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JP4809602B2 - 銅合金 - Google Patents

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JP4809602B2 JP2004328177A JP2004328177A JP4809602B2 JP 4809602 B2 JP4809602 B2 JP 4809602B2 JP 2004328177 A JP2004328177 A JP 2004328177A JP 2004328177 A JP2004328177 A JP 2004328177A JP 4809602 B2 JP4809602 B2 JP 4809602B2
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Description

本発明は、端子、コネクタ、スイッチなどの材料として好適な高強度銅合金に関する。
近年の電気・電子機器の小型化および高性能化に伴って、そこに用いられるコネクタなどの材料にも、より厳しい特性改善が要求されるようになった。具体的には、例えば、コネクタのばね接点部に使用される板材の厚さが非常に薄くなり接触圧力の確保が難しくなってきている。即ち、コネクタのばね接点部では、通常、板材(ばね材)を撓ませて、その反力で電気的接続に必要な接触圧を得ているが、板材の厚さが薄くなると同じ接触圧を得るためには撓み量を大きくする必要があり、そうすると、板材が弾性限度を超えて塑性変形してしまうことがある。このため、板材には弾性限度の一層の向上が要求されることになる。
この他、コネクタのばね接点部の材料には応力緩和特性、熱伝導性、曲げ加工性、耐熱性、メッキ密着性、マイグレーション特性など多岐に亘る特性が要求される。中でも強度、応力緩和特性、熱・電気伝導性、曲げ加工性が重要である。ところで、前記コネクタのばね接点部には、従来より、リン青銅が大量に用いられているが、リン青銅は前記要求を完全に満たすことができず、近年は、より高強度で応力緩和特性に優れ、導電性も良好な低ベリリウム銅(JIS−C1753合金)への切り替えが進んでいる。
また、低ベリリウム銅と同等の特性を有し、かつ安価で、安全性の高い材料として、比較的強度の高いCu−Ni−Si系合金の例がある(例えば特許文献1)。さらに、前記接点部材料には前記Cu−Ni−Si系合金の応力緩和特性を、Mgの添加により改善した銅合金の例がある(例えば特許文献2)。前記Cu−Ni−Si系合金のNi、Si量を高濃度化することで、低ベリリウム銅同等の強度を有する銅合金の例もある(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、低ベリリウム銅は非常に高価な上、金属ベリリウムには毒性があるという問題がある。そこで、Cu−Ni−Si系合金を高強度にすることが試みられているが、Ni、Si量を過度に高濃度化すると、コネクタの要求特性の一つである曲げ加工性が劣化するため、使用できるコネクタ用途に制限が生じる。具体的には、曲げ加工した際、粒界脆化割れが発生し曲げ加工性が低下することとなる。したがって、Cu−Ni−Si系合金において、強度と導電性、曲げ加工性が低ベリリウム銅に匹敵するものはこれまで無く、また応力緩和特性においてはMgを添加しても低ベリリウム銅に及ばない。
特開昭63−130739号公報 特開平5−59468号公報 特開2002−180161公報
本発明は、端子、コネクタ、スイッチなどの材料として、強度、導電性、曲げ加工性、応力緩和特性、メッキ密着性などの良好な銅合金を提供することを目的とする。
本発明の課題は以下の手段により実現される
[1]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
[2]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
[3]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
[4]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
[5]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μ)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
[6]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
[7]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
