JP4848578B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、根菜類を植え付けた畦を振動装置で振動させて左右両側の掘起装置で堀り起こし、掘り起こした根菜類を移送装置で引き抜き収穫し、収納箱に収納する根菜類収穫機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
根菜類を収穫作業するときは、走行車両で圃場内を移動し、この走行車両の前側に設けた引起装置で根菜類の葉部を引き起こし、振動装置で根菜類を植え付けた畦を振動させて掘起装置で根菜類を掘り起こし、この堀り起こした根菜類の葉部を移送装置で挟持して後方上部へ引抜搬送し、葉切断装置で根菜類の葉部を除去して機体横方向に搬送する移送コンベアに落下させ、移送コンベアの移送終端部に設けた収納箱で根菜類を回収する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
根菜類の収穫作業中に収納箱が満量になると、走行車体をその場で停止させて収納箱の交換作業を行わねばならず、作業能率が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、走行車両(2)の一方外側に根菜類(イ)の葉部を挟持して引き抜き機体後方上部へ移送する移送装置(28)と、該移送装置(28)の前側の左右両側に根菜類(イ)の葉部を引き起こす引起装置(4)と、根菜類(イ)の両側部の圃場を掘り起こす左右の掘起装置(5,5)と、該左右の掘起装置(5,5)を振動させる左右の振動装置(10,10)と、前記移送装置(28)で搬送中の根菜類(イ)の葉部を切断する葉切断装置(12)と、該葉切断装置(12)で葉部が切断されて下方に落下する根菜類(イ)を受けて横方向で且つ上方に搬送する移送コンベア(51)と、該移送コンベア(51)の移送終端部に根菜類(イ)を収納して貯留する収納箱(15)を載置する側方載置台(60)と、前記走行車両(2)の他方外側に作業者が搭乗する操縦席(9)と、該操縦席(9)に搭乗した作業者が機体の操作を行なう操作装置(8)を設けた根菜類収穫機において、前記左右の掘起装置(5,5)の掘起作動位相を左右で180度変位させて作動する構成とし、前記移送コンベア(51)の移送終端部に根菜類(イ)を収納する収納箱(15)を載置する側方載置台(60)に根菜類(イ)を移動させる上シュータ(52)及び下シュータ(53)を設け、該上シュータ(52)と下シュータ(53)を連結し、該下シュータ(53)には回動板(54a)を固着した回動軸(54)を軸支し、該回動板(54a)と操作装置(8)の操作レバー(8a)をワイヤー(8b)で接続し、該操作レバー(8a)を操作するとワイヤー(8b)が回動板(54a)を回動させて前記上シュータ(52)の移送終端部が下方へ回動すると共に下シュータ(53)の移送始端部が下方へ回動して根菜類(イ)をストックする構成としたことを特徴とする根菜類収穫機とする。
請求項2記載の発明は、前記上シュータ(52)を、移送コンベア(51)の移送終端側に設けた左右の第1支持板(52b,52b)に複数の第1ローラ(52a)を回転自在に設けて構成し、前記下シュータ(53)を、上シュータ(52)の移送終端側に設けた左右の第2支持板(53b,53b)に複数の第2ローラ(53a)を回転自在に設けて構成し、該左右の第2支持板(53b,53b)に前後方向の長孔(53c,53c)を形成し、該長孔(53c,53c)に上シュータ(52)の終端部の第1ローラ(52a)の支持軸(52c)を挿入して連結する構成としたことを特徴とする請求項1記載の根菜類収穫機とする。
請求項3記載の発明は、前記操作レバー(8a)をON状態にすると、移送コンベア(51)に搬送されてきた根菜類(イ)は上シュータ(52)及び下シュータ(53)上を移送されて側方載置台(60)に載置した収納箱(15)供給され、前記操作レバー(8a)をOFF状態にすると、上シュータ(52)の移送終端部が下方回動すると共に下シュータ(53)の移送始端部が下方回動して根菜類(イ)を貯留する構成としたことを特徴とする請求項2記載の根菜類収穫機とする。
請求項4記載の発明は、前記操作レバー(8a)の操作位置に応じて前記上シュータ(52)及び下シュータ(53)の傾斜角度を変更可能に構成したことを特徴とする請求項2または3記載の根菜類収穫機とする。
請求項5記載の発明は、前記操作レバー(8a)を作業者が搭乗する操縦席(9)の後方で且つエンジンカバー(55)の上方に設けたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の根菜類収穫機とする。
【0005】
【発明の作用】
左右の堀起装置(5,5)の堀起作動の位相を180度変位させて構成したことにより、根菜類(イ)を植付けた畦の両側を左右交互に掘り起こすので、掘起装置(5,5)による機体の振動を防止できる。
