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JP4831173B2 - 映像表示装置 - Google Patents

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JP4831173B2 JP2009011514A JP2009011514A JP4831173B2 JP 4831173 B2 JP4831173 B2 JP 4831173B2 JP 2009011514 A JP2009011514 A JP 2009011514A JP 2009011514 A JP2009011514 A JP 2009011514A JP 4831173 B2 JP4831173 B2 JP 4831173B2
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Description

本発明は、例えばテレビジョン受像機等の映像表示装置に係り、特に、入力映像信号の特徴を検出して階調補正を行う映像処理回路を備えた映像表示装置に関する。
映像の表示を行う表示装置などに用いられるコントラスト感の改善を図る技術に関しては、例えば特許文献1及び2に記載されたものが知られている。特許文献1は、入力映像信号から輝度ヒストグラム及び平均輝度レベル(以下、「APL」と記す)を算出し、該輝度ヒストグラムとAPLとを用いて、ガンマ補正のためのガンマカーブを設定することを開示する。
特許文献2は、入力映像信号から輝度ヒストグラムの度数頻度が多く固まっている領域を算出し、その領域の度数頻度に応じて輝度値補正パラメータ演算しガンマカーブを設定することを開示する。
特開平8−317250号公報 特開2000−307896号公報
上記特許文献1及び2には、輝度ヒストグラムの度数頻度の高い部分(以下、特徴領域と呼ぶ)が、複数に分散している場合については考慮されていない。この特徴領域が複数に分散している場合、特定範囲が増大し、ガンマカーブの傾きを急峻に上げることが難しくなり、コントラスト感の改善効果がわずかしか得られない。さらに、入力振幅レベルが高いところ、もしくは低いところに、輝度ヒストグラムの度数頻度が多い部分があるとき、この領域が特定範囲内に含まれない場合は、補正処理を行わないため、つぶれや飛びが発生してしまう場合が生じる。
つまり、上記特許文献1及び2に記載に技術は、特徴領域が1つである場合はコントラスト感の改善のための最適な処理が為されるかもしれないが、複数箇所に特徴領域がある場合は、最適な処理を行うことが困難である。更に、特許文献1及び2に記載に技術は、検出されたヒストグラムを用いて色補正を行うことについても考慮されていない。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、コントラストを良好に向上して高画質な映像を表示可能な技術を提供することにある。また、色補正を良好にして高画質な映像を表示可能な技術を提供することも、本発明の目的の一つである。
上記目的を達成するために、本発明による映像表示装置は、入力された映像信号から、該映像信号の特徴として、前記映像信号の所定期間における複数色相毎の度数分布を示す色相ヒストグラムを検出する特徴検出部と、前記特徴検出部によって検出された前記色相ヒストグラムから所定の第1境界値を超える色相、及び前記第1境界値よりも小さい第2境界値を下回る色相を判定する制御部と、前記制御部で前記第1境界値を超えると判定された色相の彩度を、彩度上限値を超えないように増加させ、前記第2境界値を下回ると判定された色相の彩度を、彩度下限値を下回らないように減少させるよう、前記映像信号を補正する色補正部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高画質な映像を表示可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面により説明する。
