JP4824105B2 - 液体貯留装置 - Google Patents
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Description
この種の液体貯留装置では、貯留タンクから排出管が引き出され、その排出管に供給バルブが設けられているので、その供給バルブを開閉操作することで、外部への供給量を適宜調整できる。
この飲料水用サーバーでは、ミネラルウォーター等の飲料水を収容した容器を用い、その容器内の飲料水をサーバー本体に設けた貯留タンク内に移して貯留した後、その貯留した飲料水を常温又は冷温で、あるいは、その貯留した飲料水を加熱して、適宜外部に用意したコップやペットボトル等に供給できるようにしている。
この飲料水用サーバーでは、図6に示すように、容器1から導水管6を通じて貯留タンクT内に飲料水wを注入した際、内部の飲料水wの減少とともに縮小変形可能な柔軟なフィルムで構成された容器1が用いられる。
排気弁2としては、例えば、図7(a)(b)に示すものが挙げられ、この排気弁2を手動で操作することにより、空気aが貯留タンクT外に排出されると、その排出後の空隙を満たすように、飲料水wが導水管6を通じて貯留タンクTに流下する(例えば、特許文献1参照)。
この作用により、貯留タンクの上部に介在する気体を、貯留タンク内の液体とともに貯留タンク外へ排出することができる。
ポケット部があれば、その空間に気体が溜まりやすくなり、排出管内を流れる液体の流れによる気体の吸引も効果的である。
主管部の開口部が貯留タンクの下部に臨んでいれば、貯留タンク内における上部と下部の温度差に対し、比較的低温状態にある液体を主として排出し、気体の存在しない状態で誘導管部より混入する比較的高温状態のタンク上部の液体との混合によって生じ得る温度上昇を軽減することができる。
また、可撓性を有する素材で形成され、その容器内の飲料水が導水管を通じて貯留タンク内へ流下してその容器内の飲料水が減少する際に前記容器は収縮変形してその内部に前記導水管側から気体が侵入しないようになっている容器を採用することもできる。
すなわち、貯留タンク内の液体、及び、貯留タンク内に介在していた気体が、排出管内の液体の流れに引かれて貯留タンク外に排出された際に、その排出した液体、及び、排出した気体の介在していた空間に見合う量の液体が貯留タンク内に補充される機能を有していればよい。
なお、貯留タンク内の液体、及び、貯留タンク内に介在していた気体が、排出管内の液体の流れに引かれて貯留タンク外に排出された際に、その排出した液体、及び、排出した気体の介在していた空間に見合う量の液体が、第一のタンクから貯留タンク内に補充される。
第一のタンクと第二のタンクの間に、このような貯留タンクを介在させることにより、加熱装置によって温められた液体(飲料水)が冷水供給用又は常温水供給用のタンクに、また、冷却装置により冷やされた液体が温水供給用のタンクに相互に影響する熱量的ロス(燃費ロス)及び品質維持性能の障害を抑制することができる。
ポケット部があれば、その空間に気体が溜まりやすくなり、排出管内を流れる液体の流れによる気体の吸引も効果的である。
さらに、前記主管部は、前記誘導管部との分岐から下方に伸びて、前記貯留タンク外に引き出されている構成を採用することができる。
また、仮に、温水タンクを冷水タンクの上部に配置して、その温水タンクの下方のみに排出口を設けた構成とすると、温水タンク内の上部に大量の気体が介在した際に、空焚き事故等の要因にもなるためである。
つまり、温水タンクの下部から排出管を引き出しできるから、その温水タンクを冷水タンクよりも上部に設けても支障がない。これにより、正しい温度バランスである、高温タンクが上部、低温タンクが下部に配置でき、機器の部品配置応用も広がり、コンパクト化や高効率化も図れる。
すなわち、前記第二連通管は、前記貯留タンク内への開口部を有する主管部とその主管部から分岐して前記貯留タンク内の上部に臨む誘導管部とを備え、前記主管部の開口部から取り込んだ液体を前記貯留タンク外へ排出する際に、前記貯留タンク内の上部に介在する気体を吸引して同時に前記貯留タンク外へ排出する。また、使用終了時及びメンテナンス時に貯留タンク内の液体を全量排出する為に、主管部のタンク内の最下部に排水口を設けることを特徴とする液体貯留装置の貯留タンクの排気・排水方法である。
供給バルブ7を開放すれば、冷水タンク5内の飲料水wが、適宜外部のコップやペットボトル等の容器へ供給でき、また、供給バルブ7を閉鎖すれば、その供給が止まるようになっている。その供給バルブ7の開閉は、例えば、図3に示すようなレバーの操作により可能である。
この温水タンク5’は、内部に飲料水wを収容可能な空間を備えるとともに、図示しない加熱装置を備え、内部の飲料水wが温められた状態で貯留されるようになっている。
