JP4770915B2 - Optical pickup head device and optical information device - Google Patents
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Description
本発明は、マーク及びスペースで情報を記録する光記憶媒体に対して情報の記録、再生もしくは消去を行う光ピックアップヘッド装置、及び光情報装置に関するものである。 The present invention relates to an optical pickup head device and an optical information device for recording, reproducing or erasing information on an optical storage medium for recording information with marks and spaces.
高密度・大容量の記憶媒体として、近年、DVDと称する高密度・大容量の光ディスクが実用化され、動画のような大量の情報を扱える情報媒体として広く普及している。図14は、記録再生が可能な光情報装置としての光ディスクシステムにおける光ピックアップで用いられている、一般的な光学系の構成を示した図である。従来の構成は、光記憶媒体に3つのビームを照射してトラッキング誤差信号を検出している(例えば、特許文献1参照)。 In recent years, a high-density and large-capacity optical disk called DVD has been put to practical use as a high-density and large-capacity storage medium, and is widely spread as an information medium that can handle a large amount of information such as moving images. FIG. 14 is a diagram showing a configuration of a general optical system used in an optical pickup in an optical disc system as an optical information device capable of recording / reproducing. In the conventional configuration, a tracking error signal is detected by irradiating an optical storage medium with three beams (see, for example, Patent Document 1).
半導体レーザなどの光源1は、波長λが405nmの直線偏光の発散ビーム70を出射する。光源1から出射された発散ビーム70は、焦点距離f1が15mmのコリメートレンズ53で平行光に変換された後、回折格子58に入射する。回折格子58に入射したビーム70は、0次及び±1次回折光の3つのビームに分岐される。0次回折光が情報の記録/再生を行うメインビーム70a、±1次回折光がTE信号の検出を行うためのディファレンシャルプッシュプル(以下DPPとする)法用の2つのサブビーム70b及び70cとなる。回折格子58の0次回折光70aと1つの1次回折光70bもしくは70cの回折効率の比は、サブビームにより不要な記録がなされることを避けるために、通常10:1〜20:1に設定され、ここでは20:1である。回折格子58で生成された3つのビーム70a〜70cは、偏光ビームスプリッタ52を透過し、4分の1波長板54を透過して円偏光に変換された後、焦点距離f2が2mmの対物レンズ56で収束ビームに変換され、光記憶媒体41の透明基板41aを透過し、情報記録面41c上に集光される。光記憶媒体41は2つの情報記録面41bと41cを有しているが、ここでは対物レンズ56で集光されたビーム70が、情報記録面41cに焦点を結んでいるときの様子を示している。光記憶媒体41は、透明基板41aと情報記録面41b、41cからなり、光記憶媒体41の光が入射する面から情報記録面41cまでの距離d2を100μm、情報記録面41bと41cの間隔d1を25μmとしている。また、ここでは図示していないが、情報記録面41bと41cに形成されるトラックの周期tpは、0.32μmである。対物レンズ56の開口はアパーチャ55で制限され、開口数NAを0.85としている。透明基板41aの厚さは0.1mm、屈折率nは、1.62である。情報記録面41bと41cの等価的な反射率はそれぞれ4〜8%程度である。ここで、等価的な反射率は、光記憶媒体41に入射するビームの光量を1としたとき、情報記録面41bもしくは41cで反射された後に、光記憶媒体41を再び出射する際のビームの光量を示している。情報記録面41cは、入射したビームの光量の大半を吸収もしくは反射するが、情報記録面41bは、情報記録面41cにビームを到達させるため、入射したビ−ムの約50%の光量を透過させ、残りの50%の光量を吸収もしくは反射する。
A
図15は、情報記録面41c上のビームとトラックとの関係を示している。光記憶媒体41の情報記録面41bと41cには、トラックとなる連続溝が形成されており、Tn−1、Tn、Tn+1はそれぞれ、トラックである。情報は溝上に記録される。トラックピッチtpは0.32μmである。メインビーム70aがトラックTnの上に位置するとき、サブビーム70bがトラックTn−1とトラックTnの間に、サブビーム70cがトラックTnとトラックTn+1の間に位置するように、ビームを配置している。すなわち、メインビームとサブビームのトラックと直交する方向の間隔Lは0.16μmである。
FIG. 15 shows the relationship between the beam on the
情報記録面41cで反射されたビーム70は、対物レンズ56、4分の1波長板54を透過して往路とは90度異なる直線偏光に変換された後、偏光ビームスプリッタ52で反射される。偏光ビームスプリッタ52を反射したビーム70は、焦点距離f3が30mmの集光レンズ59を透過して収束光に変換され、シリンドリカルレンズ57を経て、光検出器30に入射する。ビーム70には、シリンドリカルレンズ57を透過する際、非点収差が付与される。
The
図16は、光検出器とビームの関係を模式的に示している。光検出器 30は8つの受光部30a〜30hを有し、受光部30a〜30dがビーム70aを、受光部30e〜30fがビーム70bを、受光部30g〜30hがビーム70cを、それぞれ受光する。受光部30a〜30hは、それぞれ受光した光量に応じた電流信号 I30a〜 I30hを出力する。フォーカス誤差 (以下FEとする)信号は、光検出器 30から出力される信号 I30a〜 I30dを用いて非点収差法により、すなわち (I30a+I30c)− (I30b+I30d)の演算で得られる。また、TE信号は、差動プッシュプル法(以下DPP法とする)により、すなわち {(I 30a+I30d)− (I30b+I30c)}−C ・ {(I30e+I30g)− (I30f+I30h)}の演算でそれぞれ得られる。ここでCは、回折格子58の0次回折光と1つの1次回折光の回折効率の比によって決まる係数である。FE信号及びTE信号は、所望のレベルに増幅及び位相補償が行われた後、対物レンズ56を動かすためのアクチュエータ91及び92に供給されて、フォーカス及び トラッキング制御がなされる。また、情報記録面41cに記録された情報 (以下RFとする)信号は、 I30a+I30b+I30c+I30dの演算で得られる。
FIG. 16 schematically shows the relationship between the photodetector and the beam. The
しかしながら、情報記録面を複数有する光記憶媒体を用いた場合、所望の情報記録面以外の情報記録面でもビームが反射された後、光検出器に入射する。ビーム71a〜71cは、ビーム70が情報を記録再生しようとしている所望の情報記録面41cとは異なる情報記録面である情報記録面41bで反射されることによって、光検出器 30に入射するビームである。このとき、ビーム71aとビーム70bもしくは、ビーム71aとビーム70cが重なり合うことにより、干渉による明暗の分布が生じる。この干渉による明暗の分布は、光記憶媒体の面ぶれや透明基板41aの部分的な厚みむらによって変動し、TE信号に影響を与える。ビーム70bと70cはサブビームであり、一方ビーム71aはメインビームである。サブビーム70bと70cは、メインビーム70aよりも光量が少ないため、ビーム71aとビーム70b及びビーム71aとビーム70cが最も干渉による明暗の変化が大きい。
However, when an optical storage medium having a plurality of information recording surfaces is used, the beam is reflected on an information recording surface other than the desired information recording surface and then enters the photodetector. The
図17は、ビーム70a〜70cをトラックと直交する方向に走査したときに得られるDPP法によるTE信号をオシロスコープで観察した時の様子を示す図である。上記のような従来の構成で、TE信号を検出する場合、所望の情報記録面である情報記録面41cで反射された70a〜70cと、所望の情報記録面41cとは異なる情報記録面である情報記録面41bで反射されたビーム71a〜70cとが重なり、ビーム70a〜70c内に干渉による明暗の分布が生じることに起因して、TE信号の振幅と対称性が大きく変動している。このTE信号を用いて トラッキング制御を行うと、 トラッキング制御が不安定になり、情報を信頼性高く記録及び再生することができないという課題があった。
FIG. 17 is a diagram showing a state when a TE signal by the DPP method obtained when the
本発明は、従来の光情報装置のこの様な課題を考慮し、TE信号振幅の変動を低減し、情報を信頼性高く記録もしくは再生することができる光ピックアップヘッド装置及び光情報装置を提供することを目的とする。 SUMMARY OF THE INVENTION The present invention provides an optical pickup head device and an optical information device that can reduce the variation in TE signal amplitude and record or reproduce information with high reliability in consideration of such problems of conventional optical information devices. For the purpose.
本発明に係る光ピックアップヘッド装置は、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射されたビームを受けて0次及び1次以上からなる複数の回折ビームを生成する回折手段と、前記回折手段からの複数のビームを受けて光記憶媒体上に集光する集光手段と、前記光記憶媒体で反射された複数のビームを受けてビームを分岐するビーム分岐手段と、前記ビーム分岐手段で分岐された複数のビームを受け、その受けた光量に応じた信号を出力する光検出手段とを具備し、前記回折手段で生成される0次回折光をメインビームとし、前記回折手段で生成される1次以上の2つの回折光を第1のサブビームと第2のサブビームとし、前記光検出手段は複数の受光部を有し、前記複数のビームは前記光検出手段上において概ね1本の仮想的な直線上に並び、前記光検出手段の前記ビームを受ける面において、前記仮想的な直線の方向を第1の方向とし、前記第1の方向とは直交する方向を第2の方向としたとき、前記複数のビームの第1の方向の大きさは第2の方向の大きさよりも小さいことを特徴とし、これにより上記目的が達成される。 An optical pickup head device according to the present invention includes: a light source that emits a light beam; a diffractive unit that receives a beam emitted from the light source and generates a plurality of diffracted beams of 0th order and 1st order and above; Condensing means for receiving a plurality of beams from the optical storage medium, condensing on the optical storage medium, beam branching means for receiving the plurality of beams reflected by the optical storage medium and branching the beam, and branching by the beam branching means And a light detection means for outputting a signal corresponding to the received light quantity. The 0th-order diffracted light generated by the diffraction means is used as a main beam, and 1 is generated by the diffraction means. Two or more diffracted lights of the next order are used as a first sub-beam and a second sub-beam, and the light detection means has a plurality of light receiving portions, and the plurality of beams are approximately one virtual on the light detection means. Straight line When the direction of the imaginary straight line is the first direction and the direction orthogonal to the first direction is the second direction on the surface of the light detection means that receives the beam, The size of the beam in the first direction is smaller than the size in the second direction, thereby achieving the above object.
上記の光ピックアップヘッド装置において好ましくは、前記光検出手段の前記複数のビームを受ける面において、前記複数のビームが第1の方向には、略焦点を結んでいる。 Preferably, in the above optical pickup head device, the plurality of beams are substantially focused in the first direction on a surface of the light detection unit that receives the plurality of beams.
また、前記メインビームと第1のサブビームと第2のサブビームはそれぞれ複数の受光部で受光され、前記メインビームを受光する複数の受光部を第1の受光部群とし、前記第1のサブビームを受光する複数の受光部を第2の受光部群とし、前記第2のサブビームを受光する複数の受光部を第3の受光部群とし、前記第1の受光部群の第1の方向の大きさは第2の方向の大きさよりも小さいことを特徴としてもよい。 The main beam, the first sub beam, and the second sub beam are received by a plurality of light receiving units, respectively. The plurality of light receiving units that receive the main beam are defined as a first light receiving unit group, and the first sub beam is used as the first sub beam. A plurality of light receiving units that receive light are defined as a second light receiving unit group, a plurality of light receiving units that receive the second sub-beam are defined as a third light receiving unit group, and the first light receiving unit group is larger in the first direction. The height may be smaller than the size in the second direction.
また、前記第2の受光部群の第1の方向の大きさは第2の方向の大きさよりも小さく、前記第3の受光部群の第1の方向の大きさは第2の方向の大きさよりも小さいことを特徴としてもよい。 The size of the second light receiving unit group in the first direction is smaller than the size of the second direction, and the size of the third light receiving unit group in the first direction is the size of the second direction. It may be characterized by being smaller than that.
また、前記第1〜第3の受光部群の他に受光部を有していることを特徴としてもよい。 Moreover, it is good also as having a light-receiving part other than the said 1st-3rd light-receiving part group.
また、前記第1の受光部群と第2の受光部群の間と、前記第1の受光部群と第3の受光部群の間とにそれぞれ受光部を設けてもよい。 Further, a light receiving portion may be provided between the first light receiving portion group and the second light receiving portion group, and between the first light receiving portion group and the third light receiving portion group.
また、前記第2の受光部群もしくは第3の受光部群が、3つ以上の受光部からなることを特徴としてもよい。 In addition, the second light receiving unit group or the third light receiving unit group may include three or more light receiving units.
また、前記第2の受光部群もしくは第3の受光部群が、6つの受光部からなってもよい。 The second light receiving unit group or the third light receiving unit group may include six light receiving units.
本発明に係る別の光ピックアップヘッド装置は、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射されたビームを受けて0次及び1次以上からなる複数の回折ビームを生成する回折手段と、前記回折手段からの複数のビームを受けて光記憶媒体上に集光する集光手段と、前記光記憶媒体で反射された複数のビームを受けてビームを第1のビーム群と第2のビーム群に分岐するビーム分岐手段と、前記第1のビーム群と第2のビーム群を受け、その受けた光量に応じた信号を出力する光検出手段とを具備し、前記回折手段で生成される0次回折光をメインビームとし、前記回折手段で生成される1次以上の2つの回折光を第1のサブビームと第2のサブビームとし、前記光検出手段は複数の受光部を有し、前記第2のビーム群を構成する前記メインビームと第1のサブビームと第2のサブビームは前記光検出手段上において概ね1本の仮想的な直線上に並び、前記光検出手段の前記ビームを受ける面において、前記仮想的な直線の方向を第1の方向とし、前記第1の方向とは直交する方向を第2の方向としたとき、前記複数のビームの第1の方向の大きさは第2の方向の大きさよりも小さく、これにより上記目的が達成される。 Another optical pickup head device according to the present invention includes: a light source that emits a light beam; a diffraction unit that receives a beam emitted from the light source and generates a plurality of diffracted beams of zero order and first order; and Condensing means for receiving a plurality of beams from the diffracting means and condensing them on the optical storage medium, and receiving the plurality of beams reflected by the optical storage medium and converting the beams into a first beam group and a second beam group A beam branching means for branching the light beam, and a light detection means for receiving the first beam group and the second beam group and outputting a signal corresponding to the received light quantity, and is generated by the diffraction means. The first-order diffracted light is a main beam, the first-order or higher-order diffracted light generated by the diffracting means is a first sub-beam and a second sub-beam, and the light detecting means has a plurality of light-receiving sections, The main beam constituting the beam group of The beam, the first sub-beam, and the second sub-beam are arranged approximately on one virtual straight line on the light detection means, and the direction of the virtual straight line is set on the surface of the light detection means that receives the beam. When the first direction is the second direction and the direction perpendicular to the first direction is the second direction, the size of the plurality of beams in the first direction is smaller than the size of the second direction, thereby The above objective is achieved.
上記の光情報装置において好ましくは、前記第2のビーム群の光量が前記第1のビーム群の光量よりも多い。 In the above optical information apparatus, the light amount of the second beam group is preferably larger than the light amount of the first beam group.
本発明に係る光情報装置は、光ビームを出射する光源と、前記光源から出射されたビームを受けて光記憶媒体上に集光する集光手段と、前記光記憶媒体で反射されたビームを受けてビームを分岐するビーム分岐手段と、前記ビーム分岐手段で分岐されたビームを受け、その受けた光量に応じた信号を出力する光検出手段とを具備した光ピックアップヘッド装置と、前記光検出手段から出力される信号を受けて、所望のトラックにビームを照射させる制御を行うための信号であるトラッキング誤差信号を生成するトラッキング誤差信号生成手段とを具備し、前記光記憶媒体は情報が記録される情報記録面を複数有し、前記情報記録媒体の情報記録面に情報を記録する際には、前記ビームは第1のパワーレベルと第2のパワーレベルを有し、前記第1のパワーレベルは前記第2のパワーレベルよりも小さく、前記トラッキング誤差信号生成手段は、前記光検出手段から出力される信号を前記第1のパワーレベルのタイミングでサンプルアンドホールドした後にトラッキング誤差信号を生成し、これにより上記目的が達成される。 An optical information device according to the present invention includes a light source that emits a light beam, a condensing unit that receives the beam emitted from the light source and focuses the light on the optical storage medium, and a beam reflected by the optical storage medium. An optical pickup head device comprising: a beam branching means for receiving and branching the beam; and a light detection means for receiving the beam branched by the beam branching means and outputting a signal corresponding to the received light quantity; and the light detection And a tracking error signal generating means for generating a tracking error signal which is a signal for performing control for irradiating a beam to a desired track in response to a signal output from the means, and the optical storage medium records information. A plurality of information recording surfaces, and when recording information on the information recording surface of the information recording medium, the beam has a first power level and a second power level, The power level of 1 is smaller than the second power level, and the tracking error signal generation means samples and holds the signal output from the light detection means at the timing of the first power level, and then the tracking error signal. This achieves the above objective.
本発明に係る別の光情報装置は、上記のいずれか1つに記載の光ピックアップヘッド装置と、光記憶媒体と、光ピックアップヘッド装置との相対的な位置を変化させる駆動部と、前記光ピックアップヘッド装置から出力される信号を受けて演算を行い所望の情報を得る電気信号処理部とを備えたことを特徴とし、これにより上記目的が達成される。 Another optical information device according to the present invention includes an optical pickup head device according to any one of the above, an optical storage medium, a drive unit that changes a relative position of the optical pickup head device, and the optical The above object is achieved by including an electrical signal processing unit that receives signals output from the pickup head device and performs calculations to obtain desired information.
上記発明の構成によれば、本発明は、情報記録面を複数有する光記憶媒体を用いた場合でも、TE信号振幅の変動を低減し、情報を信頼性高く記録もしくは再生することができる光情報装置を実現できる。 According to the configuration of the invention described above, the present invention is an optical information that can reduce or prevent variations in TE signal amplitude and can record or reproduce information with high reliability even when an optical storage medium having a plurality of information recording surfaces is used. A device can be realized.
以上のように本発明によれば、情報記録面を複数有する光記憶媒体を用いた場合でも、TE信号振幅の変動を低減し、情報を信頼性高く記録もしくは再生することができる光情報装置を実現できる。 As described above, according to the present invention, even when an optical storage medium having a plurality of information recording surfaces is used, an optical information apparatus capable of reducing or changing TE signal amplitude and recording or reproducing information with high reliability is provided. realizable.
以下、本発明の光情報装置、光ピックアップヘッド装置の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、各図面において同一の符号は同一の構成要素または同様の作用、動作をなすものを表す。 Embodiments of an optical information device and an optical pickup head device according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. In the drawings, the same reference numeral represents the same component or the same function and operation.
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態として、光情報装置の構成を示している。光ピックアップヘッド装置4(または光ピックアップとも言う)は、波長λが405nmのレーザ光を光記憶媒体41に照射し、光記憶媒体41に記録された信号の再生を行う。移送制御器5は、光記憶媒体41の任意の位置で情報を記録もしくは再生するために光ピックアップヘッド装置4を光記憶媒体41の半径方向に移動させる。光記憶媒体41を駆動するモータ6は、光記憶媒体41を回転させる。第1の制御手段7は、光ピックアップヘッド装置4と移送制御器5とモータ6とを制御する。増幅器8は、光ピックアップヘッド装置4によって読み取られた信号を増幅する。9は第2の制御手段を示している。この第2の制御手段9には、増幅器8の出力信号が入力される。第2の制御手段9は、この信号から光ピックアップヘッド装置4が光記憶媒体41の信号を読み取る際に必要とされるFE信号やTE信号などのサーボ信号を生成し、これを第1の制御手段7に出力する。また、第2の制御手段9に入力される信号はアナログ信号であるが、第2の制御手段9はこのアナログ信号をディジタル化(2値化)する。復調手段10は、光記憶媒体41から読み取られてディジタル化された信号を解析するとともに、元の映像や音楽などのデータを再構築し、再構築された信号は出力手段14から出力される。検出手段11は、第2の制御手段9から出力される信号からアドレス信号等を検出し、これをシステム制御手段12に出力する。システム制御手段12は、光記憶媒体41から読み取られた物理フォーマット情報及び光記憶媒体製造情報(光記憶媒体管理情報)に基づいて光記憶媒体を識別し、記録再生条件等を解読し、この光情報装置全体を制御する。光記憶媒体41に情報を記録再生する場合、システム制御手段12の指示に従って、第1の制御手段7は移送制御器5を駆動制御する。その結果、移送制御器5は情報記録面41cの所望の位置に光ピックアップヘッド装置4を移動させ、光ピックアップヘッド装置4は光記憶媒体41の情報記録面41cに情報を記録再生する。
(Embodiment 1)
FIG. 1 shows the configuration of an optical information apparatus as an embodiment of the present invention. The optical pickup head device 4 (also referred to as an optical pickup) irradiates the
図2は、本発明に係る光ピックアップヘッド装置の構成の一例を示した図である。光源1は、波長λが約405nmの直線偏光の発散ビーム70を出射する。光源1から出射された発散ビーム70は、焦点距離f1が15mmのコリメートレンズ53で平行光に変換された後、回折格子83に入射する。回折格子83に入射したビーム70は、0次及び±1次回折光の3つのビームに分岐される。0次回折光が情報の記録/再生を行うメインビーム70a、±1次回折光がTE信号の検出を行うためのDPP法用の2つのサブビーム70b及び70cとなる。回折格子83の0次回折光70aと1つの1次回折光70bもしくは70cの回折効率の比は、サブビームにより不要な記録がなされることを避けるために、通常10:1〜20:1に設定され、ここでは20:1である。回折格子83で生成された3つのビーム70a〜70cは、偏光ビームスプリッタ52を透過した後、一対の凹レンズ81と凸レンズ82に入射して透過する。凸レンズ82を透過したビーム70は、4分の1波長板54を透過して円偏光に変換された後、焦点距離f2が2mmの対物レンズ56で収束ビームに変換され、光記憶媒体41の透明基板41aを透過し、情報記録面41c上に集光される。光記憶媒体41は2つの情報記録面41bと41cを有しているが、ここでは対物レンズ56で集光されたビーム70が、情報記録面41cに焦点を結んでいるときの様子を示している。光記憶媒体41の光が入射する面から情報記録面41cまでの距離d2を100μm、情報記録面41bと41cの間隔d1を25μmとしている。また、ここでは図示していないが、情報記録面41bと41cに形成されるトラックの周期tpは、0.32μmである。対物レンズ56の開口はアパーチャ55で制限され、開口数NAを0.85としている。透明基板41aの厚さは0.1mm、屈折率nは、1.62である。情報記録面41bと41cの等価的な反射率はそれぞれ4〜8%程度である。ここで、等価的な反射率は、光記憶媒体41に入射するビームの光量を1としたとき、情報記録面41bもしくは41cで反射された後に、光記憶媒体41を再び出射する際のビームの光量を示している。情報記録面41cは、入射したビームの光量の大半を吸収もしくは反射するが、情報記録面41bは、情報記録面41cにビームを到達させるため、入射したビ−ムの約50%の光量を透過させ、残りの約50%の光量を吸収もしくは反射する。
FIG. 2 is a diagram showing an example of the configuration of the optical pickup head device according to the present invention. The
凹レンズ81の位置は、アクチュエータ93で変えることにより、ビーム70a〜70cに与える球面収差量を調整できるようにしている。情報記録面41b、41cに集光されるビーム70a〜70cの有する球面収差量は、光記憶媒体41の表面から情報記録面41b、41cまでの距離に応じて変化するが、情報記録面41b、41cに集光されるビーム70が有する球面収差が小さくなるように、凹レンズ81と凸レンズ82を用いて球面収差を補正している。凹レンズ81と凸レンズ82を設けることにより、情報記録面41bと41cのどちらにも、球面収差が少ない状態で情報を記録することができる。
The position of the
情報記録面41cで反射されたビーム70a〜70cは、対物レンズ56、4分の1波長板54を透過して往路とは90度異なる直線偏光に変換された後、凸レンズ82と凹レンズ81を透過し、偏光ビームスプリッタ52で反射される。偏光ビームスプリッタ52で反射したビーム70a〜70cは、ビームスプリッタ87で2つのビーム72と74に分けられる。ここでは図示しないが、ビーム72とビーム74はそれぞれビーム70a〜70cに対応した3つのビーム72a〜72c、74a〜74cからなる。ビーム72とビーム74の光量比は1:9としている。ビーム72は、焦点距離f3が30mmの検出レンズ59とシリンドリカルレンズ57を経て、光検出器31に入射する。ビーム72には、シリンドリカルレンズ57を透過する際、非点収差が付与される。ビーム70a〜70cが情報記録面41bもしくは41cで焦点を結ぶときに、光検出器31上のビーム72は、最小錯乱円になるようにしている。一方、ビーム74は、焦点距離f4が30mmの検出レンズ84とシリンドリカルレンズ85を経て、光検出器32に入射する。ビーム74にも、シリンドリカルレンズ85を透過する際、非点収差が付与される。ビーム70a〜70cが情報記録面41bもしくは41cで焦点を結ぶときに、光検出器32上のビーム74は、焦線とになるようにしている。また、光源1は、高周波重畳素子86により周波数400MHzの高周波で変調され、光源1から出射されるビーム70は複数の波長を有する。光源1から出射されるビーム70が複数の波長を有するようにすることで、干渉による明暗の分布を軽減している。
The
図3は、光検出器31とビーム72a〜72cの関係を模式的に示している。ビーム72a〜72cは、ビームスプリッタ87で分割されたビーム72であり、光検出器31は4つの受光部31a〜31dを有し、受光部31a〜31dがビーム72aを受光する。ビーム72bと72cを受光する受光部は設けられていない。受光部31a〜31dは、それぞれ受光した光量に応じた電流信号I31a〜I31dを出力する。光検出器31から出力される信号I31a〜I31dを用いてFE信号を得る。FE信号の検出方式は、非点収差法であり、すなわち(I31a+I31c)−(I31b+I31d)の演算で得られる。
FIG. 3 schematically shows the relationship between the
また、TE信号を位相差法で検出する場合には、I31a〜I31dの出力のタイミングを比較して、生成すればよい。再生専用の情報記録面を有する光記憶媒体を用いる場合に使用されることが多い位相差法によるTE信号の生成方法については、一般的によく知られているので、ここでは説明を略する。なお、ビーム72の光量をビーム74の光量よりも少なくしているため、位相差法でTE信号を生成する際、十分な、信号対雑音比が得られない場合が有り得る。再生専用の情報記録面を有する光記憶媒体の場合、照射されるパワーレベルの許容範囲が広いので、光源1から出射されるビーム70の光量を高めることで、位相差法で生成するTE信号の信号対雑音比を改善することができる。
Further, when the TE signal is detected by the phase difference method, the output timings of I31a to I31d may be compared and generated. Since a method of generating a TE signal by a phase difference method that is often used when using an optical storage medium having a reproduction-only information recording surface is generally well known, the description thereof is omitted here. Since the light quantity of the
光記憶媒体41は、2つの情報記録面41bと41cを有しており、情報記録面41cにビーム70a〜70cを集光して、情報の記録または再生を行う際、情報記録面41bでもビームが反射された後、光検出器31に入射する。ビーム73a〜73cは、ビーム70a〜70cが情報記録面41bで反射されることによって、光検出器31に入射するビームである。光検出器31ではメインビームであるビーム72aしか光検出器31で受光しない。したがって、ビーム72aとビーム73a、ビーム72aとビーム73b、ビーム72aとビーム73cが重なり合うことにより、干渉による明暗の分布が生じるが、この干渉による明暗の分布は、非常に小さく、FE信号に悪影響は与えず、安定なフォーカス制御が可能である。
The
図4は、光検出器32とビーム74a〜74cの関係を模式的に示している。ビーム74a〜74cは、ビームスプリッタ87で分割されたビーム74であり、光検出器32は6つの受光部32a〜32fを有し、受光部32a〜32bがビーム74aを、受光部32c〜32dがビーム74bを、受光部32e〜32fがビーム74cを、それぞれ受光する。受光部32a〜32fは、それぞれ受光した光量に応じた電流信号I32a〜I32fを出力する。光検出器32から出力される信号I32a〜I32fを用いてTE信号を得る。TE信号の検出方式は、DPP法であり、すなわち(I32a−I30b)−C・{(I32c+I32e)−(I32d+I32f)}の演算でそれぞれ得られる。ここでCは、回折格子83の0次回折光と1つの1次回折光の回折効率の比によって決まる係数である。FE信号及びTE信号は、所望のレベルに増幅及び位相補償が行われた後、対物レンズ56を動かすためのアクチュエータ91及び92に供給されて、フォーカス及びトラッキング制御がなされる。
FIG. 4 schematically shows the relationship between the
また、RF信号は、I32a+I30bの演算で得られる。本実施の形態の光情報装置では、ビーム70をビーム72とビーム74に分割しているが、ビーム72の光量はビーム74の光量よりも多くしており、また、従来の光情報装置ではRF信号を検出する際、ビームを4つの受光部で受光するのに対して、本光情報装置では、ビームを2つの小さな受光部で受光する。そのため、本光情報装置で得られるRF信号の信号対雑音比は、従来の光情報装置よりも3〜6dB程度良好となり、その分、信頼性が高く情報を再生できる光情報装置となる。
The RF signal is obtained by the calculation of I32a + I30b. In the optical information apparatus according to the present embodiment, the
図5は、TE信号を生成するための信号処理部の構成を示している。受光部32aと32bから出力される信号I32aとI32bは差動演算部801で差動演算がなされる。差動演算された信号であるI32a−I32bは、所謂プッシュプル法によるTE信号である。単純なプッシュプル法によりTE信号を検出する場合、光記憶媒体41の偏心に応じて対物レンズ56をトラッキング追従させると、TE信号にトラッキング追従に応じたオフセットの変動が生じる。本信号処理部では、受光部32cと32eから出力される信号I32cとI32eは加算部802で、受光部32dと32fから出力される信号I32dとI32fは加算部803で、それぞれ加算される。加算部802と803から出力される信号は、差動演算部804で差動演算がなされる。差動演算部804から出力される信号は、可変利得増幅部805に入力され、所望の信号強度に増幅もしくは減衰がなされる。このときの増幅度がCである。可変利得増幅部805から出力される信号は、差動演算部801から出力される信号が有するトラッキング追従に応じたオフセット変動と同じ変動を有する。差動演算部806は、差動演算部801から出力される信号と可変利得増幅部805から出力される信号を受けて差動演算を行うことで、差動演算部801から出力される信号が有するトラッキング追従に応じたオフセット変動を減ずる。差動演算部806から出力される信号は、トラッキング追従してもオフセット変動が殆ど無いTE信号を出力するが、そのままでは、光記憶媒体41の情報記録面41b及び41cの反射率、光記憶媒体41に照射するビームの強度の変化に応じて信号強度が変化するので、除算部808に入力して、一定の振幅になるようにする。受光部32a〜32bから出力される信号I32a〜I32bは加算部807で加算された後、除算部808に除算を行う信号として入力される。加算部807から出力される信号は、光記憶媒体41の情報記録面41b及び41cの反射率や光記憶媒体41に照射するビームの強度に比例した信号であり、除算部から出力される信号は所望の強度を有するTE信号となる。
FIG. 5 shows a configuration of a signal processing unit for generating a TE signal. The signals I32a and I32b output from the
光記憶媒体41は、2つの情報記録面41bと41cを有しており、情報記録面41cにビーム70a〜70cを集光して、情報の記録または再生を行う際、情報記録面41bでもビームが反射された後、光検出器32に入射する。ビーム75a〜75cは、ビーム70a〜70cが情報記録面41bで反射されることによって、光検出器32に入射するビームである。ビーム70は、情報記録面41cに焦点を結ぶようにしているので、情報記録面41bでは、大きくデフォーカスをしている。そのため、ビーム75a〜75cも光検出器45上で大きくデフォーカスをしている。光検出器32は、メインビームであるビーム74aとサブビームであるビーム74b、74cの両方を受光する。したがって、ビーム74bとビーム75a、ビーム74cとビーム75a、等が重なり合うことにより、干渉による明暗の分布が生じるが、この干渉による明暗の分布は、従来の光ピックアップヘッド装置における変化に比べて極めて小さい。これは、ビーム70a〜70cが情報記録面41bもしくは41cで焦点を結ぶときに、光検出器32上のビーム74a〜74cが焦線となるようにしているためである。すなわち、光検出器32の面上で、ビーム74a〜74cが仮想的な直線上に並ぶ方向をX方向、X方向と直交する方向をY方向としたとき、ビーム74a〜74cのX方向の大きさは、Y方向の大きさよりも小さい。ビーム74a〜74cのX方向の大きさを小さくしている分、ビーム74a〜74cの中の単位面積当たりの光量は高くなり、その分、干渉による明暗の影響は小さくなる。一般的な光ピックアップヘッド装置の光検出器上におけるビームの最小錯乱円の直径を100μmとし、ビーム74a〜74cのY方向の大きさも100ミクロンとしたとき、ビーム74a〜74cのX方向の大きさは約5μmである。したがって、ビーム74a〜74cの中の単位面積当たりの光量は、Y方向が同じ大きさの最小錯乱円のビームに対して20倍も高くなっている。勿論、これは、検出レンズ84の焦点距離f4が30mmの場合であり、検出レンズ84の焦点距離f4を短くすれば、その分、更に焦線のX方向の大きさを小さくして、ビーム74a〜74cの中の単位面積当たりの光量を高くし、更に干渉の影響を低減することも可能である。本実施例では、共通の部品を用いることにより部品の種類を低減するために集光レンズ59の焦点距離f3と集光レンズ84の焦点距離f4とを同じ30mmとしているが、必要に応じて、それぞれ任意の値で光学系を設計することが可能である。また、受光部32a〜32fを小さくできるため、光検出器32の大きさも小さくでき、その分、低コストな光ピックアップヘッド装置となる。
The
図6は、本実施の形態の光情報装置で得られたTE信号をオシロスコープで観察した時の様子を示す図である。TE信号の振幅TEpp、対称性共、非常に安定しており、安定なトラッキング制御が可能となっている。 FIG. 6 is a diagram illustrating a state when the TE signal obtained by the optical information device according to the present embodiment is observed with an oscilloscope. The amplitude TEpp and symmetry of the TE signal are very stable, and stable tracking control is possible.
また、ビーム74aを受光する受光部32a〜32bのX方向の大きさh1は、Y方向の大きさh2よりも小さくしている。これは、ビーム74a〜74cのX方向の大きさがY方向よりも小さくしていることで可能になっている。光学設計に依存するが、h1はh2、の1/20程度まで小さくすることが可能である。ビーム74a〜74c、受光部32a〜32fのX方向の大きさをY方向の大きさよりも、それぞれ小さくすることにより、光記憶媒体41の情報記録面41b及び41c上のビーム70a〜70cの間隔を小さくすることが可能であり、その分、光記憶媒体41に偏心があった場合でも、その偏心に起因するTE信号の振幅の変動は小さくなり、安定なトラッキング制御が可能となる。本実施の光情報装置では、回折格子83の格子周期は、従来の光ピックアップヘッド装置における回折格子58の格子周期の2〜5倍に広くしている。また、光情報装置を組み立てる際には、光記憶媒体41上で、ビーム70a〜70cが所望の位置になるように、回折格子の設定角度を調整する必要があるが、回折格子83の設定角度精度は、従来の光ピックアップヘッド装置における回折格子と比べて大きく緩和され、生産性の高い光情報装置を提供することができる。
The size h1 in the X direction of the
また、光記憶媒体41の情報記録面41b及び41cに記録された情報は、受光部32aと32bから出力される信号を加算することにより得られる。受光部32aと32bのX方向の大きさを小さくすると、その分、受光部32aと32bに寄生する容量も小さくなる。受光部32aと32bをフォトダイオードで構成した場合、受光部32aと32bからは電流が出力される。受光部32aと32bから出力される電流信号をトランスインピーダンスアンプ等を用いて電圧信号に変換する際、受光部32aと32bに寄生する容量に起因して雑音が増加する。受光部32aと32bに寄生する容量が小さい程、雑音は小さく、本実施の形態の光情報装置では、信頼性高く情報記録面41b、41cに記録された情報を再生することができる。
The information recorded on the information recording surfaces 41b and 41c of the
なお、球面収差補正手段としての凹レンズ81と凸レンズ82は一例であり、液晶素子、等、一般的な構成はいずれも適用できる。
The
(実施の形態2)
図7は、本発明に係る別の光情報装置の一例として、光検出器33とビーム74a〜74cの関係を模式的に示している。光検出器33を光ピックアップヘッド装置401を構成する光検出器32の変わりに用いることで、光情報装置を構成することができる。光検出器33は10の受光部33a〜33jを有し、それぞれ受光した光量に応じた信号I33a〜I33jを出力する。受光部33a〜33bはビーム74aを、受光部33c〜33fはビーム74bを、受光部33g〜33jはビーム74cを、それぞれ受光する。すなわち、受光部33c〜33fは、光検出器32における32c〜32d、受光部33g〜33jは、光検出器32における32e〜32fに相当し、TE信号を得る演算については、光検出器32を用いた場合と、光検出器33を用いた場合とで、それぞれ対応する受光部から出力される信号を同様に演算すればよい。
(Embodiment 2)
FIG. 7 schematically shows a relationship between the
ビーム74b〜74cをそれぞれ4つの受光部33c〜33f、33g〜33jで受光することにより、光ピックアップヘッド装置を組み立てる際の光検出器33とビーム74の位置関係を容易に確認することができる。(I33c+I33d)−(I33e+I33f)の演算により、受光部33c〜33fとビーム74bとのY方向に関する位置関係が、(I33c+I33e)−(I33d+I33f)の演算により、受光部33c〜33fとビーム74bとのX方向に関する位置関係が、それぞれ容易に確認できる。受光部33g〜33jとビーム74cについても同様である。光検出器33とビーム74の位置関係を容易に精度よく調整することができるので、経時変化により、光検出器33とビーム74の位置関係がずれたとしても、光情報装置を組み立てる際に精度良く調整がなされているので、経時変化の影響を受けにくく、検出されるTE信号の劣化は少ない。そのため、本実施の形態に示す光情報装置は、信頼性の高い光情報装置となる。
By receiving the
なお、受光部33aと33bを用いてRF信号を検出する場合には、ビーム74aを受光する受光部は2つであることが、良好な信号対雑音比を保つという観点で好ましい。ビーム74aを4つの受光部で受光する場合には、2つの受光部で受光する場合と比較して信号対雑音比が3dB悪化する。勿論、信号対雑音比に余裕の有る場合や、ビーム74aを4つの受光部で受光しても構わない。
When detecting the RF signal using the
また、ビーム74a〜74cの間隔のずれは殆どないので、受光部33c〜33fと受光部33g〜33jの一方だけを4つの受光部としても、光情報装置を組み立てる際にビーム74a〜74cと光検出器33との位置関係を精度良く調整することが可能である。
In addition, since there is almost no gap between the
(実施の形態3)
図8は、本発明に係る別の光情報装置の一例として、光検出器34とビーム74a〜74cの関係を模式的に示している。光検出器34を光ピックアップヘッド装置401を構成する光検出器32の変わりに用いることで、光情報装置を構成することができる。光検出器34は14の受光部34a〜34nを有し、それぞれ受光した光量に応じた信号I34a〜I34nを出力する。受光部34a〜34bはビーム74aを、受光部34c〜34hはビーム74bを、受光部34i〜34nはビーム74cを、それぞれ受光する。すなわち、受光部34c〜34hは、光検出器32における32c〜32d、受光部34i〜34nは、光検出器32における32e〜32fに相当し、TE信号を得る演算については、光検出器32を用いた場合と、光検出器34を用いた場合とで、それぞれ対応する受光部から出力される信号を同様に演算すればよい。
(Embodiment 3)
FIG. 8 schematically shows a relationship between the
ビーム74b〜74cをそれぞれ6つの受光部34c〜34h、34i〜34nで受光することにより、光ピックアップヘッド装置を組み立てる際の光検出器34とビーム74の位置関係を容易に確認することができる。(I34c+I34d+I34e)−(I34f+I34g+I34h)の演算により、受光部34c〜34hとビーム74bとのY方向に関する位置関係が、(I34c+I34f)−(I34e+I34h)の演算により、受光部34c〜34hとビーム74bとのX方向に関する位置関係が、それぞれ容易に確認できる。また、ここでは、幅h3が5〜10μmの受光部34dと34gを設けることにより、集光レンズ84と光検出器34の位置関係も容易に確認することができる。受光部34dと34gから出力させる信号が最大となるように、集光レンズ84と光検出器34の間隔を調整すれば、TE信号は最も干渉の影響が受けにくくなる。ここでは説明しないが、受光部34i〜34nとビーム74cについても同様である。光検出器34とビーム74の位置関係、及び集光レンズ84とビーム74の位置関係を容易に精度よく調整することができるので、経時変化により、光検出器34とビーム74の位置関係、及び集光レンズ84とビーム74の位置関係がずれたとしても、光情報装置を組み立てる際に精度良く調整がなされているので、経時変化の影響を受けにくく、検出されるTE信号の劣化は少ない。また、そのため、本実施の形態に示す光情報装置は、信頼性の高い光情報装置となる。
By receiving the
(実施の形態4)
図9は、本発明に係る別の光情報装置の一例として、光検出器35とビーム74a〜74cの関係を模式的に示している。光検出器35を光ピックアップヘッド装置401を構成する光検出器32の変わりに用いることで、光情報装置を構成することができる。光検出器35は8の受光部35a〜35hを有し、それぞれ受光した光量に応じた信号I35a〜I35hを出力する。受光部35a〜35bはビーム74aを、受光部35c〜35dはビーム74bを、受光部35e〜35fはビーム74cを、それぞれ受光する。すなわち、受光部35c〜35dは、光検出器32における32c〜32d、受光部35e〜35fは、光検出器32における32e〜32fに相当し、TE信号を得る演算については、光検出器32を用いた場合と、光検出器35を用いた場合とで、それぞれ対応する受光部から出力される信号を同様に演算すればよい。
(Embodiment 4)
FIG. 9 schematically shows the relationship between the
受光部35a〜35bと35c〜35dの間に受光部35gを、受光部35a〜35bと35e〜35fの間に受光部35hをそれぞれ設けることにより、受光部35a〜35bと35c〜35dの間、及び受光部35a〜35bと35e〜35fの間の電気的な分離度を高めている。受光部35gの幅h4は1〜10μm程度に選ばれる。受光部35hについても同様である。受光部35gと35hの幅に応じて、光検出器35上のビーム74a〜74cの間隔を変える必要があるが、その場合には、回折格子83に形成される格子の周期、集光レンズの焦点距離f4、等の光学条件を適切に設計すればよい。受光部35a〜35bと35c〜35dの間、及び受光部35a〜35bと35e〜35fの間の電気的な分離度を高めることにより、ビーム72aを受光部35a〜35bで受光することに基づく信号が、受光部35c〜35fから出力される信号に混入する度合いが低減され、更に安定なTE信号を検出できるようになる。
By providing a light receiving portion 35g between the
(実施の形態5)
図10は、本発明に係る別の光情報装置の一例として、TE信号を生成するための信号処理部の構成を示している。本信号処理部を実施の形態1に示す光情報装置における信号処理部の代わりに用いることで、光情報装置を構成することができる。本信号処理部と実施の形態1に示す光情報装置における信号処理部の違いは、サンプルアンドホールド部809を設けたことである。
(Embodiment 5)
FIG. 10 shows a configuration of a signal processing unit for generating a TE signal as an example of another optical information device according to the present invention. By using this signal processing unit instead of the signal processing unit in the optical information device described in
図11は、情報記録面41bもしくは41cに記録されるデータと記録パワーの関係を模式的に示している。情報は、マーク列として、情報記録面41bもしくは41cに記録される。ここでは、マークは、マルチパルスで記録され、用いられるパワーレベルは、P1〜P3の3段階である。パワーレベルP1は、マークを形成する際の冷却に用いられ、ここでは0.6mWである。これは、情報記録面41bもしくは41cに記録された情報を再生する際に用いるパワーレベルと同程度である。パワーレベルP2は、消去のために用いられ、ここでは4.0mWである。パワーレベルP3は、マークの形成のために用いられ、ここでは10.0mWである。本実施の形態の光情報装置では、パワーレベルP1のタイミングのときの信号を、サンプルアンドホールド部809でサンプルアンドホールドし、TE信号を生成している。これは、光源1を、高周波重畳素子86により周波数400MHzの高周波で変調し、光源1から出射されるビーム70が複数の波長を有するようにしようとしても、パワーレベルが高くなるにつれて、次第に複数の波長を持たせることが困難になっていくためである。パワーレベルP1のタイミング、すなわちパワーレベルが低いタイミングのときのビームを用いてTE信号を生成することにより、情報を記録する際にも、干渉による明暗の分布の影響を軽減して、安定なTE信号を得ることが可能となる。
FIG. 11 schematically shows the relationship between the data recorded on the
(実施の形態6)
図12は、本発明に係る別の光情報装置の一例として、光情報装置を構成する光ピックアップヘッド装置402の構成を示している。光ピックアップヘッド装置402を実施の形態1に示す光情報装置における光ピックアップヘッド装置401の代わりに用いることで、光情報装置を構成することができる。光ピックアップヘッド装置402と実施の形態1に示す光情報装置における光ピックアップヘッド装置401との違いは、ビームスプリッタ87の代わりにビームスプリッタ88を、光検出器31〜32の代わりに光検出器36を用いていることである。ビームスプリッタ88は、2つの反射膜88aと88bを有する。反射膜88aは入射したビーム70を2つのビーム72とビーム74に分割する。ビーム72は反射膜88aを透過するビーム、ビーム74は反射膜88aを反射するビームである。ビーム72と74の光量比は1:9である。反射膜88aで反射されたビーム74は、反射膜88bで反射されて、光路が折り曲げられる。ビーム72と74は、それぞれ検出レンズ59と84、シリンドリカルレンズ57と85を透過した後、光検出器36で受光される。
(Embodiment 6)
FIG. 12 shows a configuration of an optical
図13は、光検出器36とビーム72a〜72c、74a〜74cの関係を模式的に示している。光検出器36は1つの半導体基板からなり、10の受光部36a〜36jを有し、それぞれ受光した光量に応じた信号I36a〜I36jを出力する。受光部36a〜36bはビーム74aを、受光部36c〜36dはビーム74bを、受光部36e〜36fはビーム74cを、受光部36g〜36jはビーム72aを、それぞれ受光する。すなわち、受光部36a〜36fは、光検出器32における受光部32a〜32f、受光部36g〜36jは、光検出器31における受光部31a〜31dにそれぞれ相当する。光検出器36を用いることにより、光検出器31と光検出器32を用いた場合と比較して光ピックアップヘッド装置の大きさを小さくすることができ、その分、小型の光情報装置を実現することができる。
FIG. 13 schematically shows the relationship between the
なお、以上に説明した実施の形態は一例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な形態を採り得る。無偏光の光学系を用いる等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能であることは言うまでもない。本発明の趣旨とは関係ないので、非点収差法以外のFE信号検出方式については説明しなかったが、本発明はFE信号の検出方式には何ら制約はなく、スポットサイズディテクション法、フーコー法、等通常のFE信号検出方式は全て用いることができる。レンズの焦点距離f1〜f4や開口数NAは特に制約はなく、必要に応じて、焦点距離は決めればよい。 The embodiment described above is an example, and various forms can be adopted without departing from the gist of the present invention. Needless to say, various modifications can be made without departing from the spirit of the present invention, such as using an unpolarized optical system. Since the FE signal detection method other than the astigmatism method has not been described because it is not related to the gist of the present invention, the present invention has no limitation on the FE signal detection method, and the spot size detection method, Foucault method is not limited. Any ordinary FE signal detection method such as method can be used. The focal lengths f1 to f4 and the numerical aperture NA of the lens are not particularly limited, and the focal length may be determined as necessary.
また、光記憶媒体41が情報記録面を2つ有する場合について説明したが、光記憶媒体が3つ以上の情報記録面を有している場合でも同様な効果が得られることは言うまでもない。勿論、光記憶媒体の表面等、他のビームを反射する面についても同様である。
Although the case where the
また、単純なプッシュプル法を用いてTE信号を検出する場合にも、本発明の同様な効果が得られる。 The same effect of the present invention can also be obtained when detecting a TE signal using a simple push-pull method.
本発明は、マーク及びスペースで情報を記録する光記憶媒体に対して情報の記録、再生もしくは消去を行う光ピックアップヘッド装置、及び光情報装置に関するもので、情報記録面を複数有する光記憶媒体を用いた場合でも、TE信号振幅の変動を低減し、情報を信頼性高く記録もしくは再生することができる光情報装置を実現できる。 The present invention relates to an optical pickup head device for recording, reproducing, or erasing information on an optical storage medium for recording information with marks and spaces, and an optical information device, and an optical storage medium having a plurality of information recording surfaces. Even when used, it is possible to realize an optical information device that can reduce fluctuations in TE signal amplitude and record or reproduce information with high reliability.
1 光源
4,401〜402 光ピックアップ
5 移送制御器
6 モータ
7 第1の制御手段
8 増幅器
9 第2の制御手段
10 復調手段
11 検出手段
12 システム制御手段
14 出力手段
30〜36 光検出器
30a〜30h,31a〜31d,32a〜32f,33a〜33j,34a〜34n,35a〜35h,36a〜36j 受光部
41 光記憶媒体
41 透明基板
41b,41c 情報記録面
52 偏光ビームスプリッタ
53 コリメートレンズ
54 4分の1波長板
55 アパーチャ
56 対物レンズ
57,85 シリンドリカルレンズ
58,83 回折格子
59,84 集光レンズ
70,70a〜70c,71a〜71c,72,72a〜72c,73a〜73c,74,74a〜74c,75a〜75c ビーム
81 凹レンズ
82 凸レンズ
86 高周波重畳素子
87,88 ビームスプリッタ
91〜93 アクチュエータ
801,804,806 差動演算部
802,803,807,813 加算部
805,810,812 可変利得増幅部
808 除算部
809 サンプルアンドホールド部
DESCRIPTION OF
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