JP4763549B2 - フレーム間予測処理装置、画像符号化装置、及び画像復号化装置 - Google Patents
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Description
この図56の上側では、画像上での16画素×16画素のマクロブロックの処理順を示している。符号化タイプがフレームのときは、同図左上側に示すように、フレーム内の16画素×16画素のマクロブロックが水平方向の並列順に処理されるので、それらの各マクロブロック内では、同図左下側に示すように、奇数ラインのデータと偶数ラインのデータとが交互に処理されることになる。また、符号化タイプがフィールドのときは、同図中央上側に示すように、トップ・フィールドのデータとボトム・フィールドのデータとが存在する。このため、同図中央下側に示すように、まずトップ・フィールドに対応する奇数ラインが順に処理された後、次のフィールド同期期間においてボトム・フィールドに対応する偶数マクロブロックラインが処理されることになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、画像処理を高速化するフレーム間予測処理装置を提供することにある。さらに、このフレーム間予測処理装置を具備する画像符号化装置と画像復号化装置を提供することを目的とする。
アドレス通知部2が、処理対象の画像がフレームのみまたはフィールドのみで構成されている非MBAFFか、動きベクトル検出単位・ペア毎にフレーム予測/フィールド予測を選択的に適用可能なMBAFFかを識別するMBAFF識別タイプと、画像における隣接する現処理対象動きベクトル検出単位・ペア毎に、現処理対象動きベクトル検出単位・ペアがフレームで構成されているかフィールドで構成されているかを識別するコーディングタイプとに基づいて、処理対象の画像がMBAFFであるとき、現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの境界の外部に存在する領域を参照して動き補償をする場合、現処理対象動きベクトル検出単位・ペアのコーディングタイプと領域の参照先のコーディングタイプとに応じて領域の参照先の動きベクトルが格納されているメモリのアドレスを通知する。
アドレス通知部2は、予測値算出部3からの動きベクトル検出単位指定により動作する。
H.264では、16×16の基本マクロブロックに加え、16×8、8×16、及び8×8の4種類のマクロブロックが選択可能となっている。さらに、8×8サイズのマクロブロックについては、8×8、8×4、4×8、4×4の4種類のサブブロック分割を指定することもできる。基本的なアルゴリズムは、符号化処理では、フレームを基本処理単位のマクロブロックに分割し、マクロブロックごとに、フレーム内の空間的冗長性を利用したフレーム内予測と、フレーム間の時間的冗長性を利用したフレーム間予測とを適宜切り替えて、入力画像の符号化を行う。復号化処理では、その逆動作が行われる。なお、H.264では、両方向の参照フレームを用いることができるが、以下では、片方向の場合で説明する。両方向の場合には、両方向のMVを格納するための領域が増えるが、処理は片方向と同様に行われる。
<第1の実施の形態>
図2は、実施の形態の画像符号化装置の構成を示したブロック図である。
図3は、実施の形態の画像復号化装置の構成を示したブロック図である。
画像復号化装置200は、エントロピー復号化部201、逆量子化逆直交変換部202、加算器203、現フレームバッファ204、フレーム内予測部205、予測モード選択部206、デブロッキングフィルタ207、フレームバッファ管理部208、過去のフレームバッファ209、及びフレーム間予測部210、を具備し、図2に示した画像符号化装置100が生成した画像圧縮符号化信号を復号する。
図4は、H.264におけるマクロブロックのブロックサイズを示した図である。なお、以下では、図4中紙面上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」という。また、図4中、点線の矢印は処理の順番を示している。
フレーム間予測部210は、対象マクロブロックと隣接マクロブロックのMVを格納するメモリ211、MVP生成部212、アドレス変換部213、MV生成部214、隣接MB[A]格納部215、及び隣接MB[BCD]格納部216を具備し、対象マクロブロックのMVを生成する。以下、現処理対象のマクロブロック部分(Part)をCu(Current Part)とする。処理対象のCuの隣接マクロブロックは、Cuの左隣を隣接MB[A]、真上を隣接MB[B]、右上を隣接MB[C]、及び左上を隣接MB[D]とする。また、隣接MB[BCD]は、隣接MB[B]、隣接MB[C]、及び隣接MB[D]をまとめて示す場合の表記とする。