図1は、本発明による映像処理装置の第1の実施例を示すブロック図である。図1において、1は映像処理装置、2は映像信号の入力端子、3はPC(パーソナルコンピュータ)信号等のRGB信号や映像信号(Y,Pb,Pr/Y,Cb,Cr)等の信号フォーマットを輝度信号Yと色差信号Cb,Crに変換する入力マトリクス変換部、4は輝度信号YによりAPLと輝度ヒストグラムを検出する特徴検出部、5は前記輝度特徴検出部4にて検出した情報を基に各種制御信号を生成する演算制御手段(以下、「マイコン」と記す)、6は入力映像信号の明るさに応じたガンマ補正処理を行うガンマ補正部、7は輝度ヒストグラムにより解析された特徴領域に対して階調を伸張する特徴強調部、8はガンマ補正処理の補正量に応じて彩度の振幅調整を行う色補正部、9は映像信号(Y,Cb,Cr)をパネルに適した信号フォーマットに変換する出力マトリクス変換部、10は映像信号の出力端子、11は映像表示部である。
入力映像信号は、映像処理装置1の入力端子2に入力される。入力端子2に入力される入力映像信号は、入力マトリクス変換部3により輝度信号Yと色差信号Cb,Crに変換される。なお、入力される映像信号は、PC信号等のRGB信号や映像信号(Y,Pb,Pr/Y,Cb,Cr)等のどの信号フォーマットでもよい。輝度特徴検出部4は、輝度信号Yより1フィールドまたは1フレームの映像期間内におけるAPLと輝度ヒストグラムを検出する。検出したAPLと輝度ヒストグラムの情報はマイコン5に入力される。マイコン5では、入力されるAPLと輝度ヒストグラムの情報から、輝度ヒストグラムの分布特性の特徴領域を解析し、その解析結果を基に輝度制御信号を形成し、ガンマ補正部6と特徴強調部7にそれぞれ輝度制御信号を出力する。ガンマ補正部6では、マイコン5で形成された輝度制御信号により、輝度信号Yに対してその明るさに最適なガンマカーブを算出し適応する制御を行う。また、特徴強調部7では、輝度制御信号により前段のガンマ補正部6にて算出し適応したガンマカーブを用いて、輝度ヒストグラムによって解析された特徴領域に対して階調を伸張する制御を行って、出力マトリクス変換部9に出力する。また、色補正部8では、ガンマ補正処理によるガンマカーブの補正量に対応した彩度の振幅調整を行って、出力マトリクス変換部9に出力する。出力マトリクス変換部9では、前記特徴強調部7で処理を行った輝度信号Yと前記色補正部8で処理を行った色差信号Cb,Crを映像表示部11に合わせた信号フォーマットに変換して出力端子10に出力する。この結果、出力端子10より出力された出力映像信号は、映像表示部11により入力映像信号に対してコントラスト感が改善された映像が表示される。
以下、本実施例の特徴である、輝度特徴検出部4、マイコン5、ガンマ補正部6と特徴強調部7において成される、検出したAPLと輝度ヒストグラムを基に行うガンマ補正処理の詳細な説明を図2〜図6を用いて行う。
図2は、輝度特徴検出部4において検出したAPLと輝度ヒストグラムの検出結果を用いたマイコン5における計算方法とガンマ補正部6におけるガンマ補正処理による画質改善方法についての説明図である。
図2(a)は、ある入力映像信号に対する輝度ヒストグラムの検出結果を示す。本実施例では、輝度特徴検出部4にて検出した輝度ヒストグラムの度数頻度を解析し、図2(a)の入力振幅レベル点a以下にある輝度ヒストグラム低領域、点aと点bで囲まれた輝度ヒストグラム中領域、点b以上にある輝度ヒストグラム高領域の3つの領域に分割し、入力映像信号がどの領域に含まれるかの領域選択を行う。領域選択方法は、上記3つの領域に対して、それぞれ任意に境界値を設けて、各領域の度数頻度の合計が設定した境界値を越えているか否かをマイコン5によって判定し領域選択を行う方法である。他には、マイコン5にて上記3つの領域それぞれについて、入力振幅レベルによる領域の幅に対する度数頻度の合計の割合を算出し、その割合算出結果が最も大きい領域を選択する方法もある。例えば、図2(a)の輝度ヒストグラム検出結果では、輝度ヒストグラム高領域に度数頻度が多く存在するため、輝度ヒストグラム高領域にて任意に設定した境界値を越えると判定され、輝度ヒストグラム高領域が選択される。
