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JP4781561B2 - コーナー材の取付構造 - Google Patents

コーナー材の取付構造 Download PDF

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JP4781561B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コーナー材を建物躯体に取付けるための取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、胴差しやコーナー材等の化粧材の建物躯体への取付けは、接着剤による接着や、ビス止め、釘打ち等の方法により行なわれていた。しかしながら、接着剤による接着では取付作業が煩雑になるばかりではなく、リサイクル上の問題も生じる。また、ビス止めや釘打ち等の方法では、化粧材の表面にこれら取付具が露出するため、美観が損なわれるといった問題が生じていた。
【0003】
これらの問題を解決すべく、図8に示されるような化粧材の取付構造が提案されている(特開平10―306572号公報)。ここで、図8は、建物の1階部分と2階部分の隙間131を目隠しするための胴差し110の取付構造を示した鉛直方向の断面図である。
【0004】
図8において、取付金具120の本体プレート121が、建物躯体130にビス140によって取付けられている。この取付金具120は化粧材の取付面側に受部122を備えており、この受部122に胴差し110の本体部111に備えられた突部112を挿入することで、胴差し110が固定されている。これにより、作業性が向上し、容易に化粧材を建物躯体に取付けることが可能となる。さらには、ビス140は胴差し110によって覆われるため露出することもなく、建物の美観が損なわれることもない。
【0005】
また、取付金具120の受部122には、その弾性部123の先端が折り曲げられることで係止片124が形成されており、胴差し110の突部112の側壁には、くびれ部分113が形成されている。これら係止片124とくびれ部分113が、取付けの際にバネ嵌合することで互いに強く噛み合い、これによって胴差し110の取付強度の向上が図られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
最近の建物に使用される化粧材は、取付けの容易性や化粧材の取付強度のみならず、その美観面が重視されるようになってきている。このため、より薄い形状の化粧材が好まれる傾向にある。しかしながら、上記の化粧材の取付構造では、取付けの容易性や高い取付強度が保たれる一方、化粧材の取付面に突部を設ける必要があり、その分、化粧材を厚くする必要がある。さらには、係止片が折り返されることによって化粧材のくびれ部分と噛み合わされる構造であるため、その折り返しの分だけ化粧材の取付け方向への厚みが増加する。これら構造上の必要性から、上記の化粧材の取付構造では化粧材全体として厚みが増加し、建物に取付けた場合に美観が損なわれるという問題が生じていた。
【0007】
したがって、本発明の目的は、取付けの容易性および十分な取付強度を保ちつつ、建物躯体にコーナー材を取付けた場合に建物全体として美観が損なわれない、薄型のコーナー材の取付構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のコーナー材の取付構造は、窯業系材料からなるコーナー材を取付金具によって建物躯体に取付けるものである。コーナー材は、建物躯体に対向する互いに交差する2つの取付面と、当該2つの取付面のそれぞれに設けられた凹部とを備え、当該凹部は、その開口面よりも広い断面形状を内部に有している。取付金具は、建物躯体とコーナー材の2つの取付面との間にそれぞれ配置され、その一部を切り返すことによってコーナー材側に向けて突き出て広がるように形成された突出部を有する本体プレートと、その中央部を折り曲げることによってコーナー材側に向けて張り出すように形成された本体段差部とを備えている。本体段差部は、非取付け状態において本体プレートの突出部が形成された部分から遠ざかるにつれて当該部分から離れるように傾斜しており、取付け状態において建物躯体上に設置した縦胴縁にビスにて固定されている。ここで、突出部は、凹部に挿入されて凹部の側壁に当接している。
【0009】
本構造により、コーナー材に凹部を備え、これに嵌合する突出部を取付金具に設けることで、従来必要とされていたコーナー材の厚みを大幅に低減することが可能になるとともに、コーナー材の強固な固定が可能になる。また、本構成により、コーナー材の材質を窯業材料とすることで、より強い噛み合わせ強度が実現されることにより十分な取付強度が確保され、コーナー材の脱却が防止される。
【0010】
上記本発明のコーナー材の取付構造では、突出部が互いに離れるように突き出る第1の弾性部と第2の弾性部とを備えており、第1の弾性部はその先端にさらに第2の弾性部の反対側に向かって延びる第1の舌状部を有し、第2の弾性部はその先端にさらに第1の弾性部の反対側に向かって延びる第2の舌状部を有しており、第1の舌状部および第2の舌状部が凹部に挿入されて凹部の対向する側壁にそれぞれ当接していることが好ましい。
【0011】
本構成においては、上記取付金具の突出部を第1の弾性部および第2の弾性部からなる板バネ形状とすることで、取付けが非常に容易になる。このため、コーナー材の取付作業がスムーズに、しかも短時間で行なえる。また、この弾性部に設けられた舌状部がコーナー材の凹部側壁と噛み合うことで、より強固な保持力が実現される。
【0012】
上記本発明のコーナー材の取付構造では、凹部の対向する開口縁間の距離が、第1の弾性部から延びる第1の舌状部の先端と第2の弾性部から延びる第2の舌状部の先端との距離より小さいことにより、突出部が凹部に案内されてバネ嵌合していることが好ましい。
【0013】
本構成により、コーナー材を取付金具へ取付ける際に、舌状部が凹部の開口縁に接触することによって弾性部が圧縮されるため、容易に挿入することが可能となる。挿入後は舌状部が凹部の側壁に当接して噛み合うため、コーナー材の脱却が防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に基づいた実施の形態における化粧材の建物躯体への取付構造について図を参照して説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、建物の1階部分と2階部分の隙間31を目隠しするための胴差し10の建物躯体への取付構造を説明するための鉛直方向の断面図であり、図2は、取付金具20の構造を示す斜視図である。
【0018】
まず、取付金具20の構造について説明する。取付金具20は、図2において、基部である本体プレート21を有しており、この本体プレート21は胴差し10側の取付面に対応した所定の位置に上下2つの突出部である板バネ22を備えている。この板バネ22は、基部から切り返されることにより形成された複数の弾性部23から構成されており、化粧材の取付面側で互いに広がる方向へと延びている。また、それぞれの弾性部23は、その先端部分が本体プレート21側へと折り返されており、これにより舌状部24を形成している。この折り返し部分は滑らかな曲面を形成するように折り返されている。また、本体プレート21の所定箇所には、取付金具20を建物躯体30に固定するためのビス穴26が設けられている。
【0019】
取付金具20は、ステンレス板をプレス加工することにより成形されるため、本体プレート21の板バネ22近傍には、打抜き穴25も形成されている。なお、この取付金具はステンレス材料に限られるものではなく、プレス加工が可能であればどのような材料であっても構わない。
【0020】
次に、胴差し10について説明する。図1を参照して、胴差し10は本体部11を有し、この本体部11の所定位置には取付金具20の板バネ22が嵌合するための取付溝12が設けられている。この取付溝12は、その内部において開口面よりも広い断面を有する形状となっている。また、取付溝開口縁14は、滑らかな曲面を形成している。さらに、胴差し10の取付面には、取付金具20の建物躯体30への固定に用いられるビス40を回避するためのビス回避溝15が所定位置に設けられている。
【0021】
ここで、胴差し10は、セメント、セラミックス等の窯業系の材料により押出し成形されるものであるため、取付溝12は胴差し10の横手方向に延びた溝形状のものであるが、押出し成形後、切削等により部分的に凹部を形成したものであってもよい。また、窯業系の材料に限らず、プラスチック等の樹脂系の材料も考えられるが、本発明のバネ嵌合による取付構造においては、取付金具20との噛み合い強度が確保されやすい窯業系の材料が望ましい。
【0022】
次に、胴差し10および取付金具20の取付部分の構造についてより詳しく説明する。図3は、胴差し10と取付金具20の取付部分の拡大断面図である。ここで、取付金具20の弾性部23の先端、すなわち舌状部24を形成するための折り返し部分の頂点間の距離をBとし、同じく取付金具20の舌状部24の先端間の距離をCとする。このとき、本実施の形態での胴差し10の取付溝開口縁14間の距離Aは、B<A<Cとなるように設計されている。これは、後述する取付作業の際に、板バネ22が取付溝12内へとスムーズに案内されるようにするためである。また、上述したように、取付金具20の弾性部23の折り返し部分と胴差し10の取付溝開口縁14とを滑らかな曲面としたのも、同様の理由による。
【0023】
次に、取付構造について説明する。図1に示すように、取付金具20はビス40を用いて建物躯体30に取付けられる。胴差し10の取付金具20への取付けは、取付金具20に形成された上下2つの板バネ22に胴差し10の取付溝12が嵌合することによる。ここでは、板バネ22に設けられた舌状部24の先端が胴差し10の取付溝側壁13に当接し、噛み合う構造となっている。
【0024】
胴差し10の建物躯体30への取付作業にあたっては、(イ)建物躯体30に取付金具20を取付け、その後取付金具20に胴差し10を嵌合させる方法と、(ロ)予め取付金具20と胴差し10を嵌め合わせ、その後これらを建物躯体30に取付ける方法とが考えられる。ここでは、(イ)の方法について説明する。
【0025】
図4は、上述の(イ)の方法による取付作業の手順を示す取付部分の断面図である。まず、取付金具20を建物躯体30の所定位置にビス40により固定する。次に、胴差し10の取付溝12と取付金具20の板バネ22とが接触するように胴差し10を取付金具20に軽く押しつける(図中a)。このとき、胴差し10の取付溝開口縁14と取付金具20の舌状部24とが接触するようにする。これにより、板バネ22が取付溝12にスムーズに挿入されるように案内される。次に、胴差し10を取付金具側へと強く押し当てる(b)。このとき、胴差し10の取付溝開口縁14により、取付金具20の板バネ22がその中心方向に圧縮され、取付溝12内部へと挿入される。ここで、上述したように、板バネ22の折り返し部分および取付溝開口縁14をそれぞれ滑らかな曲面とすることで、スムーズに挿入することができる。舌状部24の先端が取付溝開口縁14を越えると、再び板バネ22はその弾性力により元の形状へと戻ろうとする(c)。このとき、舌状部24が取付溝側壁13に当接するため、胴差し10と取付金具20が噛み合い、外れなくなる。
【0026】
上記取付構造により、胴差し10の取付面に、従来は必要とされていた突出部を設ける必要がなくなり、胴差し10の厚みを抑えることが可能になる。これにより、建物全体として美観が損なわれることがない。また、バネ嵌合させることで、従来同様の作業の容易性および十分な取付強度が保たれる。
【0027】
(実施の形態2)
図5は柱の表面を覆うように取付けられるコーナー材50の取付構造を説明するための水平方向の断面図であり、図6は取付金具60の構造を示す斜視図および側面投影図である。以下、上記実施の形態1と同じ部分については説明は省略する。
【0028】
まず、取付金具60の構造について説明する。取付金具60は、図6において、本体プレート61を有しており、この本体プレート61は、コーナー材50側の取付面の所定位置に板バネ62を備えている。取付金具60は、その中央部付近で折り曲げられることにより本体段差部67が形成されている。ここで、本体段差部67は本体プレート61の面よりやや傾いた状態にあり、本体段差部67の本体プレート61から遠い方の辺が、コーナー材50の取付面側へと張り出している。また、本体段差部67の所定箇所には、取付金具60を柱に固定するために用いられるビス穴66が設けられている。さらに、このビス穴66を囲むようにビード68が形成されている。なお、本体プレート61はプレス加工により成形されるため、打抜き穴65が形成されている。
【0029】
次に、コーナー材50について説明する。コーナー材50は、柱本体70の角に取付けられるものであるため、本体部51は2つの面から形成されている。この本体部51の所定の位置には取付金具60の板バネ62が嵌合するための取付溝52が設けられている。
【0030】
次に、取付構造について説明する。図5に示すように、取付金具60はビス80を用いて柱本体70の角に取付けられる。コーナー材50の取付金具60への取付けは、取付金具60の板バネ62にコーナー材50の取付溝52が嵌合することによる。ここで、板バネ62に設けられた舌状部64の先端がコーナー材50の取付溝側壁53に当接し、噛み合う構造になっている。さらには、上述したような本体段差部67をやや傾いた形状とすることで、柱本体70に固定する際に板バネ62が柱本体70に強く押しつけられることにより、強固な嵌合が可能となる。なお、本構造では、取付金具60の本体段差部67に設けたビード68により、コーナー材50の取付時の高さを調整することが可能である。
【0031】
次に、コーナー材50の柱本体70への取付作業の際の手順について説明する。コーナー材50の取付けは、上述の実施の形態1において説明した(イ)、(ロ)の2種類の取付手順が考えられるが、本実施の形態2では取付性向上のため、予め取付金具60をコーナー材50に取付け、その後これらを柱本体70に取付ける(ロ)の方法について説明する。
【0032】
図7は、上述の(ロ)の方法による取付手順を示す取付部分の断面図である。まず、コーナー材50の取付金具60の本体段差部67と接触する面に、取付強度を上げるための接着剤を塗布する。次に、取付金具60の弾性部63のうち、本体段差部67から遠い方の弾性部63aをコーナー材50の取付溝に挿入する(a)。このとき、コーナー材50の取付溝開口縁54が、弾性部63bの舌状部64に接触するように取付金具60をコーナー材50に軽く押しつける。これにより、弾性部63bが取付溝52にスムーズに挿入されるように案内される。次に、取付金具60をコーナー材50へと強く押しつける(b)。このとき弾性部63bが弾性部63a側へと圧縮され、取付溝52内部へと挿入される。弾性部63bの舌状部64が取付溝開口縁54を越えると、再び板バネ62はその弾性力により元の形状へと戻ろうとする(c)。このとき、舌状部64が取付溝側壁53に当接するため、コーナー材50と取付金具60が噛み合い、外れなくなる。その後、コーナー材50が嵌め込まれた取付金具60をビス80によって柱本体70に取付けることにより、コーナー材50が柱本体70に固定される。この方法で取付けた場合には、ビス80の頭が柱の外装面に露出してしまうが、コーナー材50の継ぎ目を埋めるために用いられるコーキング材81を上から塗布することで露出しなくなる。
【0033】
上記取付構造により、コーナー材50の取付面に従来には必要とされていた突出部を設ける必要がなくなり、コーナー材50の厚みを抑えることが可能になる。これにより、建物全体としての美観が保たれる。また、バネ嵌合させることで、従来同様の作業の容易性および十分な取付強度が保たれている。
【0035】
したがって、今回開示した上記各実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって画定され、また特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
【0036】
【発明の効果】
この発明に基づいたコーナー材の取付構造によれば、従来のコーナー材に比べ、薄型のコーナー材の利用が可能となる。これにより、コーナー材の装飾性が確保され、建物全体としての意匠上の美観を損ねることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における化粧材の取付構造を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における取付金具の構造を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における化粧材と取付金具の取付部分の構造を示した拡大断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1における化粧材の取付作業の手順を示す取付部分の断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2における化粧材の取付構造を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2における取付金具の構造を示す斜視図および側面投影図である。
【図7】 本発明の実施の形態2における化粧材の取付作業の手順を示す取付部分の断面図である。
【図8】 従来の化粧材の取付構造の一例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
10 胴差し、11 本体部、12 取付溝(凹部)、13 取付溝側壁、14 取付溝開口縁、15 ビス回避溝、20 取付金具、21 本体プレート、22 板バネ、23 弾性部、24 舌状部、25 打抜き穴、26 ビス穴、30 建物躯体、31 隙間、40 ビス、50 コーナー材、51 本体部、52 取付溝(凹部)、53 取付溝側壁、54取付溝開口縁、60 取付金具、61 本体プレート、62 板バネ、63 弾性部、64 舌状部、65 打抜き穴、66 ビス穴、67 本体段差部、68 ビード、70 柱本体、80ビス、81 コーキング材。

Claims (3)

  1. 窯業系材料からなるコーナー材を取付金具によって建物躯体に取付けるコーナー材の取付構造であって、
    前記コーナー材は、前記建物躯体に対向する互いに交差する2つの取付面と、前記2つの取付面のそれぞれに設けられた凹部とを備え、
    前記凹部は、その開口面よりも広い断面形状を内部に有し、
    前記取付金具は、前記建物躯体と前記コーナー材の前記2つの取付面との間にそれぞれ配置され、当該取付金具の一部を切り返すことによって前記コーナー材側に向けて突き出て広がるように形成された突出部を有する本体プレートと、当該取付金具の中央部を折り曲げることによって前記コーナー材側に向けて張り出すように形成された本体段差部とを備え、
    前記本体段差部は、非取付け状態において前記本体プレートの前記突出部が形成された部分から遠ざかるにつれて当該部分から離れるように傾斜し、取付け状態において前記建物躯体上に設置した縦胴縁にビスにて固定され、
    前記突出部が、前記凹部に挿入されて前記凹部の側壁に当接している、コーナー材の取付構造。
  2. 前記突出部が、互いに離れるように突き出る第1の弾性部と第2の弾性部とを備え、
    前記第1の弾性部は、その先端にさらに前記第2の弾性部の反対側に向かって延びる第1の舌状部を有し、
    前記第2の弾性部は、その先端にさらに前記第1の弾性部の反対側に向かって延びる第2の舌状部を有し、
    前記第1の舌状部および第2の舌状部が、前記凹部に挿入されて前記凹部の対向する側壁にそれぞれ当接してバネ嵌合している、請求項1に記載のコーナー材の取付構造。
  3. 前記凹部の対向する開口縁間の距離が、前記第1の弾性部から延びる前記第1の舌状部の先端と前記第2の弾性部から延びる前記第2の舌状部の先端との距離より小さいことにより、前記突出部が前記凹部に案内されてバネ嵌合している、請求項2に記載のコーナー材の取付構造。
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