また、畦の両側を掘り起こすことにより、移送装置(28)で根菜類(イ)の葉部を挟持して確実に圃場から引き抜くことができる。
そして、上シュータ(52)と下シュータ(53)を連結し、下シュータ(53)に設けた回動板(54a)と操作レバー(8a)を接続したことにより、操作レバー(8a)を操作すると回動板(54a)が回動して上シュータ(52)の移送終端部と下シュータ(53)の移送始端部を同時に下方へ回動させて根菜類(イ)をストックする姿勢に変更することができる。
さらに、上シュータ(52)を複数の第1ローラ(52a)で構成し、下シュータ(53)を複数の第2ローラ(53a)で構成したことにより、根菜類(イ)に付着した葉部や泥等を下方に落下させることができる。
【0006】
そして、操作レバー(8a)をOFF状態にすると、上シュータ(52)の移送終端部が下方回動し、下シュータ(53)の移送始端部が上方回動することにより、上シュータ(52)及び下シュータ(53)の間に所定量の根菜類(イ)を貯留することができる。
また、操作レバー(8a)の操作位置に応じて上シュータ(52)及び下シュータ(53)の傾斜角度を変更可能に構成したことにより、補助作業者の作業能率に合わせて上シュータ(52)及び下シュータ(53)の傾斜角度を調節することができる。
さらに、操作レバー(8a)を操縦席(9)の後方で且つエンジンカバー(55)の上方に設けたことにより、一人作業の際に操縦席(9)に座ったままでも、容易に操作レバー(8a)を操作することができる。
【0007】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、堀起装置(5,5)が畦の両側を左右交互に掘り起こすため、掘起装置(5,5)による機体の振動を防止できるので、機体の操作が容易となる。
また、移送装置(28)で根菜類(イ)の葉部を挟持して確実に圃場から引き抜くことができる。
そして、操作装置(8)に設けた操作レバー(8a)を操作すると、上シュータ(52)の移送終端部と下シュータ(53)の移送始端部が同時に下方に回動操作されることにより、上シュータ(52)及び下シュータ(53)の間に所定量の根菜類(イ)をストックすることができるので、収納箱(15)の交換が機体を停止させることなく行なえるため、作業能率が向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、根菜類(イ)に付着した葉部や泥等を上シュータ(52)及び下シュータ(53)上を移動する際に下方に落下させることができるので、掃除が容易になる。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明の効果に加えて、操作レバー(8a)をOFF状態にすると、上シュータ(52)及び下シュータ(53)の間に所定量の根菜類(イ)を貯留することができるので、収納箱(15)の交換が機体を停止させることなく行なえるため、作業能率が向上する。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の発明の効果に加えて、補助作業者の作業能率に合わせて操作レバー(8a)を操作することにより、上シュータ(52)及び下シュータ(53)の傾斜角度を調節することができるので、作業能率が向上する。
請求項5記載の発明は、請求項2から4のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて、一人作業の際に操縦席(9)に座ったままでも、容易に操作レバー(8a)を操作することができるので、作業能率が向上する。
また、操作レバー(8a)をエンジンカバー(55)の上方に設けたことにより、操作レバー(8a)がエンジンカバー(55)の開閉を妨げることが無い。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図例は、根菜類(イ)が、例えば、人参(イ)であったとすると、この人参(イ)を引起装置4で引起し、振動装置10で振動されながら堀起しする堀起装置5と、これら振動装置10と堀起装置5等よりなる振動堀起装置11を設けた根菜類収穫機1のこの振動堀起装置11を図示して説明する。
【0009】
前記根菜類収穫機1は、図1〜図5で示す如く走行車両2の一方側の側部外側には、収穫作業装置3を設け、この収穫作業装置3は前部の引起装置4と、堀起装置5と、振動装置10と、後部の根菜搬送装置6等よりなる構成である。前記走行車両2の車台7の下側には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ7aを張設し、該車台7の上側の一方側には、始動、停止、走行操作、及び各種制御操作等を行う操作装置8と、作業者が搭乗して各種操作等を行う操縦席9等を設け、この操縦席9の下側には、原動機(エンジン)7bを載置している。この原動機7bで走行ギヤーケース7c内の伝動機構7dを介して、該各走行クローラ7aを回転駆動する構成である。該伝動機構7dの伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ7eを設けた構成である。
【0010】
前記車台7の上側の後方部には、後逑する葉切断装置12で人参(イ)の葉部の所定位置が切断され、又、後逑する人参下部切断装置47で根部の下方部の所定位置が切断され、これら両者が切断された切断済み人参(イ)の供給を受け、操縦席9側の横方向へ向け回転駆動する山形で凹凸形状の移送ベルト等を張設してなる第1移送コンベア13、及び回転駆動する山形で凹凸形状の移送ベルト等を張設してなる第2移送コンベア14を設け、これら第1・第2移送コンベア13、14は移送終端部へ向けて上り傾斜させて設けている。該第2移送コンベア14の移送終端部の下側で、該車台7上側には、両者が切断された切断済み人参(イ)の供給を受け、収納して一時貯留する収納箱15を載置した構成である。
【0011】
前記車台7上側の後部の左側には、上方へ突出する平面視コ字形状の支持板16を固着して設け、この支持板16の上部には、伝動機構17aを内装した伝動ケース17を回動自在に設けている。この伝動ケース17には、前方下部へ突出する支持板18を固着して設け、この支持板18の前側面には、左右両側に前方下部へ突出する受板19aを固着した取付板19bを装着した構成である。この各受板19aの前端部には、前方下部へ突出する補助受板19cを固着した構成である。
【0012】
前方左右両側の引起装置4は、上部を伝動ケース17から前方へ突出する伝動機構20cを内装した上受杆20aで支持すると共に、上下に回動する構成である。下部は補助受板19cから前方へ突出する下受杆20bで支持した構成である。
【0013】
前記引起装置4は、根菜搬送装置6の前部の左右両側に設け、この引起装置4は左右両側の引起ケース21に内装して回転自在に、所定間隔に引起ラグ22bを装着した引起チエン22aを張設した構成である。この引起チエン22aのこの引起ラグ22bは、前側下端部から前側上端部の間は、該各引起ケース21から突出し、人参(イ)の葉部を引起す引起作用部であり、又、後側は該引起ラグ22bは収納されて、引起ししない非作用部とした構成である。
【0014】
前記各引起ケース21下部の外側面には、人参(イ)の葉部を分離する分草体23を前方へ突出させて設け、この分草体23の先端部の近傍には、検出杆23bでON−OFFするスイッチ23cよりなる接地センサ23aを設けた構成である。又、図1、及び図3で示す如く堀起し高さ、及び畦の凹凸を検出する堀起し高さセンサ24は、一方側の該引起ケース21の外側に設けた構成である。この堀起し高さセンサ24は該引起ケース21の外側面に回動自在に設けた支持板25aに、接地プレート25bを装着すると共に、該支持板25aの上端部と、補助受板19cに設けたポテンションメータ25cとを連結ロット25dで接続させて、このポテンションメータ25cの作動量で検出する構成である。
【0015】
前記ポテンションメータ25cの検出した作動量と、設定した堀起し高さとが比較され、設定堀起し高さと同じにすべく、上下回動制御する構成である。前記堀起装置5の上下回動制御に伴なって、左右両側の引起装置4、及び根菜搬送装置6等も同時に、上下回動制御する構成である。
【0016】
前記堀起振動装置11は堀起装置5と、振動装置10とよりなる構成である。前記堀起装置5は左右両側に設け、この堀起装置5は、図1〜図3で示す如く左右両側の支持板5aの前方上部を左右両側の補助受板19cへ回動ピン5bで、上下回動自在に装着した構成である。この支持板5aの前方下部には、前端部に堀起板27bを固着して設けた支持杆27aの前方部を回動ピン27cで上下回動自在に装着すると共に、この支持杆27aの後端部を該支持板5aの後方部の上下に複数個設けた調節用孔5cへ調節用ピン27dで装着した構成である。
【0017】
前記支持杆27aは回動ピン27cを回動中心として、調節用孔5c位置により、上下回動調節可能として、この支持杆27aの堀起板27bを上下に回動調節し、堀起し高さを手動で調節できる構成である。前記振動装置10は左右両側に設け、この振動装置10は、図1〜図3で示す如く左右両側の補助受板19cでカム軸10aを軸支して設け、このカム軸10aには、偏芯カム10bを軸支して設けている。支持板5aの後方上部に設けた支持ピン5dと、該偏芯カム10bの外周部との間には、カム用ロット10cを設けて接続させた構成である。
【0018】