図2(b)は、ガンマ補正部6で適応される複数のガンマカーブ特性を示した説明図である。同図において、「γ1」は入出力特性のレベル(入力に対する出力のレベル)が特定領域で増大または減少しない直線的なガンマカーブ、「γ0」は、いずれの領域においても入出力特性のレベルが「γ1」より高く、特に低輝度領域において入出力特性のレベルが増大するガンマカーブ、「γ2」は、いずれの領域においても入出力特性のレベルが「γ1」より低く、高輝度領域において入出力特性のレベルが増大するガンマカーブ、「γ3」は、いずれの領域においても入出力特性のレベルが「γ2」より低く、高輝度領域において入出力特性のレベルが最も増大するガンマカーブである。「γ1」に関しても直線的で線形なガンマカーブ特性ではなく、非線形のガンマカーブ特性でも設定が可能である。
図2(c)、(d)、(e)は、図2(a)で示した輝度ヒストグラムによって判定した領域選択を基にして、入力映像信号のAPLに対応して図2(b)で示したガンマカーブに自動的に切り替える特性を示した説明図であり、図2(a)において説明した3つの輝度ヒストグラム領域に対して、それぞれにガンマカーブ切替特性を用意する。すなわち、図2(a)において輝度ヒストグラム高領域を選択した場合は、図2(c)のガンマカーブ特性切替を行う。図2(c)において、APL0〜APL5は、それぞれ設定した平均輝度レベル(APL)の切替点である。APLが0以上APL0以下では「γ1」のガンマカーブを選択し、APL1以上APL2以下では「γ0」のガンマカーブを、APL3では「γ2」のガンマカーブを、APL4から1023までは「γ3」のガンマカーブを選択する。ここで、APL0とAPL1の間では、「γ1」と「γ0」との間で線形的に遷移するような特性となるようにガンマカーブをマイコン5での演算により求める(ガンマカーブの遷移の状態は、次の図3で詳細に説明する)。APL2とAPL3の間と、APL3とAPL4の間に関しても同様に「γ0」と「γ2」との間及び「γ2」と「γ3」の間を線形に遷移するような特性となるようにマイコン5での演算により求める。図2(a)において、輝度ヒストグラム中領域を選択した場合は図2(d)のガンマカーブ特性切替を行い、輝度ヒストグラム低領域を選択した場合は図2(e)のガンマカーブ特性切替を行い、輝度ヒストグラム高領域を選択した場合と同様の演算処理を行う。なお、領域選択では、通常、3つの領域の内の一つが選択されるが、選択されない場合には、例えば「γ1」のガンマカーブが設定される。
以上のように、輝度ヒストグラムによって入力映像信号の特徴を明らかにし、それに合う複数の領域選択を行い、さらにAPLによって入力映像全体の明るさを解析することにより、「γ0」〜「γ3」の範囲内において、入力映像信号の明るさ(APL)に対して最も適した非線形のガンマカーブ特性を自動的に選択し適応することが可能となり、入力映像信号の明るさに相応したコントラスト感の改善を行うことができる。
次に、図3を用いて、図2(c)にて前述したAPL切替点の間にあるAPLの場合におけるマイコン5の演算によって求めるガンマカーブ特性の演算方法について説明を行う。
図3(a)は、図2(c)におけるAPL0とAPL1の間のガンマカーブ切替特性を示したものである。例えば、入力映像信号のAPLがAPL01のとき、APL0で選択される「γ1」とAPL1で選択される「γ0」の間に存在する「γ01」のAPL01用のガンマカーブ特性をマイコン5の演算によって求める。APL01は、APL0からp、APL1からqの距離だけ離れた点である。つまり、APL01は、APL0とAPL1までの距離がp:qになるので、「γ1」と「γ0」のそれぞれのガンマカーブ特性からp:qの距離だけ離れたガンマカーブ「γ01」を計算によって求める。
「γ01」のガンマカーブ特性を図3(b)に示す。入出力振幅レベルがそれぞれ1023のガンマカーブ特性において、「γ01」は、「γ1」と「γ0」の間にp:qの距離の比でマイコン5の演算により求める。つまり、このガンマカーブが、入力映像信号のAPLがAPL01の場合に最適なガンマカーブ特性となる。これにより、APL0からAPL1の範囲では入力映像信号のAPLに比例したガンマカーブ特性演算が可能となり、APLに連動したガンマ補正処理となる。これは、その他のAPL切替点においても同様の演算によって求めることができ、「γ1」と「γ2」の間、「γ2」と「γ3」の間でも演算方法は同様であり、その区間の傾きが右上がりだとしても、右下がりだとしても同様となる。ここでは、図2(c)について説明を行ったが、図2(d)または図2(e)についても同様の演算方法によるガンマ補正処理を行う。
図4と図5を用いて、図1による輝度特徴検出部4において検出した輝度ヒストグラムの検出結果を基に、ガンマ補正部6で適応したガンマカーブに対して特徴強調部7で複数特徴領域の階調をさらに伸張する階調伸張処理に対して説明する。
図4(a)は、入力映像信号において全体的に高輝度の映像だが、一部に低輝度の映像が含まれている映像信号の例である。同図の映像では、ガンマ補正部6において高輝度領域の階調を伸張するために、「γ2」や「γ3」のような高輝度領域のガンマカーブの傾きを立て、低輝度領域のガンマカーブの傾きを寝かせるガンマカーブ特性が選択される。この場合、高輝度領域にある映像についてはコントラスト感が改善されるが、低輝度領域にある映像に関してはコントラスト感が損なわれてしまい、つぶれが生じる可能性が考えられる。そこで、特徴強調部7にて高輝度領域と低輝度領域にある映像に関してコントラスト感を改善するとともに、つぶれを防ぐ階調伸張処理を適応する。
図4(b)は、図4(a)の映像信号に対する輝度ヒストグラムの算出結果である。同図は、図4(a)の映像信号において、全体的には高輝度領域の映像が多いので、輝度ヒストグラム算出結果も高輝度領域の度数が多く分布しており、中輝度領域には映像がないため度数も無く、低輝度領域には一部の映像が含まれているため、低輝度領域の度数も多少分布している特性を示す。この場合、マイコン5は、先ず、入力映像信号の領域が輝度ヒストグラム高領域であると判定する。そして、図2(c)に示すような輝度ヒストグラム高領域用ガンマカーブ特性切替に従って、入力映像信号のAPLに対応したガンマカーブ(例えば「γ2」や「γ3」)をガンマ補正部6に設定する。また、図4(b)にてxとy付近のような度数頻度が多い領域が、マイコン5によって予め設定されている特徴領域判定境界値を越えると特徴領域と解析し選定する。選定された特徴領域では、その領域に対してさらに階調を伸張する処理が特徴強調部7で行われる。階調を伸張する割合は度数の頻度によるものとする。(階調伸張処理の詳細は後述の図6を用いて説明する。)
図4(c)は、ガンマ補正部6で適応したガンマカーブに対して、図4(b)で選定された特徴領域xとyについての階調を伸張したガンマカーブの出力結果である。同図上の点線で示されているガンマカーブがガンマ補正部6で適応したガンマカーブとなる。この点線で示すガンマカーブに対して、特徴領域xとyについての階調を伸張させると、実線の非線形のガンマカーブが作られる。前者に比べて後者のガンマカーブの方が、特徴領域xとyにおいてその傾きが急峻に上がり、右上がりに立っていることが分かる。これにより、特徴領域xとyの階調が伸張され、この領域に対するコントラスト感を改善した映像を表現することが可能となる。つまり、ガンマカーブの傾きが寝ていたために考えられた低輝度領域でのつぶれに関しても、この手法を用いることで改善することができる。
図5(a)は、図4(a)とは逆に、入力映像信号において全体的に低輝度の映像だが、一部に高輝度の映像が含まれている映像信号の例である。同図の映像では、ガンマ補正部6において低輝度領域の階調を伸張するために、「γ0」のような低輝度領域のガンマカーブの傾きを立て、高輝度領域のガンマカーブの傾きを寝かせるガンマカーブ特性が選択される。この場合、低輝度領域にある映像についてはコントラスト感が改善されるが、高輝度領域にある映像に関してはコントラスト感が損なわれてしまい、つぶれが生じる可能性が考えられる。そこで、特徴強調部7にて高輝度領域と低輝度領域にある映像に関してコントラスト感を改善するとともに、つぶれを防ぐ階調伸張処理を適応する。
図5(b)は、図5(a)の映像信号に対する輝度ヒストグラムの算出結果である。同図は、図5(a)の映像信号において、全体的には低輝度領域の映像が多いので、輝度ヒストグラム算出結果も低輝度領域の度数が多く分布しており、中輝度領域には映像がないため度数も無く、高輝度領域には一部の映像が含まれているため、高輝度領域の度数も多少分布している特性を示す。この場合、マイコン5は、先ず、入力映像信号の領域が輝度ヒストグラム低領域であると判定する。そして、図2(e)に示すような輝度ヒストグラム低領域用ガンマカーブ特性切替に従って、入力映像信号のAPLに対応したガンマカーブ(例えば「γ0」)をガンマ補正部6に設定する。また、図5(b)にてxとy付近のような度数の頻度が多い領域が、マイコン5によって予め設定されている特徴領域判定境界値を越えると特徴領域と解析し選定する。選定された特徴領域では、その領域に対してさらに階調を伸張する処理が特徴強調部7で行われる。階調を伸張する割合は度数の頻度によるものとする。
