JP4844059B2 - 画像形成装置及びこれに用いられる画像出力装置 - Google Patents
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Description
この種の画像形成装置において、カラー画像の画像出力処理を可能にするには、画像出力装置は所定の作像エンジンを備えることが必要である。この作像エンジンとしては、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)の複数の色現像剤が収容される複数の現像装置を有し、対応する色現像剤にて感光体ドラム等の像担持体上の各色成分潜像を可視像化するものが挙げられる。
ここで、白黒モード時にKの現像装置と共にCMYの現像装置を稼働させたままにすることは可能であるが、この場合、CMYの現像装置やこれに対応する像担持体は無駄に消耗する。
一方、白黒モード時に、CMYの現像装置の稼働を停止させると、そのような無駄な消耗は回避されるかも知れないが、例えばフルカラーモードと白黒モードとがページ単位で交互に繰り返されるような状況では、CMYの現像装置をページ毎に稼働・停止を繰り返さなければならない。例えば画像出力装置が高速機(例えば50ppm/A4判以上)の場合、ページ間が僅かな時間しかないため、通常ページを飛ばして(具体的にはスキップして)現像装置の稼働の立上げ・立下げを行うことが必要になり、その分、必然的に生産性が低下する。
つまり、生産性を最大にするには、フルカラーモード、白黒モードにかかわらず全ての現像装置を稼働し続ければよいが、それでは、現像装置、像担持体などの消耗品が無駄に消耗されてしまう。これに対し、消耗品の無駄を防ぐには、必要のない現像装置全ての稼働を停止させればよいが、それでは、生産性が低下してしまう。
特許文献1は、白黒カラー混在文書を印刷する場合でも、一つの印刷ジョブの実行中はカラー印刷モードから白黒印刷モードへの切り替えを禁止するもので、これにより、全体のスループット(印刷速度)や装置の耐久性を向上させる技術である。
また、特許文献2は、カラーモードで印刷するより印刷の前後にモード切り替えを行って白黒モードで印刷する方が、所要時間が短くて済む最小単位区間のページ数をNとした場合、区間の初めからNページずつ区切り、その連続するNページが全て白黒であれば連続するNページを白黒モードで印刷するようにした技術である。
更に、特許文献3は、印刷すべき文書についてNページ単位で搬送ベルトの切離・非切離を判断し、この判断結果に基づいて、黒画像形成ユニット、カラー画像形成ユニットに対する搬送ベルトの切離切り替えを行い、白黒あるいはカラー印刷を行う技術である。
また、特許文献5は、先に画像形成動作を開始したときの印刷モードから異なる印刷モードへ切り替わることを禁止する期間を規定し、その期間中に異なる印刷モードで画像形成動作を行う場合、先に画像形成動作を実行したときの印刷モードで画像形成を行うようにした技術である。
尚、特許文献6には、白紙印刷に対して不必要に課金される不具合を解消するために、印刷装置で印刷を行う際に、白紙印刷に対する課金を行わない技術が開示されている。
しかしながら、これらの特許文献1〜5には、白紙やブランクページのようなイメージのないページ(ノーカラーページ)については、例えば特許文献6に示すように、課金に対しては対処したものが提示されているが、ページ記述言語で「白紙」を定義するもので、印刷装置の制御コマンドで「白紙」を定義したものではないため、作像処理に対しては独自の作像モードが規定されておらず、複数色カラーモード若しくは単色カラーモードで対処せざるを得ない。このため、ノーカラーページについては、複数色カラーモード(例えばフルカラーモード)若しくは単色カラーモード(白黒モード)に対応した作像処理を行うことになり、特に、パージ処理などのように、ノーカラーページが連続的に続く場合には、その間、現像装置が不必要に稼働し続けるため、消耗品が無駄に消耗する事態は顕著である。
また、ノーカラーページについては本来的に作像処理が必要ないため、ノーカラーページの場合には、常に全ての現像装置の稼働を停止させることも考えられるが、ノーカラーページが複数色カラーモードや単色カラーモードの途中に挿入されたような場合には、生産性の低下につながってしまい、好ましいものとは言えない。
ここでいう「○○カラーページ」はそのページの色を、「○○カラーモード」はそのときの現像装置の動作を意味する。
尚、図1の作像エンジン4は例えば複数の像担持体6(6a〜6d)を並列に配設した所謂タンデム型マシンを一例として示すもので、本例では、各像担持体6上の各色成分画像を中間転写体7上に一次転写させた後に、中間転写体7上の多重転写像を転写手段8にて記録材9に一括転写するようになっている。
ここで、画像入力装置1としては、画像を入力可能な装置を広く含み、例えば画像出力装置3に接続されるクライアントや画像読取り装置(スキャナ)、ネットワーク型の画像出力装置3の場合にはDFE(デジタルフロントエンド)などが挙げられる。
また、画像出力装置3としては、複数の現像装置5を有する作像エンジン4を備えたものを広く含み、作像エンジン4はタンデム型のみならず複数サイクル型(例えば4サイクル形)などをも含む。
更に、作像モードのうち、複数色作像モードにはフルカラーモードは勿論、2色カラー、3色カラーモードなどをも含む。また、単色カラーモードは通常白黒モードであるが、黒以外の色の単色も含む。ノーカラーモードは白紙やブランクページのようなイメージのないページに対するモードを指す。
更に、作像制御手段12は、対応ページでの作像モードを実現可能とするために、少なくとも使用する現像装置5が含まれるように現像装置5を稼働させるものであればよい。
そして、ノーカラー制御部13は、対応ページがノーカラーページである際の作像制御を行うものであるが、生産性向上と消耗品の無駄な消耗防止との両立を図るという観点から、全ての現像装置5の稼働停止条件を制限するようにしたものである。
つまり、全ての現像装置5の稼働停止条件は、以下の(1)(2)の場合に制限される。
(1)‘対応ページがノーカラーページ’+
‘対応ページがジョブの1ページ目’
(2)‘対応ページがノーカラーページ’+
‘1ページ前に全ての現像装置が稼働停止状態である’
本態様によれば、対応ページがノーカラーページでも、1ページ前の作像モードが非ノーカラーモードである場合には1ページ前の作像モードに対応した現像装置5の稼働状態を引き継ぐことができる。これにより、生産性の低下を防止することが可能である。
本態様によれば、対応ページがノーカラーページでも、過去の作像条件を参照した上で現像装置5の稼働状態を引き継ぐことができ、これにより、生産性の低下を防止することが可能である。ここでいう「過去の作像条件」としては、過去の作像モードの使用頻度や、直前の使用履歴など適宜選定して差し支えない。
また、この種のノーカラー制御部13としては、対応ページがノーカラーページで現像装置5を稼働させても、課金についてはノーカラーページ課金(ノーカラーページとして課金は‘0’)として処理するものが好ましい。
ここでいう「過去の作像条件」としては、過去の作像モードの使用頻度や、直前の使用履歴など適宜選定して差し支えなく、例えば特許文献1〜5に挙げられたものを広く含む。
この標準制御部14の代表的態様としては、過去一定枚数の像密度が平均エリアカバレッジからなる閾値以下である条件下で作像に不要な現像装置5の稼働を停止させるものが挙げられる。尚、平均エリアカバレッジからなる閾値については適宜選定して差し支えなく、一つのレベルのみならず複数レベルを選定するようにしても差し支えない。
また、このような画像形成装置で用いられる画像出力装置によれば、少なくともノーカラーページに対し、生産性の向上と消耗品の無駄な消耗防止との両立を図ることができる画像形成装置を簡単に構築することができる。
◎実施の形態1
図2は本発明が適用された画像形成装置のシステム構成例を示す説明図である。
同図において、この画像形成装置20は、例えばLAN(Local Area Network)環境にあるユーザー環境にあり、クライアント21(例えば21a,21b…)とプリンタ等の画像出力装置(IOT:Image Output Terminal)22とをデジタルフロントエンド(DFE:Digital Front End)23を介して相互に通信可能にネットワーク接続24したものである。
ここで、クライアント21は例えばパーソナルコンピュータやワークステーションであり、プリントジョブ指令等を所定のIOT22に送信するようになっている。また、DFE23はクライアント21からのデータを変換してIOT22に送出するようになっており、本例ではIOT22に対する画像入力装置として機能するものである。
本実施の形態において、作像ユニット31(31a〜31d)は所定方向に回転する感光体ドラム32を有し、この感光体ドラム32の周囲には、感光体ドラム32を帯電するコロトロン等の帯電装置33、帯電された感光体ドラム32に各色成分(CMYK)の静電潜像を形成するレーザ走査装置等の露光装置34、感光体ドラム32上に形成された静電潜像を各色成分に対応する現像剤(少なくともトナーを含むものであれば現像剤の種類は問わない)により可視像化する現像装置35、及び、感光体ドラム32上の残留トナーを清掃するドラムクリーナ36が順次配設されている。
尚、現像装置35は例えば感光体ドラム32に対向する現像ロールを有し、この現像ロールにて感光体ドラム32に現像剤を供給可能とするものである。
更に、符号50は中間転写ベルト40の張架ロール44をバックアップロールとして中間転写ベルト40を挟んで対向配置され、中間転写ベルト40上に多重転写された一次転写像を記録材(用紙)51に一括転写(二次転写)する一括転写装置である。
尚、一括転写装置50にて一次転写像が一括転写された記録材51はその下流側にて定着装置52を通過し、記録材上の未定着転写像が定着させられる。また、中間転写ベルト40上の残留トナーはベルトクリーナ53にて清掃される。
特に、本実施の形態で用いられる作像ページとしては、複数色カラーページ、単色カラーページに加えてノーカラーページが用いられる。
ここで、‘複数色カラーページ’は複数の色現像剤を用いた複数色カラー画像を形成するページ、‘単色カラーページ’は単色の現像剤を用いた単色カラー画像を形成するページ、‘ノーカラーページ(以下必要に応じてNCと略記)’は白紙やブランクイメージ(例えば両面奇数枚原稿の最後のページや合紙)のようにイメージのないページである。
本例では、‘複数色カラーページ’の代表例として‘フルカラーページ(以下必要に応じて4Cと略記)’、‘単色カラーページ’の代表例として‘白黒ページ(以下必要に応じてBWと略記)’を用いて説明する。
クライアント21、DFE23及びIOT22は図4に示すような一連の処理を行う。
先ず、クライアント21は、IOT22で出力すべき所定のジョブ(作像ページが混在した複数のページ)を作成し、出力したいIOT22を選択した後、作成されたページ情報(ページ内の色、フォント等を含む画像情報)、DFE/IOTでの処理内容(総ページ数、コピー部数、片面/両面、記録材種(紙種))をDFE23に送信する。
次いで、DFE23は、クライアント21からのジョブを受信し、指示された処理を実行する。この結果、DFE23は、処理されたページ情報、各ページに対応して指定される作像ページ(4C,BW,NC)及びIOT22での処理内容をIOT22に送信する。
しかる後、IOT22(具体的には制御装置100)は、DFE23からの送信された作像ページをページ毎に判別し、例えば図5のアルゴリズムに従って作像制御内容を決定し、DFE23にて指示された処理を実行する。
今、制御装置100(図3参照)は、先ず、ジョブのページNが1であるか否かをチェックし、1ページ目であれば、作像ページが4Cページである場合フルカラー画像を作製可能とするために全ての現像装置を稼働させ、BWページである場合白黒画像を作製可能とするためにKの現像装置のみを稼働させ、NCページである場合全ての現像装置を停止させる。
また、制御装置100は、ジョブのページNが2以上である場合は以下のように作像制御内容を決定する。
また、作像ページがBWページである場合には前のページで全ての現像装置が動作しているか否かをチェックし、全ての現像装置が動作していなければKの現像装置のみを稼働させる。一方、全ての現像装置が稼働している場合には、過去100枚の像密度のエリアカバレッジ(そのページ内のトナー有りの点とトナー無しの点との比率)が閾値(平均エリアカバレッジ、例えば3%)以下か否かをチェックし、閾値以下でなければ全ての現像装置を稼働させ、閾値以下であればKの現像装置のみを稼働させる。
つまり、エリアカバレッジが低い状態で長時間現像装置を稼働させると、現像剤の寿命が短くなるために、過去一定枚数のエリアカバレッジがある閾値を下回った場合、BWページでは、CMYの現像装置を停止させ、Kの現像装置のみ稼働させる。一方、走行中の現像装置の起動・停止は、スキップピッチが入って生産性が落ちるため、過去一定枚数のエリアカバレッジが閾値を下回らない場合にはBWページのページでも、CMYの現像装置を停止させない。
更に、作像ページがNCページである場合には前ページ(ページN−1)と同じ動作を引き継ぐ。例えば前ページが全ての現像装置を稼働させていた場合には全ての現像装置を稼働させ、Kの現像装置のみを稼働させていた場合にはKの現像装置を稼働させ、全ての現像装置が稼働停止状態にある場合にはそのまま全ての現像装置の稼働を停止させる。
この場合、例えばパージ処理をジョブ指定し、ジョブの1ページ目から‘NCモード’を指定するようにすれば、現像装置を稼働させずに記録材51の排出処理を行うことが可能になるため、現像装置の無駄な消耗(現像剤の摩擦による表面の劣化)は有効に抑えられる。
また、図6(b)に示すように、1ページ目から順に作像ページが4Cページ、BWページ、NCページと変化する場合には、IOT(M/C)の作像制御内容は、1ページ目に対しては‘4Cモード’に対応した内容(全ての現像装置を稼働)に設定され、2ページ目に対しては過去の情報に応じて‘4Cモード’又は‘BWモード’に対応した内容(全ての現像装置を稼働又はKの現像装置のみを稼働)に設定され、3ページ目に対しては前ページと同じ動作、本例では‘4Cモード’又は‘BWモード’に対応した内容に設定される。
この比較の形態モデルは作像モードとしてNCページを用いない態様であり、例えば図9に示す基本的なアルゴリズムを利用し、図10に示すように、‘4Cページ’と‘BWページ’とに対して所定の作像制御処理を行うようにしたものである。
図9に示す基本アルゴリズムは、その現像装置の色が次のページで使われているか否かをチェックし、使われる場合にはその現像装置を稼働させ、使われない場合には例えばその現像装置の過去100枚の像密度が閾値(例えば3%)以下であるか否かをチェックし、その現像装置を稼働若しくは停止させるものである。
図10は図9の基本アルゴリズムを‘4Cページ’と‘BWページ’に夫々適用したものであり、次のページNのカラーモード(作像モード)が‘4Cページ’であれば、全ての現像装置を稼働させ、‘BWページ’であれば前ページの現像装置の稼働状態をチェックした上で、Kの現像装置のみを稼働させるか否かを決定し、更には、前ページで全ての現像装置が稼働している状況では、各現像装置の過去100枚の像密度が閾値(例えば3%)以下であるか否かをチェックし、各現像装置を稼働若しくは停止させるものである。
このように、比較の形態モデルにあっては、作像モードとして‘NCページ’が用いられていないため、全ての現像装置を停止させるという状況はなく、例えばパージ処理をジョブ指定して白紙の記録材を連続的に排出するとしても、少なくともKの現像装置を稼働させたままにせざるを得ない。
このため、比較の形態モデルは、本実施の形態に比べて、現像装置又は感光体ドラムの無駄な消耗が多くなってしまうため、現像装置の無駄な消耗を防止するという観点から、実施の形態モデルが比較の形態モデルに比べて優れていると言える。
図7は実施の形態1で用いられる作像制御処理アルゴリズムの変形形態1を示す。
同図において、ページNの作像ページがNCページである場合及び4Cページである場合の作像制御処理は、実施の形態1と略同様であるが、BWページである場合の作像制御処理が実施の形態1と異なる。
つまり、本変形形態1にあっては、印刷前に、4CページとBWページとの発生順序が全て分かっており、それを元に、全ての現像装置を稼働させるか、Kの現像装置のみを稼働させるかを決定するようにしたものである。
より具体的に述べると、図7において、T1はBWモード時にCMYKの現像装置を停止させないとした場合のジョブ実行時間、T2はBWモード時にYMCの現像装置を停止させた場合のジョブ実行時間、Aは許容係数であり、例えば1.1のように予め設定される。
ここで、‘T1*A<T2’の条件式は、BWモード時に全ての現像装置を稼働させるジョブ実行時間T1と、BWモード時にKの現像装置のみを稼働させるジョブ実行時間T2とのバランスに応じて、T1が多すぎる場合にはKの現像装置のみを稼働させ、T2が多すぎる場合には全ての現像装置を稼働させるようにしたものである。
図8は実施の形態1で用いられる作像制御処理アルゴリズムの変形形態2を示す。
同図において、ページNの作像ページが4Cページ及びBWページである場合の作像制御処理は、実施の形態1と略同様であるが、NCページある場合の作像制御処理が実施の形態1と異なる。
本変形形態2では、ジョブの最初のページがNCページである場合には、実施の形態1と同様の作像制御処理であるが、Nがページ2以上の場合の作像制御処理は、前のページで全ての現像装置が停止しているか否かをチェックし、もし全ての現像装置が停止していればそのまま全ての現像装置を停止させる。一方、全ての現像装置が停止していない場合には、実施の形態1と異なり、CMYKの現像装置のどれかで過去100枚の像密度が閾値(例えば3%)以下であるか否かをチェックし、全ての現像装置が閾値を超えていれば全ての現像装置を稼働させ、また、いずれかの現像装置が閾値以下であれば閾値以下の現像装置については停止させ、閾値より上の現像装置については稼働させるようにしたものである。
本例は、エリアカバレッジが低い状態で長時間現像装置を稼働させると、現像剤の寿命が短くなるために、NCページについても、過去一定枚数のエリアカバレッジがある閾値を下回った現像装置については停止させ、過去一定枚数のエリアカバレッジが閾値を下回らない現像装置については停止させないようにしたものである。このため、実施の形態1に比べて、生産性の点では若干不利になるものの、現像剤の消耗の点については有利である。
Claims (7)
- 作像モードがページ毎に指定可能な作像モード指定手段を有し、指定された作像モードと共に画像情報を入力する画像入力装置と、
この画像入力装置から入力された画像情報に基づいて画像を出力する画像出力装置とを備えた画像形成装置において、
画像出力装置は、
少なくとも複数色現像剤が収容される複数の現像装置を有し、対応する色現像剤にて像担持体上の各色成分潜像を可視像化する作像エンジンと、
各ページの作像モードが複数の現像装置を使用する複数色カラーモード、特定の単色現像装置を使用する単色カラーモード及び全ての現像装置を使用しないノーカラーモードのいずれであるかをページ毎に判別する作像モード判別手段と、
ページ毎の作像モードに応じて少なくとも使用する現像装置が含まれるように現像装置を稼働させる作像制御手段とを備え、
前記作像制御手段は、対応ページがノーカラーページであって対応ページがジョブの1ページ目又は1ページ前に全ての現像装置が稼働停止状態である条件下でのみ全ての現像装置の稼働を停止させるノーカラー制御部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
作像制御手段のノーカラー制御部は、対応ページがノーカラーページで対応ページの1ページ前の作像モードが非ノーカラーモードである条件下では1ページ前の作像モードに応じて現像装置を稼働させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
作像制御手段のノーカラー制御部は、対応ページがノーカラーページで対応ページの1ページ前の作像モードが非ノーカラーモードである条件下では過去の作像条件を参照した上で現像装置の稼働を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2又は3記載の画像形成装置において、
作像制御手段のノーカラー制御部は、対応ページがノーカラーモードで現像装置を稼働させても、課金についてはノーカラーページとして課金無し処理するものであることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
作像制御手段は、対応ページが非ノーカラーページである条件下では過去の作像条件を参照した上で現像装置の稼働を制御する標準制御部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項5記載の画像形成装置において、
作像制御手段の標準制御部は、過去一定枚数の像密度が平均エリアカバレッジからなる閾値以下である条件下で作像に不要な現像装置の稼働を停止させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置で用いられる画像出力装置。
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