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JP4776688B2 - 網式ケーシング製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接着剤や接着部材を使用することなく、規則形状または不規則形状の筒状の網を担体ケーシング上に取り付ける方法に関する。このように作成された、網で被覆した食品ケーシングをシヤリング処理して、肉類、魚類、酪農製品、野菜加工物などの食品製造業界にて利用可能なコンパクトな筒状や棒状の包装体として実現することも可能である。
直径が変動しない中空筒状の網で被覆された食品ケーシングや膜は、ハムやサラミなどの食品外装に従来から使用されており、取り囲む網の機能により、ケーシングとして利用する生物の腸の強度などの機械的特性が当初から強化されている。機械的特性に関しては、現在使用されている食品ケーシングや人工膜は通常充分に強度があるため、被覆網は、基本的には、素朴な外見など、製品の見栄えをよくする役目で利用されている。また、被覆網が装備されたソーセージをスライスする場合、ウェーブなどの装飾的パターンを、スライス片の外側に設けてもよい。
担体ケーシングには、コラーゲンやセルロースを含む、柔軟性および拡張性のある素材が一般的に利用される。たとえば、網形状の食品ケーシングにソーセージ乳化物を詰め込む場合、担体ケーシングが拡張するが、非拡張性の担体ケーシング上の網により拡張が制限される。そのため、ソーセージ乳化物の詰め込み時の圧力により、網のすきまから担体ケーシングが膨脹し、網のすきまに、溝状の凹部で分割された膨脹部位が形成される。その結果、網を担体ケーシングに固定するための接着剤などの処理支援物を使って、担体ケーシングの表面に網をほぼ永久接合することが可能となる。
担体ケーシングへの網構造体の接合に関しては、いくつかの従来方法が知られている。独国特許第2801545号明細書には、コラーゲンを含浸させた網構造体からなる筒状のソーセージケーシングが開示されており、その網構造体は、コラーゲン分散材を使って担体ケーシングの表面に接合している。また、独国特許第1217238号明細書には、その表面にスターチ、のり、ゼラチン、またはカゼイン溶液で筒状網が接合されている、セルロース、ポリアミド、または、ポリエステルからなる筒状のソーセージケーシングが紹介されている。
さらに、フィンランド特許第891392号明細書には、随意に繊維補強され、好ましくはセルロースケーシングである、ポリアミドまたはポリエステルを基材にした担体ケーシングからなる筒状の人工ソーセージケーシングが開示されている。担体ケーシング上には、反応接着剤でその表面に接合された被覆網が接合されており、その接着剤の好適例として、少なくとも1つのポリイソシアネート化合物と少なくとも1つのポリオール化合物とからなるポリエレタン接着剤が記述してある。ケーシングの製造過程において、被覆網の各繊維を反応接着剤で全面被覆、または、接着剤を含浸できるよう、充分な量の反応接着剤を被覆網の内側面に塗布する。その後、被覆網は、筒状の担体の表面に接合される。
欧州特許第1378170号明細書に開示されているのは、ソーセージ製造に使われる二重食品ケーシングである。担体ケーシングは、筒状支持部材上にシヤリング搭載されており、そのケーシングには、別途にシヤリング処理した筒状網で被覆された分離層または分離シートが備わっている。そのため、中間層により、シヤリング処理した担体ケーシングとシヤリング処理した網とは互いに分離される。
米国特許第5,024,041号明細書には、筒状ケーシングにソーセージ製品を詰め込む装置が開示されており、シヤリング処理した担体ケーシングが詰め込み角部に直接に取り付けされており、他方、シヤリング処理した網状ケーシングは、その詰め込み角部を取り囲む別設置の共軸の外筒部に取り付けされている。詰め込み作業中に、前記の分離したシヤリング処理した担体ケーシングと網とは互いに重なるのである。
個別の網と担体ケーシングとを組み合わせで作成する従来方法では、一般的に、担体ケーシングに網が適当な接着剤または接着技法にて接合される。その網と担体ケーシングの組み合わせの構成には、いくつかの欠点がある。接合に使用する化合物の多くは、シアネートを元にしているか、または、D4クラスの対応接着剤であり、一般的には環境や作業者の健康に影響する危険物とみなされている。さらに、接合のために接着剤の供給、混合、調剤、乾燥などの余分の処理工程が必要となり、専門の装置が不可欠で、エネルギー消費やコストが増加する。加えて、その網と担体ケーシングの組み合わせの構成を周知のウェット工程なしでシヤリング処理することは不可能であり、追加処理となるウェット工程のせいで接合が弱くなり、網がゆるくなってしまう恐れがあり、さらにケーシングが細菌汚染にさらされる結果となる。
その他の従来方法において、食製品の詰め込みや製造の工程中にのみ、ケーシングの表面に網を接合するのが普通であり、その場合、それぞれ別途にシヤリング処理した筒状の網とそれぞれ別途にシヤリング処理した担体ケーシングとが使用される。それらシヤリング処理したケーシングとシヤリング処理した網とを同じ詰め込み角部に次々と取り付ける場合、シヤリング処理したケーシングの長さが問題となる。シヤリング処理した担体ケーシング上にシヤリング処理した網を取り付ける場合の解決策として、使用する網に柔軟性を十分にもたせて、シヤリング処理した担体ケーシングの外径よりも網の内径が大きくなるようにする。しかし、この解決策では、食品の表面への圧力が弱くて、膨脹部位の満足するみばえが確保できない。
上記の従来方法から判ることは、接着剤の使用や接合工程することなく、シヤリング処理した棒状包装体を作成し、食材乳化物を直接に詰め込むのに適切な、担体ケーシングと網との組み合わせ構成を作成する方法の明白な必要性である。
発明の目的
本発明の目的は、接着剤を使用することなく、担体ケーシングの表面に規則形状または不規則形状の筒状網を一体に取り付ける方法を提供することである。
本発明の別の目的は、食品の製造に適切な、網と担体ケーシングのシヤリング処理した組み合わせを作成する方法、さらに、その方法で作成した製品を提供することである。
前記の方法の特徴は、特許請求範囲に記述されている。
本説明で使う「担体ケーシング」という用語は、食品乳化材に直接に触れるケーシングつまり膜を意味する。
本説明で使う「棒状体」とは、ソーセージケーシングなどのシヤリング処理された長い筒状の物体からなるコンパクトな筒体を意味する。
本発明は、接着剤を使用することなく、担体ケーシングの表面に規則形状または不規則形状の筒状網を一体に取り付ける方法に関する。また、本発明は、肉類、魚類、酪農製品、野菜加工物などの食品の製造に適切な、網と担体ケーシングのシヤリング処理した組み合わせを作成する方法に関する。食物製品の例として、ソーセージ、ハム、チーズなどがあげられる。
本発明の方法の好適実施形態を、付随図1に示す。図2は、図1に示す工程において、組み合わせ構成を膨らませる図である。
特筆すべきことは、規則形状または不規則形状の筒状網が、制御された不変方法で、接着剤や接着処理をすることなく担体ケーシングの表面に接合可能となり、その後で、網/ケーシングの組み合わせ構成をシヤリング処理してコンパクトな棒状体にすることができると判明したことである。後工程での乾燥処理が必要ないため、網/ケーシングの構成物の特性が変わる恐れはない。こうして、網/ケーシングの組み合わせ構成が得られ、食品の製造中に担体ケーシングの所望の膨脹部位(突出部位またはブリスタ)の形状や位置も維持され、所望する最終結果が残せる。さらに、網/担体ケーシングの組み合わせ構成は、そのような詰め込み工程などに対応した構成となっている。
本発明の方法は、下記の工程からなる。
担体ケーシング内に空気または不活性ガスを噴き込み、続いて、断面が円形となるよう膨脹させた担体ケーシングを、筒状網が取り付けられたプリーツ処理ヘッドまで引送される。筒状網の開放端はシヤリング主軸と共軸であるクランプに搭載されており、続いて、担体ケーシングを一定および規則的に曲げ/プリーツ処理して筒状網に挿入し、一方、担体ケーシング上で網は内面を外面に反転させて、その網/ケーシングの組み合わせ構成をシヤリング装置に引き込む。シヤリング装置では、シヤリング主軸の内側から噴出される空気または不活性ガスの圧力により、編目の部分に対して押圧されて、突き出た膨脹部位が形成され、最後に、網/担体ケーシングの組み合わせ構成がシヤリング装置でシヤリング処理されると、コンパクトな棒状体が作成される。本発明の方法では、担体ケーシングをリール上に巻き付けておいてもよいし、または、直線の平坦なリボン状または適当な形状でもよい。担体ケーシングを膨脹させ、シヤリング装置でシヤリング処理するための不活性ガスは、どのようなガスでもよいが、好ましいのは空気である。
筒状網は、担体ケーシングの移動方向にあるその開放端をクランプに取り付けて、シヤリング装置のシヤリング主軸の中央に配向する。
網の品質/内径幅/ケーシングの品質に基づいて設計されたプリーツ処理ヘッドは、筒状網の反対端に取り付けるが、プリーツ処理ヘッドは、収縮部、それに固定される筒部、筒状網をプリーツ処理ヘッドに取り付けるための後部分とからなる。加えて、プリーツ処理ヘッドには、内孔と角度が5〜89°の、好ましくは、15〜50°の円錐形状の収縮器が備わる。内孔の断面は、圧縮された網/ケーシングの構成の断面と同じサイズであるのが好ましい。内孔の直径は、4〜30mm、好ましくは、8〜15mm、特に網式ケーシングの57〜100mmが好ましい。プリーツ処理ヘッドの直径は、筒状網の直径よりも大きいのが好ましい。たとえば、筒状網の直径が33.9mmの場合、外径が46mmのプリーツ処理ヘッドを利用できる。プリーツ処理ヘッドの目的は、丸く膨脹した担体ケーシングを収縮しプリーツ処理して、一定のプリーツ処理(縦方向への折り込み)ロープつまりリボンを形成できるよう、網と担体ケーシングを一体に配向できるよう、制御された方法で筒状網を拡張させることである。
担体ケーシングの直径は、被覆網の最大径と少なくとも同じ、または、被覆網の最大径よりも少なくとも2%大きいのが好ましい。担体ケーシングの直径と被覆網の最大径との差が大きくなると、ケーシングの詰め込み後の、網の各網目に形成される膨脹部位つまり凸部位が高くなって、完成した製品の表面の凸部パターンがより明瞭になる。
網や網カバーは、網目ストッキング、好ましくは、シームレス網ストッキング、つまり、網目や網孔を備えた筒体で構成される。網は、規則的な筒体形状でもよいし、楕円形状や所望位置における広狭区形状など、網目形状が不規則であっても構わない。また、周知の網製造方法、好ましくは、網目をもつ網の紡織方法を使って、網を作成または編成することも可能である。特に、網を織り上げる周知の編成方法を利用するのが望ましい。網の網目は、ひし形、四角、三角、六角、八角、十角、十二角などの多角形状、または、円形状や楕円形状である。
網の素材として、食品質の繊維を使用できる。好適な繊維は、綿、リネン、ビスコース、ポリアミド、ポリエステル、ポリオレフィン、たとえばポリエチレン、およびセルロースなどがあげられる。柔軟剤、たとえば繊維柔軟剤を使って、網に柔軟性を与えても構わない。
網カバーは、単一の繊維、または、利用法に応じて巻かれた複数の繊維から作成することができ、製品表面の膨脹部位は、背高形状、背低形状、または、凸部がなくても構わない。好適な混合繊維には、綿とポリエチレンと柔軟剤の組み合わせや、綿とポリエチレンの組み合わせがあげられる。または、網が、好ましくは食品用染料で染めた有色繊維を含んでいても構わない。
また、本発明の方法に適した従来技術の周知機器類を、利用することができる。当該分野で周知のシヤリング装置の使用や、さらに、シヤリング装置における周知のシヤリング法の、本発明の方法への適用も可能である。好適な切断機の例として、回転鋸式カッタがあげられる。
担体ケーシングは、どのようなシームレスホース形状の筒体でも構わない。好適な担体ケーシングとして、食品用ケーシングに適した合成素材または自然素材でできたケーシングつまり膜がある。本発明の方法における担体ケーシングとしては、コラーゲンやセルロースからのケーシングが利用可能であって、セルロースのケーシングの場合、たとえば、紙、アルギン酸塩紙、サイザル麻、麻などで繊維補強したケーシングが好ましい。その場合、本処理の前に、担体ケーシングを周知の湿潤方法を使って前湿潤処理を行うが、湿潤処理はシヤリング工程中に行っても構わない。
担体ケーシングは、食品ケーシングとして公知のポリマー、または、複数のポリマーの組み合わせなど、従来技術で周知のプラスチックケーシングで構成することも可能である。プラスチックケーシングは、好ましくは、食品用の熱可塑ポリマーでからなる。そのプラスチックケーシングは、少なくとも1つの層、または、複数の層からなり、層がひとつであるのが望ましい。プラスチックケーシングの場合、シヤリング処理の前または最中における、前湿潤処理の必要がない。
ポリマーは、たとえばポリアミド、PVDC、EVOH、EVA、EMA、EEA、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、改質誘導体、および、前記ポリマーのブロック共重合体よりなる群から選択可能である。
好適なブロック共重合体には、ポリエーテルとポリアミドのブロックを備えたブロック共重合体も含まれる。担体ケーシングを、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとを備えた少なくとも1つのポリマー(a)で構成しても構わない。また、担体ケーシングを、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとを備えた、少なくとも1つのポリアミド(b)と1つのポリマー(a)との混合物で構成することも可能である。
好適なポリアミド(b)は、ポリアミドのPA6(ナイロン6)、PA11(ナイロン11)、PA12(ナイロン12)、PA66(ナイロン66)、PA6.12(ナイロン612)、PA6/66(ナイロン6/66)、PA6/12(ナイロン6/12)、PA6/69(ナイロン6/69)、MXDA含有ポリアミド、芳香ポリアミド、前記ポリアミドの混合物よりなる群から選択できる。
ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとを備えた好適なポリマー(a)は、側鎖(共重合体B)もしくは主鎖(共重合体A)内のブロック(または配列)であるか、または、側鎖もしくはブロックとして存在するポリエーテル連鎖からなる熱可塑ポリマーの群から選択できる。
ポリエーテル側鎖からなるポリマーの例として、エチレンとポリアルキレングリコール(メタ)アクリレートの共重合体があげられる。ポリエーテルブロックからなるポリマーAの例としては、たとえば互いに結合した結合ポリオキシアクリレン鎖と他のポリマー連鎖、または、結合領域を介して結合されたポリオキシアクリレン鎖をもつポリマーからなるブロック共重合体としての共重合体(A)がある。
ポリエーテルブロックは、酸化エチレン、酸化プロピレン、または、−CH2−CH2−CH2−CH2−O−基よりなる群から選択できる酸化アルキレン単位からなる。その性質にしたがって、ポリエーテルの比率を増やすと、水蒸気の透過性を高めることができる。水蒸気の透過性は、ポリエチレングリコールの量が大きくなるにつれ増加する。
ポリエーテルブロックは、(A)の重量の5〜85%を含んでよい。また、ポリエーテルブロックは、たとえば、ポリテトラメチレングリコール結合を作成できる、酸化プロピレンやポリテトラヒドロフランなどの、酸化エチレン単位以外の別の単位で構成することも可能である。さらにまた、PEGブロックつまり酸化エチレン単位からなるブロックと、PPGブロックつまり酸化プロピレン単位からなるブロックと、ポリテトラヒドロフランブロックともいうPTMGブロックつまりテトラメチレングリコール単位からなるブロックとを同時に使用しても構わない。好ましいのは、PEGブロックで、ビスフェノールAなどのビスフェノールのオキシエチル化から得られるブロックである。ポリエーテルブロック(A)の量は、(B)に対して、10〜50重量%の変動が好ましい。
ポリアミドブロックは、ポリアミド6またはポリアミド12からなるが、ポリアミド6が望ましい。
ポリアミド配列の数平均分子量は、300〜15000であって、600〜5000が好ましい。ポリエーテル配列の分子量は、100〜6000が好ましく、200〜3000が好ましい。
ポリエーテルは、ポリエレングリコール(PEG)、または、ポリテトラヒドロフラン(PTHF)ともいうポリテトラメチレングリコール(PTMG)でり、ポリエレングリコール(PEG)が好ましい。
ポリマーは、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとからなり、単独式のポリアミドブロックとポリエーテルブロックが好ましい。PTMGブロックからなるポリマーよりも水蒸気透過性が大きなPEGブロックからなるポリマーを利用することも可能である。ポリアミドブロックとポリエーテルブロックからなるポリマー混合物も有用である。
ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとからなるポリマーにおいては、ポリアミドの重量比が大きく、つまり、ブロックとして存在し、鎖状に連なるポリアミドの量が、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとからなるポリマーの重量の40%以上となっている。ポリアミドとポリエーテルの比率(ポリアミド/ポリエーテル)は、1/1〜3/1であるのが好ましい。
熱可塑ポリマーから空気透過性の食品ケーシングを製造する場合には、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックとからなるポリマーから担体ケーシングを製造するのが望ましく、ASTMのE96BW法で測定する水蒸気透過率(MVTR)は、200g/m2/24時間より大きいほうがよく、好ましくは400g/m2/24時間である。
熱可塑ポリマーから薫製用食品ケーシングを製造する場合には、担体ケーシングは、好ましくはポリエーテルブロックとポリアミドブロックをもつポリマー(a)からなり、ASTMのE96BW法で測定する水蒸気透過率(MVTR)は、100g/m2/24時間より大きいほうがよく、好ましくは250〜20000g/m2/24時間である。
好ましい実施形態において、薫製用ポリマー担体ケーシングは、15〜85重量%、好ましくは50〜70重量%のポリアミド(b)またはポリアミド(b)の混合物と、ポリアミドブロックとポリエーテルブロックを備えた15〜85重量%、好ましくは30〜50重量%のポリマー(a)またはポリマー(a)の混合物とを含む。この薫製用担体ケーシングは、ポリアミド(b)としてのPA6またはPA6/66と、PA6ポリアミドブロックおよびPEGポリエーテルブロックを備えたポリマー(a)とからなり、ポリマー(a)は親水性をもち、その水蒸気透過率(MVTR)は100g/m2/24時間より高く、好ましくは、250〜20000g/m2/24時間である。ポリマー(a)は、PA6ポリアミドブロックとPTMGポリエーテルブロックに基づいてもよく、また、ポリマー(a)の混合物を使用することも可能である。
ポリマー担体ケーシングは、押出法などの従来技術の周知方法で製造することができる。単数または複数のポリマーから均質溶融物を作成し、その溶融物を環状金型で押し出してシームレス筒体を作成し、軸方向と横方向に筒体を拡張するが、所望の場合、熱処理を加えて収縮を所望の範囲に調整する。混成溶融処理は、別途の混合押出機で行っても構わない。ポリマー担体ケーシングは、同一ポリマーまたは異なるポリマーからなる単層または複数層で構成する。
本発明の方法の結果、接着剤や接着処理を使用することなく、担体ケーシングの外表面に網を取り付けた、網と担体ケーシングからなるシヤリング処理された網/担体ケーシングの組み合わせ構成を作成することができ、さらに、その構成をシヤリング処理する。
特筆すべきことに、本発明の方法で作成した、接着剤なしで網を取り付けた網/担体ケーシングの組み合わせ構成は、食品の製造、料理、保管中に網を剥ぎ取る必要がない。表面に明白な膨脹部位を備えたハムやソーセージなどの食品を製造することができ、膨脹部位の形状や寸法は、それぞれ、自在に調整可能である。
網を取り付ける接着剤を使用せずに、ハニカム形状などの所望のパターンを食物製品の表面に付与する性能は、特に強調すべき長所である。必要に応じて、本発明の方法により、それぞれ異なる寸法、形状、外径/内径、表面模様を有する網/担体ケーシングの組み合わせ構成を作成することができる。シヤリング処理棒状体は、食品製造業者である最終ユーザの意図にしたがって自由に選択できる。本発明のシヤリング処理された網/担体ケーシングの組み合わせ構成は、一般的な周知の包装詰込装置を使って、ソーセージ乳化物などの食品ペーストの詰め込みが可能である。
担体ケーシングとして、周知の食品ケーシング、プラスチックケーシング、普通の繊維補強セルロースケーシングの適用能力も高い。また、シヤリング処理された網/担体ケーシングの組み合わせ構成は非常にユーザフレンドリーであって、すぐにも利用可能であり、従来の詰め込み装置にも対応している。さらに、本発明の方法では、接着剤を使用してケーシングを製造する方法と比べて、開始材料が少なくてすみ、安価なプラスチック網などを含むどのような種類の網も取り付け可能である。また、本方法による生産率は、従来技術の方法の生産率よりもかなり高くなる。
シヤリング処理された棒状体となった製品は、簡単に保管でき、製造過程において接着剤も複数の湿潤処理も必要としないため、その保管寿命も改善できる。加えて、従来技術の方法では、その不規則性のせいで製造中に発生するような線傷、煙臭、その他の欠陥がみられない。また、接着剤の乾燥工程が必要ないため、エネルギー消費をかなり低減でき、シヤリング処理製品での湿度制御における問題点が少なくてすむ。そして、製品の製造中に湿潤工程を使わないため、製品の製造過程および製品自体における、衛生上の問題も削減できる。さらに、シヤリング処理した製品自体の湿潤度合も、製品の保管寿命を延ばせるよう簡単に調整可能である。また、必要とあれば、本発明の方法で作成された網/担体ケーシングの組み合わせ構成は、従来の浸漬処理や湿潤処理を使わない食品製造業者による直接利用が可能であるが、その網/担体ケーシング構成を、従来の同様の担体ケーシングのように、特に、製品の湿潤度合を低くするような場合、詰め込み工程の前に、湿潤処理や浸漬処理を行うこともできる。
リール上の担体ケーシング10が、ロールなどによりライン20に沿ってシリンダ21、22上に繰り出されて、反対方向からくる筒状網40に向かって運ばれ、担体ケーシング10の移動方向に対して反対方向に噴射される空気または不活性ガスにより膨脹する。膨脹/押圧されて外縁が円形となった担体ケーシング30は、筒状網40に取り付けられたプリーツ処理ヘッド80に向けて通過/引送されるが、その筒状網の開放端はシヤリング主軸100と共軸のクランプ90に取り付けられている。丸く膨らんだ担体ケーシング10は、一定で規則的なプリーツ形成して筒状網内に挿入するが、一方、網40はケーシング上で内面を外面へ反転させて、続いて、シヤリング装置70の装填シリンダ110を使って、網と担体ケーシングの組み合わせ構成を筒状網全体に引き込む。各プリーツ処理ヘッド80は、網/ケーシングの品質特性に合わせて設計されており、網と担体ケーシングの圧縮された組み合わせ構成の断面域の大きさと同じ通過孔をもつ円錐状の収縮装置からなる。通過孔の断面は、星形状であるのが好ましい。網で被覆された担体ケーシングは、細い筒状のロープ形状つまりリボン60としてプリーツ処理ヘッド80から送出され、シヤリング装置70の装填シリンダ110へ送られる。装填シリンダ110は、完成した網被覆ケーシングが曲がらないよう、十分な量の網式ケーシングを送りロールへ送り込むのが望ましい。シヤリング装置70のシヤリング主軸100の内側から噴出される空気により、網40の網目間に担体ケーシング10が押しつけられて膨脹部位を形成した後、網で被覆された食品ケーシングはシヤリング装置でシヤリング処理され、コンパクトな棒状体になって、切断機で所望の長さに切断される。 図1で説明した工程の一例であり、網とケーシングの組み合わせ構成であるリボン60が、プリーツ処理ヘッドを出て、シヤリング装置の装填シリンダ110へ移動し、空気圧で完全に膨脹され、シヤリング装置のシヤリング端部120でシヤリング処理される図である。ケーシング/網の組み合わせ構成60は、縦方向に圧縮されるため、ケーシングと網の長さは同じとなる。組み合わせ構成がシリンダ110の後で膨脹すると、網自体の構造のせいで網の長さが縮まるため、担体ケーシングが網目越しに膨脹し、その網目で形成される膨脹部位のサイズに応じて担体ケーシングの長さも縮まる。網の長さの縮小は、使用する網の形式、網目の寸法や形状などによって異なるため、所望の結果が得られるようシヤリング装置を調整するのが好ましい。完成したケーシング組み合わせ構成の長さは、元のケーシングの長さよりも短い。図における符号Lは、平坦なリボンとしての担体/網の組み合わせ構成の長さを表し、符号Iは、膨脹した組み合わせ構成の長さを表しており、網目越しに担体の膨脹部位が作成される。この事例では、I=0.75×Lである。

Claims (18)

  1. 担体ケーシング内に空気または不活性ガスを噴入し、担体ケーシングの表面に管状網を一体に取り付ける方法であって、直径面が円形となるよう膨脹/押圧された担体ケーシングは、筒状網の片方端に取り付けられた円錐形収縮器を備えるプリーツ処理ヘッドに向けて、筒状網の方向に引送され、筒状網の開放端は、シヤリング主軸の中心に配置されたクランプに取り付けられており、そのため、担体ケーシングは、それ自体の上で網の内面を外面へ反転させつつ、筒状網の内部に折り込まれ、さらに、筒状ケーシングを通過した後、網で被覆された担体ケーシングは、プリーツ処理ヘッドからシヤリング装置へと引送されて、シヤリング装置内で、シヤリング主軸の内側から噴射される空気または不活性ガスの圧力にて、担体ケーシング表面の網の網目の部分に膨脹部位が形成され、最後に、網/担体ケーシングの組み合わせ構成体がシヤリング装置でシヤリング処理されることを特徴とする方法。
  2. 前記担体ケーシングが、合成の、または、自然素材からなる食用ケーシングつまり膜であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記担体ケーシングが、コラーゲンケーシング、セルロースケーシング、または、アルギン酸塩紙ケーシングであって、好ましくは、繊維補強セルロースケーシングであることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記担体ケーシングが、1つのポリマー、または、複数のポリマーの混合物からなり、単層または複数層のポリマー層からなることを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 前記ポリマーが、ポリアミド、PVDC、EVOH、EVA、EMA、EEA、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、および、前記ポリマーのブロック共重合体よりなる群から選択されることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記網が、規則形状または不規則形状の網目ストッキング、好ましくは、多角形状、円形状、または、楕円形状の網目をもつシームレス網ストッキングつまり筒状体からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記担体ケーシングの外径が、被覆網の最大径と少なくとも同じ、好ましくは、被覆網の最大径よりも少なくとも2%大きいことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記円錐形収縮器の円錐形状部分の角度が、5〜89°の範囲、好ましくは、15〜50°の範囲であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記プリーツ処理ヘッドが、4〜30mmの範囲、好ましくは、8〜15mmの範囲の直径をもつ孔からなることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 担体ケーシング内に空気または不活性ガスを噴入し、網で被覆されシヤリング処理された担体ケーシングを製造する方法であって、直径面が円形となるよう膨脹された担体ケーシングは、筒状網の片方端に取り付けられた円錐形収縮器を備えるプリーツ処理ヘッドに向けて、筒状網の方向に引送され、筒状網の開放端は、シヤリング主軸の中心に配置されたクランプに取り付けられており、そのため、担体ケーシングは、それ自体の上で網の内面を外面へ反転させつつ、筒状網の内部に折り込まれ、さらに、その結果作成された網/担体ケーシングの組み合わせ構成体は、プリーツ処理ヘッドからシヤリング装置へと引送されて、シヤリング装置内で、シヤリング主軸の内側から噴射される空気または不活性ガスの圧力にて、担体ケーシング表面の網の網目の部分に凸部位が形成され、最後に、網/担体ケーシングの組み合わせ構成体がシヤリング装置でシヤリング処理されることを特徴とする方法。
  11. 前記担体ケーシングが、合成の、または、自然素材からなる食用ケーシングつまり膜であることを特徴とする請求項10記載の方法。
  12. 前記担体ケーシングが、コラーゲンケーシング、セルロースケーシング、または、アルギン酸塩紙ケーシングであって、好ましくは、繊維補強セルロース製ケーシングであることを特徴とする請求項10または11記載の方法。
  13. 前記担体ケーシングが、1つのポリマー、または、複数のポリマーの混合物からなり、単層または複数層のポリマー層からなることを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. 前記ポリマーが、ポリアミド、PVDC、EVOH、EVA、EMA、EFA、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリウレタン、および、前記ポリマーのブロック共重合体よりなる群から選択されることを特徴とする請求項13記載の方法。
  15. 前記網が、規則形状または不規則形状の網目ストッキング、好ましくは、多角形状、円形状、または、楕円形状の網目をもつシームレス網ストッキングつまり筒状体からなることを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記担体ケーシングの外径が、被覆網の最大径と少なくとも同じ、好ましくは、被覆網の最大径よりも少なくとも2%大きいことを特徴とする、請求項10〜15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記円錐形収縮器の円錐形状部分の角度が、5〜89°の範囲、好ましくは、15〜50°の範囲であることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記プリーツ処理ヘッドが、4〜30mmの範囲、好ましくは、8〜15mmの範囲の直径をもつ孔からなることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1項に記載の方法。
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