MVP=Median(MVA,MVB,MVC) ・・・(1)
と表すことができる。なお、画面端などでMVCが存在しない場合、MVDを使用する。
Median(x,y,z)=x+y+z−Min(x,Min(y,z))
−Max(x,Max(y,z)) ・・・(2)
によって表すことができる。Min(x,y)は、小さい方の値をとることを表し、Max(x,y)は、大きい方の値をとることを表す。
MV生成部214は、MVP生成部212によって算出されたMVPと復号されたMVDとからMVを復元する。MVは、
MV=MVP+MVD ・・・(3)
によって算出することができる。算出されたMVは、この対象マクロブロックに対応するメモリ211内の代表MV格納領域に書き込む。
<フレーム構成>
フレーム構成と、メモリ211内のMV格納領域について説明する。
フレーム300は、基本マクロブロックであるMB(16×16)301に分割されてフレーム間予測処理が行われる。マクロブロックのブロックサイズは、必要に応じて可変に設定することもできる。
SB0(441)は、隣接マクロブロックから読み出したMVに基づいてMV0を生成し、SB0(441)の左上のb0(442)に格納する。SB1−0(451)は、隣接マクロブロックから読み出したMVに基づいてMV1を生成し、SB1−0の左上のb4(452)に格納する。SB1−1(453)も同様にしてMV2を生成し、SB1−1(453)の左上のb6(454)に格納する。SB2−0(461)について生成されるMV3は、b8(462)に格納され、SB2−1(463)について生成されるMV4は、b9(464)に格納される。
最小単位のサブマクロブロックで構成されるSB3−0(471)、SB3−1(472)、SB3−2(473)、及びSB3−3(474)について生成されたMVは、それぞれのサブマクロブロック(b12,b13,b14,b15)に格納される。
アドレス変換部213では、MVP生成部212が指示した隣接マクロブロックの代表MV格納領域を指示するアドレスに変換し、MVP生成部212へアドレスを通知する。MVP生成部212からは、参照する隣接マクロブロック(4×4)を指示する情報が入力される。たとえば、16×16の基本マクロブロックは、識別番号が付与されており、その識別番号と図7に示したb0からb15のブロック番号などから隣接マクロブロックを指示する指示情報を生成し、アドレス変換部213へ引き渡す。アドレス変換部213では、指定された隣接マクロブロックのMBサイズ及びサブMBサイズと、代表MV格納領域とを対応付けたアドレス変換テーブルを用意しておき、アドレス変換テーブルに基づいてアドレスを導出する。
図15に示した隣接マクロブロックがMB(8×16)であって、MB(16×16)範囲の左上に位置する場合は、b0,b1,b2,b3,b8,b9,b10,b11が指定される。図10に示したように、代表MV格納領域は、b0に相当するMV格納領域であるので、そこを指示するアドレスに変換し、MVP生成部212へ通知する。また、MB(16×8)の場合と同様に、隣接マクロブロックが8×16で、上記以外のb4,b5,b6,b7,b12,b13,b14,b15が指定された場合は、代表MV格納領域は、図10に示したように、b4に対応するMV格納領域になる。
図16は、本発明の実施の形態における隣接マクロブロックMB[A]のMV格納処理を示した図である。
Cu501は、隣接MB[BCD](N0,N1,N2,N3,N4,N5)を参照する現処理マクロブロックである。マクロブロック503,504,505は、既にMV生成処理が終了したマクロブロックである。隣接MB[BCD]格納部216は、たとえば、マクロブロック503のMV生成処理によって生成された代表MVを読み出し、隣接MB[BCD](N1,N2,N3,N4)に格納する。N0は、マクロブロック504のMV生成処理後に、N5は、マクロブロック505のMV生成処理後に、同様に代表MVが設定される。このとき、垂直方向に代表MVが複数存在する場合、最も下に位置するマクロブロックの代表MVを選択し、隣接MB[BCD]に格納する。たとえば、16×8のマクロブロックが上下に並ぶ場合、N1に対応するマクロブロックb0とb8に対応するMV格納領域に、それぞれの代表MVが格納されている。この場合、b8に対応する代表MVが選択され、N1に格納される。
図18から図20は、本発明の実施の形態の隣接MBの代表MV格納領域を示している。
