[go: up one dir, main page]

JP4778559B2 - ワイパブレード - Google Patents

ワイパブレード Download PDF

Info

Publication number
JP4778559B2
JP4778559B2 JP2008532704A JP2008532704A JP4778559B2 JP 4778559 B2 JP4778559 B2 JP 4778559B2 JP 2008532704 A JP2008532704 A JP 2008532704A JP 2008532704 A JP2008532704 A JP 2008532704A JP 4778559 B2 JP4778559 B2 JP 4778559B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
web
wiper blade
rubber
strip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008532704A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009509836A (ja
Inventor
ブラウン ハンス
ウィーネン パウル
ブセイネ ウィム
フェアボーフェン ヴィム
ヴォルフガルテン スフェン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2009509836A publication Critical patent/JP2009509836A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4778559B2 publication Critical patent/JP4778559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3806Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3848Flat-type wiper blade, i.e. without harness
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3829Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by the material of the squeegee or coating thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3836Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by cross-sectional shape

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載の形式のワイパブレードに関する。
帯状ばねの形式の支持エレメントを有したこのようなワイパブレードでは、支持エレメントにより、ワイパアームを起点とするワイパブレードの、ウィンドウガラスへの押圧力が、ワイパブレードによって擦過される払拭領域全体にわたってできるだけ均一に分配されることが保証されるべきである。負荷されていない支持エレメントが、即ち、ワイパブレードがその両端部でのみウィンドウガラスに接触している際の支持エレメントが、相応に湾曲されていることにより、ワイパブレードの稼働中には完全にウィンドウガラスに接触するワイパ条片の端部は、各ワイパブレード位置において、球面状に湾曲された車両ウィンドウガラスの曲率半径が変化しても、緊張した支持エレメントによりウィンドウガラスに向かって負荷される。ワイパブレードの湾曲は即ち、払拭領域において払拭したいウィンドウガラスで測定される最大の湾曲よりも大きくなければならない。何故ならば、ワイパ稼働中、ワイパ条片若しくは、ウィンドウガラスに接触するそのワイパリップが常に所定の力でウィンドウガラスに押し付けられていなければならないからである。従って、支持エレメントは、押圧力の分配だけでなく、ゴム弾性的なワイパ条片の必要な横方向での補強を行わなければならないので、従来のワイパブレードにおいて実際に行われているように(DE−OS1505397号明細書参照)、ワイパ条片に配置された2つのばねレールを有する手間のかかるU字形支持構造に、支持エレメントを置き換えなければならなない。即ち、公知のワイパブレードでは、ワイパアームから主U字形部材に加えられる、ウィンドウガラスに向けられた支持力が、2つのU字形爪に伝達され、ここから、4つの爪を介してゴム弾性的なワイパ条片に分配されている。
ばね弾性的な支持エレメントを有したワイパブレードでは、支持エレメントが、車両ウィンドウガラスへの方向でのばね弾性を有しており、払拭運動の方向で所定の曲げ剛性を有している。作業位置では、ワイパブレードは、車両ウィンドウガラスに向かう方向で、ワイパアームによる当て付け力によって負荷されており、ワイパリップが車両ウィンドウガラスに当接している。
