JP4763951B2 - 機械的に調整されるタイムインジケータ - Google Patents
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Description
本発明は、特許請求の範囲に定義されるような機械的に調整されるタイムインジケータに関する。このタイムインジケータは特に腕時計に適している。
【0002】
本発明は、いわゆるツールビロンタイムインジケータのファミリに属する。そのようなタイムインジケータの従来のタイプは、1795年からブルゲー(Breguet)ツールビロンによって代表される。この装置において、バランス、その渦巻きスプリング及びそのエスケープメントは、回転ケージの内部に組み立てられ、回転ケージの回転速度は、60秒毎に1回転である。ケージはダブルベアリングギアのまわりに回転する。
【0003】
腕時計の開発において、ベアリングの数の減少が見られる。1892年からの英国特許第21421号は、1つの大きいベアリングに片持ちにされるツールビロンを記載する。1961年からのスイス特許第353679号には、ボールベアリング型のカンチレバーベアリング構造が記載され、ボールベアリングが、その時までに使用されていた厚くて滑らかなベアリングに取って代わっている。今日では、ボールベアリング型のカンチレバーベアリングが広く使われ、1977年から米国特許第4132061号による構造によって例示される。
【0004】
「Horlogeric Ancienne」1987年第2期第22号のページ64-71に発表されたAlbert H. Potterのツールビロンによって示されているように、回転速度は、1回転に60秒未満であることができる。
【0005】
それ以来、構造上の多数の変化が報告された。Reinhard Meisは「Das Tourbillion」(Caliway Verlag Munich)第2版(1993)において、このテーマの非常に良い概要を提供する。このように、文字盤側から見て、見えない或は見える状態で取り付けられるツールビロンを区別することができる。見えないようにするために、ツールビロンは、そのベースが文字盤側の上にあるように取り付けられる。見えるようにするために、ツールビロンは、ブリッジが文字盤側の上にあるように取り付けられる。
【0006】
多くの場合、ツールビロンが文字盤上の6時、12時の位置或は文字盤の中央に配置される。このように、6時或は12時の位置に配置されるツールビロンの作成は、Reinhard Meisによって「Das Tourbillion」(Caliway Verlag Munich)第2版(1993)に示されている。文字盤の中央における作成は、ツールビロンがタイムインジケータの中央棒の上に取り付けられることを意味し、その結果、比較的厚い構造になる。
【0007】
特に美的なツ−ルビロンは、フライングツールビロンという名前で知られている。このようなフライングツールビロンは、例えば、Alfred Helwigによって、「Drehganguhren」(Verlag der Deutsehen Uhrmncher-Zeitung, Berlin, 1927)に記載されている。このフライングツールビロンは、ケージをカバーする部品を有しない。文字盤側から見えて、ムーブメントを越えて突出するもう1つのフライングツールビロンは、Reinhard Meisによって、「Faszination der Uhrenteebnik」(ページ276、Laterna magica)に報告されている。
【0008】
全てのこれらのツールビロン構造は、不利点を示すことが知られており、この不利点は、時計のムーブメントから分離できない部品と理解されている。このため、ツールビロンの最終調節が手際のいるものであり、これらのカスタマイズ化(装飾、設計、振動数)は、不可能ではなくても、かなり難しいものである。
【0009】
本発明の1つの目的は、文字盤側から見えるバランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジケータの巧妙な構造を提供することである。本発明の更なる目的は、上記の不利点の解決手段を提供し、時計の組立て及び/又は調節の経済的且つフレキシブルなプロセスを記載することである。本発明の最終の目的は、腕時計用の特に美的でスリムなタイムインジケータを提供することである。
【0010】
上記の目的は、特許請求の範囲によって定義されるような本発明によって提供される。
【0011】
本発明はバランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジケータに関する。このフライングツールビロンは、文字盤側から見えて、コレットと共にケージを形成するバランスブリッジを含む。そのカンチレバーシングルベアリングは、上記のフライングツールビロンアセンブリを支持する。カンチレバーシングルベアリングはボールベアリングタイプである。フライングツールビロンアセンブリは、独立したツールビロンモジュールであり、ムーブメントの文字盤側から見えて、ムーブメントの他の側から分離できるように設計される。全ての部品は一緒に組み立てられることができ、ムーブメントから独立に調節されることができる。
【0012】
バランススプリングツールビロン型の従来の機械的に調整されるタイムインジケータと比較して、本発明は以下の利点を示す:
タイムインジケータがボールベアリング型のカンチレバーベアリングを備えることによって、より少ない部品を必要とする特にシンプルで強い構造を可能にする。
【0013】
タイムインジケータは、文字盤から見えて、ケージを重ねる部分を有しないように取り付けられる。これは、特に美的で、簡単に得ることができって、且つスリムな構造を可能にする。この構造は大きい及び小さい直径に適応する。
【0014】
タイムインジケータは、調整機構を支持するツールビロンモジュールを形成するツ−ルビロンコレットと、バランスブリッジと、キャノンと、ボールベアリングと、ツールビロンブリッジとのアセンブリを含み、上記調整機構は、振動バランス、パレットとパレットホイルとピニオンとを有するバランススプリング、及び内部歯付クラウンである。その全体はムーブメントから完全に分離可能であり、単独で組み立てられ、ムーブメントの外で調節されることができるという利点を有する。このツールビロンモジュールは、振動数、仕上げ又は調節の限りに、ムーブメントから独立している。
【0015】
好ましい実施例において、バランスブリッジ自身が、その形状及び/或は装飾によって、インジケータとして作用する。このようなバランスブリッジは、動く部品の最大の可視性を可能にする材料で作られることができる。このようなブリッジは、例えば、透明或は半透明の性質であり、インジケータとして宝石及び/或は貴金属及び/或は装飾が設けられる。
【0016】
本発明は、以下の図面をもって更に詳細に記述される。
【0017】
図1は、バランススプリングツ−ルビロン調整タイムインジケータの断面図である。この装置において、バランス、その渦巻きスプリング及びツ−ルビロンコレットは、1回転60秒の速度で回転する回転ケージの中に組み立てられる。ケージ全体は、ダブルベアリングギアのまわりに回転する。
【0018】
図2及び図3は、本発明の調整されるタイムインジケータの例示的な実施例の詳細の異なる図面である。図2は側面からの断面図であり、図3は上方からの図である。
【0019】
バランススプリング型タイムインジケータのこの例示的な実施例はフライングツールビロンに関する。この実施例は、バランス、バランススプリング及びエスケープメントを有する従来のオシレータを含み、例示のために、スイスパレットエスケープメントを用いて機能する。決してこの例示的な実施例に限定しない。この分野の通常技能を有する者は、本発明に基づいて、他のエスケープメントシステム、例えば、チェック或はデテントエスケープメントシステム、又は他の既知調整システムを有するフライングツールビロンを創作することができる。
【0020】
このオシレータは、ツールビロンケージの内部に取り付けられる。ツ−ルビロンケージはベアリングのまわりに回転する。ツールビロンは文字盤側15から見える。特に、文字盤側15の上に、ツールビロンケージは、ピラー3によってツールビロンコレット1に取り付けられたバランスブリッジにより形成される。よって、フライングツールビロンは、完全に見えて、ケージを重ねる部分を有しない。
【0021】
シングルベアリングは、カンチレバーボールベアリング構造である。底部の上に、自由に回転できるように、キャノン4が軸方向にボールベアリング5に保持されている。このボールベアリング5は、外部リングによって、ツ−ルビロンブリッジ6に取り付けられる。
【0022】
ツ−ルビロンコレット1は、最大の直径を有する部品であるため、時計の面における必要なスペースを画成する。このツールビロンコレット1は、ムーブメント13のラストホイル12と係合する歯を受ける。オシレータは、シャフト7によって、維持されるが、コレット1に取り付けられたキャノン4の中で駆動される第1の端部9とバランスブリッジ2の中で駆動される第2の端部8とを有する。これらの端部は、抗衝撃装置を含むことができる。スイスパレット型オシレータのムーブメントは、ツ−ルビロンコレット1に支持されるパレットホイルとパレットによって維持される。ツールビロンコレット1によって支持されているパレットとパレットホイルは、ツールビロンコレット1と共に、後者の軸のまわりに回転する。パレットホイルには、ツールビロンブリッジ6に取り付けられた内部歯付クラウン11と係合するピニオン10が配置されて、ツールビロンコレット1の運動によって、パレットホイルがその軸を中心に回転する。
【0023】
この例示的な実施例によれば、バランスはシングルベアリングに対して中心に置かれる。決してこの例示的実施例に限定しない。本発明を知る当業者は、ツールビロンケージの内部に偏心で配置されるバランスを有するフライングツールビロンを作ることができる。
【0024】
アセンブリツ−ルビロンコレット1と、バランスブリッジ2と、キャノン4と、ボールベアリング型ベアリング5と、ツールビロンブリッジ6とは、一体化されたモジュールを形成し、パレットとパレットホイルとピニオン10とを有するバランススプリングオシレータ及び内部歯付クラウン11である調整機構を支持する。全体はムーブメント13から完全に着脱可能なツールビロンモジュールである。
【0025】
ツールビロンモジュールは、ムーブメントの外で、単独で組み立てられ調節されることができるという利点を持つ。このツ−ルビロンモジュールは、振動数、装飾或は調節だけに関しては、ムーブメント13から独立している。ムーブメント13には、異なる振動数及び/或は異なる美的な創作のツールビロンモジュールを取り付けることができる。その結果、このようなツールビロンの組立て及びメンテナンスは特に簡単で、速くて、経済的でフレキシブルなものになる。特に、このツ−ルビロンモジュールは、最後に時計に取り付けることができる。よって、ツールビロンが比較的少ない在庫を有することが可能であり、フレキシブルな様態で顧客の希望を満たすことができ、時計のカスタマイズ化を可能にする。
【0026】
有利に、本発明によるフライングツールビロンは、6時或は12時の位置で文字盤側から見えるように、時計或は腕時計の文字盤側15の面に配置される。このフライングツールビロンは、その小さい厚さによって、文字盤に対して上がった状態でムーブメント13に配置されることができて、ツールビロン及びその部品が特によく見えるようになる。インジケータ針、例えば、小さい秒針用インジケータ針14は、バランスブリッジ2に取り付けられることができる。
【0027】
秒針の他に、又は秒針の代わりに、バランスブリッジ2自身が、その形状及び/或は関連装飾によって、インジケータとして作用することができる。このために、バランスブリッジが、例えば、透明或は半透明に作られる。インジケータとして宝石及び/或は貴金属及び/或は装飾が設けられることができる。本発明を知る当業者は、このようなインジケータの他の例を作ることができる。
【0028】
このツールビロンは、文字盤側15から見える。ツールビロンモジュールの全体の高さは、ツールビロンの表面が文字盤15の表面より高いが長針17と短針16のスウィープの下にあるように、変更することができる。
【0029】
ムーブメントのファミリとツールビロンモジュールのファミリとのコンパチビリティはインタフェースによって保証され、それによって、ツ−ルビロンモジュールの互換性が確実にされる。インタフェシェルエレメントは、ツールビロンコレット1が回転の特定速度、例えば、60秒/回転を維持することを確実にする。これは、インタフェシェルエレメントによって、例えば、ムーブメント13のラストホイル12と完全に連動するように、その噛み合せのジオメトリ、歯の数、形状及びムーブメント13における位置によって、提供される。逓減比(demultiplication ratio)は調節可能であるため、互換性を確実にすることができる。例えば、オシレータの振動数があるファクタによって減小される場合、ピニオン10の直径と内部歯付クラウン11の最初比率は同じファクタで増加しなければならない。
【0030】
図4、5と6は、本発明によるタイムインジケータのツールビロンのモジュール性をより詳細に図示する。
【0031】
図4は、本発明によるタイムインジケータ用フライングツールビロンモジュール20の例示的な実施例の概略斜視図である。ツ−ルビロンは、原則として、既に図2及び図3に示されているものと同様であり、第1の端部9及び第2の端部8を有するシャフト7の上に取り付けられたバランス21と、スプリング22と、ツ−ルビロンコレット1と、ピラー3と、バランスブリッジ2、キャノン4と、内部歯付クラウン11と、ボールベアリング型ベアリング5と、ピニオン10とを備える。ツールビロンはツールビロンブリッジ6の上に取り付けられる。この装置において、バランス21、そのバランススプリング22及びツールビロンコレット1は、ピラー3、バランスブリッジ2及びツールビロンコレット1によって形成される回転ケージの内部に組み立てられる。
【0032】
図5は、ムーブメント13の上に取り付けられた図4に図示されるようなツールビロンモジュール20を有するムーブメント13の底部或は背部(文字盤側に対する反対側)からの図面である。ツ−ルビロンモジュール或はそれよりむしろツ−ルビロンブリッジ6は、ネジ24によって、ムーブメント13の底部上に取り付けられる。それによって、ムーブメント13からツ−ルビロンモジュール20を分離するために、ただネジ24をゆるめて、モジュール20をムーブメント13から取り外すことだけが必要である。
【0033】
ツ−ルビロンコレット1は、ムーブメント13の凹部に配置されたラストホイル12と係合する歯を受ける。
【0034】
図6は、図5のD-D線に沿った詳細を示す断面図であって、図2に似ているが、ツールビロンのモジュール性及びそのムーブメント13内への延長部をより明白に示す。ツ−ルビロンブリッジ6は、ムーブメント13の底部或は背部に取り付けられ、ツールビロンモジュール20は、ムーブメント13の開口18の中へ、ムーブメント13の文字盤側15まで延びている。
【0035】
ボールベアリング型ベアリング5は、(図2で図示されるような)シャフト7の第1の端部9と同じレベルに配置されなく、回転モジュールの重心のレベルに向かって、シャフト7の第1の端部9から離れている。ベアリングのこの位置は、重心にできるだけ近く、衝撃に対してより対抗性のある配置を与える。
【0036】
図6は、ツ−ルビロンモジュール20をムーブメント13から取り外すために、他の構成部品を取り外す必要がないことを明らかに示す。よって、そのようなツ−ルビロンモジュールの組立て及びメンテナンスは特に簡単で、迅速で、経済的でフレキシブルなものになる。特に、このツールビロンモジュールは最後に時計に取り付けることができる。それは、ムーブメント13とツ−ルビロンモジュールは、完全に独立に製造され、組み立てられることができることを意味する。従って、ツ−ルビロンモジュールの在庫を比較的減らすことが可能であり、フレキシブルな様態で顧客の希望を満足することができ、時計のカスタマイズ化を可能にする。修理などの仕事が要求される場合、ツールビロンへのアクセスを得るために、ムーブメント全体を分解する必要がなく、ムーブメントからケースを分離する必要もない。ツ−ルビロンが文字盤側から見えるが、それを取り外すために、時計を背部から開いて、モジュールのネジを抜いて、ムーブメントからモジュールを外すことだけが必要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ツールビロン調整タイムインジケータの断面図である。
【図2】本発明による調整インジケータの例示的な実施例の詳細を示す断面側面図である。
【図3】図2の調整インジケータの例示的な実施例の詳細を示す平面図である。
【図4】本発明によるタイムインジケータ用ツールビロンモジュールの斜視図である。
【図5】図4のツールビロンモジュールを載せるムーブメントの背面図である。
【図6】図5のD−D線に沿った詳細の断面図である。
【符号の説明】
1:ツールビロンコレット、2:バランスブリッジ、4:キャノン、5:ボールベアリング型ベアリング、6:ツールビロンブリッジ、7:シャフト、8:第2の端部、9:第1の端部、10:ピニオン、
11:内部歯付クラウン、12:ラストホイル、13:ムーブメント、15:文字盤側、18:開口、20:ツールビロンモジュール、24:ネジ
Claims (10)
- ムーブメント(13)の文字盤側(15)から見えるバランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジケータであって、
前記バランススプリングフライングツールビロン型のタイムインジケータは、ボールベアリング型ベアリング(5)とツールビロンブリッジ(6)とを含む独立したツールビロンモジュール(20)として設計されており、前記ツールビロンブリッジ(6)により前記ムーブメント(13)に取り付けられ、前記ムーブメント(13)の背部側から直接アクセスが可能であり、前記ムーブメント(13)に前記ツールビロンモジュール(20)を結合する機械的接続を外すことにより、裏側から前記ムーブメント(13)と分離可能になり、
前記ツールビロンモジュール(20)は、前記ムーブメント(13)に対して前記ベアリング(5)の回転軸(7)の周りを回転するように構成されたツールビロンケージを備え、
前記ツールビロンケージの中で前記回転軸(7)に直交する面内で最大寸法を示すツールビロンケージ部品であるツールビロンコレット(1)を含むことを特徴とする、タイムインジケータ。 - ツールビロンモジュール(20)は、バランスブリッジ(2)と、キャノン(4)を更に含み、調整機構(10,11,21)を支持する一体化されたモジュールを形成することを特徴とする、請求項1に記載のタイムインジケータ。
- 前記バランスは、ツールビロンケージの内部に偏心(off-center)配置されていることを特徴とする、請求項1から2のいずれか一項に記載のタイムインジケータ。
- バランススプリングは、コレット(1)に取り付けられたキャノン(4)の中へ駆動される第1の端部(9)とバランスブリッジ(2)の中へ駆動される第2の端部(8)とを有するシャフト(7)によって、支えられることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載のタイムインジケータ。
- ボールベアリング型ベアリング(5)は、前記第1の端部(9)の面と、回転可能なモジュールの重心の面との間にある面に配置されることを特徴とする、請求項4に記載のタイムインジケータ。
- 上記の端部(8,9)は、緩衝装置を含むことを特徴とする、請求項4又は5に記載のタイムインジケータ。
- ツールビロンブリッジ(6)は、ネジ(24)によってムーブメント(13)の背部側に取付け可能であるように形成されて、その結果、ムーブメント(13)からツ−ルビロンモジュール(20)を分離するために、ネジ(24)をゆるめて、モジュール(20)をムーブメント(13)の外へ引くことだけが必要であることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のタイムインジケータ。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載のタイムインジケータを備え、前記タイムインジケータが配置可能な空間を画成するように、ムーブメント(13)の背部から文字盤側(15)まで拡がる開口(18)を備えることを特徴とする、時計用ムーブメント。
- バランススプリングフライングツールビロン型の時計の組立て及び/或は調節する方法であって、
ツールビロンモジュール(20)は、ツールビロンコレット(1)と、バランスブリッジ(2)と、キャノン(4)と、ボールベアリング型ベアリング(5)と、ツールビロンブリッジ(6)とを含み、これらの全てが、調整機構を支持する一体化されたモジュールを形成し、前記ツールビロンモジュール(20)は、ムーブメント(13)の背部側から前記ツールビロンブリッジ(6)を取り付けることによりムーブメント(13)に取り付けられ、前記ムーブメント(13)に前記ツールビロンモジュール(20)を結合する機械的接続を外すだけで、前記ムーブメント(13)から直接的に全体として分離できるように設計されており、前記ムーブメント(13)の外で、前記ツールビロンモジュール(20)の単独の組立て及び/或は前記モジュールの調節を可能にすることを特徴とする、組立て及び/或は調節する方法。 - ツールビロンモジュール(20)は、ムーブメント(13)の文字盤側(15)の反対側から、ムーブメント(13)に作られた開口(18)の中へ挿入されて、ツールビロンブリッジ(6)が、前記反対側でムーブメント(13)に取り付けられることを特徴とする、請求項9に記載の組立て及び/或は調節する方法。
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