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JP4773301B2 - ミラー制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信用の光スイッチやスキャナ等に使用されるミラー制御装置に関するものである。
光スイッチ等のハードウェアを実現する技術の一つとして、マイクロマシン技術により製作されるミラー制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。図1は本発明の実施の形態に係るミラー制御装置の構成を示す分解斜視図、図2は図1のミラー制御装置の断面図であるが、従来のミラー制御装置においても機械的な構成は同様であるので、図1、図2を用いて従来のミラー制御装置を説明する。
ミラー制御装置は、ミラーが形成されたミラー基板(上部基板)200と、電極が形成された電極基板(下部基板)300とが平行に配設された構造を有する。
ミラー基板200は、板状の枠部210と、枠部210の開口内に配設された可動枠220と、可動枠220の開口内に配設されたミラー230とを有する。枠部210、トーションバネ211a,211b,221a,221b、可動枠220およびミラー230は、例えば単結晶シリコンで一体形成されている。ミラー230の表面には例えば3層のTi/Pt/Au層が形成されている。一対のトーションバネ211a,211bは、枠部210と可動枠220とを連結している。可動枠220は、一対のトーションバネ211a,211bを通る図1の可動枠回動軸xを軸として回動することができる。同様に、一対のトーションバネ221a,221bは、可動枠220とミラー230とを連結している。ミラー230は、一対のトーションバネ221a,221bを通る図1のミラー回動軸yを軸として回動することができる。可動枠回動軸xとミラー回動軸yとは、互いに直交している。結果として、ミラー230は、直交する2軸で回動する。
電極基板300は、板状の基部310と、段丘状の突出部320とを有する。基部310と突出部320は例えば単結晶シリコンからなる。突出部320は、基部310の上面に形成された角錐台の形状を有する第2テラス322と、第2テラス322の上面に形成された角錐台の形状を有する第1テラス321と、第1テラス321の上面に形成された柱状の形状を有するピボット330とから構成される。突出部320の四隅とこの四隅に続く基部310の上面には、4つの電極340a〜340dが形成されている。また、基部310の上面には、突出部320を挟むように並設された一対の凸部360a,360bが形成されている。さらに、基部310の上面には、配線370が形成されており、この配線370には、引き出し線341a〜341dを介して電極340a〜340dが接続されている。なお、基部310の表面には酸化シリコン等からなる絶縁層311が形成されており、この絶縁層311の上に電極340a〜340d、引き出し線341a〜341d、配線370が形成されている。
以上のようなミラー基板200と電極基板300とは、ミラー230と電極340a〜340dとが対向配置されるように、枠部210の下面と凸部360a,360bの上面とを接合することにより、図2に示すようなミラー制御装置を構成する。このようなミラー制御装置においては、ミラー230を接地し、電極340a〜340dに正の駆動電圧を与えて、しかも電極340a〜340d間に非対称な電位差を生じさせることにより、ミラー230を静電引力で吸引し、ミラー230を任意の方向へ回動させることができる。
特開2003−57575号公報
従来のミラー制御装置では、ミラー230の駆動電圧−傾斜角特性が回動方向によって異なることがあるという問題点があった。ミラー230の駆動電圧−傾斜角特性が回動方向によって異なる要因としては、電極340a〜340dとミラー230の中心位置のずれや、電極340a〜340dの形状誤差、トーションバネ211a,211bの回動軸x周りの剛性とトーションバネ221a,221bの回動軸y周りの剛性の違いなどが考えられる。
回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いが存在すると、同一の駆動電圧を印加した場合でも回動方向によってミラー230の傾斜角が異なることになる。このような回動方向による特性の違いを補正するには、ミラー230の回動方向に応じて駆動電圧を変える必要があり、制御が煩雑になる。ミラー230を制御する上では、各方向の駆動電圧−傾斜角特性が揃っていることが好ましい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ミラーの回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することができるミラー制御装置を提供することを目的とする。
本発明のミラー制御装置は、回動可能に支持されたミラーと、このミラーから離間して配置された複数の電極と、前記ミラーの所望の傾斜角に応じた駆動電圧を前記電極毎に生成する駆動電圧生成手段と、前記電極の各々に単独に電圧を印加したときに前記ミラーの傾斜角が同一の規定値になる電圧をバイアス電圧として前記電極毎に生成するバイアス電圧生成手段と、前記バイアス電圧と前記駆動電圧とを前記電極毎に加算して、加算後の電圧を対応する前記電極に印加する電極電圧印加手段とを備え前記電極電圧印加手段は、前記バイアス電圧と前記駆動電圧とを加算する際に、加算前の前記駆動電圧に前記電極毎に異なる係数を乗算し、前記係数は、前記ミラーの電極毎の電圧−傾斜角特性における任意の2点間の傾きに基づいて前記電極毎に予め設定されるものである。
また、本発明のミラー制御装置の1構成例は、前記電極毎のバイアス電圧のうち少なくとも1つが他と異なることを特徴とするものである。
また、本発明のミラー制御装置の1構成例は、前記電極毎のバイアス電圧がそれぞれ異なることを特徴とするものである。
また、本発明のミラー制御装置の1構成例において、前記ミラーは、直交する2軸の周りで回動するものであり、一方の回動軸を含む面に対して面対称に配置された2つの電極と他方の回動軸を含む面に対して面対称に配置された2つの電極で前記バイアス電圧が異なることを特徴とするものである。
本発明によれば、電極の各々に単独に電圧を印加したときにミラーの傾斜角が同一の規定値になる電圧をバイアス電圧として電極毎に生成して印加することにより、ミラーの回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することができる。その結果、本発明では、ミラーの所望の傾斜角に応じた駆動電圧を生成する際に、ミラーの回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを考慮する必要がなくなる。
また、本発明では、電極電圧印加手段がバイアス電圧と駆動電圧とを加算する際に、加算前の駆動電圧に電極毎に異なる係数を乗算することにより、駆動電圧(傾斜角)のより広い範囲にわたってミラーの回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るミラー制御装置の構成を示す分解斜視図、図2は図1のミラー制御装置の断面図である。前述のとおり、枠部210、トーションバネ211a,211b,221a,221b、可動枠220およびミラー230は導電性の材料(本実施の形態では単結晶シリコン)で一体形成されており、ミラー230はミラー基板200に対して回動可能に支持されている。一方、単結晶シリコン等からなる基部310の表面には酸化シリコン等からなる絶縁層311が形成されており、この絶縁層311の上に電極340a〜340d、引き出し線341a〜341d、配線370が形成されている。
本実施の形態と従来のミラー制御装置との大きな相違点は、従来のミラー制御装置ではミラー230を所望の角度に制御するための駆動電圧を電極340a〜340dに印加しているのに対して、本実施の形態ではミラー230の傾斜角に依存しないバイアス電圧と電極毎の駆動電圧との組み合わせ(加減算や乗算)で各電極340a〜340dへの印加電圧を決定し、さらに少なくとも1つの電極のバイアス電圧を他の電極のバイアス電圧と変える点である。
以下、本実施の形態と従来のミラー制御装置との相違点についてより詳細に説明する。図3は本実施の形態のミラー制御装置の電気的な接続関係を示すブロック図である。
ミラー電圧印加手段400は、枠部210とトーションバネ211a,211bと可動枠220とトーションバネ221a,221bとを介してミラー230に接地電位を印加する。
駆動電圧生成手段401は、ミラー230の所望の傾斜角に応じた駆動電圧を電極340a〜340d毎に生成する。駆動電圧生成手段401は、予めミラー230の傾斜角と駆動電圧値との関係が設定されたテーブルを内部に備えており、ミラー230の所望の傾斜角に対応する駆動電圧値をテーブルから取得して、電極毎の駆動電圧を生成する。この駆動電圧生成手段401のテーブルを設定する基となったミラー230の駆動電圧−傾斜角特性は、電極340a〜340dとミラー230の中心位置のずれや電極340a〜340dの形状誤差が一定範囲内に収まっている理想的な状態のものを使用している。
次に、バイアス電圧生成手段402は、各電極340a〜340dに単独に電圧を印加したときにミラー基板200に対するミラー230の傾斜角の絶対値が同一の規定値になる電圧を、バイアス電圧として電極毎に生成する。
図4、図5はバイアス電圧生成手段402の動作を説明するための図であり、図4はミラー230の駆動電圧−傾斜角特性の1例を示す図、図5はミラー230が回動する様子を示す断面図である。ここでは、ミラー230を図1のミラー回動軸y周りに回動させる場合について説明する。
図4におけるBは電極340bのみに駆動電圧を印加したときのミラー230の駆動電圧−傾斜角特性、Dは電極340dのみに駆動電圧を印加したときのミラー230の駆動電圧−傾斜角特性である。
電極340bに電圧を印加して、図5の破線で示すようにミラー230を電極340b側に引き寄せるように回動させたときにミラー230の傾斜角が規定値θとなる電圧は、図4によればVb0である。同様に、電極340dに電圧を印加して、図5の一点鎖線で示すようにミラー230を電極340d側に引き寄せるように回動させたときにミラー230の傾斜角が規定値θとなる電圧は、図4によればVd0である。
バイアス電圧生成手段402には、このようなバイアス電圧Vb0,Vd0の値が予め登録されている。バイアス電圧生成手段402は、ミラー230をミラー回動軸y周りに回動させる場合、電極340bに印加するバイアス電圧としてVb0を生成し、電極340dに印加するバイアス電圧としてVd0を生成する。こうして、バイアス電圧生成手段402は、ミラー230の駆動に関わる電極毎にバイアス電圧を生成する。
なお、バイアス電圧はミラー230の傾斜角に依存せず、電極に固有かつ固定のものである。電極340a,340cはミラー230の可動枠回動軸x周りの回動に関わり、ミラー回動軸y周りの回動には関わらないため、ミラー230をミラー回動軸y周りに回動させる場合、電極340a,340cへの印加電圧はバイアス電圧生成手段402により生成されたバイアス電圧のみとなる。また、同様にミラー230を可動枠回動軸x周りに回動させる場合には、電極340b,340dへの印加電圧はバイアス電圧のみとなる。
電極電圧印加手段403は、バイアス電圧生成手段402が生成したバイアス電圧と駆動電圧生成手段401が生成した駆動電圧とを電極毎に加算して、電極毎の加算後の電圧を対応する電極340a〜340dに印加する。電極340a〜340dには、それぞれ引き出し線341a〜341dを介して電圧が印加される。これにより、ミラー230は、電極340a〜340d間の電位差に応じた方向に回動する。
本実施の形態では、各電極340a〜340dに単独に電圧を印加したときにミラー230の傾斜角が同一の規定値θになる電圧をバイアス電圧として電極毎に生成して印加することにより、ミラー230の回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することができる。その結果、本実施の形態では、駆動電圧を生成する際に、ミラー230の回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを考慮する必要がなくなる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態では、ミラー230の駆動電圧−傾斜角特性曲線上の特定の点のデータを基にバイアス電圧を決定しているが、このような決定方法では駆動電圧(傾斜角)の広い範囲にわたってミラー230の回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することはできない。その理由は、図4に示すようにミラー230のそれぞれの駆動電圧−傾斜角特性の傾きが異なるからである。そこで、本実施の形態では、第1の実施の形態に比べてより広い範囲にわたって有効なバイアス電圧の決定方法を説明する。
本実施の形態においてもミラー制御装置の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1〜図3の符号を用いて本実施の形態の動作を説明する。
ミラー電圧印加手段400、駆動電圧生成手段401及びバイアス電圧生成手段402の動作は第1の実施の形態と同じである。
本実施の形態の電極電圧印加手段403は、第1の実施の形態と同様に、バイアス電圧生成手段402が生成したバイアス電圧と駆動電圧生成手段401が生成した駆動電圧とを電極毎に加算するが、このとき加算前の駆動電圧に電極毎に異なる係数を乗算する。駆動電圧生成手段401が生成した電極340b用の駆動電圧をVy、電極340d用の駆動電圧を−Vyとし、ミラー230をミラー回動軸y周りに回動させる場合について説明すると、電極電圧印加手段403が電極340bに印加する加算後の電圧Vb、及び電極340dに印加する加算後の電圧Vdは次式のようになる。
Vb=Vb0+Vy×(Vbmax−Vb0)×(1/Vymax) ・・・(1)
Vd=Vd0−Vy×(Vdmax−Vd0)×(1/Vymax) ・・・(2)
式(1)、式(2)において、Vbmaxは図4に示した駆動電圧−傾斜角特性曲線B上においてミラー230の傾斜角が最大値θmax(θ<θmax)に達したときの電圧であり、同様にVdmaxは図4に示した駆動電圧−傾斜角特性曲線D上においてミラー230の傾斜角が最大値θmaxに達したときの電圧であり、Vymaxは駆動電圧Vyの最大値である。つまり、駆動電圧Vyは0〜Vymaxの範囲の値を取り得る。θmaxはミラー230に必要とされる最大の傾斜角である。
電極電圧印加手段403は、式(1)に示すように駆動電圧Vyに予め設定された係数(Vbmax−Vb0)×(1/Vymax)を乗算し、この乗算結果とバイアス電圧Vb0とを加算して、加算後の電圧Vbを電極340bに印加する。また、電極電圧印加手段403は、式(2)に示すように駆動電圧−Vyに予め設定された係数(Vdmax−Vd0)×(1/Vymax)を乗算し、この乗算結果とバイアス電圧Vd0とを加算して、加算後の電圧Vdを電極340dに印加する。これにより、ミラー230は、電極340a〜340d間の電位差に応じた方向に回動する。
本実施の形態は、ミラー230の電極毎の駆動電圧−傾斜角特性の2点間の傾き(本実施の形態では傾斜角θとθmax間の傾き(Vbmax−Vb0)又は(Vdmax−Vd0))に基づいて電極毎の駆動電圧を補正するものである。これにより、本実施の形態では、ミラー230の各回動方向の電圧−傾斜角特性を傾斜角θからθmaxまでの2点間において見かけ上揃えることができ、第1の実施の形態に比べて駆動電圧(傾斜角)のより広い範囲にわたってミラー230の回動方向による駆動電圧−傾斜角特性の違いを緩和することができる。
なお、本実施の形態では、ミラー230をミラー回動軸y周りに回動させる場合について説明したが、ミラー230を可動枠回動軸x周りに回動させる場合には、電極340a,340cに印加する電圧に式(1)、式(2)と同様の補正を行えばよく、ミラー230を回動軸x及びy周りに回動させる場合には、電極340a〜340dに印加する各電圧に式(1)、式(2)と同様の補正を行えばよい。
また、第1、第2の実施の形態では、主として1軸周りの回動で例えば図2の右側に回動する場合と左側に回動する場合でミラー230の駆動電圧−傾斜角特性が異なる場合について説明してきた。1軸周りの回動で駆動電圧−傾斜角特性が異なる原因としては、電極340a〜340dとミラー230の中心位置のずれや、電極340a〜340dの形状誤差などが考えられる。
ミラー230の回動方向によって特性が異なるその他の場合として、可動枠回動軸x周りの回動とミラー回動軸y周りの回動でミラー230の駆動電圧−傾斜角特性が異なる場合が考えられる。この場合の原因としては、トーションバネ211a,211bの回動軸x周りの剛性とトーションバネ221a,221bの回動軸y周りの剛性の違いなどが考えられる。この場合は、回動軸xを含む、基部310と垂直な面に対して面対称に配置された電極340a,340cと、回動軸yを含む、基部310と垂直な面に対して面対称に配置された電極340b,340dでバイアス電圧及び係数が異なるようにすればよい。
本発明は、ミラー制御装置に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るミラー制御装置の構成を示す分解斜視図である。 図1のミラー制御装置の断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るミラー制御装置の電気的な接続関係を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるミラーの駆動電圧−傾斜角特性の1例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態においてミラーが回動する様子を示す断面図である。
符号の説明
200…ミラー基板、211a,211b,221a,221b…トーションバネ、220…可動枠、230…ミラー、300…電極基板、340a〜340d…電極、400…ミラー電圧印加手段、401…駆動電圧生成手段、402…バイアス電圧生成手段、403…電極電圧印加手段。

Claims (4)

  1. 回動可能に支持されたミラーと、
    このミラーから離間して配置された複数の電極と、
    前記ミラーの所望の傾斜角に応じた駆動電圧を前記電極毎に生成する駆動電圧生成手段と、
    前記電極の各々に単独に電圧を印加したときに前記ミラーの傾斜角が同一の規定値になる電圧をバイアス電圧として前記電極毎に生成するバイアス電圧生成手段と、
    前記バイアス電圧と前記駆動電圧とを前記電極毎に加算して、加算後の電圧を対応する前記電極に印加する電極電圧印加手段とを備え
    前記電極電圧印加手段は、前記バイアス電圧と前記駆動電圧とを加算する際に、加算前の前記駆動電圧に前記電極毎に異なる係数を乗算し、
    前記係数は、前記ミラーの電極毎の電圧−傾斜角特性における任意の2点間の傾きに基づいて前記電極毎に予め設定されることを特徴とするミラー制御装置。
  2. 請求項1記載のミラー制御装置において、
    前記電極毎のバイアス電圧のうち少なくとも1つが他と異なることを特徴とするミラー制御装置。
  3. 請求項記載のミラー制御装置において、
    前記電極毎のバイアス電圧がそれぞれ異なることを特徴とするミラー制御装置。
  4. 請求項記載のミラー制御装置において、
    前記ミラーは、直交する2軸の周りで回動するものであり、
    一方の回動軸を含む面に対して面対称に配置された2つの電極と他方の回動軸を含む面に対して面対称に配置された2つの電極で前記バイアス電圧が異なることを特徴とするミラー制御装置
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