JP4825577B2 - 画像形成装置と帯電電圧印加方法および現像バイアス電圧印加方法 - Google Patents
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Description
ここで、トナーとキャリアを搬送する現像スリーブに印加される現像バイアス電圧は、感光体の非画像形成部電位よりも低く設定され、かつ画像形成部電位よりも高く設定される。その結果、正帯電しているトナーは感光体表面の画像形成部(即ち、現像バイアス電位よりも低い電位部)に吸着されてトナー像が形成される。このとき、感光体の非画像形成部の電位は、現像バイアス電圧よりも高く設定されているので、トナーの付着は防止される。すなわち、現像スリーブに印加した現像バイアス電圧Vbと静電潜像VLとの電位差(Vb−VL)に比例した量のトナーが感光体の表面に付着する。
現像バイアス電圧Vbと静電潜像VLとの電位差(Vb−VL)が現像ポテンシャルと称される。一例として、感光体の帯電電位は−600V、現像バイアス電圧は−400Vである。
このため感光体の帯電立ち上がり区間が現像位置を通過するとき、現像バイアス電圧をオンにするタイミングをどのようにしてもかぶり電位を生じ、その結果、不要なトナー付着およびキャリャの飛散(キャリャ上がり)が発生し、感光体の寿命を短くする、画像を劣化させるなど問題を生じる。このような現象は立ち下がり時にも発生する。
また特許文献2は、感光体の膜減り積算動作時間に基づいて帯電器の印加電圧を下げる制御または(感光体の膜減りによる電位上昇分)―(感光体露光部分の電位上昇分)を制御量として、その制御量分だけ帯電器の印加電圧を下げる技術を開示している。
また特許文献3は、感光体の表面電位を検知し、その検知出力により現像バイアス電圧の立ち上げ時及び立ち下げ時の現像バイアス電圧を制御する技術を開示している。
また特許文献2は、(感光体の膜減りによる電位上昇分)―(感光体露光部分の電位上昇分)を制御量として、帯電器の印加電圧を制御するものである。しかしながら、特許文献2は、帯電器により感光体に規定の帯電電圧を与え、また通常の露光を行なって、そのときの(感光体の膜減りによる電位上昇分)―(感光体露光部分の電位上昇分)を測定するものである。したがって、この測定時にかぶり電位およびキャリア飛散を生じる可能性がある。
また特許文献3は、感光体の表面電位に応じて現像バイアス電圧を制御するものであるが、立ち上がりの初期に感光体の表面電位が徐々に上昇するに従い現像バイアス電圧を徐々に上昇させている。そのため感光体の表面電位および現像バイアス電圧が十分に規定電圧に達するまでに時間がかかり、ファーストコピーが遅くなる。
この光疲労による表面電位低下に伴うかぶりの発生などを避けるために、次のような処理を施している。即ち、長期間放置後は、感光体の1回転目をグリッド電圧−200Vで帯電し、次の1回転(2回転目)は正規の現像バイアスとするとともに、所定の表面電位Voを得る正規のグリッド電圧−600Vに光疲労補正(Vo1補正)を加えたグリッド電圧−700Vで帯電する。そして表面電位を安定化した後の3回転目以降に、正規の現像バイアスおよび正規のグリッド電圧−600Vで帯電、作像処理を行なう。このように、コピー動作の始めに2回転の空転が入り、ファーストコピー時間短縮の障害となっていた。
Vg 2 =Vg−(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された第2の帯電電圧(Vg 2 )によって感光体を帯電し、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、帯電電圧(Vg)により感光体を帯電するものである。これにより、帯電電位の立ち上げ時、立ち下げ時のかぶり電位の発生をなくし、不要なトナー付着およびキャリア上がりの発生を防止し、画像濃度を安定化させる。また、長期間放置後のファーストコピーの短縮を図ることができる。
Vb 2 =Vb+(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記補正された現像バイアス電圧(Vb 2 )を前記現像手段に印加し、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、現像バイアス電圧(Vb)を前記現像手段に印加するものである。これにより、帯電電位の立ち上げ時、立ち下げ時のかぶり電位の発生をなくし、不要なトナー付着およびキャリア上がりの発生を防止し、画像濃度を安定化させる。また、長期間放置後のファーストコピーの短縮を図ることができる。
また本発明は、前記第2の帯電電圧で帯電された感光体の帯電領域が1回転以上した後、露光手段により感光体を露光することが望ましい。これにより、感光体全面を均一に帯電した後、露光するので、高画質画像を得ることができる。
また本発明の画像形成装置は、前記感光体表面電位測定手段は、前記感光体の表面を複数箇所測定し、その平均値を求めることが望ましい。これにより感光体全面が均一に帯電したか、測定することができる。
また前記放置時間が所定値未満の場合は、前記感光体表面電位測定手段の測定結果に基づいて第2の帯電電圧を調整し、この調整された第2の帯電電圧によって感光体を帯電した後、露光することが望ましい。これにより、最終印字動作終了後の感光体に残存する帯電電位を有効に利用して、よりファーストコピーの短縮を図ることができる。
Vg 2 =Vg−(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された第2の帯電電圧(Vg 2 )によって感光体を帯電するステップと、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、帯電電圧(Vg)により感光体を帯電するステップとを備える。これにより、帯電電位の立ち上げ時、立ち下げ時のかぶり電位の発生をなくし、不要なトナー付着およびキャリア上がりの発生を防止し、画像濃度を安定化させる。また、ファーストコピーの短縮を図ることができる。
Vb 2 =Vb+(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された現像バイアス電圧(Vb 2 )を前記現像手段に印加する現像バイアス印加ステップと、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、現像バイアス電圧(Vb)を印加するステップとを備える。これにより、帯電電位の立ち上げ時、立ち下げ時のかぶり電位の発生をなくし、不要なトナー付着およびキャリア上がりの発生を防止し、画像濃度を安定化させる。また、ファーストコピーの短縮を図ることができる。
図1は、画像形成装置の画像形成部分100を示す構成図である。画像形成装置は、感光体1と、その外周に配置した、帯電手段2、露光手段3、現像手段4、転写手段5、クリーニング手段6、除電手段7等からなり、更に定着手段8を備えて構成される。この画像形成部分100に、給紙装置(図示しない)より搬送路により記録用紙9が転写手段5の転写タイミングに合わせて搬送され、転写後、定着手段8により記録用紙9にトナーが定着され、そして画像形成装置外へ排出される。図1には、記録用紙9は便宜的に長い連続用紙のように示しているが、適当な用紙サイズの記録用紙が搬送手段によって搬送される形式のものが使用される。
この図1では、スコロトロン帯電器を示し、帯電器2b内の放電電極に放電用高電圧が印加され、グリッド電極に給電手段11が接続される。グリッド電極に帯電電圧を印加する帯電制御部2aは、第1のグリッドバイアス電圧Vg1と第2のグリッドバイアス電圧Vg2を備える。第1のグリッドバイアス電圧Vg1と第2のグリッドバイアス電圧Vg2は、後述するように立ち上げ時、立ち下げ時の所定のタイミングで切り換えられる。
露光手段3は、原稿読取台に載置された原稿を照明し、原稿からの反射光をミラー、レンズのような光学系を介して、CCDで読み取り、その読み取った信号をデジタル信号に変換した後、画像処理して画像信号を生成し、この画像信号により光ビームをPWM変調して、感光体1の軸方向に走査し、感光体の回転方向に副走査して画像領域を露光する。この他にパソコンやインターネットを通して取得した画像信号を用いてもかまわない。露光用光源としては露光用レーザ、露光用LEDアレイ、または露光用ランプを用いることができる。
露光手段3は、例えば露光エネルギーを制御する制御部を備え、露光パワーを制御することができる。
ここでは転写手段5は、直接記録用紙9に転写される方式を説明したが、このような方式はモノクロ画像を形成する場合には都合のよい方式である。カラー画像を形成する場合は、図1に示した画像形成部分100をYMCK各色ごとに用意し、YMCK画像形成部分100により形成されたYMCK各色のトナー像を中間転写ベルトに順次重ねて転写して、フルカラーのトナー像を形成する方式を使用するとよい。
除電手段7は、感光体上の残留電位を除去するものであり、除電ランプが使用される。
定着手段8は、トナー像が転移された記録用紙を加圧および加熱することにより、トナーを溶融し、かつ加圧して記録用紙に定着させる。
給電手段11は、例えば変圧器と整流器とコンバータ等を備え、帯電手段2に放電電流およびグリッドバイアスを供給するため放電電流発生部および、グリッドバイアス発生部、現像手段4に現像バイアスを供給するため現像バイアス発生部および転写手段5に転写電流を供給するため転写電流発生部を備える。
この他に定着装置8の加熱ローラのヒータに電力供給する電源部、感光体の内部ヒータに電力供給する電源部、感光体や搬送路上の駆動ローラを駆動するための電源部を備えていてもよい。
例えば、感光体1の帯電部電位Vd、露光部電位VL、残留電位Vs、その他の電位を測定する表面電位計21が、帯電手段2と露光手段3の間、または露光手段3と現像手段4の間で感光体1の表面に近接して配置される。この実施形態ではファーストコピーの短縮を図るため、図1に示すように表面電位計21は帯電手段2と露光手段3の間に配置する。露光部電位VLを測定するために露光手段4の下流側に備えてもよい。表面電位計21は、1個でもよいが、複数個を感光体の軸方向に並べて配置し、それら測定結果を平均してもよい。
中間転写ベルト方式では1次転写よりも下流位置で中間転写ベルト上のトナー付着量を反射式光学センサーで測定しても良い。
更に本発明は、累積コピー枚数カウンタ25、感光体1の累積回転時間計26を備える。コピー枚数カウンタ25の設置場所は特に限定がなく、記録用紙の搬送枚数をカウントすることができる位置であればよい。また感光体1の回転時間計26は感光体の回転軸や感光体の回転に従動するローラの回転を監視して、その時間を計測すればよい。回転時間計26に代えて感光体の回転数をカウントする累積回転回数を使用しても良い。また感光体の交換時に感光体の交換回数をカウントするカウンタを備える。
また感光体1は、OPC感光体であり、肉厚2mm、直径60mm、長さ340mmのアルミニュウム素管に、電荷発生層を膜厚1μm、その上に電荷輸送層を膜厚30μm形成したものである。この感光体は、通常その表面に現像スリーブ4aやクリーニング手段6および記録用紙が当接するので、感光体1の表面層となる電荷輸送層が削れて膜厚が薄くなるとともに露光感度が経時変化し、そのため感光体1の光減衰特性が変動し、最適現像バイアスがずれてしまう。その結果、濃度変動となる。
以上のように、トナー付着量は、感光体帯電電位、現像バイアス電圧、露光エネルギー、現像ポテンシャル、トナー帯電量、トナー濃度、転写電流、温度、湿度などによって決定される。
放電電極41に−500μAの定電流出力の直流電源44により高圧電圧を印加すると同時に、グリッド電極42に帯電したい所定のバイアス電圧を直流電源45より印加することにより、感光体1の表面にコロナ放電を行って電荷を供給し、感光体表面に一定の帯電電位を与える。ここで、グリッド電極42に印加する直流電源45は、第1のグリッドバイアス電圧Vg1と第2のグリッドバイアス電圧Vg2を供給することができ、この2つのグリッドバイアス電圧は所定のタイミングで切り換えられる。
第1のグリッドバイアス電圧Vg1と、第2のグリッドバイアス電圧Vg2の切り替えは、この画像形成装置に備えられたCPUにより行なわれる。
第1のグリッドバイアス電圧Vg1と、第2のグリッドバイアス電圧Vg2の電圧および切り替えは、以下に説明する接触帯電器も同様である。但し、グリッドバイアス電圧は、帯電バイアス電圧に読み替える。
図5において、帯電ユニット61は、図1に示した帯電手段2に相当し、帯電制御部2aを介してバスライン62に接続される。帯電制御部2aの出力電圧は、第1のグリッドバイアス電圧Vg1と、第2のグリッドバイアス電圧Vg2を切り換えることができるものである。また放電電極41の高圧電圧Vhの印加を制御する。露光ユニット63は、図1の露光手段3に相当し、露光ユニット63は露光パワー制御部64を介してバスライン62に接続される。現像ユニット65は、図1の現像手段4に相当し、現像スリーブ4aに現像バイアス電圧を与え、現像バイアス制御部4bを介してバスライン62に接続される。
上記帯電電圧印加時の表面電位データ記憶部70、演算器72、帯電電圧調整手段73、現像バイアス電圧調整手段74については後述する。
先ず、図6(a)(b)(c)に示すように、時間t0で感光体1のドラムモータが回転を開始すると同時に、除電ランプ7がオンになる。同時にスコトロン帯電器の放電電極41に−500μAの定電流出力を直流電源44より印加する。また図6(d)、(e)に示すように、グリッド電極42に第1のグリッドバイアス電圧Vg1(−200V)を印加する。そして現像ローラ4aに現像バイアスVb(+150V)を印加する。
この最上流端P1が到達した以後を表面電位計側期間T3とする。ここで測定系のノイズなどの影響を防止するため、10msのインターバルで表面電位センサー出力を8回読み込み、それを平均して、平均値の表面電位Vos(−170V)を得る。
△V1=abs(Vg1−Vos)=30V
と算出することができる。
したがって、正規のグリッドバイアス電圧Vg(−600V)における表面電位の低下量△V2は、
△V 2 =(Vg/Vg1)・△V1=90V
と推定することができる。その結果、第2のグリッドバイアス電圧Vg2を
Vg2=Vg−△V2=−690V
として求めることができる。従って、時間t2のタイミングで帯電電圧を第2のグリッドバイアス電圧Vg2(−690V)に切り換える。
第2のグリッドバイアス電圧Vg 2 (−690V)による帯電面が現像位置に到達して現像位置の表面電位Vodが上昇を開始して表面電位Vod(−600V)が一定となるの同期して、現像バイアスVbを+50Vから−350Vに切り替え、時間t3〜t3+T2の期間、かぶり防止電位差220〜250V、時間t3+T2以降はかぶり防止電位差250Vが確保される。
図6(h)に示すように、時間t4より時間T2+T5が経過して1回転後の最上流端P1’が露光位置に到達すると、画像データに応じてレーザーダイオードLDをオンし静電潜像を作像する。
以上のように実施形態1においてはかぶりやキャリア飛散の発生を防止でき、かつ、ファーストコピータイムを短縮することが出来る。
第1の実施形態がグリッドバイアス電圧を補正して光疲労の影響を吸収したのに対して、図7に示す第2の実施形態は現像バイアス電圧を補正して光疲労の影響を吸収するものであり、第1の実施形態と同様の動作については説明を省略する。
Vb2= Vb + △V2
= −260V
として求め、時間t2のタイミングで正規のグリッドバイアス電圧Vg(−600V)に切り換え、時間t2以降は正規のグリッドバイアス電圧Vgを維持する。
更に、時間t3以降は、正規のグリッドバイアス電圧Vg(−600V)による帯電面が現像位置に到達して、現像位置の表面電位Vodが上昇を開始して、表面電位Vodは、−510V一定となる。これに同期して現像バイアスVbを+50Vから第2の現像バイアスVb2(−260V)に切り換える。
このようにして、時間t3〜t3+T2の期間、かぶり防止電位差220〜250V、時間t3+T2以降はかぶり防止電位差250Vが確保される。
よって時間t3以降のかぶり電位(250V)が確保される。
以上のように実施形態2においては、かぶりやキャリア飛散の発生を防止でき、かつ、ファーストコピータイムを短縮することが出来る。
図6に示す実施形態1のタイムチャートにおいて、レーザーダイオードによる作像のタイミングを、t5’=t3+T2+T5に変更した以外は実施形態1と同じであり、光疲労が補正され正規の感光体表面電位Vo (−600V)に静電潜像を作像しファ―ストコピータイムが更に短縮できる。
図7に示す実施形態2のタイムチャートにおいて、レーザーダイオードによる作像のタイミングを、t5’=t3+T2+T5に変更した以外は実施形態2と同じであり、光疲労が補正され正規の感光体表面電位Vo (−600V)に静電潜像を作像し、ファ―ストコピータイムが更に短縮できる。
2 帯電手段
3 露光手段
4 現像手段
5 転写手段
8 定着手段
11 給電手段
21 表面電位計
72 演算器
73 帯電電圧制御手段
74 現像バイアス電圧制御手段
Claims (9)
- 感光体と、感光体を帯電電圧(Vg)で帯電させる帯電手段と、帯電した感光体に静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、感光体表面電位測定手段を備え、
前記帯電手段は、第1の帯電電圧(Vg 1 )および第1の帯電電圧より高い第2の帯電電圧(Vg 2 )を生成する電圧生成部と、前記第1の帯電電圧(Vg 1 )によって帯電された感光体の表面電位の測定結果に基づいて、第1の帯電電圧による感光体の帯電時の感光体にトラップされたキャリアの遊離による表面電位の低下量(ΔV 1 )を算出し、第2の帯電電圧(Vg 2 )を下式により調整する帯電電圧制御部を備え、
Vg 2 =Vg−(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された第2の帯電電圧(Vg 2 )によって感光体を帯電し、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、帯電電圧(Vg)により感光体を帯電することを特徴とする画像形成装置。 - 感光体と、感光体を帯電電圧(Vg)で帯電させる帯電手段と、帯電した感光体に静電潜像を形成する露光手段と、現像バイアス発生部と、現像バイアス発生部から現像バイアス電圧(Vb)が印加されて静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、感光体表面電位測定手段を備え、
前記帯電手段は、第1の帯電電圧(Vg 1 )および第1の帯電電圧より高い第2の帯電電圧(Vg 2 )を生成する電圧生成部を備え、
前記現像バイアス発生部は、前記第1の帯電電圧(Vg 1 )によって帯電された感光体の表面電位の測定結果に基づいて、第1の帯電電圧による感光体の帯電時の感光体にトラップされたキャリアの遊離による表面電位の低下量(ΔV 1 )を算出し、現像バイアス電圧(Vb 2 )を下式により補正する現像バイアス電圧制御部を備え、
Vb 2 =Vb+(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記補正された現像バイアス電圧(Vb 2 )を前記現像手段に印加し、感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、現像バイアス電圧(Vb)を前記現像手段に印加することを特徴とする画像形成装置。 - 前記感光体表面電位測定手段を前記現像手段より上流側に備え、第2の帯電電圧で帯電された感光体の帯電領域が前記感光体表面電位測定手段を通過した後、前記露光手段により感光体を露光することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記第2の帯電電圧で帯電された感光体の帯電領域が1回転以上した後、露光手段により感光体を露光することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記感光体表面電位測定手段は、前記感光体の表面を複数箇所測定し、その平均値を求めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前回の最終印字動作終了後の放置時間を計測する放置時間計測手段を更に備え、前記放置時間が所定値以上の場合は、前記感光体表面電位測定手段の測定結果に基づいて第2の帯電電圧を調整し、この調整された第2の帯電電圧によって帯電された感光体が1回転以上した後、露光することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前回の最終印字動作終了後の放置時間を計測する放置時間計測手段を更に備え、前記放置時間が所定値未満の場合は、前記感光体表面電位測定手段の測定結果に基づいて第2の帯電電圧を調整し、この調整された第2の帯電電圧によって感光体を帯電した後、露光することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 感光体と、感光体を帯電電圧(Vg)で帯電させる帯電手段と、帯電した感光体に静電潜像を形成する露光手段と、静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、感光体表面電位測定手段を備え、
第1の帯電電圧(Vg 1 )で感光体に帯電を行なう第1の帯電ステップと、
第1の帯電ステップで帯電された前記感光体の表面電位を測定する測定ステップと、
前記測定結果に基づいて、第1の帯電電圧による感光体の帯電時の感光体にトラップされたキャリアの遊離による表面電位の低下量(ΔV 1 )を算出するステップと、
第2の帯電電圧(Vg 2 )を下式により調整する帯電電圧制御ステップと、
Vg 2 =Vg−(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された第2の帯電電圧(Vg 2 )によって感光体を帯電する第2の帯電ステップと、
感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、帯電電圧(Vg)により感光体を帯電するステップと
を備えることを特徴を備えることを特徴とする画像形成装置の帯電電圧印加方法。 - 感光体と、感光体を帯電電圧(Vg)で帯電させる帯電手段と、帯電した感光体に静電潜像を形成する露光手段と、現像バイアス発生部と、現像バイアス発生部から現像バイアス電圧(Vb)が印加されて静電潜像をトナー像に現像する現像手段と、トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、感光体表面電位測定手段を備え、
第1の帯電電圧(Vg 1 )で感光体に帯電を行なう第1の帯電ステップと、
第1の帯電ステップで帯電された前記感光体の表面電位を測定する測定ステップと、
前記測定結果に基づいて、第1の帯電電圧による感光体の帯電時の感光体にトラップされたキャリアの遊離による表面電位の低下量(ΔV 1 )を算出するステップと、
現像バイアス電圧(Vb 2 )を下式により調整する現像バイアス電圧制御ステップと、
Vb 2 =Vb+(Vg/Vg 1 )・ΔV 1
前記調整された現像バイアス電圧(Vb 2 )を前記現像手段に印加する現像バイアス印加ステップと、
感光体にトラップされたキャリアが消滅後は、現像バイアス電圧(Vb)を印加するステップと
を備えることを特徴とする画像形成装置の現像バイアス電圧印加方法。
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