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JP4815547B2 - データ同期システム、データ同期方法、及び同期管理サーバ - Google Patents

データ同期システム、データ同期方法、及び同期管理サーバ Download PDF

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JP4815547B2 JP2011505833A JP2011505833A JP4815547B2 JP 4815547 B2 JP4815547 B2 JP 4815547B2 JP 2011505833 A JP2011505833 A JP 2011505833A JP 2011505833 A JP2011505833 A JP 2011505833A JP 4815547 B2 JP4815547 B2 JP 4815547B2
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Description

本発明は、遠隔拠点間のデータ同期を行うシステムに係わり、特にネットワーク管理システムと連携し、必要なネットワークリソースを確保するデータ同期技術に関する。
Webアプリ、Webサービスとして業務システムが提供されるようなっている。そして、インターネットやVPN(Virtual Private Network)を利用することで、世界中どこ
からでもWebアプリ、Webサービスを利用することできる。
しかし、遠隔のサーバにアクセスする場合、通信回線の遅延が大きいため、性能が低くなり、使いにくい。したがって、性能向上のために、Webアプリ、Webサービスを提供するサーバを各地に配置する構成がとられる。ユーザは近隣のサーバにアクセスすることで、性能が向上する。このような構成の場合、同じデータを扱い、同じサービスを提供するサーバが複数存在するために、サーバ間でのデータの同期が必要であり、複数のWebアプリ、Webサービスを収容するようなデータ同期を行う基盤の重要性がより高まってきている。広域に分散したサーバ間での同期において、同期性能を確保するためには、WAN(Wide Area Network)回線の通信性能の考慮が必須である。
このような通信量を考慮した広域に分散した拠点間のデータを同期する方法として、特許文献1に示す方法が知られている。
特開2006−59260号公報
しかし、上述した従来技術では、WAN回線のリソース(帯域など)を有効に利用できないという課題がある。すなわち、WAN回線の帯域、遅延は固定であり、同期の通信量が大きく変化した時に対応できない。例えば、狭い帯域の回線とした場合、同期基盤に新しくアプリケーション(以下、アプリと称する)が追加され、同期の通信量が大きく増加した時に対応できない。一方、アプリが増えた時のために、広い帯域の回線とした場合、未使用の帯域が出来、リソースを無駄にしてしまう。
したがって、本発明の目的は、収容するアプリの数、配置に応じてWAN回線のリソース(帯域、許容遅延)を確保し、リソースを有効利用することが可能な広域のデータ同期システム、データ同期方法、及び同期管理サーバを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明においては、データを転送するパスを構築するデータ同期システムであって、データを同期して利用するアプリケーションが接続する複数の同期サーバと、これら複数の同期サーバを管理する同期管理サーバと、データを転送する転送装置と、この転送装置を管理するパス管理サーバを備え、同期管理サーバは、処理部と、管理対象である同期サーバの情報を記憶する記憶部とを有し、同期管理サーバの処理部は、アプリケーションが接続する同期サーバの識別子、アプリケーションがデータを利用する頻度とそのサイズと、及び同期が完了するまでに許容される遅延を含む設定要求情報を受信し、受信した設定要求情報に基づき、複数の同期サーバ間のパスの帯域と許容遅延を算出し、算出したパスの帯域と許容遅延をパス設定要求としてパス管理サーバに送信し、パス管理サーバは、処理部と、転送装置とパスの情報を記憶する記憶部とを有し、パス管理サーバの処理部は、上述のパス設定要求を受信し、パスの新規構築、または既存のパスの帯域と許容遅延を変更するため、転送装置の設定内容を生成して転送装置に送信し
、転送装置は、受信した設定内容に基づき設定を行うデータ同期システム、その方法、及び同期管理サーバを提供する。
本発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。
すなわち、複数の同期サーバと、この同期サーバを管理する同期管理サーバと、パケットを転送する複数の転送装置と、この転送装置を管理するパス管理サーバとを備え、同期サーバは、該同期サーバ以外の同期サーバとデータを同期し、転送装置は同期サーバ間に同期するデータを転送する論理的なパスを構築するシステムであって、同期管理サーバは
、該同期管理サーバの管理対象の同期サーバ情報を記憶する記憶部と、処理部とを有し、この処理部は、該同期管理サーバの管理端末等から、同期するデータを利用するアプリが接続する複数の同期サーバの識別子と、アプリがデータを利用する頻度と、利用するデータのサイズと、同期が完了するまでに許容される遅延を含む設定要求情報を受信し、受信した設定要求情報から、同期サーバ間のパス毎の帯域、許容される通信遅延(許容遅延)を算出し、算出したパスの帯域、許容遅延を含むパス設定要求をパス管理サーバに送信し
、パス管理サーバは、パスを構築するための転送装置の情報と接続関係情報、及び既に構築されているパス情報を記憶する記憶部と、処理部とを有し、この処理部は、同期管理サーバからのパス設定要求を受信し、パスの新規構築、または既存パスの帯域、許容遅延を変更するための転送装置の設定内容を生成し、転送装置に設定内容を送信し、各転送装置はこの設定内容を設定する構成を有する。
本発明によると、収容するアプリの数、配置、属性に応じてWAN回線の構成を決め、使用されるリソース(帯域、許容遅延)を確保することで、リソースを有効に利用できる
。また、アプリが要求した同期性能を満たすことができる。
第1の実施例のデータ同期システムの構成を示す図である。 第1の実施例に係わる、同期管理サーバのブロック図である。 第1の実施例に係わる、同期サーバテーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、アプリテーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、同期サーバ間重みテーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、パステーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、同期サーバのブロック図である。 第1の実施例に係わる、同期先テーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、アプリ動作情報テーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、パス管理サーバのブロック図である。 第1の実施例に係わる、NW装置テーブルの一例を示すである。 第1の実施例に係わる、NWトポロジテーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、パステーブルの一例を示す図である。 第1の実施例に係わる、パス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理のシーケンス図である。 第1の実施例に係わる、パス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理において送受信されるメッセージを説明する図である。 第1の実施例に係わる、同期管理サーバがツリー算出処理、帯域、許容遅延の算出処理を行う過程の情報を示す図である。 第1の実施例に係わる、ツリー構成処理のフローチャート図である。 第1の実施例に係わる、帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成処理のフローチャート図である。 第1の実施例に係わるNW装置設定内容生成処理のフローチャート図である。 第2の実施例に係わる、運用時のパス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理のシーケンス図である。 第2の実施例に係わる、運用時のパス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理において送受信されるメッセージを説明する図である。 第2の実施例に係わる、帯域更新、パス設定内容生成処理のフローチャート図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本明細書の同期サーバとは、アプリサーバからのデータ格納要求や取得要求に応じて、自身の記憶部にデータを保持し、記憶部からデータの読込み、取り出しを行い、更に、保持するデータをアプリごとに指定された他の同期サーバのデータと同じ値に設定するものをいう。よって
、データの読込み、取り出しを行う権限、即ち参照権限のみが与えられたサーバであっても、他の同期サーバに格納されたデータを参照するため、他の同期サーバとデータを同期する同期サーバとなる。
図1は、第1の実施例のシステムの構成を示す図である。
本実施例のシステムは、例えば、NW装置100A〜100B、拠点2A〜2C、同期管理サーバ500、同期サーバ600A〜600C、パス管理サーバ700、アプリケーションサーバ(以下、アプリサーバ)800A〜800F、管理端末900を備える。以下、順次説明するように、各サーバは通常のコンピュータ構成を有する。
NW装置100A〜100Bは、ネットワーク内で通信される情報を、その情報の宛先に転送する転送装置であり、例えば、スイッチ、ルータ、または伝送装置等である。NW装置100A〜100Bを総称してNW装置100と説明する場合もある。NW装置100は、広域ネットワーク1に含まれる。同期管理サーバ500は、同期サーバ600を管理する計算機である。同期管理サーバ500については後で図2を用いて詳細に説明する
同期サーバ600A〜600Cは、アプリサーバ800から入力されたデータを登録された別の同期サーバ600に送信し、同期するためのサーバである。また、アプリサーバ800からの取得要求に応じて、指定されたデータを返す。同期サーバ600A〜600Cを総称して同期サーバ600と説明する場合もある。パス管理サーバ700は、NW装置100を管理し、同期管理サーバ500から要求されたNW設定内容に従い、NW装置100を設定する。アプリサーバ800は、同期サーバ600へのデータの入力や、同期サーバ600からのデータの取得を行う。アプリサーバ800A〜800Fを総称してアプリサーバ800と説明する場合もある。管理端末900は、同期管理サーバ500に接続し、同期管理サーバ500を制御する。同期サーバ600A〜C、アプリサーバ800A〜Fは、図示の通り拠点2A〜Cに含まれる。
図2は、本実施例の同期管理サーバ500の一構成を示すブロック図である。
同期管理サーバ500は、通常のコンピュータ構成を有し、例えば、記憶部であるメモリ510、処理部である中央処理部(Central Processing Unit:CPU)550、外部
記憶部560、I/Oインターフェース(I/F)570、及びネットワークインターフェース(I/F)580を備える。同期管理サーバ500は、ネットワークI/F580を介して同期サーバ600とパス管理サーバ700に接続される。
メモリ510は、例えば、ツリー構成プログラム511、帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成プログラム512、同期サーバ設定プログラム513、パス設定要求プログラム514、アプリ動作情報収集プログラム515、帯域更新、パス設定内容生成プログラム516、同期サーバテーブル521、アプリテーブル522、同期サーバ間重みテーブル523、パステーブル524を記憶する。なお、これらの各プログラムはCPU550により実行される。
ツリー構成プログラム511は、同期サーバ600を接続するツリーを生成する。帯域
・許容遅延算出、パス設定内容生成プログラム512は、ツリーを構成する同期サーバを接続するパスの帯域と許容遅延を算出し、算出した値のパス設定内容を生成する。同期サーバ設定プログラム513は、算出した同期サーバのツリーとなるように同期サーバ600を設定する。パス設定要求プログラム514は、生成したパス設定内容、すなわちパス設定要求をパス管理サーバ700に送信し、パスの設定要求をする。アプリ動作情報収集プログラム515は、同期サーバ600からアプリの動作情報を収集する。帯域更新、パス設定内容生成プログラム516は、収集したアプリ動作情報を元に、帯域を更新し、算出した値のパス設定内容を生成する。
同期サーバテーブル521は、同期サーバ600の情報を管理する。同期サーバテーブル521については、図3を用いて詳細を後述する。アプリテーブル522は、各アプリが配置されている同期サーバ600の情報を管理する。アプリテーブル522については
、図4を用いて詳細を後述する。同期サーバ間重みテーブル523は、同期サーバ間の重み情報と、同期サーバ間のネットワークに設定できるパスが、双方向か片方向かの情報を管理する。同期サーバ間重みテーブル523については、図5を用いて詳細を後述する。パステーブル524は、同期サーバ間のパスを使用しているアプリ一覧と許容遅延の情報を管理する。パステーブル524については、図6を用いて詳細を後述する。
上述の通り、CPU550は、メモリ510に格納される各プログラムを実行する。外部記憶部560は、プログラム及び各種データを記憶することができる装置であり、例えば、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)によって構成することができる
。I/Oインターフェース(I/F)570は、データを入出力するインターフェースである。ネットワークI/F580は、ネットワークに接続される他のサーバと情報を送受信するインターフェースである。
図3は、本実施例の同期サーバテーブル521の説明図である。同期サーバテーブル521は、例えば、ID5211、管理用IPアドレス5212、拠点5213を含む。ID5211は、同期サーバ600を特定する一意な識別情報である。管理用IPアドレス5212は、同期サーバ600にアクセスするためのIPアドレスである。拠点5213は、同期サーバ600が配置されている拠点2を示す情報である。
図4は、本実施例のアプリテーブル522の説明図である。アプリテーブル522は、例えば、ID5221、配置同期サーバ一覧5222を含む。ID5221は、アプリを特定する一意な識別情報である。配置同期サーバ一覧5222は、当該アプリが配置される同期サーバのIDの一覧を示す情報である。
図5は、本実施例の同期サーバ間重みテーブル523の説明図である。同期サーバ間重みテーブル523は、例えば、ID5231、同期サーバ1 5232、同期サーバ2
5233、重み5234、方向性5235を含む。
ID5231は、1対の同期サーバを特定する一意な識別情報である。同期サーバ1
5232は、前記1対の同期サーバの基点となる同期サーバ600のIDである。同期サーバ2 5233は、前記同期サーバ1 5232の対向の同期サーバ600のIDである。重み5234は、後で説明するように、これら同期サーバ間の重みである。重みは、例えば、ホップ数や遅延などから決まる値であり、重みが小さい方が通信性能がよい。そして、重みはあらかじめ指定しておく。方向性5235は、同期サーバ間のネットワークに設定できるパスの方向性である。設定できる値は、例えば、双方向通信が可能な「双方向」、片方向の通信しかできない「片方向」である。
図6は、本実施例のパステーブル524の説明図である。パステーブル524は、例えば、パスのID5241、同期サーバ1 5242、同期サーバ2 5243、使用アプリ一覧(アプリID、帯域)5244、許容遅延5245を含む。
ID5241は、同期サーバ600間に構築されるパスを特定する一意な識別情報である。同期サーバ1 5242は、このパスの基点となる同期サーバ600のIDである。同期サーバ2 5243は、前記同期サーバ1の対向の同期サーバ600のIDである。使用アプリ一覧(アプリID、帯域)5244は、このパスを使用しているアプリの一覧である。アプリごとに、アプリのIDとこのアプリが使用している帯域の情報を含む。許容遅延5245は、このパスの許容遅延である。
図7は、本実施例の同期サーバ600の一構成を示すブロック図である。
同期サーバ600は、例えば、記憶部であるメモリ610、処理部であるCPU650
、外部記憶部660、I/OI/F670及びネットワークI/F680を備える。同期サーバ600は、ネットワークI/F680を介して他の同期サーバ600、同期管理サーバ500、アプリサーバ800に接続される。
メモリ610は、例えば、アプリ動作情報取得プログラム611、同期プログラム612、同期情報設定プログラム613、同期先テーブル621、アプリ動作情報テーブル622を記憶する。なお、各プログラムはCPU650により実行されることができる。
アプリ動作情報取得プログラム611は、同期サーバ600に接続された接続されたアプリサーバ800からのデータ追加/データ更新要求の頻度とデータサイズを取得して記憶部に記憶する。同期プログラム612は、アプリサーバ800からデータ追加などの要求を受信した時、指定された他の同期サーバ600にデータを送信する。また、他の同期サーバ600からデータを受信し、該同期サーバの外部記憶部660に記憶する。同期情報設定プログラム613は、同期管理サーバ500からアプリ追加要求を受信し、要求に含まれるアプリIDと同期先一覧に従い、同期先テーブル621の要求されたアプリIDの同期先一覧を追加または更新する。
同期先テーブル621は、同期のためにデータを送信する他の同期サーバ600の情報を管理する。同期先テーブル621については、図8を用いて詳細を後述する。アプリ動作情報テーブル622は、アプリサーバ800からのデータ追加/データ更新要求の頻度とデータサイズの情報を管理する。アプリ動作情報テーブル622については、図9を用いて詳細を後述する。
CPU650は、メモリ610に格納される各プログラムを実行するプロセッサである
。外部記憶部660は、プログラム及び各種データを記憶することができる装置であり、例えば、HDDによって構成することができる。I/OI/F670は、データを入出力するインターフェースである。ネットワークI/F680は、ネットワークに接続される他のサーバと情報を送受信するインターフェースである。
図8は、本実施の形態の同期先テーブル621の説明図である。同期先テーブル621は、例えば、アプリID6211、同期先一覧6212を含む。
アプリID6211は、アプリを特定する一意な識別情報である。同期先一覧6212は、該同期サーバが接続している同期先の同期サーバ600の一覧である。同期先の同期サーバ600は、アプリにより異なる。
図9は、本実施例のアプリ動作情報テーブル622の説明図である。アプリ動作情報テーブル622は、例えば、期間6221、アプリID6222、要求数6223、データサイズ(平均)6224を含む。
期間6221は、レコードに対応するアプリサーバ800からのデータ追加/データ更新の要求数とデータサイズを取得した期間である。アプリID6222は、要求を行った
、アプリのIDである。要求数6223は、そのレコードの期間中にアプリサーバ800から受信したデータ追加/データ更新の要求数である。データサイズ(平均)624は、そのレコードの期間中にアプリサーバ800から受信したデータ追加/データ更新のデータサイズの平均値である。
図10は、本実施例のパス管理サーバ700の一構成のブロック図である。パス管理サーバ700は、例えば、記憶部であるメモリ710、処理部であるCPU750、外部記憶部760、I/OI/F770及びネットワークI/F780を備える。パス管理サーバ700は、ネットワークI/F780を介して同期管理サーバ500とNW装置100に接続される。
メモリ710は、例えば、NW装置設定内容生成プログラム711、NW装置設定プログラム712、NW装置テーブル721、NWトポロジテーブル722、パステーブル723を記憶する。なお、各プログラムはCPU750により実行されることができる。
NW装置設定内容生成プログラム711は、同期管理サーバ500のパス設定要求プログラム514から送信されたパス設定要求に従い、NW装置100の設定内容を生成する
。NW装置設定プログラム712は、生成した設定内容をNW装置100に送信し、設定する。
NW装置テーブル721は、NW装置100の情報を管理する。NW装置テーブル721については、図11を用いて詳細を後述する。NWトポロジテーブル722は、NW装置100の接続情報を管理する。NWトポロジテーブル722については、図12を用いて詳細を後述する。パステーブル723は、パスの情報を管理する。パステーブル723については、図13を用いて詳細を後述する。
図11は、本実施例のNW装置テーブル721の説明図である。NW装置テーブル721は、例えば、ID7211、種類7212、管理用IPアドレス7213を含む。ID7211は、NW装置100を特定する一意な識別情報である。種類7212は、NW装置100の種類である。管理用IPアドレス7213は、NW装置100にアクセスするためのIPアドレスである。
図12は、本実施例のNWトポロジテーブル722の説明図である。NWトポロジテーブル722は、例えば、ID7221、NW装置1 7222、NW装置2 7223を含む。ID7221は、1対のNW装置間の接続を特定する一意な識別情報である。NW装置1 7222は、前記1対のNW装置の基点となるNW装置100のIDである。NW装置2 7223は、前記NW装置1 7222の対向のNW装置100のIDである
図13は、本実施例のパステーブル723の説明図である。パステーブル723は、例えば、ID7231、拠点1 7232、拠点2 7233、中継NW装置一覧7234
、帯域7235、許容遅延7236、方向性7237を含む。
ID7231は、パスを特定する一意な識別情報である。拠点1 7232は、このパスの基点となる拠点である。拠点2 7233は、このパスの拠点1 7232の対向の拠点である。中継NW装置一覧7234は、このパスが経由するNW装置のID一覧である。帯域7235は、このパスの帯域である。許容遅延7236は、このパスの許容遅延である。方向性7237は、このパスの方向性である。設定できる値は、例えば、双方向通信が可能な「双方向」、片方向の通信しかできない「片方向」である。
図14は、本実施例でアプリを新たに追加する時の、パス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理のシーケンス図である。
図15は、本実施例のパス設定内容生成、及び同期サーバ、NW装置への設定処理において、各シーケンスに対応して送受信されるメッセージを説明する図である。同図のテーブル1500の各列は、メッセージ1501、送信元1502、宛先1503、内容1504を示している。
図14のシーケンス図において、管理端末900は、同期管理サーバ500にアプリ配置要求を行う(S101)。アプリ配置要求は、図15のテーブル1500内容1504
に示すように、アプリID、アプリ配置・属性、要求頻度、データサイズ、許容遅延を含む設定要求情報を送信する。こので、アプリIDは、新たに追加するアプリのIDである
。アプリ配置・属性は、追加するアプリを配置する同期サーバ600のIDと属性(書込み権限あり/読込み、参照権限のみなど)の組の一覧である。要求頻度は、アプリ稼動時に想定されるデータ追加/更新の要求頻度、すなわち、データ格納操作やデータ更新操作の操作要求の頻度を示す。データサイズは、アプリ稼動時に想定されるデータ追加/更新のデータサイズの平均値(平均データサイズ)である。許容遅延は、アプリが同期サーバにデータを送信後、該データが該アプリの同期対象の全ての同期サーバ間で同期されるまでに許容される時間である。
同期管理サーバ500は、管理端末900から受信した設定要求情報を元に、先に説明したツリー構成プログラム511により、同期サーバ600を接続するツリー構成を生成する(S102)。ツリーは同期サーバ600と同期サーバを接続するリンクから構成さ
れる。ツリー構成処理は、図17で詳細を後述する。同期管理サーバ500は先に説明した帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成プログラム512により、生成したツリー情報を元に、各同期サーバ600の接続リンクごとに帯域と許容遅延を算出する。そして、算出した帯域と許容遅延のパスに設定するためのパス設定内容を生成する(S103)。こ
の帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成処理は、図18で詳細を後述する。
次に、同期管理サーバ500は、先に説明した同期サーバ設定プログラム513を用い
、生成したツリー構成を元に、同期サーバのパス設定内容を生成する(S104)。具体
的には、ツリーを構成する同期サーバごとに、この同期サーバがリンクで接続している同期サーバ600の一覧を作成する。そして、この同期サーバ600の一覧を同期先一覧として同期サーバに配布する。
すなわち、同期管理サーバ500は、生成した同期サーバ設定内容を、ツリーを構成する同期サーバに送信し、アプリ追加要求を行う(S105)。アプリ追加要求は、図15
に示すように、アプリID、同期先一覧を含む。アプリIDは、新たに追加するアプリのIDである。同期先一覧は、S104で生成した同期先の同期サーバの一覧である。
同期サーバ600は、アプリ追加要求を受信すると、先に説明した同期情報設定プログラム613が、受信した同期先一覧情報を元に自身の同期情報を設定する(S106)。
そして、同期管理サーバに処理結果を送信する(S107)。
同期管理サーバ500は、設定対象の全ての同期サーバ600から成功の処理結果を受信後、パス設定要求プログラム514が、S103で生成したパス設定内容をパス管理サーバ700に送信し、パス設定要求を行う(S108)。パス設定要求は、図15のテー
ブル1500の内容1504に示すように、パス設定内容の一覧であり、複数のパスの設定内容を一要求で行う。各パス設定内容は、追加か否か、拠点1、拠点2、帯域、許容遅延、方向性を含む。追加か否かは、パスを新たに追加するか、既存のパスの帯域、および許容遅延を変更するかの識別情報である。拠点1は、パスで接続する1つの端点である。拠点2は、拠点1の対向の端点である。
パス管理サーバ700は、同期管理サーバ500からパス設定要求を受信すると、先に説明したプログラム711を用いて、要求に含まれる設定内容を元にNW装置設定内容を生成する(S109)。NW装置設定内容生成処理の詳細は、図19で詳細を後述する。
そして、NW装置設定プログラム712が設定対象のNW装置100に、生成したNW装置設定内容を送信し、NW装置設定要求を行う(S110)。
各NW装置100は、NW装置設定要求を受信すると、受信した設定内容を元に自身の情報を更新する(S111)。そして、パス管理サーバ700に処理結果を送信する(S
112)。
パス管理サーバ700は、設定対象の全てのNW装置100から成功の処理結果を受信後、同期管理サーバ500に処理結果を送信する(S113)。同期管理サーバ500は
、管理端末900に処理結果を送信する(S114)。
図16は、同期管理サーバ500がツリー算出処理、帯域、許容遅延の算出処理を行うための情報の一例を示している。同期管理サーバ500は、CPU550内あるいはメモリ510で図16のような情報を保持し、処理を行う。
同図に示すとおり、管理対象の同期サーバ2000A〜2000Fがあり、全サーバがフルメッシュで接続している。ここで各同期サーバ2000間の接続をリンクと呼ぶ。同期サーバ2000A上には同期サーバ2000に配置されているアプリ2510A、2530Aがある。同期サーバ2000B上には、アプリ2520B、2530Bがある。同期サーバ2000C上には、アプリ2520C、2530Cがある。同期サーバ2000D上には、アプリ2510Dがある。同期サーバ2000E上には、アプリ2510E、2520E、2530Eがある。同期サーバ2000F上には、アプリ2510F、2520F、2530Fがある。
リンクには、通常のリンク2200とツリー構成リンク2100A〜2100Dがある
。アプリごとにツリーを構成する。ここで、ツリーとはループがないグラフ構造とする。
図16に示すように、例えば、アプリAP3は同期サーバ2000A、B、C、E、Fに配置されており、これら同期サーバをツリー構成リング2100A、B、C、Dで接続したツリーが構成されている。
図17は、本実施例のツリー構成処理のフローチャートである。本処理は、図14に示すステップS102に相当する。本フローチャートを図16に示したアプリAP3に対応するツリー構成の場合を例に説明する。また、要求されたアプリ配置・属性は、同期サーバ2000A(書込み/参照権限)、同期サーバ2000B(書込み/参照権限)、同期
サーバ2000C(参照権限)、同期サーバ2000E(書込み/参照権限)、同期サー
バ2000F(参照権限)とする。なお、各同期サーバが参照権限だけか、参照/書込み
権限を有するかはアプリ毎に設定可能である。
更に、同期サーバ間のリンクの重みを以下とする。
同期サーバAB間リンク:1、同期サーバAC間リンク:2、同期サーバAE間リンク
:5、同期サーバAF間リンク:4、同期サーバBC間リンク:2、同期サーバBE間リンク:1、同期サーバBF間リンク:4、同期サーバCE間リンク:4、同期サーバCF間リンク:2、同期サーバEF間リンク:3。
まず、同期管理サーバ500は、アプリを配置する同期サーバ600間のリンクを全てツリー構成リンクの候補として選択する(S201)。図16では、同期サーバ2000
A、B、C、E、Fを接続する10個のリンクを選択する。
次に、アプリ配置要求S101のアプリ属性に含まれる参照権限のみの同期サーバ600間のリンクを候補から除外する(S202)。図16では、同期サーバ2000C、F
が参照権限のみであるため、同期サーバCF間リンクを候補から除外する。このように、本実施例においては、同期データを受信した同期サーバが、他の同期サーバに転送する処理時間が通信時間に加わることを考え、書込み権限ありの同期サーバが多くの同期サーバと直接接続する構成とするために、参照権限のみの同期サーバ同士、例えば図16の同期サーバ2000Cと同期サーバ2000Fはリンク候補から除外する構成としたが、この限りではない。
更に、同期サーバ間重みテーブル523を参照し、全体の重みが最小のツリーとなるように候補からリンクを選択する(S203)。図16では、全体の重みが最小のツリーは
、同期サーバAB間リンク、同期サーバBC間リンク、同期サーバBE間リンク、同期サーバEF間リンクで構成するツリーである。(ツリーの重みは7となる。)
そして、選択したリンクを、ツリー構成リンクとする。なお、ツリーとは、上述のとおり、ループがないグラフ構造である。
ツリーを構成したら処理を完了する。
図18は、本実施例の帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成処理のフローチャートである。本処理は、図14に示すステップS103に相当する。
まず、同期管理サーバ500は、アプリを配置する同期サーバ2000の同期用通信量(通信量W=要求頻度f・データサイズd)を算出する。(S301)要求頻度とデータ
サイズは、管理端末900から受信したアプリ配置要求S101に含まれる情報である。
同期サーバ2000が接続しているツリー構成リンクごとに帯域を算出する。(S302)したがって、1つのリンクに対して、両端で帯域を算出する。
算出方法は、例えば、アプリを配置する同期サーバ2000を1つ選択する。選択した同期サーバ2000が接続しているツリー構成リンク2100を1つ選択する。選択したリンクを持つ同期サーバ2000の該リンク以外のツリー構成リンク2100の先に接続している同期サーバ2000の通信量の合計を選択した同期サーバ2000の接続リンクの帯域とする。
図16では、例えば、同期サーバ2000Bのリンク2100Aの帯域は、該リンク以外のツリー構成リング2100B、2100Cの先に接続している同期サーバ2000B
、2000C、2000E、2000Fの同期用通信量の合計である。
次に、ツリー構成リンクごとの許容遅延を算出する。(S303)リンクごとの許容遅
延の算出方法は、例えば、まず、ツリーの中で重みが最長パスを選択する。単位遅延(単位遅延=入力許容遅延/最長パスの重み)を算出し、単位遅延と各リンクの重みの積を該リンクの許容遅延とする。
ツリー構成リンクから未処理のリンクを選択する。(S304)
続いて、同期サーバ間の重みテーブルを参照し、選択したリンクが、片方向パスで構成されるか否かを判定する。(S305)
片方向パスの場合は、リンクの両端の同期サーバのOUT BOUNDのパスに算出した帯域、即ち該同期サーバの帯域を設定する。(S306)したがって、方向が逆の2つ
のパスを設定する。
両方向パスの場合は、リンクの両端の大きい方の帯域をパスの帯域として設定する。(
S307)
前記パスに該リンクの許容遅延を設定する。(S308)
該リンクの同期サーバ間に既にパスがあるか否かを判定する。(S309)
既にパスがある場合は、既にあるパスの帯域を、S302で算出した帯域分だけ加えた値とする。既にあるパスの許容遅延が、S303で算出した許容遅延よりも大きい場合は
、S303で算出した許容遅延の値に変更する。S303で算出した許容遅延よりも小さい場合は、値を変更しない。変更した帯域、許容遅延の値となるようにパス設定内容を生成する。(S310)
パスがない場合は、パスを追加し、S302で算出した帯域、S303で算出した許容遅延となるパス設定内容を生成する。(S311)
ツリー構成リンクを全て処理したか否かを判定する。(S312)
全て処理した場合は、帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成処理を完了する。未処理のリンクがある場合は、S304の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
図19は、本実施例のNW装置設定内容生成処理のフローチャートである。本処理は、図14に示すステップS109に相当する。
まず、パス管理サーバ700は、設定要求されたパスを1つ選択する。(S401)
選択したパスが、新たに追加するパスか否かを判定する。(S402)
追加するパスの場合は、NWトポロジテーブル722を参照し、パスを算出する。パスの算出方法は、例えば、最短経路を探索し、パスをする。そして、前記パスを構成するNW装置一覧を生成する。(S403)
一方、パスを追加しない場合は、パステーブル723を参照し、設定対象パスを構成するNW装置一覧を取得する。(S404)
NW装置一覧のNW装置毎のパスを構成するための設定情報を生成する。(S405)
NW装置テーブル721を参照し、設定対象のNW装置の種類を元に設定情報を生成する
全ての設定要求されたパスを処理したか否かを判定する。(S406)
全て処理した場合は、処理を完了する。
全て処理していない場合は、S401の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
以上、第1の実施例のシステムとして、管理端末等からアプリ配置要求があった場合のパス設定内容生成、及び設定処理を行う構成を詳述した。
続いて、第2の実施例として、運用時のパス設定内容生成、及び設定処理を実現するシステムを説明する。なお、システムのハードウェア構成としては、第1の実施例と変更はない。
図20は、第2の実施例のシステムにおける、アプリを追加した後の運用時のパス設定内容生成、及び同期サーバ600、NW装置100への設定処理のシーケンス図である。図21は、本実施例のパス設定内容生成、及び同期サーバ600、NW装置100への設定処理において、送受信されるメッセージを説明する図である。
図20に示すように、同期サーバ600は、アプリサーバ800からデータ操作要求があるたびに、先に説明したアプリ動作情報収集プログラム515を用いて、アプリ動作情報を収集する。(S501)
同期管理サーバ500は、定期的に帯域更新処理を開始する。(S502)なお、管理
端末900から同期管理サーバ500に指示を与え、帯域更新処理を開始することもできる。
同期管理サーバ500は、更新対象アプリが配置されている同期サーバ600に、アプリ動作情報取得要求を行う。(S503)アプリ動作情報取得要求は、アプリID、期間
を含む。期間は、取得したいアプリ動作情報の期間である。
同期サーバ600は、アプリ動作情報テーブル622を参照し、指定されたアプリの指定された期間のアプリ動作情報を同期管理サーバ500に送信する。(S504)アプリ
動作情報は、要求頻度と平均データサイズを含む。
同期管理サーバ500は、アプリ動作情報取得要求を送信した全ての同期サーバ600からアプリ動作情報を受信した後、帯域更新、パス設定内容生成処理を行い、パス設定内容を生成する。(S505)帯域更新、パス設定内容生成処理は、図22で詳細を後述す
る。
なお、以降の処理は、図14のステップS108以降の処理と同様であるため、説明を省略する。
図22は、本実施例の帯域更新、パス設定内容生成処理のフローチャートである。本処理は、図20に示すステップS505に相当する。
まず、同期管理サーバ500は、アプリを配置する同期サーバ600の同期用通信量(
通信量W=要求頻度f・データサイズd)を算出する。(S601)要求頻度とデータサ
イズは、同期サーバ600から収集したアプリ動作情報に含まれる情報である。
パステーブル723を参照し、更新対象アプリが使用しているパスで且つ未処理のパスを選択する。(S602)
選択したパスが方向性パスか否かを判定する。(S603)
方向性パスの場合は、更新対象アプリについて、選択したパスの帯域を算出する。(S6
04)パスの送信側の同期サーバ600について、図18のS302の方法と同様に帯域を算出する。
方向性パスではない場合は、パスの両端の同期サーバ600について図18のS302の方法と同様に帯域を算出し、大きい方の帯域を選択する。(S605)
更新対象アプリの帯域を算出した帯域に変更するようにパスの帯域変更の設定内容を生成する。(S606)
設定対象アプリが使用している全てのパスを処理したか否かを判定する。(S607)
全て処理した場合は、処理を完了する。
全て処理していない場合は、S602の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
本発明は、遠隔拠点間のデータ同期を行うシステムにおいて、ネットワーク管理システムと連携し、必要なネットワークリソースを確保するデータ同期技術として有用である。
1…広域ネットワーク
100…NW装置
500…同期管理サーバ
510…メモリ
511…ツリー構成プログラム
512…帯域・許容遅延算出、パス設定内容生成プログラム
513…同期サーバ設定プログラム
514…パス設定要求プログラム
515…アプリ動作情報収集プログラム
516…帯域更新、パス設定内容生成プログラム
521…同期サーバテーブル
522…アプリテーブル
523…同期サーバ間重みテーブル
524…パステーブル
550…CPU
560…外部記憶装置
570…I/OI/F
580…ネットワークI/F
600…同期サーバ
700…パス管理サーバ
800…アプリサーバ
900…管理端末。

Claims (15)

  1. データを転送するパスを構築するデータ同期システムであって、
    前記データを同期して利用するアプリケーションが接続する複数の同期サーバと、
    複数の前記同期サーバを管理する同期管理サーバと、
    前記データを転送する転送装置と、
    前記転送装置を管理するパス管理サーバを備え、
    前記同期管理サーバは、処理部と、管理対象である前記同期サーバの情報を記憶する記憶部とを有し、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記アプリケーションが接続する前記同期サーバの識別子、前記アプリケーションがデータを利用する頻度とそのサイズと、及び同期が完了するまでに許容される遅延を含む設定要求情報を受信し、
    受信した前記設定要求情報に基づき、複数の前記同期サーバ間のパスの帯域と許容遅延を算出し、算出した前記パスの帯域と許容遅延をパス設定要求として前記パス管理サーバに送信し、
    前記パス管理サーバは、処理部と、前記転送装置と前記パスの情報を記憶する記憶部とを有し、
    前記パス管理サーバの前記処理部は、前記パス設定要求を受信し、前記パスの新規構築、または既存の前記パスの帯域と許容遅延を変更するため、前記転送装置の設定内容を生成して前記転送装置に送信し、
    前記転送装置は、受信した前記設定内容に基づき設定を行う、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  2. 請求項1に記載のデータ同期システムであって、
    前記同期管理サーバの前記記憶部は、前記パスを使用している前記アプリケーションの識別子、及びその帯域と許容遅延の情報を更に記憶し、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記設定要求情報を受信した際、設定対象の前記アプリケーションの帯域と許容遅延を算出し、前記記憶部に記憶している前記情報を更新すると共に、前記パス設定要求として前記パス管理サーバに送信する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  3. 請求項1に記載のデータ同期システムであって、
    前記同期管理サーバの前記記憶部は、前記同期サーバ間の重み情報を更に記憶し、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記設定要求情報を受信した際、前記重み情報を用いて、前記設定要求情報に含まれる前記アプリケーションが接続する全ての前記同期サーバを接続するようパスを選択する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  4. 請求項3に記載のデータ同期システムであって、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記同期サーバ間の重み情報が最小になるように、前記同期サーバを接続するパスを選択する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  5. 請求項3に記載のデータ同期システムであって、
    前記設定要求情報は、前記アプリケーションが接続する前記同期サーバ毎に、前記アプリケーションの書込み、読込み権限に関する情報を更に含み、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記読込み権限のみの前記アプリケーションが接続される前記同期サーバ同士を接続しないように、前記同期サーバを接続するパスを選択する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  6. 請求項1に記載のデータ同期システムであって、
    前記同期管理サーバの前記記憶部は、前記同期サーバ間に設定できるパスの方向性の情報を更に記憶しており、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記パスの方向性の情報に基づき、前記同期サーバ間を接続するため選択したパスが、片方向で構築できるか、双方向で構築できるかを判定し、片方向の場合は、方向が異なるもう一つのパスを選択し、選択したそれぞれの前記パスに、送信元の前記同期サーバの帯域と許容遅延を設定する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  7. 請求項1に記載のデータ同期システムであって、
    前記同期サーバは、処理部と、所定期間ごとに前記アプリケーション毎のデータの操作要求数とデータサイズをアプリケーション動作情報として記憶する記憶部とを有し、
    前記同期サーバの前記処理部は、前記アプリケーションからデータ利用の操作要求を受信すると、記憶した前記アプリケーション動作情報を更新し、
    前記同期管理サーバの前記処理部は、前記同期サーバから前記アプリケーション動作情報を定期的に取得し、取得した前記アプリケーション動作情報に基づき、前記同期サーバ間の前記パスの帯域を算出する、
    ことを特徴とするデータ同期システム。
  8. データを同期して利用するアプリケーションが接続される複数の同期サーバと、複数の前記同期サーバを管理する同期管理サーバと、前記データを転送する転送装置と、前記転送装置を管理するパス管理サーバをネットワーク上に備えるシステムにおけるデータ同期方法であって、
    前記同期管理サーバは、管理対象である前記同期サーバの情報を記憶し、
    前記アプリケーションが接続する前記同期サーバの識別子、前記アプリケーションがデータを利用する頻度とそのサイズと、及び同期が完了するまでに許容される遅延を含む設定要求情報を受信し、
    受信した前記設定要求情報に基づき、複数の前記同期サーバ間のパスの帯域と許容遅延を算出し、算出した前記パスの帯域と許容遅延をパス設定要求として前記パス管理サーバに送信し、
    前記パス管理サーバは、
    前記転送装置と前記パスの情報とを記憶する記憶し、
    前記パス設定要求を受信し、前記パスの新規構築、または既存の前記パスの帯域と許容遅延を変更するため、前記転送装置の設定内容を生成して前記転送装置に送信し、
    前記転送装置は、受信した前記設定内容に基づき設定を行う、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  9. 請求項8に記載のデータ同期方法であって、
    前記同期管理サーバは、前記同期サーバ間の前記パスを使用している前記アプリケーションの識別子、及びその帯域と許容遅延の情報を更に記憶し、
    前記同期管理サーバは、前記設定要求情報を受信した際、設定対象の前記アプリケーションについての帯域と許容遅延を算出し、記憶している前記情報を更新し、且つ前記パス設定要求として前記パス管理サーバに送信する、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  10. 請求項8に記載のデータ同期方法であって、
    前記同期管理サーバは、前記同期サーバ間の重み情報を更に記憶し、
    前記同期管理サーバは、前記設定要求情報を受信した際、前記同期サーバ間の重み情報が最小になるように、前記設定要求情報に含まれる前記アプリケーションが接続する全ての前記同期サーバを接続するようパスを選択する、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  11. 請求項10に記載のデータ同期方法であって、
    前記設定要求情報は、前記アプリケーションが接続する前記同期サーバ毎に、前記アプリケーションの書込み、読込み権限に関する情報を更に含み、
    前記同期管理サーバは、前記読込み権限のみの前記アプリケーションが接続される前記同期サーバ同士を接続しないように、前記同期サーバを接続する前記パスを選択する、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  12. 請求項8に記載のデータ同期方法であって、
    前記同期管理サーバは、前記同期サーバ間に設定できる前記パスの方向性の情報を更に記憶しており、
    前記同期管理サーバは、前記パスの方向性の情報に基づき、前記同期サーバを接続するため選択した前記パスが、片方向で構築できるか、双方向で構築できるかを判定し、片方向の場合は、方向が異なるもう一つのパスを選択し、選択したそれぞれの前記パスに、送信元の前記同期サーバの帯域と許容遅延を設定する、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  13. 請求項8に記載のデータ同期方法であって、
    前記同期サーバは、所定期間ごとに前記アプリケーション毎のデータの操作要求数とデータサイズをアプリケーション動作情報として記憶し、
    前記アプリケーションからデータ利用の操作要求を受信すると、前記アプリケーション動作情報を更新し、
    前記同期管理サーバは、前記同期サーバから前記アプリケーション動作情報を定期的に取得し、取得した前記アプリケーション動作情報に基づき、前記同期サーバ間のパスの帯域を算出する、
    ことを特徴とするデータ同期方法。
  14. データを同期して利用するアプリケーションが接続される複数の同期サーバ間で前記データを転送するパスを構築するシステムの同期管理サーバであって、
    処理部と、管理対象である前記同期サーバの情報を記憶する記憶部とを備え、
    前記処理部は、前記アプリケーションが接続する前記同期サーバの識別子、前記アプリケーションがデータを利用する頻度とそのサイズと、及び同期が完了するまでに許容される遅延を含む設定要求情報を受信し、
    受信した前記設定要求情報に基づき、複数の前記同期サーバ間のパスの帯域と許容遅延を算出し、算出した前記パスの帯域と許容遅延をパス設定要求として、前記データを転送する転送装置を管理するパス管理サーバに送信する、
    ことを特徴とする同期管理サーバ。
  15. 請求項14に記載の同期管理サーバであって、
    前記同期管理サーバの前記記憶部は、前記同期サーバ間の前記パスについて、前記パスを使用している前記アプリケーションの識別子、及びその帯域と許容遅延の情報を記憶し、前記処理部は、前記設定要求情報を受信した際、設定対象の前記アプリケーションについての帯域と許容遅延を算出し、前記記憶部に記憶し、且つ前記パス設定要求として前記パス管理サーバに送信する、
    ことを特徴とする同期管理サーバ。
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