JP4842557B2 - 開閉扉 - Google Patents
開閉扉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4842557B2 JP4842557B2 JP2005120025A JP2005120025A JP4842557B2 JP 4842557 B2 JP4842557 B2 JP 4842557B2 JP 2005120025 A JP2005120025 A JP 2005120025A JP 2005120025 A JP2005120025 A JP 2005120025A JP 4842557 B2 JP4842557 B2 JP 4842557B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- closing
- door
- recess
- mounting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
Description
より詳細に説明すれば、この従来技術では、開閉体(扉D)の開放動作に伴なって、開閉体(扉D)の軸支機構(ドアクローザCL)に内在されたコイルスプリング(18)が巻き締められるように構成してある。
したがって、前記開閉体(扉D)は、その開放動作の途中で開放方向の前記外力が除去されると、前記コイルスプリング(18)の巻き締め状態が解除され、元の状態に戻ろうとする戻り付勢力により自動的に閉鎖動作することになる。
なお、上記従来技術では、開閉体(扉D)を略全開(略90度の状態)にすれば、その全開状態を維持できる構成となっているが、特に通過者が身障者やお年寄り、子供等のように比較的非力な者である場合には、開閉体(扉D)を略全開となるまで開放するのが困難となり、前記のように開閉体(扉D)が通過者に対し接触する等という事態を招き易い。
しかしながら、このような従来の公共トイレ等の開閉扉では、略全閉状態の開閉体が、付勢機構に付勢されながら略全開状態となるまで連続的に開放するため、例えば、開閉体の開放方向側に人や物等があった場合に、その人や物等に開閉体が接触してしまうおそれがある。
前記開閉体(110)は、複数の扉体(111,112)を、隣り合う扉体の内の一方が他方に相対して回動するように接続するとともに、これら複数の扉体のうちの横幅方向一端側の扉体(112)、及び該扉体に一体に取付けられた取付板(14)を、上下方向の枢軸線(P)に沿う基軸部(140)よって回動するように支持することで、略折戸状に構成され、
前記付勢機構(142)は、前記基軸部(140)に設けられるとともに、
前記枢軸線(P)の周りで回転しないように固定された固定支持脚(12)と、
前記枢軸線の周りで回動するように前記固定支持脚の外周部に支持されるとともに外周部に前記取付板を固定した筒状基部(30)と、
前記筒状基部に対し、前記枢軸線の周りで相対的に回動するように同芯状に取付けられた筒状ケーシング(32)と、
前記筒状ケーシングに対し、前記枢軸線の周りで相対的に回動するように同芯状に内在されたバネシャフト(34)と、
前記バネシャフトの周りに配設され、一端が前記筒状ケーシングに固定されるとともに他端が前記バネシャフトに固定された弾性体(36)と、を備え、
前記固定支持脚(12)の外周部と前記筒状基部(30)の内周部との間には、第1、第2及び第3ローラ(18−1,18−2,18−3)が設けられ、
前記固定支持脚(12)の外周部には、前記第1、第2及び第3ローラを嵌脱可能な第1、第2及び第3凹部(20,22,24)が周方向に間隔を置いて形成され、
前記筒状ケーシング(32)は、前記固定支持脚の外周部と前記筒状基部の内周部との間に位置して、第2ローラ(18−2)を半径方向へ変位可能に収納する第1被駆動部材(46)を有し、
前記バネシャフト(34)は、前記固定支持脚の外周部と前記筒状基部の内周部との間に位置して、第3ローラ(18−3)を半径方向へ変位可能に収納する第2被駆動部材(52)を有し、
前記筒状基部(30)の内周部には、前記第1、第2及び第3ローラを嵌脱可能な第4乃至7凹部(30−4,30−5,30−6,30−7)が周方向に間隔を置いて形成されるとともに、周方向において前記第1被駆動部材と前記第2被駆動部材の間に位置するように駆動部材(42)が固定され、
前記取付板が回動する前の初期状態では、前記筒状基部の駆動部材(42)は、前記筒状ケーシングの第1被駆動部材(46)と、前記バネシャフト(34)の第2被駆動部材(52)との間で、これら両部材に接触するように配置され、第1ローラ(18−1)は、前記筒状基部(30)の内周面によって前記固定支持脚(12)の第1凹部(20)に押圧嵌合され、第2ローラ(18−2)は半径方向で整合している固定支持脚(12)の第3凹部(24)と筒状基部(30)の第5凹部(30−5)との間に位置し、第3ローラ(18−3)は半径方向で整合している固定支持脚(12)の第2凹部(22)と筒状基部(30)の第4凹部(30−4)との間に位置し、そして、筒状基部(30)の第6凹部(30−6)および第7凹部(30−7)は前記ローラの何れにも係合しないように位置し、
前記初期状態から前記取付板が一方へ回動して所定の開閉途中位置になるまでは、第2ローラ(18−2)が筒状基部(30)の第5凹部(30−5)に嵌り合い、前記筒状基部の前記駆動部材(42)が前記筒状ケーシング(32)の第1被駆動部材(46)を押して同方向へ回動させ、このとき前記バネシャフト(34)の第2被駆動部材(52)が、前記固定支持脚(12)の第1凹部(20)に嵌り合う第1ローラ(18−1)によって前記一方への回転を阻止され、前記筒状ケーシング(32)と前記バネシャフト(34)との間に相対的回転が生じ、これにより前記弾性体の復元力が蓄積され、
前記取付板(14)が更に前記一方へ回動して前記開閉途中位置になった場合には、前記筒状基部(30)の第4凹部(30−4)が、それまでは前記固定支持脚(12)の第1凹部(20)に嵌っていた第1ローラ(18−1)に対し整合するとともに、前記筒状基部(30)の第6凹部(30−6)が、それまでは固定支持脚(12)の第2凹部(22)に嵌っていた第3ローラ(18−3)に対し整合し、
前記整合状態から前記取付板(14)が更に前記一方へ回動した場合には、第1ローラ(18−1)と第3ローラ(18−3)が、それぞれ前記固定支持脚(12)の第1凹部(20)と第2凹部(22)から外れ、筒状基部(30)の第4凹部(30−4)と第6凹部(30−6)に嵌合することで、第1被駆動部材(46)と第2被駆動部材(52)とが前記筒状基部(30)を介して連結され、前記筒状ケーシング(32)と前記バネシャフト(34)とが一体に回転して、前記弾性体(36)の復元力が作用しなくなるようにしたことを特徴とする。
また、第二の形態では、回動しながら開閉するように支持された開閉体と、該開閉体を開放方向へ付勢するための付勢機構とを具備した開閉扉であって、前記付勢機構は、前記開閉体が所定の開閉途中位置よりも開放方向側の付勢範囲以内に位置する際にはその開閉体を開放方向へ付勢し、前記開閉体が前記付勢範囲よりも閉鎖方向側に位置する際にはその開閉体を付勢しないように構成されている。
また、上記当接部材には、上記突出位置と上記没入位置との間でスライドするように構成された態様や、上記突出位置と上記没入位置との間で回動するように構成された態様等を含む。
第一の形態によれば、開閉体を手動開放操作等の外力により開放動作させ、その開放動作の途中で外力を除去した際に、開閉体が所定の開閉途中位置よりも閉鎖方向側の付勢範囲以内に位置する場合には、開閉体に対し閉鎖方向の付勢力が作用しているため、開閉体は自動的に閉鎖動作する。また、開閉体が前記付勢範囲よりも開放方向側に位置する場合には、その開閉体に対し前記付勢力が作用しないため、開閉体は、回動自在な状態で静止する。
したがって、例えば、通過者が開閉体を途中位置まで開放して、その開放された開口部を通過しようとした場合、その途中位置が前記付勢範囲よりも開放方向側の位置であれば、開放された開閉体を回動自在な状態で静止させておくことができる。そのため、途中位置まで開放された開閉体を手等で押さえておかなくても、開放操作した本人や後続する通過者等に対し該開閉体が自動的に閉鎖動作して接触するのを防ぐことができる。
特に、通過者が、例えば身障者やお年寄り、子供等のような比較的非力な者である場合でも、開閉体を全開することなく、途中位置まで開放して静止させておくことができるため、その開放操作に労する負担を軽減することができる。
しかも、開閉体を途中位置で静止させておくことができるため、開閉体を通気やその他の目的等のために必要最小限の開放量に開放させた状態で維持しておくことが可能であり、当該開閉扉の用途を拡大することができる。
なお、途中位置で静止している開閉体を更に開放する際には、その開閉体を手等によって開放方向へ動かせばよい。
また、途中位置で静止している開閉体を閉鎖する際には、その開閉体を手等によって上記付勢範囲内に位置するまで若干閉動すれば、後は、その開閉体が付勢機構の付勢力によって自動的に閉鎖動作する。
したがって、この第二の形態によれば、略全閉状態の開閉体を前記付勢範囲内となる手前まで開動して、開閉体の開放方向側に人や物等がないことを確認し、その後に、その開閉体を、前記付勢範囲内まで若干開動し、後は付勢機構の付勢力によって自動的に開放動作させることができ、特に、公共トイレ等の開閉扉として好適である。
また、開閉体が上記付勢範囲以内に位置しない場合には、上記弾性体の他端側が前記他方から外れて前記一方に係止される。すなわち、上記弾性体の一端側と他端側との双方共が前記一方に係止された状態となるため、上記弾性体の付勢力が開閉体に作用しなくなる。