供給バルブ7’を開放すれば、温水タンク5’内の温められた飲料水wが、適宜外部のコップやペットボトル等の容器へ供給でき、また、供給バルブ7’を閉鎖すれば、その供給が止まるようになっている点は、冷水タンク5の場合と同様である。
この連通管8を通じて、冷水タンク5内の飲料水wが、その自重により、前記温水タンク5’内へ流下するようになっている。
なお、この実施形態では、冷水タンク5内の飲料水wに対する温水タンク5’からの熱影響を最小限にするため、連通管8を、冷水タンク5の上部から引き出して温水タンク5’の下部に接続し、その長さを充分長く確保している。また、冷水タンク5内には、連通管8の開口部付近に仕切板5bを配置して、仮に、温水タンク5’から飲料水wが逆流した場合に、その飲料水wが冷水タンク5全体に行き渡らないようにしている。さらに、連通管8内における滞留水の発生を防ぐため、前記開閉バルブ8aは、その連通管8の上端近くに設けられている。
なお、この実施形態では、ポケット部11は、冷水タンク5の上面を閉じる開閉自在の蓋5aに一体に設けられているが、このように、ポケット部11は蓋5aに設けても良いし、蓋5aが無い場合はタンクの上面と一体に設けてもよい。以下、各実施形態の貯留タンクTにおいて同じである。
容器1内の飲料水wが、その自重により、徐々に冷水タンク5内へ流下していくとともに、容器1は、その内部空間の容積が縮小するように収縮変形していく(図2(b)参照)。
ただし、主管部12と誘導管部14との分岐rが、開口部13に対して近すぎると、その分岐r付近における飲料水wの流速が安定せず、空気の吸引力が弱まる場合があるので、主管部12と誘導管部14との分岐rは、開口部13に近づけ過ぎない方が望ましい。また、逆に、主管部12と誘導管部14との分岐rが供給バルブ7に近すぎると、分岐r付近における飲料水wの流速が安定せず、同様に、空気の吸引力が弱まる場合があるとも考えられるので、主管部12と誘導管部14との分岐は、供給バルブ7に近づけ過ぎない方が望ましい。
この点、特に、飲料水用サーバーを机やテーブル等の卓上に載置する場合を想定すると、供給バルブ7の位置は、床面に立った人が操作しやすい高さであることが望ましく、また、その卓上において、供給バルブ7の下にコップやペットボトル等を置くスペースが必要となる。このため、卓上飲料水用サーバーの場合は、供給バルブ7の位置は、必然的に、その机やテーブルへの載置面よりも一定距離以上の高い位置となることが一般的であった。
すなわち、冷水タンク5を、気体aの排出機能を有する液体貯留装置の貯留タンクTとして機能させているほか、中間タンク15も、気体aの排出機能を有する液体貯留装置の貯留タンクTとして機能させている。
この実施形態では、第二のタンク5’からの熱影響を最小限にするため、連通管8を、第一のタンク5の上部から引き出している点は、前述の実施形態と同様である。
すなわち、前記第二連通管8cは、図5aに示すように、中間タンク15内への開口部18を有する主管部17と、その主管部17から上方へ分岐して前記中間タンク15内の上部の空間に臨む誘導管部14とを備えている。
このように中間タンク15内に空気aが介在している場合において、その中間タンク15内の飲料水wが、第二のタンク5’に向かって中間タンク15外へ排出されるに際し、前記中間タンク15内の上部に介在する空気aが吸引されて同時に中間タンク15外へ排出される。すなわち、開口部18から飲料水wが主管部17に吸引される際に、空気aが飲料水wとともに吸引される。
なお、この実施形態では、ポケット部11は、中間タンク15の上面を閉じる開閉自在の蓋15aに一体に設けられているが、このように、ポケット部11は蓋15aに設けても良いし、蓋15aが無い場合はタンクの上面と一体に設けてもよい。
2 排気弁
3,3’,9 排出管
4 通気孔
5 冷水タンク(第一のタンク)
5’ 温水タンク(第二のタンク)
5a,15a 蓋
5b 仕切板
6 導水管
7,7’ 供給バルブ
8 連通管
8a,9a 開閉バルブ
8b 第一連通管
8c 第二連通管
10,20 飲料水用サーバー
11 ポケット部
12,17 主管部
12a,17a 立上り部
12b,17b 水平部
12c,17c 下降部
13,18 開口部
14 誘導管部
14a 開口
15 中間タンク
21 容器収納部
22 本体
a 気体(空気)
w 飲料水
T 貯留タンク
Claims (9)
- 内部に液体(w)を貯留可能な空間を有する貯留タンク(T;5,15)内から前記貯留タンク(T;5,15)外に排出管(3,8c)を引き出して、その排出管(3,8c)を通じて前記貯留タンク(T;5,15)内の液体(w)を前記貯留タンク(T;5,15)外へ排出可能とした液体貯留装置において、
前記排出管(3,8c)は、前記貯留タンク(T;5,15)内への開口部(13,18)を有する主管部(12,17)とその主管部(12,17)から分岐して前記貯留タンク(T;5,15)内の上部に臨む誘導管部(14)とを備え、前記排出管(3,8c)を通じて前記主管部(12,17)の開口部(13,18)から取り込んだ液体(w)を前記貯留タンク(T;5,15)外へ排出する際に、前記誘導管部(14)を通じて前記貯留タンク(T;5,15)内の上部に介在する気体(a)を吸引して同時に前記貯留タンク(T;5,15)外へ排出する機能と、その排出した気体(a)の介在していた空間に見合う量の液体(w)を前記貯留タンク(T;5,15)内に補充する機能とを有することを特徴とする液体貯留装置。 - 前記貯留タンク(T;5,15)内の上部に上方へ突出するポケット部(11)を設け、前記誘導管部(14)の開口(14a)は、前記ポケット部(11)内の空間に臨むことを特徴とする請求項1に記載の液体貯留装置。
- 前記開口部(13,18)は前記貯留タンク(T;5,15)の下部に臨み、前記主管部(12)は、その開口部(13,18)から上方へ延びて、前記誘導管部(14)との分岐(r)に至ることを特徴とする請求項2に記載の液体貯留装置。
- 前記主管部(12,17)は、前記誘導管部(14)との分岐(r)から下方に伸びて、前記貯留タンク(T;5,15)外に引き出されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の液体貯留装置。
- 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の液体貯留装置を備えた飲料水用サーバーであって、貯留タンク(T;5)から上方に伸びる導水管(6)に対し、内部に液体(w)を収容した容器(1)が着脱可能であり、前記容器(1)内の液体(w)が前記導水管(6)を通じて前記貯留タンク(T;5)内へ流下するようになっていることを特徴とする飲料水用サーバー。
- 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の液体貯留装置を備えた飲料水用サーバーであって、内部に液体(w)を貯留可能な第一のタンク(5)を上方に第二のタンク(5’)を下方に並列して設け、前記第一のタンク(5)から引き出した第一連通管(8b)を貯留タンク(T;15)に接続して前記第一タンク(5)内の液体が前記貯留タンク(T;15)に供給されるようにし、前記貯留タンク(T;15)から引き出した第二連通管(8c)を前記第二のタンク(5’)に接続して、その貯留タンク(T;15)内の液体がその第二連通管(8c)を通じて前記貯留タンク(T;15)外へ排出されてその排出された液体(w)が前記第二のタンク(5’)に供給されるようになっており、
前記第二連通管(8c)は、前記貯留タンク(T;15)内への開口部(18)を有する主管部(17)とその主管部(17)から分岐して前記貯留タンク(T;15)内の上部に臨む誘導管部(14)とを備え、前記第二連通管(8c)を通じて前記主管部(17)の開口部(18)から取り込んだ液体(w)を前記貯留タンク(T;15)外へ排出する際に、前記誘導管部(14)を通じて前記貯留タンク(T;15)内の上部に介在する気体(a)を同時に前記貯留タンク(T;15)外へ排出する機能を有し、その排出した液体(w)及び気体(a)の介在していた空間に見合う量の液体(w)を第一のタンク(5)から前記貯留タンク(T;15)内に補充する機能を有することを特徴とする液体貯留装置を備えた飲料水用サーバー。 - 前記開口部(18)は前記貯留タンク(T;15)の下部に臨み、前記主管部(17)は、その開口部(18)から上方へ延びて、前記誘導管部(14)との分岐(r)に至ることを特徴とする請求項6に記載の液体貯留装置を備えた飲料水用サーバー。
- 前記主管部(17)は、前記誘導管部(14)との分岐(r)から下方に伸びて、前記貯留タンク(T;15)外に引き出されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の液体貯留装置を備えた飲料水用サーバー。
- 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の液体貯留装置の貯留タンク(T;5,15)内に混入した気体(a)の排気方法であって、前記排出管(3,8c)は、前記貯留タンク(T;5,15)内への開口部(13,18)を有する主管部(12,17)とその主管部(12,17)から分岐して前記ポケット部(11)内の空間に臨む誘導管部(14)とを備え、
前記主管部(12,17)の開口部(13,18)から取り込んだ液体(w)を前記貯留タンク(T;5,15)外へ排出する際に、前記誘導管部(14)を通じて、前記貯留タンク(T;5,15)の上部に介在する気体(a)を吸引して同時に前記貯留タンク(T;5,15)外へ排出することを特徴とする液体貯留装置の貯留タンクの排気方法。
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