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JP4799217B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

この発明は、電荷を保持する機能を有するメモリ機能体を具えた電界効果トランジスタを含む半導体装置、及びその製造方法に関する。
従来から、半導体装置に搭載された1つのMOS型の電界効果トランジスタ(以下、MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field Effect Transistor)と称する)につき、2ビットの記憶機能を有する、いわゆる「1セル2ビット機能」を特徴とする不揮発性メモリデバイスが知られている。この不揮発性メモリデバイスは、ゲート電極の側面及びゲート電極の周辺の基板上に設けられたシリコン窒化膜に、電荷保持機能を持たせ、このシリコン窒化膜をメモリ機能体とした構造となっている。
このような、電荷保持機能を有するシリコン窒化膜を具えた、従来技術による半導体装置として、例えば、特許文献1によって開示された半導体装置が知られている。この半導体装置は、以下のような構成を有している。すなわち、この半導体装置は、チャネル領域と、このチャネル領域を挟んで設けられた、二つの離間したソース及びドレイン領域とが作り込まれた基板を具えている。チャネル領域は、基板に、第1導電型の不純物を導入することによって形成されている。また、ソース及びドレイン領域は、基板に、第1導電型の不純物と逆の導電型を有する第2導電型の不純物を導入することによって形成されている。そして、基板の上側表面のチャネル領域上には、ゲート酸化膜と、このゲート酸化膜上に設けられたゲート電極とを有するゲート電極部が形成されている。これらソース及びドレイン領域、チャネル領域、及びゲート電極部によって、MOSFETが構成されている。
更に、上述の従来技術による半導体装置は、ゲート電極部の側面、及び基板の上側表面のゲート電極部の周辺領域を覆うように形成された、等厚なシリコン酸化膜を有している。このシリコン酸化膜は、トンネル酸化膜と呼ばれる膜であり、メモリデバイスにおいて、データメモリの源となる電子の受け渡しを行う機能を有する。そして、このシリコン酸化膜の上側表面の全体を覆うように、等厚なシリコン窒化膜が形成されている。このシリコン窒化膜は、メモリ機能体として作用する。具体的には、このシリコン窒化膜は、書き込み動作によって導入された電子を蓄積し、かつ電荷を保持する機能、すなわち電荷保持機能を有している。
以上のような従来技術による半導体装置では、シリコン窒化膜に保持されている電荷の量が変化、あるいは低下せずに、一定であることが重要である。
特開2004−342927号公報
しかしながら、メモリ機能体としての電荷保持機能を有するシリコン窒化膜を具えた、従来技術による半導体装置は、デバイスの完成後の動作時、または、種々のストレス、例えば、熱ストレス等を受けた場合に、シリコン窒化膜中の電荷が拡散してしまう可能性があった。このような電荷の拡散は、シリコン窒化膜の膜厚が厚い場合において、特に顕著に発生する。これは、以下の理由からである。
すなわち、まず、シリコン窒化膜に蓄積された電荷は、基板のソース及びドレイン領域に近い位置に存在するほど保持されやすい。そして、基板のソース及びドレイン領域に近い位置に存在する電荷の絶対量が多いほど、得られるデータ情報が保持されやすい。従って、シリコン窒化膜中の下部、つまり、基板に近い側に、導入された電荷が多数存在するほど、良好な電荷保持特性が得られる。
一方、シリコン窒化膜には、膜中にトラップと呼ばれる電荷を受け入れるスポットが多数存在している。このため、デバイスの動作中に、膜厚方向、つまり基板に対して垂直方向に電界がかかった場合、電気の法則に従って、電荷は、トラップを移動する。ここで、シリコン窒化膜の膜厚が厚いほど、トラップの絶対数が増加する。このような理由で、シリコン窒化膜の膜厚が厚いほど電荷が移動する確率が高くなり、電荷が拡散しやすくなる。
