JP4781800B2 - 時計装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第1の実施形態に係る時計装置100の外観を示す正面図である。時計装置100は、筐体200と、文字盤201と、秒針(第1指針)202と、分針(第2指針)203と、時針(第2指針)204とを備えている。文字盤201には、指針の回転位置により、秒、分、又は、時が示されるように、円形、方形及び線状の指標が、指針の回転中心を中心とする円周上に複数配列されている。
具体的には、「1」信号の場合には1秒(s)の間に500ms(0.5s)だけ40kHzの信号が送られ、「0」信号の場合には1秒(s)の間に800ms(0.8s)だけ40kHzの信号が送られ、「P」信号の場合には1秒(s)の間に200ms(0.2s)だけ40kHzの信号が送られてくる。
受信状態が良好な場合には、長波受信回路11bからは図5(b)に示すように、40kHzの有無に応じたパルス信号として信号S11が制御回路14に出力される。
現在の日本の長波標準電波は、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)の運用のもとで、福島県より送信されており、送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。
このリセット/強制受信スイッチ12がオンされたとき、または図示しない電池をセットしたときに本電波修正時計は、標準時刻電波信号を強制的に受信して修正を行う修正モード(強制修正モード)になる。
一方、デコードの結果、時刻化が不可能である場合には、制御信号CTL1,CTL2 を出力させずに、ドライブ信号DR1 をドライブ回路15に出力して、報知手段としての発光素子16を発光させてユーザに電波受信が良好でない旨を報知させる。
これにより、初期修正モードの動作を完了させる。
通常修正モードにおいては、初期修正モード時の帰零動作後と同様の動作を行う。
具体的には、受信時刻コードをタイマ回路1046による32Hzのサンプリング信号でサンプリングさせ、受信した電波信号をデコードし、デコードの結果、時刻化が可能である場合には、システムクロックS1042に基づいて各種カウンタのカウント制御並びに光検出センサ140による検出信号DT1 の入力レベルに応じて、位置検出/修正回路1048に制御信号CTL1,CTL2 をバッファ17を介して秒針用のステッピングモータ121および時分針用のステッピングモータ131に出力させて、回転制御を行うことにより時刻修正制御を行う。
一方、デコードの結果、時刻化が不可能である場合には、制御信号CTL1,CTL2 を出力せずに、ドライブ信号DR1 をドライブ回路15に出力して、発光素子16を発光させてユーザに電波受信が良好でない旨を報知させる。
また、計時タイマ1044は、アラーム発生回路145に変調用8Hz、1Hzの信号を供給する。
また、アラーム発生回路1045は、制御部1041による制御信号S1041が標準時刻電波の受信モードを指示しているときは、変調しない4096Hzの信号S1045を連続的に出力する。このとき、ドライブ信号DR3 の出力は行わない。
具体的には、1秒を32分割して、ハイ(H)とロー(L)の数からパルス幅を判定する。
電波が非常に弱い場合には、図5(c)に示すように、数個の信号分、ローレベル(L)かハイレベル(H)のままになる。
また、ノイズが多いときは、時刻電波と無関係にレベルが変化する。
これらの状態にある信号S11を、たとえば10秒に2回あるいはそれ以上受けたときには、受信状態が基準範囲外にあると判別する。
具体的には、たとえば10秒程度を検出時間として、時間内においてレベルの変化が1秒以内に検出されなかったときおよび検出したパルス幅が0.8、0.5、0.2秒近辺でなかったときをNGとして、NGが2回以上発生したときには受信不可と判断する。
受信時刻については、たとえば午前(AM)および午後(PM)の6回ずつ設定可能となっている。なお、この時刻については、任意に選択することが可能で、必ずしもAM,PMで6回ずつ受信する必要はない。
そして、この設定受信時刻については、本実施形態に係る電波修正時計は、時刻表示設定についてAM/PMに設定が不可能なアナログ時刻表示を行うものであることから、午前と午後で同一となるように行われる。
トランジスタQ1のベースが抵抗素子R1 を介して制御回路14のドライブ信号DR1 の出力ラインに接続され、コレクタが抵抗素子R2 を介して発光ダイオードからなる発光素子16のカソードに接続され、エミッタが電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。そして、発光素子16のカソードが接地されている。
