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JP4780903B2 - 分子ふるい炭素を用いた窒素ガスの分離方法 - Google Patents

分子ふるい炭素を用いた窒素ガスの分離方法 Download PDF

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JP4780903B2 JP2003164759A JP2003164759A JP4780903B2 JP 4780903 B2 JP4780903 B2 JP 4780903B2 JP 2003164759 A JP2003164759 A JP 2003164759A JP 2003164759 A JP2003164759 A JP 2003164759A JP 4780903 B2 JP4780903 B2 JP 4780903B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、窒素発生装置用吸着剤である分子ふるい炭素とそれを利用した窒素ガスの分離方法及び窒素発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、空気中の窒素と酸素を分離する技術として圧力スイング吸着法(Pressure Swing Adsorption法以下PSA法と略記する。)が開発され、実用化されている。
【0003】
PSA法とは、1塔以上の吸着塔に分子ふるい炭素を充填し、加圧下での選択的吸着と、減圧または常圧での分子ふるい炭素の再生を周期的に繰り返すことにより原料ガス中の特定成分を分離する方法である。分子ふるい炭素は非常に微細且つ分布のシャープな細孔を持ち、細孔径に近い分子径を持つ被吸着物質とそれより小さい分子径を持つ被吸着物質の特定の組み合わせにおいて各々の吸着速度に差が生じると考えられている。
【0004】
これまでに、多くの分子ふるい炭素の製造法が提案され、近年に至って、石炭、椰子殻などの天然物や、合成高分子を主原料とする分子ふるい炭素の工業的製法が可能となってきた。
【0005】
例えば、5%までの揮発成分含量を有するコークスに、熱分解性炭化水素を添加して600〜900℃の温度で処理することによって放出されたカーボンをそのコークスの細孔中に沈着させる分子ふるい炭素の製造法が開示されている(例えば、特許文献1)。
【0006】
また、椰子殻炭粉末をコールタール、またはコールタールピッチをバインダーとして造粒し、600〜900℃で乾留し、乾留炭を鉱酸で洗浄、水洗、乾燥したものにコールタールを含浸させ、600〜900℃で10〜60分間熱処理した後、不活性ガス中で冷却することを特徴とする分子ふるい炭素の製造法が開示されている(例えば、特許文献2)。
【0007】
この様に分子ふるい炭素の製造技術開発が進み、工業的生産も行われている。
【0008】
また、これらの分子ふるい炭素の高性能化の手法として、外径を小径化することによる高性能PSA用分子ふるい炭素が示されている(例えば、特許文献3)。
【0009】
分子ふるい炭素の中で、酸素と窒素の原料ガスから窒素を分離するPSA式窒素発生装置用の炭素の場合、窒素の吸着速度が酸素の吸着速度と比較して大幅に遅いことを利用し吸着剤として使用されている。そして、上述の如き分子ふるい炭素の製造法、またそれを用いた窒素の製造法については多くの先行技術があり、さまざまな方法が用いられている。
【0010】
例えば、分子ふるい炭素として加圧下で単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比が3.5〜15の分子ふるい炭素を使用した窒素ガス分離の方法が開示されている(例えば、特許文献4)。
【0011】
また、酸素吸着量が酸素の供給開始からその飽和吸着量の50%に達する時間(以下、TOと略記する)が5秒から10秒であり、窒素吸着量が窒素の供給開始からその飽和吸着量の50%に達する時間(以下、TNと略記する)が前記時間TOの41倍以上である吸着特性を有する分子ふるい炭素を用いた窒素製造方法が開示されている。これは飽和吸着量の50%に達する時間で酸素と窒素の吸着速度差を表現したものである(例えば、特許文献5)。
【0012】
以上のように、酸素と窒素からなる原料ガスから窒素を分離する分子ふるい炭素の特性については、吸着速度を指標とした先行技術が多い。しかし、比較的大きな分子径の分子と小さな分子径の分子の分離に利用される他の分子ふるい炭素のように細孔径分布等の炭素の物性を指標としているものはほとんど無い。これは酸素の分子径2.8Åと窒素の分子径3.0Åによる吸着速度の差を利用するとされている為、吸着特性を明確に示すことが出来る非常に微細な細孔径範囲の分布を測定する手法が確立されていない事による。
【0013】
最近、PSA窒素発生装置は高性能化が進み、市場ではより小型化や99.99%以上の高純度化が求められている。例えば、吸着剤1トン当りの原料空気処理量が、製品窒素純度の指標として窒素中の酸素濃度100ppmにおいて500Nm3/h未満、1000ppmにおいて570Nm3/h未満、10000ppmにおいて690Nm3/h未満の処理量となるように運転することを特徴とする窒素製造方法が開示されている(例えば、特許文献5)。これは、原料ガスである空気からの窒素収率を向上させることで、吸着剤1t当たりの製品窒素発生量を向上させる方法である。しかし、原料ガス(空気)処理量は従来の分子ふるい炭素と同程度であり、窒素収率上昇分の装置の小型化でしかない。この為、大幅な装置の小型化には、分子ふるい炭素の空気などの原料ガス処理能力の向上が不可欠である。
【0014】
【特許文献1】
特公昭52−18675号公報
【特許文献2】
特公昭62−17690号公報
【特許文献3】
特開平06−154595号公報
【特許文献4】
特許第2619839号公報
【特許文献5】
特開2003−71232号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
PSA窒素発生装置の小型化には、吸着剤使用量の低減が最も効果的であり、その為、分子ふるい炭素単位重量或いは単位容積当りの製品窒素発生量を増加させることが不可欠となる。単位重量当りの製品窒素発生量とは、分子ふるい炭素1t当りの製品窒素発生量(Nm3/h・t)により表したものである。例えば、PSA窒素発生装置において使用する分子ふるい炭素の重量をM(t)、1時間当りの製品窒素発生量をQP(Nm3/min)とすると分子ふるい炭素1t当りの製品窒素発生量QP/M(Nm3/h・t)は下記の式で表される。 QP/M=QP/M
【0016】
分子ふるい炭素単位重量当たりの製品窒素発生量の増加には、原料ガスからの窒素収率の上昇、または分子ふるい炭素単位重量当たりの原料ガス処理量を増加させることなどが有効である。前者の方法については、上述の従来の技術でも記載の通り、多くの先行技術が存在するが、これらの方法では大幅な小型化は困難である。
【0017】
その為、後者の原料ガスの処理能力を増加させることが有効となるが、従来の分子ふるい炭素或いは窒素分離方法では単位重量当りの原料ガス処理量を増加させると窒素収率や窒素純度が低下するという問題があった。実際に従来の炭素を用いた場合、製品窒素純度99.9%で単位重量当りの製品窒素発生量は120 (Nm3/h・t)程度であった。
【0018】
窒素収率とは、供給する原料ガス中の窒素から分離回収できる窒素の割合を表したもので、例えば原料ガスが空気であれば、空気中の窒素濃度は約79%であるので、分離回収した窒素の濃度が99.9%である場合は、
窒素収率(%)=100×(単位時間当りの製品窒素発生量×0.999)/(単位時間当りの原料ガス処理量×0.79)
で表される。但し、空気の場合は約1%のAr(アルゴン)ガスを含んでいるが、窒素同様不活性ガスである為、一般的に区別しない。
【0019】
また、単位重量当りの原料ガス処理量とは分子ふるい炭素1t当りの原料ガス処理量(Nm3/h・t)により表したものである。例えば、PSA窒素発生装置において分子ふるい炭素の重量をM(t)、1時間当りの原料ガス処理量をQF(Nm3/h)とすると分子ふるい炭素1t当りの原料ガス処理量QF/M(Nm3/h・t)は下記の式で表される。
F/M=QF/M
【0020】
本発明は、上記の如き問題を解決する為に、鋭意研究を続けた結果、原料ガスの処理量を大幅に増加させても窒素収率や窒素純度が低下しない分子ふるい炭素並びにそれを用いた窒素ガスの分離方法及び分離装置を完成させたものである。
【0021】
本発明の目的は、従来の窒素発生装置用分子ふるい炭素には無い酸素と窒素の吸着特性を持つ分子ふるい炭素により、従来のPSA窒素発生装置と比較し大幅な小型化が可能となる分子ふるい炭素並びにそれを用いた窒素ガスの分離方法及び分離装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比が1.4以上3以下であって、且つ酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上である分子ふるい炭素により達成できる。この吸着量測定温度は室温(25℃)であるのが望ましい。
【0023】
一定の加圧下とは、分子ふるい炭素の吸着容量比を求める時の圧力であり、例えば9.5kgf/cm2G(ゲージ圧)以下であり、7kgf/cm2G、5kgf/cm2G、2.5kgf/cm2G等であっても良い。
【0024】
単成分吸着とは、ある特定の1成分のみの分子ふるい炭素への吸着のことである。酸素で単成分吸着を行ったときの吸着量をQO、窒素で単成分吸着を行ったときの吸着量をQNとする。
【0025】
酸素と窒素との1分後の吸着容量比(QO1m/QN1m )とは、一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの1分後の酸素の吸着量をQO1m、窒素の吸着量をQN1mとすると
O1m/QN1m =QO1m÷QN1m
で表される。
【0026】
酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上とは、一定の加圧下での単成分吸着を行った時の5秒後の酸素の吸着量をQO5s、1分後の酸素の吸着量をQO1mとすると、5秒後の酸素の吸着量をQO5sと1分後の酸素の吸着量をQO1mの比(QO5s/QO1m)を用いて、
O5s/QO1m=QO5s÷QO1m
で表したQO5s/QO1mが0.85以上である事を示す。
【0027】
本発明で一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比(QO1m/QN1m)が1.4以上3以下であって、且つ酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上である分子ふるい炭素としたのは、特に酸素と窒素の原料ガスから窒素を分離するのに使用される分子ふるい炭素の性能差を内部構造、結晶構造等の分析値で明確に示すことが困難である為である。その為、窒素発生装置に用いられる分子ふるい炭素の特性は、酸素と窒素の吸着速度比と酸素の吸着速度によって表した。
【0028】
更に、本発明の分子ふるい炭素は、PSA式窒素発生装置の吸着剤として従来に無い性能を発現したものであるが、従来の酸素と窒素の分離用分子ふるい炭素と比較し、細孔径分布や内部構造、結晶構造等での分析値では表現できないものであることから、上記の如き吸着速度を表す指標を用いた。
【0029】
本発明における、一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比が1.4以上3以下とは酸素と窒素の吸着速度比の範囲を規定したものである。また、酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上とは酸素の吸着速度を表したものであるが、このように酸素と窒素の吸着速度比の範囲と酸素吸着速度を規定することで、本発明の分子ふるい炭素の特性を明確に示すことが出来る。本発明においては、後述の吸着量測定装置により、再生状態にある分子ふるい炭素に酸素ガス、または窒素ガスを送り込み、系内の圧力変化を測定することにより吸着量の変化を求め、吸着速度の指標とした。
【0030】
酸素と窒素との1分後の吸着容量比が1.4未満であると窒素と酸素の吸着速度の差が小さく、窒素収率が低下し、3以上であると多量の原料ガスを効率良く処理できない。また、酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以下である場合、多量の原料ガスを処理できても窒素収率が低下する為望ましくない。
【0031】
本発明は、さらに(2)好ましくは加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素の1分後の吸着容量比が1.5〜2.5である分子ふるい炭素である。
【0032】
また本発明は、(3)好ましくは酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.9以上である分子ふるい炭素である。
【0033】
また、本発明の分子ふるい炭素は一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素の5秒後の吸着容量比が5以上であるのが望ましい。酸素と窒素の5秒後の吸着容量比は、5秒後の酸素の吸着量をQO5s窒素の吸着量をQN5sとすると、
O5s/QN5s =QO5s÷QN5s
で表される。
【0034】
更に本発明は、(4)吸着剤として(1)〜(3)の分子ふるい炭素を充填した吸着塔に主成分が酸素と窒素からなる原料ガスを供給し、高圧吸着工程と低圧再生工程とを吸着塔で繰り返すPSA法による窒素ガスの分離方法により達成できる。
【0035】
吸着塔とは、PSA法により、分離操作を行う際、分子ふるい炭素などの吸着剤を充填する容器のことである。主成分が窒素と酸素からなる原料ガスとは、ガス全体に対し窒素と酸素の総計が50%以上、好ましくは90%以上であり、更に好ましくは98%以上が窒素と酸素からなるガスをいう。高圧吸着工程とは、PSA法において、原料ガスを加圧して吸着塔に通す吸着工程で原料ガス中の昜吸着成分である酸素を優先的に吸着し、難吸着成分である窒素を製品として採取する工程を表す。低圧再生工程とは高圧吸着工程において原料ガスにより加圧された吸着塔の原料ガスの供給を停止して、吸着塔を大気開放し、吸着塔内圧を急速に大気圧近傍まで低下させて分子ふるい炭素中の吸着成分を脱着し分子ふるい炭素を再生する工程である。低圧再生工程には、高圧吸着工程において採取した窒素を一部吸着塔内に流通させるパージ工程を含んでも良い。また、大気開放において、真空ポンプ等で減圧しても良い。
【0036】
更に本発明は、(5)好ましくは供給する原料ガスが3〜10kgf/cm2Gの加圧ガスである(4)の窒素ガスの分離方法である。
【0037】
また本発明は、(6)高圧吸着工程での吸着時間が好ましくは50秒以下である窒素ガスの分離方法である。更に本発明は、(7)好ましくは高圧吸着工程での吸着時間が20秒〜40秒の範囲である窒素ガス分離方法である。吸着時間とは、高圧吸着工程において、原料ガスを吸着塔に供給する時間を指す。
【0038】
更に本発明は、(8)吸着剤として(1)〜(3)の分子ふるい炭素を充填した吸着塔を有する窒素ガス分離装置である。そして、本願発明の窒素ガス分離装置の分子ふるい炭素は、単位重量当りの製品窒素発生量が窒素純度99%のものが250(Nm3/h・t)以上であり更には300(Nm3/h・t)以上、99.9%のものが150(Nm3/h・t)以上であり更には200(Nm3/h・t)以上、99.99%のものが100(Nm3/h・t)以上の性能を有するのである。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明は、主成分が酸素と窒素からなる原料ガスから酸素を選択的に吸着する分子ふるい炭素とそれを吸着剤として利用し、窒素ガスを分離する方法と分離装置によるものである。
【0040】
この分子ふるい炭素は、例えば、粒状フェノール樹脂100重量部当りと熱硬化性樹脂5〜50重量部及び高分子バインダーを1〜30重量部である均一混合物を成形し、非酸化性雰囲気下で500℃〜1100℃の範囲の温度で、加熱処理することによって得られる。
【0041】
本発明においては、一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比(QO1m/QN1m )が1.4以上3以下、さらには1.5〜2.5であって、且つ酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上、さらには0.9以上である吸着特性を発生しうる細孔の制御を可能とする為に、加熱処理前の予備処理条件の検討、非酸化性雰囲気ガスの選定、加熱処理温度の詳細な設定、加熱処理後の再処理等を行い、その特性を可能とした。
【0042】
粒状フェノール樹脂としては、レゾール樹脂、ノボラック樹脂等が挙げられるが、その他の特殊なフェノール樹脂や変性樹脂であっても良い。熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂やメラミン樹脂等が挙げられる。高分子バインダーとしてはポリビニルアルコール及び水溶性又は水膨潤性セルロース誘導体等が挙げられる。
【0043】
加熱処理前の予備処理条件としては、非酸化性雰囲気下150〜400℃で1〜10時間加熱処理することが挙げられる。また、非酸化性雰囲気ガスの選定としては、窒素やアルゴンガス等が挙げられる。
【0044】
加熱処理温度の詳細な設定としては、500〜1000℃、さらには650〜800℃が好ましく、加熱時間としては1〜24時間、さらには1〜12時間が好ましく、加熱においてはロータリーキルン等が好適である。
【0045】
加熱処理後必要であれば再熱処理を行うが、再熱処理の設定としては、50〜800℃、さらには100〜600℃が好ましく、加熱時間としては1時間以上、さらには1〜10時間、が好ましい。
【0046】
但し、本発明は上記の如き製造方法に何ら限定されるものではなく、要は(1)〜(3)を満たす分子ふるい炭素であればよい。この時、本発明の分子ふるい炭素は、一定の加圧下での単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着容量比(QO1m/QN1m )が1.4以上3以下であるものであり、さらには1.5〜2.5であり、且つ酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上、さらには0.9以上であるものが好適である。
【0047】
また、5秒の吸着容量比QO5s/QN5sは3以上が好適であり、さらには5以上が好適である。
【0048】
充填した吸着塔に主成分が酸素と窒素からなる原料ガスを供給し、高圧吸着工程と低圧再生工程とを吸着塔で繰り返す圧力スイング吸着法による窒素ガスの分離方法を用いた装置の実施形態の一例を図2に示す。
【0049】
装置は、上記記載の分子ふるい炭素を充填した吸着塔、コンプレッサーなどの原料ガス供給手段、窒素ガスを貯留する製品タンク、及びこれらの構成要素を連結するための配管及びガスの流れを制御する為の自動弁とその制御系、流量調節計およびガス濃度の分析計などから構成される。
【0050】
運転方法としては、例えば、吸着塔を2本用いた図2の装置の場合、吸着塔23の高圧吸着工程で、原料ガスは24、25を通り、吸着塔23に供給される。供給される原料ガスは、主成分が酸素と窒素からなるものであり、3〜10kgf/cm2Gの加圧ガスが好適である。
【0051】
供給する原料ガス処理量は、例えば、製品窒素純度が99.9%の場合、1500Nm3/h・t以下が好適であり、さらには1200Nm3/h・t以下が好適であり、さらには500Nm3/h・t〜1200Nm3/h・tが好適である。
【0052】
高圧吸着工程での圧力は、原則原料ガスの圧力であれば良いが、場合によってはコンプレッサーで更に加圧しても良い。高圧吸着工程での吸着時間は、50秒以下で充分であり、さらには20秒〜40秒で好適である。
【0053】
吸着塔内の分子ふるい炭素によって酸素が吸着され、濃縮された窒素ガスは29、30、31を通り、一旦製品タンク34に蓄えられた後、36、26を通って製品として供給される。そして、所定の吸着時間経過後、電磁弁24、30は閉じられる。吸着塔23の低圧再生工程では、電磁弁27を開いて加圧状態にある吸着塔23内に充満した原料ガスを大気中に放出し、吸着塔内圧を急速に大気圧近傍まで低下させて、吸着剤を再生する。更に必要であれば、電磁弁33、35を開き、製品タンク内の窒素ガスを吸着塔に向流方向(窒素ガス取り出し方向とは逆向き)に流通さすことにより、吸着塔23の再生を行う。この再生工程が終了すると27、33、35は閉じられ、必要なら均圧工程を施した後、吸着操作を施す。以上の吸着工程と再生工程を繰り返し行うことにより、吸着塔内の分子ふるい炭素の再生は円滑に行われ、高純度の窒素を取り出すことが可能となる。
【0054】
上記の方法の中で、必要に応じて、均圧工程、還流工程を取り入れ、例えば、吸着工程−均圧工程−再生工程−均圧工程−還流工程−吸着工程の如きサイクルで操作しても良い。
【0055】
均圧工程とは、2本以上の吸着塔を使用する場合に、高圧吸着工程を終了した吸着塔と低圧再生工程を終了した吸着塔を連結し、吸着塔内圧の均圧化を行う工程を意味する。例えば、2本の吸着塔を利用した装置の場合、2本の吸着塔の上部のみを連結する場合を上均圧、下部のみを連結する場合を下均圧、上部同士、下部同士両方を連結する場合を上下均圧と言う。還流工程とは、製品タンクより、窒素ガスの一部を吸着塔内に戻すが、系外へは排出せず窒素ガスを吸着塔内に留め吸着工程での高濃度の窒素ガスの取り出しを容易にする工程を意味する。但し、上記の運転方法はその一例を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0056】
【実施例】
(1)吸着量測定法
本発明の分子ふるい炭素の酸素及び窒素の単成分吸着量測定は、図1に示す吸着特性測定装置を用いて行った。
【0057】
同図において、試料室4(200ml)に3gの試料を入れ、 電磁弁11、18、バルブ8を閉じ 電磁弁2、3を開けて30分間脱気した後、 電磁弁2、3を閉じ 電磁弁11を開け、調整室5に測定ガス(酸素或いは窒素)を充填し、設定圧になったところで 電磁弁11を閉じ、 電磁弁3を開け所定時間における内部圧力の変化を測定して酸素濃度及び窒素のそれぞれの時間における吸着量を求めた。このときの設定圧は吸着時の圧力が2.5kgf/cm2G(ゲージ圧)となるように調整した。なお、1は真空ポンプ、6、7は圧力センサー、9は記録計、14、15はガスレギュレーター、16は窒素ボンベ、17は酸素ボンベである。
【0058】
吸着量Q(mg/g)は気体の状態方程式PV=nRTを用いて計算した。初期状態の圧力P0と吸着後の圧力Ptの圧力差より、初期のモル数n0から吸着後のモル数ntの差Δnを下記の式を用いて計算した。
n=PV/RT
Δn=(n0−nt)=(P0−Pt)RT
Δnは吸着した気体のモル数であるので下記の式より、MSC1g当りの吸着量を求めた。
Q(mg/g)=1000×Δn(mol)×吸着分子の分子量(g/mol)/MSC重量(g)
P:測定圧力 V:測定系内の空間容積 n:測定系内の測定ガスモル数
R:気体定数 T:測定温度(25℃)
【0059】
(実施例1)
粒状フェノール樹脂(カネボウ株式会社製、ベルパールR800) 100重量部に対し、メラミン樹脂水溶液(住友化学工業株式会社製、スミテックスレジンM−3、固形分濃度80重量%)を固形分で8重量部、重合度1700、けん化度99%のポリビニルアルコールを温水で20重量%の水溶液となるように溶解したポリビニルアルコール水溶液20重量部、馬鈴薯澱粉2重量部、界面活性剤(花王株式会社製、ペレックスNB−L)0.7重量部計量した。
【0060】
上記原料の内メラミン樹脂水溶液、ポリビニルアルコール水溶液、馬鈴薯澱粉、界面活性剤を5分間混合し、その混合物にフェノール樹脂粉末を加え更に10分間混合した。
【0061】
この混合組成物を2軸押出し造粒機(不二パウダル株式会社製、ペレッタダブルEXDF−100型)で押出し、1.3φ×1〜3mmの円柱状ペレットを得た。
【0062】
得られたペレットは窒素気流下において290℃で4時間熱処理した後、有効径750mmφ×4250mmLのロータリーキルンに入れ、窒素気流下において、650〜750℃まで昇温し、各処理温度で3時間保持した後、窒素気流下で炉冷した。
【0063】
ロータリーキルンにて処理温度650℃で処理した分子ふるい炭素をAとした。ロータリーキルンにて処理温度700℃で処理した分子ふるい炭素を、更に窒素気流下において400℃で1、5、10時間再熱処理し、それぞれの再熱処理条件での炭素をB、C、Dとした。
【0064】
(比較例1)
実施例1と同様の原料と方法でロータリーキルンにて処理温度750℃でのみ処理した分子ふるい炭素をEとした。また、実施例1と同様の原料と方法でロータリーキルンに処理温度700℃で処理した分子ふるい炭素を、体積で5%の酸素を含んだ窒素気流下において600℃で1時間処理し得た分子ふるい炭素を、Fとした。
【0065】
これらの吸着量測定結果を表1に示す。ここで、5秒後の酸素吸着量をQO5S、1分後の酸素吸着量をQO1m、5秒後の窒素吸着量をQN5S、1分後の窒素吸着量をQN1mで表す。
【0066】
【表1】
Figure 0004780903
【0067】
得られた分子ふるい炭素A〜Fを、図2に示すPSA式窒素発生装置により評価した。
【0068】
まずコンプレッサーに圧縮した空気を吸着塔に送り、吸着塔の圧力をゲージ圧で9.5kgf/cm2G(ゲージ圧)とし、PSA操作は上下均圧−吸着−上下均圧−再生(パージ)の4工程で実施し、各工程の切り替えは、電磁弁をシーケンサーで制御して行った。また、得られた製品窒素は酸素濃度計により酸素濃度を測定することで評価した。
【0069】
PSA式窒素発生装置の吸着時間を10秒〜60秒変化させた時の99.9%純度の窒素収率を測定した結果を表2に示す。窒素収率は前記の式で求めた。この時、Fは本条件で純度99.9%の窒素を発生させる能力が得られず、窒素収率は求められない。分子ふるい炭素A、B、C、Dは吸着時間30秒の時に最も高い窒素収率となる。
【0070】
【表2】
Figure 0004780903
【0071】
(実施例2)
次に比較的収率の高いCの分子ふるい炭素を選んで上記PSA式窒素発生装置において供給する加圧原料ガス(空気)処理量を530Nm3/h・t〜940Nm3/h・tまで変化させて窒素純度99.9%の製品窒素発生量の測定を行った。吸着時間、均圧時間についてはそれぞれの測定で適当と思われる時間で行った。結果を表3に示す。
【0072】
(比較例2)
実施例2と同様の方法でEの分子ふるい炭素をPSA式窒素発生装置による測定を実施した。結果を表3に示す。
【0073】
【表3】
Figure 0004780903
【0074】
Cの分子ふるい炭素は940Nm3/h・t以上の空気を処理することができ、製品窒素発生量が原料ガス処理量940Nm3/h・tの時、260Nm3/h・tと多い。一方、Eの分子ふるい炭素は530Nm3/h・tまでの空気しか処理できず、製品窒素発生量も140Nm3/h・tで少ない。供給不可とは、窒素純度99.9%の窒素を得る為に必要な吸着時間で吸着した場合に吸着塔内の圧力が上昇して供給が出来なくなった状態を示す。
【0075】
(実施例3)
実施例2で使用したPSA式窒素発生装置を使用し、分子ふるい炭素Cの各製品窒素純度99.99%、99.9%、99%のときの分子ふるい炭素1t当りの製品窒素発生量(Nm3/h・t)とその時の分子ふるい炭素1t当りの原料ガス処理量(Nm3/h・t)を求めた。吸着時間、均圧時間はそれぞれ適当と思われる時間で行った。吸着圧力は9.5kg/cm2G(ゲージ圧)とした。結果を表4に示す。各製品窒素純度においても、Cは大きな単位重量当たりの製品窒素発生量と原料ガス処理量を持つ。
【0076】
(比較例3)
実施例3と同様、比較例2で使用したPSA式窒素発生装置を使用し、分子ふるい炭素Eの各製品窒素純度99.99%、99.9%、99%のときの分子ふるい炭素1t当りの製品窒素発生量(Nm3/h・t)とその時の分子ふるい炭素1t当りの原料ガス処理量(Nm3/h・t)を求めた。結果を表4に示す。各製品窒素純度においても、Eは単位重量当たりの充分な製品窒素発生量と充分な原料ガス処理量を持たない。
【0077】
【表4】
Figure 0004780903
【0078】
【発明の効果】
本発明の分子ふるい炭素を吸着剤として利用することによって、PSA式窒素発生装置の大幅な小型化が達成できる。
【0079】
装置の小型化は、分子ふるい炭素の1t当りの製品窒素発生量(Nm3/h・t)及び、分子ふるい炭素1t当りの原料ガス処理量(Nm3/h・t)が大幅に向上し、分子ふるい炭素使用量を低減することで成し得たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸着特性測定装置である。
【図2】実施例に用いた圧力スイング吸着(PSA)装置。
【符号の説明】
1真空ポンプ
2、3、11、18 電磁弁
4試料室
5調整室
6、7圧力センサー
8、12、13 バルブ
9記録計
10圧力計
14、15ガスレギュレーター
16 窒素ボンベ
17酸素ボンベ
21空気圧縮機
22エアードライヤー
23、23a 吸着塔
24、24a、27、27a、30、30a、33、33a、35、36 電磁弁
25、25a、26、28、29、29a、31、32 配管
34 製品タンク
36圧力調整器

Claims (1)

  1. 吸着剤として、粒状フェノール樹脂、熱硬化性樹脂およびバインダーを含む混合物の成形物を、非酸化性雰囲気下150〜400℃で1〜10時間熱処理する予備処理を行い、ついで、非酸化性雰囲気下650〜800℃まで昇温し、同温度範囲で1〜24時間加熱処理してなる分子ふるい炭素であって、2.5kgf/cm2G(ゲージ圧)の加圧下、25℃において単成分吸着を行ったときの酸素と窒素との1分後の吸着量の比が1.4以上3以下であり、且つ酸素の5秒後の吸着量が1分後の吸着量の0.85以上である圧力スイング吸着式窒素発生装置用分子ふるい炭素を充填した2塔の吸着塔を備える窒素発生装置の前記吸着塔に主成分が酸素と窒素からなる圧力3〜10kgf/cm2Gの原料ガスを供給し、高圧吸着工程と低圧再生工程とを前記吸着塔で繰り返す圧力スイング吸着法による窒素ガスの分離方法であって、
    高圧吸着工程での吸着時間が20秒〜40秒の範囲である窒素ガスの分離方法。
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