前記振動装置10の偏芯カム10bの回転駆動により、支持板5aの回動ピン5bを回動中心として、カム用ロット10c、該支持板5a、を介して堀起装置5を回動移動する構成として、土壌条件による堀起し性能の向上を図った構成である。この左右両側の堀起装置5の堀起板27bの回動移動により、人参(イ)を植付けた畦の両側の畦部が堀起(土をほぐす)され、この人参(イ)が堀起され、左右両側の移送装置28で挟持され、後方上部へ移送中にこの人参(イ)は引抜かれる構成である。
【0019】
人参(イ)を堀起すときは、左右両側の前記堀起装置5の堀起板27bの堀起作動の位相は、左右で略180度変位させた構成である。左側の該堀起板27bが土中内で下端部に位置しているときは、右側の該堀起板27bは上端部に位置した構成であり、左右両側の該堀起板27bが同時に土中内で下端部に位置させない構成である。これによって、左右両側の堀起装置5へ同時に負荷が掛らない構成として、この各堀起装置5への負荷の軽減と、振動の防止を図ると共に、動力のバランスを取った構成である。
【0020】
前記車台7の支持板16の前部には、前支持板16aを設け、この前支持板16aには、前方へ突出させて支持杆16bを設け、この支持杆16bの前端部には、L字形状の回動板16cを回動自在に装着して設け、この回動板16cの一方側の下端部と、上下シリンダ26aの前端部とを接続させ、他方側の前端部には、支持杆16dの一方側の端部を装着して設け、この支持杆16dの他方側の端部と、受板19aの前端部とを接続させた構成である。
【0021】
前記上下シリンダ26aの作動により、伝動ケース17の上下回動中心26b位置を回動中心として、回動板16c、支持杆16d、受板19a、補助受板19c、支持板5a及び後逑する連結板29等を介して、各引起装置4、各堀起装置5、及び根菜搬送装置6等を自動で上下回動制御する構成である。
【0022】
前記根菜搬送装置6の移送装置28は、引起装置4の後側の左右両側に設けた構成である。この移送装置28の上端の移送終端部は、伝動ケース17後側に連結板29を介して設けた伝動機構30aを内装した伝動ケース30に、前方上部へ傾斜して突出する伝動機構31aを内装した支持ケース31の上側に設けた伝動ケース32に内装した伝動機構32aで支持すると共に、回転駆動させる構成である。
【0023】
前記移送装置28は伝動ケース17の回動により、連結板29、伝動ケース30、支持ケース31、及び伝動ケース32を介して、上下回動自在な構成である。前記移送装置28は、図6〜図9で示す如く上下端部に回転自在に軸支した上・下プーリ28b,28cと、複数個の作用側テンションプーリ28dと、複数個の非作用側テンションプーリ28eとに、移送ベルト28aを掛け渡した構成である。各堀起装置5で堀起した人参(イ)の葉部は、この移送ベルト28a,28a間で挟持されて、後方上部へ移送し、この移送の移送始端部で人参(イ)は植付畦から引抜きされて、後方上部へ移送する構成である。この移送途中で首揃移送装置33、33へ引継ぎする構成である。テンションプーリ28fは該移送ベルト28aが伸びた時に、伸張操作する構成である。
【0024】
前記移送ベルト28aは、図8、及び図9で示す如くVベルトと平ベルトとを一体に成形し、更に平ベルトの外周面には、山形状の突出部を形成した構成である。前記作用側・非作用側テンションプーリ28d,28eは、図9で示す如く平ベルトに接触する面積を狭くすべく外周部幅を狭くした構成である。
【0025】
前記移送装置28の下プーリ28cの下部で移送ベルト28aの下側には、図6、及び図7で示す如く移送ベルト28aの外径部より、外径を径大に形成したスターホイル29aは、取付ボス29bに固着して設けた取付板29cへボルト、及びナット等で装着した構成である。この取付ボス29bを下プーリ28cを軸支した下軸28hの下端部へ挿入して装着した構成である。
【0026】
前記スターホイル29aの外周部は、図7で示す如く山形状の爪部29dに形成すると共に、これら山形状の爪部29d間は所定深さの溝29eを形成した構成である。堀起し済み人参(イ)をこのスターホイル29a,29a間と、移送ベルト28a,28a間とに挟持して後方上部へ移送する構成である。
【0027】
これにより、スターホイル29aの山形状の爪部29dの一個が変形しても、隣接した爪部29dの変形を防止することができる。又、このスターホイル29a,29aにより、挟持部で掻き上げ性能を向上させることができる。前記根菜搬送装置6の首揃移送装置33、タッピング移送装置34、葉移送装置35、及び葉切断装置12は、人参(イ)を収穫作業状態のときには、圃場面に略平行状態に設けた構成である。
【0028】
前記首揃移送装置33は、移送装置28の後側で移送終端部から所定距離下方に位置させ、左右両側に設けている。この首揃移送装置33の移送終端は、伝動ケース30に上方へ向けて突出して設けた伝動機構37aを内装した下支持ケース37の上側に設けた上伝動装置38の上伝動ケース38aに内装した伝動機構38bで支持すると共に、回転駆動する構成である。