すなわち、発光素子16は、制御回路14からローレベルのドライブ信号DR1 が出力されたときに発光するようにドライブ回路15に接続されている。
トランジスタQ3のベースが抵抗素子R6を介して制御回路14のドライブ信号DR3 の出力ラインに接続され、エミッタが電源電圧VCCの供給ラインに接続され、コレクタがアンプ20の電力供給端子に接続されている。
このドライブ回路19は、たとえば毎正時に制御回路14からドライブ信号DR3 がローレベルで出力されると、トランジスタQ3がオンとなり、アンプ20に駆動電力を供給する。
ここで、秒針用ステッピングモータ121は、ステータ121aが中板113に載置して固定され、ロータ121cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路14の出力制御信号CTL1 に基づいて、その回転方向、回転角度および回転速度が制御される。
また、これらの透孔123cの内側には、周方向に長尺で回転軸方向に突出する円弧状の付勢ばね123eが、切り欠き孔123fにより画定されている。この円弧状付勢ばね123eは、秒針車123をその回転軸方向に付勢するものである。
ここで、時分針用ステッピングモータ131は、ステータ131aが中板113に載置して固定され、ロータ131cが中板113と上ケース112とに軸支されており、制御回路の出力制御信号に基づいて、その回転方向、回転角度および回転速度が制御される。
そして、発光素子142のアノードは一端がpnpトランジスタQ2 のコレクタに接続されたドライブ回路18における抵抗素子R4 の他端に接続され、カソードは、接地されるとともに、受光素子144のエミッタに接続されている。
受光素子144のコレクタは、制御回路14に接続されている。この制御回路との接続ラインは、検出信号DT1 の制御回路14への出力ラインとなっており、この出力ラインは、抵抗素子R5 を介して電源電圧VCCの供給ラインに接続されている。
ドライブ回路18のトランジスタQ2 のエミッタは電源電圧VCCの供給ラインに接続され、ベースは抵抗素子R3 を介してドライブ信号DR2 の出力ラインに接続されている。
すなわち、発光素子142は、制御回路14からローレベルのドライブ信号DR2 が出力されたとき発光するようにドライブ回路18に接続されている。
なお、透過型の光検出センサに代えて反射型のものを用いてもよい。
同様に、受光素子144は、下ケース111の外側に開口するように形成された取付け凹部111c内に配置されており、この取付け凹部111cの底面には、所定径の円形貫通孔111dが開けられている。この円形貫通孔111dは、発光素子142から発せられ、上記透孔を通過してきた光のみをできるだけ通過させて誤検出を防止できるようにするものである。
そして、指針位置の検出が行われる(ST2)。
標準電波信号受信系11では、長波受信回路11bから受信状態に応じた時刻コードパルス信号S11が生成され、制御回路14に出力される。
また、制御部1041から受信モードである旨を示す制御信号S1041がアラーム発生回路1045に出力される。
また、制御回路14においては、計時タイマ1044で発振回路13Bによる32kHzの基本クロックCLKBを分周して4096Hzの信号S1044としてアラーム発生回路1045に供給される。
受信コード判定回路1047では、制御部1041を通して入力された受信信号S11が、タイマ回路1046による32Hzのサンプリング信号S1046でサンプリングされコード判定が行われる(ST4)。
コード判定の結果、時刻化が可能である場合には、内部時計1041aの計時する時刻の修正が行われるとともに、指針により示される時刻が内部時計1041aの修正後の時刻に一致するように、ステップST2において検出した指針位置と内部時計1041aの計時する時刻とに基づいて指針の早送り修正が行われる(ST5)。
その後、通常修正モードに移行され、内部時計1041aによる時刻の計時(ST6)が行われるとともに指針を所定の周期でステップ駆動させる(一定の速度で駆動させる)通常運針(ST7)が行われる。
すなわち、制御回路14から標準電波信号受信系11に駆動電力が供給されて、標準電波信号が受信される。
標準電波信号受信系11では、長波受信回路11bから受信状態に応じたパルス信号S11が生成され、制御回路14に出力される。
そして、制御回路14の受信コード判定回路1047で、受信した標準電波信号の受信状態を示すパルス信号S11とあらかじめ決められた基準範囲とが比較される。すなわち、受信可能か否か判定される(ST10)。