したがって、本形態によれば、上記開閉体を上記付勢範囲内で所定方向へ付勢する構造を、生産性の良好な具体的態様とすることができる。
以下に示す開閉扉は、住宅やビル、倉庫、工場、地下街、トンネル、車両の荷台等の構築・構造物において開閉される出入り口等の部分に配設され、開閉体の回動により開閉動作するスイングドアや、バランスドア、折戸、門扉等として適用可能であるが、特に好ましい態様として、両開きタイプの折戸として構成された一例を説明する。
そして、この開閉扉1は、前記基軸部140に具備された付勢機構142の作用によって、開閉体110が所定の開閉途中位置よりも閉鎖方向側の付勢範囲X以内に位置する際にはその開閉体110を閉鎖方向へ付勢し(図2(a)参照)、開閉体110が前記付勢範囲Xよりも開放方向側に位置する際にはその開閉体110を付勢しない(図2(b)参照)ようにしている。
そして、この扉体111は、その横幅方向の中央近傍の部分が、後述するガイド機構130によって回動自在かつ横幅方向へスライド自在に吊るされている。したがって、この扉体111は、開閉動作の際、ガイド機構130に沿って横幅方向へ移動しながら回動する。
このヒンジ機構113によれば、戸先側の扉体111における一方向への回動と、基軸部140側の扉体112における他方向への回動とが連動するため、その開閉動作をスムーズにすることができる。
そして、この枠体120の上枠部材121には、その横幅方向へわたってガイド機構130が固定されるとともに、後述する基軸部140の上端側が支持されている。
回動軸部131は、扉体111の上下方向を軸心とするように配置され、ベアリング等の軸受部材135(図5参照)を介して、扉体111が回動自在かつ抜けることのないように、扉体111を支持している。
また、各ローラ132は、上枠部材121の横幅方向へ転動するように配置され、回動軸部131の上端側に支持ブラケット134を介して回動自在に支持されている。
そして、レール部材133は、上枠部材121の横幅方向へわたって固定された断面略L字状(図5参照)の部材であり、前記各ローラ132を転動自在に載置している。
更に、本実施の形態の好ましい一例によれば、この付勢機構142には、前記のようにして開閉体110を付勢するための機構の他、開閉体110の付勢方向への動作を抑制するダンパー機構18が具備され、このダンパー機構18によって、開閉体110の付勢方向への動作スピードを減速したり、開閉体110が付勢方向へ動作し切った際の衝撃を緩和したり等の作用効果を奏する。
なお、前記付勢範囲Xは、後に詳述する付勢機構142の構成により予め設定された所定の範囲であり、図示例によれば、回動途中の扉体112と、中心線Qとの内角θが約80度以内となる範囲としている。この付勢範囲Xは、更に好ましくは、回動途中の扉体112と中心線Qとの内角θが70〜80度となる範囲とするとよい。
また、これら付勢範囲Xおよび内角θは、図示例によれば前記したように付勢機構142の構成により予め設定された所定の範囲としたが、内角θが約80度以内となる範囲にて角度の微調整が可能となるように構成してもよい。
また、付勢範囲Xおよび内角θの設定は、開閉扉1を開放させた際に、人等の通過に支障がなく十分な開口幅を確保可能な範囲とすればよく、十分な開口幅を確保しつつより多くの付勢範囲外の部分を確保可能な範囲とすることがより好ましい。
そのため、この静止状態では、途中位置まで開放された開閉体110を手等で押さえておかなくても、開放操作した本人や後続する通過者等に対し該開閉体110が自動的に閉鎖動作して接触するのを防ぐことができる。
また、途中位置で静止している開閉体110を閉鎖する際には、その開閉体110の戸先110aが上記付勢範囲X内に位置するまで、開閉体110を手等によって若干閉動すれば、後は、その開閉体110が付勢機構142の付勢力によって自動的に閉鎖動作する。そして、その際の閉鎖動作が付勢機構142に具備されたダンパー機構18によって適宜に抑制される。
この構成の好ましい一例について詳述すれば、枠体120における上枠部材121に、閉鎖状態の開閉体110の表部と裏部とに対し当接可能であって、且つ出没可能な当接部材121a,121aを設ければよい(図2参照)。
一方の当接部材121aは、上枠部材121内に没入された没入位置と、上枠部材121外へ突出して開閉体110の表部に対し当接可能となる突出位置との間でスライドもしくは回動するように支持された部材であり、これら突出位置と没入位置との双方の位置で係脱されるように構成されている。
また、他方の当接部材121aは、前記当接部材121aと略同様に構成されるとともに、上枠部材121外へ突出した際に開閉体110の裏部に対し当接可能となるように配置されている。