また、シリコン窒化膜の膜厚が厚いほど、電荷が移動できる範囲が大きくなるため、電荷が拡散してしまう可能性が高くなる。
また、上述の従来技術による半導体装置では、シリコン窒化膜は、ゲート電極部の側面と、その周辺領域における基板の上側表面とを覆うように形成されている。従って、この半導体装置では、ゲート電極部の側面を覆っている部分のシリコン窒化膜は、設定した膜厚の方向が基板の上側表面に対して水平方向となる。そして、この側面部分におけるシリコン窒化膜の基板の上側表面に対して垂直方向の膜厚は、ゲート電極部と等しい膜厚となっている。従って、この半導体装置では、仮にシリコン窒化膜の膜厚を薄く設定したとしても、ゲート電極部の側面を覆う部分では、ゲート電極部と等しい膜厚を有しているため、この側面を覆う部分において、電荷が移動できる範囲が大きくなる。そのため、シリコン窒化膜の膜厚を薄く設定しても、このゲート電極部の側面部分を覆う部分では、電荷が拡散してしまう恐れがある。
このように電荷の拡散が起こると、シリコン窒化膜中の下部、すなわち、基板に近い側に存在する電荷の数が相対的に減少してしまうため、電荷が保持されにくくなり、その結果、電荷保持特性が劣化する。
この発明の目的は、書き込み動作によってMOSFET中のシリコン窒化膜に導入された電子の電荷が、拡散するのを抑制することによって、良好な電荷保持特性を有する半導体装置、及びその製造方法を提供することにある。
そこで、上述の目的の達成を図るため、この発明の要旨による方法によって製造される半導体装置は以下のような特徴を有している。
すなわち、この発明の半導体装置によれば、まず、半導体基板と、この半導体基板の上側表面に設けられた、ゲート酸化膜及びこのゲート酸化膜上に設けられたゲート電極を有するゲート電極部とを具えている。この半導体基板には、素子領域と、この素子領域に作り込まれたチャネル領域とが設けられていて、このチャネル領域の上側に、このゲート電極部が設けられている。更に、素子領域には、このチャネル領域を挟んで第1及び第2主電極領域が設けられている。更に、ゲート電極部の厚みより薄く、かつ均等な膜厚で、ゲート電極部の周辺領域の、半導体基板の上側表面を覆う周辺シリコン酸化膜、及びゲート電極部の側面を覆う側面シリコン酸化膜の連続した一体的な膜である、シリコン酸化膜が設けられている。更に、周辺シリコン酸化膜の上側表面を覆うように、膜厚が最大でも100Åであるシリコン窒化膜が設けられている。更に、このシリコン窒化膜の上側表面に、側面シリコン酸化膜から離間して、サイドウォールが設けられている。
の発明の要旨による半導体装置の製造方法は、以下の第1工程から第8工程までの各工程を含む。
すなわち、第1工程では、半導体基板の素子領域に第1導電型の不純物を導入することによって、第1導電型不純物領域を形成する。
第2工程では、半導体基板の上側表面であって、第1導電型不純物領域のチャネル領域となる予定領域上に、ゲート酸化膜及びゲート電極を有するゲート電極部を形成する。
第3工程では、ゲート電極部を含む半導体基板の全面を覆うように、ゲート電極部の厚みより薄く、かつ均等な膜厚で前駆シリコン酸化膜を形成する。
第4工程では、前駆シリコン酸化膜の全面を覆うように前駆シリコン窒化膜を、膜厚が最大でも100Åとなるように形成する。
第5工程では、ゲート電極部をマスクとして、第1導電型不純物領域に、第1導電型と逆の導電型を有する第2導電型の不純物を導入する。これによって、第1及び第2主電極領域と、ゲート電極部の下部であって、第1及び第2主電極領域間の第1導電型不純物領域の残存領域としての、チャネル領域とを、それぞれ形成してMOSFETを形成する。
第6工程では、前駆シリコン窒化膜の全面を覆うように、サイドウォール前駆層を形成する。
第7工程では、サイドウォール前駆層、及び前駆シリコン窒化膜と前駆シリコン酸化膜とからなる積層体の、半導体基板上の、ゲート電極部の周辺部分を除く部分を、ゲート電極部の上側表面、及び半導体基板の、ゲート電極部の周辺領域を除く領域の上側表面が露出するまで除去する。ここで、除去されずに残存したサイドウォール前駆層からサイドウォール、前駆シリコン窒化膜からシリコン窒化膜、及び前駆シリコン酸化膜から、ゲート電極部の周辺領域の、半導体基板の上側表面を覆う周辺シリコン酸化膜と、ゲート電極部の側面を覆う側面シリコン酸化膜との連続した一体的なシリコン酸化膜がそれぞれ形成される。
第8工程では、シリコン窒化膜から、サイドウォールのゲート電極部と対面する側の側面と、ゲート電極部の側面との間に残存した側面シリコン窒化膜を除去して、周辺シリコン酸化膜の上側表面に残存する、周辺シリコン窒化膜を残存させる。
この発明の要旨による方法によって製造される半導体装置によれば、電荷保持の役割を担うシリコン窒化膜は、膜厚が最大でも100Åの薄膜である。従って、書き込み動作によって、シリコン窒化膜に電子が導入されたとき、蓄積された電荷は、シリコン窒化膜が100Åよりも厚膜である場合と比して、半導体基板の第1及び第2主電極領域に近い位置に存在する割合が大きくなる。そのため、蓄積された電荷は、シリコン窒化膜中に保持されやすくなり、良好な電荷保持特性が得られる。
また、この発明の要旨による方法によって製造される半導体装置によれば、シリコン窒化膜が薄膜であるため、シリコン窒化膜が厚膜である場合と比して、体積が減少する。従って、シリコン窒化膜中に存在するトラップの数、特に半導体基板から遠距離にあるトラップの数が減少する。そのため、この第1の要旨による半導体装置は、電荷が半導体基板から遠距離に移動するためのトラップの数が少ないため、半導体装置の動作時、つまり電界が発生している状態や、種々のストレス、例えば、熱ストレス等を受けた場合に、電荷がシリコン窒化膜中で拡散するのを抑制することができる。
また、この発明の要旨による半導体装置の製造方法によれば、第8工程において、サイドウォールのゲート電極部と対面する側の側面と、このゲート電極部の側面との間に存在する側面シリコン窒化膜を除去する。従って、この製造方法によって製造された半導体装置、すなわち、第1の要旨による半導体装置には、従来技術による半導体装置において、シリコン酸化膜の、ゲート電極部の側面を覆う部分の側面に形成されていた、シリコン窒化膜が存在しない。そのため、従来技術による半導体装置で問題となっていた、シリコン酸化膜の、ゲート電極部の側面を覆う部分の側面に形成されていた、シリコン窒化膜の部分における、半導体基板に対して垂直方向の膜厚の増大が防止される。従って、電荷が移動できる範囲が大きくなることはなく、この部分において、電荷が半導体基板から遠い箇所に移動することが防止される。
以下、図面を参照して、この発明に係る半導体装置及びその製造方法について説明する。なお、各図は、この発明が理解できる程度に、各構成要素の形状、大きさ、及び配置関係を概略的に示してあるに過ぎない。従って、この発明の構成は、何ら図示の構成例にのみ限定されるものではない。
〈第1の実施の形態〉
第1の実施の形態では、電荷保持機能を有するシリコン窒化膜であって、膜厚が最大でも100Åで、また、ゲート電極部側面部を除いて形成されたシリコン窒化膜を含む、MOSFETを具えた半導体装置の製造方法について説明する。この製造方法は、第1工程から第7工程までを含んでいる。以下、第1工程から順に各工程につき説明する。
図1(A)〜(C)は、この発明の第1の実施の形態を説明する工程図である。図2(A)〜(C)は、図1(C)に続く工程図である。また、図3(A)〜(B)は、図2(C)に続く工程図である。これらの各図は、それぞれ、各製造段階で得られた構造体の断面の切り口で示してある。
