JP4790507B2 - プロダクトイオンスペクトル作成方法及び装置 - Google Patents
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Description
飛行時間型質量分析計(TOFMS)では、イオンを一定のパルス電圧Vaで加速する。この時、イオンの速度vはエネルギー保存則から
mv2/2=qeVa (1)
v=√(2qeVa/m) (2)
と表される。ただし、mはイオンの質量、qはイオンの電荷、eは素電荷である。一定距離Lの後に置いた検出器には、飛行時間Tで到達する。Tは次式で表される。
(3)式より飛行時間がイオンの質量により異なることから、質量を分析することができる。
質量分解能=T/2ΔT (4)
で定義される。直線型TOFMSでは、装置の大型化につながることからTに制限があり、ΔTも実行飛行距離を伸ばすことで悪化するため、高質量分解能を得ることができない。
(らせん軌道型TOFMS)
TOFMS飛行時間型質量分の質量分解能は、(4)式で定義される。即ち、ピーク幅ΔTを一定にして、総飛行時間Tを伸ばすことができれば、質量分解能を向上させられる。しかしながら、従来の直線型、反射型のTOFMSでは、総飛行時間Tを伸ばすこと、即ち総飛行時間を伸ばすことは装置の大型化に直結する。装置の大型化を避け、かつ高質量分解能を実現するために開発された装置が多重周回型飛行時間型質量分析計(非特許文献5参照)である。
(MALDI法と遅延引きだし法)
MALDI(Matrix Assisted Laser Desorption Ionization)法は、使用するレーザー光波長に吸収帯をもつマトリックス(液体や結晶性化合物、金属粉等)に試料を混合融解させて固化し、これにレーザー照射して試料を気化或いはイオン化させる方法である。MALDI法に代表されるレーザーによるイオン化では、イオン生成時の初期エネルギー分布が大きく、これを時間収束させるため、遅延引き出し法が殆どの場合で用いられる。これはレーザー照射より数100ns程度遅れてパルス電圧を印加する方法である。
(垂直加速法)
MALDI法は、パルス的にイオンを生成するため、TOFMSとの相性が非常によい。しかしながら、質量分析法のイオン化法には、El,Cl,ESl,APClといった連続的にイオンを生成するイオン化法も数多くある。これらイオン化法とTOFMSを組み合わせるために開発されたのがOrthogonal Acceleration(垂直加速法)である。
(MS/MS測定とTOF/TOF装置)
一般的な質量分析では、イオン源で生成したイオンを質量分析計にて質量分離したマススペクトルを測定する。この時、得られる情報は質量のみである。以下、この測定をMS/MS測定に対してMS測定と呼ぶ。これに対して、イオン源で生成した特定のイオン(プリカーサイオン)を自発的又は強制的に開裂させ、生成したプロダクトイオンを観測するMS/MS測定がある。この測定では、プリカーサイオンの質量と複数の経路で生成するプロダクトイオンの質量情報が得られるため、プリカーサイオンの構造情報を得ることができる。
Up=Ui×m/M (5)
と表される。ここで、Upはプロダクトイオンの運動エネルギー、Uiはプリカーサイオンの運動エネルギー、mはプロダクトイオンの質量、Mはプリカーサイオンの質量である。反射場を含む第2TOFMS31では、質量及び運動エネルギーにより飛行時間が異なるため、プロダクトイオンを質量分析することができる。
Rev.Sci.Instrum,26,1150(1955) Rapid Commun.Mass Spectram,8,865(1994) Rapid Commun.Mass Spectram,3,155(1989) So.Phys.JETP,3745(1973) J.Mass Spectram.Soc.Jpn,51,2(2003)349-353
Rm:Rm+1:Rm+2:Rm+3=Rn:Rn+1:Rn+2:Rn+3
=0.4:0.3:0.2:0.1とすると、各組み合わせの強度比とプリカーサイオンの同位体ピーク比は図13に示すようなものとなる。図13をプロダクトイオンの視点から見ると図14のようになる。質量m近傍のプロダクトイオンスペクトルは図15に示すようなものとなる。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。
(8)請求項8記載の発明は、イオンを加速する手段に遅延引き出し法を用いることを特徴とする。
(10)請求項10記載の発明によれば、開裂させる手段が、衝突室にガスを充填して行なうCID法であることを特徴とする。
(8)請求項8記載の発明によれば、イオンを加速する手段に遅延引き出し法を用いることにより、イオンの時間収束性を向上させることができる。
(11)請求項11記載の発明によれば、イオン源としてMALDIイオン源を用いた場合において、飛行時間型質量分析計を第1TOFMSに採用することにより、イオンゲートにて同位体ピークを選択し、MS/MS測定をすることができる。また、主要な同位体ピークを選択したMS/MSスペクトルを再構成し、1つのプロダクトイオンスペクトルを作成することにより、モノアイソトピックイオンのみを選択する場合と比較して、質量精度を落とすことなく、感度のよいスペクトルを得ることができる。
(実施の形態例1)
図1は本発明の第1の実施の形態例を示す構成図である。(a)は装置をZ方向に見た図、(b)は(a)において矢印方向から見た図である。破線の矢印はイオン軌道である。図において、50は第1TOFMS、60は該第1TOFMS50と接続される第2TOFMSである。第1TOFMSとしては、らせん軌道型TOFMSが用いられ、第2TOFMSとしては、反射型TOFMSが用いられる。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。
(実施の形態例2)
本実施の形態例の構成は、図1に示すものと同じである。本実施の形態例の動作は、実施の形態例1とほぼ同じであり、プロダクトイオンスペクトルの合成時の動作が異なる。プロダクトイオンスペクトルの合成は、複数のスペクトルを取得することにより行なうため、それぞれのスペクトルで強度が異なる可能性がある。そこで、合成を行なう時に、PSXにおいてプリカーサイオンのピークの強度比をプリカーサイオンの同位体比と一致するように強度軸に適当な係数をかけて足し合わせる。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。
(実施の形態例3)
図3は本発明の第3の実施の形態例を示す構成図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。(a)は装置をZ方向から見た図、(b)は(a)において、矢印方向から見た図である。図において、70はイオンを連続して発生するイオン源、71はイオン源70で発生したイオンを輸送するイオン輸送部、72はイオン輸送部71を輸送されてきたイオンを垂直方向に加速する垂直加速部である。垂直加速部72で加速されたイオンは、続くデフレクタ41によりらせん軌道型TOFMSのらせん角度に合わせて偏向され、扇形電場1に入射する。その他の構成は、図1に示す構成と同じである。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。
また、本発明によれば、第1TOFMSにらせん軌道型飛行時間型質量分析計を用いることにより、飛行時間を伸ばすことができ、分解能を向上させることができる。
また、本発明によれば、イオンを加速する手段に遅延引き出し法を用いることにより、イオンの時間収束性を保持することができる。
41 デフレクタ
42 扇形電場1
43 扇形電場2
44 扇形電場3
45 扇形電場4
46 検出器1
47 衝突室
48 反射電場
49 検出器2
50 第1TOFMS
60 第2TOFMS
Claims (12)
- サンプルをイオン化するイオン源と、イオンをパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲートと、選択したイオンを開裂させる手段と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器で構成されるタンデム型質量分析装置を使用し、以下のような動作を行なうことを特徴とするプロダクトイオンスペクトル作成方法。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。 - サンプルをイオン化するイオン源と、イオンを輸送する輸送手段と、イオンを輸送方向に対して垂直方向にパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲートと、選択したイオンを開裂させる手段と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器とで構成されるタンデム型質量分析装置を使用し、以下のような動作を行なうことを特徴とするプロダクトイオンスペクトル作成方法。
1)イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択する。
2)選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
3)前記1),2)を繰り返し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得する。
4)3)で取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成する。
5)合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更する。 - 前記プロダクトイオンスペクトル作成方法において、プロダクトイオンスペクトルでのプリカーサイオンの同位体比が、計算値と一致するように任意の定数をかけた後合成することを特徴とする請求項1又は2記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- 前記タンデム型質量分析装置の飛行時間型質量分析計に複数の扇形電場で構成され、同一軌道を多重周回させる飛行時間型質量分析計を使用することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- 前記タンデム型質量分析装置の飛行時間型質量分析計に複数の扇形電場で構成され、イオンをらせん軌道で飛行させる飛行時間型質量分析計を使用することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- 第1飛行時間型質量分析計がらせん軌道型飛行時間型質量分析計である場合、らせん軌道型飛行時間型質量分析計へのイオンの入射角を調整するために、イオンをパルス的に加速するための手段とらせん軌道型飛行時間型質量分析計の間にイオンを偏向させる手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- イオン源でのイオン化法がMALDI法であることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- イオンを加速する手段に遅延引き出し法を用いることを特徴とする請求項7記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- 飛行時間型質量分析計と反射電場の間に、イオン軌道とイオン軌道外との間で移動可能なもう1つの検出器を備えたことを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- 開裂させる手段が、衝突室にガスを充填して行なうCID法であることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載のプロダクトイオンスペクトル作成方法。
- サンプルをイオン化するイオン源と、イオンをパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲートと、選択したイオンを開裂させる手段と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器で構成されるタンデム型質量分析装置を使用したプロダクトイオンスペクトル作成装置において、
イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択し、選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得し、取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成し、合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更するように構成したことを特徴とするプロダクトイオンスペクトル作成装置。 - サンプルをイオン化するイオン源と、イオンを輸送する輸送手段と、イオンを輸送方向に対して垂直方向にパルス的に加速するための加速手段と、飛行時間型質量分析計と、特定の質量をもつイオンを選択するイオンゲートと、選択したイオンを開裂させる手段と、反射電場を含む反射型飛行時間型質量分析計と、反射型飛行時間型質量分析計を通過したイオンを検出する検出器とで構成されるタンデム型質量分析装置を使用したプロダクトイオンスペクトル作成装置において、
イオンゲートでプリカーサイオンの同位体イオンを1つ選択し、選択したプリカーサイオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得し、プリカーサイオンの複数の同位体イオンを開裂させ、プロダクトイオンスペクトルを取得し、取得したスペクトルを反射型飛行時間型質量分析計での飛行時間軸に変更し、プロダクトイオンスペクトルを合成し、合成したプロダクトイオンスペクトルの飛行時間軸を質量軸に変更するように構成したことを特徴とするプロダクトイオンスペクトル作成装置。
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