この構成によれば、一方の当接部材121aを上枠部材121外へ突出させることで、開閉体110の開放方向を一方向に規制することができる。
更に、双方の当接部材121a,121aを上枠部材121外へ突出させることで、開閉体110を開放不能なロック状態にすることも可能である。
なお、上記構成において、両当接部材121a,121aの内の一方を省けば、開閉体110を常時一方向へ開閉可能であって必要に応じて他方方向へも開閉可能な態様とすることができる。
また、上記構成において、両当接部材121a,121aの内の一方を突出位置で固定された構成とすれば、開閉体110を必要に応じて一方向へ開閉可能であって他方向へは開閉不能な態様とすることができる。
図6は、付勢機構142の拡大縦断面図である。図示のように、この付勢機構142は、床面や下枠部材等の開口下部Lに埋設された受座Sに、枢軸線Pの周りで回転しないように支持される固定支持脚12と、該固定支持脚12上に取付けられ、該固定支持脚12に対して枢軸線Pの周りで相対的に回動可能に取付けられて水平方向へ延設され、開閉体110の扉体112に固定される取付板14と、所定の付勢範囲内にある開閉体110を弾性体36の弾性力によって閉鎖方向へ付勢する弾性付勢機構部16と、閉鎖動作中の開閉体110に対し流体制動力を付加するダンパー機構18とを具備している。
該筒状ケーシング32の下端近くの内周面には、図8及び9を参照して後述する第1被駆動部材46が筒状の固定部材48を介して固定されている。該第1被駆動部材46は、図8及び9に示されるように、枢軸線Pを中心として約60度程度の角度範囲に延び且つ枢軸線P方向へ延びて筒状基部30の大径部30−1内にまで延設されている。
第1被駆動部材46には、径方向へ貫通された第1貫通孔46−1(図7及び図9参照)が設けられており、この第1貫通孔46−1は第2ローラ18−2を半径方向へ変位可能に収納している。
該バネシャフト34の下端34−2には、枢軸線Pに平行に延びる第2被駆動部材52が固定されており、この第2被駆動部材52は、固定支持脚12の第2小径部12−4の周りで、前述の第1被駆動部材46と略同様に約60度の角度範囲に延びており、その中央部分に第3ローラ18−3を半径方向で変位可能に収納する第2貫通孔52−1が形成されている。
弾性体36は、本実施の形態によればコイルバネであり、その下端がバネシャフト34に固定され、上端が筒状ケーシング32に固定されている。
ピストン回転駆動部材58は、ピストン56に対してスプライン結合されており、該ピストン回転駆動部材58に対し、ピストン56は、相対的に回転はできないが上下動はできるようにされている。
図示の例では、ピストン56は、略筒状とされており、その内部下端に取付けられた分離部材56−1によって上部室50−1と下部室50−2とに分離されている。
上部室50−1は、ピストン56にスプライン結合されたピストン回転駆動部材58の部分によって上下に分離されているが、流体的には、スプライン結合部分を介して連通されている。
ピストン56は、ダンパーシリンダ50の内周面とねじ係合されており、ピストン回転駆動部材58によって回転駆動されるとダンパーシリンダ50の内周面とのねじ係合により、(上下方向では変位しない)ダンパーシリンダ50内を上下動するようにされている。具体的には、開閉体110が閉じる方向で動き、筒状ケーシング32とバネシャフト34とが相対的に回動したときに、ピストン回転駆動部材58がダンパーシリンダ50に対して相対的に回転することによって、ピストン56が、ダンパーシリンダ50に対して相対的に回転し、それによって、ダンパー室内を下降するようにしている。
また、ピストン56には、それがダンパー室内を上昇するときに、上部室50−1から流体が下部室50−2へ流れるのを許容し、下降するときには下部室50−2から上部室50−1へ流体が流れるのを阻止するチェックバルブ付第2流体通路64が設けられている。
また、同じ状態において、図9に示すように、第1ローラ18−1は、筒状基部30の内周面によって固定支持脚12の第2小径部12−4に設けた第1凹部20に押圧嵌合され、第2ローラ18−2は半径方向で整合している第3凹部24と第5凹部30−5との間に位置し、第3ローラ18−3は半径方向で整合している第2凹部22と第4凹部30−4との間に位置するようにされている。そして、第6凹部30−6および第7凹部30−7は、前記ローラと係合することなく、図示の位置にある。
先ず、回動角度が0度である場合を基準にして、開閉体110の扉体112を左方向(反時計方向)へ回動した場合、扉体112に固定されている取付板14と一体の筒状基部30も同様に左方向へ回動し、該筒状基部30に取付けられている駆動部材42が筒状ケーシング32に固定されている第1被駆動部材46を図示のように反時計方向へ回動する(図8(a)参照)。
