[go: up one dir, main page]

JP4762508B2 - 物理量検知センサ及びセンシング装置 - Google Patents

物理量検知センサ及びセンシング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4762508B2
JP4762508B2 JP2004196968A JP2004196968A JP4762508B2 JP 4762508 B2 JP4762508 B2 JP 4762508B2 JP 2004196968 A JP2004196968 A JP 2004196968A JP 2004196968 A JP2004196968 A JP 2004196968A JP 4762508 B2 JP4762508 B2 JP 4762508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
permeable
sensor
oxygen concentration
photocatalyst layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004196968A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006017627A (ja
Inventor
正樹 出雲
浩一 宮崎
哲郎 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2004196968A priority Critical patent/JP4762508B2/ja
Publication of JP2006017627A publication Critical patent/JP2006017627A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4762508B2 publication Critical patent/JP4762508B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Description

本発明は、物理量検知センサ及びセンシング装置に関し、より詳しくは、溶存酸素濃度、気中酸素濃度、pH、圧力などをセンシングする際に用いられる物理量検知センサ及びセンシング装置に関する。
従来、水中の溶存酸素濃度、pHなどをセンサにより測定するセンシングシステムでは、汚れによるセンサの測定精度の劣化を防止するために、センサを回転ブラシにより洗浄したり、或いは、センサを揺動することで汚れの付着を防止している。
しかし、回転ブラシによる洗浄では、センサ構造が大型化したり、ブラシにゴミがつまったり、回転用消費電力が大きい等の問題があった。
また、センサを揺動して汚れを防止する場合に、センサを機械的に揺動する構造を採用すれば、システムが大型化するだけでなく消費電力が大きい。これに対して、水の流れによりセンサを揺動する構造を採用すれば、システムの大型化、消費電力の増加は避けられるが、水の流れが緩い場合には十分な汚染防止効果が得られないという問題がある。
ところで、測定対象である液を流すために設けられた流路の内面の汚染を防止する技術として光触媒を使うことが下記の特許文献1に開示されている。
例えば図15に示すように、流路111の一面に光触媒層110が形成されていて、その流路111内を通して紫外光が照射される。その紫外光は、光触媒110と、流路111の上を覆うガラス112の反射面112aを多重反射する。この場合、ガラス112の上方にLED113及びフォトダイオード114が取り付けられている。
しかし、そのような構造では流路111内を通して紫外光を光触媒層110に照射する構造となっているので、流路111内を流れる液の透明度が低下するにつれて紫外光が減衰され、これにより光触媒層110への紫外光照射量が低減して十分な洗浄効果が得られなくなる。
特開2000−61447号公報
本発明は、汚れの付着を防止することができる物理量検知センサ及びセンシング装置を提供することを目的とする。
この発明の第1の態様は、センサ設置領域に取り付けられて溶存酸素濃度を測定するセンサヘッドと、前記センサヘッドのケーシングの底部に設置された酸素透過性光透過膜と、前記酸素透過性光透過膜の被測定雰囲気側に形成された光触媒層と、前記酸素透過性光透過膜の前記センサヘッド内側に設置された、前記光触媒層に光を照射するための光ファイバであって、その先端面が前記酸素透過性光透過膜の上面に接触して固定されている光ファイバと、を有することを特徴とする溶存酸素濃度センサである。
この発明の第2の態様は、センサ設置領域に取り付けられて溶存酸素濃度を測定するセンサヘッドと、前記センサヘッドのケーシングの底部に設置された酸素透過性光透過膜と、前記酸素透過性光透過膜の被測定雰囲気側に形成された光触媒層と、前記酸素透過性光透過膜の前記センサヘッド内側に設置された、前記光触媒層に光を照射するための光源に光結合されたファイバであって、その先端面が前記酸素透過性光透過膜の上面に接触して固定されている光ファイバとを備えたセンサと、前記センサから出力されたデータを処理するためのデータ処理部とを有することを特徴とする溶存酸素濃度センシング装置である。
上述したように、本発明の物理量検知センサ及びセンシング装置によれば、センサの検知面に光触媒層を形成し、さらに、光ファイバ、発光素子等の光素子からセンサに光を照射するようにしている。
従って、センサの検知面上で光触媒作用による洗浄効果を生じさせ、外部環境による影響を受け難くしてセンサでの汚れの付着を防止することができる。
以下に、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を示す物理量検知センサの上面図、図2は、その物理量検知センサの横断面図である。
図1、図2において、センサユニット1は、上蓋2と下蓋3によって上下が密閉される円筒状の筐体4と、筐体4内で下蓋3の上に取り付けられた電子回路基板5と、下蓋3上に取り付けられた発光素子6及び光分岐ユニット7と、下蓋3のほぼ中央に取り付けられた酸素濃度検知用のセンサヘッド8とを有している。上蓋2及び下蓋3及び筐体4は、耐腐食性材料等で構成され、例えばステンレスが好ましい。
光分岐ユニット7は、例えば入射光と出射光とを分離する機能を持つN端子(N≧3の正数)の非相反光デバイスであって、筐体4の側面を貫通して気密状態で取り付けられた光ケーブル9の一端から引き出される第1の光ファイバ10が接続される第1入出力ポートと、発光素子6の光出力面に光結合された第2の光ファイバ11が接続される第2入出力ポートと、電子回路基板5の発電回路12に引き出される第3の光ファイバ13が接続される第3入出力ポート、その他の入出力ポートを有する。
電子回路基板5において、発電回路12は、第3の光ファイバ13から入射した光を電力に変換する光・電力変換器を有し、変換された電力は蓄電用の電気二重層コンデンサ19に送電される。また、コンデンサ19には半導体スイッチ14を介して増幅回路15が接続されており、増幅回路15は、例えば電圧を昇圧してセンサヘッド8に電力を供給するとともに、センサヘッド8の測定信号を増幅して発光素子駆動回路16に出力するように構成されている。その発光素子駆動回路16は、センサヘッド8の測定信号に基づく信号を配線17を介して発光素子6に送ることにより、発光素子6の光出力面から第2の光ファイバ11に光信号を出射させるように構成されている。
なお、半導体スイッチ14は、例えばトランジスタから構成されており、所定条件を満たした時点で配線29aを介して伝達される発電回路12からの制御信号により駆動され、これによりコンデンサ19の蓄積電力を増幅回路15に供給する。
センサヘッド8は、図3に示すように、下蓋3から外部に突出されるケーシング8aを有している。そのケーシング8aの底部には、酸素透過性光透過膜20(例えば、ポリテトラフルオロエチンレン膜)により覆われる開口部8bが形成されている。なお、ケーシング8aの内部は、被測定雰囲気から空間的に仕切られたセンサ設置領域であって、酸素透過性光透過膜20以外では被測定雰囲気には接触しない領域である。
酸素透過性光透過膜20の上面には、第4の光ファイバ21の一端面が接着剤により接続固定されている。この第4の光ファイバ21は、光ケーブル9内を通って外部の光源に接続されるものであってもよいし、光分岐ユニット7に接続された第3の光ファイバ13から分岐されたものであってもよい。
酸素透過性光透過膜20の下面には光触媒層22として例えば酸化チタン層が形成されている。酸化チタン層は、製造方法、膜厚などの調整により光透過性と酸素透過性を有することができる。例えば、ポリテトラフルオロエチレン膜に酸化チタンの粉末を溶け込ませる方法や、部分的に過酸化チタン酸溶液を焼き付ける方法や、酸素透過性シリコーンポリマーをバインダーとして酸化チタンハイブリッド光触媒粒子を混ぜ込ませて塗布する方法などにより形成される。なお、酸化チタンハイブリッド光触媒粒子とは、酸化チタン光触媒粒子の表面に光触媒として不活性なセラミックスを付けたものである。
また、ケーシング8aの中には電解液8cとして例えば水酸化カリウム(KOH)が貯えられ、電界液8c中では、増幅回路15に繋がる第1信号線18aに接続された陰極8dが酸素透過性光透過膜20寄りに配置され、また増幅回路15に繋がる第2信号線18bに接続された陽極8eが陰極8dの上方に配置されている。陰極8dは例えば銀(Ag)、金(Au)、銅(Cu)等から構成され、陽極8eは例えば鉛(Pb)、スズ(Sn)等から構成される。
なお、図1、図2において、符号28aは、光ケーブル9を筐体4に固定するブラケット、28bは、筐体4に上蓋2,下蓋3等を固定するネジ、28cは、筐体4に対する上蓋2,下蓋3等の気密性を保持するためのパッキン、29b〜29dは、電子回路基板5に接続された配線を示している。
以上のような物理量検知センサにおいて、第3の光ファイバ13内を伝搬して発電回路1の光・電力変換器に照射された光は電力に変換される。この電力は、配線29bを介してコンデンサ19内で蓄積された後に、配線29c、半導体スイッチ14、増幅回路15、第1、第2信号線18a,18bを介してセンサヘッド8に供給される。
そして、センサヘッド8に電力が供給されている状態で、外部の被測定雰囲気から光触媒層22、酸素透過性光透過膜20を透過してセンサヘッド8の電解液8cに酸素が入るとその酸素濃度に応じた大きさの電流が陰極8dと陽極8eの間に流れる。
その電流は、酸素濃度を示す信号として増幅回路15を介して発光素子駆動回路16に出力され、また、発光素子駆動回路16は、入力信号に応じて発光素子6の発光状態を変化させる。さらに、発光素子6から出力された信号光は、第2の光ファイバ11、光分岐ユニット7を介して第1の光ファイバ10内を伝搬し、さらに光ケーブル9内を通して外部の処理装置へ伝搬される。
一方、センサユニット1の外部の光源(不図示)から光ケーブル9内の第1の光ファイバ10内を伝搬して供給される光は、光分岐ユニット7及び第3の光ファイバ13内を伝搬して発電回路12に導入される一方、光分岐ユニット7で分岐されて第4の光ファイバ21に伝搬される。ここで、光源として紫外光光源を用いる。
そして、第4の光ファイバ21から出射された紫外光は、酸素透過性光透過膜20を透過して光触媒層22に照射される。光触媒層22は光透過構造となっているので、光触媒層22のうち外部に露出する面にも紫外光が照射される。
従って、光触媒層22の外面に付着する汚染物質も、光触媒層22の光触媒反応によって分解される。
また、第4の光ファイバ21の先端面は酸素透過性光透過膜20に接触して固定されているので汚染されることはない。
しかも、センサヘッド8の内側から光触媒層22に光を照射するようにしているので、センサヘッド8が置かれる雰囲気の透明度が低下しても光触媒層22による汚染防止効果は維持されている。
ところで、センサユニット1内においては、図4に示すように、センサヘッド8内に引き込まれる第4の光ファイバ21のうち光分岐ユニット7から酸素透過性光透過膜20に至る光路の途中に波長変換素子23を接続する構造を採用してもよい。
波長変換素子23は、例えばβ-BaB2O4、LiNbO3 、LiIO3 、LiB3O5、Sr2Be2BO7、CsLiB6O10、KTiOPO4などの非線形光学結晶から構成され、第1の光ファイバ10、光分岐ユニット7を介して入射した光(例えば赤外光)を紫外光(UV)に変換する構成となっている。
そのような構造によれば、光分岐ユニット7から第4の光ファイバ21に伝搬される光として例えば赤外光を使用する場合に、その光を波長変換器23により紫外光に変換できる。これにより、第4の光ファイバ21から出射される紫外光は、酸素透過性光透過膜20を透過して光触媒層22に照射されることになる。
ところで、酸素透過性光透過膜20と光触媒層22への光の照射領域をさらに広げたい場合には、図5に示すように、バンドル24により束ねられた複数本の第4の光ファイバ21を互いに分離させ、それらの先端を酸素透過性光透過膜20の複数箇所に接続すると、光触媒層22の光照射領域が広がって汚染物質の分解効率を高めることができる。
それらの第4の光ファイバ21を伝搬する光が紫外光以外の光、例えば赤外光である場合には、図6に示すように、複数の第4の光ファイバ21の光路の途中に光波長変換器23を接続する構造を採用してもよい。これにより、光触媒層22の広い領域に紫外光が照射される。
なお、センサヘッド8のうち少なくとも光が漏れる部分には光吸収層等からなる漏れ光防止構造が形成されている。この漏れ光防止構造は、光触媒層の検知面以外に位置するセンサヘッド8の筐体外周面ならどこに形成されてもよい。この漏れ光防止構造により、藻等の発生、付着を防止させることが可能となる。この構造については、以下の実施形態でも同様に適用することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、pH測定用のセンサヘッドの汚染を防止する構造を有する物理量検知センサについて説明する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る物理量検知センサのセンサヘッドを示す断面図である。
図7において、センサヘッドのケーシング61の底部には、pH測定対象となる液を外部から導入する孔62が形成されている。また、ケーシング61の中には、所定の液が内部に充填されたガラス電極63と参照電極64とが互いに離れて配置されている。また、ガラス電極63と参照電極64にはそれぞれ信号線67,68が接続されている。
また、ガラス電極63の端部のpH検知面には透明膜64が密接され、さらに透明膜64のうちpH検知面に対して反対側の面には光触媒層65が密接されている。さらに、透明膜64のうち光触媒層65に覆われない側面には、光素子66の発光部が密接して取り付けられている。光素子66として、例えば、第1実施形態で説明した光ファイバ、或いは後述の第6実施形態で説明する発光素子を用いる。
この実施形態において、透明膜64の横の光素子66から出射された紫外光は透明膜64内を伝搬して光触媒層65に照射され、これにより光触媒層65では光触媒作用により洗浄効果が起こるため、ガラス電極63の検知面の汚染が防止される。この結果、ガラス電極63の汚染による感度低下が防止できる。
なお、透明膜64に光を照射する方向は、透明膜64に対して横方向、垂直方向、斜め方向のいずれであってもよいが、斜め方向から照射させることにより光の照射面積が大きくなって光触媒効果が得られやすい。これについては、上記した実施形態、および後述する実施形態でも同様である。
(第3の実施形態)
本実施形態では、圧力測定用のセンサヘッドの汚染を防止する構造を有する物理量検知センサについて説明する。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る物理量検知センサのセンサヘッドを示す断面図である。
図8において、センサヘッドのケーシング71の底には外部との圧力差により変形するダイヤフラム72が取り付けられている。また、ケーシング71の内部には、ダイヤフラム72上に取り付けられてダイヤフラム72の歪み量から圧力を計測する歪みゲージ73が取り付けられている。さらに、歪みゲージ73には、ケーシング71内部に引き出される信号線74が接続されている。
また、ケーシング71の外側を向くダイヤフラム72の検知面には透明膜75が密着され、また、透明膜75のうちダイヤフラム72に対して反対側の面には光触媒層76が密着して形成されている。
さらに、透明膜75のうち光触媒層76に覆われない側面には、光素子77の発光部が密接して取り付けられている。光素子77として、例えば、第1実施形態で説明した光ファイバ、或いは、後述の第6実施形態で説明する発光素子を用いる。
この実施形態において、光素子77から透明膜75に出射された紫外光は、透明膜75内を伝搬して光触媒層76に照射され、これにより光触媒層76では光触媒反応により洗浄効果が起こるため、ダイヤフラム72の検知面の汚染が防止される。この結果、ダイヤフラム72の汚染による感度低下が防止される。
(第4の実施形態)
本実施形態では、酸素濃度、pH濃度、圧力だけでなく、ガス濃度、透明度、その他の物理量を検知するセンサユニット表面に付着する汚染物質の付着を防止する構造を有する物理量センシングシステムについて説明する。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る物理量検知センシングシステムを示す構成図である。なお、図9において、図3と同じ符号は同じ要素を示している。
図9において、物理量センシングシステムは、ガス濃度、透明度その他の物理量を検知するセンサヘッド31と、センサヘッド31を格納する筐体32と、センサヘッド31の出力信号を所定の信号に変換する変換器33と、筐体32の外部に設けられ且つ変換器33の出力データに基づいて物理量の測定値を算出するデータ処理装置34とを有している。
センサヘッド31を格納する筐体32の一面には、透明膜35に覆われた開口部36が形成され、その透明膜35の外側の面には光触媒層37が形成されている。なお、筐体32内部は、被測定雰囲気から空間的に仕切られるセンサ設置領域である。
透明膜35は、塩化ビニル、酸化シリコン、フッ素樹脂等の光透過材料から構成され、また、光触媒層37は、第1実施形態で説明した光触媒層22と同じ材料から構成されている。
また、筐体32内には、その外部に設置された赤外光源38に一端が接続された第1の光ファイバ39の他端が配置され、その他端には、赤外光を紫外光に変換する光波長変換素子40を介して第2の光ファイバ41の一端が接続されている。さらに、第2の光ファイバ41の他端は、筐体32の内側から透明膜35の表面に接している。
この物理量検知センシングシステムにおいて、センサヘッド31により測定された物理量に基づく物理量測定信号は、信号線42を介して変換器33に入力される。さらに、変換器33から出力された信号は、データ処理装置34により物理量測定信号として算出される。
また、赤外光源38から出射された赤外光は、第1の光ファイバ39内を伝搬して光波長変換素子40に入射される。そして、光波長変換素子40は、赤外光を紫外光に変換し、その紫外光を第2の光ファイバ41を介して透明膜35及び光触媒層37に照射する。また、光触媒層37は光を透過する構造となっているので、その内部を透過した紫外光が筐体32外側で露出する光触媒層37の表面にも照射される。
従って、光触媒層37の表面では、光触媒層37の触媒反応によって汚染物質が分解され、外部から筐体32内に入射する光が遮られることが防止される。また、光触媒層37、透明膜35にガス透過性の構造が採用されている場合には、光触媒層37の表面の汚染が防止されて、センサヘッド31表面のガス導入口がふさがることが防止される。
一方、第2の光ファイバ41は、センサヘッド31が置かれる筐体32の内部に取り付けられるので、紫外光照射による光触媒反応は筐体32の外部環境による影響を受けにくくなる。さらに、第2の光ファイバ41の先端面が透明膜35に接触して固定されているので汚染されにくい。
ところで、上記した構造では、第1の光ファイバ39内を伝搬する赤外光を光波長変換素子40により紫外光に変換する構造になっている。
しかし、筐体32の外部に紫外光源が設置できる場合には、図10に示すように、第2の光ファイバ41の一端を紫外光源43に光結合し、紫外光源43から出射される紫外光を第2の光ファイバ41の他端から透明膜35を透過させて光触媒層36に照射してもよい。この場合には、光波長変換器40は省略される。
(第5の実施形態)
本実施形態は、エコロジーの観点から、電気エネルギーによる光源を使わずに太陽光等の自然光を利用して光触媒層に紫外光を照射する構造を有するシステムについて説明する。
図11は、本発明に係る第5の実施形態に係る物理量検知センシングシステムを示す構成図であり、図9と同じ符号は同じ要素を示している。
図11において、筐体32には複数本の光ファイバ44をバンドルした光ケーブル45が取り付けられ、それらの光ファイバ44の一端は互いに分離されて筐体32内に引き込まれ、さらに筐体32の開口部36を覆う透明膜35の上面に接続されている。また、光ファイバ44の他端は、筐体32の外部に引き出されて集光器46に接続されている。
集光器46は、自然光を集光して光ケーブル45内の光ファイバ44に入射させる構造を有している。
このような構造を有する物理量検知センシングシステムにおいて、集光器46により集光された光は、光ファイバ44内を伝搬して筐体32内に導入され、透明膜35に照射される。