[8]Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
本発明の銅合金は、強度、導電性及び曲げ加工性、さらにはこれらに加えて応力緩和特性などに優れる。これを加工した銅合金材料は、電気・電子機器部品の小型化および高性能化に対応できる。本発明の銅合金は端子、コネクタ、スイッチなどの用途に好適であるが、その他のスイッチ、リレーなどの一般導電材料としても好適である。
以下に銅合金について、第1の実施の形態と第2の実施の形態を説明するが、第1の実施の形態は参考であり、本発明第2の実施の形態をとる
〔第1の実施の形態〕
この実施の形態においてCuマトリックス中にNiとSiの化合物が析出した適度の強度と導電性を有する銅合金において、結晶方位の集積度および結晶粒径を厳密に制御することにより曲げ加工性が向上することができる。
以下に第1の実施の形態における銅合金(以下、単に第1の銅合金という。)の結晶方位の関係について説明する。NiとSiを含む銅合金において、結晶方位の集積度はX線回折強度を限定することで同定可能であり、そこから導出した関数で曲げ加工性と強度が向上することを見いだした。すなわち、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(1)を満たすことで、曲げ加工性と強度が向上するのである。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(1)
前記式(1)において、結晶方位と結晶粒径の規定は1.5未満、好ましくは1.2未満である。1.5以上となると曲げ加工性と強度の両立ができなくなる。NiとSiを含有する銅合金は、再結晶し、その粒径が大きくなるに従って板表面への{200}、{311}面の集積割合が増加し、冷間圧延において加工率を高くすればするほど{220}面の集積割合が増加する。結晶方位の集積度とX線回折強度との関係はX線回折強度が大きい程、前記の結晶方位の集積度が高いという関係にある。ここで、X線回折面の集積割合(結晶方位の集積度)とは各回折面方向における結晶成長度の割合を指し、各回折面のX線回折強度(I)の割合によって評価することが可能である。第1の銅合金では、式(1)の左辺にて評価している(この場合はA=1)。第1の銅合金は、例えば「熱間圧延」、「冷間圧延」、「溶体化処理」、「時効処理」、必要に応じて更に「仕上げ冷間圧延」及び「歪み取り焼鈍」という工程で製造される。結晶方位の集積度及び結晶粒径は溶体化前加工率、溶体化条件、及び冷間加工率の組み合わせで変化する。第1の銅合金では特にNi、Si量を高濃度化した際の曲げ加工時の粒界脆化を抑制し、曲げ加工性の改善を目的とし、これらの結晶方位の集積度と結晶粒径を規定する式(1)により、適正な範囲を求めたものである。
以下に第1の銅合金の組成元素について説明する。CuにNiとSiを添加すると、Ni−Si系化合物(NiSi相)がCuマトリックス中に析出して強度および導電性が向上する。Niの含有量を2.0〜4.5質量%に規定する理由は、2.0質量%未満では低ベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、4.5質量%を超えると鋳造時や熱間加工時に強度向上に寄与しない析出が生じ添加量に見合う強度が得られないばかりか、熱間加工性および曲げ加工性が低下し悪影響を及ぼすという問題が生じるためである。好ましくは2.2〜4.2質量%、より好ましくは3.0〜4.0質量%である。
SiはNiとNiSi相を形成するため、Ni量が決まるとSi添加量が決まる。S
i量が0.3質量%未満ではNi量が少ないときと同様に低ベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、Si量が1.0質量%を超えるとNi量が多い場合と同じ問題が生じる。好ましくは0.5〜0.95質量%、より好ましくは0.7〜0.9質量%である。
強度はNiおよびSi量によって変化し、それに対応して応力緩和特性も変化する。従って、低ベリリウム銅と同等以上の応力緩和特性を得るためには、NiおよびSiの含有量をこの実施の形態の範囲内に確実に制御する必要があり、更に後述のMg、SnおよびZnの含有量、結晶粒径および結晶粒の形状を適正に制御する。
Mg、Sn、Znは本発明を構成する重要な合金元素である。これらの元素は相互に関係しあって良好な特性をバランス良く実現する。
Mgは応力緩和特性を大幅に改善するが、曲げ加工性には悪影響を及ぼす。応力緩和特性の改善にはMg量は0.01質量%以上で多いほど良いが、0.20質量%を超えると曲げ加工性が要求特性を満たさなくなる。本発明ではNiSi相の析出による強化量が従来のCu−Ni−Si系合金よりも格段に大きいことから、曲げ加工性が低下し易いので、Mg量は厳密に制御する必要がある。好ましくは0.05〜0.15質量%である。
SnはMgと相互に関係し合って、応力緩和特性をより一層向上させる。しかし、その効果はMg程大きくない。Snが0.05質量%未満ではその効果が充分に現れず、1.5質量%を超えると導電性が大幅に低下する。好ましくは0.1〜0.7質量%である。
Znは曲げ加工性を若干改善する。Zn量を0.2〜1.5質量%に規定することにより、Mgを最大0.20質量%まで添加しても実用上問題ないレベルの曲げ加工性が得られる。この他、ZnはSnメッキやハンダメッキの密着性やマイグレーション特性を改善する。Zn量が0.2質量%未満ではその効果が充分に得られず、1.5質量%を超えると導電性が低下する。好ましくは0.3〜1.0質量%である。
次に、強度向上に有効なCo、Zrの副成分元素について説明する。CoはNiと同様にSiと化合物を形成して強度を向上させる。Coの含有量を0.05〜2.0質量%に規定する理由は、0.05質量%未満ではその効果が充分に得られず、2.0質量%を超えると曲げ加工性が低下するためである。好ましくは0.1〜1.0質量%である。
Zrは銅中に微細に析出して強度向上に寄与すると同時に式(1)の結晶方位集積度を下げる効果を有する。0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%を超えると曲げ加工性が劣化してくる。これらの観点からZrの最適含有量は0.005〜0.3質量%とする。好ましくは0.05〜0.2質量%である。
前記Co、Zr、Bを二種以上、添加する場合の総含有量は、要求特性に応じて0.005〜2.0質量%の範囲内で決定される。BはNiと化合物を形成し、式(1)中の結晶方位集積度を下げる。Bの含有量は0.001重量%未満では効果が充分に得られず、0.02質量%を超えると熱間加工性が低下する。これらの観点からBの最適含有量は0.001〜0.02質量%とする。好ましくは0.005〜0.01質量%である。
Sは銅合金には微量含まれるものであるが、0.005質量%以上では熱間加工性を悪化させるため、その含有量は0.005質量%未満に規定する。特には0.002質量%未満が望ましい。
第1の銅合金では、強度や導電性などの特性を低下させない範囲でFe、P、Mn、Ti、V、Pb、Bi、Alなどを添加しても良い。例えば、Mnは熱間加工性を改善する効果があり、導電性を劣化させない程度に0.01〜0.5質量%添加することは有効である。
NiとSiを含有する銅合金は、再結晶しその粒径が大きくなるに従って板表面への{200}、{311}面の集積割合が増加し、圧延すると{220}面の集積割合が増加する。
銅合金は、例えば熱間圧延、冷間圧延、溶体化処理、時効処理、必要に応じて更に仕上げ冷間圧延、歪み取り焼鈍という工程で製造される。この製造工程において、熱間圧延(温度および時間)、次いで行う冷間圧延、容体化処理(温度および時間)とその後の冷間圧延工程(加工率)の各条件を一般的な条件よりも狭い範囲に厳密に制御することにより、この集積割合および結晶粒径を制御し、式(1)を満たすことが出来る。
銅合金の製造において、具体的には、熱間圧延温度を900〜1000℃の範囲で、熱間圧延後の冷間圧延を加工率90%以上、溶体化処理温度を820〜930℃で20秒以内、冷間圧延を30%以下の範囲で調整して、式(1)を満足するようにする。
最終塑性加工方向とは、最終に施した塑性加工が圧延加工の場合は圧延方向、引抜(線引)の場合は引抜方向を指す。なお、塑性加工とは圧延加工や引抜加工であり、テンションレベラーなどの矯正(整直)を目的とする加工は含めない。
〔第2の実施の形態〕
この実施の形態において、下記の手段によりCu−Ni−Si系合金を近年のニーズを満足するように改良し、Cuマトリックス中にNiとSiの化合物が析出した銅合金において、Cr量と結晶方位の集積度を制御することにより曲げ加工性と強度が向上される。
第2の実施の形態の銅合金(以下、単に第2の銅合金という。)の各成分元素について説明する。
CuにNiとSiを添加すると、Ni−Si系化合物(NiSi相)がCuマトリックス中に析出して強度および導電性が向上することが知られている。本発明においては、Niの含有量は2.0〜4.5質量%、好ましくは2.2〜4.2質量%、より好ましくは3.0〜4.0質量%である。
Ni含有量をこのように規定する理由は、下限値未満ではベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、上限値を超えると鋳造時や熱間加工時に強度向上に寄与しない析出が生じ添加量に見合う強度が得られないばかりか、熱間加工性および曲げ加工性に悪影響を及ぼすという問題が生じるためである。
SiはNiとNiSi相を形成するため、Ni量が決まると最適なSi添加量が決まる。Si量は、0.3〜1.0質量%、好ましくは0.5〜0.95質量%、より好ましくは0.7〜0.9質量%である。Si量が少ないとNi量が少ないときと同様にベリリウム銅と同等以上の強度が得られず、Si量が上記上限値を超えるとNi量が多い場合と同じ問題が生じる。
Crは、その含有量とX線回折強度を限定することで、合金板材の曲げ加工性と強度が向上する。
すなわち、Crを0.1〜0.27質量%とし、後記する規定式(2)式あるいは式(3)を満たすことで、曲げ加工性と強度の両立が可能となる。
また、Crは合金中でCr−SiやCr−Ni−Si等のCr化合物として溶体化処理時の結晶粒径の粗大化を抑制するとともに、規定式中の結晶方位集積度を下げる効果を有する。しかし、Crが少量過ぎるとその効果が充分に得られず、多すぎると曲げ加工性が劣化してくる。これらの観点からCrの含有量は0.1〜0.27質量%、好ましくは0.15〜0.27質量%である。
Mg、Sn、Znは本発明を構成する重要な合金元素である。これらの元素は相互に関係しあって良好な特性をバランス良く実現している。Mgは応力緩和特性を改善するが、曲げ加工性には悪影響を及ぼす。応力緩和特性の改善にはMg量は0.01質量%以上で多ければ多いほど良いが、0.20質量%を超えると曲げ加工性が要求特性を満たさなくなる。本発明ではNiSi相の析出による強化量が従来のCu−Ni−Si系合金よりも格段に大きいことから、曲げ加工性が低下し易いので、Mg量は厳密に制御する必要がある。好ましくは0.05〜0.15質量%である。
SnはMgと相互に関係し合って、応力緩和特性をより一層向上させる。Snが0.0
5質量%未満ではその効果が充分に現れず、1.5質量%を超えると導電性が大幅に低下する。好ましくは0.1〜0.7質量%である。
Znは曲げ加工性を改善する。Zn量を0.2〜1.5質量%に規定することにより、Mgを最大0.20質量%まで添加しても実用上問題ないレベルの曲げ加工性が得られる。この他、ZnはSnメッキやハンダメッキの密着性やマイグレーション特性を改善する
。Zn量が少なすぎるとその効果が充分に得られず、規定量を超えると導電性が低下する。好ましくは0.3〜1.0質量%である。
Zr、Co、Ti、AgおよびBは、いずれも後記する規定式の結晶方位集積度を下げる作用効果を有する。
Zrは、後記の規定式の結晶方位集積度を下げる効果を有すると同時に強度向上に寄与する。0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%を超えると曲げ加工性が劣化してくる。これらの観点からZrの含有量は0.005〜0.3質量%とする。好ましくは0.05〜0.2質量%である。
CoはNiと同様にSiと化合物を形成して強度を向上させるとともに、規定式中の結晶方位集積度を下げる効果を有する。Coの含有量を0.05〜2.0質量%に規定する理由は、0.05質量%未満ではその効果が充分に得られず、2.0質量%を超えると曲げ加工性が低下するためである。好ましくは0.1〜1.0質量%である。
CoにもCr、Zr、Ti、Ag等と同様に結晶粒径の粗大化を抑制し、規定式の結晶方位集積度を下げる効果がある。
Bは規定式中の結晶方位集積度を下げる効果を有する。Bの含有量は0.001質量%未満では効果が充分に得られず、0.02質量%を超えると熱間加工性が低下する。これらの観点からBの最適含有量は0.001〜0.02質量%とする。好ましくは0.005〜0.01質量%である。
Tiは耐熱性および強度を向上させるとともに、結晶粒径の粗大化を抑制し規定式の結晶方位集積度を下げる効果がある。Ti量が0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%以上では未固溶のTiが残存し、効果が得られないばかりか、めっき性等に悪影響を及ぼす。これらの観点からTiの添加量は0.005〜0.3質量%、好ましくは0.05〜0.2質量%とする。
Agは耐熱性および強度を向上させると同時に、結晶粒径の粗大化を抑制し、規定式の結晶方位集積度を下げる効果がある。Ag量が0.005質量%未満ではその効果が充分に得られず、0.3質量%を超えて添加しても特性上に悪影響はないもののコスト高になる。これらの観点からAg量は0.005〜0.3質量%、好ましくは0.05−0.2質量%とする。
前記Co、Zr、Ti、Ag、Bを2種以上同時に添加する場合の総含有量は、要求特性に応じて0.005〜2.0質量%の範囲内で決定される。
Sは銅合金には微量含まれるものであるが、0.005質量%を以上では熱間加工性を悪化させるため、その含有量は0.005質量%未満に規定する。特には0.002質量%未満が望ましい。
本発明では、強度や導電性などの特性を低下させない範囲でFe、P、Mn、V、Pb、Bi、Alなどを添加しても良い。例えば、Mnは熱間加工性を改善する効果があり、導電性を劣化させない程度に0.01〜0.5質量%添加することは有効である。
次に、第2の銅合金の結晶方位について説明する。
NiとSiを含む銅合金においては、結晶は再結晶し、その粒径が大きくなるに従って板表面への{200}、{311}面の集積割合が増加し、圧延すると{220}面の集積割合が増加する。
第2の銅合金は、例えば、熱間圧延、冷間処理、時効処理、必要に応じてさらに仕上げ冷間圧延及び歪み取り焼鈍という工程で製造されるが、この製造工程において、例えば熱間圧延(温度および時間)、次いで行う冷間圧延、溶体化処理(温度および時間)その後の冷間圧延工程(加工率)各条件を、一般的な条件よりも狭い範囲に厳密に制御することにより、この集積割合および結晶粒径を制御することができる。
この集積割合を示すX線回折強度から得られる結晶方位集積度が特定の範囲にあるものは曲げ加工性と強度が向上することを見出した。ここで、X線回折面の集積割合(結晶方位の集積度)とは各回折面方向における結晶成長度の割合を指し、各回折面のX線回折強度(I)の割合によって評価することが可能である。詳しくは、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、次の式(2)を満たし、かつ、前述の限定されたCr量であれば、曲げ加工性と強度が向上する。
I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
前記式(2)において、結晶方位集積度の値が、0.15以下、好ましくは0.12以下である。この値が大きすぎると、曲げ加工性と強度の両立ができなくなる。
また、同様に板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、次の式(3)を満たすことで、曲げ加工性と引張り強度が向上する。
I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
前記式(3)において、結晶方位集積度と結晶粒径から得られる規定は1.5以下、好ましくは1.2以下である。上記と同様にこの値が大きすぎると、曲げ加工性と強度の両立ができなくなる。このため結晶粒径は小さい程よく、具体的には10μm未満が好ましく、5〜8μmがさらに好ましい。
第2の銅合金の製造において、具体的には、熱間圧延温度を900〜1000℃の範囲で、熱間圧延後の冷間圧延を加工率90%以上、溶体化処理温度を820〜930℃で20秒以内、冷間圧延を30%以下の範囲で調整して、式(2)または(3)を満足するようにする。
以下に本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、参考例1及び2は第1の実施の形態に対応し、実施例及びは第2の実施の形態の実施例である。
参考例1)
表1に記す規定組成の銅合金の(鋳塊No.A〜V,WA〜WH,X,Z)を高周波溶解炉にて熔解し、DC法により厚さ30mm、幅100mm、長さ150mmの鋳塊に鋳造した。次にこれらの鋳塊を1000℃に加熱し、この温度に1時間保持後、厚さ12mmに熱間圧延し、速やかに冷却した。
次いで熱間圧延板を両面各1.5mmつ切削して酸化皮膜を除去した後、冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.25mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825〜925℃の温度範囲で変化させ15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却した。次に不活性ガス雰囲気中で475℃で2時間の時効処理を施し、次いで最終塑性加工である冷間圧延(ハ)を行い、最終的な板厚を0.15mmに揃えた。前記最終塑性加工後、引き続き375℃で2時間の低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.1、5〜41)を製造した。
参考例2)
表1に記す規定組成の銅合金(鋳塊No.J)を下記条件にて加工して厚さ0.15mmの銅合金板材を製造した。すなわち、製造条件は、熱間圧延後、酸化皮膜を除去するまでは実施例1と同じ工程とし、その後冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.5mmに加工し、次いで溶体化処理温度825℃〜925℃の温度範囲で15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却する。
その後50%以下の冷間圧延(ロ)を行い、次いで実施例1と同じ条件で、不活性ガス雰囲気中での時効処理の後、最終塑性加工(冷間圧延(ハ)、最終板厚:0.15mm)を経て、低温焼鈍を施し、銅合金板材(試料No.2〜4)を製造した。
Figure 0004809602
上記にて製造した各々の銅合金板材について(1)結晶粒径、(2)結晶方位、(3)引張強さ、(4)導電率、(5)曲げ加工性を評価した。(1)の結晶粒径はJISH0501(切断法)に基づき測定した。(2)結晶方位は最終製品状態(0.15mm厚さ)の銅合金板表面にX線を入射させ、各回折面からの強度を測定した。その中から曲げ加工性と相関が強い{200}、{220}及び{311}面の回折強度を比較し、結晶方位強度比([I{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})])を求めた。なお、X線照射の条件は、X線の種類CuKα1、管電圧40kV、管電流20mAである。(3)引張強さはJISZ2201記載の5号試験片を用い、JISZ2241に準拠して求めた。(4)導電率はJISH0505に準拠して求めた。(5)の曲げ加工性の評価はJISH3110に記載の方法に基づいた。試験片幅を10mmとし、1000kgfの荷重をかけて曲げた。試験片採取方向はGW(曲げの軸が圧延方向に直角)、BW(曲げの軸が圧延方向に平行)とし、割れの発生しない最小曲げ半径Rと供試材板厚tとの比R/tにて評価した。
表2から明らかなように試料No.1、5〜19(参考例1)、試料No.2〜4(参考例2)は、曲げ加工性(R/t)が2未満、引張強度が800MPa以上、導電率が35%IACS以上をすべて満足しており、優れた特性を有している。また、試料No.34〜41は、引張強度が若干劣るものの、曲げ加工性(R/t)が2未満、導電率が35%IACS以上を満足しており、優れた特性を有している。
これに対し、試料No.20〜25(比較例)は式(1)の値が規定外となり、曲げ加工性が劣った例である。これは溶体化処理温度が高すぎたためと思われる。
No.26(比較例)はNi、Si量が多いので、熱間加工中に割れが生じ、正常に製造することができなかった。
No.27(比較例)は式(1)の値を満たし曲げ加工性は優れるが、Zn量が多いため導電率が劣った。
No.28(比較例)はMg量が多いため、曲げ加工性が劣っている。
No.29(比較例)はSn量が多いため、冷間圧延時にコバ割れが生じ、製造することができなかった。
No.31(比比較例)はBが多いため、熱間加工時に割れが生じ、正常に製造することができなかった。
No.32(比較例)はSの含有量が多いため、熱間加工時に割れが生じ製造を中止した。
No.33はNi、Si量が少ないため強度が劣り、ベリリウム銅に及ばない。
Figure 0004809602
(実施例
表3に示す成分組成の銅合金(鋳塊No.A〜O,PA〜PH,Q〜S,Z,A-1)を高周波溶解炉にて熔解し、DC法により厚さ30mm、幅100mm、長さ150mmの鋳塊に鋳造した。次にこれらの鋳塊を1000℃に加熱し、この温度に1時間保持後、厚さ12mmに熱間圧延し、速やかに冷却した。
次いで熱間圧延板を両面各1.5mmつ切削して酸化皮膜を除去した後、冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.25mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825℃〜925℃の温度範囲で変化させ15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却した。次に不活性ガス雰囲気中で475℃で2時間の時効処理を施し、次いで最終塑性加工である冷間圧延(ハ)を行い、最終的な板厚を0.15mmに揃えた。前記最終塑性加工後、引き続き375℃で2時間の低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.0〜2、1−1、5〜30)を製造した。
(実施例
表3に記す成分組成の銅合金(鋳塊No.B)を下記条件にて加工して厚さ0.15mmの銅合金板材を製造した。即ち、製造条件は、熱間圧延後、酸化皮膜を除去するまでは実施例3と同じ工程とし、その後冷間圧延(イ)により厚さ0.15〜0.5mmに加工し、次いで溶体化処理温度を825℃〜925℃の温度範囲で15秒間熱処理し、その後直ちに15℃/秒以上の冷却速度で冷却する。その後50%以下の冷間圧延(ロ)を行い、次いで実施例と同じ条件で、不活性ガス雰囲気中での時効処理をして、最終塑性加工(冷間圧延(ハ)、最終板厚:0.15mm)を経て、低温焼鈍を施して銅合金板材(試料No.3及び4)を製造した。
Figure 0004809602
実施例1、2で製造した各々の銅合金板材について(1)結晶粒径、(2)結晶方位、(3)曲げ加工性、(4)引張強さ、(5)導電率、(6)応力緩和特性を測定・評価した。
(1)結晶粒径は、JIS H 0501(切断法)に基づき測定した。
(2)結晶方位は、最終製品状態(0.15mm厚さ)の銅合金板表面にX線を入射させ、各回折面からの強度を測定した。その中から{200}、{220}及び{311}面の回折強度を比較し、結晶方位集積度([I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})])、およびI{311}×A/(I{311}+I{220}+I{200})を求めた。なお、X線照射の条件は、X線の種類:CuKα1、管電圧:40kV、管電流:20mAである。
(3)曲げ加工性の評価は、JIS H 3110に記載の方法に基づいた。試験片幅を10mmとし、1000kgfの荷重をかけて曲げた。試験片採取方向はGW(曲げの軸が圧延方向に直角)、BW(曲げの軸が圧延方向に平行)とし、割れの発生しない最小曲げ半径Rと供試材板厚tとの比R/tにて評価した。
(4)引張強さは、JIS Z 2201記載の5号試験片を用い、JIS Z 2241に準拠して求めた。
(5)導電率は、JIS H 0505に準拠して求めた。
(6)応力緩和特性は、日本電子材料工業会標準規格(EMAS−3003)の片持ちブロック式を採用し、表面最大応力が80%YS(0.2%耐力)となるよう負荷応力を設定して150℃恒温槽に1000時間保持して緩和率(S.R.R.)を求めた。
得られた測定値を表4に示した。
Figure 0004809602
表4から明らかなように試料No.0〜2、1-1、5〜11(実施例)および試料No.3、4(実施例)は、曲げ加工性(R/t)が2未満、引張強度が810MPa以上、導電率が35%IACS以上、緩和率が10%以下をすべて満足している。また、試料No.23〜30は、引張強度、緩和率について一部若干劣るものがあるもの、曲げ加工性(R/t)が2未満、導電率が35%IACS以上を満足しており、優れた特性を有している。
これに対し、試料No.12、13(比較例)は規定式の(2)または(3)の値が範囲外となり、曲げ加工性が劣った例である。これは溶体化処理温度が高すぎたためと思われる。
No.14(比較例)はCr量が多いため曲げ加工性が劣った。
No.15(比較例)はNi,Si量が多いため熱間加工中に割れが生じ、製造することができなかった。
No.16(比較例)はZn量が多いため導電率が劣った。
No.17(比較例)はMg量が多いため応力緩和特性に優れるが、曲げ加工性が劣った。
No.18(比較例)はSn量が多いため冷間加工割れが生じ、製造することができなかった。
No.19、21(比較例)は曲げ加工性が劣った。
No.20(比較例)はSが多いため熱間加工時に割れが生じ、製造することができなかった
No.22(比較例)はNi,Si量が少ないため強度と応力緩和率が劣った。

Claims (8)

  1. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
  2. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
  3. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
  4. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とした時、下記式(2)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}/(I{311}+I{220}+I{200})<0.15 ………(2)
  5. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
  6. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
  7. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
  8. Niを2.0〜4.5質量%、Siを0.3〜1.0質量%、Crを0.1〜0.27質量%、Sを0.005質量%未満含み、Zrを0.005〜0.3質量%、Coを0.05〜2.0質量%、Tiを0.005〜0.3質量%、Agを0.005〜0.3質量%、およびBを0.001〜0.02質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、さらに、Znを0.2〜1.5質量%、Mgを0.01〜0.2質量%、およびSnを0.05〜1.5質量%の群から選ばれる1種または2種以上を含み、残部がCuおよび不可避不純物からなる銅合金であって、板表面における{311}面からのX線回折強度をI{311}、{220}面からの回折強度をI{220}、{200}面からの回折強度をI{200}とし、更に結晶粒径をA(μm)とした時、下記式(3)を満たすことを特徴とする曲げ加工性の優れた電子機器用銅合金。
    I{311}×A /(I{311}+I{220}+I{200})<1.5 ………(3)
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