このときバネシャフト34に固定されている第2被駆動部材52は、第1ローラ18−1によって反時計方向への回転が阻止されており(図9(a)参照)、従って、筒状ケーシング32とバネシャフト34との間には相対的回転が生じ、これによりコイルバネである弾性体36の復元力が蓄積される。
そして、図示の例では、開閉体110の扉体112および取付板14が約70度まで回動されると、第4凹部30−4が、それまでは固定支持脚12に固定されていた第1ローラ18−1に対し、半径方向へ整合し、それと略同時に、第6凹部30−6が、それまでは固定支持脚12に固定されていた第3ローラ18−3に対し、半径方向へ整合する(図9(a)左回動角度70度参照)。
この整合状態では、扉体112をこれ以上の角度に回動すると、第1ローラ18−1と第3ローラ18−3が、それぞれ固定支持脚12の第1凹部20と第2凹部22から外れ、第4凹部30−4と第6凹部30−6に嵌合するので、第1被駆動部材46と第2被駆動部材52とが筒状基部30を介して連結され、筒状ケーシング32とバネシャフト34とが回転方向で一体となる。
従って、この状態では、これら一体化された筒状ケーシング32とバネシャフト34との間にある弾性体36の復元力は作用せず、扉体112を回動自在な状態で静止することができるようになる。
そして、扉体112及び取付板14が約70度以上の角度に回動すると、第1被駆動部材46及び第2被駆動部材52が、第3ローラ18−3及び第2ローラ18−2を介して、筒状基部30に連結され(図9(b)参照)、そのため筒状ケーシング32とバネシャフト34とが一体となり、弾性体36の復元力が扉体112及び取付板14に作用しない状態となる。
また、開閉体110が閉じる方向に回動するときには、左右いずれの方向に回動するときでも、バネシャフト34及び筒状ケーシング32は相対的に、開閉体110が開けられるときと反対方向へ回動され、それによって、ピストン56は筒状ケーシング32内を下降され、開閉体110の復元力に対する所要の抵抗を与えるようになる。
付勢機構142’は、図6に示す付勢機構142からダンパー機構18の部分を省いた構成とされる。そして、この付勢機構142’は、上記開閉扉1の場合と上下逆さに用いられ、扉体112の基端側における上端側部分に取付板14を固定した状態で、上枠部材121に支持されている。
したがって、扉体112の基端側における下端側部分は、床面や地面、下枠等の開口下部Lに支持された枢支部材141’によって、回動自在に支持されている。
ラック151は、その歯部151aを下方へ向けて上枠部材121における開閉体戸先側(図示の左側)に固定されている。
制動装置152は、前記ラック151の歯部151aと噛み合い可能な歯部152aを外周に露出した回転体と、該回転体を回動可能に支持する本体部とを具備してなり、該本体部に内在する流体の抵抗によって前記回転体の回転を制動するように構成され、ローラ132を支持している支持ブラケット134によって支持されている。
而して、この開閉扉2によれば、開放状態の開閉体110が閉鎖される際、その閉鎖途中から、制動装置152の歯部152aがラック151の歯部151aと噛み合い、開閉体110の閉鎖動作が抑制されることになる。
付勢機構142”は、二つの付勢ヒンジ部142a”,142b”を左右対称に連結するようにして構成されている(図13参照)。
そして、この付勢機構142”は、一方の付勢ヒンジ部142a”の取付部142a1”が開閉体110の扉体112に対し固定されるとともに、他方の付勢ヒンジ部142b”の取付部142b1”が、枠体120の縦枠部材123に固定される。
そして、一方の付勢ヒンジ部142a”は、開閉体110の扉体112が前記一方へ回動した場合に、開閉体110の戸先110aが所定の開閉途中位置よりも閉鎖方向側の付勢範囲X以内に位置する際には開閉体110の扉体112を閉鎖方向へ付勢し、同戸先110aが前記付勢範囲Xよりも開放方向側に位置する際にはその開閉体110の扉体112を付勢しないように構成されている。
また、他方の付勢ヒンジ部142b”は、開閉体110の扉体112が前記他方へ回動した場合に、開閉体110の戸先110aが所定の開閉途中位置よりも閉鎖方向側の付勢範囲X以内に位置する際にはその開閉体110の扉体112を閉鎖方向へ付勢し、同戸先110aが前記付勢範囲Xよりも開放方向側に位置する際にはその開閉体110の扉体112を付勢しないように構成されている。
而して、この開閉扉3によれば、より簡素な構造によって、上述した付勢機構142と略同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記付勢機構142”の形状は、図13に一例を示しているが、基本構造を上述したような構成とすれば、図示例に限定されるものではない。
また、この開閉扉3において、開閉体110の閉鎖動作を抑制するダンパー機構は、上記開閉扉1と略同様にして付勢ヒンジ部142a”,142b”の各々に内在した構成としてもよいし、上記開閉扉2と略同様にして上枠部材121に配設された構成としてもよい。
この場合、例えば、上記開閉扉1において、上記付勢機構142を、枢軸線Pを中心にして約90度回転させて配置し、この付勢機構142の固定支持脚12を不動部位に固定するとともに、この付勢機構142の取付板14に扉体112を固定すればよい。
この構成によれば、開閉体110の戸先110aが所定の開閉途中位置よりも開放方向側の付勢範囲以内に位置する際には該開閉体110を開放方向へ付勢し、前記戸先110aが前記付勢範囲よりも閉鎖方向側に位置する際にはその開閉体110を付勢しないようにすることができる。
この場合には、例えば、上記開閉扉3において、上記付勢機構142”(図13参照)の一方の取付部142a1”を、二つの扉体111,112の内の一方に固定するとともに、他方の取付部142b1”を、二つの扉体111,112の内の他方に固定すればよい。
110:開閉体
111,112:扉体
120:枠体
121:上枠部材
121a:当接部材
130:ガイド機構
140:基軸部
141:枢支部材
142:付勢機構
18,150:ダンパー機構
X:付勢範囲
Claims (6)
- 開口部を開閉する開閉体と、該開閉体を閉鎖方向又は開放方向へ付勢するための付勢機構とを具備した開閉扉であって、
前記開閉体は、複数の扉体を、隣り合う扉体の内の一方が他方に相対して回動するように接続するとともに、これら複数の扉体のうちの横幅方向一端側の扉体、及び該扉体に一体に取付けられた取付板を、上下方向の枢軸線に沿う基軸部よって回動するように支持することで、略折戸状に構成され、
前記付勢機構は、前記基軸部に設けられるとともに、
前記枢軸線の周りで回転しないように固定された固定支持脚と、
前記枢軸線の周りで回動するように前記固定支持脚の外周部に支持されるとともに外周部に前記取付板を固定した筒状基部と、
前記筒状基部に対し、前記枢軸線の周りで相対的に回動するように同芯状に取付けられた筒状ケーシングと、
前記筒状ケーシングに対し、前記枢軸線の周りで相対的に回動するように同芯状に内在されたバネシャフトと、
前記バネシャフトの周りに配設され、一端が前記筒状ケーシングに固定されるとともに他端が前記バネシャフトに固定された弾性体と、を備え、
前記固定支持脚の外周部と前記筒状基部の内周部との間には、第1、第2及び第3ローラが設けられ、
前記固定支持脚の外周部には、前記第1、第2及び第3ローラを嵌脱可能な第1、第2及び第3凹部が周方向に間隔を置いて形成され、
前記筒状ケーシングは、前記固定支持脚の外周部と前記筒状基部の内周部との間に位置して、第2ローラを半径方向へ変位可能に収納する第1被駆動部材を有し、
前記バネシャフトは、前記固定支持脚の外周部と前記筒状基部の内周部との間に位置して、第3ローラを半径方向へ変位可能に収納する第2被駆動部材を有し、
前記筒状基部の内周部には、前記第1、第2及び第3ローラを嵌脱可能な第4乃至7凹部が周方向に間隔を置いて形成されるとともに、周方向において前記第1被駆動部材と前記第2被駆動部材の間に位置するように駆動部材が固定され、
前記取付板が回動する前の初期状態では、前記筒状基部の駆動部材は、前記筒状ケーシングの第1被駆動部材と、前記バネシャフトの第2被駆動部材との間で、これら両部材に接触するように配置され、第1ローラは、前記筒状基部の内周面によって前記固定支持脚の第1凹部に押圧嵌合され、第2ローラは半径方向で整合している固定支持脚の第3凹部と筒状基部の第5凹部との間に位置し、第3ローラは半径方向で整合している固定支持脚の第2凹部と筒状基部の第4凹部との間に位置し、そして、筒状基部の第6凹部および第7凹部は前記ローラの何れにも係合しないように位置し、
前記初期状態から前記取付板が一方へ回動して所定の開閉途中位置になるまでは、第2ローラが筒状基部の第5凹部に嵌り合い、前記筒状基部の前記駆動部材が前記筒状ケーシングの第1被駆動部材を押して同方向へ回動させ、このとき前記バネシャフトの第2被駆動部材が、前記固定支持脚の第1凹部に嵌り合う第1ローラによって前記一方への回転を阻止され、前記筒状ケーシングと前記バネシャフトとの間に相対的回転が生じ、これにより前記弾性体の復元力が蓄積され、
前記取付板が更に前記一方へ回動して前記開閉途中位置になった場合には、前記筒状基部の第4凹部が、それまでは前記固定支持脚の第1凹部に嵌っていた第1ローラに対し整合するとともに、前記筒状基部の第6凹部が、それまでは固定支持脚の第2凹部に嵌っていた第3ローラに対し整合し、