図5(c)は、ガンマ補正部6で適応したガンマカーブに対して、図5(b)で選定された特徴領域xとyについての階調を伸張したガンマカーブの出力結果である。同図上の点線で示されているガンマカーブがガンマ補正部6で適応したガンマカーブとなる。この点線で示すガンマカーブに対して特徴領域xとyについての階調を伸張させると実線の非線形のガンマカーブが作られる。前者に比べて後者のガンマカーブの方が、特徴領域xとyにおいてその傾きが急峻に上がり、右上がりに立っていることが分かる。これにより、特徴領域xとyの階調が伸張され、この領域に対するコントラスト感を改善した映像を表現することが可能となる。つまり、ガンマカーブの傾きが寝ていたために考
えられた高輝度領域でのつぶれに関しても、この手法を用いることで改善することができる。
図6を用いて、特徴強調部7にて特徴領域に対する階調伸張処理方法について説明する。同図において、特徴領域が点iとjの範囲の場合、iとjの間のガンマカーブを立てることによって階調を伸張する。ガンマカーブを立てる方法としては、同図中のガンマ補正部6によって生成された点線のガンマカーブ上の元々設定されている点iとjに対して、点iを下げ点i”にし、点jを上げ点j”にする方法である。この下げる割合drと上げる割合urの最大値はそれぞれ任意に設定しておき、輝度特徴検出部4によって算出された輝度ヒストグラムを基に、特徴領域における度数がある境界値を越えた割合frをマイコン5にて算出した制御信号により、特徴強調部7にてdrとurのそれぞれをfrと乗算することで点i”と点j”の出力振幅レベルを決定する。同図上では、iを下げ、jを上げる制御にて点i”と点j”作り出している様子を示しているが、drとurのどちらかの割合を0とすることで、特徴領域の点iはそのままで、点jだけを上げて点j”のみを作る制御、特徴領域の点jはそのままで、点iを下げて点i”のみを作る制御も可能である。しかし、点iを上げ、点jを下げる制御にすることで、特徴領域におけるガンマカーブの傾きが最も急峻に上がるため、コントラスト感を改善することができる。同図では、階調を伸張する領域を1つだけとしているが、特徴領域が複数領域ある場合も同じ処理によって対応でき、連続的に処理することができる。この場合、今計算の対象となっている点が左隣の点より小さくならないために、常にi'<i”、i”<j”、j”<j'の関係が成り立つような補正処理をかける必要がある。これは、左隣の点が計算の対象となる点より大きいと映像破綻が生じるためである。
ガンマ補正部6と特徴強調部7によって処理され出力されたガンマカーブに対して、基準となるリニアな入出力特性の「γ1」より、出力振幅レベルが入力振幅レベルより低い場合のガンマカーブ、例えば「γ2」や「γ3」では、色補正部8にて彩度の振幅を下げる処理を行う。ガンマカーブ特性において、出力振幅レベルが入力振幅レベルより低いと色が濃くなり、色潰れ等が起きる場合がある。そこで、図3(b)にて説明したガンマ補正部6にて用いた距離の比により、それに応じた彩度の振幅調整を行う。これにより、補正処理されたガンマカーブに適した色の濃度を設定でき、色潰れ等を防ぐことが可能となる。
以上説明したように、本発明によるガンマカーブ特性は、ガンマ補正部6と特徴強調部7の両方にて処理された後の非線形で複数の特徴領域に対してガンマ補正処理が行われているガンマカーブ特性となる。例えば、全体的に明るい映像では、ガンマ補正部6によってAPLと輝度ヒストグラムを用いたガンマ補正処理を行い高輝度領域の階調を伸張し、特徴強調部7によって輝度ヒストグラムを解析した結果による特徴領域に対して階調を伸張し、入力映像信号に最適なガンマカーブを生成する。全体的に暗い映像では、ガンマ補正部6によってAPLと輝度ヒストグラムを用いたガンマ補正処理を行い低輝度領域の階調を伸張し、特徴強調部7によって輝度ヒストグラムを解析した結果による特徴領域に対して階調を伸張し、入力映像信号に最適なガンマカーブを生成する。このように、ガンマ補正部6と特徴強調部7の両方にてガンマ補正処理を行うことで、どのような入力映像信号がきても、例えば、全体が高輝度映像の一部に低輝度が含まれている映像、もしくは全体が低輝度映像の一部に高輝度が含まれている映像において、入力映像信号に対して複数のガンマカーブから最適なガンマカーブを算出し、コントラスト感を改善したい全ての領域の階調を伸張できる。
図7は、本発明による映像処理装置の第2の実施例を示すブロック図である。本実施例では、図1で構成されていた輝度特徴検出部4の代わりに輝度信号Yと色差信号Cb,CrとによりAPLと輝度ヒストグラムと色相/彩度ヒストグラムを検出する輝度/色特徴検出部12を備える。なお、図1と同一部分には同一符号を付して示し、その重複する説明を省略する。
図7において、輝度/色特徴検出部12は、入力映像信号から入力マトリクス変換部3によって変換された輝度信号Yと色差信号Cb,Crより、1フィールドまたは1フレームの映像期間内におけるAPLと輝度ヒストグラムと色相/彩度ヒストグラムを検出する。輝度信号Yに関しては、前記第1の実施例と同じ制御のためこれ以降の説明を省略する。輝度/色特徴検出部12にて検出された色相/彩度ヒストグラムの情報はマイコン5に入力される。マイコン5では、入力される色相/彩度ヒストグラムの情報から、色相ヒストグラムと各色相に関する彩度ヒストグラムの分布特性を解析し、その解析結果を基に色制御信号を作成し、色補正部8に色制御信号を出力する。色補正部8では、マイコン5で作成された色制御信号により、各色相に関する彩度の振幅調整を行って、出力マトリクス変換部9に出力する。以降は前記第1の実施例と同じ制御となる。
以下、本実施例の特徴である、輝度/色特徴検出部12、マイコン5と色補正部8において成される、検出した色相/彩度ヒストグラムを基に行う彩度の振幅調整の詳細な説明を行う。
まず、輝度/色特徴検出部12において検出した色相/彩度ヒストグラムの検出結果の例を図8に示す。同図に示すように、色相ヒストグラムは、入力映像信号に対する各色相の度数頻度を表す。これにより、入力映像信号による色の傾向や頻度を解析することができる。
次に、輝度/色特徴検出部12において検出した色相/彩度ヒストグラムの検出結果の例を図9に示す。同図に示すように、彩度ヒストグラムは、各色相に関して無彩色、彩度低、彩度中、彩度高の4つの領域に分かれる。無彩色の場合は、色が無い状態なので白または黒のときを表す。有彩色の場合は、彩度が高い場合はより濃く鮮やかになり、彩度が低い場合は薄い色となる。つまり、本発明における彩度ヒストグラムでは、彩度高のときが最も鮮やかな色の度数を表し、彩度低のときが濁った色の度数を表し、彩度中のときが彩度高と彩度低の中間色の度数を表す。図9では、各色相において青色と黄色に関する彩度ヒストグラムを例として挙げているが、本発明では色相の数を自由に選択することが可能であるため、入力映像信号に含まれる多くの彩度ヒストグラムを算出することも可能である。
本実施例における彩度の振幅調整には、前記色相ヒストグラムと彩度ヒストグラムを用いて制御を行う。即ち、マイコン5は、色相ヒストグラムでは、度数頻度が多いと判断する予め定められた所定の境界値Hhと度数頻度が少ないと判断する予め定められた所定の境界値Hlに基づき、検出結果においてどの色が多いのか、または少ないのかを解析する。例えば、図8の色相ヒストグラムにおいて境界値Hhを越える色は青色であり、境界値Hlを下回る色は黄色であると判定する。判定された青色と黄色について、つまり図9の彩度ヒストグラム(図10の振幅調整前彩度ヒストグラム)について、彩度の振幅調整を行った結果(振幅調整後彩度ヒストグラム)を図10に示す。図10(a)に示す青色については、境界値Hhを越えているため彩度の振幅を増大する処理を行う。これにより、調整前に比べ、調整後では彩度高の度数が増えることから、より色を鮮やかに表現する。しかし、彩度高の度数が増えすぎると、色が濃くなり過ぎて色つぶれを起こす可能性があるため、振幅増大にともなう彩度高領域における度数の上限値(「振幅増大境界値」と称する)を設け、その境界値を越えないようにすることで色つぶれを防止する。