[go: up one dir, main page]

JP4855962B2 - 無線通信システム、及び無線通信方法 - Google Patents

無線通信システム、及び無線通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4855962B2
JP4855962B2 JP2007027172A JP2007027172A JP4855962B2 JP 4855962 B2 JP4855962 B2 JP 4855962B2 JP 2007027172 A JP2007027172 A JP 2007027172A JP 2007027172 A JP2007027172 A JP 2007027172A JP 4855962 B2 JP4855962 B2 JP 4855962B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
radio resource
base station
scheduling
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007027172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008193517A (ja
Inventor
宏之 関
大 木村
剛史 下村
啓之 石井
祥久 岸山
健一 樋口
貞行 安部田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
NTT Docomo Inc
Original Assignee
Fujitsu Ltd
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, NTT Docomo Inc filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007027172A priority Critical patent/JP4855962B2/ja
Priority to EP08101028.2A priority patent/EP1956771B1/en
Priority to US12/010,848 priority patent/US8175044B2/en
Priority to KR20080011029A priority patent/KR100970056B1/ko
Priority to CN200810008683XA priority patent/CN101242627B/zh
Publication of JP2008193517A publication Critical patent/JP2008193517A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4855962B2 publication Critical patent/JP4855962B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/54Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on quality criteria
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、無線基地局と移動局間の無線通信システム、及び無線通信方法に関する。
無線基地局と移動局との間において、LTE(Long Term Evolution)による無線通信システムが提案されている(以下の非特許文献1)。
LTEでは、パケット交換型のアクセス方式が採用され、上りリンク(移動局から無線基地局)、下りリンク(無線基地局から移動局)ともに周波数領域のスケジューリングによる無線リソースの割り当てが行われる。以下、非特許文献1に記載されたLTEの上りリンクを例にして説明する。
図8は、無線通信システムの概念図である。無線通信システムは、無線基地局(以下、「基地局」)100と移動局200から構成される。
上りリンクでは、移動局200から基地局100に、ランダムアクセスチャネル、上りリンクリファレンスチャネル、上りリンク共有データチャネル、上りリンク制御チャネルが伝送される。
ランダムアクセスチャネルは、通信開始時やハンドオーバ時の初期アクセス時に用いられ、上りリンクの移動局200と基地局100との間で同期を確立するために利用される。
上りリンクリファレンスチャネルは、共有データチャネルや制御チャネルの復調処理、スケジューリングのための通信品質(チャネル状態、例えば、希望信号電力と非希望信号電力との比(SIR、SNR等)など)の測定、送信タイミング制御のための遅延プロファイル測定に用いられるチャネルである。
上りリンク共有データチャネルは、トラフィックデータ(情報ビット)の伝送に用いられるチャネルであり、基地局100のスケジューリングにより割り当てられた無線リソースを用いて伝送される。
上りリンク制御チャネルは、共有データチャネルの受信処理に必要な情報(データサイズや再送制御情報)や、スケジューリング要求(トラフィックの情報量や情報種別等)を伝送するために用いられるチャネルである。
一方、下りリンクでは、基地局100から移動局200に下りリンク制御チャネルが伝送される。下りリンク制御チャネルは、基地局100がスケジューリングにより割り当てた上りリンクの共有データチャネルの割り当て情報(スケジューリング情報)や、上りリンク共有データチャネルのACK/NACK結果等を伝送するために用いられるチャネルである。
図9は、上りリンクのフレームフォーマットの例を示す図である(以下の非特許文献2)。各シンボルには、シンボルデータの後部がコピーされてCP(Cyclic Prefix)として前半部に挿入される。リファレンスチャネルや、共有データチャネル等は、所定領域のシンボルに挿入されて、移動局200から基地局100に伝送される。尚、同図に示すように、共有データチャネル復調用のリファレンスチャネルは「#4」と「#11」のシンボルに挿入され、14個のシンボルにより「1ms」の送信間隔のフレームが構成される。
図10は、上りリンクフレームフォーマットを時間軸(横軸)と周波数軸(縦軸)の2次元で表したものである。システム帯域幅は複数の帯域に分割され、分割された帯域と送信間隔で区切られた1つのブロックにより無線リソースブロックが定義される。上りリンクのスケジューリングは、各無線リソースブロックにユーザを割り当てることで行われる。図10に示す例では、システム帯域の両端の無線リソースブロックに制御チャネルが割り当てられており、共有データチャネルに付随せずに制御データチャネルが伝送される。
図11は、基地局100において各ユーザからの信号を同期して受信する場合のタイミング例を示す図である。一般に、上りリンクの場合、無線リソースブロックは異なるタイミングで送信されるため基地局100においてブロックを受信するタイミングは異なる。一方、基地局100では各シンボルに対してFFTを行う場合の切り出し範囲は固定である。そこで、基地局100は、送信タイミング制御により、各ユーザのシンボル範囲内に基地局100固定のFFT切り出し範囲が収まるように、ユーザ(移動局200)毎の送信タイミングを制御している。尚、かかる送信タイミング制御は、遅延プロファイルから得られる遅延時間を元に生成される送信タイミング制御情報を基地局100から移動局200に送信し、この情報に基づいて移動局200が送信タイミングを調整する等により行われる。
図11に示すように、同期状態となった受信信号は、基地局100において固定タイミングで一括してFFTを行い、それぞれの無線リソースブロックに分離する。一方、同期状態とならなかった受信信号が存在する場合、その受信信号はFFT処理後に周波数特性が直交しなくなり、他のユーザの受信信号に対して干渉を与える。
OFDMの場合に、受信信号をFFT処理しそのスペクトラムを図示すると、あるサブキャリアのNULL点(最も信号電力が低い点)で隣接するサブキャリアがピークとなる。この場合、受信信号の周波数特性が直交する関係となり、各サブキャリアでは干渉が発生しない。
しかし、FFT切り出し範囲内に、あるユーザの受信信号が収まりきれないと、あるサブキャリアのNULL点で、隣接するサブキャリアがピークとならない。この場合、周波数特性が直交しないため干渉が発生する。
他方、LTEの上りリンクでは、ランダムアクセスチャネル(以下、「RACH」)も、無線リソースブロックに多重される。図12は、RACHの多重化方法の例を示す図である。同図に示すように、RACHを6個の無線リソースブロックを使用して、「10ms」の送信間隔でRACHを送信することが、以下の非特許文献1で決められている。
図13は、RACHのフレームフォーマットの例を示す図である(以下の非特許文献1)。RACHの送信は、0.1ms間隔のCPと、0.8ms間隔のRACHとでフレームが構成され、更に、0.1ms間隔のガードタイムが設けられている。
3GPP TR 25.814 V7.1.0 (2006-09) 3GPP R1-070266, Texas Instruments, "Summary of Reflector Discussions on EUTRA DM RS," January 2007.
RACHは、移動局200から基地局100に向けて最初に送信されるチャネルデータであり、上述したように初期アクセス時など同期が外れた状態で送信される。同期が外れた状態で送信されることにより、他の無線リソースブロックのチャネルの信号と、周数特性を直交させることが困難となる。一方で、RACHは図13に示すようにガードタイムを設けることで、次の送信間隔に対して干渉の発生を防止することができる。
しかし、ガードタイムを設けたとしても、図13に示すように、RACHと同じ送信タイミングで信号が送信されると、互いに干渉を及ぼし合うことになる。
図14は、RACH信号が隣接する無線リソースブロックに与える干渉を模式的に表わした図である。通常、送信信号のスペクトラムは矩形ではなく、一定の広がりを持った形状となる。隣接リソースブロックの信号も同様に広がりを持った形状となるが、互いに同期がとれている場合には、スペクトラムの広がり成分も周波数軸上で直交するため互いに干渉しない。しかし、RACHなどの非同期で送信する信号は周波数特性が直交せず、とくにRACHのすぐ隣に位置する無線リソースブロック(#m+2と、#m+9)に信号が割り当てられた場合に、RACHによる干渉は非常に大きく、その信号の伝送特性は大幅に劣化するという問題が生じる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、非同期チャネルを送信する場合でも伝送効率を向上させるようにした無線通信システムや無線通信方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一実施態様によれば、移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおいて、前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割されたある無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられたとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングし、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成するスケジューリング処理部と、前記スケジューリング処理部で作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信する送信部とを備え、前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局からの送信された前記チャネル信号を受信することを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明の他の実施態様によれば、移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおける無線通信方法おいて、前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割されたある無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられたとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングして、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成し、前記スケジューリング処理部で作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信し、前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局からの送信された前記チャネル信号を受信する、ことを特徴とする。
本発明によれば、非同期チャネルを送信する場合でも伝送効率を向上させた無線通信システムや無線通信方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
本無線通信システムは移動局10と基地局50とから構成され、図1は移動局10、図2は基地局50の構成例を示す図である。
移動局10は、RACH信号生成部11と、リファレンス信号生成部12と、制御チャネル生成部13と、ターボ符号器14と、データ変調部15と、第1〜第4のDFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換)16〜19と、マルチプレクサ(MUX)20と、サブキャリアマッピング部21と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)22と、CP挿入部23と、無線送信部(Tx)24と、送信アンテナ25と、受信アンテナ31と、無線受信部(Rx)32と、制御チャネル復号部33と、上りリンク送信制御部34とを備える。
RACH信号生成部11はランダムアクセスチャネル(RACH)の信号を生成し、第1のDFT16に出力する。リファレンス信号生成部12は上りリンクのリファレンスチャネルの信号を生成し、第2のDFT17に出力する。制御チャネル生成部13は、トラフィックデータの情報量とその情報種別を示す情報とが入力されて、制御チャネルの信号を生成する。生成された制御チャネルの信号は第3のDFT18に出力される。
ターボ符号器14は入力されたトラフィックデータに対して符号化を施し、データ変調部15は、符号化されたトラフィックデータに対して変調を施す。尚、ターボ符号器14とデータ変調部15により、上りリンクの共有データチャネルの信号が生成される。生成された上りリンクの共有データチャネルの信号は、第4のDFT19に出力される。
第1〜第4のDFT16〜19は、入力された各信号に対して離散フーリエ変換を行い、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換する。マルチプレクサ20は、変換後の各信号を多重化し、サブキャリアマッピング部21に出力する。
サブキャリアマッピング部21は、多重化された信号に対して任意のサブキャリアにマッピングすることで任意の周波数の無線リソースに多重化信号をマッピングする。マッピングされた信号は、IFFT部22に出力される。
IFFT部22は、マッピングされた周波数領域の信号を再び時間領域の信号に再変換し、CP挿入部23に出力する。なお、DFT16〜19と、サブキャリアマッピング部21と、IFFT部22とにより、生成した信号を任意の周波数の無線リソースで伝送する、所謂DFT−Spread−OFDMが構成される。
時間領域に戻された信号はCP挿入部23でCP(Cyclic Prefix)が付加され、無線送信部(Tx)24でRF信号に変換されて送信アンテナ25から送信される。
無線受信部32(Rx)は、受信アンテナ31から受信した信号をRF信号からデジタル信号に変換して制御チャネル復号部33に出力する。
制御チャネル復号部33は、基地局50からのスケジューリング情報や、上り共有データチャネルに対するACK/NACK結果、送信タイミング制御情報等が抽出される。制御チャネルの復号には、下りリンクのリファレンスチャネルが用いられる。
上りリンク送信制御部34は、抽出されたスケジューリング情報や、上りリンク共有データチャネルに対するACK/NACK結果、送信タイミング制御情報等に基づいて、各信号生成部11等や、マルチプレクサ20や、サブキャリアマッピング部21などを制御する。
図2は基地局50の構成例を示す図である。基地局50は、受信アンテナ51と、無線受信部(Rx)52と、CP除去部53と、FFT部54と、サブキャリアデマッピング部55と、デマルチプレクサ56と、RACH相関検出部57と、第1及び第2の周波数等化部58,61と、第1及び第2のIDFT部59,62と、制御チャネル復号部60、共有データチャネル復号部63と、チャネル推定部64と、チャネル状態測定部65と、遅延プロファイル測定部66と、上りリンクスケジューラ部67と、制御チャネル生成部68と、無線送信部(Tx)69とを備える。
無線受信部52は、受信アンテナ51で受信した上りリンクのRF信号をベースバンド信号に変換し、CP除去部53に出力する。
CP除去部53は、ベースバンド信号に付加されたCPを所定のタイミングで除去し、除去後の信号をFFT部54に出力する。
FFT部54は、高速フーリエ変換により、システム帯域幅全体を時間領域の信号から周波数領域の信号に変換して、変換後の信号をサブキャリアデマッピング部55に出力する。
サブキャリアデマッピング部55はマッピングされているサブキャリアを多重化信号に戻し、デマルチプレクサ56は多重化信号を各々所定のチャネルに分配する。
RACH相関検出部57は、デマルチプレクサ56からのRACHの信号から、RACHの送信の有無、送信された場合のプリアンブルの検出、さらに相関検出と同時に求められる遅延プロファイルから送信タイミング制御情報を生成する。RACHの送信結果(送信の有無)に関する情報は、上りリンクスケジューラ部67に出力される。
第1及び第2の周波数等化部58,61は、チャネル推定部64からのチャネル推定値を用いて、チャネル補償による受信処理(伝送により発生した位相の回転等を元の送信状態に戻す)を行う。処理後の制御チャネルの信号は、第1のIDFT59と、制御チャネル復号部60により復号処理される。また、処理後の共有データチャネルの信号は、第2のIDFT62と、共有データチャネル復号部63により復号処理される。
チャネル推定部64は、デマルチプレクサ56から出力された上りリファレンス信号から、チャネル推定値を求める。チャネル推定値は、第1及び第2の周波数等化部58,61、チャネル状態測定部65、及び遅延プロファイル測定部66に出力される。
チャネル状態測定部65は、チャネル推定値から通信品質(チャネル状態)を測定し、測定した値をチャネル情報として上りスケジューラ部67に出力する。チャネル情報は、例えば、ユーザ毎(あるいは、無線リソースブロック毎)のリファレンス信号の受信電力値Sや、信号対干渉電力比SIRなどである。
遅延プロファイル測定部66は、チャネル推定値から、遅延プロファイルを測定する。測定された遅延プロファイルは、上りリンクの送信タイミング制御に用いられる。測定した遅延プロファイルは、上りリンクスケジューラ部67に出力される。
上りリンクスケジューラ部67は、RACH相関検出部57からのRACHの検出結果、制御チャネル復号部60からの制御チャネル、共有データチャネル復号部63からのACK/NACK結果(共有データチャネルに対するACK/NACK結果)、チャネル状態測定部65からのチャネル情報(通信品質)、遅延プロファイル測定部66からの上りリンクの送信タイミング制御情報、を基にしてスケジュール処理を行い、スケジュール情報(各移動局10に対する無線リソースの割り当て情報)を生成する。なお、本実施例では、主としてチャネル状態測定部65からのチャネル情報を利用して後述するスケジュール手順が実行される。
上りリンクスケジューラ部67は、生成したスケジュール情報、ACK/NACK結果、送信タイミング制御情報を制御チャネル生成部68に出力する。制御チャネル生成部68は、スケジュール情報等から制御チャネルを生成する。生成された制御チャネルは、無線送信部(Tx)69においてRF信号に変換された後、送信アンテナ71から送信される。
図3は、スケジューリング手順の例を示す図である。本スケジューリング手順は、LTEの上りリンクを想定したもので、基地局50の上りリンクスケジューラ部67で実行される。かかるスケジューリング手順の実行により、無線リソースブロックに対するチャネルの割り当てが行われる。
まず、上りリンクスケジューラ部(以下、「スケジューラ部」)67は、本手順の実行を開始すると(S10)、チャネル状態測定部65から通知されたチャネル情報を基に、ユーザ毎および無線リソースブロック毎にスケジューリング係数(優先順位)を計算し(S11)、最も高いスケジューリング係数を有するユーザの順にランキングする(S12)。
例えば、スケジューラ部67は、ユーザ毎等の受信電力の値Sから、最も高い受信電力値Sを有するユーザから順にランキングする。受信電力値Sに代えて、信号対干渉電力比SIR等でもよい。そして、最も高いランキングを有するユーザから順番に、以下の手順で無線リソースブロックの割り当てを行う。
スケジューラ部67は、ユーザ数を示す「k」に「1」をセットした(S13)後、ランクが「k」番目のユーザが低遅延特性を必要とするデータを送信するか否かを判別し、低遅延特性を必要とする場合、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックを割り当て対象から除外し(S14)、それ以外の無線リソースブロックをスケジューリング対象として「k」番目のユーザの信号を割り当てる(S15)。
移動局10(図1参照)の制御チャネル生成部13では送信されるデータの種別情報から制御チャネルを生成しているため、基地局50の制御チャネル復号部60で復号される情報にはデータ種別の情報が含まれる。
スケジューラ部67では、このデータ種別の情報から、低遅延特性を必要とする(優先度の高い)データか否かを判別することができる。優先度の高いデータとは、例えば、送信データがリアルタイムサービスのパケットデータ(VoIPや、ゲーム等)や、周期的な無線リソースの割り当てを行うPersistent schedulingが適用されるパケットデータ、制御チャネルなどのチャネルデータである。
そして、スケジューラ部67は、「k」番目のユーザがこのようなデータを用いて通信を行う場合には、RACHなどの非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックを割り当て対象から除外し、それ以外のブロックに割り当てを行う。
図4は割り当ての例を示す図である。同図は、横軸は周波数軸を示し、各ブロックが無線リソースブロックを示す。RACHが斜線で示す無線リソースブロックに割り当てられているときに、低遅延特性を必要とするデータは、RACHが割り当てられた無線リソースブロックに隣接するブロック(S11、S21、S12、S13の4ブロック)には割り当てないようにし、それ以外のブロックに割り当てる。図4の例では、左右2ブロックづつを隣接ブロックとしているが、1ブロックづつでもよいし、3、4等のブロックでもよい。
このように、低遅延特性を必要とするデータをRACHなどの非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックに割り当てると、干渉により正確に信号を再現できずに再送制御が必要となる場合がある。
そこで、このようなことを回避するためにかかる無線リソースブロックには「k」番目のユーザの信号を割り当てないようにする。
図3に戻り、次いで、スケジューラ部67は、割り当てた無線リソースブロックのチャネル情報を基に、伝送レート(変調多値数、符号化率)を算出し、閾値以上の場合には非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックの割り当てを無効にする(S16)。
例えば、以下のような処理を行う。すなわち、スケジューラ部67は、図5(A)に示すように、これまで割り当てた無線リソースブロックのチャネル情報から、各ユーザの電力値Sの平均値SAVを求める。そして、スケジューラ部67は、図5(B)に示すように、その平均値SAVと伝送レートとの対応関係を示すテーブル671から伝送レートを求める。例えば、スケジューラ部67は、平均電力値SAVが「10dB」のとき、伝送レート「3」をテーブル671から取得する。伝送レートはテーブル671内において予め決められた値であり、テーブル671内の値から変調多値数と符号化率(誤り訂正前後におけるビット数の比率)とが決定される。
図5(B)の例では、伝送レートが「3」のとき、変調多値数は「6」(64QAMを示す多値数)で符号化率は「0.5」となる。勿論、値等は一例でありそれ以外の値であっても本実施例は実施可能である。
算出した(テーブル671から取得した)伝送レートが高い値を有するときは、「64QAM」など、他の方式と比較して誤り率が高い変調方式が選択されやすく、かつ、誤り訂正の符号化率の高い方式が選択されやすい。かかる伝送レートは、干渉の影響により誤りが発生しやすい。
そこで、伝送レートの高いチャネルをRACHに隣接する無線リソースブロックに割り当てないようにすることで、再送制御等を行わせずに、上りリンクの伝送効率を向上させるようにする。
尚、図5(B)に示すテーブル671は、スケジューラ部67内に保持されてもよいし、基地局50内の他のブロックにあってもよい。
図3に戻り、次いでスケジューラ部67は、割り当てた無線リソースブロックの中で、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックの割合が閾値以上の場合には、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックの割り当てを無効にする(S17)。
図6は、かかる場合の無線リソースブロックの割り当て例を示す図である。RACHの左6個の無線リソースブロックに「k」番目のユーザの割り当てを行ったときに、割り当てた無線リソースブロック数とRACHに隣接するブロックの比率は、「2/6」となり、スケジューラ部67はこの値と閾値と比較する。閾値以上のとき、隣接ブロックの比率が高くなり誤り率も高くなる。
つまり、スケジューラ部67は、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックには、狭帯域のチャネルを割り当てないようにスケジューリングを行う。例えば、非同期チャネルに隣接するブロックS11に共有データチャネルを割り当てたとき、非同期チャネルからの干渉を受けると誤り率が高くなる。しかし、広帯域にチャネル割り当てが行われ、その一部の帯域が非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックである場合には、非同期チャネルの干渉を受けたとしてもその影響は軽微であり、誤り訂正復号により伝送誤りが発生する確率は低くなる。
図3に戻り、スケジューラ部67は、「k」に「1」加算し(S18)、当該送信間隔内に多重されるすべてのユーザに対する割り当てを行ったか否か判断し(S19)、割り当てを行った場合(S19でY)、処理を終了させ(S20)、行っていない場合(S19でN)、再びS14に移行し上述の処理を繰り返す。
このように、基地局50の上りスケジューリング部67では、ある無線リソースブロックにおいて他のチャネルと周波数特性が直交しないチャネルが割り当てられ、そのチャネルに隣接する無線リソースブロックにはチャネルを割り当てないようにスケジューリング処理が行われる。周波数特性が直交しないチャネルに隣接する無線リソースブロックには共有データチャネル等の他のチャネルが割り当てられないため、干渉の発生が低減し、伝送効率を向上させることができる。
上述したように、このようにスケジューリングされたスケジューリング情報は制御チャネル生成部68を介して基地局50から移動局10に送信される。以後、このスケジューリング情報に基づいて、移動局10から基地局50へ、つまり、上り方向へのチャネルの送信が行われる。
次に、他の例について説明する。
上述したスケジューリング手順のS16において、スケジューラ部67は帯域あたりの伝送レートの高いチャネルを割り当てないようにスケジューリングを行った。逆に、帯域あたりの伝送レートの低いチャネルを割り当てないようにスケジューリングを行う処理も考えられる。上りリンクにおいて、基地局50は、セル端の移動局10が他セルに及ぼす干渉の影響を考慮して各移動局10に対して送信電力制御を行う場合がある。このとき、セル端に位置する伝送レートの低い移動局10に対して送信電力が低く抑えられるために、伝送誤りが発生しやすくなる。かかる場合に、伝送レートの低いチャネルを非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックに割り当てないようにすることで、上りリンクの伝送効率を向上させることができる。
具体的には、図7に示すように、送信電力制御が行われている場合、スケジューラ部67は割り当てた無線リソースブロックのチャネル情報を基に伝送レート(変調多値数と符号化率)を算出し、閾値以下のとき、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックに割り当てないようにする(S21)。伝送レートをテーブル671から取得する点等は、図3に示す例と同様である。
また、上述した例では、帯域あたりの伝送レート(変調多値数と符号化率)の高いユーザに対して、非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックの割り当てを無効にするようにした。勿論、伝送レート以外にも、例えば、伝播損失(Path Loss)、UE Power Headroom(移動局10の最大送信電力と現在の送信電力との差)、移動局10の送信電力、上り送信電力制御(TPC)における目標(Target)SIR、上りTPCにおける目標受信電力S、移動局10から報告されるチャネル情報(CQI:Channel Quality Indicator)、変調多値数(変調多値数のみで制御する場合)、上りリンクのアンテナ多重伝送(MIMO:Multiple Input Multiple Output)の有無等も、割り当てを無効にするか否かの指標となり得る。これらの情報は、制御チャネル復号部60からの制御チャネルや、チャネル状態測定部65からのチャネル情報に含まれている情報である。また、これらのパラメータによって伝送レートが高くなる場合だけでなく、逆に伝送レートが低くなる場合も、上述した例と同様に実施可能で同様の作用効果を奏する。
更に、上述した例では、通信品質(チャネル状態)に基づいてスケジュールの優先順位(スケジュール係数)を決定しているが、例えば、Round Robinスケジューラのようにチャネル状態とは関係なく、スケジュール係数を決定するようにしてもよい。
更に、上述した例では、低遅延特性を有する(優先度の高い)データ(S14)か、伝送レートが閾値以上の場合(S16)か、割り当てた無線リソースブロック中で非同期チャネルに隣接するブロックの割合が閾値以上の場合(S17)に、無線リソースブロックの割り当てを無効にするようにした。このように3つの条件ではなく、いずれか一つの処理でスケジューリング手順が実行されて、かかる処理が終了するとスケジューリング手順の処理を終了させるようにしてもよい。あるいは、このように3つの条件ではなく、常に非同期チャネルに隣接する無線リソースブロックを割り当ての対象から除外するという考えでスケジューリング手順を行ってもよい。いずれにしても、ある無線リソースブロックにおいて他のチャネルと周波数特性が直交しないチャネルが割り当てられ、そのチャネルに隣接する無線リソースブロックにはチャネルを割り当てないようにスケジューリングすればよい。
更に、上述したいずれの例でも、非同期チャネルとしてRACHを例にした。勿論、それ以外の非同期チャネルとして、例えば、ブロードキャストで送信されるチャネルなどでも同様に実施可能で同様の作用効果を奏する。
以上まとめると付記のようになる。
(付記1)
移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおいて、
前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割されたある無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられたとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングし、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成するスケジューリング処理部と、
前記スケジューリング処理部で作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信する送信部とを備え、
前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局からの送信された前記チャネル信号を受信することを特徴とする無線通信システム。
(付記2)
前記第1のチャネルは、ランダムアクセスチャネルであることを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記3)
前記スケジューリング処理部は、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには伝送レートが閾値以上の前記チャネルを割り当てないようにスケジューリングする、ことを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記4)
前記伝送レートは、前記移動局から送信されたチャネル情報に基づいて、変調多値数と符号化率とから算出された値であることを特徴とする付記3記載の無線通信システム。
(付記5)
前記スケジューリング処理部は、前記基地局が前記移動局との間で送信電力制御を行っているとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには伝送レートが閾値以下の前記チャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記6)
前記スケジューリング処理部は、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには低遅延特性を必要とする前記チャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴する付記1記載の無線通信システム。
(付記7)
前記低遅延特性を必要とする前記チャネルは、音声やゲームを含むリアルタイムサービスのパケットデータであることを特徴とする付記6記載の無線通信システム。
(付記8)
前記スケジューリング処理部は、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには、狭帯域のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする付記1記載の無線通信システム。
(付記9)
前記スケジューリング処理部は、割り当てた前記無線リソースブロックの中で、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックの割合が閾値以上のとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックを割り当てないようにすることで、前記狭帯域のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする付記8記載の無線通信システム。
(付記10)
移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおける無線通信方法おいて、
前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割されたある無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられたとき、前記第1のチャネルに隣接する前記無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングして、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成し、
スケジューリング情報を前記移動局に送信し、
前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局からの送信された前記チャネル信号を受信する、
ことを特徴とする無線通信方法。
図1は移動局の構成例を示す図である。 図2は基地局の構成例を示す図である。 図3はスケジューリング手順に例を示す図である。 図4は無線リソースブロックへの割り当て例を示す図である。 図5(A)は無線リソースブロックへの割り当て例を示し、同図(B)はテーブルの例を示す図である。 図6は無線リソースブロックへの割り当て例を示す図である。 図7はスケジューリング手順の他の例を示す図である。 図8は無線通信システムの概念図を示す図である。 図9は上りリンクのフレームフォーマットの例を示す図である。 図10は上りリンクの多重化法の例を示す図である。 図11は同期状態での基地局における受信タイミングの例を示す図である。 図12はランダムアクセスチャネルの多重化法の例を示す図である。 図13はランダムアクセスチャネルのフレームフォーマットの例を示す図である。 図14はランダムアクセスチャネルが他のチャネルに与える干渉を説明するための図である。
符号の説明
10 移動局、 11 RACH信号生成部、 13 制御チャネル生成部、 21 サブキャリアマッピング部、 50 基地局、 60 制御チャネル復号部、 63 共有データチャネル復号部、 65 チャネル状態測定部、 67 上りリンクスケジューラ部

Claims (12)

  1. 移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングし、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成するスケジューリング処理部と、
    前記スケジューリング処理部で作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信する送信部とを備え、
    前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局から送信された前記チャネル信号を受信することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1のチャネルは、ランダムアクセスチャネルであることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記スケジューリング処理部は、前記第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する前記無線リソースブロックには伝送レートが閾値以上の前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記スケジューリング処理部は、前記無線基地局が前記移動局との間で送信電力制御を行っているとき、前記第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する前記無線リソースブロックには伝送レートが閾値以下の前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 前記スケジューリング処理部は、前記第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する前記無線リソースブロックには低遅延特性を必要とする前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴する請求項1記載の無線通信システム。
  6. 前記低遅延特性を必要とする前記他のチャネルは、リアルタイムサービスのパケットデータが伝送されるチャネルであることを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。
  7. 前記スケジューリング処理部は、割り当てられた前記無線リソースブロックの数に対して前記第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する前記無線リソースブロックの割合が閾値以上のとき、前記第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する前記無線リソースブロックに前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングすることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  8. 移動局と無線基地局から構成される無線通信システムにおける無線通信方法おいて、
    前記無線基地局には、システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1チャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングして、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成し、
    作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信し、
    前記スケジューリング情報に基づいて、前記移動局は前記無線基地局にチャネル信号を送信し、前記無線基地局は前記移動局からの送信された前記チャネル信号を受信する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  9. 移動局と無線通信を行う無線基地局において、
    システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングし、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成するスケジューリング処理部と、
    前記スケジューリング処理部で作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信する送信部と、
    前記スケジューリング情報に基づいて前記移動局から送信されたチャネル信号を受信する受信部と
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  10. 移動局と無線通信を行う無線基地局における無線通信方法であって、
    システム帯域を周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割し、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルを割り当てないようにスケジューリングし、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を作成し、
    前記作成されたスケジューリング情報を前記移動局に送信し、
    前記スケジューリング情報に基づいて前記移動局から送信されたチャネル信号を受信する、
    ことを特徴とする無線通信方法。
  11. 無線基地局と無線通信を行う移動局において、
    システム帯域が周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割され、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルが割り当てられないようにスケジューリングされ、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を前記無線基地局から受信する受信部と、
    前記受信したスケジューリング情報に基づいて、前記無線基地局にチャネル信号を送信する送信部と
    を備えることを特徴とする移動局。
  12. 無線基地局と無線通信を行う移動局における無線通信方法であって、
    システム帯域が周波数領域において複数の無線リソースブロックに分割され、分割された無線リソースブロックにおいて、周波数特性が他のチャネルと直交しない第1のチャネルが割り当てられた無線リソースブロックに隣接する無線リソースブロックには前記他のチャネルが割り当てられないようにスケジューリングされ、前記スケジューリングされたスケジューリング情報を前記無線基地局から受信し、
    前記受信したスケジューリング情報に基づいて、前記無線基地局にチャネル信号を送信する
    ことを特徴とする無線通信方法。
JP2007027172A 2007-02-06 2007-02-06 無線通信システム、及び無線通信方法 Active JP4855962B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027172A JP4855962B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 無線通信システム、及び無線通信方法
EP08101028.2A EP1956771B1 (en) 2007-02-06 2008-01-29 Wireless communication system and wireless communication method
US12/010,848 US8175044B2 (en) 2007-02-06 2008-01-30 Wireless communication system and wireless communication method
KR20080011029A KR100970056B1 (ko) 2007-02-06 2008-02-04 무선 통신 시스템, 및 무선 통신 방법
CN200810008683XA CN101242627B (zh) 2007-02-06 2008-02-05 无线通信系统和无线通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007027172A JP4855962B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 無線通信システム、及び無線通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008193517A JP2008193517A (ja) 2008-08-21
JP4855962B2 true JP4855962B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=39402924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007027172A Active JP4855962B2 (ja) 2007-02-06 2007-02-06 無線通信システム、及び無線通信方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8175044B2 (ja)
EP (1) EP1956771B1 (ja)
JP (1) JP4855962B2 (ja)
KR (1) KR100970056B1 (ja)
CN (1) CN101242627B (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1928113A1 (en) * 2005-11-10 2008-06-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Radio transmission device and radio transmission method
CN103178892B (zh) * 2006-04-28 2016-05-04 松下电器(美国)知识产权公司 基站装置、移动台装置和通信方法
JP4946159B2 (ja) * 2006-05-09 2012-06-06 富士通株式会社 無線送信方法及び無線受信方法並びに無線送信装置及び無線受信装置
JP5024548B2 (ja) * 2008-03-13 2012-09-12 日本電気株式会社 制御信号復調装置、制御信号復調方法、無線通信装置およびプログラム
JP5633929B2 (ja) * 2008-03-19 2014-12-03 日本電気株式会社 無線通信システム、基地局、リソースブロック割当方法及びプログラム
US9755708B2 (en) * 2008-04-16 2017-09-05 Texas Instruments Incorporated High data rate uplink transmission
ES2416484T3 (es) * 2008-05-21 2013-08-01 Nokia Siemens Networks Oy Despliegue de un sistema de ul de lte para anchos de banda de sistema arbitrarios mediante configuración del PUCCH
US8009782B2 (en) * 2008-05-21 2011-08-30 Nokia Siemens Networks Oy Downscaling system bandwidth
JP5135119B2 (ja) * 2008-08-19 2013-01-30 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 基地局、上位局及び無線通信システム
JP5296883B2 (ja) * 2008-11-18 2013-09-25 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 無線リンクの無線特性を判定するための方法と装置
US8483149B2 (en) * 2008-12-05 2013-07-09 Nokia Siemens Networks Oy Resource allocation technique for physical uplink control channel blanking
WO2010071500A1 (en) 2008-12-15 2010-06-24 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and apparatus in a telecommunications network for controlling uplink control channel
US8861624B2 (en) * 2009-01-19 2014-10-14 Lg Electronics Inc. Method of transmitting signal in a wireless system
JP5059798B2 (ja) * 2009-03-03 2012-10-31 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システムで使用される基地局装置及び方法
US20110319079A1 (en) * 2009-03-13 2011-12-29 Atsushi Nakata Radio communication system, base station device, radio communication terminal, gateway device, and communication method
US9191925B2 (en) 2009-03-31 2015-11-17 Nokia Solutions And Networks Oy Controlling UE emissions for avoiding self-interference and for demanding coexistence situations
CN101854726B (zh) * 2009-03-31 2014-06-18 株式会社Ntt都科摩 上行传输的资源调度方法和装置
US20120044922A1 (en) * 2009-04-28 2012-02-23 Ntt Docomo, Inc. Mobile communication system, radio base station, and control method
US8583160B2 (en) * 2009-05-04 2013-11-12 Qualcomm Incorporated Uplink power control for wireless communication
CN102461267A (zh) * 2009-06-15 2012-05-16 日本电气株式会社 无线通信系统和无线通信方法
JP5106516B2 (ja) * 2009-11-13 2012-12-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 無線基地局及び移動通信方法
CN102652404B (zh) * 2009-12-10 2015-10-14 Lg电子株式会社 无线通信系统中同时收发信号的转发器设备及其方法
US8958836B2 (en) * 2011-06-30 2015-02-17 Fujitsu Limited System and method for implementing coordinated resource allocations
JP5714994B2 (ja) * 2011-07-07 2015-05-07 日本電信電話株式会社 無線通信システム、通信装置、及び無線通信方法
CN103139924B (zh) 2011-12-05 2016-08-31 华为技术有限公司 一种调度资源的方法及装置
KR101394884B1 (ko) * 2012-06-18 2014-05-13 현대모비스 주식회사 차량간 통신에서의 혼잡 제어 장치 및 방법
CN103281761B (zh) * 2013-06-04 2016-06-08 北京邮电大学 一种密集部署的家庭基站网络节能无线资源管理方法
EP3456141A1 (en) * 2016-05-13 2019-03-20 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Random access preamble receiver

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6745049B1 (en) * 1997-12-10 2004-06-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Mobile communication system
US7903538B2 (en) * 2003-08-06 2011-03-08 Intel Corporation Technique to select transmission parameters
JP3898681B2 (ja) * 2003-09-30 2007-03-28 株式会社東芝 携帯端末、通信システムおよび通信方法
FI20031702A0 (fi) * 2003-11-21 2003-11-21 Nokia Corp Useiden kantoaaltojen allokointi usealle käyttäjälle viestintäjärjestelmässä
JP4762619B2 (ja) * 2004-07-14 2011-08-31 パナソニック株式会社 通信端末装置及び無線通信方法
US20060187872A1 (en) * 2005-02-21 2006-08-24 Rich Mark J Multiaccess techniques for mobile and stationary cellular communications
CN101133579B (zh) * 2005-03-02 2010-12-08 富士通株式会社 Ofdm通信系统及ofdm通信方法、基站
JP2007027172A (ja) 2005-07-12 2007-02-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 多層回路基板およびその製造方法
US20070064665A1 (en) * 2005-08-23 2007-03-22 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for accessing an uplink random access channel in a single carrier frequency division multiple access system
TWI533721B (zh) * 2006-01-31 2016-05-11 內數位科技公司 無線通信系統中提供及利用非競爭基礎頻道方法及裝置
US8184609B2 (en) * 2006-08-25 2012-05-22 Samsung Electronics Co., Ltd. System and method for random access in a wireless communication system
US8457039B2 (en) * 2006-10-24 2013-06-04 Texas Instruments Incorporated Random access channel design with hybrid CDM and FDM multiplexing of access
US8199706B2 (en) * 2006-10-27 2012-06-12 Texas Instruments Incorporated Random access design for high doppler in wireless networks
US9357564B2 (en) * 2007-06-19 2016-05-31 Texas Instruments Incorporated Signaling of random access preamble parameters in wireless networks

Also Published As

Publication number Publication date
US8175044B2 (en) 2012-05-08
CN101242627B (zh) 2011-04-27
CN101242627A (zh) 2008-08-13
KR20080073651A (ko) 2008-08-11
EP1956771B1 (en) 2017-03-01
EP1956771A3 (en) 2012-10-10
EP1956771A2 (en) 2008-08-13
KR100970056B1 (ko) 2010-07-16
US20080186880A1 (en) 2008-08-07
JP2008193517A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4855962B2 (ja) 無線通信システム、及び無線通信方法
US11937292B2 (en) Signaling of random access preamble parameters in wireless networks
US12004188B2 (en) Resource allocation method, identification method, radio communication system, base station, mobile station, and program
EP3531780B1 (en) Provision of an uplink structure in a wireless communication network for minimizing pilot signal overhead
KR100657882B1 (ko) 기지국 장치 및 통신 방법
CN110050452B (zh) 基站装置、终端装置、通信方法及集成电路
US20160044656A1 (en) Systems and methods for uplink signaling using time-frequency resources
US20120002735A1 (en) Apparatus and methods for wireless channel sounding
EP2259632A1 (en) User device, base station device, and communication control method
JP2006287895A (ja) 無線送信装置および無線受信装置
CN1996806A (zh) 无线通信系统中在竞争资源中传输数据的设备和方法
US20090116599A1 (en) Techniques for Signaling Reference Signal Parameters in a Wireless Communication System
AU2007246533A1 (en) Transmission apparatus and reception apparatus
WO2018203440A1 (ja) 端末及び通信方法
RU2396715C2 (ru) Передающее устройство, способ передачи данных, приемное устройство и способ приема данных

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111025

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4855962

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250