MV生成対象のマクロブロックが、MB(16×16)510の場合、代表MV0は、b0に格納される。隣接MB[A]格納部215では、b0に格納される代表MV0を読み出し、b0を水平移動した位置に対応するMB[A]のA0(511)に格納する。また、隣接MB[BCD]格納部216では、b0に格納される代表MV0を、b0を垂直移動した位置に対応するMB[BCD]のN1(512)に格納する。
MV生成対象のマクロブロックが、MB(16×8)520の場合、2つの代表MVが生成され、代表MV0はb0、代表MV8はb8に格納される。隣接MB[A]格納部215では、b0に格納される代表MV0を読み出し、b0を水平移動した位置に対応するMB[A]のA0(521)に格納するとともに、同様にして、MV8をA2(522)に格納する。また、隣接MB[BCD]格納部216では、2つの代表MVのうち、下に位置するb8に格納される代表MV8を、b0を垂直移動した位置に対応するMB[BCD]のN1(523)に格納する。
MV生成対象のマクロブロックが、MB(8×16)530の場合、2つの代表MVが生成され、代表MV0はb0、代表MV4はb4に格納される。隣接MB[A]格納部215では、b0とb4のうち、右側に格納されるb4の代表MV4を読み出し、b4を水平移動した位置に対応するMB[A]のA0(531)に格納する。また、隣接MB[BCD]格納部216では、b0に格納されるMV0を、b0を垂直移動した位置に対応するMB[BCD]のN1(532)に格納し、b4に格納されるMV4を、b4を垂直移動した位置に対応するMB[BCD]のN3(533)に格納する。
MV生成対象のマクロブロックが、MB(8×8)540の場合、4つの代表MVが生成され、代表MV0はb0、代表MV4はb4、代表MV8はb8、そして代表MV12はb12に格納される。隣接MB[A]格納部215では、b0とb4のうち、右側に位置するb4の代表MV4を読み出し、A0(541)に格納する。また、b8とb12のうち、右側に位置するb12の代表MV12を選択し、A2(542)に格納する。隣接MB[BCD]格納部216では、b0とb8のうち、下に位置するb8を選択し、その代表MV8を、MB[BCD]のN1(543)に格納する。また、b4とb12のうち、b12を選択し、MB[BCD]のN3(544)に格納する。
MV生成対象のマクロブロックが、サブMB(4×4)550の場合、MV0からMV15の16の代表MVが生成される。代表MVは、それぞれ対応するブロック番号に格納される。隣接MB[A]格納部215では、代表MVのうち、最も右側に位置するMV5,MV7,MV13,MV15を選択し、それぞれMB[A]のA0,A1,A2,A3に格納する。隣接MB[BCD]格納部216では、代表MVのうち、下に位置するMV10,MV11,MV14,MV15を選択し、MB[BCD]のN1,N2,N3,N4に格納する。なお、詳細は省略するが、MB(8×4),MB(4×8)についても同様の処理が行われる。
次に、MVP生成部212が、隣接MB[A]または隣接MB[BCD]に格納される外部のMVを参照する場合について説明する。
図23及び図24は、本発明の実施の形態の隣接MB[BCD]格納領域を参照する場合のアドレス変換テーブルの機能を示した図である。図23は、隣接MB[BCD]のMVを生成した隣接マクロブロックが、MB(16×16)、MB(16×8)、MB(8×16)、及びMB(8×8)の場合を示した図である。図24は、隣接MB[BCD]のMVを生成した隣接マクロブロックが、サブMB(8×4)、サブMB(4×8)、及びサブMB(4×4)の場合を示した図である。
<フィールド構成>
処理対象の画像がフィールド構成である場合についてもトップ・フィールド、ボトム・フィールドに対応するライン毎に前述した処理を行うことで、本発明をフレーム構成に適用した場合と同様の効果が得られる。
次に、第2の実施の形態の画像復号化装置200のフレーム間予測部210における動きベクトルの復号化について説明する。
第2の実施の形態の画像復号化装置は、MBAFFに対応する点で第1の実施の形態の画像復号化装置と異なっている。
図25は、MV格納領域とフレーム構成との関係を示した図であり、図25(a)は、トップ側のMV格納領域とフレーム構成との関係を示した図であり、図25(b)は、ボトム側のMV格納領域とフレーム構成との関係を示した図である。
本実施の形態のメモリ211は、Cu310a、310b内のMVを格納するブロック内データ格納領域と、隣接MB[A]320のMVと、隣接MB[BCD]331a,331b,332a,332bのMVとを格納する隣接ブロックデータ格納領域とを有する。
隣接MB[BCD]格納部216では、Cu310a,310bのMV生成処理が終了すると、Cu310a,310bに関するMVが格納されるMV格納領域の最下段のサブMB(4×4)を隣接MB[BCD]332に格納する。
図26において、まず、Cu310aのサブMB(4×4)(T5,T7,T13,T15)と、サブMB(4×4)(T10,T11,T14,T15)とを取り出し、MV格納領域に確保する(ステップS1)。
図27は、MBAFFの隣接MB[A]及び隣接MB[BCD]の位置を示す図である。なお、図27中、たとえば「A(top)」は、隣接MB[A]となる隣接マクロブロック・ペアのトップ側を示し、「A(bot)」は、ボトム側を示している。
図28〜図31は、隣接MB[BCD]の位置を示す図である。
図28は、対象マクロブロック・ペアと参照する隣接マクロブロック・ペアとがともにフレーム・ペアである場合を示す図である。この場合において図28(a)は、対象マクロブロック・ペアのトップ側における隣接MB[BCD]用位置の条件を示す図であり、図28(b)は、対象マクロブロック・ペアのボトム側における隣接MB[BCD]用位置の条件を示す図である。
図31は、対象マクロブロック・ペアがフィールド・ペアであり、参照する隣接マクロブロック・ペアがフレーム・ペアである場合を示す図である。この場合において図31(a)は、対象マクロブロック・ペアのトップ側における隣接MB[BCD]用位置の条件を示す図であり、図31(b)は、対象マクロブロック・ペアのボトム側における隣接MB[BCD]用位置の条件を示す図である。
図32(a)、及び図32(b)に示すように、対象マクロブロック・ペア、参照する隣接マクロブロック・ペアがそれぞれフレーム・ペア同士またはフィールド・ペア同士である場合は、第1の実施の形態と同様の対応関係になる。
図33(a)、及び図33(b)に示すように、対象マクロブロック・ペア、参照する隣接マクロブロック・ペアがそれぞれフレーム・ペア同士またはフィールド・ペア同士である場合は、第1の実施の形態と同様の対応関係になる。
なお、内部のMVを参照する場合については、第1の実施の形態と同様であるため、以下では外部のMVを参照する場合について説明する。
第2の実施の形態のアドレス変換部213aは、内部のMVを参照する場合において用いるCuMB内参照変換テーブルTa1と、非MBAFFにおいて参照するMVがCu外にある場合において用いるCuMB外参照非MBAFF用変換テーブルTa2と、MBAFFにおいて参照するMVがCu外にある場合において用いるCuMB外参照MBAFF用変換テーブルTa3とを有している。
アドレス変換部213aは、MBAFFにおいても、非MBAFFの場合と同様に処理を行う。具体的には、まず、図35(a)に示すように、隣接MB[A]、隣接MB[B]、隣接MB[C]、及び隣接MB[D]の周辺位置をサブMB(4×4)にて考慮し、次に図35(b)に示すように、周辺の分割を考慮し、次に図35(c)に示すように管理されているアドレスを考慮して、代表MV格納領域から代表MVを指示するアドレスに変換し、MVP生成部212へ通知する。但し、MBAFFでは、対象マクロブロック・ペアの上側、及び左側に隣接するマクロブロック・ペアの組み合わせによって、周辺位置の取り方が非MBAFFとは異なる場合が存在する。
図36、及び図37は、対象マクロブロックおよび左隣接マクロブロックが、それぞれフレームである場合の隣接MBの位置を示す図である。なお、図36において、1つの図に画像600の符号を付し、他の図においては符号を省略している(図37〜図47についても同様)。また、図37の画像600中、塗りつぶしパターンの部分は、フレームにおける偶数ラインを示しており、偶数ラインに挟まれた部分は奇数ラインを示している。また、図36中、対象マクロブロックのサブMB(4×4)内の斜線部は、ラインの位置を示している(図37〜図47についても同様)。
たとえば図40(b)の場合、対象マクロブロック(フレーム)の5ライン目に対応するサブMB(4×4)の左隣接マクロブロック(フィールド)の隣接MB[A]の位置は、奇数ラインの3ライン目であるため、隣接MB[A]として、このラインに属するサブMB(4×4)(AT5)のMVを読み出す。また、対象マクロブロックの5ライン目に対応する左隣接マクロブロックの隣接MB[D]の位置は、偶数ラインの2ライン目であるため、隣接MB[D]として、このラインに属するサブMB(4×4)(AB5)のMVを読み出す。図41についても同様である。
考え方としては図40、及び図41と同様の考え方となる。たとえば図42(b)の場合、対象マクロブロック(フィールド)の5ライン目(奇数ラインの5ライン目)のサブMB(4×4)に対応する左隣接マクロブロック(フレーム)の隣接MB[A]の位置は、対象マクロブロックの上から数えて9ライン目であるため、隣接MB[A]として、このラインに属するサブMB(4×4)(AT13)のMVを読み出す。また、対象マクロブロック(フィールド)の4ライン目(奇数ラインの4ライン目)に対応するフィールドの隣接MB[D]の位置は、対象マクロブロックの上から数えて7ライン目であるため、隣接MB[D]として、このラインに属するサブMB(4×4)(AT7)のMVを読み出す。図43についても同様である。
たとえば図44(a)に示す場合は、隣接MB[B]503bのサブMB(4×4)(BB10)、隣接MB[B]503bのサブMB(4×4)(BB11)、及び隣接MB[D]504bのサブMB(4×4)(DB15)のMVを読み出し、式(1)に基づいてMVPを算出する。そして、MVPと、復号されたMVDを用いて、式(3)によりMVを生成する。
この場合も図44に示す位置と同様である。
図46(a)の場合、すなわちCuがトップ・フィールドに存在する場合については、隣接MB[B]503bのサブMB(4×4)(BB10)、隣接MB[B]503bのサブMB(4×4)(BB11)、及び隣接MB[D]504aのサブMB(4×4)(DB15)のMVを読み出す。
図47(a)の場合、すなわちCuがトップ・フィールドに存在する場合については、隣接MB[B]503aのサブMB(4×4)(BT10)、隣接MB[B]503aのサブMB(4×4)(BT11)、及び隣接MB[D]504aのサブMB(4×4)(DT15)のMVを読み出す。
図48、及び図49は、MB(4×4)の場合の対象マクロブロック・ペア、上隣接マクロブロック、及び左隣接マクロブロックがともにフレーム・ペアである場合の隣接MBの位置を示す図であり、図50、及び図51は、MB(4×4)の場合の対象マクロブロック・ペア、上隣接マクロブロック、及び左隣接マクロブロックがともにフィールド・ペアである場合の隣接MBの位置を示す図であり、図52、及び図53は、MB(4×4)の場合の対象マクロブロック・ペアがフレーム・ペアであり、上隣接マクロブロック、及び左隣接マクロブロックがともにフィールド・ペアである場合の隣接MBの位置を示す図であり、図54、及び図55は、MB(4×4)の場合の対象マクロブロック・ペアがフィールド・ペアであり、上隣接マクロブロック、及び左隣接マクロブロックがともにフレーム・ペアである場合の隣接MBの位置を示す図である。
そして、第2の実施の形態の画像復号化装置200によれば、MBAFFで参照するMVがCu外にある場合(隣接MB[A]、及び隣接MB[BCD]が対象マクロブロック外を指定する場合)、MBFIELDフラグと、周辺MB判別用フラグと、Top/Bottomフラグとに基づいて、CuMB外参照MBAFF用変換テーブルTa3を使用して処理を行うことによりMVの探索を、非MBAFFと同じ時間で行うことができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、フレーム間予測処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、たとえば、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどが挙げられる。磁気記録装置としては、たとえば、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどが挙げられる。光ディスクとしては、たとえば、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などが挙げられる。光磁気記録媒体としては、たとえば、MO(Magneto-Optical disk)などが挙げられる。
2 アドレス通知部
3 予測値算出部
100 画像符号化装置
104、210 フレーム間予測部
200 画像復号化装置
211 メモリ
212 MVP生成部
213、213a アドレス変換部
214 MV生成部
215 隣接MB[A]格納部
216 隣接MB[BCD]格納部
310、310a、310b Cu
Ta1 CuMB内参照変換テーブル
Ta2 CuMB外参照非MBAFF用変換テーブル
Ta3 CuMB外参照MBAFF用変換テーブル
Claims (9)
- 動画像を所定の領域に分割した動きベクトル検出単位を用いてフレーム間予測処理を行うフレーム間予測処理装置において、
