺動する。すると、支持基部60に連続する橋架け部61および係合凸部62が、第1脚部4の第1脚端部41側から第1脚基部40側に向けて係合凹部42内をスライドする。すると、係合凹部42の幅方向の周縁部と係止部64との係止が解除され、第1脚部4は揺動して背板部3と略平行に配置される。脚支持部6もまた揺動して背板部3と略平行に配置される。すると、第1脚部4および脚支持部6が背板部3の後側に張り出さなくなるため、カードホルダ1は背板部3を下側に向け枠部71を上側に向けて仰臥可能になる(図4)。このときカード類には、枠部71の窓部79を通じて文字等を記入可能である。したがって実施例1のカードホルダ1は、起立可能であり、且つ、カードホルダ1に保持したままのカード類にユーザーが文字等を容易に記入できる。
なお、実施例1のカードホルダ1は、図4に示す仰臥時において、第2脚部5を背板部3に対して面一に伸ばし、かつ、脚支持部6を折り返したままの状態となる。このとき係止部64は、係合凹部42の第1脚基部40側の端面49よりも第1脚端部41側に配置されている。このため、仰臥時において係合凹部42の周縁部と係止部64とは干渉しない。このため、第1脚部4および脚支持部6は、仰臥時において背板部3よりも後側に張り出さず、机等に干渉しない。
仰臥しているカードホルダ1を再度起立させる場合には、第2脚部5を机等に押しつけつつ、背板部3、カード支持部73および枠部71を第2脚部5に対して揺動させれば良い。換言すると、一旦伸ばした背板部3と第2脚部5との境界部分を再度曲げれば良い。すると、係合凸部62が係合凹部42内を第1脚基部40側から第1脚端部41側に向けてスライドし、係止部64が係合凹部42の幅方向の周縁部と係止する。抜け止め凸部43は抜け止め凹部63に挿入される。このため脚支持部6は第1脚部4および第2脚部5を固定する。そして、第1脚部4および第2脚部5によって背板部3、カード支持部73および枠部71を安定して支持し、カードホルダ1を起立させる。このように、実施例1のカードホルダ1を、起立状態と仰臥状態との間で状態変化させる操作は非常に容易である。このためユーザーはカードホルダ1を容易に起立させ、かつ容易に仰臥させ得る。
また、図2に示すように、実施例1のカードホルダ1においては、背板部3の前側にカード支持部73が配置されている。カード類はカード支持部73の前側に保持される。カード支持部73は、開口のない平板状をなし、カード支持部73の前面は平坦面である。このためカード支持部73はカード類を安定して支持できる。また、カード類はカード支持部73と枠部71との幅方向の隙間から出し入れ可能である。カード支持部73の前面は、平坦面であるため、カード類の出し入れに干渉しない。よって、実施例1のカードホルダ1はカード類を容易に出し入れできる。
さらに、実施例1のカードホルダ1は、展開体2が折り返されてなり、固着されていないために、折り返した後にも展開体2の状態に展開可能である。このため実施例1のカードホルダ1は、容易に製造できるとともに、使用しないときには必要に応じて展開できるため嵩張らない。
さらに、実施例1のカードホルダ1は、脚支持部6に意匠を表示することができる。このため、ノベルティ用のカードホルダ1として用いる場合にも、カレンダー等のカード類に意匠を表示する必要がなくなり、カード類に記入用のスペースを大きく確保できる利点がある。
図3に示すように、実施例1のカードホルダ1における第1脚部4と脚支持部6とは、起立時において、略直交している。このため、脚支持部6は起立時において第1脚部4を安定して支持できる。また、起立しているカードホルダ1を仰臥させる際にも、第2脚部5、脚支持部6および第1脚部4を容易に揺動させることができる。起立時に脚支持部6が第1脚部4を安定して支持し、かつ、起立しているカードホルダ1を容易に仰臥させるためには、起立時における第1脚部4と脚支持部6との交差角度は90°に近い方が好ましく、80°〜100°の間であるのがより好ましい。カードホルダ1を容易に仰臥させることを優先すると、起立時における第1脚部4と脚支持部6との交差角度は鋭角であるのが好ましく、80°〜90°の間であるのがより好ましい。