受信可能であり、受信した電波信号がデコードされるデコードの結果、時刻化が可能である場合には、内部時計1041aの計時する時刻の修正が必要に応じて行われる(ST11)。また、内部時計1041aの計時する時刻を修正した場合には、指針により示される時刻が内部時計1041aの修正後の時刻に一致するように、内部時計1041aの時刻の修正量に応じた量の指針の早送り修正が行われる。そして、ステップST6の処理に戻る。
そして、ステップST10の処理に移行する。
すなわち、制御回路14からドライブ信号DR2 がドライブ回路18のローレベルで出力される。これにより、トランジスタQ2 がオンし、発光素子142、すなわち発光ダイオードから検出光が発せられる(ST101)。
続いて、制御信号CTL1 が出力されて秒針用ステッピングモータ121がパルス駆動され(ST102)、受光素子144すなわちフォトトランジスタがオンし、検出信号DT1 がハイレベル(電源電圧VCCレベル)からローレベルに切り換わったか否かの判断が行われる(ST103)。
そして、パルス数が9に達してもフォトトランジスタからの検出信号DT1 出力がハイレベル(電源電圧VCCレベル)からローレベルに切り換わらない場合には、時分針用ステッピングモータ131が1ステップ(パルス)駆動され(ST107)、その後再び秒針用ステッピングモータ121がステップ駆動されて(ST102)秒針車123が回転駆動される。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST108に戻り、再び秒針車123が早送りされる。
そして、フォトトランジスタからの出力パターンと制御回路14にあらかじめ記憶された出力パターンとの比較が行われる(ST112)。
比較の結果、得られた出力パターンと記憶された出力パターンとが適合しない場合は、ステップST111の処理に戻り、再び分針車134が早送りされる。
すなわち、分針車134によるフォトトランジスタの出力パターンは、図20(a)に示すように、遮光部が作用するオフの幅として、2つの幅狭のB部と1つの幅広のA部とが交互に現れるようなパターンとなり、また、時針車136によるフォトトランジスタの出力パターンは、図20(b)に示すように、遮光部が作用するオフの幅が3種類のD部、E部、C部が所定間隔をおいて交互に現れるようなパターンとなり、両者を合成した出力パターンは、図20(c)に示すように、D部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、E部,B部およびA部が組み合わされたパターンと、C部,B部およびA部が組み合わされたパターンの3種類が所定間隔をおいて現れるパターンとなる。
なお、図20に示すパターンのうちオンとなるパターンの部分は、実際には3番車133の遮光部によりオフとなる部分があるので、歯抜け状のパターンとなっている。
これにより、ドライブ回路18のトランジスタQ2 がオフし、発光ダイオードの発光が停止される(ST114)。
第2の実施形態の時計装置は、第1の実施形態と同様に、図1に示す外観を有し、図2及び図7に示す信号処理系回路を備えている。ただし、第2の実施形態では、指針を駆動する歯車列の構成及び歯車に形成される透孔のパターンが第1の実施形態と相違する。そして、第1の実施形態では、第2の5番車122及び秒針車123に形成された透孔を利用して秒針202の位置検出が行われたのに対し、第2の実施形態では、秒針車2123に形成された透孔のみを利用して秒針の位置検出を行う点を主要な相違点とする。なお、第1の実施形態と同一の構成については第1の実施形態と同一符号を付す。
下ケース2111および上ケース2112で形成される空間内のほぼ中央部で、秒針に接続されている秒針車2123と、分針に接続されている分針車2134と、時針に接続されている時針車2136とは同軸上に配置されている。
なお、本実施形態においては、第1の5番車2128は12ステップ/回転、秒針車2123は60ステップ/回転となっている。
本実施形態においては、秒針車2123は6°/ステップで回転することになる。
秒針車2123には、半径方向に所定の幅を有し、円周方向にそれぞれ所定の長さだけ伸びている3個の円弧状の長孔(秒針用透孔、第1指標)2123a,2123b,2123cと、それぞれの長孔同士の間の部分である遮光部2123d,2123e,2123fが、秒針車2123の回転軸を中心とした同心円上に交互に配置されている。これらの長孔は、光検出センサ2140の検出光を透過可能な位置に配置される。
なお、本実施形態においては、長孔2123a,2123b,2123cのそれぞれの中心角λ1°,λ2°,λ3°を、それぞれλ1=60°,λ2=81°,λ3=111°としている。
また、長孔2123aと長孔2123bとの間の中心角ψ1°,長孔2123bと長孔2123cとの間の中心角ψ2°、長孔2123cと長孔2123aとの間の中心角ψ3°を、それぞれ,ψ1=60°,ψ2=ψ3=24°としている。ψ1は、ψ2,ψ3と比べて大きくなっている。
図25に示すように、秒針車2123は上ケース2112側から見て左回りに回転する。秒針車2123の遮光部2123dは他の遮光部2123e,2123fに比べて長くなっているので、遮光部2123e,2123fによるOFF期間よりも長いこの遮光部2123dによるOFF期間を検出できれば、その時点で秒針車2123がある特定の場所に位置していることが分かる。本実施形態においては、遮光部2123dによる長いOFF期間の後で最初に光検出センサがONになるステップにおいて、秒針車2123に直結されている秒針が正時、即ち0秒を指すように定めている。秒針車2123の溝2123gはそのための初期位置を規定するためのものである。秒針車2123は、溝2123gがある所定の場所に位置するように組み立てられる。その後秒針車2123がどれほど回転したとしても、この溝2123gが組み立て位置に戻ってきた時には、遮光部2123dによる長いOFF期間の後の最初の光検出センサのONが検出され、秒針は0秒を指す。
第1の5番車2128は、その輪歯部分がロータ2121cのピニオン2121c’に噛合し、そのカナが秒針車2123に噛合している。
図26(a)〜(c)において、ロータ2121cのピニオン2121c’、第1の5番車2128および秒針車2123は、回転軸を中心としてそれぞれ図中の矢印の方向に回転する。
光検出センサ2140は移動しないので、図中における、光検出センサ2140の配置領域2140aおよび光検出センサ2140の検出光を収束して通過させるための円形貫通部2140bの位置は変わらない。
本実施形態における円形貫通部2140bの半径は0.5mmとしているので、上記の重なりは、歯車等の部品の加工精度のバラツキや、バックラッシュ等の歯車のガタつきなどにより、図26(c)のようにほぼ完全に重なる状態へ容易に変化する。そのため、光検出センサ2140のON,OFFを毎ステップ検出していると、1ステップ前である図26(b)の状態において秒針車2123が基準位置に到達したと誤検出する可能性が生じる。
上記のような歯車のバラツキやガタつきがない場合でも、光検出センサ2140の検出光が領域REから漏れることで、誤検出が引き起こされる可能性がある。
駆動コイル2121bの導線の巻回方向は、例えば巻始め端子2121b’側に制御回路14からステッピングモータ2121の駆動用のパルス信号が入力されたときに、ステータ2121aのNとSの磁極の方向が図23に示す方向になるように定めておく。
以上により、例えば巻始め端子2121b’にパルス信号が入力されるごとに、制御回路14から光検出センサ2140へ検出指令信号を出力してONかOFFかの検出結果を入手するようにしておけば、全ての製品において、検出時の磁極の向きを揃えた上での2ステップごとの検出が可能になる。
このロータ2121cの磁極の向きがずれていると、最初に電源が投入されて図23に示すステータ2121aのNとSの磁極の方向を生み出す磁界が発生したときに、ロータ2121cのS極(N極)がステータ2121aのN極(S極)に引きつけられるまでの回転角のぶんだけ、各歯車が進んでしまうことになる。
ここで、時分針用ステッピングモータ2131は、制御回路14が出力する制御信号CTL2に基づいて、その回転方向、回転角度、および回転速度が制御される。
なお、本実施形態においては、3番車2133は45ステップ/回転、分針車2134は360ステップ/回転、時針車2136は4320ステップ/回転となっている。
また、長孔2133aと長孔2133bとの間の中心角ψ4°,長孔2133bと長孔2133cとの間の中心角ψ5°、長孔2133cと長孔2133aとの間の中心角ψ6°を、それぞれψ4=88°,ψ5=ψ6=24°としている。ψ4は、ψ5,ψ6と比べて大きくなっている。
また、長孔2134aと長孔2134bとの間の中心角ψ7°,長孔2134bと長孔2134cとの間の中心角ψ8°、長孔2134cと長孔2134aとの間の中心角ψ9°を、それぞれψ9°,ψ7=60°,ψ8=ψ9=30°としている。ψ7は、ψ8,ψ9と比べて大きくなっている。
なお、本実施形態の時針車2136においては、長孔2136a,2136b,2136cの中心角λ10°,λ11°,λ12°をそれぞれλ10=90°,λ11=77.5°,λ12=60°としている。
また、長孔2136a,2136b,2136cのそれぞれの両端が直線になっているために、長孔2136aと長孔2136bとの間の中心角ψ10°、長孔2136bと長孔2136cとの間の中心角ψ11°、長孔2136cと長孔2136aとの間の中心角ψ12°がそれぞれそのまま遮光部2136d,2136e,2136fのなす中心角となり、ψ10=27.5°,ψ11=45°,ψ12=60°となっている。
なお、3番車2133の孔2133gと分針車2134の溝2134g、および時針車2136の溝2136gはそのための初期位置関係を規定するためのものであり、所定の位置において孔2133gと溝2134g,2136gが重なる時に、時分針が12時0分を指すようになっている。
日の裏車2135の輪歯部が手動修正軸2151と分針車2134の両方のカナに噛合することで、手動修正軸2151は、分針車2134と同位相で回転するように構成されており、上述の時分針駆動系2130により分針車2134が駆動されているときには日の裏車2135を介して分針車2134と同位相で回転すると共に、時分針駆動系2130の非作動時には、頭部2151aを指で回転させることにより、指針位置を手動修正できるようになっている。
また、図22〜図24に示すように、光検出センサ2140は、秒針車2123、3番車2133、分針車2134、および時針車2136の全てが同時に重なる位置に配置されている。
秒針車2123の長孔2123a(または2123bまたは2123c)、3番車2133の長孔2133a(または2133bまたは2133c)、分針車2134の長孔2134a(または2134bまたは2134c)、および時針車2136の長孔2136a(または2136bまたは2136c)が重なり合った時に、発光素子2142から発せられた検出光が受光素子2144により受光されて、光検出センサ2140がON状態になる。
これまで述べてきたような、円弧状の長孔を用いることで、検出光を受光する機会が増え、基準位置検出にかかる時間を短縮することができる。
Claims (2)
- 時刻を計時する内部時計と、
第1指針と、
第2指針と、
第1指針を駆動する第1駆動源と、
第2指針を駆動する第2駆動源と、
前記第1駆動源の駆動力を前記第1指針に伝達する第1歯車と、
前記第2駆動源の駆動力を前記第2指針に伝達する第2歯車と、
前記第1歯車に設けられた第1指標と、前記第2歯車に設けられた第2指標との所定の検出領域における重なりを、透過する光で検出する検出手段と、
前記検出手段による前記重なりの検出により特定される前記第1指針及び前記第2指針の位置に基づいて、前記第1指針及び前記第2指針の示す時刻を前記内部時計の計時する時刻に一致させる時刻修正動作と、前記第1指針及び前記第2指針を所定の速度で駆動させる通常運針とが行われ、前記通常運針中に所定の停止条件が満たされるときは前記第1指針の前記通常運針を停止させるとともに前記第2指針の通常運針を継続させるように、前記第1駆動源及び前記第2駆動源の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記第1指標および前記第2指標は、いずれも同一半径上に所定の幅を有して円周方向に3つの円弧状長孔を含み、
前記第1歯車および前記第2歯車には、前記3つの円弧状長孔同士の間に形成される3つの遮光部に最長の遮光部を設け、
前記制御手段は、前記停止条件が満たされている場合において、前記内部時計の計時する時刻が、前記第2指標が前記検出領域に位置する時刻であるとき、前記第2駆動源を停止させ、前記第1駆動源を駆動し、前記第1歯車の回転により前記最長の遮光部による遮光期間を検出した後の最初の光検出オン・オフパターンに基づいて前記第1指針の位置を検出する
時計装置。 - 前記時計装置周囲の光量を検出する光センサを備え、
前記停止条件には、前記光センサにより検出される光量が所定の閾値よりも低くなったことが含まれる
請求項1に記載の時計装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005346161A JP4781800B2 (ja) | 2005-11-30 | 2005-11-30 | 時計装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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