処理対象の画像がフレームのみまたはフィールドのみで構成されている非MBAFF(Macro Block Adaptive Field/Frame)か、前記動きベクトル検出単位・ペア毎にフレーム予測/フィールド予測を選択的に適用可能なMBAFFかを識別するMBAFF識別タイプと、前記画像における隣接する現処理対象動きベクトル検出単位・ペア毎に、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアがフレームで構成されているかフィールドで構成されているかを識別するコーディングタイプとに基づいて、前記処理対象の画像が前記MBAFFであるとき、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの境界の外部に存在する領域を参照して動き補償をする場合、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの前記コーディングタイプと前記領域の前記参照先の前記コーディングタイプとに応じて前記領域の前記参照先の動きベクトルが格納されているメモリのアドレスを通知するアドレス通知部と、
通知された前記アドレスに基づいて、前記メモリの前記参照先の前記動きベクトルを読み出し、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの各現処理対象動きベクトル検出単位の動きベクトル予測値を算出する予測値算出部と、
を有し、
前記動きベクトルは、必要に応じて所定のブロックサイズに設定される前記動きベクトル検出単位毎に生成され、
前記動きベクトルを格納する動きベクトル格納領域が、前記動きベクトル検出単位の最小単位に応じて用意され、前記メモリを構成する参照画像記憶部と、
現処理以降の前記動きベクトル検出単位・ペアの処理で参照され、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアに隣接する隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを格納する参照画像格納部と、をさらに有し、
前記アドレス通知部は、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位の前記動きベクトルが格納される前記参照画像記憶部のアドレスを、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位のブロックサイズに基づいて算出して前記予測値算出部に通知し、
前記予測値算出部は、前記アドレス通知部に対して前記各現処理対象動きベクトル検出単位のフレーム間予測で参照する前記隣接動きベクトル検出単位を指示して前記隣接動きベクトル検出単位について生成された前記動きベクトルが格納されるアドレスを取得し、取得した前記アドレスに基づいて前記参照画像記憶部より前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを読み出し、前記各現処理対象動きベクトル検出単位の動きベクトル予測値を算出し、
前記参照画像格納部は、前記動きベクトル予測値の算出のために参照される前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを、前記隣接動きベクトル検出単位に対応する前記動きベクトル格納領域の所定の領域に格納することを特徴とするフレーム間予測処理装置。 - 前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアがフィールドで構成されている場合、前記アドレス通知部は、さらに前記現処理対象動きベクトル検出単位の位置がトップ・フィールド側かボトム・フィールド側かを識別するフィールド識別タイプに基づいて、前記領域の前記参照先の前記動きベクトルが格納されている前記メモリのアドレスを通知することを特徴とする請求項1記載のフレーム間予測処理装置。
- 前記アドレス通知部は、前記非MBAFFであるときであり、かつ、前記現処理対象動きベクトル検出単位の境界の外部に存在する領域を参照して動き補償をする場合においても、前記領域の前記参照先の前記動きベクトルが格納されている前記メモリのアドレスを通知する機能を有することを特徴とする請求項1記載のフレーム間予測処理装置。
- 前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアに対応する前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトル格納領域が前記参照画像記憶部に用意されることを特徴とする請求項1記載のフレーム間予測処理装置。
- 前記アドレス通知部は、前記隣接動きベクトル検出単位のブロックサイズ及び前記隣接動きベクトル検出単位の指定と、前記動きベクトルが格納される前記参照画像記憶部のアドレスとを対応付けた変換テーブルを有し、前記変換テーブルに基づいて前記予測値算出部からの入力情報を前記アドレスに変換することを特徴とする請求項1記載のフレーム間予測処理装置。
- 前記参照画像記憶部は、前記現処理対象動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを格納するブロック内データ格納領域と、前記現処理対象動きベクトル検出単位に隣接する他の動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを格納する隣接ブロックデータ格納領域とを有し、
前記参照画像格納部は、次の動きベクトル検出単位に処理対象が移行するまでに、前記現処理対象の前記動きベクトルを、前記現処理対象動きベクトル検出単位に対応する前記隣接ブロックデータ格納領域に格納することを特徴とする請求項1記載のフレーム間予測処理装置。 - 前記アドレス通知部は、
前記隣接動きベクトル検出単位のブロックサイズ及び前記隣接動きベクトル検出単位の指定と、前記動きベクトルが格納される前記ブロック内データ格納領域のアドレスとを対応付けた第1の変換テーブルと、
前記非MBAFF時に前記隣接動きベクトル検出単位のブロックサイズ及び前記隣接動きベクトル検出単位の指定と、前記隣接ブロックデータ格納領域のアドレスとを対応付けた第2の変換テーブルと、
前記MBAFF時に前記隣接動きベクトル検出単位のブロックサイズ及び前記隣接動きベクトル検出単位の指定と、前記隣接ブロックデータ格納領域のアドレスとを対応付けた第3の変換テーブルとを有し、
前記各変換テーブルに基づいて前記予測値算出部からの入力情報を前記アドレスに変換することを特徴とする請求項6記載のフレーム間予測処理装置。 - 基本処理単位の動きベクトル検出単位毎に、入力画像について所定の参照画像からの動き補償を行って生成した予測誤差を圧縮符号化する画像符号化装置において、
処理対象の画像がフレームのみまたはフィールドのみで構成されている非MBAFF(Macro Block Adaptive Field/Frame)か、動きベクトル検出単位・ペア毎にフレーム予測/フィールド予測を選択的に適用可能なMBAFFかを識別するMBAFF識別タイプと、前記画像における隣接する現処理対象動きベクトル検出単位・ペア毎に、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアがフレームで構成されているかフィールドで構成されているかを識別するコーディングタイプとに基づいて、
前記処理対象の画像が前記MBAFFであるとき、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの境界の外部に存在する領域を参照して動き補償をする場合、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの前記コーディングタイプと前記領域の前記参照先の前記コーディングタイプとに応じて前記領域の前記参照先の動きベクトルが格納されているメモリのアドレスを通知するアドレス通知部と、
通知された前記アドレスに基づいて、前記メモリの前記参照先の前記動きベクトルを読み出し、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの各現処理対象動きベクトル検出単位の前記動きベクトル予測値を算出し、算出した前記各現処理対象動きベクトル検出単位の前記動きベクトル予測値と、前記各現処理対象動きベクトル検出単位について検出された前記動きベクトルとの予測差分値を算出して符号化対象とするフレーム間予測処理部と、
を有し、
前記動きベクトルは、必要に応じて所定のブロックサイズに設定される前記動きベクトル検出単位毎に生成され、
前記動きベクトルを格納する動きベクトル格納領域が、前記動きベクトル検出単位の最小単位に応じて用意され、前記メモリを構成する参照画像記憶部と、
現処理以降の前記動きベクトル検出単位・ペアの処理で参照され、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアに隣接する隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを格納する参照画像格納部と、をさらに有し、
前記アドレス通知部は、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位の前記動きベクトルが格納される前記参照画像記憶部のアドレスを、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位のブロックサイズに基づいて算出して前記フレーム間予測処理部に通知し、
前記フレーム間予測処理部は、前記アドレス通知部に対して前記各現処理対象動きベクトル検出単位のフレーム間予測で参照する前記隣接動きベクトル検出単位を指示して前記隣接動きベクトル検出単位について生成された前記動きベクトルが格納されるアドレスを取得し、取得した前記アドレスに基づいて前記参照画像記憶部より前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを読み出し、前記各現処理対象動きベクトル検出単位の動きベクトル予測値を算出し、
前記参照画像格納部は、前記動きベクトル予測値の算出のために参照される前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを、前記隣接動きベクトル検出単位に対応する前記動きベクトル格納領域の所定の領域に格納することを特徴とする画像符号化装置。 - 基本処理単位の動きベクトル検出単位毎に、入力画像について所定の参照画像からの動き補償を行って生成した予測誤差を圧縮符号化した画像符号化信号を入力し、元の動画像を復元する画像復号化装置において、
処理対象の画像がフレームのみまたはフィールドのみで構成されている非MBAFF(Macro Block Adaptive Field/Frame)か、動きベクトル検出単位・ペア毎にフレーム予測/フィールド予測を選択的に適用可能なMBAFFかを識別するMBAFF識別タイプと、前記画像における隣接する現処理対象動きベクトル検出単位・ペア毎に、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアがフレームで構成されているかフィールドで構成されているかを識別するコーディングタイプとに基づいて、
前記処理対象の画像が前記MBAFFであるとき、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの境界の外部に存在する領域を参照して動き補償をする場合、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの前記コーディングタイプと前記領域の前記参照先の前記コーディングタイプとに応じて前記領域の前記参照先の動きベクトルが格納されているメモリのアドレスを通知するアドレス通知部と、
通知された前記アドレスに基づいて、前記メモリの前記参照先の前記動きベクトルを読み出し、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアの各現処理対象動きベクトル検出単位の動きベクトル予測値を算出し、算出した前記各現処理対象動きベクトル検出単位の前記動きベクトル予測値と復号化された予測差分値とを用いて前記各現処理対象動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを復号化するフレーム間予測部と、
を有し、
前記動きベクトルは、必要に応じて所定のブロックサイズに設定される前記動きベクトル検出単位毎に生成され、
前記動きベクトルを格納する動きベクトル格納領域が、前記動きベクトル検出単位の最小単位に応じて用意され、前記メモリを構成する参照画像記憶部と、
現処理以降の前記動きベクトル検出単位・ペアの処理で参照され、前記現処理対象動きベクトル検出単位・ペアに隣接する隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを格納する参照画像格納部と、をさらに有し、
前記アドレス通知部は、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位の前記動きベクトルが格納される前記参照画像記憶部のアドレスを、前記領域の前記参照先の前記動きベクトル検出単位のブロックサイズに基づいて算出して前記フレーム間予測処理部に通知し、
前記フレーム間予測処理部は、前記アドレス通知部に対して前記各現処理対象動きベクトル検出単位のフレーム間予測で参照する前記隣接動きベクトル検出単位を指示して前記隣接動きベクトル検出単位について生成された前記動きベクトルが格納されるアドレスを取得し、取得した前記アドレスに基づいて前記参照画像記憶部より前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを読み出し、前記各現処理対象動きベクトル検出単位の動きベクトル予測値を算出し、
前記参照画像格納部は、前記動きベクトル予測値の算出のために参照される前記隣接動きベクトル検出単位の前記動きベクトルを、前記隣接動きベクトル検出単位に対応する前記動きベクトル格納領域の所定の領域に格納することを特徴とする画像復号化装置。
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