実施例1のカードホルダ1における第1脚部4は、弾性変形して揺動する。したがって第1脚部4は、自身の弾性によって、背板部3と平行になる方向に付勢されている。このため、係合凹部42の周縁部と係止部64とが強固に係止し、第1脚部4は起立時において背板部3等を安定して支持できる角度に安定して保持される。
実施例1のカードホルダ1は第2整形部75を持つ。第2整形部75は、背板部3とカード支持部73との間に挟み込まれ、第2脚部5の幅方向の両端部を折り返された状態に維持する。このため実施例1のカードホルダ1における第2脚部5は、起立時に背板部3、カード支持部73および枠部71を安定して支持する。よって実施例1のカードホルダ1は起立した状態で安定してカードを保持できる。
なお、本発明のカードホルダ1において、第1接続部70、枠部71、第2接続部72、カード支持部73、第1整形部74および第2整形部75は必須ではない。例えば背板部3に直接カード類を保持しても良い。
(実施例2)
実施例2のカードホルダを模式的に表す展開図を図5に示す。仰臥時における実施例2のカードホルダを模式的に表す正面図を図6に示す。以下、本明細書において、前とは図6の紙面手前側を指し、後とは図6の紙面奥側を指す。幅方向とは図5に示す展開図における幅方向を指す。
実施例2のカードホルダ1は、厚さ0.5mmのポリプロピレン製であり、図5に示す一枚板状の展開体2が折り返されてなる。展開体2における各部分の厚さは略均一である。実施例2のカードホルダ1は、背板部3と、第1脚部4と、第2脚部5と、脚支持部6とを持つ。
背板部3は、整形固定部34を持たないこと以外は実施例1のカードホルダ1における背板部3とほぼ同じである。第1脚部4は抜け止め凸部43を持たないこと以外は実施例1のカードホルダ1における第1脚部4とほぼ同じである。背板部3の第2端部32には第2脚部5が一体に形成され、第2脚部5には脚支持部6が一体に形成されている。脚支持部6は、抜け止め凹部63を持たず、橋架け部61と係合凸部62とが滑らかに連続し、係止部64が面でなく点であること以外は実施例1のカードホルダ1における脚支持部6とほぼ同じである。
実施例2のカードホルダにおいては、第2脚部5は背板部3に対して谷折りされ、脚支持部6は第2脚部5に対して山折りされている。したがって、第2脚部5および脚支持部6は蛇腹折り状に折り返されている。なお、図示しないが、第2脚部5の表示面55(展開体2から折り返した状態で表面に露出する面)には、図略の意匠が印刷されている。第1脚部4は、背板部3の第1周縁部33と第1脚基部40との境界部分で折り曲げられている。
実施例2のカードホルダ1は、図略の付箋を保持するためのカードホルダ1である。付箋は背板部3に直接貼り付けられる。起立時において、脚支持部6の係合凸部62は第1脚部4の係合凹部42に挿入され、脚支持部6の幅方向の端面のなかで橋架け部61と係合凸部62との境界部分である係止部64が、係合凹部42の幅方向の端面に点接触して係止する。
実施例2のカードホルダ1は、実施例1のカードホルダ1に比べて簡単な構造であるが、実施例1のカードホルダ1と同様に、脚支持部6により固定された第1脚部4および第2脚部5によって背板部3が安定に支持され、起立する。起立しているカードホルダ1を仰臥させる際には、実施例1のカードホルダ1と同様に、カードホルダ1を後に倒すか、第2脚部5に背板部3と略平行になる方向の力を加える。すると、係止部64と第1脚部4との係止が解除され、係合凸部62が係合凹部42内をスライドし、第1脚部4および脚支持部6が揺動して背板部3と略平行に配置される。このため、実施例2のカードホルダもまた、第1脚部4および脚支持部6の干渉を抑制しつつ、カードホルダ1を机等に仰臥させることができ、ユーザーはカードホルダ1に保持されているカードに文字等を容易に書き込むことができる。