まず、第1工程では、半導体基板11の素子領域13に第1導電型の不純物を導入することによって、第1導電型不純物領域17を形成して図1(A)に示すような構造体を得る。
この実施の形態において用いる半導体基板11は、例えばSi単結晶基板、その他の従来周知のシリコンを材料とする半導体基板である。そして、この半導体基板11には、素子分離領域15によって、素子領域13が画成されて形成されている。この素子分離領域15は、半導体基板11上の個々の素子領域13を電気的に分離する目的で形成されており、LOCOS法、STI法等の従来周知の方法を用いて形成されている。
そして、この素子分離領域15で区画された素子領域13に、第1導電型の不純物を導入することによって、素子領域13を一方の導電型の不純物拡散領域、すなわち第1導電型不純物領域17に変える。この第1工程における不純物の導入は、後の工程よって形成されるMOSFETの、チャネル領域における閾値を制御する目的で行われる。なお、不純物の導入は、S/Dインプランテーション等の従来周知のインプランテーション技術を用いて行えばよい。ここで、導入する不純物は、半導体基板11に作り込むMOSFETがp型のMOSFET(以下、単にpMOSと称する)である場合には、n型の不純物、例えば、As(砒素)、P(リン)等、また、n型のMOSFET(以下、単にnMOSと称する)である場合には、p型の不純物、例えば、Ga(ガリウム)、In(インジウム)等の中から設計に応じた好適な不純物を選べばよい。
次に、第2工程では、半導体基板11の上側表面であって、第1導電型不純物領域17のチャネル領域となる予定領域上に、ゲート酸化膜19及びゲート電極21を有するゲート電極部23を形成して図1(B)に示すような構造体を得る。
ここで、ゲート酸化膜19及びゲート電極21の形成は、従来周知の方法を用いて行われる。すなわち、ゲート酸化膜19は、素子領域13上に例えば熱酸化を行うことによって形成される。このゲート酸化膜19上にPoly−Si(ポリシリコン)膜、及びシリサイド膜をCVD法等を用いて順次成膜し、ゲート電極21を形成する。ここで、このゲート電極21を構成するシリサイド膜については、例えば、Si(シリコン)とW(タングステン)との複合膜等の従来周知のシリサイドを材料とすればよい。そして、このゲート酸化膜19及びゲート電極21を公知のホトリソエッチング技術、ドライエッチング技術、その他を用いてパターニングすることによって、ゲート電極部23を形成する。
次に、第3工程では、ゲート電極部23を含む半導体基板11の全面を覆うように、ゲート電極部23の厚みより薄く、かつ均等な膜厚で前駆シリコン酸化膜24を形成して図1(C)に示すような構造体を得る。
前駆シリコン酸化膜24は、ゲート酸化膜19と同様に、従来周知の熱酸化によって形成される。ここで、この前駆シリコン酸化膜24は、後の工程によって、ゲート電極部23の側面を覆う側面シリコン酸化膜、及びゲート電極部23の周辺領域を覆う周辺シリコン酸化膜を除いて除去される。そして、残存した側面シリコン酸化膜及び周辺シリコン酸化膜の連続した一体的な前駆シリコン酸化膜24の部分が、シリコン酸化膜となる。このシリコン酸化膜は、トンネル酸化膜と呼ばれる膜であり、このシリコン酸化膜の上側表面に形成されるシリコン窒化膜との間で、データメモリの源となる電子の受け渡しを行う機能を有する。従って、電子の受け渡しを行うことが可能な程度に、電子を許容できる膜厚で形成する必要がある。具体的には、最小でも30Åの膜厚で形成するのが良い。ただし、既に説明したように、シリコン窒化膜に蓄積された電荷は、半導体基板11の第1及び第2主電極領域に近い位置に存在するほど保持されやすい。そして、このシリコン酸化膜が必要以上に厚く形成されると、シリコン窒化膜と半導体基板11との間の距離が増大してしまい、その結果、シリコン窒化膜に蓄積された電荷と半導体基板11との間の距離も増大してしまう。従って、シリコン窒化膜が電荷を保持できる程度に、シリコン酸化膜の膜厚を設定するのが良い。そのために、好ましくは、30〜200Åの膜厚で前駆シリコン酸化膜24を形成するのが良い。なお、この30〜200Åの値は、シリコン窒化膜が電荷を保持できるという効果を達成し得る範囲内の値であるが、このような効果が得られるならば、この値の近傍の値であってもよく、何らこの数値に限定されるものではない。
次に、第4工程では、前駆シリコン酸化膜24の全面を覆うように前駆シリコン窒化膜26を、膜厚が最大でも100Åとなるように形成して図2(A)に示すような構造体を得る。
前駆シリコン窒化膜26は、従来周知のCVD法によって形成される。この前駆シリコン窒化膜26は、後の工程によって、シリコン酸化膜の上側表面を覆う部分を除いて、除去される。そして、シリコン酸化膜の上側表面に残存した前駆シリコン窒化膜26の部分が、シリコン窒化膜となる。このシリコン窒化膜は、この実施の形態によって製造される半導体装置において、メモリ機能体として作用し、書き込み動作によって導入された電子を蓄積し、電荷を保持する。そして、既に説明したように、このシリコン窒化膜の膜厚が厚く形成されると、蓄積された電荷が拡散してしまう可能性が大きくなる。そのため、この実施の形態では、シリコン窒化膜を100Å以下の薄膜で形成するために、前駆シリコン窒化膜26を100Å以下の薄膜で形成する。ただし、シリコン窒化膜が過剰に薄く形成されると、蓄積すべき、データ情報の源である電子の絶対量が減少してしまう恐れがある。また、シリコン窒化膜の膜厚が極端に薄いと、成膜工程上の安定性が劣化する恐れもある。従って、前駆シリコン窒化膜26は、100Å以下、更に好ましくは50〜80Åの膜厚で形成するのがよい。
ここで、100Å以下、または、50〜80Åの膜厚で、前駆シリコン窒化膜26を形成するに当たり、例えば、以下の条件でCVD法による成膜を行う。すなわち、755℃の温度において、NH(アンモニア)及びSiHCl(ジクロロシラン)を10:1の分圧で混合したガスを用いて、0.25Torrの反応圧力で成膜を行う。また、この膜形成は、1分当たり約20Åの成膜レートで行うのが良い。なお、これらの温度、分圧、反応圧力、及び処理時間の値は、50〜80Åの膜厚で前駆シリコン窒化膜26を形成するという効果を達成し得る範囲内の値であるが、このような効果が得られるならば、この値の近傍の値であってもよく、何らこの数値に限定されるものではない。
ここで、この第4工程において形成された前駆シリコン窒化膜26、及び第3工程において形成された前駆シリコン酸化膜24からなる積層体を、図中、積層体29として示す。
次に、第5工程では、第1及び第2主電極領域31と、ゲート電極部23の下部であって、第1及び第2主電極領域31間にチャネル領域18とを、それぞれ形成して図2(B)に示すようなMOSFETを有する構造体を得る。この場合、チャネル領域18は、第1導電型不純物領域17中の、第2導電型不純物の非導入領域として残存した領域で形成される。
MOSFETは、半導体基板11の素子領域13上に、第2工程において形成されたゲート電極部23と半導体基板11中に設けられた、ソース領域及びドレイン領域としての二つの離間した第1及び第2主電極領域31と、これら第1及び第2主電極領域31に挟まれたチャネル領域18とを含んでいる。
そのためにまず、第2工程において、チャネル領域18となる予定領域上に形成されたゲート電極部23をマスクとして用いて、第1導電型不純物領域17に、第1導電型と逆の導電型を有する第2導電型の不純物を導入する。これにより、ゲート電極部23の下の第1導電型不純物領域17は、第2導電型の不純物が導入されずに、第1導電型不純物領域17として残存する。この残存した第1導電型不純物領域17がチャネル領域18となる。一方、このチャネル領域18を挟むように、第2導電型の不純物が導入された第1導電型不純物領域17は、第1及び第2主電極領域31となる。
また、このとき、第2導電型の不純物はマスクとして用いられたゲート電極部23のゲート電極21、また、第1導電型不純物領域17上に形成されている前駆シリコン酸化膜24及び前駆シリコン窒化膜26にも導入される。これにより、ゲート電極21を第2導電型にするので、導電性を高める効果を得ることができる。この工程における、第2導電型の不純物の導入は、S/Dインプランテーション等の従来周知の方法で行われる。また、上述した第1及び第2主電極領域31は、その一方をソース領域とし、他方をドレイン領域として利用することができる。
ここで、この第5工程において、第1及び第2主電極領域31は、低濃度で第2導電型の不純物が導入されている。
また、この第5工程において導入する第2導電型の不純物は、pMOSを形成する場合には、p型の不純物、例えば、Ga(ガリウム)、In(インジウム)、B(ホウ素)等、また、nMOSを形成する場合には、n型の不純物、例えば、As(砒素)、P(リン)等の中から設計に応じた好適な不純物を選べばよい。
次に、第6工程では、前駆シリコン窒化膜26の全面を覆うように、サイドウォール前駆層33を形成して図2(C)に示すような構造体を得る。
このサイドウォール前駆層33は、従来周知のCVD法を用いて、シリコン酸化膜等を前駆シリコン窒化膜26上に堆積することによって形成される。
次に、第7工程では、第6工程において形成されたサイドウォール前駆層33、及び前駆シリコン窒化膜26と前駆シリコン酸化膜24とからなる積層体29の、半導体基板11上の、ゲート電極部23の周辺部分を除く部分を、ゲート電極部23の上側表面、及び半導体基板11の、ゲート電極部23の周辺領域を除く領域の上側表面が露出するまで除去して図3(A)に示すような構造体を得る。ここで、除去されずに残存したサイドウォール駆層33からサイドウォール35、前駆シリコン窒化膜26からシリコン窒化膜27、及び前駆シリコン酸化膜24から、ゲート電極部の周辺領域の、半導体基板の上側表面を覆う周辺シリコン酸化膜25bと、ゲート電極部の側面を覆う側面シリコン酸化膜25aとの連続した一体的なシリコン酸化膜25がそれぞれ形成される。また、シリコン窒化膜27は、連続した一体的な、側面シリコン酸化膜25aの側面を覆う側面シリコン窒化膜27a、及び周辺シリコン酸化膜25bの上側表面を覆う周辺シリコン窒化膜27bを有している。
ここで、このサイドウォール35は、後の工程において、素子領域13中に、低濃度の不純物領域である、後述のLDD(Lightly Doped Drain)領域を形成する際に、ゲート電極部23とともにマスクとして用いられる。従って、除去されずに残存したサイドウォール前駆層33、及び残存したシリコン窒化膜27と残存したシリコン酸化膜25とからなる積層体30の、半導体基板11上の、ゲート電極部23の周辺部分の幅は、LDD領域の幅によって、任意好適に設定される。
次に、第8工程では、シリコン窒化膜27から、サイドウォール35のゲート電極部23と対面する側の側面と、ゲート電極部23の側面との間に残存した側面シリコン窒化膜27aを除去して、周辺シリコン酸化膜25bの上側表面に残存する、周辺シリコン窒化膜27bを残存させて図3(B)に示すような構造体を得る。
この第8工程では、シリコン窒化膜27の、側面シリコン窒化膜27aのみを選択的に除去する。この側面シリコン窒化膜27aの除去は、公知のドライエッチング技術を用いて行われる。
この第8工程の後に、第1及び第2主電極領域31に対して、再度、第2導電型の不純物が導入されることによって、高濃度の第1及び第2主電極領域、及びLDD領域が形成される(図示せず)。
このLDD領域は、例えば、短チャネル効果を抑制する等の目的で形成される。そして、LDD領域は、上述の第5工程において、低濃度の第2導電型の不純物が導入されて形成された、第1及び第2主電極領域31に、再度、第2導電型の不純物が導入されることによって、高濃度の第1及び第2主電極領域が形成される際に、同時に形成される。すなわち、高濃度の第1及び第2主電極領域を形成するための、第2導電型の不純物の導入の際に、サイドウォール35及びゲート電極部23がマスクとなるため、サイドウォール35及びゲート電極部23の下部には、第2導電型の不純物が導入されない。サイドウォール35の外側の第1及び第2主電極領域31には、第2導電型の不純物が導入されることによって、高濃度の第1及び第2主電極領域が形成される。そして、サイドウォール35の下部には、低濃度の第1及び第2主電極領域31が残存している。この残存した低濃度の第1及び第2主電極領域がLDD領域となる。
また、この第2導電型の不純物を導入する際に、上述の第8工程までに得た構造体の全面に、金属汚染を防止するための、薄いシリコン酸化膜を覆うように形成しても良い。このとき、第8工程において側面シリコン窒化膜27aが除去された、サイドウォール35と側面シリコン酸化膜25bとの間にも、シリコン酸化膜(図示せず)が形成される。
この第1の実施の形態によって製造された半導体装置によれば、メモリ機能体として、電荷保持の役割を担うシリコン窒化膜すなわち周辺シリコン窒化膜27bは、膜厚が最大でも100Åの薄膜である。従って、書き込み動作によって、周辺シリコン窒化膜27bに電子が導入されたとき、蓄積された電荷は、周辺シリコン窒化膜27bが厚膜である場合と比して、半導体基板11の第1及び第2主電極領域に近い位置に存在する割合が大きくなる。そのため、蓄積された電荷は、周辺シリコン窒化膜27b中に保持されやすくなり、良好な電荷保持特性が得られる。
また、この第1の実施の形態による半導体装置の製造方法によれば、100Å以下のシリコン窒化膜すなわち周辺シリコン窒化膜27bの膜厚を、更に、50〜80Åに設定することによって、蓄積すべき、データ情報の源である電子の絶対量が過剰に減少することを防止できる。また、周辺シリコン窒化膜27bの膜厚が極端に薄いことに起因する、成膜工程上の安定性が劣化する恐れについても防止できる。
また、第1の実施の形態によって製造された半導体装置によれば、シリコン窒化膜すなわち周辺シリコン窒化膜27bが薄膜であるため、周辺シリコン窒化膜27bが厚膜である場合と比して、体積が減少する。従って、周辺シリコン窒化膜27b中に存在するトラップの数、特に半導体基板11から遠距離にあるトラップの数が減少する。そのため、この第1の実施の形態によって製造された半導体装置は、電荷が半導体基板11から遠距離に移動するためのトラップの数が少ないため、半導体装置の動作時、つまり電界が発生している状態や、種々のストレス、例えば、熱ストレス等を受けた場合に、電荷が周辺シリコン窒化膜27b中で拡散するのを抑制することができる。
また、第1の実施の形態による半導体装置の製造方法によれば、第8工程において、側面シリコン窒化膜27aを除去する。従って、この第1の実施の形態によって製造された半導体装置には、従来技術による半導体装置において、シリコン酸化膜の、ゲート電極部の側面を覆う部分の側面に形成されていた、シリコン窒化膜が存在しない。そのため、従来技術による半導体装置で問題となっていた、シリコン酸化膜の、ゲート電極部の側面を覆う部分の側面に形成されていた、シリコン窒化膜の部分における、半導体基板に対して垂直方向の膜厚の増大が防止される。従って、電荷が移動できる範囲が大きくなることはなく、側面シリコン窒化膜27aにおいて、電荷が半導体基板11から遠い箇所に移動することが防止される。
また、第8工程において、側面シリコン窒化膜27aが除去されるため、シリコン窒化膜27の体積は減少する。従って、シリコン窒化膜27を、薄膜で形成することによるトラップの数の減少に加え、更に、トラップの数を減少させることができる。そのため、この第1の実施の形態によって製造された半導体装置は、電荷が移動できる範囲が著しく縮小されており、この結果、半導体装置の動作時、つまり電界が発生している状態や、種々のストレス、例えば、熱ストレス等を受けた場合に、電荷がシリコン窒化膜すなわち周辺シリコン窒化膜27b中で拡散するのを抑制することができる。
なお、この第1の実施の形態における半導体装置の製造方法は、n型のMOSFET及びp型のMOSFETの、いずれのタイプのMOSFETを形成する場合でも適用することができる。
(A)〜(C)は、この発明の半導体装置の実施の形態における工程図である。 (A)〜(C)は、図1(C)に続く工程図である。 (A)〜(B)は、図2(C)に続く工程図である。
符号の説明
11:半導体基板
13:素子領域
15:素子分離領域
17:第1導電型不純物領域
18:チャネル領域
19:ゲート酸化膜
21:ゲート電極
23:ゲート電極部
24:前駆シリコン酸化膜
25:シリコン酸化膜
25a:側面シリコン酸化膜
25b:周辺シリコン酸化膜
26:前駆シリコン窒化膜
27:シリコン窒化膜
27a:側面シリコン窒化膜
27b:周辺シリコン窒化膜
29:積層体
30:積層体
31:第1及び第2主電極領域
33:サイドウォール前駆層
35:サイドウォール

Claims (2)

  1. 半導体基板の素子領域に第1導電型の不純物を導入することによって、第1導電型不純物領域を形成する第1工程と、
    前記半導体基板の上側表面であって、前記第1導電型不純物領域のチャネル領域となる予定領域上に、ゲート酸化膜及びゲート電極を有するゲート電極部を形成する第2工程と、
    該ゲート電極部を含む前記半導体基板の全面を覆うように、該ゲート電極部の厚みより薄く、かつ均等な膜厚で前駆シリコン酸化膜を形成する第3工程と、
    該前駆シリコン酸化膜の全面を覆うように前駆シリコン窒化膜を、膜厚が最大でも100Åとなるように形成する第4工程と、
    前記ゲート電極部をマスクとして、前記第1導電型不純物領域に、第1導電型と逆の導電型を有する第2導電型の不純物を導入することによって、第1及び第2主電極領域と、前記ゲート電極部の下部であって、前記第1及び第2主電極領域間にチャネル領域とを、それぞれ形成してMOSFETを形成する第5工程と、
    前記前駆シリコン窒化膜の全面を覆うように、サイドウォール前駆層を形成する第6工程と、
    該サイドウォール前駆層、及び前記前駆シリコン窒化膜と前記前駆シリコン酸化膜とからなる積層体の、前記半導体基板上の、前記ゲート電極部の周辺部分を除く部分を、前記ゲート電極部の上側表面、及び前記半導体基板の、前記ゲート電極部の周辺領域を除く領域の上側表面が露出するまで除去すると同時に、除去されずに残存した前記サイドウォール前駆層からサイドウォール、前記前駆シリコン窒化膜からシリコン窒化膜、及び前記前駆シリコン酸化膜から、前記ゲート電極部の周辺領域の、前記半導体基板の上側表面を覆う周辺シリコン酸化膜と、前記ゲート電極部の側面を覆う側面シリコン酸化膜との連続した一体的なシリコン酸化膜をそれぞれ形成する第7工程と、
    前記シリコン窒化膜から、該サイドウォールの前記ゲート電極部と対面する側の側面と、前記ゲート電極部の側面との間に残存した側面シリコン窒化膜を除去して、前記周辺シリコン酸化膜の上側表面に残存する、周辺シリコン窒化膜を残存させる第8工程と
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第4工程が、前記前駆シリコン酸化膜の全面を覆うように前記前駆シリコン窒化膜を、膜厚が50Å〜80Åとなるように形成する工程であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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