透明膜35に照射された自然光の中に含まれる紫外光は、透明膜35を透過して光触媒層37に達する。光触媒層37は光透過性を有しているので、紫外光は透明膜35内を散乱、透過してその下面側に照射される。
従って、光触媒層37の表面では、光触媒反応によって汚染物質が分解され、また、外部から筐体32内に入射する光が遮られない。さらに、光触媒層37、透明膜35にガス透過性の構造が採用されている場合には、光触媒層37の表面の汚染が防止されて、センサヘッド31表面のガス導入口がふさがることが防止される。
一方、光ファイバ44は、センサヘッド31が置かれる筐体32の内部に引き込まれているので、紫外光照射による光触媒反応は筐体32の外部環境による影響を受けにくい。さらに、紫外光供給用の光ファイバ44の先端面が透明膜35に接触して固定されているので汚染されにくい。
ところで、集光器46により集光される光が太陽光の場合には、夜間に光触媒層37に光を照射できない状態となるので、第4の実施形態に示した光源38を光ファイバ38に結合して夜間に一時的に導入してもよい。この場合でも、昼間は太陽エネルギーを利用しているので電力消費量を低減できる。
(第6の実施形態)
本実施形態では、光触媒層に照射する光を発光素子から出射させる構造を採用することについて説明する。
図12は、本発明の第6の実施形態に係る物理量検知センシングシステムを示す構成図である。
図12において、物理量センシングシステムは、物理量を検知するセンサヘッド31と、センサヘッド31を格納する筐体32と、センサヘッド31の出力信号を所定の信号に変換する変換器33と、筐体32の外部に設けられ且つ変換器33の出力データに基づいて物理量の測定値を算出するデータ処理装置34とを有している。
センサヘッド31を格納する筐体32の開口部36は透明膜35に覆われ、その透明膜35の外側の面には光触媒層37が形成されている。透明膜35、光触媒層37は、それぞれ第4実施形態で説明した透明膜20、光触媒層22と同じ材料から構成されている。
また、筐体32内には、外部に設置された光エネルギー供給用の光源88に一端が接続された光ファイバ52の他端が引き込まれ、その他端には光を電力に変換する光・電力変換器53が取り付けられている。
光・電力変換器53の電力出力端には、紫外光を発光する発光素子54、例えば紫外光供給用の半導体レーザ、LEDが接続されている。
この物理量検知センシングシステムにおいて、センサヘッド31により測定された物理量に基づく物理量測定信号は、信号線42を介して変換器33に入力される。さらに、変換器33から出力された信号は、データ処理装置34により物理量測定信号として算出される。
また、光源51から出射された光は、光ファイバ52内を伝搬して光・電力変換器53に入射される。そして、光・電力変換器53は、光を電力に変換し、その電力を発光素子54に供給する。
これにより、発光素子54は、紫外光を透明膜35及び光触媒層37に照射する。また、光触媒層37は光を透過する構造となっているので、その内部を透過した紫外光が筐体32外側で露出する光触媒層37の表面にも照射される。
従って、光触媒層37の表面では、第2の実施形態と同様に、光触媒層37の光触媒反応によって汚染物質が分解される。
一方、発光素子54は、センサヘッド31が置かれる筐体32の内部に取り付けられるので、紫外光照射による光触媒作用は筐体32の外部環境による影響を受けにくい。
なお、発光素子54の発光面に拡散レンズ(不図示)を取り付けて、光触媒層37での紫外光照射領域を広げてもよい。
ところで、図12に示した構造では、発光素子54への電力の供給を光・電力変換器53により行っているが、筐体32内にバッテリーを取り付けるスペースがある場合には、図13に示すように、バッテリー55を発光素子34に接続して電力を供給してもよい。これによれば、筐体32内に引き込まれる光ファイバの心数に余裕がない場合や、筐体32の外部に適当な光源が無い場合にも光触媒層37に紫外光を照射することが可能になる。
なお、本実施形態では光素子として発光素子を使用し、また、第1〜第5の実施形態では光素子として光ファイバを使用して、紫外光を透明膜を介して光触媒層に照射する構造を採用している。
光素子として、光ファイバを利用する場合には、遠隔から光を送ることができるので、センサ部内に電源線が供給できない場合や自然光を取り込めない場合でも汚染防止処理を行うことができる。
なお、透明膜が不要な場合には、光素子から光触媒層に直に紫外光を照射してもよい。
(第7の実施形態)
本実施形態では、上記した実施形態においてセンサと光触媒層の間に形成される透明体を光導波路から構成した物理量検知センサについて説明する。
図14は、本発明の第7の実施形態に係る物理量検知センサのセンサヘッドを示す断面図である。
図14において、センサヘッド81の検知面には、光導波路から形成された透明体82が形成され、さらに、透明体82のうちセンサヘッド81とは反対側の部分に光触媒層83が形成されている。センサヘッド81には信号線84が接続されている。
透明体82を構成する光導波路として、例えば、シングルモード若しくはマルチモードの光ファイバ、光集積回路等が用いられる。光ファイバを用いる場合には、その中を伝搬する光がコア、クラッドから漏れるように、光ファイバを任意の曲げ半径以上にして配置するか、若しくはコアを偏心させればよい。また、光集積回路を用いる場合は、コアがより光触媒層の近くになるように設計すればよい。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサの上面図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサの横断面図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサヘッドの第1例を示す断面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサヘッドの第2例を示す断面図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサヘッドの第3例を示す断面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係る物理量検知システムに使用されるセンサヘッドの第4例を示す断面図である。 図7は、本発明の第2の実施形態に係る物理量検知センシングシステムに使用されるセンサヘッドを示す断面図である。 図8は、本発明の第3の実施形態に係る物理量検知センシングシステムに使用されるセンサヘッドの断面図である。 図9は、本発明の第4の実施形態に係る物理量検知センシングシステムの構成図である。 図10は、本発明の第4の実施形態に係る物理量検知センシングシステムの他の態様を示す構成図である。 図11は、本発明の第5の実施形態に係る物理量検知センシングシステムを示す構成図である。 図12は、本発明の第6の実施形態に係る物理量検知センシングシステムを示す構成図である。 図13は、本発明の第6の実施形態に係る物理量検知センシングシステムの他の態様を示す構成図である。 図14は、本発明の第7の実施形態に係る物理量検知センシングシステムに使用されるセンサを示す構成図である。 図15は、従来技術の物理量検知センサの一例を示す断面図である。
符号の説明
1:センサユニット
2:上蓋
3:下蓋
4:筐体
5:電子回路基板
6:発光素子
7:光分岐ユニット
8:センサヘッド
8a:ケーシング
8b:開口部
9:光ケーブル
10,11,13,21:光ファイバ
12:発電回路
14:半導体スイッチ
15:増幅回路
16:発光素子駆動回路
19:コンデンサ
20:酸素透過性光透過膜
22:光触媒層
23:波長変換素子
31:センサヘッド
32:筐体
35,64,75:透明膜
36:開口部
37,48,65,76,83:光触媒層
38:赤外光源
39,41:光ファイバ
44,49,52:光ファイバ
46:集光器
51:光源
53:光源
54:発光素子
66,77:光素子
82:透明体


Claims (15)

  1. センサ設置領域に取り付けられて溶存酸素濃度を測定するセンサヘッドと、
    前記センサヘッドのケーシングの底部に設置された酸素透過性光透過膜と、
    前記酸素透過性光透過膜の被測定雰囲気側に形成された光触媒層と、
    前記酸素透過性光透過膜の前記センサヘッド内側に設置された、前記光触媒層に光を照射するための光ファイバであって、その先端面が前記酸素透過性光透過膜の上面に接触して固定されている光ファイバと、
    を有することを特徴とする溶存酸素濃度センサ。
  2. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜の一部に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の溶存酸素濃度センサ。
  3. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜に光触媒の粉末を溶け込ませたものであることを特徴とする請求項1に記載の溶存酸素濃度センサ。
  4. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜に、酸素透過性シリコーンポリマーをバインダーとして光触媒粒子の表面に不活性なセラミックスを付けたハイブリッド光触媒粒子を混ぜ込ませて塗布したものであることを特徴とする請求項1に記載の溶存酸素濃度センサ。
  5. 前記酸素透過性光透過膜が、ポリテトラフルオロエチレン膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の溶存酸素濃度センサ。
  6. センサ設置領域に取り付けられて溶存酸素濃度を測定するセンサヘッドと、前記センサヘッドのケーシングの底部に設置された酸素透過性光透過膜と、前記酸素透過性光透過膜の被測定雰囲気側に形成された光触媒層と、前記酸素透過性光透過膜の前記センサヘッド内側に設置された、前記光触媒層に光を照射するための光源に光結合されたファイバであって、その先端面が前記酸素透過性光透過膜の上面に接触して固定されている光ファイバとを備えたセンサと、
    前記センサから出力されたデータを処理するためのデータ処理部と
    を有することを特徴とする溶存酸素濃度センシング装置。
  7. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜の一部に形成されたことを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  8. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜に光触媒の粉末を溶け込ませたものであることを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  9. 前記光触媒層が、前記酸素透過性光透過膜に、酸素透過性シリコーンポリマーをバインダーとして光触媒粒子の表面に不活性なセラミックスを付けたハイブリッド光触媒粒子を混ぜ込ませて塗布したものであることを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  10. 前記酸素透過性光透過膜が、ポリテトラフルオロエチレン膜であることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  11. 前記光源は、紫外光源であることを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  12. 前記光源は、波長変換器を介して前記光ファイバに光結合されていることを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  13. 前記波長変換器は紫外線に変換する構造を有していることを特徴とする請求項12に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  14. 前記光ファイバは前記センサ設置領域内で複数本配置され且つ互いに分離されていることを特徴とする請求項6に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
  15. 前記光ファイバは、前記センサ設置領域から自然光照射領域に引き出されていることを特徴とする請求項に記載の溶存酸素濃度センシング装置。
JP2004196968A 2004-07-02 2004-07-02 物理量検知センサ及びセンシング装置 Expired - Fee Related JP4762508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196968A JP4762508B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 物理量検知センサ及びセンシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004196968A JP4762508B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 物理量検知センサ及びセンシング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006017627A JP2006017627A (ja) 2006-01-19
JP4762508B2 true JP4762508B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=35792051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004196968A Expired - Fee Related JP4762508B2 (ja) 2004-07-02 2004-07-02 物理量検知センサ及びセンシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4762508B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072612A1 (ja) * 2006-12-11 2008-06-19 Horiba, Ltd. イオン電極用応答ガラス膜の製造方法、イオン電極用応答ガラス膜及びイオン電極
EP1965202B1 (en) 2007-02-27 2016-04-13 Horiba, Ltd. Glass electrode
JP2008215926A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Hitachi High-Technologies Corp 電解質測定装置、および生化学自動分析装置
JP4824609B2 (ja) * 2007-03-16 2011-11-30 株式会社堀場製作所 イオン選択性電極
FR2920762B1 (fr) * 2007-09-10 2009-10-23 Saint Gobain Materiau a proprietes photocatalytiques
JP5019141B2 (ja) * 2007-11-28 2012-09-05 株式会社Gsユアサ 電気化学式酸素センサ
US8481987B2 (en) * 2010-06-18 2013-07-09 Empire Technology Development Llc Sensor including a photocatalyst
CN102944586A (zh) * 2012-10-31 2013-02-27 青岛轩汇仪器设备有限公司 一种电容式雨雪传感器

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61150627A (ja) * 1984-12-25 1986-07-09 株式会社東芝 電子回路駆動方法
JPH06148172A (ja) * 1992-11-04 1994-05-27 Japan Storage Battery Co Ltd Codの測定方法
JPH06258284A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Fuji Electric Co Ltd Bod測定装置
JPH10142141A (ja) * 1996-11-06 1998-05-29 Meidensha Corp 水質計測器
JPH10281979A (ja) * 1997-04-09 1998-10-23 Nec Corp 光計測装置およびその汚損防止方法
JP3231708B2 (ja) * 1997-09-26 2001-11-26 住友重機械工業株式会社 透明材料のマーキング方法
JP3832123B2 (ja) * 1998-06-12 2006-10-11 株式会社日立製作所 水質計
JP2001041949A (ja) * 1999-07-27 2001-02-16 Masao Karube 化学的酸素要求量測定装置及び方法
JP2001296263A (ja) * 2000-02-07 2001-10-26 Japan Organo Co Ltd 電気伝導度計および電気伝導度測定用電極とその製造方法
JP2001311710A (ja) * 2000-02-23 2001-11-09 Japan Organo Co Ltd 多元電気伝導度測定装置
JP2001289778A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Japan Organo Co Ltd 濃度計
JP3573690B2 (ja) * 2000-06-30 2004-10-06 シャープ株式会社 有機ハロゲン化合物の濃度測定装置およびそれを用いた濃度測定方法
JP2002285341A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Citizen Watch Co Ltd チタン材料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006017627A (ja) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4762508B2 (ja) 物理量検知センサ及びセンシング装置
EP0566861B1 (en) Endoscope apparatus
JPWO2006004061A1 (ja) 光給電型センシングシステム
JPS6398548A (ja) 物質濃度を測定するためのセンサ素子
JP3832123B2 (ja) 水質計
KR101493645B1 (ko) 센서막이 보호된 광학적 용존산소 측정센서
US10444183B2 (en) Sensor arrangement
CN101713734A (zh) 一种实时在线的光纤氧传感器
US9052285B2 (en) Method for determining the pH value of a liquid and sensor arrangement
WO2007108095A1 (ja) 光学式油検知器
CN210123411U (zh) 电极装置
WO2002025254A1 (fr) Dispositif de mesure de concentration
JPH0519098B2 (ja)
JP4631597B2 (ja) 光触媒被覆ゲートバルブおよびこれを備えた真空処理装置
CN208043662U (zh) 一种基于荧光淬灭的溶解氧传感器光学反应腔
JP4431688B2 (ja) 循環式冷却水系の水処理方法および水処理システム
JP2001021413A (ja) 紫外線照度計
CN214749768U (zh) 用于二氧化氯溶液浓度的实时检测装置
CN116027001A (zh) 水质监测装置和水质监测系统
JP6197094B1 (ja) オゾン濃度測定装置
CN110274939B (zh) 电极装置
JP2018096801A (ja) オゾン濃度測定装置
JP3049118U (ja) 紫外線強度モニタ用受光器
CN108181291A (zh) 一种基于荧光淬灭的溶解氧传感器光学反应腔
JPWO2002037138A1 (ja) 放射線検出器

Legal Events

Date Code Title Description
RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20061215

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070601

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20081022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091006

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100802

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20100802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110404

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees