JP4843571B2 - 車両用物体検知装置 - Google Patents
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Description
また、物体との相対距離が所定距離以上の場合に代表点を端点から重心点に補正する構成としたので、物体が遠方にあるため反射点の個数が少なく位置精度が低い場合でも、平均化処理して求めた重心点を代表点とすることが可能になり、代表点の位置精度を確保することができる。したがって、物体の相対位置および相対速度を精度良く算出することができる。
これに対して、請求項3に係る発明によれば、その場合に自車両の幅方向における相対速度の算出を行わないので、算出された相対位置および相対速度の信頼性を向上させることができる。
請求項4に係る発明によれば、物体の幅に基づいて前回算出した相対位置を補正しつつ、自車両の幅方向における相対速度を算出するので、物体の相対位置および相対速度を精度よく算出することができる。
(車両用物体検知装置)
図1は、本実施形態に係る車両用物体検知装置のブロック図である。本実施形態に係る車両用物体検知装置10は、車両5に搭載されたものであって、電磁波を送受信するレーダ12と、電磁波の反射点算出手段14と、複数の反射点から前方車両の代表点を算出する代表点算出手段18と、代表点に基づいて自車両5と前方車両との相対関係を算出する相対関係算出手段20および相対速度を算出する相対速度算出手段21とを備えている。なお、レーダ12以外の反射点算出手段14や代表点算出手段18、相対関係算出手段20、相対速度算出手段21等は、車両5に搭載されたコンピュータ8に構築されている。
図2は、原則的な代表点算出方法の説明図である。前方車両70が自車両5の正面に存在する場合には、自車両5から照射された電磁波は、前方車両70の手前面のみで反射される。そのため、前方車両70の手前面のみに複数の反射点72が検出される。この場合には、複数の反射点72の重心点74を、前方車両70の代表点として算出する。なお前方車両が自車両と同方向に進行する先行車両である場合には、その手前面は背面であり、前方車両が自車両と逆方向に進行する対向車両である場合には、その手前面は前面である。
なお代表点算出手段18は、算出した代表点の種類(重心点または端点)をメモリ28に記録する。
本実施形態に係る車両用物体検知装置10は、相対関係算出手段20により算出された相対距離に基づいて、代表点算出手段18により算出された代表点を補正する代表点補正手段26を備えている。
図3は、代表点補正方法の説明図である。自車両5の斜め前方に存在する前方車両87は、手前面および側面に複数の反射点が検出されるため、代表点算出手段18は代表点を端点87aに設定する。自車両5の斜め前方に存在する前方車両86についても、同様に代表点を端点に設定する。これに対して代表点補正手段は、前方車両86と自車両5との相対距離が所定距離d以上である前方車両86について、代表点を端点から手前面の重心点86aに補正する処理を行う。
次に、本実施形態に係る車両用物体検知方法について説明する。
図4は、本実施形態に係る車両用物体検知方法のフローチャートである。まずS10において、レーダ12により、自車両周辺の所定範囲に電磁波を送信するとともに、前方車両からの反射波を受信する。次にS12において、反射点算出手段14により、前方車両における電磁波の反射点の位置を算出する。すなわち、図2に示すように、自車両5の正面に存在する前方車両70の場合には、手前面の反射点72の位置を算出する。一方、自車両5の斜め前方に存在する車両80の場合には、手前面の反射点82に加えて側面の反射点83の位置を算出する。
図5は、代表点算出サブルーチンのフローチャートである。まずS32において、線分認識手段16により、反射点の配列から前方車両の輪郭を構成する線分を認識する。次にS34において、代表点算出手段18により、認識された線分が1つであるか判断する。判断がYes(線分が1つ)の場合にはS36に進み、代表点を重心点に設定する。一方、判断がNo(線分が2つ)の場合にはS38に進み、代表点を端点に設定する。すなわち、図2に示す前方車両70の場合には、手前面に1つの線分のみが認識されるので、代表点を重心点74に設定する。一方、前方車両80の場合には、手前面および側面に2つの線分が認識されるので、代表点を両者の交点である端点84に設定する。
この構成によれば、前方車両が自車両の斜め前方に存在する場合には、手前面および自車両側の側面に沿った線分が2つ認識されるので、前方車両の自車両側の端点が代表点として算出される。そのため、前方車両の反対側の端点近傍がレーダ走査範囲外に逸脱した場合でも、代表点を設定し直す必要がなく、またレーダ走査範囲外に逸脱した前方車両の一部を補間して代表点を算出し直す必要もない。したがって、前方車両の相対位置および相対速度を精度良く算出することができる。
また、前方車両の相対距離が所定距離以上の場合に代表点を端点から重心点に補正する構成としたので、前方車両が遠方にあるため反射点の個数が少なく位置精度が低い場合でも、平均化処理して求めた重心点を代表点とすることが可能になり、代表点の位置精度を確保することができる。したがって、前方車両の相対位置および相対速度を精度良く算出することができる。
Claims (4)
- 自車両周辺の所定範囲に電磁波を送信するとともに、前記自車両周辺に存在する物体からの反射波を受信する送受信手段と、
前記物体上における前記電磁波の反射点の位置を算出する反射点算出手段と、
前記反射点に基づいて前記物体の位置を表す代表点の位置を算出する代表点算出手段と、
前記代表点に基づいて前記自車両と前記物体との相対位置および相対距離からなる相対関係を算出する相対関係算出手段と、
前記相対位置に基づいて前記自車両と前記物体との相対速度を算出する相対速度算出手段と、を備えた車両用物体検知装置であって、
前記反射点の配列に基づいて前記物体の輪郭を構成する線分を認識する線分認識手段と、
前記相対距離に基づいて前記代表点の位置を補正する代表点補正手段と、を備え、
前記代表点算出手段は、前記線分認識手段により前記線分が2つ認識された場合には該線分の交点として算出される前記物体の端点を、前記線分が1つ認識された場合には該線分の重心点を前記代表点として算出し、
前記代表点補正手段は、前記相対距離が所定距離以上の場合に、前記代表点を前記端点から前記重心点に補正することを特徴とする車両用物体検知装置。 - 前記反射点に基づいて前記自車両の幅方向における前記物体の幅を算出する幅算出手段と、
時系列で算出した前記物体の幅を比較し、前記物体の幅が減少している場合に、前記物体の一部が前記所定範囲外に逸脱したと判断する逸脱判断手段と、を備え、
前記代表点補正手段は、前記相対速度が自車両に向かう方向であり、且つ前記逸脱判断手段により前記物体の一部が前記所定範囲外に逸脱したと判断された場合に、前記代表点を前記重心点から前記端点に補正することを特徴とする請求項1に記載の車両用物体検知装置。 - 前記相対速度算出手段は、前回の前記相対位置の算出時から今回の前記相対位置の算出時にかけて前記代表点が前記重心点および前記端点の一方から他方に変更された場合に、前記自車両の幅方向における前記相対速度の算出を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用物体検知装置。
- 前記反射点に基づいて前記自車両の幅方向における前記物体の幅を算出する幅算出手段を備え、
前記相対速度算出手段は、前回の前記相対位置の算出時から今回の前記相対位置の算出時にかけて前記代表点が前記重心点および前記端点の一方から他方に変更された場合に、前記幅算出手段により算出された前記物体の幅に基づいて前回算出した前記相対位置を補正しつつ、前記自車両の幅方向における前記相対速度を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用物体検知装置。
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