【0029】
前記首揃移送装置33は、図10、及び図11で示す如く左右両側に、正面視コ字形状の支持プレート39の前後部には、回転自在に軸支した前・後プーリ39a,39bを設けた構成である。これら前・後プーリ39a,39b間の作用側には、複数個の作用側テンションプーリ40aと、非作用側には、非作用側テンションプーリ40bとを設けた構成である。これらプーリ39a,39b,40a,40bに移送ベルト39cを掛け渡した構成である。該作用側テンションプーリ40aは支持板39dに設けて左右調節できる構成である。
【0030】
前記支持プレート39の挟持側の折曲部(B)位置は、図11で示す如く作用側テンションプーリ40a、及び前プーリ39aの外径部(C)と略同じ位置に形成し、移途中に人参(イ)から落下する藁屑、及び泥等をこれらプーリ40a,39aのベルト溝への侵入を防止する構成である。
【0031】
前記前プーリ39aは、図10で示す如くテンション装置40cにより、前後へ摺動可能に構成して、移送ベルト39cが伸びた時の対応ができる構成である。該移送ベルト39cの下側には、ベルトカバー36を設けた構成である。前記移送ベルト39c,39cの直線部の挟持移送部は、所定の隙間を設け、これら移送ベルト39c,39c間で人参(イ)の葉部を挟持して移送するが、この挟持力は各移送装置28の各移送ベルト28aの挟持力より、弱く構成している。
【0032】
前記首揃移送装置33は、各移送装置28の各移送ベルト28a間に、人参(イ)の葉部を挟持して上部へ移送中に、この移送途中で該各首揃移送装置33の各移送ベルト39c間に、人参(イ)の葉部を引継ぎ挟持する構成である。この人参(イ)の葉部は両者で挟持され、これら各移送ベルト28aにより、更に上部へ移送されることによって、これら各移送ベルト39cの下側面位置へ、この人参(イ)の根部の上部が当接するまで上方へ向けて移動され、首揃えが行われる構成である。
【0033】
前記タッピング移送装置34の移送終端部は、上伝動装置38の上伝動ケース38aに上下に突出させて設けた上支持ケース41に内装した伝動機構41aの下側で支持すると共に、回転駆動する構成である。前記タッピング移送装置34は、首揃移送装置33の上側に所定間隔を設けて平行状態に左右両側に設けると共に、移送始端部は該首揃移送装置33の前後方向の略中央部に位置させて設けた構成である。
【0034】
前記タッピング移送装置34は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ42a,42bには、移送ベルト42cを掛け渡した構成であり、左右両側の該各移送ベルト42c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成である。各首揃移送装置33の各移送ベルト39cと、これら各移送ベルト42cとの両者で、人参(イ)の葉部を挟持して移送し、途中からは該各移送ベルト42cと、後逑する各移送ベルト43cとの両者で、切断済み葉部を挟持して移送する構成である。
【0035】
前記葉移送装置35の移送始端部は、上支持ケース41に内装した伝動機構41aの上側部で支持すると共に、回転駆動する構成である。この葉移送装置35はタッピング移送装置34の上側に所定間隔を設けて平行状態に設けると共に、移送始端部は該タッピング移送装置34の移送始端部より、所定距離後方に位置させた構成である。
【0036】
前記葉移送装置35は、前後端部に回転自在に軸支した前・後プーリ43a,43bには、移送ベルト43cを掛け渡した構成であり、左右両側の該各移送ベルト43c間には、人参(イ)の葉部を挟持して移送する構成である。各タッピング移送装置34の各移送ベルト42cと、途中からは該各移送ベルト43cにも引継ぎされ、両者で挟持して移送する構成である。又、後逑する葉切断装置12の後側部よりは、この葉切断装置12で切断した切断葉を挟持して移送し、両者の移送終端部より、圃場内へ落下排出する構成である。
【0037】
前記葉切断装置12は、図3、及び図5で示す如く各首揃移送装置33の後側で、各タッピング移送装置34の下側の左右両側に設けた構成である。各上伝動装置38の各上伝動ケース38aに内装した各伝動機構38bから下部へ突出させて、回転自在な各回転軸46を設け、この各回転軸46の下端部には、各支持メタル45を装着して設け、この各支持メタル45の上側面には、円盤形状の左・右切断刃44、44をボオルト、及びナット等で装着した構成である。
【0038】
前記左・右切断刃44、44の外径部は上下に所定寸法重合させると共に、上下間の隙間は最小隙間の0に近い状態に構成し、各首揃移送装置33で首揃えして、各タッピング移送装置34と各葉移送装置35とで引継ぎされて、挟持移送される人参(イ)の根部の上側面から所定寸法上部の葉部を切断する構成である。葉部切断済み人参(イ)は、下側の第1移送コンベア13上へ落下して、この第1移送コンベア13と、第2移送コンベア14とで移送されて、収納箱15内へ供給され、一時貯留される構成である。
【0039】
前記人参下部切断装置47は、堀起装置5後方上部に前方下部から上方後部へ傾斜状態に設け、この人参下部切断装置47は左右に所定間隔で、上下2個所に山形状を形成した案内杆48aを複数個設けると共に、この2箇所の山形状内には、回転外周部に複数個の切断刃48bを装着した各回転具48cを回転自在に上下に所定間隔を設けて軸支した構成である。
【0040】
前記人参下部切断装置47は、各移送装置28の移送ベルト28a,28a間で挟持されて、上部へ移送中に全長の短い人参(イ)の根部の先端部が下側の山形の案内杆48a,48a間に入り、下側の切断刃48bにより、この人参(イ)の根部先端の所定位置が切断される。又、上部へ移送中に全長の長い人参(イ)は、下側の山形の該案内杆48a部を通過し、上側の山形の該案内杆48a,48a間に、この人参(イ)の根部の先端部が入り、この根部先端の所定位置を上側の該切断刃48bにより、切断される。人参(イ)の根部の全長により、この人参(イ)の根部先端の所定位置を切断する構成である。
【0041】
人参(イ)の植付畦を耕起する耕起プラウ49は、図12〜図14で示す如く左右方向は堀起装置5、5間の略中心位置で、前後方向は走行車両2の後側で車台7に設けた構成である。前記車台7の後端に内径に丸孔を設けた支持メタル50aを設けると共に、所定距離内側には、パイプ材よりなるガイドメタル50bを設けた構成である。
【0042】
前記耕起プラウ49に固着して設けた外周部に螺旋ネジを有する支持軸49aを支持メタル50aの内径部に挿入すると共に、この支持軸49aには、内径に螺旋ネジを設けた調節ハンドル49bを螺挿入した構成である。該耕起プラウ49に固着して設けた略L字形状の支持板49cに固着したガイド軸49dは、ガイドメタル50bへ挿入した構成である。該調節ハンドル49bの回動操作により、該耕起プラウ49が上下移動する構成である。
【0043】
人参(イ)収穫作業の時は、この人参(イ)を抜取り収穫作業後は、前記耕起プラウ49により、人参(イ)植付畦を耕起する構成である。これにより、人参(イ)の収穫と同時に植付畦の耕起ができる。又、簡単な構成で耕起プラウ49の上下移動ができて、耕起深さが調節できると共に、ガイド軸49dを設けたことにより、左右の振れを防止することができる。
【0044】
根部先端を切断した切断済み人参(イ)の供給を受けて上部へ移送する移送コンベア51の移送終端の下側には、図15〜図17で示す如く上・下シュータ52、53を上下回動自在に設けた構成であり、この上・下シュータ52、53を経て切断済み人参(イ)を収納箱15へ落下供給する構成である。
【0045】
前記上シュータ52は自転する複数個のローラ52aを左右両側の支持板52bで軸支した構成である。上端部の該ローラ52aを回動中心として、上下に回動自在な構成である。前記下シュータ53は自転する複数個のローラ53aを左右両側の支持板53bで軸支した構成である。該支持板53b,53bに前後方向に設けた長孔53c,53cには、上シュータ52の下端部のローラ52aの支持軸52cを挿入して軸支すると共に、上下方向には、長孔53d,53dを設けた構成であり、該支持板53b,53bには、回動軸54を軸支して設け、この回動軸54には、回動板54aを固着して設け、この回動板54aと操作装置8に設けたクラッチレバー8aとは、ワイヤー8bによって接続させた構成である。
【0046】
前記クラッチレバー8aをON状態に操作したときには、移送コンベア51で移送されて来た人参(イ)は上シュータ52上へ供給され、この上シュータ52、及び下シュータ53上を移送されて、収納箱15内へ落下供給される構成であり、この上シュータ52部で人参(イ)の葉、及び付着した泥等が落下する構成である。該クラッチレバー8aをOFF状態に操作したときには、該上シュータ52の移送終端部が下方へ回動すると共に、該下シュータ53の移送始端部が下方へ回動して、人参(イ)の所定量をストックする構成である。更に該クラッチレバー8aの操作位置により、該上・下シュータ52、53の傾斜角度を可変可能な構成である。
【0047】
これにより、人参(イ)を収穫作業のときに、前記収納箱15が満量になったときであっても、根菜収穫機1を停止させることなく、該収納箱15の交換が可能である。又、補助作業者の能率に合せて、上・下シュータ52、53の傾斜角度を設定することができて便利である。
【0048】
前記クラッチレバー8aは、図18で示す如く操縦席9後方で、下側の原動機(エンジン)7bのエンジンカバー55の上方で、更に燃料タンク55a側に設けた構成である。55bは空の収納箱15を載置する収納箱載置台である。これにより、前記操縦席9に搭乗した作業者が一人で人参(イ)収穫作業のときであっても、容易に一人で作業ができると共に、エンジンカバー55の上方に設けたことにより、このエンジンカバー55の開閉のさまたげになることがない。
【0049】
前記上シュータ52の下側には、図19、及び図20で示す如く回転ブラシ装置56を正面視左右両側に一対設けた構成である。この回転ブラシ装置56は回転軸56aで回転ボス56bを回転自在に軸支して設け、この回転ボス56bの外周部で、前後方には、所定間隔に樹脂、又はゴム材よりなるブラシ56cを植設した構成である。このブラシ56cは該上シュータ52のローラ52a間へ挿入させて、このローラ52a上を移送される人参(イ)に付着する葉、及び泥等を除去する構成であり、これら回転ブラシ装置56、56は互いに反対方向へ回転駆動する構成である。
【0050】
これにより、前記上シュータ52上を移送される人参(イ)に付着する葉、及び泥等が除去されて、清掃された人参(イ)が収納箱15内へ供給されることにより、後作業の手間が不要となり、又、収穫作業と同時に人参(イ)が清掃されることにより、便利であると共に、安全である。
【0051】
人参(イ)根部先端と葉部との所定位置が切断された切断済み人参(イ)の供給を受けて、移送する移送コンベア57の無端ベルト57aは、図21〜図24で示す如く各回転ローラ57bへ張設した構成である。この無端ベルト57aの移送終端には、自転するローラ58aを所定間隔に左右両側の支持板58bで軸支したシュータ58を設けた構成である。
【0052】
前記無端ベルト57aの移送側の上側面には、残葉処理ローラ59を回転自在で左右方向(移送方向)へ移動自在に軸支した構成である。この残葉処理ローラ59を下方へ向けて押付けて装着することにより、該無端ベルト57aの移送角度(α)を設けて、人参(イ)の移送方向を変える構成であり、又、装着位置を移動させることにより、該無端ベルト57aの移送角度(β)を変更して、人参(イ)に付着する残葉を該残葉処理ローラ59部で除去する構成である。この除去された残葉、及び人参(イ)に付着する泥等は、次工程のシュータ58のローラ58a,58a間から漏下する構成である。
【0053】
人参(イ)の残葉が除去できると共に、除去した残葉、及び付着した泥の両者を収穫作業と同時に、除去することができて便利であると共に、清掃された人参(イ)が収納箱15へ供給されることにより、後作業の手間が不要である。前記走行車両2の車台7の操縦席9の右横側部から移送コンベア51部にわたり、図25、及び図26で示す如く人参(イ)で満量になった収納箱15を載置する押畳み式、又は固定式の側方載置台60を設けると共に、この側方載置台60には、前方へ移動自在な補助載置台60aを設け、この補助載置台60aを前方へ最延長したときは、該操縦席9の前側のステップ台9aの前端部位置近傍部まで延長移動する構成である。該移送コンベア51の後方部には、押畳方式の従来の後方載置台60bを設けた構成である。
【0054】
これにより、人参(イ)で満量の収納箱15を多く載置できて、連続収穫作業を長時間に亘り行うことができると共に、右横側に設けたことにより、左側の根菜搬送装置6とのバランスが良好となった。前記側方載置台60の前側には、図27で示す如く複数本の円形状でパイプ材等よりなる補助載置台61aを回動自在に設け、収納時は該側方載置台60の下側へ収納する構成であると共に、後方載置台60bの右横側と、該側方載置台60の後側との間に亘り、板材等よりなる着脱自在な後補助載置台61bを設けた構成である。この後補助載置台61bは折畳式とするもよい。
【0055】
これにより、人参(イ)で満量になった収納箱15を載置しないときは、側方載置台60内へ収納させることができ、コンパクトにすることができた。前記後補助載置台62は、図28で示す如く複数本の円形状でパイプ材等よりなる構成であり、収納時は側方載置台60の下側へ収納する構成である。
【0056】
これにより、コンパクトにすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 堀起装置部の拡大側面図
【図2】 根菜類収穫機の平面図
【図3】 根菜類収穫機の作業時の全体側面図
【図4】 根菜類収穫機の非作業時の全体側面図
【図5】 根菜類収穫機の伝動構成図
【図6】 移送装置部の拡大平面図
【図7】 スターホイル部の拡大平面図
【図8】 スターホイル取付部拡大断面図
【図9】 移送装置のテンションプーリ部の拡大正断面図
【図10】 首揃装置部の拡大平面図
【図11】 図10のD−D断面図
【図12】 耕起プラウ部の拡大側面図
【図13】 耕起プラウ部の拡大平面図
【図14】 耕起プラウ部の拡大背面図
【図15】 他の実施例を示す図で、上・下シュータ部の拡大背面図
【図16】 他の実施例を示す図で、上・下シュータ、及び移送コンベア部の拡大背面図
【図17】 他の実施例を示す図で、上・下シュータ、及び移送コンベア部の拡大平面図
【図18】 他の実施例を示す図で、クラッチレバー取付部の拡大側面図
【図19】 他の実施例を示す図で、回転ブラシ部の拡大背面図
【図20】 他の実施例を示す図で、回転ブラシ部の拡大側面図
【図21】 他の実施例を示す図で、移送コンベア部の拡大平面図
【図22】 他の実施例を示す図で、移送コンベア部の拡大背面図
【図23】 他の実施例を示す図で、移送コンベア部の拡大背面斜視図
【図24】 他の実施例を示す図で、移送コンベア、及びシュータ部の拡大背面斜視図
【図25】 他の実施例を示す図で、補助載置台部の拡大平面図
【図26】 他の実施例を示す図で、側方・補助載置台部の拡大平面図
【図27】 他の実施例を示す図で、補助載置台部の拡大平面図
【図28】 他の実施例を示す図で、後補助載置台部の拡大平面図
【符号の説明】
2 走行車両
4 引起装置
5 堀起装置
8 操縦装置
8a クラッチレバー(操作レバー)
9 操縦席
10 振動装置
28 移送装置
49 耕起プラウ
52 上シュータ
53 下シュータ
55 エンジンカバー
60 側方載置台
イ 根菜類(人参)
Claims (5)
- 走行車両(2)の一方外側に根菜類(イ)の葉部を挟持して引き抜き機体後方上部へ移送する移送装置(28)と、該移送装置(28)の前側の左右両側に根菜類(イ)の葉部を引き起こす引起装置(4)と、根菜類(イ)の両側部の圃場を掘り起こす左右の掘起装置(5,5)と、該左右の掘起装置(5,5)を振動させる左右の振動装置(10,10)と、前記移送装置(28)で搬送中の根菜類(イ)の葉部を切断する葉切断装置(12)と、該葉切断装置(12)で葉部が切断されて下方に落下する根菜類(イ)を受けて横方向で且つ上方に搬送する移送コンベア(51)と、該移送コンベア(51)の移送終端部に根菜類(イ)を収納して貯留する収納箱(15)を載置する側方載置台(60)と、前記走行車両(2)の他方外側に作業者が搭乗する操縦席(9)と、該操縦席(9)に搭乗した作業者が機体の操作を行なう操作装置(8)を設けた根菜類収穫機において、
前記左右の掘起装置(5,5)の掘起作動位相を左右で180度変位させて作動する構成とし、前記移送コンベア(51)の移送終端部に根菜類(イ)を収納する収納箱(15)を載置する側方載置台(60)に根菜類(イ)を移動させる上シュータ(52)及び下シュータ(53)を設け、該上シュータ(52)と下シュータ(53)を連結し、該下シュータ(53)には回動板(54a)を固着した回動軸(54)を軸支し、該回動板(54a)と操作装置(8)の操作レバー(8a)をワイヤー(8b)で接続し、該操作レバー(8a)を操作するとワイヤー(8b)が回動板(54a)を回動させて前記上シュータ(52)の移送終端部が下方へ回動すると共に下シュータ(53)の移送始端部が下方へ回動して根菜類(イ)をストックする構成としたことを特徴とする根菜類収穫機。 - 前記上シュータ(52)を、移送コンベア(51)の移送終端側に設けた左右の第1支持板(52b,52b)に複数の第1ローラ(52a)を回転自在に設けて構成し、前記下シュータ(53)を、上シュータ(52)の移送終端側に設けた左右の第2支持板(53b,53b)に複数の第2ローラ(53a)を回転自在に設けて構成し、該左右の第2支持板(53b,53b)に前後方向の長孔(53c,53c)を形成し、該長孔(53c,53c)に上シュータ(52)の終端部の第1ローラ(52a)の支持軸(52c)を挿入して連結する構成としたことを特徴とする請求項1記載の根菜類収穫機。
- 前記操作レバー(8a)をON状態にすると、移送コンベア(51)に搬送されてきた根菜類(イ)は上シュータ(52)及び下シュータ(53)上を移送されて側方載置台(60)に載置した収納箱(15)供給され、前記操作レバー(8a)をOFF状態にすると、上シュータ(52)の移送終端部が下方回動すると共に下シュータ(53)の移送始端部が下方回動して根菜類(イ)を貯留する構成としたことを特徴とする請求項2記載の根菜類収穫機。
- 前記操作レバー(8a)の操作位置に応じて前記上シュータ(52)及び下シュータ(53)の傾斜角度を変更可能に構成したことを特徴とする請求項2または3記載の根菜類収穫機。
- 前記操作レバー(8)を操縦席(9)の後方で且つエンジンカバー(55)の上方に設けたことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の根菜類収穫機。
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