図6に示すように、仰臥時つまり第2脚部5を背板部3に対して面一に伸ばしかつ脚支持部6を折り返したままの状態で、係止部64は係合凹部42の第1脚基部40側の端面49よりも第1脚端部41側に配置されている。このため、係合凹部42の周縁部と係止部64との干渉を回避しつつ、起立しているカードホルダ1を容易に仰臥させることができる。なお、このとき実施例2のカードホルダ1における係合凸部62は端面49よりも第1脚基部40側に配置されている。このため、係合凸部62の一部は仰臥時にも係合凹部42に挿入されたままである。換言すると、実施例2のカードホルダ1における係合凸部62は係合凹部42から抜け難い。このため実施例2のカードホルダ1は、起立状態と仰臥状態との間を安定して状態変化する。
本発明のカードホルダは、卓上型のカレンダーのホルダ部分や、メモパッド、ノートパッド、付箋パッド等各種パッド用台紙として特に好ましく使用できる。
1:カードホルダ 2:展開体 3:背板部
4:第1脚部 5:第2脚部 6:脚支持部
30:開口 31:第1端部 32:第2端部
40:第1脚基部 41:第1脚端部 42:係合凹部
43:抜け止め凸部 60:支持基部 61:橋架け部
62:係合凸部 60、61:基部 64:係止部

Claims (6)

  1. 略一枚板状の展開体が折り返されてなり起立可能なカードホルダであって、
    開口と、起立時に上端となる第1端部と、該起立時に下端となる第2端部と、を持つ背板部と、
    開口状の係合凹部を持ち、一端部である第1脚基部が該背板部における該開口の該第1端部側の周縁部と一体に形成され、他端部である第1脚端部が該周縁部から該開口の内部に突出し、該背板部に対して揺動可能である第1脚部と、
    該第2端部と一体に形成され、該第2端部との境界部分を中心に曲げ伸ばし可能に折り返されている第2脚部と、
    該第2脚部における該第2端部とは逆側の端部と一体に形成され、該第2脚部との境界部分を中心に折り返されている脚支持部と、を持ち、
    該脚支持部は、該第2脚部に連続する基部と、該基部に連続し該起立時に該係合凹部に挿入される係合凸部と、該起立時に該係合凹部の周縁部と係止する係止部と、を持ち、
    該第2脚部を該背板部に対して面一に伸ばし、該脚支持部を折り返したままの状態で、該係止部は該係合凹部の該第1脚基部側の端面よりも該第1脚端部側に配置されていることを特徴とするカードホルダ。
  2. 前記第1脚部は、前記係合凹部の周縁部に突起状の抜け止め凸部を持ち、
    前記係合凸部は、開口状の抜け止め凹部を持ち、
    前記起立時に該抜け止め凸部と該抜け止め凹部とは係合する請求項1に記載のカードホルダ。
  3. 前記背板部の前記第1端部と一体に形成され、前記第1端部との境界部分を中心に折り返されて前記背板部の前側に配置されているカード支持部を持つ請求項1または請求項2に記載のカードホルダ。
  4. 略一枚板状に展開可能である請求項1〜請求項3の何れか一つに記載のカードホルダ。
  5. 前記第2脚部および前記脚支持部を巻き折り状に折り返し、
    前記脚支持部に意匠を表示する請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のカードホルダ。
  6. 前記第2脚部および前記脚支持部を蛇腹折り状に折り返し、
    前記第2脚部に意匠を表示する請求項1〜請求項4の何れか一つに記載のカードホルダ。
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