前記整合状態から前記取付板が更に前記一方へ回動した場合には、第1ローラと第3ローラが、それぞれ前記固定支持脚の第1凹部と第2凹部から外れ、筒状基部の第4凹部と第6凹部に嵌合することで、第1被駆動部材と第2被駆動部材とが前記筒状基部を介して連結され、前記筒状ケーシングと前記バネシャフトとが一体に回転して、前記弾性体の復元力が作用しなくなるようにしたことを特徴とする開閉扉。 - 前記付勢機構は、前記基軸部に支持された前記扉体及び前記取付板が前記開閉途中位置よりも閉鎖方向側の付勢範囲以内に位置する際にはその扉体及び取付板を閉鎖方向へ付勢し、同扉体及び取付板が前記付勢範囲よりも開放方向側に位置する際にはその扉体及び取付板を付勢しないように構成されることを特徴とする請求項1記載の開閉扉。
- 前記付勢機構は、前記基軸部に支持された前記扉体及び前記取付板が前記開閉途中位置よりも開放方向側の付勢範囲以内に位置する際にはその扉体及び取付板を開放方向へ付勢し、同扉体及び取付板が前記付勢範囲よりも閉鎖方向側に位置する際にはその扉体及び取付板を付勢しないように構成されることを特徴とする請求項1記載の開閉扉。
- 前記開閉体を両開き可能に備えた開閉扉であって、
前記取付板を前記一方への回動に対する逆方向へ回動した場合には、はじめに一体的な第2被駆動部材及びバネシャフトが、前記駆動部材によって前記逆方向へ回動され、この回動したバネシャフトが、静止している前記筒状ケーシングに対して相対的に回転することで、前記弾性体による復元力を蓄積し、
そして、前記取付板が前記開閉中途位置以上に回動すると、第1被駆動部材及び第2被駆動部材が、第3ローラ及び第2ローラを介して、前記筒状基部に連結されて、前記筒状ケーシングと前記バネシャフトとが一体となり、前記弾性体の復元力が前記取付板に作用しないようにしたことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉扉。 - 回動する上記開閉体に対し不動な不動部位に、閉鎖状態の上記開閉体に対しその厚さ方向側から近接または接触する突出位置と、上記開閉体に対し当接することのない没入位置との間で出没可能な当接部材を設けたことを特徴とする請求項4記載の開閉扉。
- 上記開閉体の付勢方向への動作を抑制するダンパー機構が具備されていることを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の開閉扉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120025A JP4842557B2 (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 開閉扉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120025A JP4842557B2 (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 開閉扉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006299566A JP2006299566A (ja) | 2006-11-02 |
JP4842557B2 true JP4842557B2 (ja) | 2011-12-21 |
Family
ID=37468190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005120025A Expired - Fee Related JP4842557B2 (ja) | 2005-04-18 | 2005-04-18 | 開閉扉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4842557B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7580652B1 (ja) | 2024-07-16 | 2024-11-11 | タック株式会社 | 授乳室 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008054030A1 (en) | 2006-11-02 | 2008-05-08 | Kagoshima University | IgG-BINDING PEPTIDE |
JP2008248483A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Comany Inc | 折戸装置の調整窓 |
KR101540218B1 (ko) * | 2014-12-31 | 2015-07-30 | 온재민 | 접이식 미닫이 문 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61146369A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-04 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 塗布方法 |
JPH09158605A (ja) * | 1995-12-08 | 1997-06-17 | Nippon Electric Ind Co Ltd | 中心吊型ヒンジクローザのストップ機構 |
JP2003232162A (ja) * | 2002-02-07 | 2003-08-22 | Takasugi Tadashi | ピンヒンジ及び戸板体開閉装置 |
JP3683245B2 (ja) * | 2002-09-20 | 2005-08-17 | 勲 増田 | 自動復帰ヒンジ及びドアシステム |
JP3766666B2 (ja) * | 2002-12-13 | 2006-04-12 | 日東工器株式会社 | 両開きドアクローザ |
-
2005
- 2005-04-18 JP JP2005120025A patent/JP4842557B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7580652B1 (ja) | 2024-07-16 | 2024-11-11 | タック株式会社 | 授乳室 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006299566A (ja) | 2006-11-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012523893A (ja) | ウォークイン浴槽用の扉アセンブリ | |
JP2010215095A (ja) | 航空機用化粧室のドア構造 | |
US10344515B2 (en) | Travel assistance device and sliding door device provided with same | |
JP4842557B2 (ja) | 開閉扉 | |
JP5015483B2 (ja) | 開閉扉装置 | |
JP4216794B2 (ja) | 両開きドア用ヒンジ | |
KR100755495B1 (ko) | 리프트 슬라이딩 창호용 핸들 | |
EP1378622A2 (en) | A door opening and/or closing device | |
JP5101219B2 (ja) | 介護用浴槽 | |
US9226622B2 (en) | Two point door latch with tapered pins | |
AU2017287706B2 (en) | A hinge mechanism and a hinge assembly | |
JP6262484B2 (ja) | 差圧用ドア装置 | |
JP7281137B2 (ja) | 引き戸の制動装置 | |
JP4765129B2 (ja) | 窓開閉装置 | |
JPH07217346A (ja) | 門扉の開閉駆動機構 | |
JP2016160624A (ja) | 引戸 | |
JP5289387B2 (ja) | 建具 | |
JP4411190B2 (ja) | 錠装置および建具 | |
KR102661435B1 (ko) | 도어 내장형 스톱퍼 및 이를 구비한 건축물 도어 구조 | |
KR102664317B1 (ko) | 이중 오픈구조의 비상문 | |
JP4589841B2 (ja) | 流体摩擦抵抗型制動装置 | |
JP4375936B2 (ja) | 高層建物の非常侵入口扉の施錠装置 | |
JP4695455B2 (ja) | 流体摩擦抵抗型制動装置 | |
JP4502259B2 (ja) | 回動スライドドア | |
JP3881947B2 (ja) | 引戸の閉鎖装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080415 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080415 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080415 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080415 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100525 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111004 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |