JP4788458B2 - Outboard motor intake system - Google Patents
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Description
本発明は、船外機の吸気装置に関し、特に、縦置きに搭載されるV型エンジンを備える船外機の吸気装置に関する。 The present invention relates to an outboard motor intake device, and more particularly to an outboard motor intake device including a V-type engine mounted vertically.
従来、V型エンジンを備える船外機の吸気装置としては、シリンダバンク毎に配設されたサージタンクを備えるものが一般的である(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。しかしながら、上記従来の吸気装置においては、サージタンクを2つ備えるため構造が複雑になり、装置の大型化を招いていた。また、サージタンクとシリンダヘッドを接続する吸気通路の途中に屈曲部を形成する必要があり、このため、この屈曲部が吸気抵抗となり、船外機の吸気性能の低下を招いていた。
2. Description of the Related Art Conventionally, as an outboard motor intake device equipped with a V-type engine, one having a surge tank arranged for each cylinder bank is generally used (see, for example,
一方、従来、V型エンジンを備える船外機の吸気装置として、単一のサージタンクを備えるものが提供されている(例えば、特許文献3参照)。この吸気装置は、サージタンクの内部に吸気通路に接続する吸入口としてのファンネル形状部材を備える。各ファンネル形状部材は、隣接するファンネル形状部材と干渉しないように互いに隔離されて配設されている。これにより、吸気効率の向上が図られている。
しかしながら、上記特許文献3の船外機の吸気装置においては、船外機の構造上サージタンクの容量を十分に確保することができない場合、上記ファンネル形状部材を設けることができないという問題があった。 However, the outboard motor intake device of Patent Document 3 has a problem that the funnel-shaped member cannot be provided when the capacity of the surge tank cannot be sufficiently secured due to the structure of the outboard motor. .
このように、従来の船外機の吸気装置においては、装置の大型化や、吸気性能の低下という問題があった。 As described above, the conventional outboard motor intake system has a problem that the apparatus is enlarged and the intake performance is deteriorated.
本発明の目的は、吸気性能を向上させることができると共に、装置を小型化することができる船外機の吸気装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide an intake device for an outboard motor capable of improving the intake performance and reducing the size of the device.
上記目的を達成するために、請求項1記載の船外機の吸気装置は、鉛直方向に配列された複数の気筒を各々備え且つ後方に向かってV字形状に拡開するシリンダバンクにおいて、前記V字形状の内側に開口するように形成された前記複数の気筒の各々の吸気ポートと、前記吸気ポートに接続する吸気マニホールドと、前記吸気マニホールドに接続するサージタンクと、前記サージタンクに接続するスロットル装置とを備え、前記サージタンクは、前記複数の気筒に前記吸気マニホールドを介して夫々接続する複数の吸気通路と、前記複数の吸気通路のうち互いに隣接する吸気通路間に夫々設けられた壁部材と、前記吸気通路及び前記壁部材によって形成される空間を密閉する蓋部材とを備え、前記吸気通路は、前記マニホールドとの接続面より後方に向かってV字形状に拡開し、前記スロットル装置は、前記壁部材のうち鉛直方向最上部に位置する壁部材に、上面視で前記吸気通路に挟まれて前記吸気通路の上流側開口端より前方に取り付けられることを特徴とする。
In order to achieve the above object, an outboard motor intake system according to
請求項2記載の船外機の吸気装置は、請求項1記載の船外機の吸気装置において、前記吸気通路は対応する前記吸気ポートと同軸的に形成されて略直線状に延びる筒状部材であることを特徴とする。
The outboard motor intake device according to
請求項3記載の船外機の吸気装置は、前記シリンダバンクと前記サージタンクとエンジンカバーとによって囲まれた空間に配設されたサイレンサ及びエアインテークダクトを備えることを特徴とする。 Intake system for an outboard motor according to claim 3, characterized in that it comprises a pre-Symbol silencer and the air intake duct is disposed in a space surrounded by said surge tank and the engine cover and the cylinder banks.
請求項1記載の船外機の吸気装置によれば、サージタンクを小型化することができ、装置を小型化することができる。これにより、エンジンのアウトラインをコンパクトにすることができる。加えて、少ないスペースにおいてもサージタンクの容量を十分に確保することができるので、吸気性能を向上させることができる。このため、船外機の出力を向上させることができる。
According to an intake system for an outboard motor according to
請求項2記載の船外機の吸気装置によれば、吸気通路を長くすることができると共に、吸気抵抗を低減することができる。このため、吸気効率を向上させることができる。
According to an intake system for an outboard motor according to
請求項3記載の船外機の吸気装置によれば、サイレンサ及びエアインテークダクトが、シリンダバンクとサージタンクとエンジンカバーとによって囲まれた空間に配設されるので、装置をさらに小型化することができる。また、エアインテークダクト等の水分離効果を向上させることができる。このため、船外機の出力を向上させることができる。 According to the outboard motor intake device of the third aspect , since the silencer and the air intake duct are disposed in a space surrounded by the cylinder bank, the surge tank, and the engine cover, the device can be further downsized. Can do. Moreover, the water separation effect of an air intake duct etc. can be improved. For this reason, the output of an outboard motor can be improved.
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施の形態に係る吸気装置を備える船外機1の上半部の斜視図であり、図2は、船外機1の水平方向の部分断面図である。尚、図2に示すように、矢印F方向が船外機1の前方向を示し、矢印L方向が左舷方向を示す。
FIG. 1 is a perspective view of an upper half portion of an
船外機1は、図2に示すように、エンジン2を備える。エンジン2は、その内部にクランクシャフト32が略垂直に(縦置きに)配置されると共に、左右一体のシリンダブロック50が平面視V型に設置されることで後方に向かって開くV字形状のシリンダバンク(Vバンク)が形成された、水冷4サイクルのV型6気筒エンジンである。
The
図1に示すように、エンジン2の周囲は、アッパーカバー10及びロアーカバー11によって覆われている。アッパーカバー10の上部にはトップカバー(チルトアップハンドル)12が被装され、アッパーカバー10の後部及びトップカバー12の後部の間に、外気取入口となるルーバ13が取り付けられている。
As shown in FIG. 1, the periphery of the
図2に示すように、エンジン2の最前部(船首側)にクランクケース31が配置され、クランクケース31の後方にシリンダブロック50が配置されている。クランクケース31とシリンダブロック50の合面にクランクシャフト32が軸支されている。クランクシャフト32の上端はエンジン2の上方に突出し、その突出部には発電用のマグネト装置(図示せず)が設けられている。以下、片側(右側)のシリンダバンクの構成を主に説明するが、左右のシリンダバンクは基本的に同様に構成されている。
As shown in FIG. 2, the
シリンダブロック50は、左側バンク部分50L及び右側バンク部分50Rを有する。シリンダヘッド80は、左右のシリンダバンクに対応して左右一対設けられ、シリンダヘッド80L,80Rが、それぞれ左側、右側バンク部分50L,50Rに対応している。左側、右側バンク部分50L,50Rの各内部には、3気筒ずつ気筒51が形成されている。一方、各シリンダヘッド80には、各気筒51に整合する燃焼室52と、燃焼室52に連通する吸気ポート89及び排気ポート90が形成されている。シリンダヘッド80にはヘッドカバー33(33L,33R)が各々被装されており、両者間に画成されるカム室内に、不図示の吸気、排気カムシャフトが、それぞれ回転自在に軸支されている。
The
吸気ポート89は、その入口が各シリンダバンクが呈するV字形状の内側に開口し、燃焼室52への連通部が吸気バルブ55により開閉される。また、排気ポート90は、各シリンダバンクが呈するV字形状の外側部分(シリンダヘッド80の外側部)に形成され、燃焼室52への連通部が排気バルブ54により開閉される。そして、各気筒51内に摺動自在に挿入されたピストン53の往復運動が、コンロッド34を介してクランクシャフト32の回転運動に変換される。
The
また、クランクケース31の左側方に燃料フィルタ35が配設され、右側方にスタータモータ36が配設されている。
A
図2に示すように、エンジン2の中央部後方には、吸気ポート89に接続されるインテークマニホールド37を介してサージタンク100が設けられている。サージタンク100には、スロットルボディ29が接続される。スロットルボディ29は、図12に示すように、エンジン2の後部上部に配設されたサイレンサ19内に収容され、その開口部から、サイレンサ19内に導入される外気を取り込み、サージタンク100は、スロットルボディ29からその外気を取り込む。これら、インテークマニホールド37、サージタンク100、スロットルボディ29、及びサイレンサ19等が、船外機1の吸気装置を構成する。
As shown in FIG. 2, a
次いで、サージタンク100の構造について説明する。
Next, the structure of the
図3は、エンジン2の概略構造を示す後方視による斜視図であり、図4は、エンジン2の上面図であり、図5は、エンジン2の水平断面図である。また、図6は、サージタンク100の概略構造を示す斜視図であり、図7は、サージタンク100の左側面図である。尚、図3,4においては、スロットルボディ29を省略している。
FIG. 3 is a rear perspective view showing a schematic structure of the
サージタンク100は、図3〜5に示すように、シリンダヘッド80R,80Lに対して左右方向に平行に取り付けられたインテークマニホールド37のフランジ38の鉛直方向に延びる水平な取り付け面38aに取り付けられており、エンジン2において、シリンダバンク50R,50L間から後方に突出している。
As shown in FIGS. 3 to 5, the
サージタンク100は、図3〜7に示すように、サージタンク本体110と、サージタンク本体110を密閉する蓋部材120とを備える。
As shown in FIGS. 3 to 7, the
図8は、サージタンク本体110の概略構造を示す斜視図であり、図9は、図8の線VIIII−VIIIIに沿う断面図である。
FIG. 8 is a perspective view showing a schematic structure of the
サージタンク本体110は、図6〜9に示すように、インテークマニホールド37のフランジ38に気密に取り付けられるフランジ111と、インテークマニホールド37を介して各気筒51に接続する吸気通路112と、互いに隣接する吸気通路112間に設けられる壁部材113とを備える。フランジ111、吸気通路112、及び壁部材113は、一体成形される。サージタンク本体110は、図8に示すように、後方端面が開口し、内部が中空である台形柱形状である。
As shown in FIGS. 6 to 9, the surge tank
吸気通路112は、具体的には、図8,9に示すように、エンジン2において、左側最上部の気筒51に接続する第1吸気通路112aと、右側最上部の気筒51に接続する第2吸気通路112bと、左側中央部の気筒51に接続する第3吸気通路112cと、右側中央部の気筒51に接続する第4吸気通路112dと、左側最下部の気筒51に接続する第5吸気通路112eと、右側最下部の気筒51に接続する第6吸気通路112fとから構成される。
Specifically, as shown in FIGS. 8 and 9, in the
各吸気通路112は、同一形状であり、断面円形状に形成された略直線状に延びる筒状の部材である。各吸気通路112は、前端がフランジ111に取り付けられており、フランジ111の前面において開口する。また、各吸気通路112は、サージタンク本体110がフランジ111を介してインテークマニホールド37に取り付けられた状態において、対応するインテークマニホールド37の吸気通路37aと略同軸に位置し、略直線状に連通するように形成されている(図2参照)。図2に示すように、インテークマニホールド37の各吸気通路37aは、対応する吸気ポート89と略同軸に配置されている。このため、各吸気通路112は、対応する吸気ポート89と略同軸に位置しており、吸気通路37a及び吸気ポート89に直線状に接続している。また、各吸気通路112は、後端部において、後方に水平に開口している後端開口部114(114a〜114f)を備える(図8参照)。
Each intake passage 112 is a cylindrical member having the same shape and extending in a substantially straight line having a circular cross section. Each intake passage 112 has a front end attached to the
壁部材113は、図8,9に示すように、サージタンク110の後方側面を除く各側面を気密にする略平板状の壁部材113a,113b,113c,113d,113e,113fから構成されている。具体的には、壁部材113aは、第1吸気通路112a、第2吸気通路112b、及びフランジ111に接続し、第1吸気通路112a、第2吸気通路112b、及びフランジ111の間を気密する。壁部材113aは、吸気通路112aから略水平に延びる上面平板部材115と、第2吸気通路112bから鉛直上方に延びて上面平板部材115の右側端部に接続する側面平板部材116とから構成されている。壁部材113aの上面平板部材115の略中央には、鉛直上方に突出して開口する円筒状の開口部101が形成されている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
壁部材113bは、第5吸気通路112e、第6吸気通路112f、及びフランジ111に接続し、第5吸気通路112e、第6吸気通路112f、及びフランジ111の間を気密する。壁部材113bは、壁部材113aと略同一形状であり、第6吸気通路112fから略水平に延びる下面平板部材117と、第5吸気通路112eから鉛直下方に延びて下面平板部材117の左側端部に接続する側面平板部材118とから構成されている。
The
壁部材113cは、鉛直方向に延びる平板状部材であり、第1吸気通路112a、第3吸気通路112c、及びフランジ111に接続し、第1吸気通路112a、第3吸気通路112c、及びフランジ111の間を気密する。壁部材113dは、鉛直方向に延びる平板状部材であり、第2吸気通路112b、第4吸気通路112d、及びフランジ111に接続し、第2吸気通路112b、第4吸気通路112d、及びフランジ111の間を気密する。壁部材113eは、鉛直方向に延びる平板状部材であり、第3吸気通路112c、第5吸気通路112e、及びフランジ111に接続し、第3吸気通路112c、第5吸気通路112e、及びフランジ111の間を気密する。壁部材113fは、鉛直方向に延びる平板状部材であり、第4吸気通路112d、第6吸気通路112f、及びフランジ111に接続し、第4吸気通路112d、第6吸気通路112f、及びフランジ111の間を気密する。
The
また、サージタンク本体110は、図8に示すように、各吸気通路112の後端開口部114を内部に収容するように壁部材113a〜113fの上端面に一体的に形成されたフランジ119を備える。フランジ119は、サージタンク本体110の後端縁部を形成し、蓋部材120を気密に取り付け可能にする。
Further, as shown in FIG. 8, the surge tank
上述のように、サージタンク本体110において、第1吸気通路112aの外側側面及び壁部材113aの上面平板部材115が上面を、第6吸気通路112fの外側側面及び壁部材113bの下面平板部材117が下面を、第1吸気通路112a、第3吸気通路112c、及び第5吸気通路112eの外側側面、壁部材113bの側面板状部材118、並びに壁部材113c,113eが左側面を、第2吸気通路112b、第4吸気通路112d、及び第6吸気通路112fの外側側面、壁部材113aの側面板状部材116、並びに壁部材113d,113fが右側面を、フランジ111が前面を形成する。つまり、吸気通路112、壁部材113、及びフランジ111が略台形柱状の空間を画成する。
As described above, in the
蓋部材120は、図6,7に示すように、前端面が開口する中空直方体状であり、前端縁部がサージタンク本体110のフランジ119と気密に接触するように形成されている。
As shown in FIGS. 6 and 7, the
また、サージタンク100は、サージタンク本体110の内部に、蓋部材120をサージタンク本体110に取り付けるためのスペーサ130を備える。スペーサ130は、図10に示すように、フランジ111に対して垂直方向に延び、壁部材113に立設されている。サージタンク100は、例えば4本のスペーサ130を備え、スペーサ130は、壁部材113c,113d,113e,113fに形成されたボスに螺合されて固定されている。尚、サージタンク100は、蓋部材120をサージタンク本体110に取り付けるために、スペーサ130の代わりに壁部材113に形成されたボスを備えるものであってもよい。
Further, the
また、サージタンク100は、図10に示すように、左右一対の吸気整流用のファンネル140,150を備える。左バンク用ファンネル140は、第1吸気通路112a、第3吸気通路112c、及び第5吸気通路112eに夫々対応するファンネル状の開口部142,143,144が形成された板状部材141から構成されている。開口部142,143,144は、前端側が第1吸気通路112a、第3吸気通路112c、及び第5吸気通路112eの夫々の開口部114a,114c,114eと略同一の口径に形成されており、後端側が前端側より大口径に形成されている。また、開口部142,143,144は、後端側から前端側へ滑らかに接続するように形成されている。即ち、開口部142,143,144は、ラッパ形状に形成されている。ファンネル140は、開口部142,143,144の前端部が吸気通路の開口部114a,114c,114eに夫々嵌合することによりサージタンク本体110の内部に取り付けられる。
Further, the
右バンク用ファンネル150は、左バンク用ファンネル140に対して線対称に形成されており、ファンネル140と同様に、第2吸気通路112b、第4吸気通路112d、及び第6吸気通路112fに夫々対応するファンネル状の開口部152,153,154が形成された板状部材151から構成されている。尚、サージタンク100は、上記ファンネル140,150を備えるものに限らず、他の形状のファンネルを備えるものであってもよい。
The
サージタンク100は、図10に示すように、サージタンク本体110にスペーサ130及び左右バンク用ファンネル140,150が取り付けられ、図6に示すように、蓋部材120のボス121を介してスペーサ130にボルトが螺合され、蓋部材120の前縁部の複数のボス122を介して複数のボルト123がサージタンク本体110のフランジ119に螺合されて、サージタンク本体110と蓋部材120とがフランジ119及び蓋部材120の前縁部を介して気密に接合固定されて、組み立てられる。
As shown in FIG. 10, the
エンジン2において、サージタンク100は、図4に示すように、フランジ111がインテークマニホールド37のフランジ38に複数のボルト161によって気密に接合固定され、インテークマニホールド37に取り付けられる。また、サージタンク100には、上部の壁部材113aに形成された開口部101にスロットルボディ29が取り付けられる(図2参照)。このように、船外機1において、サージタンク100は、サージタンク本体110及び蓋部材120によって画成される内部空間が密閉される。
In the
上述のように、サージタンク100は、吸気通路112の間に壁部材113を設けて、蓋部材120と共に箱形状の空間を形成している。このように、サージンタンク100は、従来の船外機においてはデッドスペースであった吸気通路の間の空間をサージタンクの一部として利用している。このため、サージタンクの容量を増やすことができ、吸気装置の吸気性能を向上させることができる。加えて、サージタンク100は、上述のようにデッドスペースをその一部として利用しているので、従来のようにサージタンクを左右や後方に突出させることなく十分な容量を確保することができる。このため、小型化を図ることができ、エンジン2のアウトラインをコンパクトにすることができる。
As described above, the
また、スロットルボディ29がサージタンク29の上面に配設されるため、エンジン2のアウトラインをよりコンパクトにすることができる。
Further, since the
上述の構成を有するサージタンク100において、エンジン2が作動時には、スロットルボディ29から供給される外気がサージタンク100の内部空間に蓄えられる。そして、内部空間に蓄えられた外気は、ピストン53の運動に応じて各気筒51内が負圧になると、ファンネル140,150の開口部142〜144,152〜154、吸気通路112a〜112f、インテークマニホールド37、及び吸気ポート89を介して、夫々対応する気筒51の燃焼室52に供給される。このとき、ファンネル140,150の開口部142〜144,152〜154を介してサージタンク100の内部空間から各吸気通路112に供給される空気は、開口部142〜144,152〜154がラッパ形状を呈しているため、整流される。また、各吸気通路112、インテークマニホールド37の吸気通路37a、及び吸気ポート89は、略同軸に配設されて直線状に接続されるため、吸気抵抗を低減することができる。このため、サージタンク100の内部空間から燃焼室52に効率よく外気を供給することができる。従って、吸気装置の吸気効率をより向上させることができる。
In the
また、サージタンク100においては、吸気通路112を用いて内部空間を画成するので、吸気通路112を長くすることができる。このため、吸気装置の吸気効率を向上させることができる。
Moreover, in the
また、サージタンク100は、別体のサージタンク本体110と蓋部材120とから構成されており、船外機1に取り付けられた状態において、蓋部材120を容易に取り外すことができる。このため、ファンネル140,150を容易に着脱することができ、異なる形状のファンネルに容易に取り替えることができる。このため、吸気装置の吸気効率を容易に向上させることができる。
The
さらに、サージタンク100は、サージタンク本体110、蓋部材120、及びファンネル140,150を組み立てた後は、一体の部品として取り扱うことができる。このため、エンジン2に取り付ける際に、蓋部材120を取り外す必要がなく、組み立て性を向上させることができる。
Furthermore, the
次いで、吸気装置の他の構成部品について説明する。 Next, other components of the intake device will be described.
図11は、アッパーカバー10及び関連部品から成るエンジンカバーアッシの分解斜視図であり、図12は、エンジンカバーアッシ60を取り外した状態の船外機1の上半部の外観図であり、図13は、図12に対してルーバ13及び左右のエアインテークガイドの図示を加えた外観図である。
FIG. 11 is an exploded perspective view of the engine cover assembly including the
図11に示すように、エンジンカバーアッシ60は、アッパーカバー10に、トップカバー12、ルーバ13のほか、左側、右側エアインテークガイド14,15等が組み付けられて成る。この他にも、アッパーカバー10に取り付けられる部品はあるが、それらの図示及び説明を省略する。
As shown in FIG. 11, the
アッパーカバー10の上面10aの後部中央には、サイレンサ19(図12参照)を覆うカバー部18が一体に形成されている。アッパーカバー10の上面10aの後部において、カバー部18の左右両側には、概ね三角形状の穴16,17が形成されている。エアインテークガイド14,15の前部には、上方に開口する四角形状の上側開口部14a,15aが設けられている。上側開口部14aは、左側エアインテークガイド14の前部のやや右寄り(アッパーカバー10の中央寄り)、上側開口部15aは、右側エアインテークガイド15の前部のやや左寄り(アッパーカバー10の中央寄り)に、それぞれ形成されている。また、エアインテークガイド14,15には、下縁部14c,15cを外縁として下方に開口する、前後方向に長い下側開口部14b,15bが形成されている。エアインテークガイド14,15の内側は中空となっている。
A
エアインテークガイド14,15は、それぞれ、アッパーカバー10の上面10aのうち穴16,17の前方部分である、穴前部分10ab,10acと穴16,17とを覆うような位置に配設され、不図示のネジによって上面10aに固定される。その際、アッパーカバー10の上面10aと下縁部14c,15cとの当接部分は、液状ガスケット等でシールされる。これにより、穴前部分10ab,10acが、下側開口部14b,15bの前半部を仕切るので、上側開口部14a,15aから穴16,17までが連通状態となった通路となる。
The air intake guides 14 and 15 are disposed at positions so as to cover the hole front portions 10ab and 10ac and the
また、トップカバー12は、アッパーカバー10の上部にネジ止め固定される。ルーバ13は、トップカバー12の後部とアッパーカバー10の後部とに対してネジ止め固定される。
The
図2、図12に示すように、エンジン2の後方における左右両側には、左側、右側エアインテークダクト20,40が設けられている。エアインテークダクト20,40は、サージタンク100と左右のシリンダヘッドカバー33L,33Rとの間の空間に配設されている。従って、エアインテークダクト20,40は、平面視(図2)において、エンジン2のアウトライン内にほぼ収まっている。
As shown in FIGS. 2 and 12, left and right
エアインテークダクト20,40は、エンジン2の下端位置まで縦方向に貫通した筒状部材であり、その断面は、アッパーカバー10の穴16,17に対応する略三角形状である。エアインテークダクト20,40の外郭形状は、アッパーカバー10の穴16,17よりやや小さい。エアインテークダクト20,40の上端20a,40aが外気の吸入口となり、エアインテークダクト20,40の下端が排気口となる。上端20a,40aには、シール部材26,46が取り付けられている。
The
図12に示すように、左側エアインテークダクト20の後部には、ステイ23,24が一体に形成されている。左側エアインテークダクト20は、ヘッドカバー33Lの上部2箇所においてネジ21,22で螺着固定されると共に、サージタンク100の左側部にステイ23,24がネジ27,28で螺着固定されることで、エンジン2に対して固定状態にされている。
As shown in FIG. 12, stays 23 and 24 are integrally formed at the rear portion of the left
図2に示すように、左側エアインテークダクト20の前部左側部からは、仕切り板25が一体に延設形成されている。仕切り板25は、左側エアインテークダクト20の上端よりやや低い位置から下端位置に亘って延び、且つ、ヘッドカバー33Lの左側部をほぼ覆う位置まで後方に延びている。仕切り板25の前端は、アッパーカバー10に近接しており、仕切り板25により、アッパーカバー10内におけるエンジン2の左側の空間が、主な熱源となるエンジン本体(クランクケース31からヘッドカバー33L付近までの部分)側と吸気装置側(インテークマニホールド37やサージタンク100がある側)とに区画されている。
As shown in FIG. 2, a
また、右側エアインテークダクト40も、左側エアインテークダクト20と左右対称に構成される。そして、ヘッドカバー33Rの上部2箇所においてネジ41、42で螺着固定されると共に(図12参照)、サージタンク100の右側部に、不図示のステイを介して螺着固定されることで、エンジン2に対して固定状態にされている。
Further, the right
また、右側エアインテークダクト40の前部右側部からは、仕切り板45(図2参照)が一体に延設形成されている。仕切り板45は、仕切り板25とは左右対称に構成され、従って、仕切り板45により、アッパーカバー10内におけるエンジン2の右側の空間が、エンジン本体(クランクケース31からヘッドカバー33R付近までの部分)側と吸気装置側とに区画されている。
Further, a partition plate 45 (see FIG. 2) is integrally extended from the front right side portion of the right
さらに、上記不図示のマグネト装置を覆うフライホイールマグネトカバー56の上部後部には、平面視「ヘ」字状の上側仕切り板57が設けられている(図12参照)。上側仕切り板57により、アッパーカバー10内におけるエンジン2の上側の空間が、エンジン本体側と吸気装置側とに区画されている。すなわち、上側仕切り板57及び仕切り板25,45が協働して、アッパーカバー10内の空間を、前後に、すなわち、エンジン本体側と吸気装置側とに区画する。なおかつ、エアインテークダクト20,40の下端である排気口は、上記区画された吸気装置側の空間に開口している。
Further, an
組み付けられたエンジンカバーアッシ60(図11参照)を、図12に示す状態の船外機1に上方から被せると、エンジンカバーアッシ60におけるルーバ13及びエアインテークガイド14,15は、図13に示すような位置に位置する。図13では、トップカバー12及びアッパーカバー10の図示が省略されている。エアインテークガイド14,15の上側開口部14a,15aは、平面視において、エンジン2の略中央に位置している。すなわち、上側開口部14a,15aは、左右前方に回り込むように湾曲形成されたルーバ13のどの部分からも離間するような位置に配置されている。なおかつ、上側開口部14a,15aと上記不図示のマグネト装置との干渉も回避されている。
When the assembled engine cover assembly 60 (see FIG. 11) is put on the
エンジンカバーアッシ60を装着した状態では、エアインテークダクト20,40の上端20a,40a(図12参照)が、アッパーカバー10の上面10aの穴前部分10ab,10ac(図11参照)とほぼ面一となる。従って、エアインテークガイド14,15の下縁部14c,15cのうち上端20a,40aに対応する部分が、穴16,17を通じて、シール部材26,46を介して上端20a,40aに当接する。これにより、穴16,17を介して、エアインテークガイド14,15の上側開口部14a,15aから、エアインテークダクト20,40の下端(排気口)までが、それぞれ連通状態となる。シール部材26,46によって、途中で漏れることがないような、外気の通路が形成される。このように、エンジンカバーアッシ60を上方から被せるだけで自動的に外気の通路が形成されるので、エンジンカバーアッシ60の着脱操作に支障を与えることがない。
With the
上述の構成を有する吸気装置において、エンジン2の作動時には、外気はまず、ルーバ13からアッパーカバー10内に取り入れられる。サイレンサ19の前部には、開口部19aが形成されているが(図12,13参照)、サイレンサ19の開口部19aの上方は、カバー部18(図11参照)の前部18aで覆われているので、外気が開口部19aに直接流入することはない。
In the intake device having the above-described configuration, when the
ルーバ13から入った外気は、エアインテークガイド14,15の上側開口部14a,15aから、エアインテークガイド14,15内に入る。その際、上側開口部14a,15aが、ルーバ13から離間しているので、外気に含まれるミスト状等の水が途中で落ちやすく、エアインテークガイド14,15内に入る水を減少させることができる。
Outside air that has entered from the
エアインテークガイド14,15に入った外気は、エアインテークダクト20,40の上端20a,40aからエアインテークダクト20,40内に導入される。そして、エアインテークダクト20,40の下端の排気口からアッパーカバー10内に排出される。エアインテークダクト20,40の下端は、エンジン2の下端近傍に位置しているので、外気中の水がエンジン2の廻りの部品に付着しにくい。
The outside air that has entered the air intake guides 14 and 15 is introduced into the
エアインテークダクト20,40の下端から排出された外気は、アッパーカバー10内を後方に流れて、サージタンク100の前方を上昇し、スロットルボディ29に流入する。その後、上述のように、サージタンク100、インテークマニホールド37、吸気ポート89を通じて燃焼室52に供給される(図2参照)。エアインテークダクト20,40は、仕切り板25,45によって区画された比較的冷たい吸気装置側の空間にあり、サージタンク100の前方空間も吸気装置側の空間であるので、外気は、流路の途中で暖まりにくく、冷たい状態のままエンジン2に供給される。
The outside air discharged from the lower ends of the
上述のように、本実施の形態においては、サージタンク100を小型化することができるため、エアインテークダクト20,40をサージタンク100とシリンダヘッドカバー33L,33Rとの間に配設することができる。このため、エアインテークダクト20,40をエンジン2の下部まで延設することができ、エアインテークダクト20,40を長くすることができる。このため、エアインテークダクト20,40の水分離効果を向上させることができ、船外機1の出力を向上させることができる。
As described above, in the present embodiment, since the
上述のように、本実施の形態においては、サージタンク100の内部空間を大きくしつつ、サージタンク100を小型化することができる。このため、吸気装置を小型化することができ、エンジンのアウトラインをコンパクトにすることができる。加えて、少ないスペースにおいてもサージタンクの容量を十分に確保することができるので、吸気装置を小型化しつつ吸気性能を向上させることができる。このため、船外機の出力を向上させることができる。
As described above, in this embodiment, the
なお、本実施の形態において、壁部材113の吸気通路112との接続位置は、吸気通路112の外側側面の最も外側であることが好ましい。これにより、サージタンク100の内部空間をより大きくすることができ、吸気装置の吸気効率を向上させることができるからである。
In the present embodiment, it is preferable that the connection position of the
また、本実施の形態においては、吸気装置の構成要素のうちエアインテークダクト20,40をサージタンク100とシリンダヘッドカバー33L,33Rとの間に配設するものとしたが、エアインテークダクト20,40に代えて吸気装置の他の構成要素を配設してもよい。
In the present embodiment, the
また、本実施の形態では、エアインテークガイド14,15は、アッパーカバー10及びトップカバー12に固定されたが、これに限るものではなく、例えば、一体成形により、アッパーカバー10と一体となったアッパーエアインテークを構成してもよい。その場合、アッパーカバー10の上面10aの穴前部分10ab、10ac(図11参照)に相当する板状部材をそのエアインテークガイドの下側開口部に取り付ければ、上記(図11)の構成と同様に、エアインテークガイドからエアインテークダクト20,40までの外気の通路を形成することができる。
In the present embodiment, the air intake guides 14 and 15 are fixed to the
また、本実施の形態では、V型6気筒エンジンを例にとったが、本実施の形態に係る吸気装置は、他のV型エンジンや、他の型式のエンジンにも適用可能である。 Further, in the present embodiment, the V-type 6-cylinder engine is taken as an example, but the intake device according to the present embodiment can be applied to other V-type engines and other types of engines.
1 船外機
2 エンジン
20,40 エアインテークダクト
29 スロットルボディ
33 シリンダヘッドカバー
37 インテークマニホールド
38 ブラケット
50 シリンダブロック
50L,50R シリンダバンク
80 シリンダヘッド
100 サージタンク
110 サージタンク本体
111 フランジ
112 吸気通路
113 壁部材
120 蓋部材
130 スペーサ
140,150 ファンネル
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記吸気ポートに接続する吸気マニホールドと、
前記吸気マニホールドに接続するサージタンクと、
前記サージタンクに接続するスロットル装置とを備え、
前記サージタンクは、前記複数の気筒に前記吸気マニホールドを介して夫々接続する複数の吸気通路と、前記複数の吸気通路のうち互いに隣接する吸気通路間に夫々設けられた壁部材と、前記吸気通路及び前記壁部材によって形成される空間を密閉する蓋部材とを備え、
前記吸気通路は、前記マニホールドとの接続面より後方に向かってV字形状に拡開し、前記スロットル装置は、前記壁部材のうち鉛直方向最上部に位置する壁部材に、上面視で前記吸気通路に挟まれて前記吸気通路の上流側開口端より前方に取り付けられることを特徴とする船外機の吸気装置。 In a cylinder bank that includes a plurality of cylinders arranged in a vertical direction and expands in a V shape toward the rear, each intake of each of the plurality of cylinders formed to open inside the V shape Port,
An intake manifold connected to the intake port;
A surge tank connected to the intake manifold;
A throttle device connected to the surge tank,
The surge tank includes a plurality of intake passages connected to the plurality of cylinders via the intake manifold, wall members provided between adjacent ones of the plurality of intake passages, and the intake passages. And a lid member for sealing a space formed by the wall member ,
The intake passage is expanded in a V shape toward the rear from the connection surface with the manifold, and the throttle device is arranged on the wall member located at the top in the vertical direction among the wall members in the top view. intake system for an outboard motor, characterized in Rukoto mounted in front of the upstream opening end of the intake passage sandwiched passage.
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