図10(b)に示す黄色については、境界値Hlを下回っているため彩度の振幅を減少する処理を行う。これにより、調整前に比べ、調整後では彩度高の度数が減ることから、色の鮮やかさを減らし表現する。しかし、彩度高の度数が減りすぎると、色が薄くなりすぎて全く目立たなくなってしまう可能性があるため、振幅減少にともなう彩度高領域における度数の下限値(「振幅減少境界値」と称する)を設け、その境界値を下回らないようにすることで前記可能性を防止する。彩度の振幅調整の度合いについては、色相ヒストグラムにおいて、境界値Hhを越えた場合は、境界値Hhからヒストグラム結果の頂点までの差分を用い、境界値Hlを下回った場合は、境界値Hlからヒストグラム結果の頂点までの差分を用いることで、振幅をどれだけ増大するのか、または減少するのかを決める。彩度の振幅調整における他の方法としては、色相ヒストグラムにおいて、境界値Hhと境界値Hl内に収まっている色に関して、境界値Hhと境界値Hlまでの距離の比を用いることで振幅の増減を決める方法もある。
以上説明したように、本実施例において、マイコン5にて算出した図8に示す色相ヒストグラムと図9に示す彩度ヒストグラムを基に、例えば、色相ヒストグラムの度数頻度が多く強調したい色に関して彩度の振幅を増大し、色相ヒストグラムの度数頻度が少なく強調させたくない色に関して彩度の振幅を減少する彩度の振幅調整を行うことができる。このことより、第1の実施例にて述べた輝度ヒストグラムによる輝度信号Yのガンマ補正による階調伸張でのコントラスト改善に付け加え、色相/彩度ヒストグラムによる色差信号Cb,Crの色補正により、それぞれの色における最適な彩度に設定することで、色が薄く映像がぼやけてしまう場合や色が濃くなり過ぎて見づらくなってしまう場合を防ぐことが可能となり、色のメリハリを強調した色鮮やかな映像を実現することができる。
本発明の第1の実施例としての映像処理回路の基本構成図。 本発明におけるAPLと輝度輝度ヒストグラムを用いたガンマ補正の説明図。 本発明におけるガンマカーブ切替特性とAPLの関係の説明図。 本発明における入力映像信号の全体が高輝度時の特徴領域の判定方法と階調伸張後の結果の説明図。 本発明における入力映像信号の全体が低輝度時の特徴領域の判定方法と階調伸張後の結果の説明図。 本発明における階調の伸張方法の説明図。 本発明の第2の実施例としての映像処理回路の基本構成図。 本発明における色相ヒストグラムの検出結果例の説明図。 本発明における彩度ヒストグラムの検出結果例の説明図。 本発明における彩度の振幅調整の説明図。
1 映像信号処理回路、2 映像信号の入力端子、3 入力マトリクス変換部、4 輝度特徴検出部、5 マイコン、6 ガンマ補正部、7 特徴強調部、8 色補正部、9 出力マトリクス変換部、10 映像信号の出力端子、11 映像表示部、12 輝度/色特徴検出部。

Claims (2)

  1. 映像表示装置において、
    入力された映像信号から、該映像信号の特徴として、前記映像信号の所定期間における複数色相毎の度数分布を示す色相ヒストグラムを検出する特徴検出部と、
    前記特徴検出部によって検出された前記色相ヒストグラムから所定の第1境界値を超える色相、及び前記第1境界値よりも小さい第2境界値を下回る色相を判定する制御部と、
    前記制御部で前記第1境界値を超えると判定された色相の彩度を、彩度上限値を超えないように増加させ、前記第2境界値を下回ると判定された色相の彩度を、彩度下限値を下回らないように減少させるよう、前記映像信号を補正する色補正部と、
    を備えることを特徴とする映像表示装置。
  2. 請求項1に記載に映像表示装置において、前記第1境界値を超えると判定された色相の彩度の増加度合いが、該第1境界値を超える色相の度数と前記第1境界値との差分により決定され、前記第2境界値を超えると判定された色相の彩度の減少合いが、該第2境界値を下回る色相の度数と前記第2境界値との差分により決定されることを特徴とする映像表示装置。
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