払拭の際には、旋回運動により生じる力が側方からゴムプロフィールに作用する。側方の力によりワイパ条片背部が運動する間に、ワイパリップはまずその位置にとどまる。この場合、ワイパ条片背部と楔状屈曲部との間の薄いウェブは、高い弾性的な変形可能性により傾動ジョイントとして作用する。これにより楔状屈曲部におけるワイパリップは、ガラス表面に対して約55°の当接角度をとる。この引きずり位置は、ワイパリップの作業位置である。楔状屈曲部はこの位置で、外側の上方肩部がワイパ条片背部の下面に当接するまで傾動する。ウィンドウワイパの往復ワイパ運動により、運動の終端位置で反転点が生じる。ここで、楔状屈曲部は逆方向へとフラップ反転し、次いで再び引きずられる作業位置をとる。このような反転フラップ過程により、特に、ばね弾性的な支持エレメントを有するワイパブレードでは煩わしいフラップ反転ノイズが生じる。さらに、ワイパゴムは、傾動ウェブの領域で極めて強く弾性的に変形される。これは、使用時間の経過において、ワイパゴムプロフィールの永久的な変形となり、これはまずはウィンドウワイパの払拭効果を損なうだけであるが、後々、反転フラップ運動が妨げられる恐れがある。
DE9104461.8U1号明細書により、ワイパ条片背部と、楔状屈曲部の当接する肩部との間に緩衝条片が設けられているワイパ条片が公知である。ワイパ条片の楔状屈曲部が反転点で反転フラップ運動すると、肩部がまず緩衝条片に当接し、ワイパ条片背部に当接するまでこれを押す。これにより当接速度はブレーキをかけられ、反転フラップ運動時の騒音は緩衝される。しかしながら、ばね弾性的な支持エレメントを有したワイパブレードでは、このような緩衝は常に十分ではない。特にワイパブレードが極めて長い場合、反転ノイズは煩わしいものである。
発明の効果
主請求項の特徴を備えたワイパブレードは、傾動ウェブの側方に配置された付加的なウェブが、屈曲過程を継続的に緩衝するという利点を有している。この際、これらのウェブは、傾斜位置が上昇するにつれ、楔状屈曲部に一方の側では高められた押圧力を、他方の側では高められた引張力を加える。これにより一つには、所望のように、楔状屈曲部の肩部が全速でワイパ条片背部の肩部に衝突するのが阻止され、これにより煩わしい反転ノイズが効果的に減じられる。また一つには、引きずり位置にある楔状屈曲部に力が常に加えられ、これにより、屈曲は反転点で確実に行われる。特に、既に長時間環境の影響に晒されたワイパブレードでは、ここで時々問題が生じる。このような措置は、軟性的なワイパゴムを使用することにより補われる。軟性的なワイパゴムの使用は、ウェブが付加的な支持機能も持っているので可能であり、この場合、軟性的なワイパゴムにおいて傾動ウェブはごく短時間でも負荷に耐える必要がない。ウェブの使用により、主観的なノイズ感覚は既に1/4まで減じることができるならば、この値は、軟性的なワイパゴムの使用によりさらに同じファクタだけ減じられる。
ウェブの使用により、ワイパゴムの硬度をショア64よりも小さく選択できることがわかった。この硬度のもとで、ウェブを設けることにより、既に著しく減じられた主観的なノイズ感覚が得られ、ワイパ条片は、長い耐用期間を保証する範囲にある機械的な値にとどまる。ウェブを有さず幾分大きな硬度を有する比較可能なワイパ条片よりも、場合によって、耐用期間の延長が期待される。硬度がショア50〜60の間で動くならば、耐用期間が明らかに減じられることなしに、さらなる騒音低減が可能である。
ショア54〜58の間の硬度を有するワイパブレードを選択するならば、この場合最適なのはショア56であり、反転ノイズの主観的な感覚は、聞こえる限界の範囲まで減じられる。この場合、それにも関わらず、全体としてワイパブレードの拭き取り特性と耐用期間は許容可能以上に維持される。
反転ノイズを減じるさらなる可能性は、ウェブの互いの間隔を、ワイパブレードに沿って変更させることにある。この場合、大きな力の範囲、即ち、接続装置の範囲でウェブ密度が高くなり、即ち間隔が、ワイパブレードの少なくとも1つの端部の領域における間隔よりも小さくなる。この場合も、ワイパブレードの機械的安定性はむしろ改良され、反転ノイズも減じられる。従って、接続装置がワイパブレードの真ん中の領域に配置されているというよくあるケースでは、間隔がこの真ん中の領域からワイパブレードの端部に向かって拡大していることが示されている。
傾動領域におけるウェブを有するワイパブレードと、ウィンドウガラスとの摩擦係数が1よりも小さいワイパゴムの表面との組み合わせにより、同様に、主観的に感じられる反転ノイズの大きさを減じることができる。このような低減は、摩擦係数が0.8、特に0.6である場合に強化される。
ワイパ条片の材料の特別な選択によっても、傾動領域におけるウェブと組み合わせることで、反転ノイズの大きさに影響を与えることができる。有利な構成では、ワイパゴムは主に、クロロプレンゴムから成っている。ワイパゴムが、EPDM、CR、天然ゴムの材料のうち少なくとも1つを有しているならば、主観的な反転ノイズを減じることができる。
実施例の説明
図1に示したワイパブレード10は、帯状の長手方向に延びる、ばね弾性的な単数又は複数の部分から成る支持エレメント12を有している。この支持エレメント12は無負荷状態で長手方向で湾曲されている。払拭したいウィンドウガラス14とは反対側の凸状の上方若しくは外側の支持エレメント12の帯面16(図1及び図2)にはその中央区分で、例えばこれに面接触する接続装置18が配置されており、この接続装置18によってワイパブレード10を、自動車の車体にガイドされた駆動されるワイパアーム20に解離可能に結合することができる。ウィンドウガラスに面した凹状の下方若しくは内側の湾曲した支持エレメント12の帯面又は帯側22には、長手方向で延びるゴム弾性的なワイパ条片24が配置されており、このワイパ条片24は支持エレメント12に対して長手方向平行に延びている。ワイパアームの自由端部には、詳しくは図示されていない対応接続手段が設けられており、これはワイパブレードの接続装置18とジョイントの形式で協働する。
ワイパアーム20、ひいてはワイパブレード10は、矢印26の方向で、払拭したいウィンドウガラス14に向かって負荷される。このウィンドウガラス14の払拭すべき表面は図1で一点鎖線14によって略示されている。一点鎖線は、ウィンドウガラス表面の最大の湾曲を示しているので、端部10′でウィンドウガラス14に接触している、まだ負荷されていない状態のワイパブレード10の湾曲が、ウィンドウガラス14の最大湾曲よりも大きいことが明らかである。ワイパブレード10は負荷されておらず、即ちウィンドウガラス14に対して凹状の延在を有している。押圧力(矢印26)がかけられると、ワイパブレード10の、払拭作業を行うワイパリップ28が、その全長にわたって、ウィンドウガラス表面14に接触し、伸張状態に近い作業状態に移行する。この場合、帯状のばね弾性的な支持エレメント12では応力が生じ、この応力により、ワイパ条片24若しくはワイパリップ28はその全長にわたって、自動車ウィンドウガラス14に適切に接触する。通常、球面状に湾曲されたウィンドウガラスは、1つの球表面の一区分をなしているのではないので、ワイパブレード10はワイパアーム20に対して、払拭運動(二重矢印30)中常に、その都度の位置及びウィンドウガラス表面14の経過に適合することができなければならない。従って、接続部のジョイント軸を中心とした揺動運動(二重矢印32)を可能にする枢着的な結合が、ワイパアーム20とワイパブレード10との間に必要である。
図2に示したワイパ条片24は、ワイパ条片背部34を有している。このワイパ条片背部34は傾動ウェブ36を介して楔状屈曲部38に結合されている。楔状屈曲部38の下面にはワイパリップ28が配置されている。傾動ウェブ36の側方には、2つの長手方向溝40が延びていて、この溝40の上面はワイパ条片背部34によって、その下面は楔状屈曲部38によって形成されている。長手方向溝40の内側には、長手方向溝40の全長にわたって、ウェブ42が分配配置されており、これは、傾動ウェブ36の側方に配置されている。
各ウェブ42は、傾動ウェブ36を起点として、側方に、長手方向溝40の開放側に向かって延びており、ワイパ条片背部34を楔状屈曲部38に接続している。ウェブ42はワイパ条片24の部分であり、従って材料接続的にワイパ条片背部34と、傾動ウェブ36と、楔状屈曲部38に結合されている。しかしながらウェブ42を別個に形成し、長手方向溝40内に取り付けることも考えられる。
本発明によれば、ワイパ条片24のための材料として、軟性のワイパゴムが選択されている。ワイパゴムの硬度は、単位ショアで示され、その尺度は原則的に、所定の力のもとでワイパゴムの表面に基準体が進入するのに等しい。従来のワイパゴムは、ショア64以上の硬度を有している。傾動ウェブ36の領域でウェブ42を使用することにより、ワイパブレード10の安定性が全体として向上するので、ワイパゴムの硬度も、ショア50〜60に、特に54〜58に選択することができる。この実施例では、ワイパゴムは、ショア56の硬度を有している。これにより、反転ノイズは、ウェブを有さず比較的硬いワイパゴムを有するケーシングの1/16にまで減じられる。
反転ノイズの騒音高さを、公知の尺度単位ソーンで表すならば、ウェブを有さず通常の硬度を有する従来のワイパブレードの騒音高さは約12ソーンである。ショア硬度56のワイパゴムと共にウェブを使用することにより、反転ノイズの騒音高さは1ソーン以下に減じられ、これは、目覚まし時計の運針音よりも静かである。
図3には、各ウェブ42が傾動ウェブ36を起点として傾動ウェブ36に対して垂直に延びていることが示されている。さらに、ウェブ42は傾動ウェブ36の両側に配置されていることがわかる。図3のウェブ42は、傾動ウェブ36の両側で整合して配置されているが、図4に示された両側のウェブ42はそれぞれずらされて配置されている。
ウェブ42の互いの間隔aは10〜50mmであるのが望ましく、有利には20mmである。図4のようにウェブ42がずらされて配置されている場合、傾動ウェブ36の両側のウェブ42を見るならば、それぞれ10mmの間隔となる。ワイパ条片24の長さにわたってウェブ42は均一に分配されている。しかしながら、例えば共鳴の理由で、間隔aをワイパ条片24の長さにわたって変更することも考えられる。
図1に示したように、間隔aは、ワイパブレード10の中央領域で、即ち接続装置18の領域で、間隔が比較的小さく、ワイパブレード10の端部に向かって増大するように変化している。従って間隔a1は、間隔a2よりも小さく、間隔a2は間隔a3よりも小さく、間隔a3はさらに、間隔a4よりも小さい。ウェブの数は勿論、この実施例に示したものに限定されず、特に、ワイパブレード10の長さに応じたものである。
図2に示したように、ワイパゴムと、ウィンドウガラス14との間には、摩擦係数Rの摩擦が存在する。図2では、ワイパブレード10は直立位置で示されており、引きずり位置では示されていない。この実施例では、ワイパゴムの表面は、ウィンドウガラス14とワイパゴムとの間の摩擦が、摩擦係数R=0.6であるように形成されている。これは、ウェブ42の使用と共に最良の状態を提供する。R<0.8又はR<1にすることも考えられる。
ワイパ条片24のワイパゴムは、この実施例では主としてクロロプレンゴムから成っている。しかしながらEPDM、CR、天然ゴムの材料の1つを含んでいても良い。
傾動ウェブ36は、ワイパ条片背部34と楔状屈曲部38の間の実際の作用結合部を成しており、従ってそれ相応に設計されなければならない。ウェブ42の厚さdは、傾動ウェブ36の厚さDよりも小さく維持される。有利な実施例では、ウェブ42の厚さdは、傾動ウェブ36の厚さDの半分である。
説明したように、ウェブ42は、ワイパ条片背部34と楔状屈曲部38との間の結合部を成し、傾動ウェブ36を起点としてそれぞれ長手方向溝40の開放面へと延びている。この場合、製造技術的な理由から、ウェブ42を傾動ウェブ36に結合すると有利である。しかしながら、ウェブ42と傾動ウェブ36との間に隙間を残すことも考えられる。長手方向溝40の開放側と似たように挙動する。図5に示されているように、ウェブ42はワイパ条片背部34の外縁部44を直線45上で、楔状屈曲部38の外縁部46に結合している。
図6〜図8には、図5の変化実施例が示されている。図6には、両外縁部44,46の結合部が、凹面48として形成されている。これは、ノッチ効果が僅かであるという利点を有している。図7に示した例は3つの変化実施例の1つである。ウェブ42の外面50が傾斜して延びていて、外縁部44又は46の一方にしか結合していない。この場合、全てのウェブ42が外縁部44または外縁部46から傾斜して長手方向溝40内部へと延びるように形成することもできるし、外縁部44若しくは外縁部46からそれぞれ交互に延びるように形成することもできる。図8に示した別の変化実施例では、各ウェブ42の外面52がそれぞれ長手方向溝40内へとずらされている。結果としてウェブ42は外縁部44,46に接触していない。
ワイパブレード10の反転ノイズを減じる、または消音するという目的は、図5〜図8に示した各変化実施例によって達せられる。ウェブ42の外面を相応に形成することにより、種々の要求に対応することができる。ウェブ42のばね特性線に、外面の形状によって大きく影響を与えることができるということが重要である。例えば、外面の形状は、より大きな傾斜で又はより平らに形成することができ、デグレッシブ又はプログレッシブな経過を有していることもできる。ウェブ42の外面の種々様々な形状は互いに組み合わせることができる。これは互いに相前後して配置されたウェブ42で、又はウェブ42の内側でその外縁部で行われる。
図9には、ウェブ42が一方の側54もしくは56でのみ一体成形されていることが示されている。その反対側56もしくは54では接しているだけであるか、小さな間隔を有している。この構成は、互いに相前後して連続するウェブ42が選択的にその上面54及び下面56で一体成形され、反対側でそれぞれ自由である場合に当てはまる。このようにして、ワイパ条片背部34を起点とするウェブ42によって押圧力を楔状屈曲部38に加えることができるが引張力は抑制される。
互いに重なって配置された複数の傾動ウェブ36を有したワイパブレード10において、各傾動ウェブ36に相応のウェブ42を設けることができることが明らかである。これにより比較的高く構成されたワイパブレードにおいても、反転ノイズに対して有利な影響を与えることができる。
一点鎖線で略示されたワイパアームと共に本発明によるワイパブレードを示す斜視図である。 略示された支持エレメントと共にワイパ条片を、図1よりも拡大して示した図である。 図2のIII-III線に沿った断面図である。 図3の変化実施例を示した図である。 図2の矢印Vの方向から見た図である。 図5の部分VIの変化実施例を示した図である。 図6の変化実施例を示した図である。 図6の変化実施例を示した図である。 図1の別の実施例を示した図である。

Claims (7)

  1. ワイパブレードであって、ワイパ条片(24)を有しており、該ワイパ条片(24)は、楔状屈曲部(38)とワイパ条片背部(34)とを有しており、これらが傾動ウェブ(36)を介して互いに結合されており、傾動ウェブ(36)の側方に付加的なウェブ(42)が配置されている形式のものにおいて、
    軟性のワイパゴムを有しており、ワイパゴムの硬度がショア64よりも小さく、複数のウェブ(42)がワイパブレード(24)の長さにわたって互いに間隔をおいて配置されていて、その間隔がワイパブレード(24)の長さに沿って変化し、接続装置(18)の領域におけるウェブ(42)の間隔が、ワイパブレード(10)の少なくとも一方の端部の領域におけるウェブ(42)の間隔よりも小さいことを特徴とする、ワイパブレード。
  2. ワイパゴムの硬度がショア50〜60であって、特にショア54〜58であって、有利にはショア56である、請求項記載のワイパブレード。
  3. 接続装置(18)が、ワイパブレードの真ん中の領域に配置されていて、ウェブの互いの間隔が、このワイパブレード(10)の真ん中の領域から端部の領域に向かって増大する、請求項又は記載のワイパブレード。
  4. ワイパブレードであって、ワイパ条片(24)を有しており、該ワイパ条片(24)は、楔状屈曲部(38)とワイパ条片背部(34)とを有しており、これらが傾動ウェブ(36)を介して互いに結合されており、傾動ウェブ(36)の側方に付加的なウェブ(42)が配置されている、特に請求項1からまでのいずれか1項記載の形式のものにおいて、
    ワイパゴムの表面が、ウィンドウガラスに対して、1よりも小さい摩擦係数(R)を有していることを特徴とする、ワイパブレード。
  5. ワイパゴムの表面と、ウィンドウガラスとの摩擦係数が、0.8よりも小さく、特に0.6である、請求項記載のワイパブレード。
  6. ワイパブレードであって、ワイパ条片(24)を有しており、該ワイパ条片(24)は、楔状屈曲部(38)とワイパ条片背部(34)とを有しており、これらが傾動ウェブ(36)を介して互いに結合されており、傾動ウェブ(36)の側方に付加的なウェブ(42)が配置されている、特に請求項1からまでのいずれか1項記載の形式のものにおいて、
    ワイパゴムが主としてクロロプレンゴムから成っていることを特徴とする、ワイパブレード。
  7. ワイパブレードであって、ワイパ条片(24)を有しており、該ワイパ条片(24)は、楔状屈曲部(38)とワイパ条片背部(34)とを有しており、これらが傾動ウェブ(36)を介して互いに結合されており、傾動ウェブ(36)の側方に付加的なウェブ(42)が配置されている、特に請求項1からまでのいずれか1項記載の形式のものにおいて、
    ワイパゴムがEPDM、CR、又は天然ゴムの材料のうち少なくとも1つを有していることを特徴とする、ワイパブレード。
JP2008532704A 2005-09-28 2006-09-07 ワイパブレード Expired - Fee Related JP4778559B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005046587.0 2005-09-28
DE102005046587A DE102005046587A1 (de) 2005-09-28 2005-09-28 Wischblatt
PCT/EP2006/066126 WO2007036420A1 (de) 2005-09-28 2006-09-07 Wischblatt

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009509836A JP2009509836A (ja) 2009-03-12
JP4778559B2 true JP4778559B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=37433615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008532704A Expired - Fee Related JP4778559B2 (ja) 2005-09-28 2006-09-07 ワイパブレード

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4778559B2 (ja)
KR (1) KR101323184B1 (ja)
DE (1) DE102005046587A1 (ja)
WO (1) WO2007036420A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007033594B4 (de) * 2007-07-19 2020-08-06 Volkswagen Ag Wischerblatt für einen Scheibenwischer
FR2919553B1 (fr) * 2007-07-30 2009-10-23 Valeo Systemes Dessuyage Balai d'essuie-glace
EP2105362B2 (en) 2008-03-28 2017-11-29 Federal-Mogul S.a. Wiper blade

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502752A (ja) * 1998-02-09 2002-01-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ワイパブレード
JP2004017910A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Honda Motor Co Ltd ワイパブレードラバー
FR2867738A1 (fr) * 2004-03-16 2005-09-23 Volkswagen Ag Balai d'essuie-glace exempt d'etrier de retenue

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1096321A (fr) * 1953-03-09 1955-06-17 Productive Inv S élément perfectionné pour essuie-glace de pare-brise
DE1505397A1 (de) 1965-05-07 1969-10-30 Bosch Gmbh Robert Scheibenwischer fuer Fahrzeuge
DE9104461U1 (de) 1991-04-12 1992-08-06 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Wischblatt zum pendelnden Überstreichen von Scheiben an Kraftfahrzeugen
DE19612081A1 (de) * 1996-03-27 1997-10-02 Bosch Gmbh Robert Wischerblatt
KR20020030918A (ko) * 2000-10-18 2002-04-26 류정열 자동차용 윈드 실드 와이퍼의 블레이드
DE102004050163A1 (de) * 2004-10-14 2006-04-27 Volkswagen Ag Wischblatt

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002502752A (ja) * 1998-02-09 2002-01-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ワイパブレード
JP2004017910A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Honda Motor Co Ltd ワイパブレードラバー
FR2867738A1 (fr) * 2004-03-16 2005-09-23 Volkswagen Ag Balai d'essuie-glace exempt d'etrier de retenue

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080063281A (ko) 2008-07-03
JP2009509836A (ja) 2009-03-12
KR101323184B1 (ko) 2013-10-30
WO2007036420A1 (de) 2007-04-05
DE102005046587A1 (de) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4499791B2 (ja) ワイパーブレード
JP4898905B2 (ja) ワイパブレード
CN101966844B (zh) 风挡刮雨器装置
JP4856348B2 (ja) 車両ウィンドガラスをクリーニングするためのワイパブレード
JP4058343B2 (ja) 特に自動車の板ガラスを払拭するためのワイパブレード
KR101592627B1 (ko) 유리창용 와이퍼 장치
CN107521461B (zh) 刮水片
JP4778559B2 (ja) ワイパブレード
US4722112A (en) Roller back wiper
KR101592614B1 (ko) 탄성을 가지고 길다랗게 형성된 이동부재와, 윈드스크린에 접하여 위치되는 유연한 재료의 길다란 와이퍼 블레이드를 구비하는 윈드스크린 와이퍼 장치
US20160221539A1 (en) Wiper lip for a windshield wiper device
EP2470401B1 (en) A windscreen wiper device
EP3580099B1 (en) Windscreen wiper device
CN107000694B (zh) 玻璃板刮水装置
CN105365777B (zh) 玻璃刮水装置
US20140317877A1 (en) Windscreen wiper device
CN105329019B (zh) 用于车辆的玻璃刮拭设备
JP2007196960A (ja) ワイパブレード
TW202430405A (zh) 雨刷條和包含雨刷條的雨刷片
WO2003031240A1 (fr) Caoutchouc d'essuie-glace a plusieurs lames

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110701

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4778559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees